2016年7月16日 鳥海山(日帰り?)
象潟(鉾立)登山口~賽ノ河原~御浜~御田ヶ原~七五三掛~千蛇谷~御室(大物忌神社)~新山頂~胎内くぐり~御室~行者岳~伏拝岳~文殊岳~七五三掛~御田ヶ原~御浜~賽ノ河原~象潟(鉾立)登山口
海の日連休は大混雑しそーな北アルプスや南アルプスを避けて、東北に遠征しちゃおう~♪って思ってたけど、どーもお天気が良くなさそう…(泣)。日本海側より中央アルプスや南アルプスの方がマシなんじゃないかとかイロイロ迷ったけど、半日毎にコロコロ変わる天気予報にどーしていいかわからなくなったので、とりあえず行ってみることにしちゃいました。とゆーことで、お仲間さん達との東北遠征1日目は鳥海山に行ってきました!
前日夜に集合して、時折、雨がパラつくよーな曇り空の下、登山口の鉾立に向かいました。鳥海山は秋田県と山形県にまたがってて、鉾立は秋田県になるのかな?うちからダイレクトだと約7時間、集合場所からでも約6時間…かなりの長距離移動でした。酒田みなとのICを降りると薄日に照らされる鳥海山が見えて、鉾立の駐車場に着いた頃には少し青空も見えました。それでも、相変わらず不安定そうな空に油断できないなって思いながらも出発~。登山口を入ってすぐの展望台からはなんとか山頂方面を眺めることもできました。
登山道に入ってすぐにお花が咲いててテンション上がりました。まずは、久々にお会いしたホタルブクロ。雨に濡れてて艶っぽかったです(笑)
ミヤマカラマツソウ。よく見るお花だけど、細かい水滴がプツプツがいてて、いつもと違った感じ♪
展望台にしか咲いてなかった、色鮮やかなクルマユリ。青空だったらよかったのにー
この後もアチコチで見かけたタカネアオヤギソウ…
登山道は、雨のおかげでちょっとぬるっとしてるところもあったけど、基本的には石段になってて歩きやすい感じでした。そして、登山道脇はお花ラッシュ~♪まずは、ヨツバヒヨドリの蕾から…
不思議なカタチのミヤマホツツジ…
まだ咲き残ってたマイヅルソウ…
登り始めアタリでたくさん見かけたニョイスミレ…
終わりかけで変色してた?ショウジョウバカマ…
葉っぱがみえないけど、ミツバオウレン…かな?
定番のコイワカガミ…
しばらく石段を登ると開けたゆるーい道になりました。晴れてたら気持ちよさそーなのに…
そんな思いとはウラハラに空はちょっと怪しい感じ。お日さまが見えそーで見えない。
葉っぱに水滴がキラキラ☆雨の後はこーゆーのがいいよね~
すっかり諦めてたら、雪渓が見えてきた頃に待望の青空がチラリと出現~♡たぶん、これが今日イチバンの青空だったかも。
濃いピンクが鮮やかなベニバナイチゴ…
オオバキスミレかなー?と思ったけど、葉っぱが丸っぽいからキバナノコマノツメかも。
チングルマもたくさん咲いてました~♡群生してるところもアチコチにありました。
すでに綿毛になる準備してるのもあったり…
すでに綿毛になりかけてるのもあったり…
そして、ニッコウキスゲもたくさん咲いてました~♡ちょっとピークは過ぎてたのかもだけど、蕾をつけてる株もあったから、まだまだ楽しめそーです。
ユルユル歩いてたけど、なんとかCTくらいで賽ノ河原に到着。できればもっとゆっくりお花の写真を撮りたかったけど、何気にCT長いし、いつお天気が崩れるかわからないかったから休憩せずに進みました。
雨に濡れてサンカヨウみたいに花びらの端っこのフリフリが透明っぽくなってキレイだったイワイチョウ…
ナナカマド…
晴れて青空だったらもっと気持ちよかっただろーなーと思う一方で、晴れてたら暑くて暑くてバテてたかも、と思ったり(苦笑)
お花がまとまってついてるからミヤマアキノキリンソウかな?
何の蕾だろ?産毛がフサフサ…
何かの蕾。水滴がキラリ☆
ウサギギク…
お花に見とれてたらいつの間にか御浜に着いてました~。神社前…鳥海湖の反対側の眺め。こーゆーのが東北のお山っぽくていーんだよね。
まぁるい鳥海湖も見ることができました♪残念ながら青くは見えなかったけど、周りにはニッコウキスゲ、ハクサンシャジン、ヨツバシオガマ、シラネニンジンなどのお花がたっくさん咲いてて絶景でした。
鳥海湖を周回するニッコウキスゲロード。気持ちよさそ~♪帰りはここを通るつもりで楽しみにしてたんだけど…
鳥海湖とお花畑にすっかり浸ってたんだけど、実はまだ山頂まで半分も歩いてなくて…。まだまだ先は長いので、このままここでのんびりしたい気持ちを振り切って、遥か遠くに見える山頂?に向かうことにしました。
岩の間に可憐に咲いてたハクサンシャジン…
ウサギギクかな?って思ったけど、花びらがまばらだからトウゲブキかな?
しばらく石ゴロの道を登ると御田ヶ原に着きました。ここからの鳥海山の眺めがすごくいいらしいんだけど、すっかりガスってきちゃって全く見えず…
そして、せっかく登ったにもかかわらず御田ヶ原の分岐まで下りになりました。ガスってたけど、両脇にはお花がいっぱい。あ~、やっぱり晴れた日にきたいなぁ。
チングルマと一緒にたくさん咲いてた、ハクサンイチゲ…清楚な感じで美しい♡
しっかり下った分、しっかり八丁坂を登ります…
気持ち悪いくらい大きいチョウカイアザミ…。濡れてカタチも不気味だし(苦笑)
オンタデ…かな?
マルバシモツケソウ…
しばらく登ると七五三掛に着きました。左側には“危険につき進入禁止”って書いてあったから、迷わず右側の木道を選択しました。
根茎に毒を持ってるコバイケイソウがちょこちょこ。
七五山掛から岩っぽい道を少し登ると外輪山と千蛇谷の分岐にでました。外輪山は帰りに通る予定なので、とりあえずは千蛇谷に向かいました。ハシゴとかあるザレた道を一旦ググっと下ります。せっかく登ったのに…(涙)。そこそこ急なところもあったし、こんな感じでハシゴが崩壊してるところも…
荒々しい岩の側に鳥海山の固有種のチョウカイフスマが咲いてました。可憐でカワイイ~♡境省のレッドリストに登録されてるらしいです。
このお花は…?
