2018年8月25日 雲取山~七ツ石山(日帰り)
丹波山村村営P~小袖乗越~堂所~七ツ石山巻き道(下道)~ブナ坂~奥多摩小屋~小雲取山~雲取山頂~小雲取山~奥多摩小屋~ブナ坂~七ツ石山頂~七ツ石小屋~堂処~小袖乗越~丹波山村村営P
今週末は西穂高岳に行きたいなーと思ってたけど、台風の影響で風は強そうだし、もしかしたらガスだけじゃなくて雨も降っちゃうかもって感じだったから、予報がよかった奥秩父か奥多摩のどこかってことで雲取山にソロで行って来ました!甲武信ヶ岳や金峰山も候補だったんだけど、雲取山がイチバンお天気が良さそうだったし、万が一、お天気が崩れても走って下山できる&小屋も途中にあるからなんとかなるかなってことで決めました。トレーニングにもいいしね。ちなみに雲取山は4年ぶり2回目です。そーいえば、前回も夏の終わり頃に来たんだった…
シーズンオフで駐車場は混まなそーだし、おうちから比較的近いので3:30過ぎに出発~。のんびり運転して駐車場に5:00前くらいに到着するとすでに6~7台は停まってたかな?けっこう駐車場は広いのでスカスカの状態でした。すでに明るくなってきてたけど、あんまりヒトがいなそうだったから念のために熊鈴つけて、ちょっとだけ舗装路を歩いて鴨沢ルートの登山道に入って行きました。前を歩くオジサンがなかなかいいペースだったので、ついていってみようと思って頑張って歩きました。キツイ登りはなく緩い登りがほとんどなんだけど、思ったよりも気温は高いし、湿度も高いしで汗だく…
根っこが出てるところとか、石っぽいところもあるけどこの程度。高尾山みたいにきちんと整備されてる道です。
何とかオジサンから離されることなく堂所にするとオジサンが休憩してて『速いね~』って言ってくれたけど、オジサンに離されまいとかなり頑張ってただけで、いつもはこの半分くらいのペースでなんです…(汗)。ちなみに、オジサンは年間100日も歩いてるとのこと。けっこうなお年とお見受けしたけど、元気だなぁ。オジサンは先に出発して、自分もちょっと遅れて出発。なんか微かにゴロゴロ音が聞こえたけど、まだかなり遠そうだったのでとりあえず進むことにしました。
だんだん石がゴロゴロしてきたり、ちょっと傾斜がキツくなったりしてきたので、堂所までと同じペースでなんて全く歩けませんでした(苦笑)。ということで、いつも通りのんびり行きます。
こーゆーところはサクサク進みます。こんなところがほとんどなんだけどね。
けっこうな数が咲いてたヤマジノホトトギス…。お花はめっちゃ少なかったから、今日のお花のメインはこれかな。
七ツ小屋の分岐でどこから行こうかちょっと迷ったけど、七ツ石山は帰りに寄るつもりだし、前回は上の巻き道から登ったはずなので、今回は下の巻き道に進んでみました。巻き道なだけになだらかで歩きやすい道だったんだけど…
しばらく進むと水の音が聞こえてきて、滝でもあるのかなーと思ったんだけど、滝は滝でも登山道に丸被りしてました(笑)。戻るのもイヤだし、暑かったから水浴びちゃえばいーやってそのまま滝の下を通りました。いい感じでアチコチ濡れてくれて、風が吹くと涼しくて気持ちよかったです。
振り返って見るとこんな感じ。いつもここはこんな感じなのかなー?それとも、台風で増水してこうなっただけかな?
