2020年2月29日 谷川岳(日帰り?・雪山)
谷川岳RW天神平駅~熊穴沢避難小屋~天狗の留まり場~天神のザンゲ岩~肩の小屋~トマの耳~オキの耳~浅間神社奥の院~オキの耳~トマの耳~肩の小屋~天神のザンゲ岩~天狗の留まり場~熊穴沢避難小屋~谷川岳RW天神平駅
週末はあんまりお天気がよくない予報だったんだけど、いつの間にか晴れ予報に変わったので、今シーズンも行きたい行きたいと思ってた谷川岳にソロで行って来ました!たまたまお薬の服用がお休みになったおかげで体調が整ったから、行くなら今しかないって感じだったんだけど…
今回も去年と同じように途中まで車で行ってから電車とバスで谷川岳ベースプラザまで行くことにしました。駐車場まで車で行けそうな気もしたけど、twitterでは積雪・凍結ヶ所ありになってたので安全第一です。去年と同じ高崎問屋町駅のパーキングに車を置こうかと思ったけど、翌日もお天気がよければそのまま武尊山に行こうかなとも思ってたので、沼田近くを探したところ、後閑という駅前に300円打ち止めの格安パーキングを発見!ということで、まずは関越道で後閑駅を目指しました。
まさかと思ったけど、またもや関越道で事故渋滞…。赤城山の時に続き今冬2回目かよって思ったけど、予定の8:05の電車に乗り遅れても今日は時間がたっぷりあるから次の電車でもいーかなって思ってたけど、意外と渋滞は大したことなくすんなり通過出来ちゃいました。その後は前橋のところでプチ渋滞したけどこれも大したことなく、月夜野ICで降りて人気のない後閑駅前のパーキングに到着。すでに電車が来る15分前だったのでササっと準備して駅に向かいました。
後閑駅から水上駅へはたったの2駅。去年と同じく水上駅で降りて谷川岳行きのバス列に並びました。バスが760円もするから土合まで電車で行った方が節約できるんだけど、もぐら駅の400段以上ある階段を登るのがイヤで、しかも土合駅出てからもベースプラザまで車道の坂道を歩くのがイヤだったんだよね(苦笑)
水上駅に着いた時点で満員状態だったバスに何とか乗り込んでベースプラザに到着して、チケット購入の列に早く並ばなきゃって思ってたんだけど、ベースプラザは拍子抜けするくらいに空いてました。どうやらスノボの大会があって、朝7:00からロープウェイが動いてたみたいです。ということで、すんなりチケットをGETしてロープウェイへ乗り込みました。
天神平に着くと真っ青な空と真っ白な雪!わーい♪
すぐにアイゼンつけて歩きだしました。今日は15:34じゃなくて17:19の電車に乗るつもりなのでポレポレで歩いて行きます。でも、スキー場からの登りがいきなりちょっと急なんだよね…ふぅ。
いきなりの急登なので詰まり気味です。 ポレポレな自分的には詰まっててくれた方が後ろを気にしなくて済むから好都合なんだけど(笑)
急登が終わると開けたところに出ます。目の前には猫耳谷川岳~♪ 少し雲が出てるけど下山するまで晴れててくれるといーな。
その右には笠ヶ岳、朝日岳、白毛門。白毛門から谷川岳を眺めてみたいんだけど、なかなか行けなません…
さらに右には明日登る予定の上州武尊山が見えました。あっちもお天気良さそうです。降雪後ってことを考えると武尊山が先の方が樹氷が見れそうでよかったんだけど、谷川岳は今日の方がお天気良さそうだったんだよね。
風がなくて暑くなってきたのでポーラテックアルファのジャケットは脱いで、トラバースするように歩いて行きます。
ここからは谷川岳を正面に俎嵓を左に眺めながら尾根沿いに歩いて行きます。
天神尾根は西黒尾根と違ってコレといって危険なところはないんだけど、1ヶ所だけロープがありました。去年もあったっけ?記憶なし…。ここがちょっとした渋滞ポイントだったりします。
再びトラバースしていきます。2本線になってるのはスキーかな?
風はないし、快適すぎる~♪ 今日は時間がたっぷりあり過ぎるからとにかくポレポレです。
今年は雪が少ないってことだけど、熊穴沢避難小屋はかなりしっかり埋まってました。入口も掘られてなかったしね。
いつもならここでジャケット着て、風対策してから山頂に向かうんだけど、今日は風がないからそのまま進むことにしました。ここから本格的に登って行きます。
ちょっと急な登りになります。でも、青空に向かって登って行けるの気持ちいーね。
傾斜が緩くなったところで一息ついてたら、ビミョーに残ってる霧氷が目に入りました。夜中は風が強かったのかなぁ?
こんな儚い感じの霧氷です。下る時にはすっかり溶けちゃってそう。
小出俣山と俎嵓…。いつ見てもカッコイイな。
振り返るとこの眺め。歩いてきた尾根と赤城山、子持山、小野子山などなどが見えました。
左の方にはちょっと霞んじゃってるけど皇海山や袈裟丸山も見えました。袈裟丸山のアカヤシオはめちゃくちゃすごかったなー。今年も絶対に見に行きたい!
小出俣山と俎嵓にオジカ沢ノ頭も入れてみました。上から見ると全然違った感じに見えるんだよね。
景色に見とれながら登ってたら、天狗の留まり場が近づいてきました。
こちらは西黒尾根です。雪の西黒尾根も登ってみたいけど、ソロはちょっと不安だなぁ…
天狗の留まり場に着きました。休憩してるヒト達で賑やかかと思ったけど、思ったほどヒトはいませんでした。
なりかけ?溶けかけ?の白サンゴ。 これなら稜線のエビちゃんも期待できそう♪
休憩せずにそのまま登って行きます。
このアタリに木なんて生えてたっけ?って感じだけど、今日はめちゃくちゃゆっくり歩いてるからか、イロイロと視界に入ってきます。
小出俣山の左には、浅間山が見えるようになりました。浅間山も雪積もったかな?
風が吹いたら飛んで行きそう…
次はザンゲ岩に向かって登って行きます。
稜線に霧氷を添えて…
真っ青な空に登って行ける感じがとてつもなくいい感じ♪ 天候が安定しない冬の谷川岳でこんなにいいお天気を引けるのはかなりラッキーです。
俎嵓のアップです。フォルムがカッコイイ!右奥に見えてるのは白砂山かな?
肩の小屋からオジカ沢の頭に向かう稜線です。その先は万太郎山へと続きます。右奥には平らな苗場山が見えてきました。
ザンゲ岩が近づいてきました。けっこう笹がでちゃってるってことは、やっぱり雪が少ないのかな?
谷川岳のシンボルが見えてきました。あとちょっとだけどココがキツイ…(汗)
肩の小屋がある開けたところまで登って来ました。残念ながらお菓子の小屋にはなってなかったです。
お天気が崩れる予報はなかったけど、新潟方面には少し雲が湧いてきてたし、急変するとイヤなので先に山頂に向かうことにしました。
しばらく緩やかに登るとトマの耳に着きました。ヒトだらけかなって思ってたけど、何故かそんなにヒトは多くなかったです。ということで、すんなり山頂標識の写真も撮れました。
見渡す限りのお山がみーんな雪を纏って白くなってて、とても美しかったです。奥には至仏山と武尊山が見えました。
では、次はオキの耳へ向かいます。
エビちゃんがいっぱーい♪
トマの耳から下って振り返ります。トマの耳はこの角度が好きカモ♡
W雪庇とオキの耳~♪
絶景を眺めながら歩いて行きます。なんか吸い込まれそ…
雪面の模様が主脈稜線のカッコよさを引き立ててる気がする。
定番のアンモナイト。前はもっと盛大にエビちゃんがついてた記憶があるんだよね。ちょっと控えめな気がしました。珍しくココで休憩してるヒトもいなかったな…。やっぱりヒト少なかったカモ。
オキの耳に向かってひと登りします。
オキの耳の山頂標識はかなり埋まってました。実は、自分が着くちょっと前までは完全に埋まってたみたいです。頑張って掘り当ててくれたパーティーのみなさん、ありがとー♪
そして、今まで一度も行ったことがなかった奥の院に向かうことにしました。かなりのんびり登って来たけど、まだまだ時間がありすぎたしね。
青空に映えるエビちゃん祭り~♪
オキの耳から奥の院へはトレースがかなり狭かったので谷側に落ちないように気をつけて歩きました。ピッケル持ってなかったし、ストックはザックに入ってたけど出してなかったし。
奥の院に到着です♪ 鳥居に巨大なエビちゃんがついてたんだけど、写真を撮ろうと思った瞬間に落ちました…
鳥居の裏で本日のベストオブエビちゃんをみつけました!