しばらくするとガスの中に千蛇谷の雪渓が見えてきました。雪渓に立つとヒンヤリとした冷たい風が通り抜けてめっちゃ涼しかったです。
雪渓を横断して、雪渓沿いにある緩やかな登山道を歩いて行きました。上から見てたら、そのまま雪渓の最後まで登りつめることもできてました。でも、雪渓の上を歩くのって何気に疲れるんだよね…雪のコンディションにもよるけど(笑)
このアタリにも相変わらずお花がいっぱい。登り始めた時からたっくさん咲いてたけど、イチバンべっぴんさんだったと思われるヨツバシオガマ(笑)
これはなに?ちょっと高い木に咲いてた。
再び雪渓に出て少し登ると、そこからは岩々の登りになってきました。
この時は“あそこが山頂かな~?”と思って目指してたけど、山頂はもちょっと奥でしたね~(笑)
凛と咲いてたハクサンチドリ…
たぶん、ミヤマキンポウゲ…。黄色のお花は相変わらず自信なし。
これは…お花?
いつの間にか山頂まで?御室まで?ナンバリングされてたので、それを数えながら登りました。そんなに急じゃないけど延々と続く登りで、休み休み登ってるからなかなか⑩に辿り着かず…
途中で休憩がてら振り返ってみました。外輪山をつなぐ稜線がいい感じ。下山はあの稜線を歩きました。
やっと坂道が終わって、なんとか登りきった~!って思ったけど、そこは山頂ではなく御室でした(苦笑)。御室には、チョウカイフスマとミヤマキンバイがたっくさん咲いてました。
チョウカイフスマ。もーちょっとアップで撮りたかったー(泣)
葉っぱの感じがミヤマキンバイ…だと思う。
山頂には目の前にある小さい岩山の向こうみたいでした。ほとんどのヒトがザックデポしてて、すれ違ったオジサンにもデポした方がいいって言われたけど、ザックにハイドレーション入ってるから背負ったまま登ることにしました。そりゃ、ザックない方が楽だろーけど、このくらいは背負って昇り降りしないとね…
けっこう大きめ岩のなかなか急な登りだったけど、矢印やマークは細かく書いてあるので、それを辿れば問題なかったです。この程度の岩場だったら高度感もないし、高所恐怖症の自分でもめっちゃ楽し~♪
下ってるヒト達。下りの方がコワイって思うヒトはいるかも?
ガシガシ岩場を登って行くと岩壁と岩壁の間からヒトが何人か立ってるところが見えました。『あそこが山頂だ~!』って喜んだけど…
そのまま真っすぐ山頂には行けず、目の前はいきなり深く落ち込んでました。岩がちょっと湿ってて滑りそーだったから注意して谷底へ降りました。
谷底から見上げるとピークまであとちょっと…
岩場を登り返して、やっと山頂に到着~。10人立てるか立てないかくらいのかなり狭い山頂で混雑してたので、サクサクっと写真だけ撮ってすぐに下山することにしました。曇っちゃってて、周りの景色とかも見れなかったしね。歩いていた切り通し?の部分を見るとけっこうすごいところ歩いて来たんだな~って感じがしちゃうけど、実際に歩いてみると大したことなかったです。
下山は反対側から降りることにしました。こちらもかなりの岩々。
岩の隙間には、ツガザクラが咲いてました~
そして、安産祈願の胎内くぐり。特に必要ないけどくぐっておきました(笑)。中には祠がありましたよ~
胎内くぐりを出て、しばらく岩場を歩くと雪渓に出ました。ちょっと傾斜がある下りだったので、滑らないよーに横向きになって慎重に下りました。雪がグサグサになってると楽なんだけど、けっこう硬かったからね…
御室に戻って、一応、神社にお参り。
予定よりも遅れてたので、下山すべく外輪山ルートに向かいました。お天気は予想通りの下り坂で、小雨がパラついてきたのでウィンドブレーカーを着てから歩き出しました。
ホソバイワベンケイ…これは雄花かな?茶色っぽい雌花もあったけど、ほとんど終わりかけな感じでした。
稜線まではなかなかの斜度の岩場。ガレてる部分もあったりするので落石させないよーに注意しました。部分的に鎖もあったけど、使わずに登れちゃいます。
稜線に出るとガスガスで風も出てきて、さらに雨っぽくなってきたのでザックカバーも装着してから歩き始めました。せっかくの稜線歩きだったのに…
基本的には歩きやすい道だったけど、何ヶ所かハシゴがありました。でも、特に問題ない感じ。
薄黄緑色でカワイイ、アオノツガザクラ…
視界が悪かったので、足元の小さいお花たちを愛でながら歩きました。
それにしてもガスガス…。眺めのいい稜線のはずなのに(涙)。雨は小雨?霧雨?のまま降ったり止んだり…
花びらに毛がないから、イワギキョウ…かな?
ミヤマリンドウはほとんど蕾で、咲いてるのをみつけるのに難儀しました。
シャクナゲの群生もところどころありました。
ヤマハハコの蕾…。咲くのはもーちょっと先かなぁ?
