2018年9月8日 陣馬山(日帰り)
藤野駅~陣馬登山口~(一ノ尾根)~陣馬山頂~奈良子峠~明王峠~与瀬神社~相模湖駅
またしても週末のお天気が微妙…。全国的に見ても晴れマークがついてるのは関東のみ。というか、東京近辺のみ。イチかバチかで曇りマークの山梨方面に行っても、晴れ間が出るどころか降られちゃいそうな気がしたので、大人しく近所の陣馬山にソロで行って来ました!最初は、高尾山南陵を歩こうと思ったんだけど、翌日にどこかのお山をガッツリ歩こうかと思ってたので軽めに陣馬山にしときました。とゆーか、アレが食べたかっただけだったから相模湖駅に下山できればよかったんだけどね…
プチ縦走になるので電車で藤野駅に向かいました。陣馬登山口までは藤野駅からバスが出てるんだけど、始発のバスが8:00とかなり遅め。歩いても20分くらいの距離なので歩くことにして、7:30に藤野駅を出発しました。しばらくは車道を歩いていくんだけど、途中のトンネルが狭くて怖かったょ…(汗)
のんびり20分歩いて陣馬山登山口に到着しました。近くにトイレがあるみたいだったけど、山頂まですぐだからと思って寄りませんでした。バス停のすぐ先に小さい郵便局があって、そこの駐車場に車を停めてるヒトもいました。郵便局がお休みだから停めても問題ないのかなー?でも、ピストンしないとだよね。そして、登山道に入って行きます。高尾山同様に整備されてて歩きやすい道です。
と思ったら、えぐれてる道になりました。ちょっと滑りそう…
石がゴロゴロしてるところもあるけど特に問題なし。九十九折に登って行きます。
どんぐりコロコロ~♪ 雨風でまだ青いうちに落ちちゃったみたい。たくさん落ちてました。
ゆるゆると登って行きまーす。
こんな低山にも早くも秋の気配が…
こんな平坦なところもちょくちょく出てきます。
山頂までの唯一の休憩ポイントの一ノ尾テラス。ベンチもあります。山頂まであと2kmしかないので休憩せずに進みます。
ツユクサ…
根っことか石とかあるけど、避けて歩ける程度。
平坦だと思って油断してたら…
根っこだらけの登りに(汗)
おー、完全な自然林になったー。やっぱり、自然林がいいね♪
と思ったら、植林とのミックスに。このアタリはずっとこんな感じなんだよね。
キバナアキギリ…。紫色の雄蕊が触覚みたい(笑)
シロヨメナ…かな?
このお花は?
陣馬山への最後の登りになる階段です。
シモバシラ…。氷華は何度も見てるけど、お花を見るのは実は初めて。こんなお花だったんだ~
ツリガネニンジン…かな?
この左側が唯一のお花畑なのに、トイレにダッシュしちゃったから全然写真は撮れず(涙)。戻って撮ってもよかったんだけど、またいつでも来れるので。
そして、山頂に到着~。白馬さん、おひさしぶりです♪ 早めの時間に登ってきたつもりだったし、そんなにヒトに会わなかったから空いてるかと思ってたのに、茶屋のベンチにはすでにヒトがいっぱい。高尾駅からの始発バスは6時台だもんね。
この時間、陣馬山を起点に高尾山まで縦走するヒトが多いからか、お馬さん前のベンチは空いてたのでそこでお昼寝…zzz。陽射しはジリジリと暑かったけど、丹沢方面から吹く風が涼しかったのと、時々、雲がお日さまを隠してくれたので快適でした。
山梨方面。ガッツリ雲がかかってました。場所によっては雨が降ってそうだし、やっぱり行かなくてよかったわ。
茶屋越しの奥多摩方面。こちらも雲だらけ。
丹沢方面。イチバンどんよりしてました。あの感じだと雨降ってたんじゃないかなぁ?
都内方面。予報通り晴れてる…。やっぱり、晴れるのは東京だけだったいうことで、高尾エリアに来たのは正解だったみたいです。
1時間くらいのんびりしてたんだけど、遠くでゴロゴロと雷が鳴り始めたのと、雨がポツポツしてきたので明王峠に向かって歩くことにしました。
センニンソウ?ボタンヅル?
タイアザミ…かな?
歩きやすい道をテクテク…。もっとヒトが多いかなと思ったけど、思ったより少なかったです。やっぱり、お天気がビミョーだったからかな?
階段も整備されてて歩きやすいです。
すごーく小さなお花の集合体なんだけど…
えっと、これは何だっけ?
もちろん、少し山道っぽいところもあります。
小ピークを巻くとこんなに草がわさわさと生い茂ってます。
奈良子峠はスルーして明王峠に着きました。そのまま一気に相模湖駅に下山します!
ココは前にも下ったことがあるんだけど、けっこう階段が多い下りなんだよね。最近、何故か下りが下手になってきたので、膝に負担をかけないよにゆっくり丁寧に下りて行きました。
シラネセンキュウ…かな?
ケルンみたいなヤツ(笑)
ちょっとこのアタリは急で滑りやすい感じです。
ナンテンハギ…
マルバハギ…
こんな草がワサワサ茂るところも歩いて行きます。途中で雨がパラパラしてきたので折りたたみ傘をさして歩いたけど、すぐに止んでくれました。
ヤブラン…
アキノタムラソウ…かな?
フジカンゾウとミズヒキ…
矢ノ音山頂ってゆー標識があったけど、かなりオナカが空いて来ちゃったのでスルーしました。急登って書いてあったしね。そして、丸太の椅子があったりして、ちょっとした休憩所っぽくなってる大平というところも通過して、平坦な道をひたすら歩いて行きます。こんなに神社まで遠かったっけな…?
これ何だっけ?
ヤマジノホトトギス…
ほぼ平坦な道が続いて、全く標高が下がらないんですけど。そろそろ下山したいっ!!
オオバショウマ…
フジカンソウ…
やっと下りになりました。ちょっと急な階段。
ちょっと幅の広い荒れ気味の階段になって…
最後にこんな感じの九十九折の下りになります。この下りがめっちゃ長く感じるんだよね…
ということで、与瀬神社に着きました。けっこう趣のある神社なのに手水舎の水も出てない…(汗)。すぐ下は中央道なので車の音がかなり聞こえてきます。
登山口まで下りると相模湖駅へは5分くらい。お花がたくさん咲く線路沿いを歩いて相模湖駅へ。そして、お目当ての喫茶相模に直行です!けっこうオナカが空いてたからナポリタンを食べようか迷ったけど、やっぱりいつものチョコレートパフェにしました。相変わらず生フルーツたっぷりでおいしかったぁ。これで、生クリームが自家製だったらサイコーなんだけど、フツーは500円でこんなに生フルーツを乗せられないはずなので贅沢は言えません。大満足♡電車が来る時間を見計らって駅に行って、中央線でおうちに帰りました。
特に目ぼしいお花はなかったし、まさかのアブに絡まれまくったし、展望がよかったってわけではなかったんだけど、おうちの近くに手軽に登れるお山があるってゆーのはいいもんです。やっぱり、自然の中にいると気分がリフレッシュするしね~。高尾山エリアの中では比較的ヒトが少ないルートなので、紅葉のタイミングとか雪が降った直後とかにまた行ってみてもいーいかも。
来週は、南アルプスの縦走予定なんだけど、台風が来ないといいなぁ。
2018年8月26日 裸山~櫛形山(日帰り)
池の茶屋P~北岳展望デッキ~休憩所~もみじ沢~裸山のコル~アヤメ平~アヤメ平休憩所~~裸山~バラボタン平~櫛形山~三角点~池の茶屋P
南アルプス前衛のお山で新花の百名山になってる櫛形山にソロで行って来ました!アヤメの時期か紅葉の時期か、もしくは幻想的な原生林が見れそうなお天気が悪い時に行ってみよーかなと思いながらもなかなか行くタイミングがなくて行けてなかったお山の1つでした。前日に雲取山で会ったオジサンが紫色のお花がたくさん咲いてたって言ってたので、のんびりお花と景色を楽しもうかなって思って出かけました。
実は、南アルプスや八ヶ岳はお天気がよくなりそうだったので甲斐駒ヶ岳か権現岳に行こうと思ってたんだけど、前日、雲取山に行って夜になっても何だか珍しく疲れが取れず…。雲取山は登りやすくてスピード出せるお山だからいつもよりもちょっと頑張っちゃったのがいけなかったのか、めちゃくちゃ暑かったから熱中症気味になってたのかはわからないけど、珍しく膝がちょっと痛かったし、足も張ってる感じだったし、カラダもなんか重くって。朝起きた時もあんまり状態は変わってなかったから、ちょっとロングを歩くのはキツそうだなってことでトレッキングコースがある櫛形山に行くことに決めました。
おうちを3:30過ぎに出て中央道で甲府南ICへ。おうちを出た時にはめっちゃ晴れてたのに、山梨に入るとだんだん曇り空に…。でも、低い雲だったから高いところに行けば雲海だろうし、時間が経てばなくなりそうだったので迷わず向かいました。途中から細めの林道をけっこうな距離走るんだけど、この林道がかなり手強かったです。台風の後だからってわけじゃない気がするんだけど、落石は多いし、木の枝とかもいっぱい落ちてるし、変なモノを変な角度で踏まないように超低速で池の茶屋まで走って行きました。途中、富士山がよく見えるところがありました。あまりに眺めがよさそーだったので車を停めて降りてみると、朝日に照らされて金色に輝く雲海と富士山が見れました。
池の茶屋駐車場に着くと先客さんは2台。気温は18℃でちょっと空気がヒンヤリしてました。トレッキングコースを歩くにはちょっと時間が早いかもしれないし、アヤメはとっくに終わっててシーズンオフなのかもしれないけど、それにしても少ない。お天気がいいから、みんなメジャーなお山に行ったのかなぁ?なんて思いながら、ゆっくりカラダを起こすために車椅子用のスロープ側から時計回りに歩き始めました。車椅子用のスロープって書いてはあるものの、けっこう凸凹してるし、細かい落石は多いし、草も生えまくってるところがあるし、実際に車椅子のヒトが通るにはかなり厳しいかな、という印象です。雲取山で会ったオジサンはこのスロープがダルイって言ってたけど、自分にはウォーミングアップにちょーどいい感じでした。
スロープの途中で早くも南アルプスを見ることができました♪ イチバン左に笊ヶ岳、右側に聖岳、赤石岳。残念ながら悪沢岳までは見えず…
スロープが終わって快適な道をしばらく歩いて行くと北岳展望デッキに着きました。
ちょっと木が邪魔だけど、北岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、千図星山、そして八ヶまでが見えました。うーん、こんなにお天気がいいのならちょっと無理してでもやっぱり甲斐駒ヶ岳に行けばよかったかな…って思ったけど、ここまで来ちゃってるんだからどーにもならない。少し座って休憩しよーかと思ったんだけど、ベンチに虫がたくさんいたからそのまま歩くことにしました。虫キライ…(汗)
道の脇は青々としたシダだらけでした。熊が出そうな雰囲気はなかったけど、あまりに人気がないので神社でお参りする時みたいに手を叩きながら歩きました。だって、こーゆー時に限って熊鈴忘れちゃったんだもん(涙)
しばらくするとトリカブトがたくさん咲いてました(スロープのところから咲いてたけど暗くて撮れなかった…)。雲取山で会ったオジサンが『紫色のお花がたくさん咲いてた』って言ってたのってトリカブトのことだったんだねー。コレを確認するのも目的の1つだってので、解決してスッキリしました(笑)
森の中に日が差し込むよーになってきていい感じ♪ 朝の静かでフレッシュな森を独り占め状態です。気持ちいい~っ♪
トリカブトもお日さまを浴びていい感じ♪
虫が写ると気持ち悪いので虫がいないお花を探したけど、虫がついてるお花がほとんど(汗)。なんとか虫がいないお花を探し出してバシャリ。
この道の途中にもみじ沢に向かう道が分岐してたんだけど、休憩所を経由しようと思ってたのでスルーしました。結論としては、ここから下っちゃえばよかったって感じです。
休憩所の手前にはこれでもかってくらいにたくさんのトリカブトが咲いてました。北岳展望台から休憩所までがトリカブトゾーンだね。この後は、ポツポツ咲いてるくらいの感じでした。
休憩所にはベンチがたくさん置いてあるだけ。しかも、見晴しもない感じでした。ここを休憩所にする意味がよくわかりません…。ちなみに休憩所に咲いてた紫色のお花…なんだろ?
