2019年1月14日 筑波山(日帰り)
がま公園P~筑波山神社~(御幸ヶ原コース)~御幸ヶ原~男体山~御幸ヶ原~女体山~弁慶茶屋跡~(おたつ石コース)~つつじヶ丘高原~つつじヶ丘駅~(迎場コース)~~酒迎場~筑波山梅林~がま公園P
そろそろロウバイがいい感じかな~って思ったので、宝登山に行こうと思ってたんだけど、レコで筑波山の麓の筑波山梅林にもロウバイがあることを知りました。ちょーど見頃という情報だったので、行くタイミングを常に迷ってたお手軽百名山の筑波山にソロで行ってきました!高尾山みたいにいつ行っても混んでそうで、なかなか行く気にならなかったんだけど、参拝目当ての登山客も減って、梅の時期にはまだ早いこの時期なら比較的空いてるかな?と思って、やっと行く気になりました(笑)
おうちから筑波山の麓までは約2時間。首都高を使った方がちょっとだけ早いんだけど、高速代が高くなるので圏央道で向かいました。寒い時期の早起きはツライけど、高速を走ってる間に真っ暗な空からだんだんオレンジとかピンクとか暖かい色が広がって行く感じは何とも言えない色で大好きです♪ 常総ICで下りて、筑波山梅林を目指しました。途中、ちょっと道路が霜ってるところがあったけど、問題ないレベル。グネグネ道を上って行くと200円という看板があったから何も考えずに車を停めて料金を払ったら、がま公園の駐車場でした。予定では、梅林亭の駐車場に停めるつもりだったけど、同じ200円だったから問題なし。気温は-5℃くらいで低山仕様の服装だとちょっと寒かったけど、筑波山神社までの車道を歩いているうちにカラダは暖まってきました。
まずは筑波山神社でお参りです。今年は、元旦からいくつの神社とお寺にお参りしたんだろ。とりあえず、あったらしておけ的な(笑)
凛々しい狛犬さん。お邪魔しまーす。
ケーブル駅脇から御幸ヶ原コースで登山開始~。ケーブル駅にフクジュソウが咲いてるはずだったのに、すっかり忘れてました(汗)
最初は、ゆるい登り。木の根っこがたくさんある道を進んで行きます。このアタリは高尾山みたい。
わ、階段出てきた…
しばらくすると、だんだん岩っぽくなってきます。
階段と岩のミックスをしばらく登ると、ちょっと平坦なところが出てきてほっと一息。
ほっとしたのも束の間、また登りがやってきました。ノロノロ歩いてたら野球少年らしき子供たちの軍団にどんどん抜かされていきました。子供は元気だなぁ。付き添いの大人が付いて行くのが大変そうでした(笑)
このアタリはなかなかの急登。そして、たくさんのヒトが登ってるから岩や根っこがピカピカに磨かれてて、めっちゃ滑りやすかったです(汗)
せっかく登ったのにちょっと下ります。下りがあるとは思ってなかったょ…
再び登って行きます。たぶん、一番メジャーなコースだと思うんだけどそんなにヒトは多くなかったです。朝早かったからかな?
…にしても、階段多いね。わかってたけど。
こんな感じの祠がお山のアチコチにあります。やっぱり信仰のお山なんだなぁ。
放射状に伸びた根っこ。スゴーーーー
さて、階段地獄が始まります。こんな階段も小学生はサクサク登って行っちゃいます。
小学生たちに負けてられないっって足を止めることなくいつもより早いペースで登りつつも、ふと登山道脇に目をやってみたらなんか白いモノが…。わっ!氷華だぁ♪
数は少なかったし、カタチも全然よくなかったけど、こんなところで見れると思ってなかったから嬉しかったぁ。ちょっと癒されたしね。
何故かここだけ階段幅がやたら広かった(笑)
階段が続きます。汗だくの小学生にどんどん抜かされます…。そんなに汗かいたらあとで寒くなっちゃうよ~
まだまだ続く…長いぃ(汗)
階段を登り終わると御幸ヶ原に着きました。まださすがに混んではいなかったけど、けっこうヒトがいました。ほとんどが追い抜かされた野球チームの子供たちだったけど(笑)
ちょっと頑張って階段登ったら汗かいちゃったから、汗冷えしないよーにすぐに男体山に向かいました。
岩場を登って行きます。階段から解放されて嬉しかったー(笑)
そして、ちょっと急な石階段を少しだけ登ると御本殿が見えてきて、男体山に到着でーす!