文殊岳の手前くらいから少しガスが晴れてきて、これから歩く稜線の最後の部分が見えてきました。こんな景色を見ながらずっと歩きたかったょ…
あちこちに咲いてたイワブクロ…
ダイモンジソウ…
ベンチのあるところまで下ると道が二手に分かれてて、1つは木道で1つは岩っぽい道だったんだけど、なんとなく岩っぽい道をチョイス。特に危ない感じのところはなかったけど、七五山掛に着いて“危険につき進入禁止”の道だったことに気付きました。下りの方にも“危険につき進入禁止”って書いておかないとみんな入ってきちゃうよ~(汗)
再びガスってきたので足早に下って御田ヶ原分岐。ホントはここから鳥海湖を周回する予定だったけど、予定よりかなり時間がかかっていたのと、ガスガスで何も見えなそうだったので来た道を戻ることに。すると、登り返しが待ってました。誰もが“こんなところあったっけ?”って感じで下った記憶なし。急でもなんでもない坂なのに、登りがあると思ってなかったから気持ち的にキツカッタ…
シロバナノニガナ…
かなり薄いキイロのハナニガナ…
シロバナトウウチソウ…
御浜は予想通りのガスガスで鳥海湖は全く見えなくなってました。登りの時に見れたのはラッキー♪だったなぁ。
ずっと小雨が降ったり止んだりしてたけど、賽ノ河原あたりからは晴れてきて、かなり暑くなりました。ニッコウキスゲは朝よりシャキっと元気に咲いてる感じでした。
かなりお花を堪能できたので、最後はひたすら下ることに集中して無事に下山。すぐに稲倉山荘に飛び込んで自家製?アイスを食べました。最後の下りがめちゃ暑くて汗だくだったから、めっちゃおいしかった~♪
あまり下調べせずに行ってしまった鳥海山だったけど、お花いっぱい、湿原あり、雪渓あり、岩場あり、稜線あり…といろんな魅力がたくさんつまったお山でした!北アルプスみたいな派手さはないけど、こーゆーお山、好きだなぁ。今度は晴れてる時に登って、周りの景色も見てみたいし、違う季節の違う顔も見てみたいな。遠いからなかなか来る機会を作るのは難しそうだけどね…
2016年7月10日 安達太良山(日帰り)
あだたら高原スキー場P~奥岳登山口~あだたら渓谷自然歩道~勢至平~勢至平分岐~くろがね小屋~峰の辻~牛ノ背分岐~安達太良山頂~表登山口分岐~薬師岳展望台~五葉松平~奥岳登山口~あだたら高原スキー場P
土日で北アルプスにテン泊に行く予定が、土曜はあいにくの雨予報…。無理せず、お天気が回復しそうな日曜に賭けることにしました。どこのお山もお天気はよさそーだったけど、モロモロの条件を考慮して、お仲間さんと安達太良山に行ってきました!安達太良山は2回目…。前回はアイゼン&ピッケルデビューの雪山だったけど、かなり吹雪いちゃって山頂まで辿り着けなかったから、今度こそ“ほんとうの空”を見てやるぞ~って張り切って向かいました。
雨が止んだ土曜の夜から現地入り。東北道を走っている時にところどころガスってたものの、星もキラキラ☆出てたのでウキウキしながら向かいました。あだたら高原スキー場の駐車場に着くと、すでに10台くらいの車が停まってました。広い駐車場のどこに停めるのがいいかわからず、テキトーに停めて就寝…。日の出とともに起きたら、晴れてるものの予想外のかなりの強風(汗)。そのうち落ち着くでしょ…ってことで、準備して出発~。トイレはゴンドラ駅のが24時間使えました。
早い時間に出発して時間に余裕があったので、あだたら渓谷自然歩道を通ってみることにしました。昨日の雨で道はグチャグチャヌルヌル…(泣)。でも、ちょっとした階段のアップダウンや橋を渡りながら、いくつかの滝を見ることができました。ホントは、下りに通った方が陽が当たってキレイだとは思ったんだけど、状況に寄っては帰りはゴンドラに乗るとゆーエスケープも考えてたので先に通りました。
最初に出てきた二階滝を見て、久々に西沢渓谷に行きたいなって思いました(笑)。やっぱり、水は癒されるわ~
魚止滝。滝壺で泳いだら気持ちよさそーって思ったけど、水際に花束が…なんかあったのかな?
なかなか風情のある昇竜滝。
平滑の床。写真で見ると昇竜滝と似てるけど、もっと傾斜が緩やかでサラサラと水が流れてる感じでした。
紅葉滝は脇を歩けるようになってて、ここは紅葉したらホントによさげ。
登山道に合流しても、やっぱりグチャグチャヌルヌルは変わりなく…(汗)。しばらくすると旧道との分岐がありました。馬車道でもこんなにグチャグチャだと旧道はもっとグチャグチャでヌルヌル滑るかもしれないし、今回はユルユル山行しよーと決めていたので、旧道には入らずに馬車道でノンビリと高度を上げて行くことにしました。
途中、ちょっと開けたところでどこかのお山がチラ見え。若干雲がかかってたけど、そのうちなくなりそーな感じでした。
上は晴れてるけど、下から雲が上がってきてました。気温が上昇してる証かな?
強風で揺れるヨツバヒヨドリの蕾をなんとか撮影…。咲く前の蕾の方がカワイイ。
ハナニガナ…
そろそろ単調な馬車道に飽きてきたな~と思った頃に道が平坦になってきて、勢至平に到着。
草をかき分けて展望場所に行くと、かなりのスピードで流れていく雲の隙間から山頂がチラリと見えました。この調子でどんどん雲が流れてくれれば、山頂に着く頃には青空が広がってるんじゃないかって期待したんだけど…
粒々した白いお花…カワイイ。
イワオトギリ…?
コメツツジはそろそろ終わりかな?痛んでるお花が多かったです。
ウラジロヨウラクも白っぽいのからかなり濃いピンクまでイロイロ咲いてたけど、ほぼ終わりでお花が落ちちゃってるか痛んでるかって感じでした。
火山なんだなーと思わせる岩がゴロゴロ多くなってきました。
平坦な道をズンズン進んで金明水って書いてある水場を過ぎると鉄山が見えてきました。冬に来た時は、あそこはすごい雪庇になってたなぁ。
このお花は…オノエランの蕾?
そして、生い茂った緑の中にくろがね小屋が見えてきました~。冬に来た時は真っ白な雪の中にポツーンと見えてたなぁ…当たり前だけど。あの時は、この時点でクタクタだったからめっちゃ嬉しかった。ちなみに、フツーならここまでなんてことなくプラプラ歩いて来れるんだろーけど、グチャグチャヌルヌルにやられてかなり時間かかっちゃいました(汗)
くろがね小屋はまだ誰もいなくて、すごーく静かでした。外で小屋番さんが昨日のレースの残りのお水を大量に処分してました。タダでくれるって言われたけど、まだ、お水いっぱい持ってたから…。名物?のカレーだったら食べてあげたんだけど(笑)
小屋の前で気の早いナナカマドを発見~!もう紅葉しちゃうのか~!
以前は小屋の前から鉄山に上がれるルートがあったみたいだけど、今は立入禁止。ってゆーか、お山の上にしかなかったはずのガスがいつの間にかめっちゃ近づいてきてました(泣)
山頂に向かう間にお天気が回復することを祈って再び歩き出しました。ここからやっと登りらしい登りになりました。岩ゴロ&ガレてる感じです。
ハイマツの松ぼっくり?緑色でちょっと気持ち悪い…
あ!なんか山頂っぽいのが見える!と思ったけど、篭山でした(苦笑)。峰の辻までずーっと左手に見えます。
右側が開けると迫力のある鉄山。この時は、あそこまで行くつもりでした。
木々の生い茂るちょっと急なところを登って行くと…
突然、開けたガレ場に出ました。少し急だけど、トレースはジグザグにできてるので、それを辿れば楽チン~♪
ガレ場を過ぎると再びゆるーい登りに戻りました。遠くに山頂が薄っすら…
シロバナノニガナ…
峰の辻に着くと、山頂方面の稜線(牛ノ背)がハッキリと見えるようになりました。ガスはあるものの青空が広がってたので、自分達が到着するまでに晴れてくれるといーなーって感じでした。ちなみに、山頂の乳首(文字で書くとちょっと恥ずかしい…照)は真ん中ではなく、左の突起(笑)です。
クロマメノキ…
そのまま山頂に向かうか、牛ノ背を経由して向かうか相談して、そのうち晴れることを期待して牛ノ背方面に向かったものの、ガスはどんどん濃くなってきて…
たまに視界はよくなるものの、行く先はすっかり真っ白…(汗)
シモツケソウも咲き終わりって感じ…
ノギランの蕾…
オノエランがちょこちょこ咲いてました。最近、他のお山でも見た記憶があるけど、どこだっけ?