休憩所からもみじ沢に下りまーす。まずは階段です。
階段が終わって、さらに下って行きます。
また、階段…かなり下ってる(汗)
緩い下りを経て、また階段…
ロープの付いたちょっと急な下りを経て、またまた階段…
どこまで下るの?ってくらいひたすら下ってもみじ沢に着きました。駐車場よりも標高低いんじゃないかなー?だって、ほとんど登ってないのにめちゃくちゃ下ったもん(笑)。ここにもベンチがたくさんあるけど、薄暗くて誰がここで休憩するんだろ?って思ったんだけど、もみじがたくさんあったから紅葉の時期にはヒトがたくさん来るのかも?まだ紅葉には全然早かったけど、青々とした苔はとてもキレイでした。
たくさん下ってきたので、その分登り返します。でも、急な下りと違って登りは緩やかな感じでした。
階段もあったけど、段差が小さく、階段脇を歩くこともできたので楽々~♪
登り終わったところが裸山ノコルでした。冬の白峰展望台 10分にちょっと惹かれたけど、冬のってことは夏は木で見えないかも?と思って、寄るのは止めてアヤメ平に向かいました。このアタリからサルオガセが増えてきて、木々の間からは南アルプスがチラチラ見えていい感じです♪
こんなネットだらけのところもありました。景観的には残念だけど、このネットだけじゃなくトレッキングコース全体的にとても整備された道で歩きやすかったです。
とても雰囲気のある森です♡
ゆるゆると登って行きます。ちなみに、まだ誰にも会ってません(笑)
ちょっと左側が開けたところで鳳凰三山がよく見えました(甲斐駒ヶ岳もちょこんと見えたけど)。この角度で鳳凰三山を見たのは初めてだったからかなり新鮮でした。鳳凰三山は紅葉の時期に行きたいけど、紅葉の時期は行きたいところが盛りだくさんだからなぁ…
少し平坦なところを歩いて行くと…
ネットが張られたところがありました。覗いてみるとお花がいっぱい。一応、入るところはあるけど、入っていいのかな…と思って地図を見たら、道はこのネットの中に続いてる…どうやらこのネットの中がアヤメ平みたい。ということで、鹿柵を開けて中に入ってみると木道に草花が覆いかぶさってました。“ホントにこのまま歩いていいのかな?”って思いながら進んでいったらすぐに木道に覆いかぶさった草花はなくなりました。タムラソウの葉っぱがめっちゃチクチクして痛かったので、ここはロンパン推奨です。
シシウド、タムラソウ、アキノキリンソウ、タカネマツムシソウ、ハンゴンソウ、ソバナ、トリカブト…などなど新花の百名山だけあってお花のピークは過ぎてるにもかかわらずたっくさんのお花が♪ 夏の初めにもアヤメだけじゃなく、いろんなお花が咲いてたのかなぁ?
ちょっと角度を変えて…
タムラソウがたっくさん。ホントは真ん中のお花にピント合わせたかったけど、合わせられなかったんだよね(汗)
両脇がお花畑の中をゆっくり歩いて行きました。こんな素敵な場所を独り占めです♪
ハンゴンソウ…
マツムシソウ…。もう、終盤だねー
ヤマハハコ…
ずっと開けてるわけじゃなくて、ちょっと木々の中を歩いたりします。
色の濃いトリカブト…
オンタデ…
線香花火みたいなシシウド…。お花は終わってるね。
アヤメ平でかなりの時間お花を楽しんでかなり満足したので休憩所に向かいました。そこで、本日初めてヒトに会いました(笑)。休憩所の中は覗かなかったけど、木陰にベンチがいくつかおいてあったのでそこで休憩しました。ほぼ樹林帯歩きだからあんまり感じなかったけど、かなり風があったので座ってると肌寒いくらいでした。
しばらく休憩してから裸山に向かいました。またまたシダが青々と茂るいい感じの道です。
咲き残ってたソバナ…
裸山へは緩く登って行きます。
途中で原生林コースで櫛形山に向かうか裸山を経由して櫛形山に向かうかの分岐があったけど、迷わず裸山方面に進みました。苔がいい感じ~♪
広葉樹が多いから綺麗な紅葉が見れそう。
裸山の周りはお花畑になってて、ぐるっとネットで囲まれてるからネット沿いに反時計回りに登って行きます。
そして、裸山に到着~♪ 先客さんがきたけど、すぐにいなくなっちゃったのでまたしても独り占め。ここにもベンチがあったけど、日陰がないから休憩するには暑いかな…。山頂標識の後ろには、ネット越しだけど富士山が見えました。
悪沢岳・赤石岳・聖岳・笊ヶ岳が見えるって地図には書いてあったけど、どーんと見えたのは白峰三山でした。いや~、いい眺め!去年は二山しか歩けなかったから、三山縦走したいなぁ。
ちょっと右側を覗き込むとちょこんと甲斐駒ヶ岳も見えました。こんなにお天気がいいなら、甲斐駒ヶ岳に行ってもよかったかな…ってちょっと後悔。
しらばく眺めを堪能して、逆側から下山しました。ここのお花畑にもアヤメ平に負けないくらいたくさんのお花が咲いてました。
このお花はなんだろ?遠くてよく見えませんでした。
ここのお花畑はタムラソウとマツムシソウが多かったかな。
とにかくものすごいお花の数です♡
分岐に戻ってきて櫛形山に向かいます。こっちは原生林ルートじゃないみたいだけど、十分に原生林な雰囲気を出してました。
伊那ヶ湖への分岐を過ぎて櫛形山へはあと30分~。次に来る時は伊那ヶ湖からガッツリ登りたいな。
苔生した木々もいい味出してます。
ずっと樹林帯歩きだったのに、急に開けた草原みたいなところに出て“わわー、ウノタワみたいだ~♪”って思ったらバラボタン平とゆーところでした。カラマツの紅葉見ながらここでのんびりするのもいーかもね。
再び伊那ヶ湖への分岐が出てきて、そこからまたしばらく歩いて行くと…
櫛形山の山頂標識があるところに着きました。古い標識は無造作に転がってました(苦笑)
山頂(標識があるところ)は樹林帯の中なんだけど東側?だけちょっとわざとらしく開けてて、そこからは富士山が見えました。倒木がベンチみたいになってたってなんだか風情がなくてね…。やっぱり、真っ白な雪を纏ってて欲しいなぁ。ちなみにここで会った人も3人くらい。途中で数組とすれ違ったけど、圧倒的にヒトが少ないです。一応、二百名山なんだけどね…
さてさて、駐車場に戻ることにします。このアタリも大木が多くてなかなか見ごたえがあります。歩いてると木々の間からチラチラ富士山が見えたりしました。
途中、富士山側がしっかり開けてるところがあったので、そこからガッツリ富士山を撮ろうと思ったけど、生きてるみたいみよく動く雲が大きくなったり、小さくなったり、上下左右に動き回ってなかなか撮れなくて、ここでも30分以上芝生に座って富士山を眺めちゃいました。富士山が大好きってわけでもないのに、ついつい見ちゃうのは何でだろーねー。日本人だから?(苦笑)
なかなかすっきり雲がなくならないから、諦めて再び歩き始めました。
しばらくすると三角点に到着です。登山道はちゃんとここに寄るように作ってありました。
草がフサフサの平坦で快適な道~♪ 思わず鼻歌が出ちゃいます(笑)
大木は数えきれないほどあったけど、この木が一番お気に入り。枝の広がり方がめっちゃカッコよかったー
またしても富士山展望地がありました。なかなか雲がなくならないなぁ。
ここからはガッツリ下りです。笠取山みたいな防火帯っぽい下りになりました。
この下りの途中にベンチがあって、白峰三山が目の前にキレイに見えるサイコーの見晴しでした。わわわ、スゲー♡ここで休憩するのが絶対に正解じゃん。さんざんアチコチで休憩してきちゃったょ…って感じだったけど、またしてもここで休憩しちゃいました。だって、時間はたっぷりあったし、こんなめちゃくちゃいい眺めなのにもったいないし。
白峰三山を縦走したくてウズウズしながらベンチを後に再び下り始めました。九十九折になってるけどけっこうな斜度の下りです。
下りの途中で見たかったお山達がよーく見えました(ベンチのところからでも木の間から見えてたんだけど…)。憧れの聖岳、赤石岳、悪沢岳です。去年登れなかったから、今年こそは登る予定!
ベンチのある富士山展望地を過ぎてからはダラダラと下って行きます。
最後に鹿柵を開けると池の茶屋の休憩所でした。休憩所の前にはかわいいバンビが草を食べてました。全く警戒心がなくって、カメラを持って近づいても逃げないの。逆にこっちに向かって来るんじゃないかってくらい人懐っこかった。
駐車場に戻った時も車は10台あるかないかだったかな。とっくにお昼は過ぎてたから帰りの林道ですれ違いがないといいなーと思ったけど、2台だけすれ違いました。途中、富士山&南アルプス展望台ってゆーところがあってめちゃくちゃ気になったけど、富士山も南アルプスもいっぱい見たので寄るのはやめておきました。それにしてもこの林道、ホントに走りにくいよ…。また来たいけどここは通りたくないし、今度はガッツリ歩きたいから今度はグリーンロッジから登ろうっと。中央道はいつも通り渋滞してたので下道で帰りました。時間的に同じくらいだったし。途中の丸亀製麺で釜玉うどんをおやつに食べてから帰りました。
前日に行った雲取山でオジサンと話したのをきっかけに急に行くことにした櫛形山は想像通りのいいお山でした。ほとんどが樹林帯歩きになるけど眺めがいいところはちょこちょこあるので、今日みたいな暑い日にはサイコーです。色んな広葉樹があったので、きっと紅葉の時期もかなりいいに違いないです。原生林は巨木とサルオガセでなんともいえない雰囲気だったし、アヤメ平のお花は百科錯乱まではいかないけどすごかったしね。こんな素敵なお山なのにヒトが少ないってゆーのがまたいい♪ やっぱり、ヒトの少ない静かなお山が好きだなぁ。もちろん、それなりに要素が揃ってて…が条件だけどね。かなり気に入ったのでまた季節を変えていくと思いまーす!
