2017年11月5日 武川岳〜横倉山(日帰り)
名郷P〜天狗岩〜前武川岳〜武川岳頂〜妻坂峠〜大持山の肩〜横倉山〜ウノタワ〜山中〜名郷P
午前中は風がめっちゃ強くて寒そうだけど、1日晴れそうだったからウノタワに行くか牛ノ寝に行くかで迷って、紅葉の時期に行ったことないウノタワを最終目的地にして武川岳にソロで行ってきました!タイミング的にちょっと遅かったカナ?と思いながらも秋のウノタワはずっと行きたいと思ってたから、かなり期待して行ったんだけど…
一の鳥居から武甲山を経由してウノタワに寄るか、名郷から武川岳を経由してウノタワに行くかで迷ったけど、武川岳だけを登ることは今後ないかなって思ったのと、一の鳥居まで行くのは何気に時間かかるので名郷を起点にすることにしました。駐車場には6:30くらいに着いたんだけど、同じくらいのタイミングで3~4台の車が着きました。ここの駐車場はやっぱり早く来ないと埋まっちゃうんだよね…
地元のオバーチャンとちょっと会話してから歩き始めました。cafe紗蔵の入口にいる黄色のてるてる坊主の写真を撮ろうと思ったら“カードが認識できません”の文字…え?って思ってカメラを確認してみたらカードが入ってませんでした(涙)。前日にPCに写真を取り込んでそのままだったことを思い出して“やっちゃったな………”ってテンション下がりまくり。紅葉の写真撮るのを楽しみに来たのに、望遠レンズだって持ってきたのにって後悔しても近くにコンビニもないしどーしよーもないので、iPhoneで撮ることにして気を取り直して歩き続けました。
民家の間の舗装路を歩いて登山口に向かいました。階段を上がってもう登山口?って思ったけど…
ただのショートカットだったらしくて再び舗装路に出ました。登山口の前から見えたのは大持山かなぁ?一応、まだ紅葉してるっぽいのでちょっと安心して登山口に入って行きました。
最初はありがちな暗い植林帯を登って行きました。勝手になだらかな道って思い込んでたけど、ボチボチ急な斜面でした。でも、時間はたっぷりあったのでゆっくりゆっくり登って行きました。台風の影響か落ちた枝とかが多くてちょっと歩きにくい部分もありました。道標も倒れちゃってたょ…
しばらくすると、旧登山道は通行禁止になってて、尾根を巻くような感じでトラバースさせられました。旧登山道は採石場になってるみたいです。トラバースの後、登って行くとだんだん明るくなってきました。上空は風がめっちゃ強かったらしく、木がギシギシと音を立ててました。
尾根に出ると白っぽい岩がゴロゴロ してきました。大きな岩にぶつかるのでちょっとだけ左に巻いて、また岩沿いに歩いて行きました。
こんな大きい岩が立ってたりします。
アセビが群生してました。ここだけじゃなく、横倉山付近にもアセビはあくさん生えてました。春はカワイイお花をつけるんだろーな。
天狗岩の取り付きに着きました。男坂と女坂に分かれてたけど迷わず男坂に進みました。女坂はザレてて歩きにくいって誰かのレコで見てたので。男坂は完全に岩場でした。
ホールドもステップもしっかりあって、全く危ないところも迷うところもなくアスレチック感覚で登れて楽しかったです♪このくらいの岩場は好きだらからもっと長かったらいいのにって思いました(笑)
岩場を登り切ったところの展望を期待してたけど、霞んでるのか遠望はイマイチでした。
天狗岩頂上の標識があったけど、どこが具体的な天狗岩でどこが山頂なのかわからないまま通過…
植林帯を歩いていると奥に紅葉がチラチラ見え出しました。
登り続けるのかと思ってたのに一度下ってからの登り返しでした。しかもこのネット沿いがけっこうな急登でした。振り返ってみたけど…なかなかです。
登り切って開けたところに出ると紅葉が出迎えてくれました。そんなに標高は高くないのになんかすでに寂しい感じの紅葉だけど…
前武川岳に到着。ピークっぽさは全くなくて(標識も落ちちゃってたし)ただの分岐って感じでした。左に行くと武川岳、右は山伏峠を経由してげんきプラザに続く道でした。ベンチがあったけど、紅葉も微妙だし、展望もないのでそのまま歩き続けることにしました。
木々の向こうに見えるのが武川岳かなぁ?
武川岳へは少し下ってからの登り返しでした。ブナやミズナラの紅葉がいい感じのところもあったけど、やっぱりiPhoneじゃ限界が…
まだまだ色が濃くなっていくのかなぁ?全体的に色が薄かったです。
ヒラヒラキラキラ…今にも落ちそうな葉っぱ達。
上手く色がでないなぁ…(汗)
もうちょっとキレイだったんだけど。
武川岳頂に着くと風の音がゴーゴーしてました。でも、山頂は風が通ってなかったので、ベンチに座ってちょっとだけ休憩しました。山頂は片側だけ開けてたけど、そんなに眺めはよくなかったです。でも、風がなくてポカポカでしばらくボーっとしちゃいました(笑)。
武川岳から妻坂峠に向かって尾根を下り始めたらめちゃくちゃ強風で耳が痛くなるほどだったので、ニット帽に替えて、グローブして、ソフトシェルを着ました。こんなキンキンする寒さは久しぶりでした。“うわー、ここからめちゃくちゃ急な下りだなぁ…”って思いながら落ちてた枝の束を跨いで落ち葉でズルズル滑る急坂を下りていきました。
やたら急で下りるのが大変だったから、道を間違えたかな?って思ってGPSを見たけど、ちょっと右にずれてるだけで誤差の範囲。踏み跡もあるし、テープもあったのでそのまま滑り落ちるようにして下りて行きました。
必死で急坂を下りてちょっと平坦なところに出たら踏み跡が全然なくなったことに気づきました。これはさすがにおかしいと思ってGPSを見るとかなり登山道から外れてました。妻坂峠に向かう尾根の隣の尾根を下ってて、そのまま行くと一の鳥居に着きそうでした。この急坂を登り返すのはめちゃくちゃキツそうでイヤだったけど、一の鳥居まで行ってそこから1時間近くかけて妻坂峠まで登るのは時間がかかりすぎるし、そもそもこの尾根を歩いて一の鳥居まで無事に辿り着けるかもわからなかったので意を決して登り返すことにしました。幸い朝早く出てきたから時間に余裕はあったし、30分で下って来た急斜面を1時間で登れればいーかなって自分を落ち着かせて、ニット帽もグローブも上着も全て脱いでから登り返しました。落ち葉がすごかったので相当滑るだろーなって思ったけど、足を蹴りこんでみたら地面が柔らかかったので、雪の急斜面を登る時みたいに蹴りこみながら登ることができたので、ちょこちょこ足を止めながらも30分くらいで登り切ることができました。相当キツかったけど…
朝から誰にも会ってなかったのに、登り切ったら何人ものヒトが通りすぎました。みんなしっかり防風して、爽やかな顔して歩いてるのに、自分だけ汗だく…(笑)。ソフトシェル着ながら何で間違えたんだろうって自分が下りた道を見てみると…ちゃんと枝がありました。しっかり跨いだ記憶のある枝の束。行っちゃいけないという印の枝の束。何で気づかなかったんだろ…(泣)
1時間ロスしちゃったから、ウノタワでランチ予定だったけど大持山の肩で食べてもいーかなと思いながら、今度こそ妻坂峠に向かって下り始めました。ちゃんとした登山道は急でも九十九折にしっかり踏み跡が付いてました。めちゃくちゃ歩きやすい(笑)
下ってる途中で見晴しがよくなりました。アレが大持山…かな?ってゆーか、え?まだあんなに登るの?って感じでした(笑)。省エネで歩いてたはずなのに、さっきロストした時の下り登りでかなり体力消耗しちゃってたから…。下りもあまりに急だと体力使うんだよね。しかも、すでにあんまり葉っぱがなさそうだったし。
植林の中を歩いてたけど、ところどころに色付いた木もありました。
妻坂峠を通過して、気持ちのいい道になりました。紅葉した木も少しずつ増えてきました。
左が自然林で右が植林のところをゆるゆる登って行きました。とゆーか、足が重くてゆっくりになっちゃったんだけど。
このアタリがイチバン紅葉がキレイだったかもー。あまりにキレイだったので、サクサク落ち葉の中に入って行きました。iPhoneで色が上手く再現できないのが残念…
色とりどり~♪
登山道から見るとこんな感じに見えまーす。
近くに行って上を見上げて…
登山道から眺めて…
また近付いて上を見上げて…。お星さまみたい、キラキラー☆
登山道から眺めて…を繰り返しながら登って行きました。
でも、やっぱり1週間遅かったのかな。それとも、前日夜の雨風で落葉しちゃったのかレコで見たよりも紅葉は少なく感じました。前日のレコをチェックしてから来たつもりだったんだけどなぁ…
でも、まだまだキレイなところが残っててよかったです。
淡いオレンジだったんだけど、茶色っぽく映っちゃった…(汗)
淡いグリーンも美しいかったです。ズームできないのが残念過ぎる…
紅葉と戯れている間に何人ものヒトに抜かされていきました。あのロストさえなければ、そこまでキツイ登りじゃないはずなのに…
この大きな木が出てきたら大持山の肩まであとちょっとでした。
やっと大持山の肩に着きました。いつも間にか風はおさまってて、ポカポカで暖かかったのし、オナカが空き過ぎてたからここでランチ…と思ってたけど無線をやってたヒトがいてめちゃくちゃうるさくて(汗)。気になってのんびりできないのでウノタワまで行くことにしました。
まずは横倉山に向かってグングン下りました。落ち葉で滑りやすいけど、九十九折に踏み跡がついてるから、歩きやすかったです。
左側は植林だったけど、右側はこんな景色を見ることができるところもありました。
下りだけだと思ってたら短いけどちょっと急な登りがありました。もう、登りはいらないかな(苦笑)
登り切ると少しなだらかになってアセビがたくさん生えてました。横倉山の標識を探しながら歩いてたんだけど、結局見つけられませんでした…
なんの葉っぱだろー?キレイだったなー
どんどん下って行きました。もっと紅葉トンネルの中を歩けるかと思ってたんだけどなぁ。
カエデの葉っぱも少なめ…
このアタリはまあまあカナ。
下のアセビは青々としてるけど、上はスカスカで寒々しい…
これはブナかなー?