イガイガの岩達。鉄山に行くにはあの近くを通るのかな?
目印通りに登山道を歩いてたはずなのに、気が付いたら目印がどこにもなくなってて、登山道がわからなくなってました。お花に気を取られ過ぎてたかな…(汗)
よーく見たら自分達のかなり右側に登山道がありました。いつの間にロストしたんだろ…(汗)。直答すれば牛ノ背の途中に出そうだったし、特別に危ないところもなさそーだったけど、なんとなくちゃんと登山道に復帰して、牛ノ背分岐に向かいました。
分岐に着いた頃には、強風な上にガスガスの真っ白でちょっと寒かったので薄手のソフトシェルを装着。小屋番さんが寒気が入ってきてるって言ってたもんなぁ…。ホントは沼ノ平を眺めながら馬ノ背を通って鉄山に行くつもりだったけど、行っても何にも見えそーになかったので、潔く諦めて安達太良山の頂を目指すことにしました。めっちゃ残念…(涙)
たまーにガスが薄くなって何とか前は見えたりしたけど沼ノ平は全く見えることなく…。このアタリにはケルンがこれでもかってほどたくさんあったけど、こーゆー視界の悪い時に沼ノ平に落ちたりしないためにあるんだねー
ガスのヴェールの向こうに薄っすらと乳首が…
ということで、安達太良山の山頂標識がある溜まり場?に到着。青空を期待してたのにガスってるぅ~(涙)。時間はたっぷりあるので、風が避けられそーな岩の近くで早めのランチ休憩しつつ晴れ待ちをしてみることに。でも、ガスは薄くなったり、軽ーく陽が差したりするものの、なかなか青空は見えてこないので、諦めて乳首に登ることにしました。左側のハシゴのルートから登りました。ハシゴは細くてグラグラしてたけど、片手でも登れるレベル。
ハシゴの後はちょっとした岩場だったけど、難しいところは一切なし。あっとゆー間に山頂に着きました。山頂には“八紘一宇”と書かれた石碑と祠がありました。うーん、ビミョー(汗)。祠の中にはカワイイお地蔵さん?がいて、ちょっと癒されました♡
相変わらずガスガスでなーんにも見えないのですぐに下りることにしました。下りは登りの反対側から下りました。最初の鎖はちょっと急なので左側に階段状になっているところがあったし、2番目も鎖もクライムダウンすれば使わなくて問題ない感じでした。でも、登山じゃないヒトもいっぱい登ってくるので、鎖があるのは正解だと思います。
乳首から下りて、すぐに下山開始しました。開けてて、歩いてて気持ちのいい道でした。ゴンドラ方面からは、ヒトがどんどん上がってきてました。中にはデニムにTシャツにフツーのスニーカーでコンビニの袋だけ手にぶら下げて登って来るヒトもいました。ゴンドラ駅から1時間半くらいで来れちゃうから気持ちはわかるけど、このガスと強風だと山頂付近は寒かったんじゃないかなぁ?
お花もポツポツ咲いてました。カワイイお花~♡オレンジの実もついてました。
ウラジロヨウラクもこっち側の方がお花が残ってました。それでも、限りなく終わりに近かったけど…
晴れてる下界を眺めながらどんどん下りました。開けてて眺めのいい道なので、ここが紅葉してる時に眺めながらノンビリ登ってくるのはすごくよさそーだなーと思いました。
すごい人数の団体さんも登って行きました。いくらなんでもアレは多すぎでしょ…30人以上いたょ…
しばらく下って行くと、ポツポツとハクサンシャクナゲが出てきました。勢至平アタリにも咲き残りのお花はあったけど、こっち側ではまだまだキレイに咲いてました。この頃には完全に晴れゾーンにいたので、青空にシャクナゲがめっちゃ映えてました。
シャクナゲに夢中になっているといつの間にか道は階段状に…
このアタリからどんどんシャクナゲは増えてきました。白っぽいお花もありましたよ~
まだまだ咲いてる途中の株もありました。こっち側のハクサンシャクナゲは今が見頃なんだな~♪
他のお花も咲いてました。ゴゼンタチバナとか…
ヤマアジサイとか…
ちょっと道が平坦になってくると…
開けたところに出ました~。山頂方面が良く見えたんだけど、なんか自分達がいた時より山頂のお天気が良くなってる…?
シャクナゲはほんとにアチコチに咲いてました。ポコポコしたお花がめっちゃカワイイ~♡こんなにたくさんのシャクナゲが咲いてるとは思わなかったのでホントにラッキーでした♪
シャクナゲーロード♡
マイヅルソウはすでに実をつけてました。
ユルユルと下って行くと木道になりました。ホントにこっち側は歩きやすくなってるなって感じでした。いろんなヒトが登れちゃうわけですね~
ゴンドラ駅との分岐と通過して薬師岳方面に向かいました。お目当ての標識はちょっと開けたところにありました!山頂はガスだったけど、ここは青空でよかったぁ~
少し先に薬師岳の山頂標識があって、その先に展望台がありました。祠と鐘があったけど、ピカピカで新しそうな感じ。ここからは安達太良山方面が見渡せてかなりいい眺め!!とゆーか、もしかして山頂晴れてない?!みたいな…(汗)。でも、あそこで1時間以上も待ってられなかったよー
展望台からは下界の眺めもよかったです。
ここからは、草木が鬱蒼と生えてる樹林帯に入って行くことになって、再びグチャヌゾーンに突入。おまけにけっこうな段差の岩もあって、下りるのにちょっとだけ難儀しました。でも、別に急いでなかったから、滑らないよーにゆっくり慎重に下りました。
スキー場まで下りてきて、ホッとひと安心してお花の写真を撮ってみたり…
これもお花…?