来週末こそ、延び延びになってる北アルプス縦走に行きたいと思ってたんだけど、そうやらお天気が悪そう…。今年はもう無理かなぁ。
2018年8月25日 雲取山~七ツ石山(日帰り)
丹波山村村営P~小袖乗越~堂所~七ツ石山巻き道(下道)~ブナ坂~奥多摩小屋~小雲取山~雲取山頂~小雲取山~奥多摩小屋~ブナ坂~七ツ石山頂~七ツ石小屋~堂処~小袖乗越~丹波山村村営P
今週末は西穂高岳に行きたいなーと思ってたけど、台風の影響で風は強そうだし、もしかしたらガスだけじゃなくて雨も降っちゃうかもって感じだったから、予報がよかった奥秩父か奥多摩のどこかってことで雲取山にソロで行って来ました!甲武信ヶ岳や金峰山も候補だったんだけど、雲取山がイチバンお天気が良さそうだったし、万が一、お天気が崩れても走って下山できる&小屋も途中にあるからなんとかなるかなってことで決めました。トレーニングにもいいしね。ちなみに雲取山は4年ぶり2回目です。そーいえば、前回も夏の終わり頃に来たんだった…
シーズンオフで駐車場は混まなそーだし、おうちから比較的近いので3:30過ぎに出発~。のんびり運転して駐車場に5:00前くらいに到着するとすでに6~7台は停まってたかな?けっこう駐車場は広いのでスカスカの状態でした。すでに明るくなってきてたけど、あんまりヒトがいなそうだったから念のために熊鈴つけて、ちょっとだけ舗装路を歩いて鴨沢ルートの登山道に入って行きました。前を歩くオジサンがなかなかいいペースだったので、ついていってみようと思って頑張って歩きました。キツイ登りはなく緩い登りがほとんどなんだけど、思ったよりも気温は高いし、湿度も高いしで汗だく…
根っこが出てるところとか、石っぽいところもあるけどこの程度。高尾山みたいにきちんと整備されてる道です。
何とかオジサンから離されることなく堂所にするとオジサンが休憩してて『速いね~』って言ってくれたけど、オジサンに離されまいとかなり頑張ってただけで、いつもはこの半分くらいのペースでなんです…(汗)。ちなみに、オジサンは年間100日も歩いてるとのこと。けっこうなお年とお見受けしたけど、元気だなぁ。オジサンは先に出発して、自分もちょっと遅れて出発。なんか微かにゴロゴロ音が聞こえたけど、まだかなり遠そうだったのでとりあえず進むことにしました。
だんだん石がゴロゴロしてきたり、ちょっと傾斜がキツくなったりしてきたので、堂所までと同じペースでなんて全く歩けませんでした(苦笑)。ということで、いつも通りのんびり行きます。
こーゆーところはサクサク進みます。こんなところがほとんどなんだけどね。
けっこうな数が咲いてたヤマジノホトトギス…。お花はめっちゃ少なかったから、今日のお花のメインはこれかな。
七ツ小屋の分岐でどこから行こうかちょっと迷ったけど、七ツ石山は帰りに寄るつもりだし、前回は上の巻き道から登ったはずなので、今回は下の巻き道に進んでみました。巻き道なだけになだらかで歩きやすい道だったんだけど…
しばらく進むと水の音が聞こえてきて、滝でもあるのかなーと思ったんだけど、滝は滝でも登山道に丸被りしてました(笑)。戻るのもイヤだし、暑かったから水浴びちゃえばいーやってそのまま滝の下を通りました。いい感じでアチコチ濡れてくれて、風が吹くと涼しくて気持ちよかったです。
振り返って見るとこんな感じ。いつもここはこんな感じなのかなー?それとも、台風で増水してこうなっただけかな?
その後に沢もあったけど、問題なく渡っていけました。それにしても、お花が全然咲いてないな…つまらん。
上の巻き道と合流してしばらくするとブナ坂の分岐に着きました。ここから登りが始まるのでちょっと休憩。駐車場に着いた時の雲の感じならすぐに晴れ間が出てくるかと思ったけど、なんか雲が厚くなってきたかも。相変わらず遠くでゴロゴロ鳴ってるし…(泣)
最初は快適な尾根歩き~♪ 左手の斜面に咲くマルバダケブキのお花畑を楽しみにしてたけど、ほぼ終わっちゃってました…残念。
水滴を纏った艶やかなホタルブクロ…
遠くにダンシングツリーが見えてきました。お変わりないようでよかったです(笑)。ここのシンボルだからね~
雲が生きてるみたいに動き回ってて、チラチラ青空が見えてきました♪ もっと晴れろーっっ
可憐なツリガネニンジン…
比較的キレイに咲いてたマルバダケブキ。自分にとって雲取山のお花といえばこのお花です。前に来た時も同じ時期だったからだろうけど。春はどんなお花が咲くのかなぁ?
ゆるゆる歩いて油断してるといきなり登りがきたりします。
青空は見えてるけど、ガスが立ち込めてきた…(汗)
うーん、気持ちがいい道です。あんまり晴れちゃっても暑くなるだけだから、山頂に着くまではこのくらいでいーかなーなんて思いながら歩いてました。
仲良くならんだノアザミ…
こちらはキレイに開いてます。
奥多摩小屋の前では休憩せずに通過しました。前日のお天気が悪かったからか、まだテントは1張もなかったです。午後からたくさんのヒトが上がってくるかな?そして、ここから急斜面を登って行きます。巻き道もあるけどちゃんと登りました。
記憶だとキレイに九十九折に道がついてたはずなんだけど、えぐれてるところもあってどこが道なのかよくわからなくなってました。
登り終わるとこの眺め。まだガスが上がってきてるけど、かなり青空が増えてきてました。
しばらくなだらかなところを歩いて行って…
富田街道の分岐を左に進みます。ここから小雲取山への登りの始まり始まり。
ここも丁寧に九十九折になってるけど、なかなかの急登です。お日さまがチラチラ出てきて暑かった~
そして、登り切ったところからの眺め。予報通り、だんだんいいお天気になってきました♪ ちなみに、小雲取山は分岐の標識の裏の笹原を上がったところみたい。また、行きそびれてしまった…
しばらく歩いて行くと避難小屋が見えてきました。ちょこっと見えてる丸いピークのところです。
ほんとに整備されてて歩きやすい道です。
山頂手前のネットの向こう側に咲いてたアキノキリンソウ…
最後のひと登りです。めちゃくちゃ暑かった~(汗)
山梨の山頂標識があるところで休憩してたオジサンに挨拶して、東京の山頂標識へ向かいます。山頂よりもここの方が眺めはいいので休憩してるヒトが何人かいました。
日本百名山ってゆー柱が立ってたけど、これなに…?そうそう、新しい山頂標識はなかなか立派なモノでした。
富士山はアタマが見えたり隠れたりを繰り返してました。基本的には晴れてて暑かったけど、時々お日さまが雲で隠れるとちょっと涼しい感じでした。時間はたっぷりあるし、混んでないし、気持ちいい気候だったからここでランチ~♪ 周りのヒト達とおしゃべりしながらのんびりしました。
だんだん登って来るヒトが増えてきたので下山開始~。山梨の山頂標識の前からはこんな感じの眺めです。
ちょっと色のついたハナイカリ…
カラマツが色づいてきてる…
小雲取山からの下り。急だし、ザレてるので滑らないよに気をつけて下りました。ここを草履みたいなサンダルで駆け下りていったヒトがいてビックリ。草履サンダルのヒトは合計3人見かけました。足の裏とか指とか痛くないのかなぁ…
どんどん下ります。このアタリも滑りやすいので慎重に下ります。前はガンガン飛ばして下りてたんだけどね。今は転べないから…
登りの時と比べるとかなり見晴しがよくなりました。
朝は気づかなかったニガナ…
雲取山にも着々と秋が来ていました。秋は大好きなんだけど、夏山シーズンが終わっちゃうのかと思うと寂しい…
開けたところに咲いてる可愛いマルバダケブキを見つけちゃいました。さすがにアップには耐えられないので引き気味で(笑)
どんどん下りまーす。ゆっくり下ってるけど、やっぱり下りは早いなぁ。
腫れてるのでダンシングツリーのアップ!!キレイにくねってますねー。雪を纏ったダンシングツリーも見てみたい。
七ツ石山が見えてきました。かなり暑くなってきて登りがイヤになってきちゃったので、ブナ坂分岐まで行って登るか登らないか決めることにします。
またまたキレイ目のマルバダケブキを発見~♪
七ツ石山が近くなってきました。ここを下ったらブナ坂分岐…うーん、どうしよう。
ブナ坂まで下ってきて、せっかくなので七ツ石山に向かうことにしました。最初は緩い登りだけど…
すぐに急登が見えてきます。しかも、日なたで暑そう…
前回はここをヒーヒーいいながら登った記憶があるんだけど、そんなにキツく感じなかったな。ちゃんと九十九折になってるしね。
小さいお花を発見~。何だろ?
振り返るとこんな感じ。けっこうな急登です。
意外とあっさりと七ツ石山の山頂が見えてきました。
七ツ石山の山頂には誰もいませんでした。ちょっとのんびりしよーかなーと思ったけど、ここは日陰がないからとにかく暑くてじっとしていられなかったです。
とりあえず、雲取山方面の写真を撮って下山開始~
最初はザレてて、この後はちょっと石ゴロになります。
前回も通ってるはずなのに、七ツ石小屋に向かう道の記憶は全くなくて、記憶喪失状態(笑)
石尾根縦走路と離れて七ツ石小屋に向かいます。
巻き道にもあったヤツを渡っていきます。
ちょっと急な下りをガンガン下って行くと…
沢に着きました。顔を洗ったらめっちゃ冷たくて気持ちよくて生き返りました♪ ここにはキツリフネソウが咲いてました。
そして、七ツ石小屋まで行ってベンチで休憩することに。かなり暑かったからね…。小屋の水場でまたまた顔洗わせてもらいました。小屋の前に咲いてたお花です。
タオルを冷たいお水でビショビショにしてから下山開始。小屋の下にはちょっとしたお花畑?みたいなところがありました。ヘビイチゴ?
ハキダメギクがいっぱい咲いてました。他にも咲いてたけど、うまく撮れず。
樹林帯をどんどん下ります。日陰なのに暑すぎる…(汗)
下りもヤマジノホトトギスがたくさん咲いてました。
かなり模様の濃い子もいました。
ミヤマハギ…
ボタンヅル…
高尾山とかでもよく見かけるお花。
このすごい色のお花は…?
タマゴダケ…。これからはキノコの季節だなぁ。
登ってくるヒトとたくさんスライドしたんだけど、めちゃくちゃ暑そうだったし、この時間からどこまで行くんですか?って聞きたい感じのヒトがたくさんいました。ここまで○時間かかった人は山頂まで○時間ってゆー張り紙は脅しとゆーか、ちょっと大袈裟な気もしたけど、泊まりだからって昼過ぎに登り始めるのはどーかなーと。七ツ石小屋だったらいいんだけどね。暑くて長いダラダラした下りに途中で飽き飽きしながら駐車場に戻ってきました。駐車場は8割くらいは埋まってたかな?トイレのところにある温度計を見たら33℃…。どーりで暑いわけだよね(汗)。早めの時間から登っておいてよかったわ。それでも、登り始めから暑かったけど。遅い時間から登ってきたヒト達はかなりバテてた様子でした…
2017年の雲取山YEARには来れなかったけど(混んでるから来る気もなかったけど、笑)、久々に登りたいな~となんとなく思ってたのでいいタイミングで登ることができました。距離はそこそこあるけど、あまり急登もないし、難しいところもないし、少し長めの時間歩けるなら高尾山の延長的な感じで登れるお山なのでトレーニングに最適です。だから、トレランのヒトも多いんだよね(今日は少なかったけど)。眺めのいいところもあるし、なかなかいいお山だと思います。ピストンはつまらないから、今度は別のルートからアプローチしたいなぁ。
そういえば、前にはなかった平将門プレートがあちこちに設置されてたけど、全部スルーしちゃったな。そのうち機会があれば読んでみようっと(笑)
2018年8月18~19日 朝日岳~雪倉岳~小蓮華岳(1泊2日・小屋泊)②
1日目:蓮華温泉P~蓮華の森~アヤメ平~兵馬ノ平~白高地沢の橋~(カモシカ坂)~花園三角点~(五輪高原)~青ザク~五輪の森~吹上のコル~朝日岳頂~水谷コル~朝日小屋(泊)
2日目:朝日小屋~水谷コル~(水平道)~水平道分岐~小桜ヶ原~燕岩~雪倉岳頂~雪倉岳避難小屋~鉱山道分岐~三国境~小蓮華山頂~船越ノ頭~白馬大池山荘~天狗ノ庭~蓮華温泉P
3:30に起きて、4:00頃に小屋を出発~。星は出てたけど、今日は行程が長めなので眺めるだけにしました。前日ほどの寒さではなかったけど、やっぱり気温は低めだったので、フリースとニュウモラップを着て歩き出しました。木道は霜はおりてなかったものの、朝露でめっちゃ滑りそうで恐怖過ぎて全くスピード出せず、水谷コルまで下るだけでけっこう時間かかっちゃいました(苦笑)
水谷コルの分岐からは朝日岳頂でのご来光は諦めて、水平道へ進みます。けっこうアップダウンがあるってレコとかで読んだけど、朝日岳のピークは巻いてるんだから、登るよりは楽なはず…と歩き始めました。確かに細かくアップダウンはあったけど、水平なところも多かったし、大きなアップダウンはなかった気がします。ただ、自分の不注意でロストしちゃったところが1ヶ所ありました。鎖がついてる岩のトラバースがあるんだけど、それが終わったところで暗くて下に続いてる道が見えずに、沢筋を道と思って登っちゃいました。登りながら“あんまりヒトが歩いた形跡はないし、ここまでの道に比べると整備されてないから、もう少し登ったら戻ろう…”って怪しいとは思ってたんだけど、上からヘッデンの明かりと『こっちは道じゃないよー』という声が。やっぱりねってことで戻ってみたら、下に行く道がちゃんとありました。明るければ間違えないと思うけど、暗い時間に歩くヒトは注意した方がいいかも。まあ、この道を歩くようなヒトはフツーは間違えないか。
ちょっと明るくなってきました。ここは水平道な感じの部分。
途中から木道がちょこちょこ出てきました。新しい木材が置いてあったりして、歩きにくりところに木道を整備してくれてる途中みたいです。小屋にいたネパーリーのヒト達が整備してくれてるのかな?昨日の夕方、水場で長靴洗ってたし(笑)
雪解けでできた池に朝焼けの雲が映ってキレイ☆もーすぐ朝日が昇ってくる。
水平道分岐を過ぎて木道をどんどん歩いて行きます。凸凹になってて、登山口のところの木道よりは滑りにくいよになってたけど、まだ濡れてたからビビりながら歩くことになっちゃってホントにスピードが出ない(汗)。でも、水平道で少し時間を巻けたので焦ることなく歩いて行きました。
空がキレイなグラデーションに。
東の空が金色に輝いてきました。今頃、朝日岳に登ったヒト達はキレイな日の出を見てるかな?