なだらかな尾根をキレイな紅葉を探しながら歩きました。
キイロ…アカ…ミドリ…
わお!ライムグリーンが素敵♪
葉っぱの数は少ないけど、鮮やかな赤…青空に映えてました。
下りに入る直前に見晴しのいいところがありました。ここで景色を眺めながら静かにランチするのもいいなーと思ったんだけど、やっぱりウノタワまで行くことに。
ウノタワへの最後の下り。こここそ、紅葉トンネルだと思ってたけど、左側は植林でした。けっこう急な下りだったんだけど、トレランナーが後から滑り下りてきてちょっと怖かったです。
うーん、どうでしょう?あんまりキレイなところがなくて、どこを切り取っていいか迷っちゃいました(汗)
九十九折に下ってきて、改めて下って来たところを眺めてみたんだけど、想像してたのとやっぱり違う…
ウノタワに入るすぐ手前には少しだけキレイなところがありました。
ということで、久々のウノタワに到着。下って来た途中からずいぶんウノタワが騒々しいなって思ってたら、めっちゃたくさんのヒト。確かにレコでよく見るようになったけど、ここまでヒトが多くなっちゃったんだってちょっとガッカリ。
山中に下山するつもりだったので、ここくらいしかノンビリできるところはないので、かなりうるさかったけどランチ休憩にしました。カラマツの葉っぱもほとんど落ちちゃってたなぁ。
いっぱい居たヒトのほとんどは1つの団体さんだったみたいで、そのヒト達が出発したらかなり静かになりました。でも、ヒトがいなくなることはなかったので、こっち向きで撮ってみました。
山中に下山しよーとウノタワの奥に進んでみたけど、踏み跡はないし、GPSも外れてて、下りの取り付きを探してちょっとだけウロウロ…。黄色いモミジ?カエデ?は見つけたけど、取り付きは見つけられず。
ウノタワの入口方面に少し戻ったらウノタワ看板を見つけました。そのすぐ近くにテープがあって、無事に下りの取り付きを見つけられました。落ち葉で滑りやすい急坂だったけど、トレランナーのヒト達がズルズル走ってくれたおかげで踏み跡はわかりやすかったです。
途中、コケゾーンがありました。モコモコしてていい感じでした。
けっこうな急坂が続きました。こっち側も少し紅葉してたけど、日が当たらないからかまだこれからって感じでした。
途中から沢沿いを下るようになりました。どこかで渡渉しないと…と思って渡渉点を探しながら歩いてたんだけど、対岸にヒトが見えたから渡れそうなとことで渉ってみたものの踏み跡がほとんどなく。よく見たら元々いた方にハッキリした踏み跡が見えたので渉り返して、その後、明らかに対岸に踏み跡が見えた時点で改めて渡渉して下りました。
しばらくゆるゆると沢沿いを歩いて、ウノタワ入口に到着しました。駐車スペースには数台の車が停まってました。でも、ここからが本日の3つ目の試練でした。名郷までがの舗装された林道歩きがめちゃくちゃ長かったぁ。1時間半は歩いたょ…二度と歩きたくない(泣)。途中、川を眺めて綺麗なお水だな~とか思ったりしたけど、他に気晴らしできるものがなくてキツかったぁ…
名郷の駐車場に戻ってきて、駐車場代をポストに入れてさわらびの湯に移動しました。楽しみにしてた10月桜はかわいく咲いてました~♡
お天気がよかったから、ちょっと渋滞したいするかな…って思ったけど、全くそんなことなくスルスルと帰ってきました。
それにしても、散々な山行だったなぁ…。SDカード忘れて写真は撮れなかったし、最後の林道は長過ぎたし。でも、何よりもロストしてしまったのは大反省です。わざわざ誰かが入らないように枝の束を置いてくれてたのに、なんで気づかなかったのか自分でも謎です。無意識じゃなく、しっかり跨いだ記憶はもあるのに。これから落ち葉が多くなってどのこお山も踏み跡が薄くなるからもっと注意して歩かないと。百名山とかアルプスとかよりも里山の方がホント難しかったりするんだよね。
期待してたにも関わらず、紅葉の状態があんまり…だったからSDカードを忘れたことは結果的にはそんなにショックじゃなかったです(笑)。数日前に行ってたらため息が出ちゃうよな景色が見れてたのかなぁ?ウノタワに行ったのは4年前くらいで、まだお山を始めて2ヶ月くらいの時に雪の大持山&小持山に登った時に通りました。みんなで雪の上でゴロゴロしたりして楽しかったなー。初めてアイスマスターはいてテンション上がってたのもあるだろーけど(笑)。でも、今回行ってみて、“アレ?こんなだったっけ?”って感じでした。ヒトが多くてのんびりできなかったし、ウノタワはスルーしちゃってもいいかもって感じでした。行くとしてもヒトが少ない平日とかかなぁ…
もうちょっと紅葉を楽しみたいから、来週末も晴れますように。
2017年11月4日 ウトウノ頭~篶坂ノ丸~金袋山~人形山~一石山(日帰り)
日原渓流釣場P~八丁橋分岐~~オロセ尾根取付~タワ尾根合流地点~ウトウノ頭~篶坂ノ丸~金袋山~人形山~一石山~一石山神社~日原渓流釣場P
前日は1日中めっちゃいいお天気だったにもかかわらず起きたのが遅すぎてお山に行くことができなかったので、今日こそは…と思ったものの早朝は曇り、午後からも曇り予報だったので短時間勝負。ウノタワか牛ノ寝に行きたかったけど、サクッと登れそうなところってことでウトウノ頭にソロで行ってきました!といっても、ウトウノ頭はカワイイ標識をついでに見てきたかっただけで、目的はタワ尾根の紅葉でした。あんまりレコとかで見ないけど、かなり綺麗みたいなのでワクワクして行ってきましたー
5:30過ぎに家を出たのにまだ暗かったです。3週間お天気が悪かった間にかなり日が昇るのが遅くなってました。冬が近くまで来てるんだなぁ。いつも通りの道で奥多摩に行こうとしたら、なんと土砂崩れで通行止め。迂回するにも時間がかかるし、他のお山に行くにもここからどこに行けるんだろ?とか、空はどんよりだしもー家に帰ってもいーかな、とか考えながらウロウロしてるうちに時間は過ぎて、結局、1区間だけ圏央道使いました。こんなところでタイムロスするとは思わなかった…
奥多摩駅からの細い道をグネグネ登って日原渓流釣場の駐車場に着きました。すでに数台の車が停まってたけど、お山に行ったのかどうかは不明です。準備して日原林道をテクテク歩いて行きました。青空が出始めると、すでにお山の紅葉がキレイ~
日原川の右側から左側に渡りました。めちゃくちゃ透明度が高いお水です。紅葉もイイ感じ♪でも、こんなところが紅葉してるってお山の紅葉は終わっちゃってるんじゃないかなーってちょっと心配になりました。
滝がありました。紅葉に囲まれた滝は風情がありますねー
林道を歩いてたら右斜め前に紅葉のお山が見えてきました。天祖山かなぁ?このアタリのお山は全く山座同定できません…(笑)
青々としたコケが生えた林道を歩いて行きました。前を歩いてるヒトが同じところに行くといいなぁって思ってたんだけどね。初めてのお山だし、予習してきたとはいえバリルートだし…
近くのお山にお日さまが当たってキター!紅葉してるー!
八丁橋の手前には3台くらい車が停まってました。ちょっと道が悪いところもあったから、あんまりここまで車で来たくないな…。前を歩いてたヒトは残念ながら八丁橋方面に向かっちゃいました。自分は八丁橋の手前の橋を渡って孫惣谷林道へ。
孫惣谷林道を歩き始めてすぐにこんな感じになりました。ここですでにかなりキレイなんですけど!寒いと思ってたのに、暑くて汗がタラタラ…
わーっ、赤い葉っぱみっけ!ウリハダカエデかな?こんなの見ちゃうと余計にお山の紅葉具合が心配になってきちゃいました。レコも全然上がってないから、かなり賭けで来ちゃってるし…
オレンジも出てきたー
なだらかなお山が見えました。あれこそが天祖山?んー、全然わからない(汗)
周りのお山もいい感じに色付いてました。色とりどりー♪
こちらもいい感じです。
いやー、こんなの見ちゃうとわざわざ登らなくてもずっと林道でお散歩でもいいかな~とか思っちゃいました。
ススキも朝日でキラキラしてましたー☆
駐車場から1時間くらいかかってオロセ尾根の取付に着きました。写真撮ってて立ち止まってた時間が長かったのもあるけど、時間かかり過ぎ…かな…
最初は植林帯を九十九折に登って行きました。オロセ尾根は地図では破線にもなってないバリルートだけど、途中まで水道局の巡視路(?)になってるのでかなりしっかりと整備された道が続きました。しばらく登って行くと奥の方に黄色い葉っぱ達がチラ見え…
うわー、キレイ♡ってゆーか、出てくるの早すぎだよね(汗)。これじゃタワ尾根に出ることには完全に落葉してそう…
黄色い葉っぱがキラキラー☆
上を見上げてもキレイ…
まだまだ歩いてたのは植林帯の中だったんだけど、右側の谷側がずーっと紅葉してました。
植林帯を登って行きます…
右向きになる度に紅葉が見える感じでした。
途中、ちょっとだけ石がゴロゴロしてた場所。こんなにずーっと九十九折に登ってくのかな?とかこんなところ通るのかな?って思ったけど、GPSを確認する限りは間違ってなさそーなので道なりに進んで行きました。
右側だけでなく、進行方向にも紅葉が見えてきました。いよいよかなぁ~、ワクワク♪
そろそろ植林帯を抜けそうなのに例の看板が出てこなくて、合ってるのかな?ってちょっと心配になりました。でも、この道の雰囲気は誰かのブログで見た気がしたし、GPSも外れてないからそのまま道なりに進みました。
遂に植林帯を抜けました~!そして、キラキラ輝く葉っぱ達が目の前に広がりました。
真っ赤な葉っぱもありました。めっちゃキレイ♡
いろんな色の葉っぱが密集してスゴイことになってる…
紅葉した木々の下を登って行きました。でも、キレイ過ぎて全く前に進めず…足が止まる…
紅葉の輪っかにフォークが刺さってる(笑)
うわわー、なにこれー
黄色と薄い緑とオレンジと茶色と…。ガチャガチャしてるのにやたらキレイ。
茶色の葉っぱも透け感がステキ。
紅葉に気を取られつつも例の看板を見逃さないようにキョロキョロ…。だって、めちゃくちゃ大事な目印だったから。まだ、踏み跡がしっかりついてるから外れてないかなーと思いながら進んで行きました。
お日さまが出てるとキラキラして何色でもホントにキレイ。
黄色から茶色に変わりつつある葉っぱ…。紅葉は赤やオレンジが綺麗って思ってたけど、最近は黄色とか茶色も好きかも。何か落ち着くんだよね~
なんて思ってたら真っ赤なヤツを見つけちゃいました。やっぱり赤も好き♡(笑)
青空を背景に金色に輝く葉っぱ達…
遂に看板を見つけました~。無事に見つけられてかなりホッとしました。ここからは真っ直ぐに続いてる巡視路(?)を外れて矢印の方向に登って行きました。ちなみに、ここまで直登できそうなところも何ヶ所かあったんだけど、迷ったら面倒なのであえて九十九折に道なりに歩いてきました。途中、平坦になったところで一瞬だけ道を見失いそになったけど、冷静に見渡せばちゃんと道をみつけられました。
間違いなくこのアタリが紅葉のピークでしょ、って感じでした。もう少し上がると落葉してることは想像できちゃったので、紅葉を満喫しながら進みました。でも、けっこう急斜面で積もったばかりの落ち葉もすごかったので油断してると滑りそうになりました(汗)
赤茶色っぽい葉っぱもいいねー。お日さまと。
看板からは道がないはずなんだけど、意外としっかりと踏み跡がありました。ちゃんとところどころに赤テープもあったし。あ、でも、しっかりって言っても“意外に”なのでけかなり薄いです。探す気がないと見つからないカモ…。尾根を外さなければどこを登っても大丈夫だけど、踏み跡を辿った方が楽チンです。
こんなところをこんなお天気のいい日に歩けるなんてラッキーだなぁ…
上を見上げて…
行く先を眺めて…
歩いて来た道を振り返り…
横も眺めて…はぁぁ。このアタリに座り込みたい気持ちもあったけど、タワ尾根の紅葉はこれ以上にすごいのカモって思ったら先に進まないわけにも行きませんでした。
イチバン真っ赤だった葉っぱ…
だんだん葉っぱの色が濃くなってきた…
黄金色だーーーー
木々の向こうに採掘場っぽいところが見えました。武甲山みたいになっちゃうのかな。
青空に黄色の葉っぱがめっちゃ映えてました。キラキラお星さまみたい。
あそこすごいなーって思ったけど、残念ながら右側の斜面。転げ落ちたら危ないので遠くから眺めるだけにしました。ケータイは圏外だったし、誰も登って来ない可能性もあるしね。
紅葉の写真を撮りまくってたけど、実はなかなかの急坂を登ってました。だんだん色付いた葉っぱは少なくなってきて、こんな寂しい感じのところも出てきました。
でも、まだまだところどころに紅葉してる木が残ってました。
かなり登り続けてやっとタワ尾根に出ました。篶坂ノ丸よりちょっと右に出たつもりなのに、標識が見つけられず…。後でまたここに戻ってくるので、標識はとりあえず諦めてウトウノ頭に向かいました。
篶坂ノ丸より上は落葉してる木の方が多かったけど、何とか葉っぱを残してくれてる木もありました。
右側に見えたお山はどこかなー?