眺めのいい岩の上に座ってオヤツ休憩することにしました。さすがに少し風があったから、じっとしてるとちょっとだけ寒かったけどね。
茂倉岳と一ノ倉岳…。さすがにこの先を歩いてるヒトはいないみたいでした。紅葉の時期に茂倉岳に行きたいと思ってたけど、結局行けなかったな。
奥の院では、たくさんのヒトが休憩してました。休憩するならココか肩の小屋のところがいいかもです。
主脈稜線を横から。歩いてみたいけど、自分が歩けるのかイマイチ自信がないのです…
絶景を眺めながらかなりのんびり休憩して、肩の小屋に戻ることにしました。
真ん中に見えてるオキと奥に見えてるトマに向かって歩いて行きます。
美しい雪庇…。風の強さを物語ってるよねー
コレも!!谷川岳にはコレを見に来てるといっても過言ではない(笑)。青空の下で見れてよかったー♪
ササっとオキの耳を通過してトマの耳へ。オキの標識探してウロウロしてるヒトが数人いたな…。先端に行っちゃうと見つかりませーん。
憧れの主脈稜線のアップー!
たくさんのヒトが群がるオキの耳の標識には寄らずにシンボルへ向かいます。
来たいしてたほどのエビちゃんはついてませんでした。やっぱり今年は控えめなんだね。
まだまだ時間が余りまくってるので肩の小屋前のベンチでも再び休憩することに。平標山に続く稜線と映え写真を撮るグループをボーっと眺めてました。
いつもは駆け下りるように下山しちゃうけど、今日はポレポレ下山です。みんなすでに下山したのかヒトはかなりまばらでした。
誰もいないザンゲ岩…。ザンゲすることが思いつかなかったので寄りませんでした(笑)
霧氷もわずかだけど、まだ残ってました。
名残惜しくて振り返っちゃいます。スキーヤーのシュプールがキレイ。
木々の間に差す光がいい感じです。
かなりゆっくり下ったにもかかわらず、やっぱり下りはあっとゆー間です。もう谷川岳があんなに遠い…
ロープがあるところまで戻って来ると、わざわざルート右側の斜面を登ってるヒトがいました。確かにトレースあったけど、ピッケル使いたかったのかなー
どんどん下りまーす。
これで谷川岳は見納めです。1日いいお天気でよかった♪ 今日来たのは大正解でした。
ロープウェイでベースプラザまで下りてきて、ベースプラザで再び休憩タイム~。電車までまだまだ時間あったからね。16時台にも電車があるといいのになぁ…って思うけど、たまにはこのくらいのんびりするのもいーのカモ。17:00前にベースプラザを出て、17:19の電車に予定通り乗って後閑駅に戻り、後閑駅からは車で道の駅白沢に移動しました。武尊山に行くなら川場田園プラザで車中泊した方が楽なんだけど、コンビニが近くにないんだよね…。やっぱり朝は暖かいカフェオレが飲みたいし。
ということで、去年は山頂に着いた時に曇ってきちゃってイマイチだったけど、今年は快晴のしかも風の弱い日に登ることができました!雪は少な目なのかどうかよくわからなかったけど、エビちゃんはかなり控えめな感じではありました。それでも、青い空に映える白い稜線はたまらなく美しかったです。やっぱり好きだな谷側岳。また来年も歩けるといいなぁ。
装備備忘録。上はメリノベース(中厚)、フリース(薄手)、ポーラテックアルファのジャケット(脱いだり着たり)、下はメリノベース(厚手)、中綿パンツ、足元はメリノソックス、3シーズンシューズ、ゲーター、アイゼン、その他装備はメリノワッチ、サングラス。念のため、ストックは持って行ったけど使用せずでした。
2020年2月24日 北横岳(日帰り・雪山)
北八ヶ岳RW山頂駅~坪庭~北横岳ヒュッテ~北横岳南峰~北横岳北峰~北横岳南峰~北横岳ヒュッテ~北八ヶ岳RW山頂駅~北八ヶ岳RW山麓駅
お山には前々日に少し雪が降ったみたいだったので、樹氷を期待して北横岳にソロで行って来ました!ホントは降雪直後の昨日に行きたかったんだけど、風がかなり強そうだったし、お天気もイマイチっぽかったので1日待ってから行ってみました~♪
できれば北八ヶ岳ロープウェイ駐車場まで車で行きたかったけど、さすがに駐車場手前くらいから凍結してるかな?と思ったので、茅野駅近くの運動公園まで車で行って、そこから茅野駅まで歩いて茅野駅からバスで向かいました。去年はおうちから頑張って電車で行ったけど、7:55のバスに乗るには、おうちからJR駅まで早朝から30分位歩かなくちゃいけないし、帰りはバスと電車(各駅)の接続がむちゃくちゃ悪いとゆー難点があるから、茅野駅付近には積雪や凍結がないことを確認して茅野までは車にしました。
南アルプスや八ヶ岳を眺めながらのんびり中央道を走って茅野運動公園へ。運動公園でイベントがないのは家訓してたのでガラガラでした。駅まではゆっくり歩いて15分くらいです。まだ電車が着く前だったので並んでたヒトは数人だったけど、電車が到着するとけっこう長い列になりました。それでも、全員きちんと着席してバスは定刻通りの7:55に出発しました。心配してた道路はすでに溶けたみたいで雪も凍結もなく、ノーマルタイヤでも来れたなって感じでした。駐車場も乾いてるところを選べば問題なさそうでした。
北八ヶ岳ロープウェイ乗り場に着いて、片道のチケットを買って列に並びました。バスが少し遅れたこともあって、9:10のロープウェイには乗れずに9:20のロープウェイに乗って山頂駅へ。空はめちゃくちゃ快晴だったけど、気温が高めだったからすでに霞がかかり始めてました。山頂駅に着いてすぐにアイゼンをつけて歩き出しました。想定外にここですでに霧氷がついてたので、一気にテンションがあがりました~♪
時刻はすでに9:40過ぎ…。帰りには溶けちゃってるかもしれないと思うとなかなか進めません。
よくよく見るとこんな感じで雪がモコモコと丸くなって飾りみたいについてました。
ここでこの感じなら上はもっと綺麗なハズ!ということでまずは坪庭に向かいまーす。
わーっ!北横岳方面もやっぱり真っ白だー!!
縞枯山は今日も行きません…。夕方のバスで帰ればいーだけなんだけどね。
雪化粧した坪庭をテクテク…。あんまりヒトが入ってないみたいでけっこうモフモフなところもありました。
飾りみたいに雪がいっぱいついてるね~♪ モンスター化しててくれたらめちゃくちゃ嬉しいけど、これでも十分です。
山頂に着くまでに雪よ溶けないで~って祈りながら進みます。
木の幹にもしっかり雪がついてました。風が吹きつけたんだねぇ…
坪庭を離れて登山道に入って行きます。この雪のコンディションならスノーシューで坪庭グルグルでも楽しいカモ。
少し下ってから目の前の斜面を九十九折に緩やかに登って行きます。
登って行きます。あんまり木に雪が積もってないな…って思ったけど、奥の方を見ると真っ白な木々が見えました。
樹林帯の中をゆるゆると登って行きます。山頂駅の気温は-5℃&風速は5mなので、樹林帯の登りはさすがに暑くてポーラテックアルファのジャケットは途中で脱ぎました。そして、少し登るとだんだん木々が白くなってきました。
うわぁ、綺麗だぁ♡ 八ヶ岳ブルーの空に映える真っ白な木々に思わず足がが止まりました。みんなそーかな?って思ったけど、ガッツリ止まってるのは自分だけでした(笑)
めちゃくちゃ気持ちいい~♪
南アルプスは…薄っ!めちゃくちゃ霞んでる(泣)
でも、今日の目的はコッチ!南アルプスが見えなくても綺麗だから全く問題なしです。
九十九折の登りが終わって、さらにゆるゆる登って行きます。
コレコレ!こーゆーのを見に来たんだよ。モリモリ感は足りないけど、今日は何とか見れてよかった…
三ッ岳との分岐に着きました。けっこう入ってるヒトがいそうだったけど、帰りのバスの時間があるから今日も行きません。何よりソロの時は安全第一だし。
霧氷った木々の間からこぼれる陽射しもキラキラ綺麗☆
こんなにいいお天気なのにヒトは少なめ…。どうしてだろ?