その後は、林道っぽいところを通って奥岳登山口に戻りました。駐車場はほぼ満車。地元では人気のお山なんですね~。ちなみに、売店の横とゴンドラ乗り場の2ヶ所にドロドロのブーツが洗えるところがあって、めっちゃ助かりました。
ロングドライブに備えてコンビニで買い出しして、渋滞する前に帰ろう~!って思ってたのに、またしても東北道は渋滞してました。かなり早く出たのになんで?って思ったけど、事故渋滞だったみたいです。仕方ない…。1時間くらいはハマったけど、他は順調に帰って来れました。
2回目の安達太良山、前回登った時は雪山だったので全く違うお山に感じられて楽しめました♪ここってこんな風になってたんだ?!みたいな。楽しみにしてた沼ノ平が見れなかったのがすごーくすごーく残念で心残りだけど、今回は乳首までちゃんと登頂できたし、予想外にハクサンシャクナゲに会えたからヨカッタかな。去年は色んなお山で“シャクナゲを見かけた”ってレベルだったけど、今年は御座山でアズマシャクナゲ、安達太良山でハクサンシャクナゲとシャクナゲを満喫することができて大満足です。安達太良山では、本来の目的には入ってなかったけどね(笑)
次は、大混雑を覚悟で紅葉の時期に登ってみたいなぁ~。そして、もちろん、晴天率が低いといわれいる雪山にもリベンジしたいと思います。
2016年6月19日 磐梯山(日帰り)
八方台登山口P~中ノ湯跡~銅沼~裏磐梯登山口分岐~噴気口分岐~沼ノ平分岐~天狗岩~黄金清水~弘法清水~磐梯山頂~弘法清水~お花畑分岐~中ノ湯跡~八方台登山口P
最近のレコで気になってるアノ小さな紫色のお花が見てみたい…とゆーことで、お仲間さんと磐梯山に行ってきました!もちろん、お目当ては“バンクワ”と呼ばれてるバンダイクワガタ。バンダイクワガタは、磐梯山にのみ自生する固有種なので磐梯山でしか見られないし、しかも、あるサイトによると、この日6月19日の誕生花らしいです。前週に続き、ちょっとした遠征になっちゃったけど、予想以上に素敵なお山で大満足の山行となりました。
前日の夜に出発して、八方台登山口駐車場で車中泊しました。駐車場に着いた時には6~7台は車が停まってて、みなさんすでに寝てらっしゃるようでした。早朝起きたら、薄雲が出てたものの青空が広がってました。予報では、曇り時々晴れだったから、ラッキー♪と思いながらも、このお天気が崩れないうちにって早々に出発しました。涼しくて気持ちいい~って思いながら樹林帯を歩いてたのも束の間、緩い登りなのにすぐに暑くなってきました。今日も暑くなりそう…前週の二王子岳の悪夢が頭をよぎりました。
なんか硫黄のニオイがしてきたな…と思ったら、中ノ湯跡に着きました。建物はかなりボロボロなんだけど、布団とかタオルとか見えてビミョーに生活感が残ってて、ちょっと怖かったです。
建物の前の池?は乳白色でポコポコと何かが湧き出てたけど、暖かくも熱くもなかったです。ガスも噴出してました。あんまり近寄ったら危ないかな…
先っぽだけ薄いピンクのガクウラジロヨウラクが咲いてました。
中ノ湯跡から木道を歩いて行くと、タニウツギが咲いてました。水色とミドリとピンクの組合せがキレイ~♪
マイヅルソウもたくさん咲いてました。
分岐でほとんどのヒトが山頂へ向かう右のルートへ進むところ、自分達は裏磐梯登山口方面に向かいました。最初は快適な道でお花を楽しんでたんだけど…
コケイラン…もーちょっとお花の部分をアップで撮りたかったけど、まだ明るさが足りなくてこれが限界。
サワハコベ…
下っても下ってもまだまだ下り…。裏磐梯登山口からのルートを逆向きに歩いてるんだら、下りなのは当然なんだけど、あまりの下りっぷりにこの後の登りを想像したらちょっと怖くなりました。
ひとしきり下ると平坦な道になりました。水道管?みたいなのが道の真ん中にずーっと続いてました。これは…
道の脇にはお花がちょこちょこ咲いてました。最近、アチコチでよく会うズダヤクシュ…
ベニバナイチヤクソウ…
緑のアーチをくぐってしばらくすると銅沼に着きました。
風が全くなかったので、櫛ヶ峰と磐梯山の火口壁がキレイに水面に映ってました。とゆーか、爆裂火口壁がめっちゃ迫力があって、それだけで感動!!!しばらく眺めていたかったけど、ヤブ蚊にめっちゃたかられて我慢できずに進むことにしました。ハッカ油付けてたけど、蚊にはきかないもんね…(汗)
銅沼からすぐに開けてるところに出ました。ここはスキー場のリフトトップで、桧原湖と西吾妻山がよく見えました。振り返ると火口壁も見えました。なかなかいい眺め♪
噴火口への分岐から再び本格的な登山道に入りました。一応、整備はされてるけど、さっきまでの道とは明らかに違う感じでした。こっちのルート通るヒトは多くないんだろーな。
シロバナノヘビイチゴ…
小さい沼の側に咲いてた薄いピンクのガクウラジロヨウラクに朝露がプツプツついてて、めちゃくちゃ神秘的でした♡
二王子岳でも見た紅葉?してる葉っぱ…
クモの巣を避けながら樹林帯を進んで行くと、ちょっとガレた道になってきました。
櫛ヶ峰が見えるちょっとした展望ポイントに咲いてたシラタマノキ。別名、シロモノ。秋にはコロコロした真っ白な実をつけるんだよね~
突然、めっちゃ開けた河原みたいなところに出ました。火口原ってヤツかな?目の前には櫛ヶ峰…
右手には爆裂火口壁…なんか日本とは思えない光景。ってゆーか、これからあそこまで登って行くの?!って感じでした。
ロープと赤丸とピンクテープに導かれて(どんだけ親切なんだ…)再び樹林帯に入って行きました。ここからの火口壁への登りがめちゃくちゃツラかった…(涙)
急登なのは覚悟してたけど、予想以上の急な階段。しかも延々と続いてく上に風もない…。汗がカラダ中から噴き出してきて、なかなか前に進めず、手すりも使って休み休み登りました。何故かわからないけど、最近、ホントに登りが全然ダメなんだよね(泣)。明らかに前よりカラダがキツイ…。“登り苦手なのになんでこっち周りにしちゃったんだろー”ってこの時ばかりはちょっと後悔しました。
途中でお花が癒してくれたけど、なかなか前には進めず…。イワシモツケかな?