かなり濃い黄色。そろそろ落葉しちゃうかな…
タワ尾根からウトウノ頭に向かう道はしばらくはほぼ平坦で快適でした。さすが実線ルートはわかりやすいなぁなんて思いながら歩いてました。
予報通りお昼近くなってきたら雲が少しずつ出てきたので、帰りに撮る予定の景色を先に撮っちゃいました(笑)。ウトウノ頭から篶坂ノ丸に戻る道…。なかなか素敵な尾根です。
しばらく平和な道が続いた後にまたしても急な登りが待ってました。このアタリにはアセビがたくさん生えてて、岩がゴロゴロしてました。
隙間から見えたお山…。あっちも紅葉してるねー
岩場っぽいところでちっちゃい紅葉を見つけましたー。数枚の葉っぱしか赤くなってないけど、そのうち全部赤くなるのかな?
ということで、ウトウノ頭に着きましたー。ウトウノ頭の標識は陶器と木の2種類ありました。動物好きじゃないし、よく見るとあんまりかわいくもなかったけど(笑)こーゆー標識は珍しいよね。ちなみに、山頂には誰もいないかな?って思ってたけど、ランチしてるオジサン2人組とちょっと前を歩いてたご夫婦とかいらっしゃいました。
ウトウノ頭でランチしてるうちにどんどん曇ってきて、予想以上にどんよりしてきちゃいました。なんか雨が降りそうな雲も出てきたので長居せずに下ることにしました。眺めがいいわけでも、紅葉があるわけでもなかったからそもそも長居する理由もなかったんだけど。下りは登ってきた急坂が落ち葉でめっちゃ滑ってなかなか難儀しました。
黄色いカエデ…あんまり綺麗な状態の葉っぱは見つけられなかったな。
このアタリは高い木はほとんど落葉してたけど、低い木は黄色い葉っぱをまだ付けてました。
タワ尾根に出たところアタリに戻ってきたので篶坂ノ丸の標識を探したけどなかなか見つけられず、そろそろ諦めよーかなって思ってたら、ヒトの声がしたので行ってみるとその近くに標識がありましたー。見つけられてよかった。
空はすっかりどんよりした雲で覆われちゃって晴れ間は期待できなそーだったし、無事に篶坂ノ丸の標識を見つけられたので下山することにしました。少し下ると紅葉してる木が増えてきました。
こんな感じの尾根道を下って行きました。テープもたくさんついてるし、踏み後もかなりしっかり付いてるので注意して歩けば迷ったりすることはなさそうです。
ほわー、めっちゃキレイ。晴れてる時にこの景色を見たかったなぁ。タワ尾根から登れ晴れてるうちに見れたのにって思ったけど、初めてのオロセ尾根を下りで1人で歩くのはさすがにちょっとキケンかなって思ったから…
金袋山を通過~。このアタリからポツポツ雨が降ってきちゃいました。雲が出てくるとは思ってたけど、雨が降るとは思ってなかったな…
どんより曇っててもこんなにキレイなんだから、晴れてたらどーなってたんだろ?って感じです。
基本的にはわかりやすくて歩きやすい尾根でした。
たまにこんな感じで広くなってるところもあるけど、踏み跡もテープもあるし、とにかく谷側に向かって歩かなければ大丈夫だと思います。
しばらく下ってきて振り返ってみました。晴れてたらめっちゃキレイそうだから、来年はこっちから登ってみよかなー。ちなみに、人形山は標識を見つけることができないまま通過しちゃいました。
薄日が差してる時にパシャリ。
撮っても撮ってもまだまだ撮りたくなる景色が続きました…
自然林と植林が登山道で真っ二つになりました。明るい森と暗い森…
一石山あたりのカエデ。あまりにも鮮やかだったから撮ってみたけど、雨が降ってて暗かったから全然色がダメでした。見た目にはすごーくキレイだったのに(泣)
うーん、一石山の標識も見逃しちゃいました(汗)。山と高原地図に急坂って書いてあるところの手前にあるベンチで休憩してから再び最後の下りへ。確かに急だったし、落ち葉でかなり滑ったけど、めちゃくちゃ急なのは最初だけだったかなー。とにかくひたすら九十九折に下りました。道路のすぐ上まで来たところで踏み跡が右と左の2方向に分かれてて、どっちかなーって迷ったけど、右方向に植物の看板が立ってたので右に進んだら無事に一石山神社に出ました。左の踏み跡も濃かったけど、左に進んでも下りれてたのかな?
振り向くと燕岩が見えました。あんな大きい岩だと思ってなかった…。近付いてみたかったけど、通行止めになってて近づけませんでした。
神社から道路に出ると鍾乳洞に観光に来たヒトがたくさんいました。雨がポツポツ降ってるのに、みなさんブラブラお散歩したりしてました。駐車場に戻って帰ろうと思ったけど、鍾乳洞の駐車場が満車で駐車場待ちができてたから、すれ違い困難な狭いところはどーなってるんだろ?って思ったけど、かなり下の方まで所々に警備員さんが立ってて、細いところには 車が止まらないようにしてくれてました。帰りは、通行止めを予め避けるルートを選択したので、順調におうちに帰れました。
初めて歩いたオロセ尾根&タワ尾根、サイコーでした♡なにかに奥多摩NO.1の紅葉が見れるって書いてあったけど、ホントにそう思えるくらい素敵な場所でした。しかも、ヒトがすごく少なくて静かで、展望こそないもののめちゃくちゃ好みなお山でした。今日会ったのは、たぶん15人くらいです。オロセ尾根では誰にも会いませんでした…。来年は、1日晴れ予報の日に登って紅葉三昧したいと思います!
ちなみに、タワ尾根は今の地図では実線になってるけど、そこまでしっかり道があるわけではないので(特に秋は落ち葉で見にくいので…)、地図やGPSをちゃんと用意して、目印のテープや地形に注意しながら歩くことをオススメしまーす。
2017年10月9日 吾妻小富士~一切経山~東吾妻山(日帰り?)
浄土平ビジターセンターP~吾妻小富士(お鉢巡り)~浄土平ビジターセンターP~酸ヶ平非避難小屋~一切経山頂~酸ヶ平避難小屋~酸ヶ平~鎌沼~東吾妻山頂~浄土平ビジターセンターP
前日に西吾妻山に登ってから浄土平ビジターセンターまで移動して車中泊して、お仲間さんと吾妻小富士、一切経山、東吾妻山にも登って来ました!といっても実はお山はオマケ的な感じで本当の目的はずっと見てみたいと思ってたアレでした。
5時前に起きて車の窓から外を見たら木がかなりユラユラしてて、強風とまではいかないけどけっこう風がありました。車のエンジンをかけなかったから気温はわからなかったけど、夜、浄土平に着いたときに3℃しかなかったから、上下ダウンを着たまま吾妻小富士への階段を登り始めました。ほんの15分くらいの登りだけど、壊れかけた丸太の階段的な感じで登りにくかったです。
途中で振り返ると一切経山が赤く染まりかけてました。
登りだからさすがに暑かったな…って思ったけど、階段を上りきって火口壁に着いても思ったより風はなくて、全く寒くなかったのでダウンを脱いでから山頂に向かってザレた斜面を登っていきました。
山頂直前はけっこう急だったなー。反時計回りだとここが下りになるからスニーカーだと滑るかもしれないです。スニーカーのヒトは時計回りに登ったほうがいいと思います。
イチバン高いところに着いたけど山頂標識はありませんでした。見下ろしたところの山肌が紅葉してるのがよく見えました。奥に浮かんでるのは蔵王連峰かな?
空の赤色がだんだん広がってきて、朝日が出てきましたー
一旦、顔を出したお日さまは勢いをつけてどんどん登ってきたので、火口壁をもう半周して戻ることにしました。
途中に奇岩ゾーンがあったんだけど、絶妙なバランスで積まれた石が…絶対に誰かの仕業だよね。朝日で赤く染まった岩と偶然にお月さまが写り込んでなかなかいい雰囲気。
でっかい火口と明るくなり始めた一切経山。
すぐ下は色とりどりの紅葉…あのアタリも歩けるのかな?