振り返るとこんな感じ。戻る時はこのアタリは溶けちゃってるかもなぁ…
よーく見るとこんなに粒々です。ちょっと美味しそー(笑)
このアタリはほぼ平坦です。こんな白銀の世界を歩けるなんてウキウキ♪
粒々がびっしり…
コメツガを眺めてたら飛行機が飛び込んできました。
北横岳ヒュッテに着くと、たくさんのヒトが休憩してました(といっても、やっぱりいつもより少ない…)。ここまで景色を眺めすぎてちょっと時間かかっちゃってたので、再びポーラテックアルファのジャケットを着込んで風対策だけして山頂に向けて出発しました。
北横岳ヒュッテからは最初がちょっとだけ急だけど、すぐに緩やかな登りになります。
登るに連れてモコモコ感が増してきました。
このアタリがイチバン綺麗だったかも。みんな足が止まってました。
めっちゃキレイだなぁ♡ 来てよかった。
見とれちゃってなかなか前に進めません…
山頂直下は急登になります。スノシューだとこの登りキツクないのかなー?ヒールリフターついてれば問題ないのかな?雪道を歩き慣れてない軽アイゼンやチェンスパのヒトもちょっと苦労する唯一のポイントです。
白いお花が満開~♪
急登を登りながら振り返ると南八ヶ岳の峰々がドーンと見えました。久々に雪の赤岳とか天狗岳とか登りたいなぁ。
そして北横岳南峰に到着です。ココはさすがに風がビュービューでした。やっぱり雪はかなり少なくて、地面がけっこう出ちゃってました。風で飛んじゃうってゆーのもあるんだろうけど。
霞んでるせいで北アルプスもぼんやりしてました。あんまり期待してなかったものの、残念…
風が強くてのんびりする感じでもないので、とりあえずすぐに北峰に移動しました。いつ通ってもこの道はワクワクして大好きです。
北峰が見えてきました~
カワイイ十字架見っけ♪
立ち枯れにも霧氷がびっしりです。
南峰と同じく風の強い北峰に着きました。やっぱりヒトは少なかったです。風が強くて休憩するには適さないかもだけど、こんなにいいお天気なのにね。
霞んじゃってなかなか遠くは見えないんだけど、なんとか見えてた浅間山と四阿山。浅間山はあんまり雪が増えてないっぽいです。
お隣の蓼科山…。冬もバスで行けるといいのになぁ。
風が強くて寒いので長居はせずに南峰に戻ることにしました。北アルプスもよく見えないしね…
樹氷の森…
南峰に戻るとほとんどヒトはいなくなってました。ここまで時間を気にせずに歩いてたんだけど、時間を見たら11:15でした。山頂駅から山麓駅へは40分あれば下れるのはわかってるけど、ここから山頂駅まで写真撮りながら1時間で戻れるんだっけ?
…と思いながらも下山開始しました。間に合わなかったら13:10のバスは諦めて、15:40のバスに乗ればいーしね。茅野まで車で来たから電車の時間を気にする必要もないし。
ちょこちょこ写真を撮りつつも急ぎめで下山しまーす。
下る方向は逆光気味になるのでついつい振り返っちゃいます。だってキレイなんだもん。
美しい…☆
名残惜しくて足が止まっちゃうけど、また3月にドカ雪が降ったら来たいな。
自然が造り出すオブジェ。素敵だねぇ。
北横岳ヒュッテを通過してどんどん下って行きました。 そろそろこの景色ともお別れかな。
九十九折の下りの途中から見える縞枯山。 あんまり白くないんだよね。
陽当りがいいから溶けちゃってるかなって思ったけど…
何とか残っててくれました~♪
山頂往復して戻って来るまで、雲ひとつない快晴でした。
山頂駅に12:30がギリギリのリミットだったんだけど、なんとかその前に通過できたので、一気に下山することにしました。
そんなに気温が低いってワケじゃなかったから、こんな時間にこのアタリの霧氷が残ってるとは思ってなかったなー。駐車場まで車で来れるなら登りもここを歩きたいんだよね。
こんな時間に登ってくるヒトもポツポツいました。小屋泊?って思ったけど、まだお昼だから山頂まで行ってもロープウェイで下山できるんだよね。
途中で雪がなくなったら歩きにくくてしイヤだな…と思ってたけど、なんとか駐車場まで雪が続いてたのでサクサク下って12:50にはバス停に着くことができました。暖かいバスの中でウトウトしてたらあっとゆー間に茅野駅に到着。そこからテクテク歩いて、途中のセブンイレブンでランチを買ってから茅野運動公園に戻りました。茅野からの下道は3連休最終日だから少し混むかと思ってたけど、ほとんど混むことなく順調におうちまで帰ることができました。
今シーズンも雪の北横岳に登れてヨカッタです♪ しかも快晴の日に!黒斑山では堪能できなかったキレイな景色をたっぷりと堪能できたから大満足です。霞がヒドくて南アルプスや北アルプスの展望がイマイチだったのは残念だったけど…。雪がある間に谷川岳や武尊山やイチバン好きな唐松岳にも行きたいけど、お天気と体調次第かなぁ…。特に唐松岳は長めだからね。
装備備忘録。上はメリノベース(中厚)、フリース(中厚)、ポーラテックアルファのジャケット(脱いだり着たり)、下はメリノベース(厚手)、中綿パンツ、足元はメリノソックス、3シーズンシューズ、ゲーター、アイゼン、その他装備はメリノワッチ、サングラス。何回か冬の北横岳を登ってる経験上、ストックやピッケルは持たずに行きました。やっぱりストックが苦手みたいで、ストックがない方が調子よく登れます(笑)
2020年2月23日 松田山(日帰り)
新松田駅〜西平畑公園〜最明寺史跡公園〜松田山〜最明寺史跡公園〜西平畑公園〜新松田駅
今年は暖冬だからお花が咲くのもかなり早いみたいで、すでにカワヅザクラが満開を迎えたという松田山の中腹にある西平畑公園にソロで行ってきました!このアタリを歩くのはこの時期だけなので、せっかくだから松田山の山頂を踏んでから高松山に縦走するつもりだったけど、あまりにも花粉がひどく断念しました…
前日のお天気がイマイチだったからお天気のいい今日が混むのはわかってたのに、ダラダラしてるうちにおうちを出るのが遅くなりました。でも、奇跡的に乗り継ぎがうまく行って、新松田駅に着いたのが8:00過ぎとほぼ予定通り。すでに駅にはヒトがいっぱいで、大半は西丹沢に向かうヒトだったけど、松田山に向かうヒトもけっこういました。向かう途中からすでにピンク色の山肌が見えてテンションが上がります。
トコトコ車道を歩いて、受付で協力金200円を払ってから階段を登って行きます。この景色好き♡
階段を登り始めてすぐのところに白いカワヅザクラが咲いてました。
今日はちょっとゆるフワな感じにもチャレンジです。
真ん中はピンクだけど、定番に比べると花びらの色が薄いな…
階段の中間地点っぽいところからは富士山とカワヅザクラのコラボが見れました。富士山の雪煙がどれだけ強風かを物語ってます。この時間はまだ空いてたけど、帰りは順番待ちの行列になってたな。
サイトに書いてあった通り満開は満開だったけど、やっぱりピークはすでに過ぎてて、一昨年に来た時と同じよに少し葉っぱが出た状態でした。真っピンクの時に来たいけど、なかなかタイミングが難しいな…
菜の花も咲いててくれました。この黄色とピンクのコラボがいーよね。春が来た~!って感じします。
まだ時間早めだから空いてるかなって思ったけど、けっこうたくさんのヒトがいました。でも、まだまだ通行するヒトの邪魔にならずに立ち止まって写真が撮れるレベルなので、ゆっくり堪能します。
でも、今日は風が強い予報だったからお花がめちゃくちゃ揺れて…。写真を撮るのが大変でした(汗)
満開の河津桜を見上げながら自然散策路を登って、展望台のある広場?に着きました。真っ先に菜の花の咲いてるところへ向かいます。
菜の花とカワヅザクラのコラボ…
どちらをメインにしてもいい感じ♪ でも、菜の花メインの方が色合い的には好きかなぁ♡
ユラユラ揺れまくってる枝を必死にキャッチしました。
もちろん、青空とのコラボもサイコー♪
広場からの眺めです。老若男女、みなさん写真撮りまくり。
カワヅザクラは濃い目のピンクとこのボリュームのあるモコモコした感じがたまらなくカワイイんだよね。
モコモコモコモコ…♡
展望台からはもちろん富士山がよく見えます。そして、なんと今日は富士山の日(2月23日=223)なのでーす。それを狙って来たワケじゃないけど、綺麗な富士山が見れてよかった。
ひとしきりカワヅザクラを堪能したので、お山に向かうことにしました。ふるさと鉄道の切符はすでに完売。人気だねぇ。
ちょーど電車(ミニSL?!)が通ったのでサクラと一緒にパシャリ♪
松田山みどりの風自然遊歩道は線路脇から入って行くんだけど、脇に通行止めの表示がありました。でも、完全に避けてあったから撤去し忘れ?って感じだったし、下ってくるヒトもポツポツいたので、危なそうなら引き返すことにして入って行きました。
サクサク落ち葉の道を歩いて行きます。ゆるーく登って行く感じ。
低山ならではのお花がいろいろ咲いてました。定番のオオイヌノフグリ…
菜の花と富士山のコラボ~♪ 富士山の日だから富士山多めです(笑)
ムラサキハナナ…
落花しちゃったツバキ…。カサカサ落ち葉の中にポツンと咲くピンクのお花から哀愁が漂ってました。
地面が模様みたいになってるー
タチツボスミレ…かな?
みかん畑を過ぎて、車道を九十九折りに登って行きました。前回は、ショートカットしようとして完全に間違えた道に入って行っちゃったので、今日はルート通りに単調な車道をゆるゆると登って行きました。
しばらく登ると最明寺史跡公園に着きました。陽当りのいいテーブルが空いてたからオヤツ休憩してたんだけど、強風で花粉が大量に飛散してるのがめちゃくちゃ見えて、ここにずっといるのはヤバイと思って松田山の山頂を探しに行くことにしました。
最明寺史跡公園のカワヅザクラは咲き始めたばかり…
満開にはまだまだ早くて、ツボミがたくさんあるのに葉っぱもけっこう出ちゃってるという謎の状態。
何の芽だろ??