ここもそのうち木道になりそう。木道にしないとどんどん荒れちゃうもんね。
振り返ると朝日岳が朝日に染められてオレンジになってました。派手目の雲がいいアクセントになってます。やっぱり、登ってから来ればよかったかな…ってちょっと後悔したりして。
うわっ、雪倉岳に向かってめっちゃ雲が流れてきた。このままガッツリ曇っちゃったら悲しい…と思ったけど、雲の動きは激しかったので、再び流れていきました。
雪倉岳に向かって湿原の中を歩いて行きます。このアタリが小桜ヶ原かな?ハクサンコザクラがたくさん咲くみたいです。
数週間前だったらいろんなお花がいっぱい咲いてたんだろーけど、今もお花は少しだけ咲いてました。やっぱりお花畑の時に来てみたいな。ちなみに、このアタリには沢がたくさん流れてるのでお水には不自由しないと思います。
平和な木道が終わって、いきなりガレガレの登りになりました。
ガレガレを登りきるとツバメ岩がドーンと。
雪倉岳がかなり近く、大きく見えるよになりました。でも、まだまだ遠そう…って思ってたけど、たぶん雪倉岳のピークはここから見えてなかったんだよね(汗)
ツバメ岩からは一旦、下ります。ここにもお花がちょこちょこ咲いてました~。花柱がまっすぐだからホツツジ…
ミヤマトリカブト…
タカネトウウチソウ…
樹林帯を抜けてコルまで下りきって、フリースを脱いでTシャツとニュウモラップフーディーになってから雪倉岳に取り付きました。まずは九十九折に登って行きます。そーいえば、花の終わったウルップソウがたくさんありました。さすがに1輪もお花は残ってなかったけど。
同部屋のヒト。グイグイとすごいスピードで登って行っちゃいました。あんな風に歩けたら、もっと遠くまで行って、もっといろんなモノが見れるのにな…
イタドリ…かな?
振り返って朝日岳。
九十九折を登ったら山頂が見えるのかと思ったけど、どこが山頂なのかわからないままお花がいっぱいのトラバース道に突入しました。
アザミ…
このお花は…?
ハクサンシャジンがいっぱい~
ミヤマシシウドとミヤマトリカブトがいっぱい~♪ すごいよ、ここのお花畑も。
山頂どこ~?もう、朝からかなり歩いてるのに山頂すら見えないって(汗)
ああ、急登…(汗)
しばらく登って行くとやっと稜線に出ました。わーい♪ でも、山頂どこ???
ん?あの丸っこいところが山頂かな?まだまだあるねぇ(苦笑)
でも、稜線歩きはめっちゃ気持ちいい~♪ 晴れてるし、風も弱いし、寒くなく暑くないしね。サイコー!!
今日も頸城山塊方面がよく見えました。焼山、火打山、妙高山、高妻山…。手前には♡型に見える池も見えてたんだけど、♡型に見えるところで撮り忘れました(汗)
わわわっ、ミヤマアケボノソウだぁっ!まだまだこの先に咲いてるって思ってたから、ちゃちゃっと撮ってピンボケになっちゃったんだけど、この先に会うことはありませんでした。ちゃんと撮っておけばよかったょ…(涙)
ゆるーく登って行けるのかと思ったけど、ボチボチな登りがありました。
日本海を眺めるフリしてちょっと休憩(笑)
これが最後の登りだと信じたい。この向こうにさらに続いてたら、さすがにちょっと心が折れそうでした。
山頂どこだよ…
振り返って朝日岳…。さすがにちょっと遠くなってきた。
とにかく九十九折に淡々と登って行きました。
このアタリにはほとんどお花はなかったけど、なんかコマクサが咲きそうなところだな~と思って見ながら歩いてたら、ホントにコマクサが咲いてました!こんな時期にまだコマクサが咲いてるなんて思ってなかったなぁ。
コマクサに癒されて最後の登りにかかりました。ヒトが立ってるところが山頂です。
ということで、雪倉岳のピークに着きました。長かったぁ…。水平道分岐から雪倉岳までかなり時間かかちゃったんですけど(汗)。朝日岳までの感じだとけっこう巻けるかなと思ったのに、全く巻けませんでした。やっとのことで登った雪倉岳の山頂からは壮大な絶景が広がってました。昨日、朝日岳の山頂で眺望がなかった分、これでもかってくらいの景色が待っててくれました。これから歩いていく稜線と白馬岳と朝日岳。おまけに立山と剣岳まで。こーゆーの見れちゃうからやっぱりお山は止められないんだよね。
遠くには白山も見えました。
朝から何も食べてなかったから、絶景を眺めながら朝ごはん休憩しました。ここでずーっとのんびりしていたかったけど、今日はCT約11時間のロングルートだからのんびりするわけには行かず…。3日間にして、白馬山荘か白馬大池山荘に泊まればここでずーっと景色眺めていられたんだけどね。ということで、次は鉱山道分岐を目指して歩きだしました。
雪倉岳からは一度、肩といわれるところまで絶景を眺めながらゆる~く下ります。周りはトウヤクリンドウのお花畑でした。
そこからはハイマツの間のザレた九十九折の急な下り。下りだからあっとゆー間だったけど、登ってくるヒト達はけっこう大変そうでした。
かなりおつかれ気味のタカネナデシコ…
急斜面が終わって、なだらかな道を雪倉避難小屋に向かいます。。雪倉避難小屋はとっても綺麗な小屋でした。でも、ここは非常時以外は宿泊禁止。トイレは解放されてるので使わせてもらったけど、トイレもキレイに掃除されてました。
雪倉避難小屋からしばらくはユルユルの平和なロードです。しかも、ほとんどヒトもいない。こんな素敵な場所なのに、こんなにヒトが少ないなんてヤバイな。
振り返って下ってきた雪倉岳。こーやって見てもかなりの傾斜だよね。でも、こっち側から一気に登っちゃった方が精神的に楽かも(笑)
少し離れて見た雪倉岳の全景です。どっしりとしたお山。派手さはないけど、こーゆーお山が好きかも。
そして、鉢ヶ岳のトラバースに突入。ところどころにお花が咲いてるし、キツイ登りもないし、とにかく周りは絶景だし、ここも素敵な道でした。
野生のイチゴ。おいしそーだけど食べません(笑)
タカネヨモギ…
トラバースが終わって、鉱山道分岐に向かって登り返して行きます。船越ノ頭まではアップダウンが続きます。
カワイイお花みつけたーっ!どこかのお山で見た気もするんだけど…
奥のほうに咲いてたんだけど、タカネシオガマだと思う。
そして、またまたコマクサを見つけちゃいました!ここのお花はまだ咲きたてってくらい生き生きとしてました。
そして、鉱山道の分岐に到着。時間を確認したらCTくらいで歩けてて、自分の予想時間よりも早かったので、ちょっと雲が増えてきてたけど眺めを重視して白馬大池から下山することにしました。鉱山道分岐まであまり時間がかかってるようなら鉱山道から一気に下っちゃおうかな…と思ってたからね。ということで、三国境に向かいます。
振り返って、鉢ヶ岳と雪倉岳。歩いて来た道がハッキリ見えました。
ここから三国境までのザレてる登りがこの日一番キツかった…
その後、向かうのはこっちなんだけどね。三国境に行かなくても行けそうなのにな…
遠くから見てた時よりも急に感じます。登りたくないけど、ここさえ登っちゃえば三国境からは軽いアップダウンしかないのはわかってたので、ゆっくりと九十九折に登って行くことに。
マツムシソウのブーケ。ネギ坊主も一緒に(笑)
なんとか咲き残ってたタカネツメクサ…
一瞬、緩やかになるんだけど、またすぐに登りが始まります。三国境…遠ぃぃ…
登ってる途中に小蓮華方面へのトラバースっぽいトレースがいくつもあって、そっちに行こうか迷ったけど、やっぱりせっかくだから三国境に寄っておこうかなって思って三国境に向かうことにしました。同部屋の3人はみーんな健脚だから、自分を軽ーく抜かしてサクサク先に行っちゃったけど、自分はちょっとでもみんなに追いつこうといつもよりもかなり頑張って歩いてたから、ちょい疲れてきちゃってました。
これはお花?…じゃないよね。
うーん、ここまでくればあとちょっとなんだけど、カメのような歩みに(汗)
ヒーヒー言いながら、なんとか三国境に到着しました。三国境は今までの静けさがウソみたいにヒトがたくさんいて賑やかでした。ここまではポツポツとヒトと会うことはあっても、前後に誰も見えない時間の方が圧倒的に長かったし、雪倉岳頂でさえ数人しか会わなかったのに、ここではたくさんのヒトが休憩してました。特に、中国人(このヒト達も台湾人かな?)がめっちゃ騒いでてウルサイウルサイ…(汗)。しかもかなりの大人数で白馬岳に向かってたから、擦れ違いが大変そうでした。
三国境からの鉢ヶ岳と雪倉岳。いやぁ、よく歩いてきたなぁ。オナカが空いてたので、ランチ休憩してから小蓮華山に向かいました。
ここから白馬大池までは前に白馬岳に来た時に通ってるので、快適な稜線ルートってわかってたからウキウキ~♪
しばらく下って振り返ると大迫力の白馬岳。杓子岳と白馬槍ヶ岳も見えます。左奥には五竜岳や鹿島槍ヶ岳も。
絶景なので何度も何度も振り返っていると鹿島槍ヶ岳と白馬槍ヶ岳の間に槍ヶ岳が見えてきました。雲海もいい感じで写真撮りまくり。急いでなかったけど、なかなか足が進まなくて困りました(笑)。そ遠くには南アルプスに富士山に八ヶ岳も!望遠レンズを持ってなかったから撮れなかったけど、かなり遠くまで見えてました。
そんな絶景を振り返り、振り返り眺めながら、軽いアップダウンのある稜線を歩いていたらあっとゆー間に小蓮華岳が近づいてきました。
小蓮華岳は栂池から日帰りで登ってくるヒトもたくさんいるから、かなり軽装のヒト達で混み合ってました。三国境でガッツリ休憩したので、ここでは休憩せずに写真だけ撮って船越ノ頭に向かいます。
そろそろ見納め。朝日岳&雪倉岳、めちゃくちゃ気に入っちゃったから絶対にまた来ると思う。
小蓮華岳からは白馬大池を眺めながらガンガン飛ばして下って行きました。
下りの一部を切り取ってみた。なんかいい感じ♪
毛が生えてないからイワギキョウかな?