朝日でオレンジ色に染まるお山がキレイ…
歩いて来た道を振り返ると立ってるヒト達のシルエットがカッコよかったー
反射板がある高山。あそこから見下ろしたら紅葉が綺麗に見えそう。
この後に登る東吾妻山の上には雲が浮いてました。お天気崩れるかなってちょっと心配になった瞬間でした。
階段に戻る途中に影吾妻小富士ができてるのに気づきました。フツーに見るより、影で見る方が富士山に似てる気がします。
階段を降りる前に火口を改めて覗いて見ました。火口全体の写真を撮りたかったけど、どんなに引いても撮れず…
一度、駐車場に戻って朝ゴハンを食べてから、お天気が悪くなりませんよーにって祈りながらまずは一切経山に向かいました。湿原のススキと紅葉がいい感じ~♪
キレイに整備された道を登って行きました。右奥に見えるのは東吾妻山かな?
さっきまで登ってた吾妻小富士。
見晴しのいい湿原から樹林の中に入ってきました。
シラタマがたっくさーん。今まで見たシラタマの中でイチバン大きかったかも。見たことない大きさでした。
ちょっとだけ樹林帯を登るとすぐに開けて、一切経山が見えてきました。すぐ登れちゃうイメージだったけど、けっこう距離あるな…
周りは色とりどりの紅葉でなかなか前に進めませんでした。
紅葉を眺めながらゆるーい階段っぽい道を登って行きました。
高山の手前の黄葉がめっちゃキレイ。あそこがどのアタリなのか全くわからないけど…
真っ赤なナナカマド…
色づいたオオカメノキの実…
葉っぱも実も真っ赤に染まったナナカマド…
紅葉とススキのコラボがいい雰囲気。
青空といろんな色の紅葉…カラフル~♪
紅葉の中をユルユルと歩いて行きました。
振り返ると紅葉の向こうに吾妻小富士が見えました。
しばらく登って行くと木道になって、酸ヶ平に到着。分岐は右に進んで避難小屋に向かって歩いて行きました。一切経山頂まで行ったらまたこの分岐まで戻ってきます。
赤い草紅葉がキレイ~。チングルマかな?
避難小屋には寄らずに周りの紅葉を眺めながら大きな石がゴロゴロしてる斜面を登っていきました。
振り返るとまるで絵みたいな光景が…
どんどん登っていくと次第に草木はなくなりました。見晴しのいい道をゆるく登って行くと…
一切経山の山頂に着きました。“空気大感謝塔”って何だろ?山頂標識のところで写真を撮って、目的のアレを見るために広い山頂の端っこまで歩いて行くと…
わわー!めっちゃキレイ!!遂に念願の魔女の瞳とご対面です。向かいの斜面が水面に映って池のカタチがハート♡みたいに見えました。
ここから縦走路が続いています。前日に登った西吾妻山もあの稜線の先にあるはずなんだけどどこがどこだか全くわからず(汗)。荷物が担げるよになったら、ここを縦走してみたいなー。せっかく避難小屋もあるんだし。
ずっと眺めていたいくらい魔女の瞳は綺麗だったけど、渋滞が始まる前に帰りたいので下山することにしました。
下りる途中、吾妻小富士がよく見えました。近くで見るのも迫力あるけど、少し離れて見ても迫力あるなぁ。ホントに富士山の山頂部分を切り取ったみたい。
青空と雲と紅葉。途中で駐車場で隣の車の親子に会って、自然と一緒に下山することになりました。7歳くらいのオニイチャンが歩くのがすごく上手でイロイロ教えてくれました。かわいかったなぁ♡
避難小屋で休憩するっていう隣の車の家族とバイバイして酸ヶ平に戻ってきました。一面の赤い絨毯がやっぱりステキ~♪
分岐を鎌沼方面に歩いてきました。木道の脇にはなにやら白いロープグルグル巻きの塊がいくつも置いてありました。なんだろ?って思ってたんだけど…
湿原ならではの池塘もありました。
鎌沼沿いに木道を歩いていると東吾妻山が見えてきました。
鎌沼の分岐を姥ヶ原を経由して東吾妻山方面に進んで行きました。あまりヒトに会わなくなりました。
木道が終わって東吾妻山の登山口から登り始めました。予想通り、ドロドロ、湿った石、木の根っこの歩きにくい道でした。でも、前日の西吾妻山の登山道に比べたら全然マシでした。ほとんど変化のない道をひたすら登って行くと…
樹林帯が終わって森林限界に出ると風が強くなってました。振り返ると吾妻連山の上にたくさんの雲が出てました。
そして、最後の登り。このまま青空が見えててくれますよーにって祈りながら登って行きました。
そして、東吾妻山頂に到着~。雲がめっちゃ多くて曇りがちだったけどたまーに青空が見えて嬉しかった~♪
磐梯山はガッツリ雲の中…
鎌沼と一切経山はなんとか見えました。
風が冷たくて寒かったし、雲が多くて眺めも楽しめなかったので長居しないで下山しました。下山は同じ道をひたすら下るだけ。
登山口まで下りて、姥ヶ原の分岐を浄土平方面に歩いて行きました。ちょくちょくベンチが設置されてて、のんびり休憩してるヒトがたくさんいました。
姥ヶ原から下ってくる途中から眺めがよくなってきました。
紅葉と吾妻小富士…
少し下ってもう1枚…。青空だったらもっともっとキレイだったと思うけど、これでも十分キレイでした♡
少し樹林帯の中を歩いて下り終わりました。朝歩いた湿原の道から、朝撮った写真と同じような感じで写真を撮ったんだけど、日の当たり方で全く見え方が違いました。
最後に吾妻小富士を眺めてから浄土平の駐車場に戻りました。 駐車場の外はすごい渋滞になってました。どのくらい並ぶんだろ?
駐車場待ちの車のためにさっさと駐車場を出て磐梯吾妻スカイラインで黒磯ICに向かいました。スカイラインの紅葉はめちゃくちゃ綺麗だったけど、なかなかいいポイントで車を停めることができなくて残念でした。でも、走りながらでも綺麗な紅葉を眺められてラッキー♪でした。そうそう、途中で見えた真っ赤なお山はどこかなー?と思ったけど、安達太良山だったみたい。やっぱり安達太良山の紅葉はすごいんだなー。ヒトが多くなければ行きたいんだけどね。
帰りの東北道は予想以上に渋滞しました。3連休の最終日だったから仕方ないんだけど…。何度も高速を下りようか迷ったけど、そのまま頑張って高速で帰りました。
途中で雲が多くなってきちゃったのは残念だったけど、吾妻小富士から日の出が見れたし、魔女の瞳も紅葉も湿すごく原も綺麗だったから大満足です。どこに行こうか迷っての吾妻山だったけど、ここに来てよかったって思いました。次に来る時は、ここから西吾妻山への縦走かなぁ…
2017年10月8日 西大巓~西吾妻山(日帰り?)
グランデコ・パノラマゴンドラ山頂駅~西大巓~西吾妻小屋~西吾妻山i頂~天狗岩~梵天岩~天狗岩~西吾妻小屋~西大巓~グランデコ・パノラマゴンドラ山頂駅~デコ平~グランデコ・パノラマゴンドラ山頂駅
10月の3連休は、去年行けなかった八甲田山と岩木山にバスを使って行こうかな?って思ってたけど、お仲間さんのお休みがとれたので、車で行けるところ…とゆーことで、西吾妻山に行ってきました!毎年、スノーモンスターを見に行きたいと思ってるけど遠くてなかなか行けないので、とりあえず雪のない時期に登ってみました。
土曜の夜にお仲間さんを拾って東北道で猪苗代ICへ。仕事の後じゃなかったから運転中に眠くなることもなく、思ってたより呆気なく道の駅猪苗代に着いて車中泊…。朝起きた時はガッツリ曇っててたけど、グランデコに向かう間にどんどん雲はなくなってきて、グランデコの駐車場に着いた時には快晴でした。ここで車中泊も考えてたんだけど、ゴンドラの営業は7:30〜だし、標高が低い方が寒くないかな?と思って道の駅にしたんだけど、これが正解でした。グランデコの駐車場にはトイレがなくて、中のトイレはお店の営業が始まる7:00過ぎにならないと使えなかった…です。
7:30のゴンドラに乗ってゴンドラ山頂駅へ着くと目の前の木々が綺麗に黄葉してました。
ウキウキして黄葉のアーチをくぐって行きました。
青空に黄色い葉っぱがめちゃくちゃ映えます。
イロイロな色になってるオオカメノキ…
だだっ広いゲレンデ。ゲレンデ登るなんて面白くないって思ってたけど、めちゃくちゃ快晴だし、周りは紅葉してるし、気持ちよかったー♡
タイミング的にはちょーどよかった気がします。これは後で行く予定のデコ平も期待できるなって思ってたんだけど…
枯れ葉の中から真っ赤な実が飛び出てました。
ヤマハハコの群生はドライフラワーになりかけてました。下山する時には全部刈られちゃってたけど…
振り返ると磐梯山が見えました。猪苗代湖もちょっとだけ見えました。少し雲が出始めてたので、曇りそーだなとは思ってたんだけど…
ゲレンデの途中から登山道に入ると大きな石がゴロゴロ…
オレンジ色…ナナカマドかなぁ?
オオカメノキの実…
石ゴロゴロで湿ってるし、木の根っこはいっぱいだし、ところどころドロドロ&水溜りで歩きないことこの上ありませんでした。
真っ黄色のカエデ…
オオカメノキも黄色…
あんまり変化のない道…しかも、相変わらずドロドロ部分が多くて歩きにくくってなかなか進みませんでした。いつも以上に足元気にしてるからなんか妙に疲れました。
ゴゼンタチバナの実…
これは…ガクアジサイ?