公園内のの遊歩道を九十九折に登って行きます。途中にも陽当りのいいところにベンチがあったので、花粉さえなければ帰りに休憩したかったです。
下界ではピークを過ぎてるウメもまだまだ元気に咲いてました。
何回か道が枝分かれしてるのでどっちに行くのか迷ったけど、とりあえず高いところ行けそうなところを歩いて行きました。
登り切ったところで探してた標識を見つけました。松田山みどりの風自然遊歩道って書いてある方へ進みます。寄に行く場合はこっちからも行けるけど、近道は逆方向です。
少し歩いてチェックメイトカントリークラブの脇に出るとすぐに松田山の山頂標識がありました。ゴルフ場の脇にあるってウワサで前回も探したけど全く見当違いのところを探してました。そりゃ、見つからないわけだよね…
ゴルフ場を覗いてみたら、遠くに江の島とか湘南が見えました。チェックメイトカントリークラブっていいところにあるなぁ。
無事に山頂標識を見つけられたので富士山を眺めながら最明寺史跡公園に戻ることに。ホントは高松山に行きたかったけど、相変わらず風が強くて花粉がすごそうだったから断念しました。だって、すでに鼻が限界だったから…
スイセンも咲いてた~♪
登って来た時と違う道を通ってみたりしました。ひたすら下ればいいので、迷うことはないと思います。
紅白ウメ…
最明寺史跡公園に戻って来ました。さっきよりかなりヒトが増えたなぁ。ここまで車で上がって来るヒトもいるしね。
ここにはソメイヨシノ?もたくさんあるから、満開の時にも来てみたいなぁ。
登って来た車道を下って行きます。まだまだ登って来るヒトがたくさんいました。
登ってる時には気づかなかったアオキの実…
みかん畑のところからは伊豆大島も見えました~♪ 不動山行った時も見えてたね。プラっと行ってみたいな。
西平畑公園に戻るとものすごいヒトの数でした。
再び菜の花のところでしばらく景色を眺めてから下山することにしました。
あまりにヒトが多くて、階段も渋滞しててなかなか立ち止まれないレベルになってました。朝に堪能できたので、流れを止めないようにそのまま受付に向かって下って行きました。
来年もカワイイお花を見せてね~♪
カワヅザクラと菜の花に夢中で誰も気にしないだろーけど、ムラサキカタバミがひっそりと咲いてました。
公園はすごいヒトだったし、新松田駅までの道もヒトだらけで交通整備されてたけど、小田急線は空いてたのでヨユーで座れて順調におうちまで帰ってこれました。
やっぱりカワヅザクラはいいねぇ~♪ ちょっと濃いめのピンクとボリューム感がとっても可愛かったです。花粉がピークのこの時期に杉林のある低山に登るなんて自殺行為に等しいんだけど(今日も本当にツラカッタ…生きた心地しない)、それでも見に行きたくなっちゃうんだよね。できれば、本家の伊豆まで見に行ってみたいんだけど、帰りの真鶴街道の渋滞を考えるとグッタリしちゃうから、松田山で十分かなー。きっと来年もまた見に行きます♪
2020年2月11日 黒斑山(日帰り・雪山)
アサマ2000スキー場P~車坂峠~(表コース)~車坂山~避難小屋~槍ヶ鞘~中コース分岐~トーミの頭~黒斑山~トーミの頭~中コース分岐~(中コース)~アサマ2000スキー場P
快晴になりそうな祝日にたまたまスキーバスツアーのサイトをのぞいたら空きがあったので、ソロで黒斑山に行ってきました!当日はめちゃくちゃ強風予報だったから少し行くのを迷ったけど、歩くところは樹林帯がほとんどだってわかってたので、とりあえず行ってみることにしました。
新宿駅西口の都庁大型バス専用駐車場に7:00集合だったから10分前くらいに向かったらたくさんのヒトでごった返してました。今回、使わせてもらったオリオンツアーの受付には長い列が出来てたけど、意外に進みは早くてすぐ受付してもらえました。バスは、地上の都庁前の道路に停まってたので、あんなにヒトがたくさんいたら遅れるヒトがいるんじゃないって思ったけど、予定より1分遅れの7:21には出発できました。
予約サイトでは満席になってたけど、隣にヒトはいなくて2人分の席を1人で使えてゆったりでラッキー♪ 朝ゴハン食べたらすぐに眠くなって、目が覚めたらすでに嵐山アタリだったので渋滞してたかは不明…。上信越道に入ってから1回休憩して、その後も順調に走って20分遅れの10:40にアサマ2000に到着~。バスから降りたら予報通りの強風が吹き荒れてて、前日降ったであろう雪がすごい勢いで吹き上げられてました。でも、黒斑山は樹氷ってたのでワクワクです。ちなみに、アサマ2000の敷地内がめっちゃ凍結してて、今日のイチバンの恐怖ポイントでした(笑)
車坂峠に向かって車道を歩き出すと地吹雪みたいな状態になってたけど、車坂峠でアイゼンをつけて歩き出したら風はほとんど感じなくなりました。予想通りです。
トレースはあるのにかなりモフモフで、このままモフモフだとかなり時間かかっちゃうなぁと思ったけど、しばらくすると踏み固められた感じになって歩きやすくなりました。さすがに11:00を過ぎてたから、この時間から出発するヒトは少なかったけど、同じバスに乗ってたヒト以外にもポツポツ登り始めるヒトがいました。
バスの中から見えてた八ヶ岳が木々の間からチラチラ見えたけど、後でよく見えるのはわかってたのでどんどん進みました。時間的にギリギリかもなんだけど、できれば蛇骨岳まで行きたなーと思ってたので。だって、黒斑山と蛇骨岳だと見える景色が違うからね。車坂山まで登ってきたので、一旦鞍部に下ります。
ここから本格的に登って行きます。少し白さが薄らいできた黒斑山にお願いだから霧氷残ってて~って祈りながら登って行きました。
いつもは前後にヒトがたくさん歩いてる感じなのに、今日はほとんどいません。少し急になってきたので汗をかかない程度にゆっくり進みます。
ちょっと雪を纏ってる木を見るだけで嬉しくなって立ち止まっちゃいます。時間はどんどん過ぎてくんだけど…
ちょっと樹林帯に入ったりしながら進んで行きます。
登りが続くからちょっと暑くなってきたけど、気温が低くてゆっくり歩いてる分には汗をかくほどでもないのでそのまま登って行きました。
ガレ場になってる開けたところに出ました。いつもはここで写真を撮ってたり、休憩してるヒトがたくさんいるんだけど、今日はほぼ貸し切り状態でした。祝日なのにね…
それにしてもいいお天気だぁ~♪ そしていい眺めです。
だって、北アルプスも丸見えなんです。
八ヶ岳はちょっと見えにくいんだけど、中央アルプスはしっかり見えました。駒ヶ根ロープウェイが運休になってるから、木曽駒ヶ岳には雪山の間は行けないなぁ…
こちらは御嶽山です。今年こそはコマクサの時期に行きたい!五の池小屋に泊まってのんびり歩きたいな。
そして、乗鞍岳。右側の白峰は焼岳です。
奥穂高岳、槍ヶ岳、大天井岳…。やっぱり、槍ヶ岳を探しちゃうよね。
黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳…。未登の赤牛岳は今年こそ行きたいお山です。
針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳の後立山連峰。比較的アクセスしやすいし、大好きなエリアです。
すっかり展望を堪能したので、再び樹林帯の中を登って行きます。
ぼちぼち急な登りだけど、真っ青な空に向かって登って行くのは気持ちいい~♪
足を止めて振り返ると四阿山がよく見えました。あそこもプチモンスターができるから、車がスタッドレスだったら行きたいんだけどね。でも、お隣の根子岳なら公共交通機関でアクセスできるみたいです。
また樹林帯に入っては…
出て…を繰り返しながら登って行きました。
少し標高が上がって、北アルプスの峰々がさらによく見えるよになりました。このアタリから見るのがベストかも?下のガレ場だと高さが足りないし、トーミの頭まで行くと木がちょっと邪魔なんだよね。
このアタリから樹氷になっててくれることを期待してたんだけど、すでにほとんど溶けて落ちちゃってました(泣)
木々に遮られてあまり風は感じなかったんだけど、場所によってはこんな感じに木の雪が舞ってきたり、地面の雪が吹き上がったり…。まだまだ風はおさまらず、相変わらず強風のままでした。
ちょっとだけモコモコ…
今シーズンは雪が少ないっていわれてるけど、階段はしっかり埋まっててくれました。ここから本来は階段のところを直登して行くのでちょっと急な登りが続きます。
このアタリが樹氷になってたらめちゃくちゃ癒されるのに、全然ダメでした(泣)
でも、その代わりにキレイな氷のオブジェを見つけました~♪
キラキラキラキラ☆
ここまで登ってくると白馬方面も見えてきました。わーい♪ 北アルプスが眺められるってやっぱり嬉しいです。
浅間山というか前掛山がチラ見えしました。山頂付近にはしっかりと雪が積もってるみたいでホッとしました。樹氷や霧氷が見れなくても、せめて真っ白な浅間山はくらいは見たいもんね。
避難小屋を通過してどんどん登って行きます。相変わらず樹氷にはなってなくてちょっとガッカリしたけど…
急登を登り続けると浅間山が見えてきました。
槍ノ鞘に到着です。先客さんは2人組が1組だけ。いつもは急登の後でここで休憩してるヒトがいっぱいいるんだけどね。
いい眺めだけど、風が強くてジッとしてると寒かったので、すぐに左側に見えてるトーミの頭に向かうことにしました。
このアタリも樹氷はなし…。モンスターになり損ねてるのばっかりです。それともモンスターから脱皮したのか?!