その後に沢もあったけど、問題なく渡っていけました。それにしても、お花が全然咲いてないな…つまらん。
上の巻き道と合流してしばらくするとブナ坂の分岐に着きました。ここから登りが始まるのでちょっと休憩。駐車場に着いた時の雲の感じならすぐに晴れ間が出てくるかと思ったけど、なんか雲が厚くなってきたかも。相変わらず遠くでゴロゴロ鳴ってるし…(泣)
最初は快適な尾根歩き~♪ 左手の斜面に咲くマルバダケブキのお花畑を楽しみにしてたけど、ほぼ終わっちゃってました…残念。
水滴を纏った艶やかなホタルブクロ…
遠くにダンシングツリーが見えてきました。お変わりないようでよかったです(笑)。ここのシンボルだからね~
雲が生きてるみたいに動き回ってて、チラチラ青空が見えてきました♪ もっと晴れろーっっ
可憐なツリガネニンジン…
比較的キレイに咲いてたマルバダケブキ。自分にとって雲取山のお花といえばこのお花です。前に来た時も同じ時期だったからだろうけど。春はどんなお花が咲くのかなぁ?
ゆるゆる歩いて油断してるといきなり登りがきたりします。
青空は見えてるけど、ガスが立ち込めてきた…(汗)
うーん、気持ちがいい道です。あんまり晴れちゃっても暑くなるだけだから、山頂に着くまではこのくらいでいーかなーなんて思いながら歩いてました。
仲良くならんだノアザミ…
こちらはキレイに開いてます。
奥多摩小屋の前では休憩せずに通過しました。前日のお天気が悪かったからか、まだテントは1張もなかったです。午後からたくさんのヒトが上がってくるかな?そして、ここから急斜面を登って行きます。巻き道もあるけどちゃんと登りました。
記憶だとキレイに九十九折に道がついてたはずなんだけど、えぐれてるところもあってどこが道なのかよくわからなくなってました。
登り終わるとこの眺め。まだガスが上がってきてるけど、かなり青空が増えてきてました。
しばらくなだらかなところを歩いて行って…
富田街道の分岐を左に進みます。ここから小雲取山への登りの始まり始まり。
ここも丁寧に九十九折になってるけど、なかなかの急登です。お日さまがチラチラ出てきて暑かった~
そして、登り切ったところからの眺め。予報通り、だんだんいいお天気になってきました♪ ちなみに、小雲取山は分岐の標識の裏の笹原を上がったところみたい。また、行きそびれてしまった…
しばらく歩いて行くと避難小屋が見えてきました。ちょこっと見えてる丸いピークのところです。
ほんとに整備されてて歩きやすい道です。
山頂手前のネットの向こう側に咲いてたアキノキリンソウ…
最後のひと登りです。めちゃくちゃ暑かった~(汗)
山梨の山頂標識があるところで休憩してたオジサンに挨拶して、東京の山頂標識へ向かいます。山頂よりもここの方が眺めはいいので休憩してるヒトが何人かいました。
日本百名山ってゆー柱が立ってたけど、これなに…?そうそう、新しい山頂標識はなかなか立派なモノでした。
富士山はアタマが見えたり隠れたりを繰り返してました。基本的には晴れてて暑かったけど、時々お日さまが雲で隠れるとちょっと涼しい感じでした。時間はたっぷりあるし、混んでないし、気持ちいい気候だったからここでランチ~♪ 周りのヒト達とおしゃべりしながらのんびりしました。
だんだん登って来るヒトが増えてきたので下山開始~。山梨の山頂標識の前からはこんな感じの眺めです。
ちょっと色のついたハナイカリ…
カラマツが色づいてきてる…
小雲取山からの下り。急だし、ザレてるので滑らないよに気をつけて下りました。ここを草履みたいなサンダルで駆け下りていったヒトがいてビックリ。草履サンダルのヒトは合計3人見かけました。足の裏とか指とか痛くないのかなぁ…
どんどん下ります。このアタリも滑りやすいので慎重に下ります。前はガンガン飛ばして下りてたんだけどね。今は転べないから…
登りの時と比べるとかなり見晴しがよくなりました。
朝は気づかなかったニガナ…
雲取山にも着々と秋が来ていました。秋は大好きなんだけど、夏山シーズンが終わっちゃうのかと思うと寂しい…
開けたところに咲いてる可愛いマルバダケブキを見つけちゃいました。さすがにアップには耐えられないので引き気味で(笑)
どんどん下りまーす。ゆっくり下ってるけど、やっぱり下りは早いなぁ。
腫れてるのでダンシングツリーのアップ!!キレイにくねってますねー。雪を纏ったダンシングツリーも見てみたい。
七ツ石山が見えてきました。かなり暑くなってきて登りがイヤになってきちゃったので、ブナ坂分岐まで行って登るか登らないか決めることにします。
またまたキレイ目のマルバダケブキを発見~♪
七ツ石山が近くなってきました。ここを下ったらブナ坂分岐…うーん、どうしよう。
ブナ坂まで下ってきて、せっかくなので七ツ石山に向かうことにしました。最初は緩い登りだけど…
すぐに急登が見えてきます。しかも、日なたで暑そう…
前回はここをヒーヒーいいながら登った記憶があるんだけど、そんなにキツく感じなかったな。ちゃんと九十九折になってるしね。
小さいお花を発見~。何だろ?