何ともいえない色のキレイな葉っぱ…
ちょっとだけ急なところを登って…
しばらくして視界が開けてくると…
西吾妻山方面が見えてきました。登ってる途中でかなり曇ってきちゃったから、実はあんまり期待してなかったけど、まだ晴れててよかったーって感じでした。
西大巓で少し休憩することにしました。ガスがかかったりなくなったりしてたけど、晴れてたらかなり眺めが良さそうだったので、西吾妻山まで行かずにここでのんびりするのもありかもです。
西大巓からザレ場を少し下って、少しだけ湿原ぽいところを歩いて行きました。ガッツリとガスが出てきちゃって、周りが何も見えず…
西吾妻山に向かって再び登りになりました。ここも水浸しだったけど、土がなかった分、ドロドロ状態は免れました。
階段が池みたいになってるところも…
登りが終わると湿原になりました。木道の間を歩いて避難小屋に向かって、避難小屋の前の天狗岩との分岐を西吾妻山の山頂方面に向かいました。
山頂直下はまたしてもドロドロ…(汗)。そして、西吾妻山頂に到着〜。噂には聞いてたけど樹林帯の中にポツンと標識が立ってるだけなので、写真待ちしてるヒトがいなかったらスルーしてしまいそうなくらい地味でした。大菩薩嶺の山頂的な感じです。しかも狭くて写真するのも大変でした。長居するところじゃないので、さっさと写真だけ撮って天狗岩に向かいました。
一旦、下って木道を歩いてからの登り返しだったんだけど、登りになる直前が泥沼みたいになってて、お子さんやお年寄りが越えるのにめちゃくちゃ渋滞してました。こーゆー時、ストックがあると楽なんだけどね…
天狗岩はどこが天狗岩かわからなかったけど、蓼科山の山頂みたいに広くて石がゴロゴロしたところでした。休憩してるヒトもたくさんいました。
あまりにヒトが多過ぎたのでとりあえずスルーして、またドロドロと石ゴロの道を登って梵天岩に行きました。
かなりどんよりな空模様だったけど、梵天岩は晴れてたらめちゃくちゃ眺めの良さそうな場所でした。湿原の中に点在する池塘を見下ろせます。
振り返ると登って来た西吾妻山。
何となく人形岩まで行けちゃうかな?って思ってたから、湿原に下って木道を歩き始めたんだけど、ちゃんと計算したらゴンドラの最終にギリギリの時間になっちゃいそうだったので途中で引き返して、大きな岩がゴロゴロしてる梵天岩でランチすることにしました。
基本的に曇り空で風もあって、ちょっとだけ寒かったけど、ときおり切れるガスの隙間から池塘と遠くのお山たちがチラリと見えました。晴れてたらめっちゃいい眺めだと思います。
しばらくのんびりしてから、天狗岩に戻るとかなりヒトは少なくなってました。ヒトが多かったのは、天元台からリフトで来るヒト達が圧倒的に多くて、そのヒト達がここでランチしてたからみたいです。だだっ広いスペースの端っこには神社がありました。
神社の裏に回ってみたら、少し先まで進めるようになってて、そこからの展望がめちゃくちゃよかったです。色んなお山が見えました。ちょーど雲が少なくなってきたタイミングだったので、しばらく景色を堪能しました。左が朝日連峰、右が月山かなぁ…月山の右側に薄っすら鳥海山も。
蔵王連峰方面…
飯豊連峰がちょこっとだけ雲から出てました。今年も飯豊山に行けなかったな…。来年は少し重いものが担げるようになるといいなぁ。お花の時期か紅葉の時期に飯豊山に行きたい!
あんまりよく見えないけど、とりあえず全景。雲がなければイロイロなお山をみることができそうです。
西吾妻神社の脇から西吾妻山頂を巻く感じでぐるっと周回して避難小屋に戻る時に振り返ってみたら、神社が立ってるところが天狗っぽく見えました。どこに天狗岩があるんだろーって思ってたけど、コレのことなのかな?
避難小屋に戻る道は木道になってました。ドロドロじゃなくてよかった…
避難小屋からは登って来た道の完全ピストン。池塘が点在する湿原の中の木道を歩いて戻りました。
水浸しの階段を下りて行くと西大巓が見えてきました。
赤く色付く葉っぱ…日差しを受けてキラキラしてました。
西大巓への登り返しがちょっとイヤだな…って思ってたけど、最後だけが少し急なだけで、あとはゆるゆるな登りでした。
お日さまが出て来ると草紅葉がキラキラ輝いてキレイでした。
真っ赤になった葉っぱ達…
西大巓までもーちょっと…
なかなかステキな景色なので何度も何度も振り返っちゃいました。青空も出てきてくれたから、朝よりもスッキリ見えたかもです。小屋や湿原もよく見たらしっかり見えてました。
西大巓に着くと雲に包まれた磐梯山が見えました。 でも、今にも雲に覆われちゃいそうでした。北側は晴れてるのに南側はどんどん雲が増え続けてる…
黄色が多いので赤を見るとついつい撮っちゃいます(笑)
相変わらず湿った石、木の根っこ、ドロドロ&水溜りのめちゃくちゃ歩きにくい道をとにかく無心に下りてきました。歩きにく過ぎて全くスピードは上がらなかったけど、とりあえず転んだりすることなくゲレンデまで下りてきました。ゲレンデにはヤマハハコしか咲いてないと思ってたけど、黄色のお花を見つけました~。朝は紅葉に夢中で下をあんまり見てなくて気がつかなかった…
こんなお花も…
キイロノアーチをくぐってゴンドラ山頂駅に戻ります。
ゴンドラ山頂駅の前も紅葉がキレイだったんだけど、何とかデコ平まで行ってこれそうだったので遊歩道をデコ平に向かいます。でも、デコ平に向かう道の紅葉がすでにキレイ過ぎてなかなか進めず…
もう終盤のアザミ…
これはヨツバヒヨドリの綿毛…かな?
ちょっと青空も見えてきました。オレンジと黄色が映えるなぁ…
傾きかけてきた日差しもいい感じです♪
カエデもキレイに色付いてました。オレンジから赤くなりかかってる途中かな~?
こんな感じの紅葉の道を歩いて行きました。午前中は晴れててかなりよかったんじゃないかなー。曇ってきちゃったのが残念過ぎる…
さらに進んで行くとさらにキレイになってきました。
まだカエデも緑の葉っぱが残ってたので、来週くらいがピークになるのかな?これでも十分にキレイだなーと思ったけどね。
先週の沼ッ原の近くでも見たヤマウルシ…かな?相変わらずキレイな放射状に広がってました。
デコ平に近付いてくると木道になりました。
デコ平に入ると一面の紅葉が迎えてくれました。
草紅葉の中に延びる木道。水浸しになってた部分があって、めっちゃ滑りました!とゆーか、早足で歩いてたら滑って転んでビショビショ(笑)
一面の草紅葉…
キレイだなぁ…
デコ平は一周できるようになってるけど、木道は途中で終わり。
“雪の重みで360度回転した木”まで戻ってきて、来た道を戻りました。来る時はちょっと下りだったので帰りはちょっと登り…。時間ギリギリなのでかなり急ぎ足で歩きました。乗り遅れたらどーなるんだろ?
かなり急いで歩いたら最終のゴンドラには余裕で間に合いました。オナカがめっちゃ空いてたのでさっさと駐車場を後にしました。磐梯吾妻レイクラインを走ってると小野川湖越しに綺麗な夕陽が木々の間から見えてきて、どこかで車を止めたいなーと思ってたらちょうどいいところに駐車場がありました。タイミングもちょーどよくて、今にも日が沈むってところでした。夕陽が湖に映ってすごーく綺麗でした。手前にお山があるけど、ブルームの月の階段を思い出しちゃいました。
日が沈んでからも湖面に映る夕焼けが綺麗でした。ちょーどいいところに船が一隻浮かんでたんだけど、あまりにも絵になり過ぎてて“ヤラセかな?!”って思っちゃいました。カメラマンさんが数人いたので…
予想もしてなかった夕焼けショーを堪能して、夜ゴハンを食べに“山の駅”に行きました。トマトラーメンが有名らしいんだけど、オナカが空き過ぎてついカツ重を頼んだんだけど…。カツ重自体のボリュームが凄くて、サラダもついてて、味噌汁にかき揚げも入れてくれて、ものすごい量でした。でも、カツの衣が肉と同じくらいに分厚くて(カサ増し?)、結局、衣は全部外して食べました(苦笑)。やっぱり、トマトラーメンにしておけばよかった…
夜ゴハンの後はコンビニで買出ししてから浄土平ビジターセンターの駐車場に移動しました。磐梯スカイラインは真っ暗だったけど、車のライトでも紅葉してるのがわかりました。標高が上がるに連れて気温が下がってきたな…って思ってたら、浄土平に着いた時には3℃しかなかったです。ダウン上下着ても寝れるかなーって心配だったけど、2人で寝るとやっぱり車内も暖かいらしくて全然寒くなく、グッスリ寝れました。
今度はずっと見たいと思ってるスノーモンスターに会いに来たいけど、晴れた日の紅葉のデコ平にも来てみたいな~。デコ平だけなら早稲沢登山口から布滝を経由してピストンにしてみたいと思います!
2017年10月1日 白笹山〜南月山(日帰り?)
沼ッ原湿原P〜白笹山頂〜南月山頂〜日の出平〜牛ヶ首〜姥ヶ平〜ひょうたん池〜沼ッ原湿原P
一昨年くらいから紅葉の時期に絶対に行って見たい!と思ってた南月山に前日の男体山から約100km移動してソロで登ってきました!といっても南月山はオマケで本命は別…。まだ紅葉のピークにはちょっと早いかな?って思ってたけど、レコでみる限りかなり色付いてきてそうだったし、ピーク時の大混雑はやっぱり苦手なので行ってみちゃうことにしました。
5時にアラームで目が覚めました。たっぷり寝たからかなりスッキリしてたけど、寒くてシュラフからなかなか出れず…。しばらくシュラフの中でウダウダしてたけど、周りのヒト達がポツポツ出発し始めたので準備して出発することにしました。かなり駐車場が混むと思ってたけど、6時前ではまだ空きがありました。夜中には雨風がすごかったけど、キレイな朝焼けの中、歩き始めました。
キク科のお花…最近、こればっかり(苦笑)。そのうち頑張って覚えます。
ウツボグサ…
樹林帯の中を歩き始めたら風がないからすぐに暑くなってきました。けっこうな台数の車が停まってたのにヒトが少ないのは、みんな南月山を経由せずに姥ヶ平をダイレクトに目指しちゃうからかな?予想以上にヒトがいなくて、熊鈴を忘れたことをちょっと後悔しました。
少し登って行くと赤い葉っぱが出てきました。西側の斜面でまだ日が当たらないから暗いけど…
白笹山まで1.5kmの標識を過ぎました。ちょっと開けたところから遠くのお山たちが見えました。方向的には会津駒ヶ岳とかそっちの方だと思うんだけど不明…。手前のお山が色付いてたので、ちょっと期待しながらゆっくりと登って行きました。
オオカメノキの実…
九十九折に登って行くと1kmの標識を過ぎました。500m刻みの標識って必要かな?って思ったけど、ハイキングに来るヒトにはあった方が励みになっていいのかなー?
モミジハグマみっけ。
ところどころ部分的に急なところはあったけど、基本的には登りやすい緩い道でした。
真っ赤なモミジ…。日が当たってたらかなりキレイに違いないです。
笹が登山道に覆いかぶさりそうになってるところもありました。
あと0.5kmの標識を過ぎるとちょっと急な登りになりました。振り返ってみると沼ッ原の調整池が真っ青でキレイでした。そして、お山の影が…白笹山かなー?