イブキジャコウソウ…
クモマミミナグサ…
ザレとかガレとかで転ばないよに気をつけながらもかなりのスピードで下ってきて、あっとゆー間に船越ノ頭が近づいてきました。
ちょっとだけ登り返して船越ノ頭に到着。止まらず一気に白馬大池へ向かいます。
ここからはひたすら下りで、なかなかスピード出して下れるところだったりします。かなりのスピードで下ってて、何人か抜かしたんだけど、自分より数倍速いスピードで下るテン場にいたULカップルに抜かされました。登りもめちゃくちゃ速かったし、なんであんなに速く歩けるんだょ…
白馬大池のアップ。でも、曇り空になっちゃって色がイマイチ。
大池手前にたくさん咲いてた、ミヤマアキノキリンソウ…
そして、最後のチェックポイント(?)の白馬大池山荘に着きました。自分がデッドと決めてた時間より1時間は早かったので、最後の下りに備えて大休憩~。稜線から下りてしまった今となっては、下界の食べ物のことしかもう頭にない!(笑)。あと2時間歩けば、セブンでおいしいラテとクリームたっぷりのデザートを食べれるってモチベーションで最後の下りにかかりました。ちょっと足が疲れてきてるし、安全のために、保険で持ってきたストックをここから1本だけ出動~♪
チングルマ畑の前を通って行きます。一面にお花が咲いてる時にも来てみたいな。めっちゃ混みそうだけど(汗)
しばらくして、樹林帯に入ると大きな石がゴロゴロしてる道になりました。これはあんまり飛ばせない道だね…。気づけばかなりガスってきちゃってたので、最初は見えてたお山も全く見えなくなっちゃったし(そもそも樹林帯だからあんまり景色は見えないんだけど…)、ガンガン下りて行きました。
途中、ちょいちょい急なところもありました。こーゆーところはゆっくり丁寧に下りました。
特にお楽しみもないのでしばらく淡々と下って行くと天狗の庭に着きました。湿原のお花畑的なモノが広がってると思ったのに、全然ちがーう(汗)。大きな岩がゴロゴロ積んであるところでした。国師ヶ岳に行く時の夢の庭園的な感じ。ここを楽しみにして下りてきたのに湿原どころかお花もなくて、めちゃくちゃガッカリ。CTよりも早く下りてきたこともあって、ここから一気にペースダウン。ちょいちょいお花もあったので、眺めながらユルユルと下って行きました。
ゴゼンタチバナの実…
休憩でザックを置いたところで目の前に咲いてたミヤマウズラ…。下りのスピードだと絶対見つけられない小さいお花。ラッキー☆
うーん、これ何だっけ?
ミヤマカラマツ…
フサフサのサラシナショウマ…
ドロドロで道が崩れ気味のところがあったり、水浸しでビショビショのところもあった蓮華の森を抜けると長ーい下りは終わって蓮華温泉に無事戻って来ました。途中はガスってたけど、下界は晴れててめちゃくちゃ暑かった~
下山したのが15:30。蓮華温泉の駐車場は電波が入らないから高速の渋滞がどんな感じかわからずにとにかく約20kmの林道をひたすら下りました。林道から出る時に調べてみると、中央道の渋滞が大したことなさそーだったので、いざという時に下道で帰りやすい中央道で帰ることにしました。関越道からの方が10分くらい早いって出たんだけど、関越道は途中が混む可能性が高いから逃げらんないんだよね…。帰り道も決まったし、どーせ6時間くらいはかかるから急いでも仕方ないよねってことで最初に出てきたセブンに寄ってアイスラテとポテサラちくわ天とダブルクリームシュークリームを買ってガッツリ食べました。いやぁ、めちゃくちゃおいしかったぁ♪ やっぱり、お山の後は揚げ物とスイーツだよね(笑)。安曇野ICまでの下道は空いてたし、中央道もいつも通り大月までは順調。大月から先はいつも通り渋滞してたんだけど、車の数が少なそうだったから突っ込もうかなって思ったところで大月IC先で事故の情報が入ってきたので迷わず大月ICで下りて下道で帰りました。5時間半くらいで帰ってこれたかな?
2日間とも快晴まではいかなかったけどお天気はよくて絶景が見れたし、急に冷え込んだので暑くなくて快適に歩けたし、小屋でもいいヒト達に出会えて、2日目はところどころでみんなとちょくちょく会って絶景を共有したり、おしゃべりしながら休憩したりして、ソロだけどソロじゃない感じだったので、最高に楽しい山行になりました。それに、お花の時期を外しちゃったからお花には期待してなかったけど、予想以上のお花たちに出会えたのは嬉しかったなぁ。雪解け直後のお花もあれば秋のお花もあって、お山は着々と秋の準備をしてるって感じでした。でも、やっぱり涼しいってめっちゃいーね!(笑)飲み物もたくさん持たなくて済むし、汗もそこまでかかないし、サクサク歩けちゃうよ。体調がよかったのかもしれないけど…。それでも、2日目の白馬大池経由のCTが長かったからちょっと心配だったけど、7月に平ヶ岳を歩いてたからまぁ大丈夫かなって思えてたし、同部屋のソロの3人がみんな健脚だったから、みんなに追いつこうじゃないけど触発されて頑張って歩いた感じになって全然問題ありませんでした。
紅葉の時期に鉱山道も歩きたいし、お花の最盛期に白馬岳も絡めてのんびり2泊3日でも歩きたいなぁ。スカイプラザでケーキも食べたいし!来年の夏もお山を歩いていられるといいなぁ…
2018年8月18~19日 朝日岳~雪倉岳~小蓮華岳(1泊2日・小屋泊)①
1日目:蓮華温泉P~蓮華の森~アヤメ平~兵馬ノ平~白高地沢の橋~(カモシカ坂)~花園三角点~(五輪高原)~青ザク~五輪の森~吹上のコル~朝日岳頂~水谷コル~朝日小屋(泊)
2日目:朝日小屋~水谷コル~(水平道)~水平道分岐~小桜ヶ原~燕岩~雪倉岳頂~雪倉岳避難小屋~鉱山道分岐~三国境~小蓮華山頂~船越ノ頭~白馬大池山荘~天狗ノ庭~蓮華温泉P
お天気が良さそうな週末、しかもお盆週で金曜日に早退できそうだから遠くまで移動できるチャンスってことで、登山口の蓮華温泉までおうちから5時間近くかかる朝日岳と雪倉岳にソロで行って来ました!ホントはお花の時期か紅葉の時期に行きたいって思ってたけど、朝日小屋の予約もすんなり取れたし、タイミングを逃すといつ行けるかわからないのでお花にはちょっと遅くて中途半端な時期とゆーのはわかりつつも行ってみることにしました。
会社を早退しておうちに帰って夕方には出発しました。時間が早かったからか、中央道の交通量はけっこう多かったけど、渋滞はしてなかったのですんなり安曇野ICまで着きました。安曇野からは、白馬を通り過ぎてさらに北上。安曇野市内はさすがに車が多かったけど、白馬を過ぎるころにはどんどん交通量が減って、平岩に着くころにはポツポツに。平岩からは細い林道をひたすら走りました。けっこう長かったし、確かに細かったけど、最近、こんな道ばっかり走ってるからなんてことなかったです(笑)。それより、標高を上げていくにつれてどんどん気温は下がって駐車場に着いた時は8℃。まだ8月中旬なのに、寒すぎる…。駐車場で8℃ってことは山頂は何℃?ってちょっと不安になりながらすぐに寝ました。ちなみに、24時前に駐車場に着いた時にはほぼ満車状態でした。早めに来てよかった…
4:00過ぎに起きたらすでに出発準備してるヒトがけっこういました。朝日小屋の女将さんから5:00には出発するよに言われてて、5:00出発で十分と思ってたからちょっと焦ったけど、寒くてなかなかシュラフから出れず…。朝ごはんを食べて、フリースとニュウモラップフーディーを着てガッツリ防寒して出発しました。ルートは、蓮華温泉からの反時計周り。下山は鉱山道を通った方が早そうだけどあんまりヒトが歩いてなさそうだし、できれば白馬大池経由で稜線を歩きたいなって思ってたので、鉱山道の分岐に着いた時点で時間を確認してからどちらから下山するか決めることにしました。蓮華温泉を過ぎてしばらくすると木道になりました。この木道がめちゃくちゃ滑って怖すぎて全くスピードが出せず(泣)。空が綺麗な色になってたけど、見とれて転ばないよーに気を付けて歩きました。
鉱山道との分岐を過ぎると緩い下りになって、アヤメ平に着きました。アヤメ平にはイワイチョウとかトリカブトとかちょっとお花が咲いててウキウキ♪ 目の前には雪が残ったお山が見えてたんだけど、左が朝日岳で右が五輪山かなぁ?
一度、樹林帯の中に入るとすぐに兵馬ノ平に着きました。ここにもお花がちょこちょこ咲いてました。初夏には一面のお花畑になりそうだから、ここはお花の季節に来たいなぁ。でも、写真ばっかり撮ってて全然進めなくて小屋にたどり着かなくなるかも(苦笑)
タムラソウ?アザミ?後にはトリカブト。
湿原の向こうには、モルゲンのお山が…朝日岳かなぁ?それにしても、お天気がめっちゃ良くてテンション上がります!!
再び樹林帯に入ってしばらくすると、木道が終わってここから本格的な下りになりました。でも、ずっと下るわけじゃなくて、たまにこんな登りも出てきます。
木道だったり、木の根っこをま跨いだり、石ゴロだったりと、なかなかハード目な下り。でも、ツルツル滑る恐怖の木道に比べたら全然いいかも。逆周りで最後にここを登るのはちょっと…だけど(汗)。特にテン泊装備とかだったらかなりイヤだなぁ。
ひたすら下ると橋が見えてきました。よし、これで下りは終わり! この時、意外と早かったなとは思ったんだけど…
さてさて、登り開始!遂にカモシカ坂に突入か~っ?!なんてこの時は思ってたんだけど…
階段も出てきた。これでもかってくらいマーカーついてたんだけど何なんだろ?でも、この後、一向に急な登りにはならず、おかしいと思って地図を確認したら、橋は2つあって、まだ1つ目の橋だったことに気づきました(苦笑)
オクモミジハグマ…
ジャコウソウ…
レイジンソウ…かな?
ヨツバヒヨドリ…
ひたすら下ってから登ることは覚悟してたのでどんどん下って行きました。でも、下った階段を振り返るとちょっともったいない気も。
朝露のを纏ったノコンギク…
そして下りきったところに橋が見えてきました。ここが白高地沢橋です。さっきのは瀬戸川橋でした。
橋の上はいい眺め。向こうに見えるのは朝日岳かなー?
橋を渡ったところにここに座ってくださいと言わんばかりの大きな平たい岩があったのでちょっと休憩。これからの登りに備えて防寒着を脱いでTシャツだけになりました。まだまだ涼しかったけど、お日さまが出てきて寒くはなくなってたしね。橋の近くにはウメバチソウが咲いてました。
蓮華温泉からここまで4.8km、朝日岳まで6.1km。距離的にはそんなに遠くないんだけど、今までは下り基調でここからが登りの本番なんだよね。カモシカ坂、頑張る~っ!
橋からしばらくはゆるゆると登って行きます。お花がちょこちょこ咲いてました。これはソバナかな?