こーやって見るとモコモコ感がちょっといい感じ。やっぱり真っ青な空に真っ白な雪はめっちゃ映えるね~
カモシカさんがいた~♪ かなり遠くてこれが限界だったけど(汗)
槍ヶ鞘から少し下って、トーミの頭に登り返して行きます。
ここもちょっとだけ急なのでちょこちょこ足を止めて写真を撮りながら登って行きました。
かなりちっちゃいけど富士山~♪
八ヶ岳とその後ろにはちょこんと頭だけ北岳が見えてました。甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳も見えてます。ホントにすっきりよく晴れたなぁ。強風のおかげかな?
ゆるゆると登ってトーミの頭に着きました!
さすがにここにはヒトがポツポツいたけど、いつもに比べれば圧倒的に少なかったです。浅間山にはもっと全体的に真っ白になってて欲しかったけど、十分にいい眺め♡
イチバン左がこれから向かう黒斑山。そして、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と第二外輪山が見渡せます。ホントは浅間山がめっちゃ大きく見える鋸岳まで行きたいところだけどね。
もちろん振り返ると北アルプスも見えるんです。
センターはやっぱり槍ヶ岳で。ちょっと雲海みたいになってるなー
こちらは剣ヶ峰。そして、その奥には奥秩父のお山たちが見えました。イチバン右には富士山が鎮座してます。
さっき通ってきた槍ヶ鞘方面。帰りはここを下って槍ヶ鞘まで戻らず、コルのところの分岐から中コースで下山します。
ここには戻ってくるので、長居せずに先に進みむことにしました。でも、予定時間をオーバーしちゃってるから蛇骨岳に行くのはこの時点でほぼ諦めました(泣)
真っ白な森…綺麗♡
ちょっとだけいい感じ~♪ やっぱり木に雪が積もってた方が雪山って感じがします。ウキウキしながら進んで行きます。
黒斑山に近くなってきたら、なりかけモンスターがチラチラ登場し始めました。
蛇骨岳まで行けば、もーちょっとモコモコしたのも見れそうなんだけど…
ということで、黒斑山に着きました。この時点で14:00。ホントはここに13:30に着いて蛇骨岳にピストンする予定でした。1時間でサクッとピストンして、そのまま下山すればギリギリ行けそうな気がしたけど、のんびりする時間がなくなるから止めておきました。
黒斑山からの眺めです。浅間山の山頂付近は噴煙が上がってるのか、雪煙が舞ってるのか…
アップにしてみたけど、どっちなのかはよくわかりませんでした。前掛山には誰もいないみたいです。もう、14:00だしね。
来シーズンはモコモコの樹氷がみたいなぁ。
黒斑山には賑やかなグループがいて落ち着かなかったので、すぐにトーミの頭に戻ることにしました。
来年はサクサク登って蛇骨岳まで行きたいな。谷川方面はちょっと雲がかかってました。
時折見える八ヶ岳を眺めながらトーミの頭に向かってどんどん下って行きます。
ツララがキラキラ☆
スポットが当たってて、なんだか気になった枝(笑)
トーミの頭はあまり風がなかったから、日向ぼっこしながらランチ休憩です。このまま下山しても時間が余り過ぎちゃうので、浅間山を眺めながらのんびりすることにしました。めっちゃ贅沢な時間だぁ♡
かなりのんびりできたので、まだまだ時間に余裕はあるけどゆっくり下山し始めることにしました。アサマ2000でゆっくりコーヒーでも飲もうかなって思って。
下りはいつも通り中コースからの下山です。
駆け下りれるくらい快適な道だけど、急いでも時間が余っちゃうからのんびりと下ることに。
雪の上に光の模様…。風で木が揺れるとカタチがクルクル変わってキレイだったので、しばらく眺めてました。
同じタイミングで下山したご夫婦が雪の黒斑山に来たのが初めてらしく、中コースがラッセルだったら…って心配されてたけど、しっかりくっきりトレースありました。
途中、中コースで唯一開けてるところでちょっと休憩しました。このまま下山しちゃうのが名残惜しくて…。樹氷や霧氷は見れなかったけど、1日とってもいいお天気で来てよかった~♪
そうそう、ここからは妙高方面のお山も見えてることに気づきました。夏には新しく増築された高谷池ヒュッテに泊まりに行きたいな。
休憩後は一気に下って行きます。この後のお楽しみは暖かい室内で飲む暖かいコーヒーです。ケーキもあったら最高!って思ってたけど…
スノーシューコースの分岐まで来ました。スノーシューコースへ進むと道路を歩かずにアサマ2000の駐車場に戻れるみたいでした。
ツボ足のトレースもあったし、例えラッセルになったとしてもまだまだ時間があるからなんとかなるかなーと思ったので スノーシューコースを進んでみることに。
スノーシューコースはそこそこ踏まれているところとズボズボのところがミックスだったけど、ラッセルが必要なところは皆無だったので、少し時間はかかったけど問題なく歩くことができました。途中、“裏コース”って書いてある標識がありました。裏コースがあるのは知ってたけど、稜線上の分岐がどこにあるかわからないんだよね。スノーシューのヒト達は使ってるのかな?トレースはなかったけど…
ほぼ平坦な道なのと、ところどころズボズボなので少し時間はかかったけど、バスの集合時間の1時間前にはアサマ2000に戻れました。
アサマ2000に着くと、スキー場にはものすごい強風が吹き荒れてました。スキー場っていう地形のせいなのかな?暖房と日差しでポカポカ暖かい無料休憩所でコーヒーを飲みながら荷物の整理をして、ゆっくり休憩もして、バス待ちしました。
ツアーバスは時間通り16:20に出発して、途中、東松山アタリで少しだけノロノロになったけど大した渋滞でもなかったので、30分遅れの20:00に新宿に戻って来ました。すぐに電車に乗れたから21:00過ぎにはおうちに着くことができました。思ったより早く帰って来れてよかったです。
1年ぶりの黒斑山は、快晴で思ってたより風が弱くてサイコーのお天気でした。期待してた樹氷や霧氷が見れなかったのは残念だったけど、スキーバスツアーだとどうしても到着が遅くなっちゃうから仕方ないよね…。それでも、空いてる黒斑山を歩けたし、真っ白な雪を纏った黒斑山も見れたから満足です♡ スキーバスツアーは安くて快適だったから、これからも積極的に使っていきたいと思います。
2020年2月9日 不動山(日帰り)
上府中公園P~梅の里センター~曽我梅林(別所梅林)~見晴台~不動山~瑞雲寺~曽我梅林(中河原梅林)~上府中公園P
雪山に行きたかったけど、相変わらず体調はイマイチだし、強風予報で雪山は避けたほうがよさげだし…ってことで、見頃を迎えたという情報につられて曽我梅林にソロで行って来ました!梅林のお散歩だけだとちょっと物足りないので、途中から曽我丘陵も歩いて不動山のピークを踏んできました。
夜中に秦野方面に雪がチラついたみたいだったから電車で行くか車で行くか迷ったけど、出発時間を遅めにして車で行くことに。道端にいっぱい立ってるのぼりがめちゃくちゃ激しくバタバタするくらい風が強くて、お花の写真を撮るには全く適してない状況だったけど、快晴だったのでとりあえず下道で向かってみることにしました。
梅林の中の駐車場は混みそうなので、近くの上府中公園の駐車場に車を停めさせていただくことに。通過してきた秦野アタリに比べたら風が少し弱まっててホッとしました。まずはテクテク10分くらい歩いて下曽我駅へ。歩いてる途中もウメの木がたくさん植えてあって、お花をたくさん咲かせてました。
駅の脇にある梅の里センターで散策マップをもらってから散策開始~♪ でも、どこをどう歩いたらいいのかわからず当てずっぽうにウロウロしてたんだけど、すでに周りはウメだらけでした。
たくさんのウメの中に菜の花も咲いてました。
白梅が満開状態です~♪
ポツポツ咲く紅梅の奥にロウバイもちょこっと咲き残ってました。
しだれ梅はまだまだ咲き始め。でも、咲いてるお花が風でユラユラしてて可愛かったです♡
たくさんのウメを眺めながら田んぼの中をテクテク歩いて行きました。めちゃくちゃのどかで癒される~♪ 奥に見えてるのが後で歩く曽我丘陵です。
白梅と紅梅が一緒に咲いてる?!と思ったら、枝が重なってただけでした(苦笑)
白梅と紅梅のコラボ~♪ 白梅が圧倒的に多かったから紅梅は貴重です。 時期が早かっただけかな?