最後は段差の大きい岩っぽい登りに…。心臓バクバクでした(苦笑)
振り返るとさっき通って来た銅沼と桧原湖が見えました。
このお花はなんだろ…?ここでしか見なかったな。
さっきまで下から見上げてた火口壁が近づいてくると…
長くてキツい樹林帯が終わって、青空と茶色のガレ場が広がってました。ガレ場をゆっくり登って行くと、お目当てのバンダイクワガタを発見~♪めっちゃカワイイんですけど!でも、萎れてたり、お花が落ちちゃってたりでなかなかキレイな子に出会えず…
ガレ場を登りきって稜線?火口壁?に出ると絶景が広がってました~♪何とも言えないめちゃくちゃいい眺め。磐梯山がこんなにカッコイイお山だって知らなかったょ…。うん、頑張って登った甲斐があったーーー(涙)
おやつ食べながらのんびり休憩してからバンダイクワガタ撮影会(笑)。でも、風が強くてめっちゃユラユラユラユラ…。そもそも、小さくてピンが合いにくいのに、風も強いなんて(泣く)。朝は全然風なかったのになぁ。
岩のゴツゴツした感じとバンダイクワガタの可憐な感じがミスマッチでいい感じ♡
そろそろ進もうか…って山頂目指して歩きだしたものの、バンダイクワガタ以外にもお花が咲いてたりしてなかなか前に進めず(苦笑)
アヅマギク…ほとんど終わりかけでした。風で揺れ過ぎるので指で持って撮影(笑)
コウリンタンポポ…リフトトップのはほとんど蕾だったけど、ここはよく咲いてましたでした。
ミヤマキンバイもピークは過ぎてたかな。先週末がピークだったのかも…
そして、諦めずにバンダイクワガタを撮り続けました。だって、カワイイし。
振り返って櫛ヶ峰。登ってみたいけど、ロープ張られてました。踏み跡はかなりしっかりあったけどね。やっぱり、崩れる可能性があって危ないからかな??
あの右側の尖ってるところが天狗岩かなぁ?火口壁に沿って登って行きました。
まだまだ、バンダイクワガタが咲いてました。たくさん撮れば1枚くらいはまともな写真が撮れるかな~って思ってたけど、なかなか難しかった(汗)
青空と岩とバンダイクワガタ…
右手は岩なだれで切れ落ちてるけど、左手はこんな感じに青々とした牧歌的な雰囲気。ちょこんと見えてるのは赤埴山かな?
白いガクウラジロヨウラク…?真っ白なのは初めて見ました。
アカモノ(別名:イワハゼ)の群生。めっちゃカワイイ~♪
ギリギリ咲き残ってたレンゲツツジ。花びらが萎れ始めてた…
沼ノ平方面への分岐を過ぎる“天狗岩三合目”の標石がありました。どれが天狗岩かはわからなかったけど…。下を覗いてみると岩なだれ痕がすごいことに。柵とかないので覗きこみ過ぎには注意です(笑)
ハクサンチドリ。こんなにまとまって咲いてるの見たのは初めてでした。
キンキンに冷たい黄金清水でノドを潤してから、弘法清水小屋に向かって登ってたら、どんどんヒトの声が聞こえるようになりました。 猪苗代登山口からあがってきたヒトたちみたいでした。順番待ちしてミヤマオダマキを撮影(笑)
弘法清水小屋の前にはたくさんのヒトが休憩してました。さっきまでは、自分達しかいない瞬間の方が多かったから、急に現実に引き戻された気分でした。無料で小屋で休憩させていただけるとゆーことで、お言葉に甘えて、小屋の方とお話ししながら休憩させていただきました。
山頂に向かって歩き始めたものの、ヒトが多くて大渋滞…(汗)。泥と湿った岩で滑りやすいから、みんな慎重になるし、そもそも八方台からは気軽に登れちゃうから子供とか軽装備のヒトが多くて、かなりのゆっくりペース。まあ、けっこう疲れてたからちょーどよかったんだけどね(笑)
イワカガミ…
えっと、これは…?
猫魔ヶ岳…かなり霞んできちゃいました(汗)
サラサドウダン…
ミヤマカラマツ…かな?
山頂に向かってる途中でどんどんガスが湧いてきて、さっきまでめっちゃいいお天気だったのにあっとゆー間に真っ白になっちゃったけど、とりあえず山頂に到着~。山頂標識は山頂の一段下にあって、山頂には祠が祀ってありました。ガスガスで眺めのない残念な山頂だったけど、ヒトはたくさんいました。
猪苗代湖や安達太良山、飯豊山が見えないのは残念だったけど、火口壁のところで十分に絶景を堪能したからさっさと諦めて、バンダイクワガタを探しました。小屋のヒトの話しだと、下のは風で散り始めてるかもだけど、山頂のは咲き始めたばっかりとのことだったので。
火口壁のところほどの群生ではなかったけど、チョコチョコと咲いてました。お日さまが出てなかったし、やっぱり風が強かったから、なかなか写真撮るのは難しかったけど…
ガスってて薄暗いからキレイな色がでない…(汗)
バンダイクワガタを眺めながらランチして、下山することにしました。ガスが風で吹きあがってきてちょっと涼しかったし。弘法清水の分岐で何も考えずに八方台登山口方面に向かっちゃったんだけど、歩いても歩いてもお花畑が出てくる気配はなく…
と、いつの間にかお花畑の分岐に着いちゃいました。お花畑は周回して見れるもんだと思い込んでたけど、そーではなかったみたいです(汗)。戻るのはイヤだったけど、ちょっとだけお花畑を覗いてみました。
山頂でも咲いてたけど、ロープの向こう側だったから写真に撮れなかったグンナイフウロ。お花畑の入口付近でもたくさん咲いてました。
ハクサンチドリやイチヤクソウ、ミヤマキンバイも咲いてたけど、それ以上のお花はなさそーだったので、お花畑をピストンせずに下山開始。そーいえば、山頂が見えたけど、ガスは少し晴れてそーな感じでした。
イチバン人気のあるコースだけに、特に急なところや難しいところはなく歩きやすい道でした。泥っぽいところや岩が湿ってるところはあったけど、お散歩気分で歩けそうな感じ。
小さい白いお花…クルマムグラ。光が当たってるところを狙って、かなり頑張って撮りました(笑)
ユキザサも終わりかけかな…
これは何でしょ…?