タケシマランの実…かな?真っ赤でカワイイ♡
こんな感じのところを歩いて行きます。すっごく静かでいい感じ♪
ヤマアジサイ…。白やピンクも咲いてました。どれもこれも終盤だったけど。
だんだん登りになってきて、こんな岩っぽいところとか、ロープがついた小さいハシゴとか、ちょっとアスレチック的なところを登って行きました。手前の沢で顔を洗ったから、レンズに水滴がついちゃった(汗)
そして、遂にカモシカ坂に突入~。なかなか登りやすそうな階段です。
途中、ちょっと荒れた感じの階段になって急な部分もあったけど、まだまだ先は長いのでとにかく疲れないよに丁寧に登って行きました。今日、暑くなくてよかったよ。ここは暑かったから大変だ…
アカモノの実…
どんだけ急なんだろうって最初はビビりながら登ったけど、気が付いたら樹林帯を抜けてました。苦手な階段の割には意外とあっけなく登れちゃったかも。その後も相変わらずの階段を登り続けると、急に視界が開けて草原地帯になりました。このアタリも夏にはお花がたくさん咲いてたんだろーなぁ。
ワレモコウ…
イワショウブ…。下の湿原にも咲いてたけど、やっぱりお日さまの下で見るほうがカワイイね♡
ミヤマコゴメグサ…
こんな感じの気持ちのいい道がしばらく続きます。土曜日なのに前にも後ろにも誰もいなくて貸切のボッチ状態。ここ、お花が咲いてたらホントに前に進めなかったな…。左手には小蓮華岳と雪倉岳が見えてました。
コロコロしてるシラタマノキ…
ミヤマママコナ…
花園三角点に着きました~♪ このルートで一番キツイと言われてるところは終わりました。登りが超苦手でカメ足な自分がCTを30分も巻けちゃったくらいだから、山と高原地図のこの部分のCTはかなり甘そうです。ちょっと休憩したかったけど、少し先の水場のところにベンチがありそうなのでそこまで行くことにします。朝日岳が近づいてきたよぉ~
カモシカ坂の途中からも見えてた雪倉岳がドーンと見えました。左奥は小蓮華山かな?こーやって見る感じだとかなりなだらかなお山に見えてたんだけど…ね…
予定より早く着いたし、オナカ空いたからとりあえずベンチで休憩~。五輪高原のお花の最盛期はとっくに過ぎちゃってるから花園ってゆーには程遠い感じだったけど、なんとかお花は咲いててくれました。ちなみに水場はチョロチョロで今にも涸れそうな状態。でも、この後、あちこちに雪解け水が流れてるからあんまり問題なさそうです。
ほぼほぼ終盤のワタスゲ…。かなり寂しい感じ(苦笑)
まだまだ蕾をたくさんつけてたキンコウカ…
イワカガミがまだ咲いてる…。あんまり元気なさそうだけど(笑)
チングルマは穂になってるのがほとんどだったけど、少しだけお花も残ってました。
ミヤマセンキュウ…かな?セリ科は難しい(汗)
オトギリソウ…イワオトギリなのかも?
しっかり休憩してから再び登って行きました。ゆるーく登って行く気持ちのいい道でーす♪
カライトソウ…
マツムシソウ…。咲き終わってるのもかなり多かったけど、まだまだたくさん咲いてました。
ハクサンシャジン…
そして、青ザクというところ。ここもお花畑らしいけど、もうマツムシソウがポツポツしか咲いてなかったです。振り返ると雪倉岳が目の前にめっちゃよく見えました。ずっと眺めていたいけど、キリがないのでガレたところを登って行きます。
木が生えてるところを入ったり出たりして…
そして、樹林帯に入りました。このアタリは五輪の森とゆーらしいです。涼しくて快適~♪
樹林帯を入ったり出たりしながら進んでいきます。岩っぽいところをトラバースしたり、ザレた細いトラバースもちょっとだけあったけど、難しいところはありません。
ニガナ系のお花かなー?真ん中にお花、周りにぐるりと蕾をつけてる。
ヤマハハコ…
赤く色づいたオオカメノキの実…
シュロソウかと思ったけど、花びらが5枚だから違うみたい。
クルマユリ…。ビタミンカラーで元気が出る!
水が流れるところをちょっとした沢登り的に登ったりも…
リンドウ…
お花を探しながらゆっくりと登って行きます。ホントに気持ちのいい道~♪
シロバナニガナとハナニガナ…
カラマツソウ…
ウサギギク…
お花の終わったチングルマ…。青空に向かって飛んで行きそう!
アヤメ平にも咲いてたオニシオガマ…
クロトウヒレン…
雪倉岳の右側に旭岳が見えてきました。向かってる朝日岳とは別物です(笑)
初めましてのシロウマアサツキ。小さいお花の集合体です。コロッとした形がカワイイー♡
朝日岳はかなり近づいてきました。相変わらずこんな感じの道が続きます。どこまでも歩けそうな快適な道なんだけど…
ちょっと沢っぽいところを登ったり…
水浸しの階段を登ったりも。
ミヤマダイモンジソウ…
密集するチングルマ。キラキラ~☆
何回か沢を渡渉したりしながらユルユル登って行くと、お花がたくさん咲いてるところに着きました。雪解けが遅い地域だからか、雪渓のすぐ近くになんとハクサンコザクラがまだ咲いてました!
1株だけじゃなく、こんな感じでたっくさん。
めっちゃカワイイー♡
雪渓の近くがかなりの密集地帯だったけど、すぐ近くにもポツポツ咲いてました。
それ以外にもたくさんのお花が咲いてました。シナノキンバイやハクサンイチゲの他に、アオノツガザクラとか…
ミヤマダイコンソウ…
このちっちゃいお花は…?
道の両側がお花だらけ!夏のお花がまだこんなにもたくさん咲いてるなんて…。感動し過ぎてかなり足が止まっちゃいました。しかも、こんな素敵な場所なのに、全くヒトが来ないから独り占め状態。なんてところなんだ…
しばらくすると吹上のコルに到着しました。ここは栂海新道の入口です。栂海新道も歩いてみたいけど、シュラフとか水とか食料とかイロイロ持って歩かないとだから今の自分には無理かなぁ…なんて、日本海を眺めながらのーんびり休憩。だって、いつも通り写真はたくさん撮ってるし、ゆっくり歩いてるし、適度に休憩もしてるしのに、何故かCTを下回ってる。こんなこと滅多にないのにね(笑)
ヒトがたくさん来そうな気配がしたタイミングで朝日岳に向かうことにしました。また、山頂で休憩すればいーしね。
朝日岳へは九十九折の単調な登り。でも、急なところはなく歩きやすかったです。
今日、歩いて来た道。いい道だったなぁ♪
高度が上がって、さっきからチラチラ見えてた妙高方面のお山がよく見えるようになりました。
ミヤマリンドウ…
花柱がクルンと上に向いてるからミヤマホツツジ…
ネバリノギラン…
ヒメクワガタ…
イワショウブに似てるけど…
アチコチでちょこちょこ見かけてたハクサンイチゲ…。空に向かって元気いっぱい咲いてました。美しいなぁ。
シロウマタンポポ…
クモマミミナグサ…かな?
かなり終盤のチシマギキョウ…
ところどころでお花の写真を撮りながらのんびり歩いてたら、なんかガスが湧いてきて…。山頂に立つまで待てって~って祈ってたけど、祈りは届かず気づけばさっきまでキレイに晴れてた朝日岳の上はすっかり雲が広がってました。それでも山頂に着くまでにはきっと風で流れていくさって思ってたけど、山頂に着いてもやっぱりガスガス。山頂から朝日小屋までは40分で、このまま小屋に向かってもかなり早く小屋に着いちゃってヒマなので、ベンチでランチしながら晴れ待ちをすることにしました。やっぱり山頂も空いてたし(笑)
なんとかチラ見えした白馬方面…。でも、これがMAXでした。のんびりしてないでさっさと山頂に上がってくればよかったー(涙)。さっきまでは快晴だったはずなのに。
瞬間的に白馬岳方面がチラッと見えた時もあったんだけど、ガッツリかかったガスはスッキリ晴れそうになかったから諦めて小屋に向かうことにしました。もちろん、向かう先もガスガスで真っ白…
木道と階段状になってるガレた道を下っていくと、ガスの中にお花畑が出てきました。
タカネボウフウ…かな?苦手なセリ科。
ヨツバシオガマ…。ここまでもちょこちょこ咲いてたけど、ここがイチバン綺麗にたくさん咲いてました。
この階段がボチボチ急でした。明日の朝、ご来光とさっき見れなかった峰々を見るために登り返そうかなってチラっと思ったりしたけど、この階段を朝イチで登るのはイヤなので、この時点で止めておくことに決定(苦笑)
またしてもお花畑…。ミヤマキンポウゲがすごかった!晴れてる時に見たかったよ…(泣)
オオレイジンソウ…かな?
九十九折を下っていると朝日小屋が見えてきました。うわっ、小屋まで登りなんだね…
水谷コルまで下りきって、小屋に向かって登り返して行きます。さすがにちょっと疲れてきて、休憩がてら振り返ると下ってきた道がよく見えました。明日は、右に伸びてる水平道で雪倉岳に向かいます。
ガスでチラチラ見え隠れしてる白馬岳を左手に見ながら木道を歩いて行くと朝日小屋に着きました。受付に行くと『〇〇さんですね?』って名前を言われてビックリ。聞いたら、宿泊予定の女性ソロハイカーは4人で、3人はすでに到着済みだからわかったとのこと。自分が着いたのだって14時前なのに、みんな早い…(汗)。お部屋は6人部屋に4人でゆったりと使えました。夜ごはんまでたっぷり時間があったので、小屋の外で近くにいたオジサンとおしゃべりしながら再び晴れ待ち。根気よく待ってたら白馬岳方面がかなりよく見えるようになったよぉ。めっちゃ贅沢な眺めだなぁ♪
小屋から少しだけ水谷コル方面に木道を歩いて行ったところが眺めがいいです。小屋前は台湾からのツアー客でめちゃくちゃうるさかったしね(汗)。通るヒトの邪魔にならないよーに木道に座ってずーっとお山を眺めてました。この写真は木道からの小屋方面。同じく木道に座ってるのは同じ部屋のヒト。この時は、まだ同部屋だって知らなかったんだけど…
夜ごはんは4:45からでおかみさんの音頭で食前酒のワインを乾杯してからいただきました。噂通りのめちゃくた豪華な夜ごはん。テントのヒトも何人か夜ごはんだけ食べに来てました。おかずだけでオナカいっぱいになりそうな量だったからごはんは少ししかよそわなかったんだけど、全体的に味が濃い目だったのでついついごはんをお代わりしちゃってオナカパンパン(笑)
夜ごはんの後は夕日待ち…。とりあえずは小屋前で、おしゃべりしながら日が落ちてくるのを待ちました。そうそう、テン場は空いてました。
そして、いい感じになった頃、みんなで日本海に沈む夕陽を見に行きました。沈む寸前の夕陽と赤く染まったチングルマ…
沈みかける夕陽。雲がいい感じに出てたのでとても幻想的な空でした。ソロで来たけど、こんな素敵な景色をみんなと共有できてよかった…
雲がピンク色に染まってくれて、夕陽の余韻も楽しめました。
カラダが冷え切っちゃったので、談話室でコーヒー飲みながらおしゃべりしてからお部屋に戻りました。消灯は21:00だったけど、またしても消灯1時間前に寝ちゃいました(笑)。暑いのか寒いのかよくわからない状態で何回か目が冷めたけど、なんだかんだよく寝れた気がします。
2018年8月11日 日の出山(日帰り)
みたけさん駅~富士峰園地~神代ケヤキ~日の出山~梅野木峠~琴平神社~日向和田駅
御嶽山に行こうと思ってたけど、土日のお天気がかなりビミョーだったから遠出するのは止めて、日の出山にソロで行ってきました!この時期の目的といえば富士峰園地のレンゲショウマ♪ すでに1000株以上咲いてるとゆー前情報だったのでちょーどいいかなと思って行ってみました。日の出山は去年の大塚山と同様、おまけです(笑)
午後から雨が降りそうだったから、始発近い電車で御嶽駅へ。山の日だってゆーのに思ったよりも電車は空いてました。やっぱり、みんなアルプスとかに行ってるのかなぁ?電車到着の時間にちょーどいいバスがなかったからケーブルカーのたきもと駅まで歩いちゃおうかなって思ったけど、臨時のバスが出たからすぐに出発することができました。でも、その後のケーブルカーは臨時便が出なかったから、結局、たきもと駅で待つことになったんだけどね…
みたけさん駅を出たところのベンチで朝ごはんを軽く食べました。山の日だから警察庁のヒトがいたり、係りのヒトがテーブルで登山届を書かせてたり、パンフレットを配ったりしてたけど、やっぱりヒトは少なめ…。そして、想像通りの空模様。時折、晴れ間も出るものの明らかに雲の様子が怪しい…
もともとお天気は期待してないので、ちょっとでも晴れ間が出て陽射しがあるといーなーと思いつつ富士見園地に向かいました。階段の途中に咲いてたガクアジサイ…
富士峰園地に着くとまだヒトはまばらでした。でも、いいポジションにはすでにカメラマンさんが陣取ってたけど(笑)。そして、レンゲショウマのお花も少なめ…。1000株だともっとわわっと咲いてるかと思ったけど、想像したよりもずいぶん少ない感じでした。
お日さまも出てないし、日陰だから露出を明る目にして撮ってみたけどブレるブレる…(汗)
わー、お日さまが出てきたぁ♪
まだ花びらに水滴が残ってるー。キラキラしたところを撮りたかったけど、なかなかいい角度が見つけられず(汗)
イチバン上のお花はもう終わっちゃてて、2番目とか3番目のお花が咲いてる株が多かったな。
日陰にひっそり咲く感じもまたよし…
思いっきり開いてるねー。クルクル回り出しそう(笑)
しっとりといい感じに咲いてますー。カワイイ♡
写真でなかなか群生感が出せないんだけど、こんな感じでたくさん咲いてます。
キレイに咲いてる~♪
後ろ姿も素敵です~(笑)
お花自体もカワイイんだけど、丸い蕾がまたカワイイんだよねー
カタチのいい子を撮りたいけど、みつけるのもなかなか難しい。
綺麗な子を見つけたんだけど、風が出てきてなかなか撮るのが難しかったぁ。明るくするとブレちゃうし(汗)
レンゲショウマ撮りに来るのは3回目なのに、全然うまく撮れるようにならないなぁ(汗)。構図の問題もあると思うけど、日陰だったり、風があったりするから、明るい望遠レンズかズームレンズが欲しいなぁ。
トチバニンジンの実?
