2015年4月25日 至仏山(日帰り・雪山)
鳩待峠P〜オヤマ沢田代〜至仏山〜山の鼻〜鳩待峠P
昨日から鳩待峠への道路が開通しました。至仏山への登山はGW後から6月末まで植生保護のため規制されるので、雪の至仏山に簡単に登れるのはこの時期だけ…とゆーことで雪の至仏山に行ってきました!快晴の中の残雪ハイキング〜♪
鳩待峠の駐車場は夜中にいっぱいになるとゆーレコを見たので、できるだけ早く着くように夜に出発しました。戸倉の近くまで行くと、18時〜6時までは通行止めの表示が出てきました。戸倉を過ぎてしばらく行くと車の列ができてたのでそこで車を停めて仮眠することになりました。着いたのは、4時位かな?前に何台位停まってるかは全くわからず、後ろにもどんどん車が…。駐車場に入れますよーにって祈りながら寝ました。
5:30位に明るくなって目が覚めて、そこからウトウト…。6時過ぎ位に前の車達が動きだしたので、慌てて運転席のお仲間さんを起こしました。止まったままの車はどんどん抜かされていっちゃってた(汗)。ゲートから鳩待峠まではけっこうな距離があったな。駐車場に着くとたくさん車が止まってるのが見えました。そして、あと2台で駐車場ってところで止まっちゃいました…。すでに戸倉からのタクシーもバンバン来てる中、今さら戸倉に戻るのイヤだよーと思ってたら、山荘前の駐車場に誘導されました!登山口にも近いし、ラッキー♪たぶん、自分達の後ろの車で停められたのは数台かと…。かなりの車が戸倉にUターンしてました。
7時位に登り始めた時の雪の状態は少し凍った感じだったけど、30分もせずにグサグサになりました。ダケカンバの樹林帯には、赤テープがたくさん付いてるのでわかりやすかったです。右手に至仏山を眺めながら登って行きました。少し登るって振り返ると、燧ヶ岳が見えたり…
相変わらず歩き方がヘタで、ちょっと急斜面になると足が滑ったりするから、アイゼンつけよーかなーとも思ったけど、とりあえずツボ足で行けるところまで行くことに(結局、最後までツボ足でした)。気温が上がってきて暑いし、寝不足でカラダが重いので、ノンビリ登って行きました。オヤマ沢田代で開けるので小休止して、そこからしばらく行くと小至仏山が近くに見えてきました~
振り返ると今シーズン行けなかった武尊山が…。来シーズンは絶対に行きたい!!
小至仏山には、何人か登ってたけど、ほとんどのヒトが巻いて行ってました。自分達もそれに倣って巻きのトラバースへ。右側が何もないかなりの斜面だったけど、しっかりとトレースはあったし、雪が柔らかかったから、念のためピッケルだけ持ってツボ足のまま歩きました。滑落しても、雪がビシャビシャで止まりそーだったし。
至仏山の山頂直下でトレースが2つに分かれてて、お仲間さん達は下に、自分は上に向かったけど、正解は下。上に向かうと、ハイマツを掻き分けて、岩場を通る必要があります。植生保護のため、たぶん入っちゃいけなかったんじゃないかな、と後から思いました…反省です。
山頂に着くと、絶景が待ってました〜!まだまだ雪を纏った上越の山々がめっちゃ綺麗~♡でも、このアタリの山は、全く山座同定できず(汗)。ちなみに、ヒトは多かったけど、混雑ってほどではなかったです。
谷川連邦…かな?
平ヶ岳…かなぁ?
燧ヶ岳と尾瀬ヶ原。さすがにこれはわかります~(笑)
山頂で、軽くランチしてから山の鼻に向かいました。山の鼻へはかなりの急斜面。夏の間、ここは登り専用になるので、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を眺めながら下れるってゆーのは、この時期限定の貴重な眺めです。途中で木道が出てきたけど、見上げてみたらもっともっとずっと上の方から出てたみたいでした。おそらく、山頂のすぐ下あたりから…。スキーヤーにつられて左に寄り過ぎて下りてたみたいです。どーりでかなり踏み抜いたわけだ…
尾瀬ヶ原に向かってくだります~
木道の後も急斜面を滑るように駆け下りました。何気に気持ちヨカッター☆
途中、ちょっと怪しい雲が出てきたけど、すぐになくなりました~
急斜面が終わって、少し樹林帯を歩くと一気に開けて、尾瀬ヶ原に出ました。尾瀬ヶ原の向こうには、燧ヶ岳。今日は、かなりの時間、燧ヶ岳を見ていた気がします(笑)。夏に登りたいな〜
山の鼻には、テントが数張。この気温だったら、ここでテン泊でも全く問題なさそうです。その後、鳩待峠までは登りだってわかってはいたけど、想像した以上の登りでした。といっても、急斜面とかは特にないんだけど、ダラダラずーっと登ってて何気にキツかったです。夏は沢沿いの遊歩道でかなり良さそうだけどね…。ちなみに、トレースがはしっかり付いてたけど、テープの類はありませんでした。
今年は、かなり融雪が進んでるようでしたが、残雪の至仏山からは、まだまだ雪のある上越の山々が見渡せてすごく綺麗でした。特に、山の鼻への下りがホントに眺めがよくって、サイコーに気持ちよかったです☆山の鼻から鳩待峠への登りはかなりぐったりするけど、この時期しか歩けない山の鼻への下りを駆け下りて、ぜひ周回してみて欲しいです。ピストンはもったいない気がします…。8割位はBCの方々で、登山者は少ないけど、危ないところも急なところも難しいところもないので、お子さまでも簡単に登れそうです。
次は、テン泊で燧ヶ岳に登りたいな〜と思います!