富士山がキレイに見えるな~って眺めてたら、タイミングよく御殿場線が走って来ました。電車に全く興味はないんだけど、とりあえず富士山とのコラボでパシャリ。
カワイイ白梅が咲きまくりで写真も撮りまくり。近くにいたオバサングループもキャッキャ言いながら写真撮りまくってました。
モコモコに咲いてる~♪ 青空が似合うねぇ。
流鏑馬の会場を通って、売店とかがあるうめの里食堂方面を目指して歩きました。ふと振り返るとウメの間から富士山がチラ見えです。
ウメの下にはホトケノザがたくさん咲いてました。 小さい紫色のお花がキラキラ☆
そして、チョコチョコ飛び回るメジロをなんとかキャッチ!何枚か撮ったけど、これが限界でした(汗)。鳥は難しいねぇ。
道端にスイセンがたくさん植えてあるところがありました。ペーパーホワイトってゆー品種かな?小ぶりでカワイイです♡
富士見ポイントに着くとすでにたくさんのヒトが群がってました。でも、カメラマンっぽいヒトはほとんどいなかったので、ヒトが少なくなるまでしばらく待ちました。富士山と白梅と青空のコラボがめっちゃいい感じ♪ 埼玉の梅林だとこーゆー景色は見れないもんね。
フェンスからスイセンが飛び出してる~。なんか餌を待ってるアヒル?ガチョウ?みたい(笑)
うめの里食堂のところでつきたてのお餅を食べたいなって思ってたけど、かなり長い列ができてたし、まだあんまりオナカ空いてなかったので諦めて、そのままプラプラすることにしました。
紅梅もあるにはあったんだけど、遠かったり、近寄ると花付きがイマイチだったりしたのでほとんど背景になっちゃいました…
川沿いにはサクラも咲いてました~♪ カワヅザクラかな? これからどんどん咲きそうです。
紅梅もカワイイよ~♡
白梅にもいろんな種類があるみたいだけど、どれがどれかはよくわからず…
しだれ梅は満開にはまだまだ早かったけど、十分に見ごたえがありました。
お花が八重っぽくてカワイイんです♡
どーやったらキレイに撮れるかなーって眺めてたら、飛行機がお花の隙間に飛び込んできました。
一列に行儀よく並んだお花のボリューム感がスゴイ。満開になったらめちゃくちゃ綺麗だろーなー
甘い香りがするなーと思ったら、またロウバイが咲いてました。でも、かなりの終盤で疲れ切った状態だったので咲きたての白梅をメインに。
トウダイグサもいらっしゃいましたよ~
紅白咲き乱れ~♪
すごーく花付きのよい白梅。賑やかだなぁ…
こーゆーポツンとした感じも風情があっていいんだけどね。
よくよく見たらちょっと緑がかった白梅もありました。
ウメを堪能したので、見晴台に行くことにしました。舗装路だけど、この後になかなかの急坂になります。みんな頑張って登ってたな~(笑)
丸々としたレモン???
道路脇の畑を覗いてみるとめちゃくちゃ春っぽい景色が広がってました。まだ2月も始まったばかりなのにね。
急坂を登りながら振り返ってみると再び富士山が見えました。真っ白で綺麗です。
さらにすこし登って振り返ってみるとウメとのコラボになっていい感じでした。
ウメをアップにしてみました。よく咲いてます。
箱根方面のお山たちと富士山。行ったことがあるのは、富士山と富士山の左側にピョコンと出てる金時山だけです。
こんな感じで伊豆の方まで見渡せて、とってもいい眺め。
もちろん見晴台に向かう途中にもウメは咲いてます。でも、やっぱり白梅なんだよね。
そして、見晴台に到着です。ベンチがあってみなさん休憩中です。やっぱりここからは富士山がめちゃくちゃよく見えました。
かなりスッキリ綺麗に見えてたのでアップでも。富士山も雪が少ないなぁって思ってたけど、前日の雪で綺麗にお化粧されてました。
では、曽我丘陵のお散歩開始~♪
道の両側はミカン畑です。陽当りがいいからよく育ちそう。
別所梅林への近道分岐を越えて六本松跡方面に進んで行きます。ハイキング仕様じゃないヒトはここから戻るみたいです。
ノゲシかな…?
歩いて行くと海が見えてきました。このアタリの農地は放棄されちゃってるところが多いみたいで、自然な感じになってるのが何気によかったです。シート広げて休憩してるヒトも多かったな。
こんな感じの道をゆるーく登って来ました。ずっと舗装路だし、ハイキングというかお散歩かな?
陽当りはめちゃくちゃいいけど少しだけ標高が高いからか、このアタリのウメの見ごろはもう少し後みたいです。
フキノトウもいらっしゃいました。1ヶ所にだけポコポコたくさん顔を出してました。
アオキの実はまだ真っ赤になる前でした。これからたくさん実をつけそう。
やっと舗装路が終わってお山っぽい道に突入しました。サクサク落ち葉の道を登って行きます。
さっきまでの整備された舗装路と打って変わって、ちょっと鬱蒼とした感じの道になりました。
ハイキングコースだと不動山のピークは踏めないみたいだったので、GPSを見ながら分岐を探してたらピンクテープが付けてありました。こっち側からは何も書いてないから知らないヒトは気づけないかもね…。アオキがワサワサ生える道をどんどん進んで行きます。
ここであってるのかな?ってちょっと不安になったけど、アオキが少なくなったらかなりハッキリしたトレースが見えたので安心しました。
ということで、不動山のピークに着きました。ピーク感はない全くないピークです。
何もないので標識の写真だけ撮ってすぐにハイキングコースに戻ることにしました。ここの下りがちょっと急だったから反対側から登って正解だったかも。ちなみに、下った方には不動山への誘導があります。目的の不動山のピークは踏んだので、どこから下ろうか考えながらプラプラ歩いて行きました。
テイカカズラのフワフワだ~♪ どこにでもいるのね(笑)
雪が残ってるところもちょっとだけありました。
浅間山まで行こうかなって思ったけど、オナカが空いてきたので手前で下山することにりました。コケが生えた石垣に日差しがあたって何だか綺麗でした。この下りは落ち葉が積もってたけど全部舗装路です。
樹林帯を抜けて明るくなったなって思ったら、海が見えてきました。
ここ、舗装路だけどかなり急な下り坂でした。でも眺めはめっちゃいいです。
さっきまでいた曽我梅林もよく見えました。
もちろん伊豆方面も。逆行気味になって海も街もキラキラ輝いてる…
山道に入ってからほとんど見てなかったウメがこのアタリからまた出てきました。やっぱりお花がある風景はいいなぁ。
オオイヌノフグリもお日さまを浴びて元気に咲いてます。
菜の花もグイグイ空に向かって咲いてます。
住宅地まで下って、最後に中河原梅林にも寄ってみることにしました。途中、あちこちにミカンが売られてたので、1袋100円のミカンを買ってブラブラ歩いてたら瑞雲寺に到着しました。中河原梅林のメインはここから中河原の交差点までみたいだったけど、やっぱり別所梅林を見たあとだとちょっと淋しい感じだったな。
オナカが空いたので道路脇に咲いてるウメを眺めながら上府中公園に戻ることにしました。帰りは、途中でマックによってランチしてから、また下道でのんびり帰りました。どうしても246は避けられないのでお決まりのところででちょっと詰まり気味になったけど、google先生を頼ったのでかなり順調におうちに帰ることができました。
初めて行った曽我梅林はかなり白梅が多いなーって感じでした。全部歩いたわけじゃないので、場所によっては紅梅がたくさん咲いてるところもあるのかな?せっかくなら幕山とかみたいにいろんな梅が見たいので、他の梅林にも行ってみたいと思います。でも、ここの梅林のポイントは富士山との素敵コラボが見れるってところじゃないかな。今日は、風は強かったもののお天気もめちゃくちゃよくて、前日の雨?雪?のおかげで空気が澄んでて富士山を見るにはもってこいの状況だったので、曽我梅林にして正解だったと思います。あと、曽我丘陵のハイキングがかなり景色がよくて気持ちよかったので、登山はちょっと…っていうヒトにもオススメです。
2020年2月4日 豆口山(日帰り)
小殿休憩所P~鐘楼堂~竹寺(八王寺)~豆口山~豆口峠~穴沢峠~子ノ権現天龍寺~穴沢峠~森河原~小殿休憩所P
急に有休がとれたので、今年まだ会えてなかったフクジュソウに会いに竹寺と子ノ権現にソロで行って来ました!豆口山は去年も寄ってるから他のピークを踏みたかったけど、他にめぼしいピークもなかったので、またしても豆口山のピークを踏むことにしました。
最後の車道歩きを入れてもCTで4時間くらいなので、ゆっくり起きてのんびり車で小殿に向かいました。9時過ぎに小殿休憩所に着いたら併設してる駐車場はなんと満車…(汗)。まさか平日にこんなに混むなんて思ってなかったけど、仕方ないから竹寺の駐車場まで行こうかなって考えてたら地元の方たちがどんどん出て行ってくれました。
小殿休憩所から少し車道を名郷方面に少し歩くと登山口があって、関東ふれあいの道に入って行きました。登山口にはなぐり杖があったのでピストンするヒトは借りるといいかもです。しばらくは薄暗い樹林帯を九十九折に登って行きます。
かなり登ってきました。途中はなにもなく、ひたすらトレーニングみたいな感じです。
竹寺に行く前に鐘楼堂に寄って行きます。巻道を歩いて行くと鐘楼堂が見えてきました。
平日だからか誰もいない静かな鐘楼堂からは大持山、小持山方面がよく見えます。薄っすらと雪が積もってました。
もちろん棒ノ嶺方面も見えるし、手前には鳥居観音も見えます。
静かに鐘を一撞きさせてもらってから、竹寺に向かって急坂を下って行くと御本殿が見えてきました。
真っ赤なナンリョウの実…
ロウバイも咲いてました。わ~い♡
ふんわりと甘いいい香りがします。
この屋根が雰囲気があっていいんだよね。中には木造の牛頭天王が祀られています。
ここも誰もいなくてとっても静かでした。平日はやっぱりいいなぁ…。とても心が落ち着きます。
茅の輪をくぐって本坊に下ります。
どこにフクジュソウが咲くんだろうってキョロキョロしてたら、お目当てのフクジュソウに会えました!