マツカゼソウ…
ヤマハッカ…
ゲンノショウコ…かな?
えと、このお花は?
ヒトがかなり増えてきたし、なかなか満足いく写真が撮れないので諦めてケーブル駅前の広場に戻りました。広場は朝に比べたらかなりヒトは増えた感じだったけど、それでも山の日にしては少なめだったかも?東京は午後から雨予報だったからかもね。
ということで、ちょっとだけおやつ休憩してから日の出山に向かいました。御岳神社はヒトが多くてイヤだし、大岳山まで行って海沢から下山しようかとも思ったけど、お天気が崩れそうだったのでまた今度…
ヒメジョオン…かな?
宿通りを抜けて登山道に入っていきます。日の出山に行くのは何年ぶりかなー?ってくらいに久しぶり。あまりにも前過ぎて、とにかく杉が多くてくしゃみ連発だった記憶しかなくて、どんな道だったかよく覚えてなかったんだけど、とっても歩きやすい道でした。
ノリウツギ…かな?
急な登りは全くないからかなりいいテンポであるいてたんだけど、雨がポツポツ降ってきて…。樹林帯で多少はしのげるからそのまま歩いてたんだけど、そのうち本降りになっちゃったのでザックカバーして、傘をさして歩くことにしました。カメラもザックにしまっちゃったので鳥居の写真とかはなし。
しばらく歩いてると雨は止んで日が差してきました。よかった…
ちょっと左側が岩っぽい道になってきました。
雨上がりでめちゃくちゃ蒸し暑いけど、陽射しで緑がキレイだなぁ。
ゆるーく登って行きます。
ヒメヤブラン…
滝のよーに汗がでるから熱中症にならないよに東雲山荘との分岐のベンチで水分補給してから山頂へ。途中のスペースにも係りのヒトがいて、冷たい飲み物を販売してくれてました。こんな蒸し暑い日に頭が下がります。ありがたいね~
そして、日の出山に到着です。前に来た時にはたくさんヒトがいて賑わってたけど、今日は数人だけの静かな山頂でした。たまに風が吹いて気持ちよかったので、ここでランチ休憩にしました。
山頂に咲いてたツリガネニンジン…
ミヤマハギ…かな?
樹林帯の中に下って行きます。
ノハラアザミ…
どんどん下って行きます。
しばらく下ると隣にも道があったことに気が付きました。右から下りてきたんだけど、左の方がなだらかそう。
笹がわさわさ生えてるところもありました。
と思ったら、冬みたいにほとんど緑がなくなるところがあったり。ヒトの手がガッツリ入ってるから、いろんなことになってます(笑)
道幅が広いところもありました。途中、マウンテンバイクのヒトとすれ違いったけど、確かにここなら問題なく乗れそうです。
ヒヨドリバナ…かな?
ほぼ平坦なので、お散歩道だねー。ここならトレランやってもよさそう。
ダイコンソウ…
梅ノ木峠で一度舗装路に出て、再び山の中に入っていきます。ヌスビトハギ…
根っこだらけの道もあるけど、基本的には梅ノ木峠までの道と同じくキレイに整備された道です。
やっと、琴平神社に着きました~
ちょっとだけ展望があります。あんまりお天気はよくなかったけど…
だんだん、代わり映えのしない道に飽きてきちゃいました(汗)
琴平神社からの下りがちょっと急だったので、一気に下ってから振り返っての鳥居。
ここまでくれば登山口まであとちょっとです。シダ系の植物が増えてきました。
キツネノマゴ…。途中、似てるお花のハグロソウも見かけたけど、ブレブレで撮れませんでした。
ということで、登山口まで下りて来ました。梅の公園の横を通って日向和田駅に向かいました。前に来た時は梅の花を見るためにこっちに下りたんでした。あの後、梅の木は病気で伐採されちゃったと思うんだけど、今はどーなってるんだろ?時期も時期だから、公園の周りの飲食店は明らかにやってなさそうな感じだったけどね…
レンゲショウマは何度見てもやっぱり可愛かったです♡なかなか写真はうまく撮れるようにはならないけど、眺めてるだけで大満足。ちょっと雨に降られちゃったし、蒸し暑かったし、日の出山からの下りは単調で退屈だったけど、やっぱりこんな低山でも自然の中にいるのは気分がいーです♪
来週は、北アルプスに行きたいなぁ…
2018年8月4~5日 爺ヶ岳南峰~爺ヶ岳中峰~岩小屋沢岳~鳴沢岳~赤沢岳~スバリ岳~針ノ木岳(1泊2日・小屋泊)②
1日目:扇沢無料第一P~柏原新道~種池山荘~爺ヶ岳南峰~爺ヶ岳中峰~種池山荘~岩小屋沢岳~新越岳~新越山荘(泊)
2日目:新越山荘~鳴沢岳~赤沢岳~スバリ岳~針ノ木岳~針ノ木峠(針ノ木小屋)~大沢小屋~扇沢駅~扇沢無料第一P
鳴沢岳で日の出を見ようと思って、3:00に起きて3:30に小屋を出発しました。小屋は毛布1枚でも暑くて何回か目が覚めました…(汗)。外に出ると空にはお星さまが見えてていい感じ♪ ちょっと風があったけど、歩いてれば半袖でちょーどいいくらい。さすがにまだ暗いのでヘッデンの明かりだけで進んで行きますした。最初は意外と草木が生えてるところを歩いて行く感じだったけど、そのうち階段の登りになって、しばらく階段を登るとちょっとした岩場になりました。明るければなんてことないところなんだけど、まだ暗かったのでストックをしまって慎重に登っていきました。このアタリで風がかなり強くなってきて、気温も下がってきて、ガスが出てきたのでウィンドブレーカーを着て、ついでにグローブもしました。
そして、本日1つ目のピーク、鳴沢岳に到着~♪ 着iいた時には薄明るくなってたけど、山頂にいたオジサンがまだ日の出まで30分以上かかるって教えてくれたので、日の出を待たずにオジサンを追っかけるカタチで先に進むことにしました。だって、めちゃくちゃ風が強くて寒かったんだもん。こんなところで待ってられないょ…
まずは目の前に剱岳を眺めながら下って行きます。剱岳も見事に山頂付近に雲かかっちゃってるねー
これから進む稜線はガスの中だったけど周りは晴れてたから、きっと朝だけでそのうちなくなるはずってよくわからない自信がありました(笑)
冷たい風が立山側からビュービュー吹きつける中、細かいアップダウンを繰り返して行きます。新越山荘を境に道の感じがちょっとワイルドになりました(笑)。ガスがなくて、風が吹いてなかったら、右手に立山&剱岳を眺めながらのんびり歩ける絶景ルートなんだけど、寒いしガスガスでそれどころじゃなかったです。
相変わらずの強風でカラダが煽られる中、少しずつ進んで行きました。完全にガスの中に突入したけど、足元はちゃんと見える程度だったし、滑落するような危険なところはなかったからよかったです。
少しガスが薄くなってくると、先行してたオジサンがたぶん名もないちょっとした小ピークで日の出待ちしてるのが見えました。ちょーどいい感じに日の出が見えそうなところだったから自分達も便乗して一緒に日の出待ちをさせてもらうことにしました。
お日さまが昇ってくる方向にはかなりガスが湧いててなかなかお日さまは顔を出してくれなかったけど、ふと上を見上げたらお月さまと赤く染まった飛行機雲が見れました。
雲やガスがなければすでにお日さまは昇ってるタイミングだったから空はだんだん明るくなってきてたけど、流れゆく雲と沸き立つガスで見えそうで見えない。…と思ってたらついにチラ見え!でも、鳴沢岳の向こうに湧いてるガスめちゃくちゃ邪魔なんですけどーっ(泣)
でも、邪魔だと思ってたガスのおかげで何だか幻想的な日の出になりました(笑)。鳴沢岳の山頂にいたヒトは日の出見れたかな?
とりあえず、日の出が見れて満足して歩き出したんだけど、ふとお日さまの方を見てみたらなんかすごいことになってました。も、燃えてるみたい…
真っ赤に燃えるお日さまのおかげで向かう稜線がだんだんオレンジに染まってきたぁ。たぶん、ガスがかかってるところが次のピークの赤沢岳かな?着くまでにガスがなくなってくれるといーけど。
赤沢岳に向かってる途中で急にオナカが空いてることに気づきました。朝起きてから何も食べてなかったからね…。少しだけハイマツで風が避けられるところに座って、立山&剱岳を眺めながら朝ごはんにしました。ん~、ちょっと風が強くて寒いけど贅沢な朝ごはんタイムだぁ♪ いつの間に稜線のガスはなくなってて、立山&剱岳の雲も少なくなりつつありました。
再び歩き始めて振り返ってみると後立山の峰々が朝の陽射しの中に幻想的に浮かんでました。前日に見ることができなかった白馬三山までしっかり見えます。
前を歩いてたオネーサンが何かの写真を撮ってる…と思ったら、雷鳥さんでした~♪ いつもはグエグエ鳴いてるのに珍しくクークー鳴いてるなと思ったら、雛ちゃん達と一緒でした。望遠レンズがなかったのがイタイ…(涙)
雷鳥さんとお別れして登って行くと赤沢岳の山頂標識が見えてきました。こちら側から登る分には急登もなく、登りやすい感じでした。お日さまのおかげで風が強くても少し暖かく感じられるようになって、暑くなく寒くなくちょーどいい感じの温度感でした。
本日2つ目のピーク、赤沢岳に到着~♪ 立山&剱岳にかかってた雲もすっかりなくなったし、風もほとんどなくなってました。めちゃくちゃいいお天気です!