色付いた木々の中をゆっくりゆっくり登って行きました。今日はそんなに長く歩かないから時間かからないし、余裕でお昼までに駐車場に戻れるしって思ってゆっくり歩いてたんだけど…
わー!やっとお日さまが見えてきそう。
虫食いだらけの葉っぱが何だか芸術的…。どーしてこの木だけこんなに虫に食べられちゃってるんだろ?
まだまだ急な登りは続きました。でも、登るにつれて紅葉もどんどん綺麗になってきました。
振り向いてみると向かいのお山?丘?がいい感じに色付いてました。あそこはどこかな??
そして、しばらく登ると白笹山頂に着きました。登山道の途中で全然ピーク感がなくて“ここが山頂なの?”って感じでした。
何もない白笹山は通過して歩き続けると向かう先にお山が見えてきました。あれが南月山かな?
笹原の中をゆるゆると歩いて行きました。いつもならこれだけ歩いてるとかなりヒトに抜かされるんだけど今日は2~3人にしか抜かれてなくて、ホントに歩いてるヒトが少ないんだなーって感じでした。
しばらくすると右手が開けて、街の方が見渡せるようになりました。今日もめっちゃいい天気でよかったー♪
笹原の向こうに茶臼岳が見えてきました。南月山は左?右?
ちょっと樹林帯に入ったりしたけど…
こんな感じの笹原の道が続きました。気持ちよかったなー
遠くのお山もよく見えました。どこのお山か全くわからないけど…
迫力のある木とオレンジの葉っぱ…
紅葉と笹のミックスした道もなかなかよかったです。お天気がいいだけでなんでも素敵に見えちゃったりします(笑)
南月山頂の手前で見つけたマツムシソウ…カワイイ♡
白笹山からは特に急な登りはないまま南月山の山頂に着きました。ベンチはあるし、広くて開けてるので休憩してるヒトも何人かいました。自分もここで茶臼岳と紅葉を眺めながらちょっと休憩しました。さっきまで全然ヒトがいないって思ってたけど、しばらく座ってる間にポツポツと登ってくるヒトがいました。もう登りはここまでで、あとは景色を紅葉を眺めながらのゆるゆるの稜線歩きと下りだけ~♪
日の出平から続く山肌が紅葉してるのが見えました。あそこはミネザクラの群生地らしいので今度歩いてみたいなー
沼ッ原方面。調整池がさらに青く見えるようになりました。木々の色のせいかしら?それにしてもホントに快晴~。かなり遠くのお山まで見えてる気がする。
茶臼岳の山肌も紅葉が始まってました。思ってたよりもかなり紅葉してました。
日の出平から続く山肌のアップ。オレンジ色がキレイ。
牛ヶ首に向かう道はめっちゃ紅葉してました。道は平坦なのに写真撮ってばっかりいるからなかなか進まず…
オレンジ色のモミジ…
真っ赤なモミジ…
真っ赤な実…
赤い葉っぱに囲まれた赤い実…
日の出平を過ぎると姥ヶ平が見落ろせるようになりました。姥ヶ平は色とりどりのパッチワークでめちゃくちゃレイでした。少し早かったかなー?って思いながら来てみたけど、ちょーどよかったかも?
茶臼岳がだんだん近付いてきました。ロープウェイ山頂駅からの道と峰の茶屋に向かう道がクッキリと見えました。そこまで標高は2000mもないお山だけど、やっぱり火山は迫力あるなぁ…
牛ヶ首に近づくにつれて、ヒトがかなり増えてきました。ロープウェイで登ってきて、姥ヶ原を眺めるためにこのあたりまで足を延ばすヒトがけっこういるみたい。ここまでならスニーカーでこれそうだし、いいかもねって思うけど、たぶん峠の茶屋駐車場は大変なことになってたはず…。それにしても姥ヶ平キレイー♪
姥ヶ平ばっかりに気をとられてたけど、ふと足元を見るとトリカブトが咲いてました。
イチバン眺めがよさそうなところからの姥ヶ平のアップ。めちゃくちゃキレイだったからちゃんと鮮やかな色を再現したいーって思って露出調整してみたけど、上手くいかず…。もっとちゃんとカメラの使い方勉強しないと(汗)
牛ヶ首に着くとヒトがいっぱいでした。みんな姥ヶ平ばっかり見てたけど、振り向いた右手の山肌も紅葉しててキレイでした。煙がモクモク…
ロープウェイ山頂駅からたくさんのヒトが歩いてきてるのが見えました。スニーカーでちょっと歩くだけでこんな絶景が見れるんだから、混むわけだよね。
ヒトが多い牛ヶ首はサッサと後にして姥ヶ坂に向かう分岐から茶臼山から煙が勢いよくシューシュー噴き出してるのが見えました。すごいわーーー。去年来たときに上から見て、近くに行ってみたいーって思ってたけど、あんまり近くまでは行けませんでした。
ここから姥ヶ平までが全然進めませんでした。登りのヒトとのすれ違い渋滞と綺麗な紅葉で足が止まりまくりでした。
どこ見ても紅葉してる…
姥ヶ平がだんだん近付いてきました。うわわー、なにこれ!めっちゃキレイなんですけど!
もちろん、歩く道も紅葉だらけ…
紅葉の海って感じ。赤やオレンジや黄色が一面に広がってました。
シラタマノキ…
黄色やオレンジの葉っぱに日が当たってキラキラ輝いてました。
けっこう下ってきたなーと思って振り向いてみると、紅葉に浮かぶ茶臼岳が見えました。
何の葉っぱかなー?小さい実がついてました。
こんなキレイな紅葉の中を歩けるなんて思っても見なかった…
さらに下ってきたので開けたところで振り返ってみると、この景色…はぁぁ♡
下りが終わって平坦な道を歩いて行くと…
姥ヶ平に到着!そして、めちゃくちゃキレイーーー♡もしかして、今がピークなのか?って思っちゃうほど鮮やかな紅葉でした。ずっとこの景色が見たかったんだよね~
イタドリ…かな?
暖色系のグラデーションがいい感じ♪
めちゃくちゃキレイな紅葉が見れて大満足~♡ヒトで溢れかえってるかと思ったけど、意外と少なかったです。かなり広いスペースだったから空いてるように感じたのかな?名残り惜しかったけど、予定よりもだいぶ時間かかっちゃってたのでもう1つの見たかった場所へ向かいました。
リンドウ…
いよいよお待ちかねのアノ場所へ…
そして、じゃーーーん!!!もう1つ見たかった場所…ひょうたん池に映る逆さ茶臼岳。快晴、ほぼ無風、紅葉のサイコーのコンディション。ただ、かなり狭いスペースなのに後ろからグイグイ押してくるヒトがいて池に落ちるかと思ったよー(汗)
あとは駐車場に向かってひたすら歩くだけ…って思ってたけど、途中の紅葉もキレイ過ぎて足が止まる止まる(笑)
紅葉のトンネルに吸い込まれてく感じ…
赤い実…何の実?
キラキラ眩しすぎでしょ。
少しずつ植生は変化しながらも、まだまだ紅葉の道は続きました。
やっぱり青空と紅葉の組み合わせがサイコー♪
姥ヶ原下を過ぎると少しだけ登りがありました。
緑、黄色、オレンジ…茶色?
登りが終わって振り返ってみると再び茶臼岳が見えました。これで見納めです。
まだまだまだ続く紅葉の道…
逆光加減が好きー♡
薄い黄色の葉っぱ…透け感がステキ。
だんだん紅葉が少なくなって、石がゴロゴロしてる道になりました。
紅葉するまでもうちょっと…
放射状に広がる葉っぱがお気に入り!
綺麗に色づいてました。
葉っぱが降ってきそう…
いつの間にか笹原ゾーンに入って、急な下りがありました。新設にロープがあったけど、地面が乾いてたのでなくても大丈夫でした。
ほとんど紅葉は見かけなくなって、グリーンゾーン。駐車場までは平坦なのでサクサク歩いて戻りました。
予定よりも1時間以上も遅れて駐車場に戻ってきました。紅葉が綺麗過ぎたから仕方ないよねー。帰りは下道で帰ってみました。さすがに那須からだとちょっと遠いなーって思ったので、このアタリが下道では限界かな。
それにしても、姥ヶ原の紅葉も周りの紅葉もめちゃくちゃ綺麗でした!お天気もサイコーだったし。すでに今年の紅葉登山のイチバンなんじゃないかな?って感じです。同じお山にはあんまり登らないんだけど、ここにはまた来たいなーって思いました。急な登りも難しい場所も全くないので、姥ヶ原が目的ならロープウェイは使わずに沼ッ原からの周回が絶対にオススメです!
まだまだ紅葉登山は続く…
2017年9月30日 男体山(日帰り?)
二荒山中宮P~一合目~(二合目~九合目)~男体山頂~(九合目~二合目)~一合目~二荒山中宮P
土日両日とも晴れ予報でどこに行こうかかなり迷ったけど、北アルプスはめちゃくちゃ混みそうだし、剱岳でかなり満足しちゃってたし、アルプスの行きやすいお山はけっこう行っちゃってるし…。せっかくだから新しいお山を歩こうと思って男体山にソロで行って来ました!男体山は標高差がけっこうあって、なかなかの急登って聞いていたので、登るならシラネアオイか紅葉の時期って思ってました。紅葉にはまだちょっと早そうだったけど、行ってみることにしました。
駐車場があまり広くないらしいので、帰宅後にちゃちゃっと準備して東北道で日光へ向かいました。ネットで確認した通りに二荒山神社の鳥居をくぐって、第一駐車場に停めました。先客さんは3台くらいだったかな?かなり眠かったのですぐに寝ました。6:00に開門だけど、急いでなかったから6:00にアラームで起きたけど、まだ駐車場は数台分空いてました。でも、トイレに行って帰ってきたら満車になってました。ちなみに、第二駐車場が前は駐車場と言われてたところで自分が停めた第一駐車場が臨時駐車場だったみたいで、第二駐車場の方が広そうな感じでした。
晴れ予報のはずだったけど、空には雲がたくさん出てました。山頂で晴れ間が出ますよーにって念じながら、とりあえず出発~
まずは入口?で500円の入山料を払って記帳して、注意事項を聞いてお守りをもらってから鳥居と登拝門をくぐって歩き始めました。
門をくぐるといきなりの階段…。しかも、コンクリートの階段の後に木の階段も出てきました(汗)
階段を登り終わると一合目に着きました。また鳥居をくぐってここから本格的な登山道になりました。
土が湿ってて滑りやすいところがあったり、木の根っこがでてたりと、登りにくい部分もあったけど、踏み跡がいくつかついていたので登りやすそうなところを選んで登れば問題なかったです。そこそこの斜度だったけど、自分の歩幅で歩いて行けるし、そこまで急だとは感じませんでした。
二合目は見落としたらしく、気づいたら三合目に着いてました。三合目から四合目は九十九折の舗装路歩き。平坦に近いゆる~い登りだったので楽々歩いて行けました。
小さいマリモみたいなのがいっぱいついてる~(笑)。お花もちょこちょこ咲いてたけど、まだ薄暗かったので下山時に撮ることにしました。
フジアザミ…かなぁ?