とゆーことで、八方台駐車場に戻ってきました。ホントはこの後、五色沼探勝路を歩くはずだったんだけど、予想以上に堪能しちゃって時間がかかっちゃったので五色沼駐車場からイチバン近い毘沙門沼だけ見に行くことにしました。
毘沙門沼は駐車場からすぐでした。確かに青い…とゆーか、緑?キレイな色でした。でも、ガッツリ曇っちゃってて写真に撮るとただの沼(苦笑)。探勝路を少し歩くと磐梯山が見える場所がありました。この頃にはかなり曇っちゃって残念な感じだったけど、お天気よかったらステキな景色が見れそうでした。
なんとかちょっとだけ青緑の水の感じがわかる写真…
その先の沼も行ってみたかったけど、やっぱりお日さまが出ないとキレイな色に見えないしねってことで駐車場に戻って、帰ることにしました。渋滞しないと踏んでた東北道がちょっと渋滞しちゃったのは予定外だったけど、ボチボチ順調に帰ってくることができました。
磐梯山には6つのルートがあるみたいだけど、今回は、①バンダイクワガタが見たい、②爆裂火口壁が見たい、③銅沼に映る逆さ櫛ヶ峰が見たい、④中ノ湯跡が見たい、と見たいものが4つあって、最初はとにかくお花がたくさん見れるっていう猪苗代ルートから登ろうと思ってたんだけど、暑い中、スキー場登るのはキツイなって思ってたところに、レコであがってた八方台登山口から銅沼を周回するルートで全てが見れることがわかってこのルートに決定!時計回りか反時計回りかで悩んで、登りが苦手な自分的には反時計回りがよかったけど、迫力ある火口壁を見ながら登れる時計回りで大正解でした。ちょっとピークは過ぎちゃってたけど、バンダイクワガタもたくさん見れたしね。でも、火口壁への登りはホントにホントにキツかったけど…
紅葉の時期も良さそうだし、雪山も良さそう。日帰りでもそんなに遠くは感じなかったので、また季節を変えて行きたいと思いまーす♪
2016年6月11日 二王子岳(日帰り)
二王子神社P〜神子岩〜一王子神社避難小屋〜三王子神社〜定高山(五合目)〜油こぼし〜二王子岳頂〜油こぼし〜定高山(五合目)〜三王子神社〜一王子神社避難小屋〜神子岩〜二王子神社P
梅雨の晴れ間にカワイイお花たちが見たいけど、どこのお山がいいかなーって悩んで悩んで、雪山の時からずーっと気になってた二王子岳にお仲間さん達と行って来ました!お目当はシラネアオイと飯豊山。ちょっとした遠征だったけど、予報では晴れだったから何の不安もなく向かいました~
夜に出発して、いざ新潟へ。新潟っていっても新発田だからめっちゃ北の方で、巻機山とか苗場山とかと全く距離が違ってかなり遠くて、駐車場に着いた時にはすでに空が白み始めてたのですぐに仮眠…。起きた時には駐車場に入りきらないくらいに車がいっぱい。地元の方に人気のお山みたいです。
朝ゴハン食べて、二王子神社に遠くからご挨拶してから歩き始めました。神社の前はキャンプ場?になってるから、テント張って寝ることもできちゃいます。最初は杉林、その後はわさわさと草木が生い茂る樹林帯をユルユルと登って行きました。石とか岩とかが湿っててちょっと滑りやすかったです。期待外れに曇ってたけど、気温が高くて湿度も高かったから、沢が近くに流れててもすでに暑かった…
歩き始めてすぐにお花に遭遇。ナルコユリかなぁ…?すっごい鈴なりにお花をつけててめちゃくちゃ重そう。
しばらく登るとやっと一合目。この時点でかなりカラダがキツくて、滝のような汗が顔からカラダから噴き出してきてて。“え?まだ一合目なの?!”って感じでした。何気にほとんど階段だし。あと九合分も無理かも…こんな遠くまでわざわざ来たのに途中下山かな…ってこの時は思ってました。まー、前日からあんまり体調よくなかったんだけど。
コナスビ…かな?
ハナニガナ…
女人禁制の時に登ったオンナのヒトが岩にされたって伝説があるらしい神子岩を過ぎると二合目でした。冷たいお水が出てる水場があって、めっちゃ癒されましたー♪
相変わらず鬱蒼とした樹林帯を汗ダラダラかきながらハァハァいいながら登って行きました。普段はエアコンでキンキンに冷えた部屋にいるから、夏の初めはホントにカラダが暑さになれてなくてキツイ…
ハナニガナに続き、シロニガナも咲いてました~
階段は続いたけどたまに平坦なところも出てきてくれて、ちょっとだけ生き返りました(笑)。三合目には一王子避難小屋がありました。水場は歩いて1分って書いてあったけど、面倒だったので(余分に動きたくなかったので)行きませんでした。小屋の前には、ニッコウキスゲとヒメサユリが少しだけ咲いてたけど、虫に食われてるのか花びらがボロボロ(涙)
このアタリのサンカヨウやオオカメノキにはすでに実がなりはじめてました。サンカヨウの実のこの不思議な色が好きかも。
コケイラン…
ツクバネソウ…
ギンリョウソウ…
ユキザサ…
ズダヤクシュ…
ホウチャクソウ…かな?
ピンクのタニウツギと白いお花のコラボ。
サワハコベ…
紅葉してる?葉っぱ…
こんな長い階段もありました。けっこう階段多かったなぁ…
四合目を過ぎても相変わらず風のない樹林帯だったけど、標高上がったからかちょっとだけ暑さが和らぎました。でも、暑かったけど(泣)。いつの間にか青空も見えてきました~
ツクバネウツギ…
ほとんど咲き終わってたけど、なんとか残ってたヤマツツジ…
チゴユリ…
キクバオウレンの実…?
相変わらずの階段を登って行くと五合目の定高山に着きました。特にピーク感はなし。電柱みたいなのが立ってて、数字が書いてあったけど、雪の深さを図るものかなー?
そして、このアタリからイワカガミラッシュ。フサフサ~♡
しかも、真っ白なイワカガミも…カワイイ。
この白いお花はなんだろー?
