2019年11月4日 柳沢ノ頭~ハンゼノ頭~藤谷ノ頭(日帰り)
柳沢峠P~柳沢ノ頭~ハンゼノ頭~三窪高原~藤谷ノ頭~板橋峠~笠原林道~柳沢口~ブナ坂~イモノキ尾根~展望台~梅ノ木尾根~ナラ坂~柳沢峠P
3連休最終日、ボチボチお天気がよさそーだったので、軽いお散歩ってことで三窪高原に行って来ました!柳沢峠のブナの森には数年前に友達と秋にお散歩しに来た時はちょっとタイミングが遅かったものの、ブナはもちろんカエデもとても多かったのでタイミング次第ではかなりいいかも!と思って、レコやTwitterでタイミングを見計らって行ったつもりだったんだけど…
連休最終日は道路が混みそうだから早めにおうちを出ました。奥多摩経由の下道で向かったんだけど、奥多摩アタリの紅葉はまだまだって感じで、丹波村を過ぎたくらいからやっと紅葉始まったかなって感じでだったけど、全体的には茶色がすごく多くて、紅葉する前に枯れちゃってるって感じでした。8:30過ぎに柳沢峠の駐車場に到着すると埋まり具合は7割くらいだったかな?ここの駐車場は長時間停めるヒトが少ないので、あまり満車になることはなさそうです。
気温5℃でちょっと冷え込んでる中(すでに標高1500m近くあるからね)、まずは柳沢ノ頭に向かって歩き出しました。いきなりうりぼうが4匹くらいいてビックリ!少し歩いて行くとチラホラ紅葉してる木がありました。
最初は平坦な道を進んで行きます。
でも、すでに終わってるのか、台風にやられちゃってるのか葉っぱがチリチリになってる木が多かったです。なんとか残ってたカエデ…
ゆるーく登りになってきました。カラマツの黄葉もすでに終盤です。
ツツジの葉っぱが鮮やか~♪
穴だらけのウリハダカエデ…
わっ!ちょっといい感じのゾーンです。
黄葉キラキラ…☆
オレンジの葉っぱもチラホラ…。でも、だんだん雲が出てきちゃいました(泣)
ここのルートでイチバン綺麗だったハウチワカエデ。
いろいろ角度を変えて撮ってみたけど、離れて見るのがよかったみたい。
イタヤカエデもこんな感じ…
ポツンと取り残された葉っぱ…
青空はすっかりなくなってガッツリ曇ってきちゃったし、木は紅葉を完全に過ぎて茶色くなりかけてるし。ここに何しに来たんだっけ?という状況に…
いやいや、散歩しに来たんだから特に目的なんかないんだよ、自然の中をブラブラすればいーんだよ、と自分にいい聞かせて歩き続けます。
尾根に出ても薄暗くて人気も無くてとても淋しい感じでした。せめて晴れててくれたらよかったんだけどなぁ…
サクサクな落ち葉の道を緩くアップダウンして行きます。
柳沢ノ頭に着きました。もちろん周りは何も見えないのでそのままハンゼノ頭に向かいます。
紅葉は完全に終盤だったけど、晴れてたら少しは綺麗に見えたかもなのに、完全にどんよりな曇り空でした。
少し下って行くとちょっとした広場みたいになってて、東屋っぽいものがありました。後ろから来たご夫婦が『ここでテント張れるね~』的なことを話してたけど、ここは幕営指定地じゃないよね?
展望台って方に登って行きます。なんかめちゃくちゃガスってきた…(汗)
展望台はハンゼノ頭でした。晴れてれば、南側に富士山はもちろん南アルプスもドドーンと見えるはずなのに、なーんにも見えません(涙)
北側のお山は木々の間からチラリと見えました。雁坂嶺かな?ちょっとだけでも青空が見えてて羨ましかったです。
もしかしたら…と思って少し晴れ待ちしてみることに。少しだけ紅葉が残ってました。
ツツジはちょーどいい感じだったのかも?