さっきからチラリと見えてた黒部湖がだんだん見えるよになってきました。奥には裏銀座の峰々も見えるようになって、影赤沢岳もできてました。
さっき、朝ごはん休憩したばかりなのでしばらく景色を堪能してから次のピークのスバリ岳に向かいました。こーやってみると、稜線を水平に歩いていって、最後にちょっと登れば着きそうな感じなんだけど、実は見えてないところでかなり下ります…
赤沢岳からは山と高原地図ではこのルート上で唯一危険マークがある下りです。下り始めにも下り終わりにもきちんと注意喚起の看板がありました。確かにザレ&ガレの急な下りだけど、難しい岩場とかではないので滑ったりしない限りは問題ないところだと思います。
危険マークの下りが終わって少し進むと今度はめっちゃ左側が切れてる道幅の狭いところが出てきました。傾斜はついてなくて平坦だからフツーに歩けば全く問題ないところだけど、高所恐怖症の自分は下を覗き込むとゾワゾワしちゃう感じでした。強風に煽られたらちょっとコワイかもね…
小さなピークを登ってから下るだけ下って、スバリ岳に登り返します。うーん、この登りはけっこうキツそう。小屋で同室だったオバチャンに途中で抜かされたんだけど、そのオバチャンも途中でかなりペースダウンしてるのが見えました。だって、どー見ても急登だよね(汗)
最初は岩々…。急なことは急なんだけど、しっかりとステップがあるのでほとんど手を使うことはなく登って行けました。
カール状の地形はとってもキレイだし、右手には立山&剱岳がずーっと見えてるんだけど、なかなかキツイ登りです。途中の砂礫地にコマクサがちょっとだけ咲いてたけど、かなり元気ないほぼほぼ終わりな状態でした。もしかしたらここで見れるかなーって密かに楽しみにしてたのに残念…
上の方にクワガタの角みたいなのがずっと見えてるんだけどなかなか近づかない…(汗)。けっこうな斜度なのにザレてるから歩きにくい。
このスバリ岳への登りが今回の山行でイチバンきつかったかも。そこそこ距離もあるし、けっこうな斜度もあるし、ザレてたりガレてたり。この後、最後に針ノ木岳への登りがあるので、急ぐことなく疲れないペースでゆっくりゆっくりジワジワと(笑)登って行きました。でも、ここまでくれば山頂はもーすぐです。
なんとか登りきって本日3つ目のピーク、スバリ岳に到着~♪
スバリ岳から見た後立山連峰はかなり素敵な光景でした。昨日は雲に隠されちゃってた白馬三山もしっかり見ることができました。
おやつ休憩しながら景色を眺めて、もーこれで満足じゃない?って感じだったんだけど、通らずしては下山できない最後のピークの針ノ木岳に向かいました。3年前に針ノ木岳&蓮華岳に来た時はあんまりお天気がよくなかったけど、今回はめちゃくちゃいーお天気だから、霞み出して遠望がきかなくなる前に針ノ木岳に着きたいなーと思いつつも相変わらずゆっくりとしたペースで歩いて行きました。
まあ、予想はしてたけど、やっぱり下ってからの登り返しだね。赤沢岳からスバリ岳に比べたら大したことないかなって感じだけど。スバリ岳からの下りもちょっと急なので気をつけたほうがいーです。
マヤクボノコルまで下りきって、本日最後のピーク針ノ木岳に取り付きました。
ここもけっこうな斜度のところはあったけど、見た目通り距離的にはスバリ岳よりも全然短かった感じでした。やっぱり、ザレ&ガレだから下る時は注意した方がいいかもね。
山頂が近くなってくると、朝からあんまり会えてなかったお花たちにやっと会うことができました。同室のオバチャンがこっちは花はないって言ってたけど、確かにここに着くまではほとんどお花は咲いてませんでした。小屋の周りには咲いてたと思うけど暗くて見えなかったしね…
タカネシオガマ…かな?
会えるのを楽しみにしてた模様がめっちゃ可愛いシコタンソウ。ホントは明るいところで撮りたかったけど、日なたのお花はほぼ終わっちゃってたので日陰のお花でガマンしました(涙)
そして、本日4つ目、最後のピークの針ノ木岳に着きました~♪ 白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、そして、昨日歩いた爺ヶ岳、岩小屋沢岳、今日歩いた鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳。後立山連峰をずらーーーーっと見ることができました。こんなに見えると思ってなかったから、めっちゃ感動です♡
奥に見えるのが常念山脈に穂高連峰の表銀座方面。左側に八ヶ岳とか富士山が見えてたはずなんだけど、北アルプス丸見え状態にコーフンし過ぎてて見落としました(笑)。手前は船窪岳とかかな?
野口五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳に薬師岳の裏銀座方面。7月に台風のせいで中止した折立~新穂高の縦走、夏の間に行けるかな…
そして、ずっと眺めながら歩いてた立山&剱岳。そして、黒部湖。
オマケでお決まりの槍ヶ岳のアップ!(笑)
山頂に咲いてたミヤマヒゴタイ…
山頂ではいろんなヒトとお話ししたりして、予定以上にかなりのんびり休憩しちゃいました。寒くなく、暑くなくでちょーどいい感じだったから下山する時もこんな気温だといーなって思いながら、まずは蓮華岳を眺めつつ針ノ木小屋まで下山開始です。
このカール状の地形がいい感じなんだよね。例年だったら、雪もまだところどころに残っててミドリとシロの縞々模様になってたり、お花もいっぱい咲いてたりで、いい感じなはずなんだけどね。あ、これでも十分にいい眺めなんだけど。
そうそう、針ノ木岳からの下りもやっぱりザレ&ガレです。ヒトがたくさん歩くからかけっこう滑ってイヤな感じ(汗)。でも、もう下りだけだから体力温存する必要もなく、足取りはかなり軽かったです。それよりもオナカが空いてたから、早く小屋までいってランチ休憩したかったというのがホンネ(笑)
ウスユキソウ…。暑さで干からびてる?
キンポウゲも終盤に近かったけど、青空とお山を背景に撮れてよかったー♪
ミヤマダイモンジソウ…
フワフワのチングルマの群生…。お花の時に見たかった気もするけど、このキラキラなフワフワも大好きなんだよねー♡
針ノ木小屋が見えてきました。蓮華岳に咲き残りのコマクサを見に行きたい気持ちもちょっとだけあったけど、少し下ってきただけで山頂の涼しさがウソのように暑くなってきちゃってて(時間的なモノもあると思うけど…)、もう登る元気は残ってなかったのでまた来年来ることにしました。
針ノ木小屋への下り。ここが何気にかなり急なんだよね。前に来た時は、ソロテン装備だったから雪渓でヘロヘロになって、その後に水場でお水を汲んでからの九十九折の登りでさらにヘロヘロになって、テント設営した後に登ったここがほぼ空身だったにもかかわらずかなりツラかったなぁ…
無事に針ノ木小屋に到着です。木陰はオジサン達に占領されてて、小屋前の日なたのベンチしか空いてなかったからめちゃくちゃ暑い中での休憩…(汗)。目の前に見えるのは七倉方面に向かうお山たちかな?キツそうだけど、あのあたりも歩いてみたいなぁ。
イワギキョウ…かな?
柏原新道にも咲いてたエゾシオガマ…
色が濃いけどこでもイワギキョウかな…?
ここでもかなーりのんびり休憩しちゃったけど、そろそろ陽射しが暑くてガマンできなくなってきたので涼しい雪渓に向かうべく下山開始~♪ 歩いた稜線を眺めながら下っていきます。
下り始めたところにはお花がたくさん咲いてました。前回来た時もそーだったかも!ということで、ヨツバシオガマ…
わーい!チングルマがまだ咲いてたぁ♡種池山荘の周りに2輪だけ咲き残ってたり、針ノ木岳からの下りでもポツポツ数輪咲いてたりしたけど、まさかこんなに群生して咲いてるところが見れるとは思ってなかったから嬉しかった~
タカネヤハズハハコ…
ザレザレの九十九折の急な下り…。実はここ登るのがイヤで柏原新道からの登りにしたんだよね。残雪期はここで滑落したヒトが多かったみたい。確かに直登するとなるとかなりの急斜面です。
下から見上げるとこんな感じ。小屋泊装備だからテン泊装備の時に比べたら楽なはずだけど、やっぱり登りたくないかも。めちゃくちゃ暑いし。
クモマナズナ…かな?
ザレザレの九十九折が終わっても、けっこう急な下りが続きます。めっちゃ気温が上がってきて暑かったぁ。登ってくるヒト達はみんな汗ダラダラでやっぱりかなりキツそう。でも、雪解け水の沢がところどころにあるからそこで顔を洗ったりクールダウンできたし、下に行くほどキンポウゲとかモミジカラマツとかお花畑っぽくなってたからちょっと癒されました♪
この暑さでかなり雪渓は後退してて、思ったよりも下から雪渓歩き開始です。途中、岩場を歩かないといけなかったけど、アイスマスターだったから岩場もつけたまま歩いちゃいました。ベンガルが付いてるから基本的にはそれに沿って歩いて行きます。シュルンドに落ちたりすると危ないからね…
雪渓は風が吹いてなくて、逆に照り返しで暑かったから一気に駆け下りました。雪渓の脇の沢で顔をバシャバシャ洗って、腕とかも洗って、タイツもビショビショに濡らしてから大沢小屋に向かいました。
雪渓の後の沢沿いの道はちょっとした岩場っぽいところもあります。登って行くわけじゃないから高度感とかは全くないんだけど、ちょっと歩きにくい場所があったなーって記憶があったんだけど、なんかロープとかちゃんと付いててかなり歩きやすくなってました。
樹林帯の中をガンガンくだって大沢小屋へ。もー、めちゃくちゃ暑くて、また軽く頭が痛くなってきちゃってたので大沢小屋の中で休憩させてもらいました。小屋番さんとイロイロお話させてもらいながらクールダウン。ここでもかなりのんびりしちゃいました。だって、急いで下山したところでどうせ高速は混んでるし…
シナノナデシコ…かな?
お山の上の方が気温が低いからキレイに咲いてると思ってたハクサンフウロは扇沢近くの樹林帯の方がキレイに咲いてました。今年はお山の上の気温が高くて樹林帯の方が直射日光に当たらなくて涼しいからだろうね…
ソバナ…かな?
タマガワホトトギス…
珍しく虫がついてないシシウド…
ノリウツギ…かな?
樹林帯は日陰で嬉しいけど、風が通らないからやっぱり暑いね…ふぅ。大沢小屋からは一気にサクサク歩いて扇沢駅に戻りました。最後までお天気が崩れることなく、ずっといいお天気でよかったぁ。想像以上に暑かったけど…
扇沢駅には観光バスがいっぱい停まってました。トイレの水道で顔を洗ったら途中の沢の雪解け水より冷たくてビックリ(笑)。ガンガンに車にエアコンをかけて涼んで、コンビニでコーヒーとおやつの買い出しをしてから中央道で帰りました。いつも通り大月から渋滞してたから、大月からは下道で帰ったけどね…
ということで、今回の針ノ木周回は、お天気に恵まれ、大好物の稜線を絶景を見ながら歩け、お花にもたくさん会え、小屋泊も全くストレスなく、サイコーの山行になりました♡お仲間さんも大満足してくれたみたいでよかったぁ。自分たちは反時計回りで歩いたけど、時計回りで歩いてるヒトの方が明らかに多かったみたいです。扇沢から針ノ木小屋までの登りはかなりキツイけど、針ノ木岳まで登ってしまえばアップダウンはもちろんあるものの、どちらかとゆーと下り基調になるっぽいです。自分は前に来た時にちょっと体調が悪かったのとテン泊装備だったのもあってめちゃくちゃキツかった記憶があって、針ノ木小屋までの登りがどーしてもイヤだったから反時計回りにしちゃったけど、紅葉の時期に時計回りで歩くのもいいかなーと思いました。新越山荘があんまり混まないってこともわかったしね。
来週はお盆だから、高速道路も混みそうだし、お山も混みそうだし、のんびり御嶽山に泊まりで行ってみようかなぁ…