ここでも軽くお参りします。ケーブルカーがあるから普段着のヒトがけっこう多かったです。
男体山はあまり眺望はよくないけど、木々の間から富士山をチェック!晴れてるけどけっこう霞んじゃってて、薄っすらとしか見えなかった…
これから向かう女体山です。写真撮ってる間に男体山付近だけ曇ってきたので戻ることにしました。
男体山から下ってる途中で、山頂の少し先にある展望地に行くのを行くのをすっかり忘れてたことを思い出しました。戻るのもイヤだったし、女体山も眺望はよいはずなので、そのまま御幸ヶ原に戻って来ました。
ケーブルカーでどんどんヒトが上がってきてたので、休憩せずにそのまま女体山に向かいました。山頂が混んじゃうとイヤだからね。
整備されてて歩きやすい道です。男体山に比べて緩やかな登りでした。
ちょっと大きい石がゴロゴロしたところもあったけど、歩きやすくなってます。
セキレイ石とかガマ石とか名前のついた岩がいくつかあったけど、よくわからなかった…。この後もいろんな岩がいっぱい出てきます。
女体山の御本殿が見えてきました。
女体山に到着でーす!ここでも簡単にお参り。
女体山の山頂は男体山よりもかなりヒトが多かったけど、ここの山頂は飲食禁止だからそんなに長居するヒトがいない感じでした。けっこう狭いしね。さっきまでいた男体山を見てみると、まだピンポイントで曇ってました。
山頂標識の奥の岩場に立ってみました。ケーブルやロープウェーで来てるヒトが多いからか、意外と岩場の岩の上に立つヒトは少なかったです。めちゃめちゃいい眺めなんだけどね…。奥に見えてるのは霞ヶ浦かな?手前の建物はロープウェイのつつじヶ丘駅です。
こちらは都心方面。スカイツリーってやっぱり高いんだね!(笑)
もちろん男体山から見えてた富士山も見えました。男体山から見てた時よりもさらに霞んできちゃった…。そうそう、自分が登り始める時にすでに下って来てるヒト達がいたんだけど、あのヒト達はキレイな日の出とクッキリした富士山を見れたんじゃないかな?
広~い関東平野。富士山手前まではお山らしいお山はありません。
富士山の右手に見えるのは奥秩父の山々かなぁ…?もーちょっとヌケがいい日に来たかった!
オナカが空いてたけど汗冷えしてきてけっこう寒かったので、とりあえず高度を下げることにしました。下山は、眺めがいいというウワサのおたつ石コースを通ることにしました。白雲橋コースは樹林帯みたいだし。でも、弁慶茶屋跡までは、白雲橋コースと同じところを歩きます。ってか、いきなりめっちゃ急な下りなんですけど。鎖もついてるし、ナニコレ…(汗)
岩がゴロゴロしてる急な下りを慎重に下りました。それなのに子供達がすごい勢いでスニーカーで登ってくる。カラダが軽いっていーなー。こっちは、ツルツルしてる岩で滑るんじゃないかってビビッてスピード出せないよ(汗)
大仏岩。15mもあるそうです。確かになんとなく大仏さまに見えるかも?!
なかなか急な下りが続きます。乾いた地面も何気に滑るので、なかなかスピードが出せません(汗)
周りが笹原になると傾斜が緩くなって歩きやすい道になりました。ってゆーか、さっきまでめっちゃ晴れてたのに曇ってきちゃった(汗)。ロウバイは青空で見たいのに…
北斗岩。空に向かってそびえ立ってますね~。真ん中をくぐれるようになってました。
登ってくるときはこんな感じに見えます。なかなかインパクトのある岩でした。
振り返って、さっきまでいた女体山。
笹原の間をどんどん歩いて行きます。下山するまでに雲がなくなりますよーに!
出船入船?出ていく船と入ってくる船らしいけど、船に見えませんでした。どの角度で見るのがいーんだろ?
プチ渋滞してるなーと思ったら、ちょっとだけ急なところがあって鎖がついてました。
母の胎内くぐり。ザックを下ろさないとくぐれなさそーだったので、今日はくぐらずに脇を通過しました。
高天原。ちょっと急な石段だったからスルーしようかちょっとだけ迷ったけど、天照大神に会いに行くことにしました。
狭くて引いて撮れなかった稲村神社。ここでもお参りします。
高天原からの下りは、こんな狭い岩の間を通ります。ここを通ってみたかったんだよね~
いろんな岩があったけど、弁慶七戻りがイチバンすごかったかな。ここはそこには今にも落ちそうな?大きな岩が絶妙なバランスでありました。聖と俗を分ける門といわれてるみたい。さて、俗世界に戻りますか(笑)
弁慶茶屋跡では休憩してるヒトがたくさんいました。ここまで下ってくるとさすがに寒くはなくなってたけど、ヒトが多くて落ち着かないからそのままおたつ石コースに進みました。ほとんどのヒトは白雲橋コースで下ってるみたいです。
ズルズル滑るので歩幅を狭くして丁寧に下りました。意外とこーゆーところで転んじゃうんだよね。
少し下ると平坦で平和な道になりました。
しばらく進むと景色が開けてきました。御幸ヶ原コースとと全く雰囲気が違う。このコースはやっぱり下りに使うのがいいかもね。
かなり標高は低くなったけど、まだ霞ヶ浦が見えました。いつの間にか雲が少なくなって、またいいお天気になってきました。わーい♪
つつじヶ丘高原には、テーブルとベンチがいくつもあったけど、登って行くヒトばっかりで休憩してるヒトは全くいなかったので、ここでランチ休憩することにしました。
これから登って行くヒト達の背中を眺めながらランチ。ポカポカ暖かくて気持ちヨカッタ~♡そして、すっかり青空になりました♪
しっかり休憩したので再び下り始めました。最初だけちょっと石がゴロゴロしてます。
最後に階段を下るとおたつ石コースの登山口に着きました。
登山口にいる金ピカのガマちゃん。
ガマランドっていう娯楽施設?もあったけど、もう営業してないのかな?