お庭?にもフクジュソウがたくさん咲いてるのが見えたんだけど、駐車場の方まで歩いてからグルグルすることにしました。
お庭で作業してたネパール人っぽいヒトに声かけたんだけど、『ニホンゴワカラナイ』って言われちゃったので、勝手に散策させてもらいました(笑)
なんかめっちゃいいタイミングで来たみたい。時々、お日さまも出てくれました。
寄り添って咲くフクジュソウ…カワイイ♡
まだ咲き始めの株もあったので、もうしばらくは楽しめそうです♪
ここにもあそこにもって感じでとにかくたくさん咲いてました。こんなに竹寺にフクジュソウが咲くなんてしらなかった…
たくさんの可愛いフクジュソウが見れて大満足~♪
鐘楼堂からも見えるんだけど、竹寺からでもスカイツリーと高層ビル群は見えちゃうんです。お天気がイマイチで残念。
十月桜も僅かだけど残ってました。
ミツマタは準備中。でも、かなり蕾が膨らんできてました。今年はどこにミツマタを見に行こうかな。
竹寺のシンボル的な真っ赤な和傘。奥に見える本坊では精進料理やお蕎麦がいただけます。
お庭には大きなロウバイの木もありました。かなり色の薄いお花です。香りも薄かったような…
ビビットピンクのツバキもたくさん咲いてました。
ロウバイとツバキのコラボ…
本殿に戻ってトラバース道を進んで行きます。薄暗い道だけどアップダウンがなくて歩きやすいです。
去年は豆口峠までは通行止めになってたけど、通行止めの表示はなくなってて、豆口山への誘導もなくなってました。でも、ピークを踏むために分岐右に登っていきます。登り始めが少しだけ急だけど、すぐに登りやすくなります。
キレイに並べて植えられた杉…
しばらく登り続けると思ってたよりあっけなく豆口山に着きました。去年はこんなプレートなかったよね?
何もないのですぐに下山します。このアタリはアセビがたくさん生えてました。
ちょっと急なところをひたすらグイグイ下って行きます。
豆口峠の目印?が見えてきました。
子ノ権現に向かって登って行きます。多少アップダウンがあるけど、基本的には登りです。
こんな根っこだらけのところもあります。登りやすいところを探しながら登って行きます。
ちょっとした急坂もあるけど短距離なのでグイグイ登って行きます。
平坦な道を経て階段の下りになります。この階段は段差がデカくて壊れてるところもあって下りにくいんだけど、脇にトレースもできてます。
下ってからはまた登りになります。小ピークは巻いてトラバースになってるので歩きやすいです。
伊豆ヶ岳への分岐を過ぎてしばらく登るとベンチがある開けたところに着きました。誰もいないけどは風が強かったからここでの休憩は諦めました。写真は撮らなかったけど、ここにもフクジュソウが植えられてました。
本坊の裏のいつものところにはフクジュソウが咲いてました~♪ めっちゃいっぱい咲いてる!
去年も咲き始めに来たから数株しか咲いてなかったんだね。こんなにたくさん咲くとは思ってなかった…。それにしてもカワイイ♡
竹寺でもたくさん見てきてたにもかかわらず、じっくりと堪能しちゃいました。
いつもはひっきりなしにお守りを買うヒトがいるんだけど、やっぱり平日だからかヒトが少ないです。
何気に風が強くて寒かったので、風を避けられる日向のベンチでランチ休憩してから御本堂にお参りしに行きました。
願掛けワラジがたくさん!去年はポツポツしかなかったけど、さすがにお正月から1ヶ月も経つとこんなにたくさん掛けられてました。
そして、定番の鉄の巨大ワラジと夫婦下駄。
甘い香りがするな…と思ったら、ここにもロウバイが咲いてました♪
ウメはまだまだ咲き始めです。
かなり曇って来ちゃったので、見晴し台には寄らずに下山することにしました。竹寺から豆口峠方面に少し戻って、穴沢峠から下ろうと思ったんだけど標識が見当たらず…。GPSでここかな?ってところから下ってみました。
一応、道っぽくはなってるものの、直近にあまりヒトが歩いた形跡がなかったから間違ってたら戻るのイヤだな…って思いながら歩き続けてたけど、こんなモノがあってちょっと安心。ここは名栗参道だから間違ってないなって確認がもてました。
道には枝がいっぱい落ちてたり、倒木があったりとあまり踏まれてない感じだったので、ちょっと歩きにくかったです。
しかも途中でこんな感じに登山道が荒れてるところがあってどこか道なのか一瞬わかりにくかったです。台風の影響かな…?奥には道があるのが見えたから安全そうなところを選んで進みました。
荒れたところを越えるとこんな道に…
木にビッシリと生えたコケ。
ここにも台風の爪痕が。歩行には影響なかったけど、かなり道がえぐられてました。
サルオガセが風でユラユラ…
天目指峠から続いてる林道に出てからは舗装路を下って行きました。途中、カフェとかギャラリーとかあったけど、土日には開くのかな?車道に出る少し手前で地元のオジーチャンに話かけられて、そのまま30分くらい話し込んじゃいました。なんかホッコリしたなぁ…。オジーチャンが軽トラで小殿まで送ってくれるって言ってくれたけど、20分くらいなので景色眺めながら車道を歩いて小殿休憩所まで戻りました。そして、平日だからおうちまでも渋滞が全くなくスルスル帰って来ることができました。
今年も可愛いフクジュソウにたくさん会えてよかったです。竹寺にあんなにたくさん咲くと思ってなかったからビックリしたけど(笑)。竹寺まで車で行けるから、サクッお庭のお散歩とフクジュソウだけ見るのもアリかもね。それにしても、平日のお山はやっぱり空いてていいなぁ。いつもヒトがいっぱいの子ノ権現もめちゃくちゃ空いてたしね。また平日にお山に登れるように頑張ろうっと。
2020年2月2日 今熊山(日帰り)
武蔵五日市駅~小峰公園~今熊神社~今熊山~金剛の滝~広徳院~武蔵五日市駅
前日、帰って来たのが夜中だったので、遠出はせずにセリバオウレンが咲き出したという小峰公園に行って来ました!小峰公園だけでもグルグルすればけっこう歩けそうだったけど、せっかくだからどこかピークも踏んでおきたいなってことで、ついでに今熊山にも登ってみました。今熊山は戸倉三山の1つで、登るのは初めてです。
ゆっくり7:00過ぎに起きて、朝ゴハンを食べてから電車で武蔵五日市駅へ。小峰公園なら車で行けば30分くらいなんだけど、車をぶつけられちゃって代車がまだなかったから、電車で1時間20分かけてのんびり向かいました。ハイキングするには時間が遅かったからか、武蔵五日市駅で降りたヒトはかなり少なくて、しかも小峰公園に向かって歩き出したのは自分1人だけでした。
テクテク車道を歩いて、まずはまだロウバイが咲き残る小峰ビジターセンターにハイキングマップをもらいに行きました。ビジターセンターには、公園内に咲いてるお花の情報とかいろいろ書いてありました。
ビジターセンター裏の八坂神社に無事の下山をお参りしてから桜辻まで少し登って行きました。
桜尾根ってゆーくらいだから、春にはサクラがいっぱい咲くのかなぁ?今はまだ全くそんな気配はない桜尾根の階段です。今日はここは登らずにふれあい広場に向かって下って行きます。
階段下ってきました~
ふれあい広場の前の梅はまだ2~3分咲きくらいかなぁ…。ほとんどが蕾だったけど、全部咲いたら綺麗そうです。芝生も広いしベンチもあったからここでのんびりお花見もいいなぁ。
紅梅と…
白梅と…
そして、お目当てのセリバオウレンを探しに杉の木広場へ。前を歩いてたヒト達もセリバオウレン目当てかな?と思ったのに、みんな立ち止まらずにドンドン歩いて行っちゃいました。どこに咲いてるんだろ…って思ったけど、よーく見たらすぐに見つけられました!