ベンチに座ってオヤツを食べたりしてたけど、晴れる気配はなくどんどんカラダが冷えてきたので、諦めて進むことにしました。
ポツポツと色が残ってるのはみんなツツジでした。三窪高原はレンゲツツジで有名なんだもんね。
最近はかなり数が減っているそうで、保護されていました。
ボロボロの東屋とトイレがありました。東屋がこれだけボロボロなんだからトイレの中も絶対にヤバイはずなので覗きません…
マルバダケブキのポンポンがたくさん!最近のシカはマルバダケブキすら食べるそうです。
三窪高原を抜けると無線局がありました。docomoのヤツです。ここから411に下って柳沢峠に戻ることもできるんだけど、今日はもう少し先まで行ってみます。
なんだか物悲しい道を軽くアップダウンしながらテクテク歩いて行きます。ホントに何もないので、無線局のところから柳沢峠に戻ってもよかったかな…
1ヶ所だけ視界が開けたところがありました。ポコッとしてるのが唐松尾山かな?あっちはさっきよりさらに青空が広がってます。
何もないけど歩きやすい道です。晴れてたらいいお散歩コースかも。途中で、柳沢峠に下れるところがあったけど、せっかくここまで来たから藤谷ノ頭まで行くことにしました。
防火帯みたいに開けたところに出て登って行くと…
藤谷ノ頭アタリに着きました。ウロウロ山頂標識を探したけどは見つけられず…。でも、たぶんここだと思います。振り返ると遠くにはさっき通ってきた無線局が見えました。
おおっ!青空!嬉しくて思わず撮っちゃいました(笑)。またすぐに曇っちゃったけどね。
ここから板橋峠へはけっこう急な下りになります。防火帯なのかハッキリした道はなかったです。そして、下ったところには一面のソーラーパネルが広がってました。工事中でまだまだ広がるっぽかったです。必要なのはわかるんだけど、お山の中に急にコレが見えると興ざめしちゃうんだよね。なんかもーちょっとどうにかならないのかなぁ…
ソーラーパネルのところから笠取林道に下りて、林道を下って行きました。途中ですごいスピードで関電工のトラックが2台走ってきて、めちゃくちゃコワかったです。ヒトが歩いてるなんて思わないんだろーな。
林道の紅葉も上の方はほぼ終わり、下るにつれてちょっとずつ色づいた木が見れるようになってきました。チラチラ青空も見え始め…
陽射しも降り注いできて、黄葉がキラキラ☆
ツツジは真っ赤っか!
うわーっ、キレイ!黄葉モリモリなのもあるけど、お日さまパワーはやっぱりスゴイ!!
こーなってくると林道歩きも楽しかったりします。
ということで、サクサク柳沢口まで下ってきました。青空も見えるようになってきたし、完全に消化不良な感じだったので、411を渡って反対側のブナのみちへ突入です。。いきなりこんな感じで期待してたんだけど…
ブナのみちに入ってみたものの、紅葉はイマイチ。レコとかで紅葉のピークはまだって確認してたのに、ほぼ終わってるじゃんってくらい落葉の方が多かったです(泣)
ブナ坂からはイモノキ尾根へ向かいます。沢沿いの登山道は寒そうだし、紅葉がさらにイマイチが感じがしたのでブナのみち歩道を進みました。
このままイマイチで終わるのかなって思ってたら、鮮やかな黄葉が出てきました。まだ緑の葉っぱも残ってて見頃な感じです♪
イモノキ尾根からは登山道を進んで行きます。次々に綺麗な黄葉が出てきて、思わず足が止まります。
茶色くなり始めてる葉っぱですら青空だと綺麗に見えるから不思議…
モミジはやっぱりボロボロなのが多かったけど、残っててくれただけでもありがたいです。
すっかり青空で気持ちよかったです。登山道といってもほとんどアップダウンはなく、緩やかなハイキングコースです。
赤やオレンジの紅葉もいいけど、黄色や茶色の黄葉も落ち着いた感じでいいよね~♪
そして、多摩川源流域が見える展望台でオヤツにしました。木賊山、破風山、雁坂嶺、笠取山、唐松尾山、東仙波…
笠取山、唐松尾山、東仙波、飛龍山、小雲取山といい眺めです。しばらくのんびりしようかと思ったけど、日陰でちょっと寒かったので長居せずに戻ることに。
帰りは梅の木尾根分岐に向かいます。
ブナかなぁ…?
梅の木尾根分岐からナラ坂へ。この区間がイチバン綺麗でした。
いろんな色が混ざり合ったり…
黄金色の密度が高かったりで見ていて飽きませんたした。
このアタリはフレッシュな落ち葉が多かったです。
こんなオレンジゾーンや…
真っ黄色ゾーンも。
ナラ坂から花の木尾根には向かわずに柳沢峠に戻ります。
こんなキラキラの道を歩けてよかった~♪
柳沢峠まで戻って来て、茶屋の前からダメ元で富士山を眺めて見ることにしました。まさか見えないよね?って思ってたけど…
雲がかかってたけど、なんとかチラリと見ることができました。
駐車場に戻って来ました。ブナのみちは広葉樹とカエデ類が多いんだけど、遊歩道から少し離れるとカラマツの森なんだよね。いい感じに黄葉してたので、少し眺めてから帰りました。
帰りも奥多摩を通って下道で帰りました。吉野街道が相変わらず通行止めだったから青梅街道がちょっと渋滞してたけど、それ以外は順調におうちまで帰ってこれました。
三窪高原は元々紅葉を見るのに適さないのか、今年は台風の影響でイマイチなのかわからないけど、消化不良感が否めないお散歩になってしまいました。それでも、自然の中を歩くのはやっぱり気持ちいいし、追加で歩いたブナのみちではキレイな黄葉が見れてよかったです。ハンゼノ頭までは大した登りがないので、お天気のいい日に富士山や南アルプスを眺めにぷらっと登るにはオススメです。ベンチもちゃんとあるしね。ブナのみちはカエデ類が多いハズなんだけどほとんど終わっちゃってた感じだったので、またいつか気が向いたらリベンジしたいと思います。