オオイヌノフグリ…。春はちょっとずつ近づいてるんだなぁ♡
どこかから飛んできたキジョランの綿毛…
つつじヶ丘駅には行かずにそのまま迎場コースに進みました。ここから筑波山神社に戻りまーす。
全くヒトもいないし、草ボーボーだったからこの道大丈夫?って思ったんだけど…
すぐにキレイに整備された道になりました。
基本的に幅の大きな階段のゆるーい下りです。このコースにもところどころに東屋的なテーブルとベンチがあったけど、見どころは特になし。CT40分になってたけど、半分の20分で歩けちゃいました。
見どころはなかったけど、なかなか気持ちのいい道ではありました。
白雲橋コースの分岐の酒迎場を過ぎると少しヒトが増えました。しばらく下ると登山口に着きました。
筑波山神社の脇を通って、そのまま筑波山梅林に向かいました。途中、ショートカットがあったみたいなんだけど、知らなくて遠回りしちゃったょ…(汗)。ウメが咲く時期には込み合うであろう梅林は、とーっても静かで気の早いウメがちょっとだけ咲いてました。
どこかから甘い香りがするなぁって思って、フラフラと香りがする方に行ってみるとロウバイが咲いてました。わーい♡でもちょっとしか咲いてない(汗)。実はこれがお目当てで、筑波山はおまけだったんだけど…
たくさんの蕾の中にポツポツ咲くウメの花…
真っ青な空に濃いピンクが映えるね~♪
まだまだ淋しい感じの梅の木の間を下って行きます。思ってたよりも広い梅林でした。
その後も、ポツポツ咲くロウバイを見ながら梅園を下って行きました。レコで見た時は、もっとたくさんさいてるんだと思ってたんだけど…
この梅の木はよく咲いてるほうでした。
いっぱい咲いてるとどのお花を撮ろうか迷うけど、咲いてるお花が少ないとお気に入りをみつけやすいです。
スイセンはほぼ終わりだったけど、ちょっとだけ咲いてました。
また、フワフワと甘~い香りがしてきたと思ったら、たっくさんのロウバイが咲いてるところがありました。
しかも、蕾も少なく、痛んでるお花も少なくて、咲きたてって感じでした。めっちゃカワイイんですけど♡
逆光で\透けた感じもいいんだよね~
やっぱりロウバイは真っ青な空とセットじゃないとねー。途中、雲ちゃったからどーなることかと思ったけど、晴れてくれてヨカッタ♪
ロウバイのプチトンネルです。甘い香りがフワフワ♡ここでロウバイを眺めながらのんびりしてるヒトがけっこういました、
女体山とロウバイです。もう少しすると真ん中がピンクになっていい感じになるのかしら?いや、梅が咲くころにはロウバイは終わってるね…
ロウバイを堪能して、駐車場に戻りました。朝からなんか乗り心地がいつもと違うな…と思ってタイヤを見たらパンクしてるっぽかったから、近くのイエローハットで修理してもらってから下道でのんびりおうちに帰りました。久々に16号を通ったけど、そんなに混んでなかったな~。いつも激混みのイメージだったんだけど。
初めて行った筑波山は、想像以上でも以下でもなくやっぱり筑波山だねって感じでした(笑)。でも、高尾山みたいな感じかな?って思ってたけど、急登が多かったし、岩場も思ったより激しかったし、高尾山よりはちょっとハード目のお山でした。近くにあったら季節を変えてちょこちょこ歩きに来るかもしれないけど、2時間かけて来るにはもーちょっと何かが欲しいかも…
でも、高尾山の次に登るって感じの初心者のお仲間さんとかと一緒に登るにはいーかもね。今日なんかは空いてた方だと思うんだけど、それでもけっこうヒトは多かったと思います。もちろん、高尾山と比べたら全然空いてるんだけど。 今回は、メジャーなルートを歩いたけど、裏?から登ると空いてて静かな山歩きができるそうなので、次は裏から登ってみたいと思いまーす。