ビジターセンターには5~10株って書いてあったから見つけられるか心配だったけど、10株どころかアチコチにめっちゃ咲いてます。
とても小さいお花だけど、慣れると次から次へと目に入って来ます。
まだまだ咲き始めとゆー感じで蕾もたくさんありました。満開になったらすごいんだろーなー
セリバオウレンには雄花と雌花と両性花があるみたいです。圧倒的に多かったのは雄花でした。
雄花の雄しべは最初は真ん中に集まってるんだけど、花粉を飛ばし始めると少しずつ外側に広がっていくらしいです。
小さくてなかなか写真に収めるのが難しいけど、白くてとっても可憐なお花です。
カワイイね~♡
カワイイからついつい写真を撮りまくっちゃいます。
これは両性花です。雄しべと雌しべの両方があります。たくさんはなかったけど、探せばみつけられる感じでした。雌花は残念ながら見つけられず…
1株だけでポツリと咲いてる子もいればかたまって咲いてる大きな株もありました。
春は着々と近づいてきてるんだなぁ…
かなり長い間セリバオウレンと戯れて満足したので、今熊山に向かうことにしました。
杉の木広場からハイキングコースに入って行きます。よく整備された階段の登りです。
まだまだお花が少ないこの時期はフワフワがいっぱい。
大好きなテイカカズラのフワフワも…
これもフワフワ?
九十九折になっている階段状の道を登って行きます。お天気いいし、日向だからけっこう暑かった…
ひとしきり階段を登ると少し平坦な道になりました。でも、この後に今日イチバンの登りが待ってました。
レコで見てた長ーい階段が出てきました。コレか…。宝登山に登る階段よりも長いんじゃないかなぁ。
階段はこんな感じでビミョーに段差が大きくて登りにくかったです。とにかく無心で登って行きました。
登り切ったところは小峰公園の最高地点です。左に行くと桜尾根から公園内に戻れるんだけど、今日は右に進んで今熊山を目指します。まっすぐに薄い踏み跡がついてたから行けるかな?って思ったけど、落ち葉が積もったか急な下りだったし、ログがなかったので手詰まりになるとイヤだったから正規ルートで歩くことにしました。といっても、このルートも山と高原地図には載ってないんだけどね。大きな送電所に平行して軽くアップダウンしながら歩いて行きました。
赤い実みっけ!全くお花がないから色のあるモノを見かけると嬉しいです。
ちょっと開けたところに出ると大岳山が見えました。高いところってわけでもないので他に見えるモノはなかったです。
かなり陽当りよさそうなのに、なぜかこのアタリだけしっかり霜がおりてました。
GPSを確認しながら分岐を見つけて、メインの道から左に進んで行きます。思ったよりもしっかりとした道になってました。
枯葉の積もる道を少し下ると送電所のところに出て舗装路になりました。すごいススキ~と思ったらセイタカアワダチソウでした。こんなすごい群生見たのは初めてかも。
送電所に沿って歩いて行くとすぐに今熊山登山口が出て来たんだけど、ここから登っちゃうと同じ道を戻らなくちゃいけなくなっちゃうからスルーして、そのまま舗装路を歩き続けました。ここから登れば900mで山頂に着いちゃうんだけど、同じ道は歩きたくないんだもん。この舗装路は車が入って来ないからコケが生えちゃってるよ…(笑)
舗装路を緩く下って行くと車止めがあって、そこを右に曲がって行きました。のどかな道をしばらく歩いて行くと今熊神社に着きました。ここに車を停めて歩くヒトが多いみたいです。
今熊神社の遥拝殿にお参りしてから、神社の右にある表参道を登って行きました。
ハイキングコースなので登山道はしっかりと整備されてました。山頂まで30分くらいで着いちゃうので、普段着の方もチラホラ…
コセンダングサがまだ咲いてる…
石の階段もありました。段差は小さく登りやすくなってます。
もしやと思ったら、都心方面がめっちゃよく見えました。もうちょっと登ったらもっとよく見えそうです。
岩々ゾーンも出てきました。手を使うようなところではないけど、眺めに気を取られて躓かないよに注意です。
邪魔だった木がなくなって都心方面がまるっと見渡せるよになりました。もしかして、ここから日の出がよく見えるんじゃないカナ??
都心部をアップで。ほとんど霞がなく、かなりスッキリ見えてました。
少し登ると休憩所みたいなところがあって、そこからは日光連山も見えちゃいました。
休憩所で半分くらいなのかな?まだまだ登って行きます。
三十二丁目???えええ、どこから数えて?ちなみに、すぐ近くには二千二百米ってゆーのもありました。
刈寄山との分岐を過ぎると稲荷神社が出てきて…
そしてそこから階段を登るとすぐに山頂に着きました。手^ブルもある広めの山頂では2組の親子がのんびりランチしてました。
さっきより200m増えたね。一体、どこからのカウントなんだろ…?
奥ノ院にお参りしてる間にべスポジのテーブルが空いたのでランチ休憩~♪ 日向でポカポカ暖かくて、木々の間から都心方面がよく見えるというサイコーの場所でした。
歩いてると暑いくらいなんだけど、座ってじっとしてるとカラダが冷えてきたので金剛の滝に向かうことにしました。奥ノ院の裏にはお狐さまがたくさん並んでました。かなり破損してたけど…
下り始めはちょっと急な落ち葉の積もったすべりやすい道だったけど、だんだん下りやすい傾斜になって行きました。
定番のヤマアジサイ…
フユイチゴかな?
通行止めになってる滝に向かう道への分岐を過ぎて、滝に下れる次の分岐を探して歩いてたんだけど、どんどん滝の音は遠くなるし、ちょっと登りになったりしておかしいな…と思ったら、いつの間にか分岐を通り過ぎてました(汗)。ということで、少し戻って分岐を下って行きます。なんでこんな目立つ分岐を見落としちゃったんだろってくらいわかりやすかったんだけど(苦笑)
この分岐からめちゃくちゃ急で狭い階段の下りがずーっと続きます。下りだからまだいいけど、ここは登りたくないなぁって感じ。ちょっと滑りそうなところもあったので慎重に下りました。
下り終わると河原みたいなところに出ました。広徳寺の表記もあったけど、予定通り金剛の滝に寄って行くことにします。
河原をしばらく歩いて行くと金剛の滝の女滝が見えてきました。
小ぶりな滝だけど、水は澄んでてめちゃくちゃ綺麗です。
女滝のすぐ右には手掘り?の小さいトンネルがあって、メインの男滝にはここを通って行きます。
トンネルの中はけっこう急で水が流れてて、鎖もついてるから滑るのかな?と思ったけど、全く滑りませんでした。
そして、メインの男滝に到着です。そんなに大きくはないけど水量はそこそこあって、ねじれながら落ちる様がとても美しかったです。滝の隣に祀られてるのは不動明王かな?通行止めになってた道に向かう階段に途中まで登ってみたけど、滝壺のところから眺めたほうがいい感じでした。
再びトンネルをくぐって戻ります。こんな感じのかなり狭いトンネルです。
金剛ノ滝は秘境感がハンパないところでした。こんなによきところだし、おうちから比較的近いところなのになんで今まで来たことなかったんだろ… 。ハナネコノメかイワタバコの時期にでもまた来たいです。
河原を歩いて分岐まで戻ります。そうそう、このアタリではあまり見かけないサルオガセが群生?してました。サルオガセといえば南アルプスって感じなんだよね。
分岐まで戻って広徳寺に向かいます。下って来たような急な階段ではなかったけど、かなり階段を登ることになりました。それだけ下って来たから当然なんだけどね…
階段を登り終わってからは広徳寺方面に緩く下って行きました。途中から砂利っぽくなって、そのうち舗装路になり、武蔵五日市の町並みが見えてきました。
久々なので広徳寺にちょっと寄って見ることにしました。藁ぶきでめちゃくちゃ雰囲気のある山門です。前にここに来たのは、確かまだお山を始める前だったんだよね。富士山に登るためのトレーニングでこのアタリをちょこちょこ歩いてた時だったと思う…たぶん。
ここはやっぱり秋に来るのがよさそうだよね。今日は誰もいませんでした。
最後は、武蔵五日市駅までの車道歩きです。乗りたかった電車の時間ギリギリだったので、かなりの早足で歩きました。間に合わないと約30分待ちだから、間に合ってよかった…。その後の乗り継ぎが奇跡的によくて、1時間でおうちまで帰ってこれました。こんなこともあるんだねぇ。
とりあえず、お目当てのセリバオウレンがたくさん見れてよかったです♪ お花が少ない時期って思ってたけど、ロウバイもウメも咲き出してるし、これからはどんどん春のお花が咲き出すね~。今熊山はこの時期はかなり地味で見どころのないお山だけど、今熊神社のミツバツツジはすごいらしいので、今度は今熊神社のミツバツツジと小峰公園のサクラをセットで見に来たいと思います。小峰公園にもこれからいろいろなお花が咲き出すだろうから、お弁当持って公園内のお散歩だけでもオススメです。