舗装路の途中で四合目。またしても鳥居をくぐって再び登山道に入って行きました。林道を歩いているうちに晴れ間も出てきたので、鳥居の脇の展望地っぽいところから中禅寺湖をチラ見してから登り始めました。
最初は木の階段っぽくなってるところを登って行きました。そんなに急ではなかったです。
少し登ると早くも紅葉発見~♪周りがまだ緑なのに、ここだけ真っ赤でめちゃめちゃ目立ってました。
少し進むと薄くオレンジになったところもありました。朝日でキラキラ輝いて綺麗でした。
ちょっと大きな石がゴロゴロしてるところも出てきました。九十九折になってるので、まだまだそんなに急なところはなかったです。
2本の立ち枯れた木に絡みつくような紅葉…。上はカエデで下はシロヤシオかな?
シロヤシオの葉っぱがキレイなグラデーションになってるー
五合目には小さい避難小屋がありました。なんか五合目までが思ったより時間がかからなかったから、山頂までもあっとゆー間に着いちゃうかな?なんて思ってたけど、時間がかかるのはここからでした。
シロヤシオってお花もカワイイけど、葉っぱの形もカワイイんだよねー
中禅寺湖が見えるようになるとだんだん斜度が急になってきて、岩がゴロゴロしてきました。
六合目を過ぎると根っこゾーンに突入しました。根っこの岩のミックスでなかなか歩きにくい道でした。このアタリは針葉樹なのか紅葉らしきものは全く見かけませんでした。
樹林帯を抜けると黄葉した木々が出てきて、岩ゴロゴロゾーンになりました。
振り返ると黄葉に囲まれた精進湖が見えました。また雲が出てきちゃったのであんまり青く見えなくて残念…
岩ゴロゴロな急斜面を登って行くと七合目の避難小屋が見えてきました。
避難小屋の前で休憩してるとまたちょっと青空が見えてきました。やっぱり晴れてた方が黄葉もキレイだなぁ…
ところどころで立ち止まりながら、少しでも楽に登れそうなルートを探しながら登って行きました。
また鳥居…何個目だろ?
黄葉の中に八合目の避難小屋が見えてきました。
八合目には“瀧尾神社”って書いてあったけどこの小さな祠のことかな?祠の隣には古い大きな鎖が垂れてて“キケン×”って書いてあったから、昔はこっちから登ってたのかも。
わー!またシロヤシオ見っけ!
その後しばらくすると岩ゴロゴロは終わって少し緩やかな登りになりました。
今度はナナカマドの紅葉~♪ちょっと葉っぱが傷み気味?!
こっちは真っ赤なナナカマド。ズームしても全然大きく写せない…(汗)。こんなにナナカマドって大きくなるんだっけ?
ヒトがたくさん歩くから道が荒れるのか土嚢がたくさん並べてありました。ちょっと見た目が…
赤、黄色、緑…青空とのコラボ。緑が広葉樹だとサイコーな組み合わせだったんだけど。
とうとう九合目まで来ました!紅葉に彩られた丸太の階段を登って行きました。段差がちょっと大きくて歩きにくかった…
樹林帯を抜けてまだまだ丸太の階段を登っていきます。しばらく階段を登って、休憩がてら振り返ってみると中禅寺湖が綺麗に見えました。もーちょっと上に行けば、湖全体を見渡せそうでした。
弥陀ヶ原の砂礫地は足をとられてビミョーに歩きにくかったけど、雪の上を歩くイメージで歩けばそんなに滑らないじゃーんって思ってたけど…
左手には日光白根山…かな?半分くらい隠れちゃってるけど、茶色くなった戦場ヶ原も見えました。
中禅寺湖がかなりよく見えるよになりました。雲が多いな…
鳥居を2回くぐって二荒山神社奥宮に着きました~♪
山頂付近には思ったよりはたくさんのヒトがいたけど、前週の谷川岳に比べれば全然少なかったです。風がちょっと強かったけど、休憩できないほど寒いって感じではなく、ソフトシェルで十分だったかな。中にはダウン着てるヒトもいたけど…
楽しみにしてたピカピカの大剱…めっちゃカッコイイ!これを見て、黒戸尾根にリベンジしたいなぁと思っちゃいました。
太郎山方面はところどころ黄葉しててキレイでした。雲もいい感じのアクセントになってました。この景色を眺めながらゆっくりランチしました。時間はたっぷりあったし…
とても凛々しい二荒山大神。
見晴しがよさそうでヒトも少なそうだったので、山頂からちょっと下ったところにある太郎山神社に向かってみました。
ポツンと立ってる太郎山神社。誰もいませんでした。風がなければここで休憩するのがよさそーです。
神社裏からの眺めがなかなかよかったです。まだらだけど黄葉がキレイ~
神社の脇にある岩場には入れないようにロープが張ってありました。たぶん、この先は破線ルートになってるところだと思うんだけど…。ギリギリ行けるところまで行ってみると手前の紅葉したお山の向こうに日光白根山や燧ヶ岳が見えました。
時間はたっぷりあったけど、雲がかなり多くなってきたので下山することにしました。登りの時は全然滑らなーいなんて思ってた砂礫地が下りは滑る滑る…転んでるヒト続出(笑)。ズルズル滑りながら中禅寺湖に向かってグングン下りて行きました。
全く急いでなかったので、紅葉の写真を撮りながらのんびり下山しました。朝は曇っててキレイに見えなかった紅葉も日が当たってめちゃくちゃ鮮やかになってました。
黄色い葉っぱがキラキラ~☆青空とのコントラストがいい!
登ってた時と同じ景色のはずなのに、ぜんぜん違って見えるなぁ。ってゆーか、こんなに晴れるならもーちょっと山頂にいればよかった…
中禅寺湖も登りの時も青く見える気がしました。
キレイ過ぎてなかなか足が進みません…
イタドリ…かな?
岩ゴロゴロも根っこだらけも無事に通り過ぎて平和な下りになりました。ここからお楽しみの紅葉が始まります。
真っ赤なシロヤシオ…
シロヤシオの隙間からチラ見えする中禅寺湖。登りの時は薄暗くてこんな風には見えなかったよー
紅葉の間からのお日さま。ちゃんと出てくれてありがとー♡
オレンジの葉っぱの透け感がたまらーん♪
紅葉に縁取られた中禅寺湖がキラキラ…
今日、イチバンすごかったのは間違いなくこのシロヤシオ!下から上に向かってグラデーションに綺麗に色づいてました。
反対側からも…。鮮やか過ぎて眩しいわ。露出調整すればよかったんだけど、コーフンし過ぎてすっかり忘れてました(笑)
全然葉っぱが傷まないままキレイに色付いたんだなぁ…
紅葉した葉っぱが降ってくるみたい~♪
朝はスタスタ歩いた林道もゆっくり歩いてお花探し。ナギナタコウジュ…
カニコウモリの綿毛…かな?
キク科のお花っぽいけど…
ノコンギク…かな?
つまらないと思ってた林道もお日さまが差し込むだけでキラキラ素敵な道に思えました。
薄暗かった樹林帯を一気に下って、階段も一気に下って、登拝門の手前で土を持ち帰らないように靴を洗って下山しました。
無事に下山させていただいてありがとうございました、の気持ちを込めて一礼してから鳥居をくぐりました。そうそう、男体山は登山ではなく、登拝になるらしいです。
境内から出て男体山を眺めてみたら、朝は暗くて見えなかったけど、ところどころ黄葉してるのがよく見えました。全体的に黄色くなるのは1~2週間後かな?
牛さん、ただいま~♪
駐車場で着替えてから、翌日、南月山に登るために那須の沼ッ原駐車場に下道で向かいました。
ずっと行ってみたいと思いながらもなかなか行く機会がなかった男体山。なかなかの標高差となかなかの斜度でぼちぼちキツイお山だったのかもしれないけど、前週に西黒尾根を登ってたからかそんなにキツイとは感じませんでした。そういう意味ではいいタイミングだったのかも♪ちょっと紅葉には早かったかもしれないけど、山頂からの眺めもすごくいいし、百名山なのにヒトもそんなに多くなくて(みんな最後のアルプスに紅葉を見に行ってたのかも?)のんびりすることができました。
また登るかと聞かれるとちょっと答えに困っちゃうけど(笑)、来年、お守りを返納しに行かないといけないのかなー?
2017年9月24日 谷川岳(日帰り)
慰霊碑横P〜谷川岳ベースプラザ〜登山指導センター〜西黒尾根登山口〜鉄塔〜ラクダのコブ〜ラクダのコル〜氷河の跡〜ザンゲ岩〜谷川岳頂(トマの耳)〜谷川岳頂(オキの耳)〜肩ノ小屋〜天狗の溜り場〜熊穴沢避難小屋〜田尻尾根分岐〜天神平RW駅
前週に剱岳に登って、何となーく自分的には夏山は終わった感じになったので、紅葉を求めてちょっと早めだけどそんなに混んでないかも?と思って谷川岳にソロで行って来ました!雪山には登ったことがあるけど、実は夏山は初めて。ロープウェイを使わず三大急登といわれてる西黒尾根から登ってみることにしました。鎖場がたくさんあるってゆーウワサだったのでドキドキワクワク…
明け方におうちを出て、6:00前に慰霊碑脇の駐車場に着きました。まだまだスペースは空いてて余裕で停められました。少し先の町民用駐車場でトイレ借りて、ベースプラザ前を通過して、指導センターにちょろっと寄って、西黒尾根登山口からスタート。何年か前に鉄塔の近くで雪洞泊したことあったから、いきなりの急登は想定内だったけど、想定外に石は湿ってるし、めっちゃぬかるんでたので滑らないよーにゆっくり登って行きました。
ヤマハッカ…
水場を通過してどろどろの斜面を登っていくと木々の隙間から鉄塔が見えてきました。ってゆーか、こんなに鉄塔って登山口近かったっけ?雪の時は道路が除雪されてなかったからもっと下から登ったのかなー?