振り返るとこんな感じ。けっこうな急登です。
意外とあっさりと七ツ石山の山頂が見えてきました。
七ツ石山の山頂には誰もいませんでした。ちょっとのんびりしよーかなーと思ったけど、ここは日陰がないからとにかく暑くてじっとしていられなかったです。
とりあえず、雲取山方面の写真を撮って下山開始~
最初はザレてて、この後はちょっと石ゴロになります。
前回も通ってるはずなのに、七ツ石小屋に向かう道の記憶は全くなくて、記憶喪失状態(笑)
石尾根縦走路と離れて七ツ石小屋に向かいます。
巻き道にもあったヤツを渡っていきます。
ちょっと急な下りをガンガン下って行くと…
沢に着きました。顔を洗ったらめっちゃ冷たくて気持ちよくて生き返りました♪ ここにはキツリフネソウが咲いてました。
そして、七ツ石小屋まで行ってベンチで休憩することに。かなり暑かったからね…。小屋の水場でまたまた顔洗わせてもらいました。小屋の前に咲いてたお花です。
タオルを冷たいお水でビショビショにしてから下山開始。小屋の下にはちょっとしたお花畑?みたいなところがありました。ヘビイチゴ?
ハキダメギクがいっぱい咲いてました。他にも咲いてたけど、うまく撮れず。
樹林帯をどんどん下ります。日陰なのに暑すぎる…(汗)
下りもヤマジノホトトギスがたくさん咲いてました。
かなり模様の濃い子もいました。
ミヤマハギ…
ボタンヅル…
高尾山とかでもよく見かけるお花。
このすごい色のお花は…?
タマゴダケ…。これからはキノコの季節だなぁ。
登ってくるヒトとたくさんスライドしたんだけど、めちゃくちゃ暑そうだったし、この時間からどこまで行くんですか?って聞きたい感じのヒトがたくさんいました。ここまで○時間かかった人は山頂まで○時間ってゆー張り紙は脅しとゆーか、ちょっと大袈裟な気もしたけど、泊まりだからって昼過ぎに登り始めるのはどーかなーと。七ツ石小屋だったらいいんだけどね。暑くて長いダラダラした下りに途中で飽き飽きしながら駐車場に戻ってきました。駐車場は8割くらいは埋まってたかな?トイレのところにある温度計を見たら33℃…。どーりで暑いわけだよね(汗)。早めの時間から登っておいてよかったわ。それでも、登り始めから暑かったけど。遅い時間から登ってきたヒト達はかなりバテてた様子でした…
2017年の雲取山YEARには来れなかったけど(混んでるから来る気もなかったけど、笑)、久々に登りたいな~となんとなく思ってたのでいいタイミングで登ることができました。距離はそこそこあるけど、あまり急登もないし、難しいところもないし、少し長めの時間歩けるなら高尾山の延長的な感じで登れるお山なのでトレーニングに最適です。だから、トレランのヒトも多いんだよね(今日は少なかったけど)。眺めのいいところもあるし、なかなかいいお山だと思います。ピストンはつまらないから、今度は別のルートからアプローチしたいなぁ。
そういえば、前にはなかった平将門プレートがあちこちに設置されてたけど、全部スルーしちゃったな。そのうち機会があれば読んでみようっと(笑)