キク科のお花…
たまに平坦なところもあったりしたけど、基本的にはずっと登り。石ゴロなところとか、木の根っこだらけのところとか、ちょっと急な斜面を登って行きました。
木々の間から目指すトマの耳とオキの耳がチラリと見えました。まだまだかなり遠かったけど、あまりにもいいお天気だったからアソコまで歩いて行けることにウキウキー♡
とにかく急登が続きました。トレラン風のヒト達は颯爽と抜かして行ったけどね。風は通らないし、気温が高いのかめちゃくちゃ暑くてまるで夏みたいに汗だくでした。前週の剱岳の涼しさ(寒さ?)がウソみたい…
ところどころ色づいてる葉っぱを見かけました。でも、このアタリの紅葉の見頃はまだまだ先になりそうです。
無心に登って行くと樹林帯から開けたところに出ました。日差しが強くて暑かったけど、眺めが良くて腰掛けるのに最適な岩場があったので写真を撮りながらちょっと休憩…
天神平方面もよく見えました。まだ、ロープウェイは動いてないかなー
ここから岩場がスタート!ちょっとよじ登って行くと…
1つ目の鎖場でした。そこそこ急でちょっと長めだけど、ホールドもステップもしっかりあるので鎖は要らないレベル。もちろん、岩場に慣れてないヒトは鎖を持った方がいいです。
鎖場を登って降りかって見ると、笠ヶ岳~白毛門~朝日岳の稜線がキレイに見えました。アソコも歩いてみたいんだよね。
そして谷川岳の稜線が見えましたー!オキの耳~トマの耳~一ノ倉岳。一ノ倉岳まで行きたい気持ちもあるけど、そのうち馬蹄形縦走するつもりだから今日はトマの耳まで。
コウメバチソウ…
オヤマリンドウ…
右下のヒトが立ってるところが登山道。狭い岩場の稜線を登って行きました。
タカネイブキボウフウ…かな?
イワショウブ…
ワレモコウ…
ホソバコゴメグサ…
葉っぱに赤い実がついてる…って思ったけど、虫こぶといって虫の幼虫が寄生したものらしいです。
振り返るとなかなかすごいところを歩いてきたなーとゆーのがわかります。滑落するような危ないところはないけどね…
少し稜線を歩いて2つ目の鎖場。1段目はロープも右側に垂れてました。一見、ツルっとした岩に見えるけど、よく見ると少し凹んでるところがあるので、鎖を持ってそこにしっかり体重をかけて登りました。このアタリの岩は滑りにくかったので問題なし。前の女のヒトは右側のロープで登ってたけど、逆に登りにくそうだった…
2段目のはめちゃくちゃ短かったです。最初だけ鎖掴んでカラダを持ち上げました。
最後の3段目。ココは鎖なくても大丈夫かな。
そして、すぐに3つ目の鎖場。大きな岩の重なりっぽい感じなので鎖使わないで登りました。
途中の展望地っぽいところで近くにいたオニーサンに写真撮ってもらって、ラクダの背(コブ?)へ。めっちゃいい眺め〜♪
目の前にはなかなかタフそーな登りが見えてきました。しかもトマ&オキが奥に見えてるってことは、コレを登ってもまだまだ続くってことだよね…
コルに下ってこの先の登りに備えて休憩しました。標識にはガレ沢の頭って書いてあったけど、ラクダのコルだよね?ここには巌剛新道への分岐がありました。マチガ沢から登ってくるヒトはここに出てくるんだね。
タムラソウ…
青空に向かってガレガレの道を登って行きました。このアタリまでくると疲れてる感じのヒトが周りにチラホラ…
振り返って登ってきた稜線。めっちゃ気持ちのいい道だったなー。鎖場も楽しかったし。
こんな感じのところを九十九折に登って行きました。マークも踏み跡もしっかりついてるのでそれを辿って登るのが正解です。ショートカットもできちゃうけど、その場合は落石させないよーに注意しないとです。ヘルメット被ってるヒトはほとんどいません…
ちょっと登りにくそうなところ登ってるなーと思って右側を覗いてみたら、ちゃーんと新品の鎖がありました。下のところにトラロープが落ちてたから右側は入っちゃいけないのかと思ったけど…。前のオジサンが苦戦してたので、右側へのトラバースを誘導してあげてみました。
隣の尾根は地図には登山道が乗ってないけど、クライミングのヒトはあっちから登ってくるのカモ。
白毛門~朝日岳方面のアップ。笠ヶ岳~朝日岳付近が紅葉してるっぽかったです。
岩場が続きました。ここ、夏はキツイなー。日差しを避けられないし、この急登続きだとかなり水を担がないといけないし、無理だなぁ…
やっと登りの終点が見えてきました。もう急登はなさそうって思ってたんだけど…
イワインチン…
キク科のお花…
ボチボチ急な岩場がまだ待ってました(苦笑)
少しずつ紅葉してる木々が増えてきました。トマ&オキも紅葉してそうに見えたので、早くあそこに行きたーい!って感じでした。
なかなか終わらない登り…。そろそろオナカいっぱいかなって感じになってきました。
ヨツバヒヨドリはお花が終わってフワフワになってました。
ツルっとした岩場に入りました。足が置きやすそうなところはみんなが足を置くからテカテカ光っててわかりやすいけど、ツルッツルで滑ります。
平らなところは滑りそうだったので、できるだけ岩の割れ目に足を置きながら登って行きました。
コシジシモツケソウ…
氷河の跡の真ん中まで行って上から見下ろしてみました。ここで景色眺めながら休憩するのもよさそうです。
ギザギザな隣の尾根。登ってるヒトはいなさそーだけど…
まだまだ登りは続きました…
ザンゲ岩はどれなのかわからず(汗)
振り返ってちょっ休憩…。相変わらずいい眺めでした。天神平もよく見えました。
左手に万太郎山も見えてきました。あっちも山頂あたりが紅葉してそーでした。
最後は岩場が終わって笹原の中の穏やかな登りになりました。
トマ&オキ。やっぱり紅葉してましたー♪トマの耳にすでにヒトがたくさんいるのが見えました。混まないうちに辿り着きたいと思って、頑張ってちょっとだけスピードアップしました。
天神尾根が見えました。続々と登ってくるヒト達…。まだまだヒトは少なそうです。紅葉ピーク時は大変なことになるんだろーなー
朝日岳をアップで見てみるとやっぱり紅葉してそうでした。雪山の時に行きたいって思ってたけど、秋に行くのもよさそー
ハナニガナ…
シラネニンジン…?
シンボルの標識に到着~!めっちゃ疲れたぁぁぁ…。登りが苦手な自分にはやっぱりキツかったです。でも、想像してたほどではなかったかな?3大急登って言われてる割には…って感じ。前週に剱岳に登ったからかもしれないけど。
休まずそのままトマの耳に向かいました。ヒトがいっぱいいそう…
これはなんだろー?
そして、トマの耳に到着~。こんないいお天気の日に谷川岳に来れるなんてサイコーです♪
トマの耳からオキの耳を眺めると山肌が紅葉し始めてました。ちょっと紅葉してたらラッキー♪くらいの気持ちできたので、想定外の紅葉でした。
オレンジが青空にめっちゃ映えます。
紅葉に飾られた登山道をオキの耳に向かって登っていきます。オキの耳にもヒトがたくさんいるのが見えました。登山道が狭いのですれ違いもなかなか大変でした(汗)
山肌の紅葉…深い赤に鮮やかなオレンジに緑が混ざってキレイでした。
途中、振り返ってトマの耳を眺めてみました。ホントに耳っぽい。
オキの耳はやっぱりたくさんのヒトで混みあってました。写真だけ撮ってすぐに登山道に戻りました。紅葉と朝日岳…
赤城山…かな?
浅間神社奥ノ院まで行って休憩しようかと思って途中まで行ったけど、奥ノ院までの登山道も奥ノ院もヒトがいっぱいいたので、諦めて下山することにしました。
登山道から見下ろすとこんな一面の紅葉が…♪
真っ赤なモミジ…
オキの耳から下ったところから上を見上げてみると青空と紅葉のコラボレーション。
赤、オレンジ、黄色、緑…色んな色が混ざり合ってめっちゃ綺麗でした。真っ赤も好きだけど、色とりどりなのも好き♡
オジカ沢ノ頭に続く稜線も紅葉が始まってました。あそこを通って、平標山まで縦走したいな~
トマの耳はさらにヒトが増えてました。もちろんすぐ下を巻いていきました。
肩ノ小屋を経由して天神尾根で下山開始~。雪の時は直登だったけど、夏は九十九折の階段なんだねー
ナナカマドの実かな?すごい勢いで実がついてたけど(笑)
天神尾根はとにかくヒトが多くて…しかも、まだ登ってくるヒトの方が多いから、少し下るのにも時間がかかりました。
ザンゲ岩はとっても混雑してたので寄らずに通過して、ヒトがいないうちにどんどん下りました。
天狗の溜まり場にもヒトがたくさんいたので通過…。全然進まないなぁって思ったけど、振り返ってみたら何気にかなり下りてきてました。
西黒尾根みたいな岩場や鎖場はないけど、ちょっとした急な斜面はところどころありました。明らかに登山やってないヒトも登ってくるから、こーゆーところが混んじゃうんだよね…
熊穴沢避難小屋を過ぎると樹林帯に入りました。この頃には登ってくるヒトが少なくなってすれ違いもなくなったし、平坦な部分も多くなったのでスルスルーっと歩いて行けました。
1ヶ所、鎖とロープがついてるところがありました。前に来た時もこんなところあったかなー?避難小屋まではずっと緩やかなイメージだったんだけど…
ちょっとだけ登り返しもあるけど、ホントにちょっとだけ…
谷側岳を見納めです!ここから見るとお山全体が青々としてて、紅葉してるのわからないなー。ピークは、再来週くらいかな?
ダイモンジソウ…
田尻尾根分岐を通過して天神平駅に到着~。田尻尾根からの下山も考えてたんだけど、西黒尾根以上にぬかるみが多くて疲れる下山になりそーだったので、素直にロープウェイで下山することにしました。西黒尾根登っただけでオナカイッパイ…
駐車場に戻って、下道で帰りました。長野や山梨から戻る時と違って、車が多くて、信号も多いところを通って帰る感じだったけど、渋滞はなかったので、お菓子を食べながらのんびり帰りました。
初めての夏山の谷川岳…西黒尾根は疲れたけど楽しかったです!でも、予想通りだったけどヒトがめっちゃ多くて、それが疲れました。ピークの時期なんて絶対に来たくないな…。やっぱり、簡単に登れるお山は色んなヒトが登ってきちゃうからイロイロ大変です。今度登るときは、馬蹄形縦走とか西黒尾根から登ってどこかに抜けるルートにしたいです。天神尾根はムリ…(汗)
絶対にまだ早いと思って、チラっとでも色づいてたらラッキー♪くらいの気持ちで行ったのに、キレイな紅葉が見られてよかったです。来週からは本格的に紅葉登山に行きたいと思います。どこのお山に行こうかな~