ユキツバキ…このお花もほぼ終わってた。
下の方ではすでに実になってたサンカヨウもこのアタリではまだ咲いてました。
待望のシラネアオイにも会えたけど、あんまり元気ない感じのお花だったので、この後に期待してとりあえずスルー。木々の間から遠景が見えるようになると雲が多いものの、青空が広がってました。そして、二王子避難小屋もちっちゃく見えてきたけど、まだまだ遠かった…
六合目アタリからは平坦なところが増えてきました。ホッとしたけど、まだ六合目…あと四合分もあるのかよ~って感じでした。雪もちょっとだけ出てきました。
うわー、白いシラネアオイ♡♡♡
オオカメノキお花もまだ残ってました~
油こぼし。しっかりとロープがありました。前は左側にもロープがあったみたい。濡れたらちょっと滑りそうかな?そうそう、油こぼしを登ったところからの眺めがなかなかヨカッタ。どっち方面が見えてるのか全くわからなかったけど…
七合目を過ぎてもイワカガミラッシュは続きました。濃いピンクとか薄いピンクとかイロイロ。
これはヘビイチゴ…?
シラネアオイも群生とまではいかないけど、いっぱい咲いてるところがありました~♡
咲き残ってるカタクリにも会えました。何気にはじめまして~♪なんか挑戦的なカタチ(笑)
ようやく雪渓が出てきました。ヤッター!!さっそく雪玉作って、顔とか首とかアチコチ冷やしました。めちゃくちゃ気持ちよかった~。このアタリがお花畑?で八合目かな?
ショウジョウバカマも群生してました。フサフサした大きなお花をつけてて、なかなか見応えがありました。
避難小屋がちょっと大きく見えてきた…。雪渓で涼むこともできたし、何とか山頂まで行けそうかもって思った瞬間でした。諦めなくてヨカッタ…
タムシバ…
ミヤマカタバミ…
そして、稜線に出ました。あんまり風がなくて日差しが強くて相変わらず暑いけど、稜線はやっぱり気持ちいいー♪周りの山々も見えるしね~
しばらく歩くと、ニッコウキスゲ…
そして、ヒメサユリ。カワイイー♡まだちょっと早いらしく、周りには蕾がたくさん。このお花だけキレイに咲いててラッキー♪でした。
反対側からも…(笑)
ガクウラジロヨウラクの色が濃いお花…薄い方がカワイイかな。
山頂手前の最後の雪渓。雪渓は全て滑り止めは必要なかったです。
ナナカマド…秋には紅葉してキレイになるのかなー
バイカオウレン…違うかな?
色もカタチもかわいいアカモノ…
振り返るとこの稜線。やっぱり稜線はイイね~♪どこまでも歩いて行けちゃいそな気がする。
奥ノ院跡を過ぎてしばらくするとカマボコ型の避難小屋と鳥居?が見えて来ました。
そして、山頂に到着〜。こんなに登ってたヒトがいたんだーってくらいにたくさんのヒトでした。でも、雲は多かったものの晴れてくれたから(ランチしてる間は曇ってくれてもよかったけど…日陰がなくてめちゃくちゃ暑かった!)おかげで飯豊山を眺めることができました。飯豊山は紅葉がめちゃくちゃキレイらしーから、秋に行きたいなぁ〜
暑かったにもかかわらず、かなり山頂でのんびりしてから下山開始。雪渓の手前のこの下りは雨が降ったら滑りそーだなー
登りで撮り損ねたお花たち…マイズルソウ。
ムラサキヤシオ…?
シラネアオイもお日さまの当たり方が変わって、陰影がついて雰囲気が違ってました~
階段多いな…って思って登ってたけど、下りで見てもけっこう急な階段がちょくちょく出て来ました。でも、下山時は少し風が出てきて、階段沿いに風が吹き上げてきて何気に気持ちよかった~
ホオノキのおっきいお花…葉っぱも大きいけど、お花もかなりインパクトがある感じ。
ニョイスミレ…
奥の方に面白いお花を発見~!ウリノキってゆーんだって。
アジサイも朝よりもかなり咲いてたみたいでした。
下山もかなり暑かったけど、無事に下山することができました。四合目くらいまではホントにカラダがキツくて、山頂までは無理かも…って思ったけど。無事にピーク踏んで下山できてヨカッター♪
夕陽に染まる越後平野を眺めながら帰ってきました。行きと同じくらいかそれ以上の時間がかかったけど、夜中と違って景色を眺めながらだったから、そんなに長く感じませんでした。渋滞することもなく、スルスルーっと帰って来れてよかったです。
さすがに日帰りでは遠いかなーと思った二王子岳だったけど、いいお天気で、たくさんのお花に出会えて、すごくよかったです。でも、やっぱり遠かったけど(笑)。いろんなヒトのレコで雪山がめっちゃ気になってたけど、夏山に行ったら余計に雪山にも行ってみたくなりました。
来年の冬には雪の積もった二王子岳にも登ってみたいと思います。
2016年6月4日 大菩薩嶺(日帰り)
裂石P〜上日川峠〜大菩薩峠〜雷岩〜大菩薩嶺頂〜丸川峠〜裂石P
この時期に行きたいお山はたくさんあるけど、どこもソロで行くにはちょっと遠くてなかなか決心がつかず…。たまにはのんびりハイキングもいーかなってことで、お仲間さん達と久々に大菩薩嶺に行って来ました!お山を初めて2回目に登ったのが、この大菩薩嶺。終わりかけの紅葉がキレイでした。2回目は、去年の厳冬期。誰もいない白銀の世界が朝日でピンクに染まって行くのに感動しました。そして、3回目の今回は初めてのグリーンシーズン。どんな景色に出会えるのかワクワクして出掛けました。
お天気がビミョーな感じだったけど、おうちを出た時には快晴。これはいいかも♪ってウキウキ中央道を走ってたら、初狩あたりからかなりどんよりしてきました。これはヤバイかも…と思ったものの、裂石の駐車場に着く頃には少し日が差してきてました。
まずは、去年の冬に歩いた裂石から上日川峠へ向かいました。車道を少し歩いて千石茶屋を経由して登山道に入って行きました。千石茶屋は、お団子やジュースが安くて美味しいってウワサ。店頭に置きっ放しになってたペットボトルも120円と激安でした。
登山道に入ると、さっそくフタリシズカが出迎えてくれました。最近、よく会うな~(笑)
えっと、これは…?
歩いてるうちに木洩れ日がキラキラ。やっぱり新緑がいいよね〜。ヤマツツジがところどころで咲いてました。
冬に来た時はアチコチ凍結してて、ツルツル滑ってキンチョーしてたからあんまりどんな道だったか記憶になっかったんだけど、基本的にはユルいハイキングコースでした。でも、たまーに、ちょっと急なところもあります。
おしゃべりしながらユルユル歩いてたら、第一展望台に到着。まだガスが晴れきってなくて、何も見えず…。でも、展望なくても新緑がキレイで癒されました~♪ホオバの葉っぱも青々としてました。
そして、あっとゆー間に第二展望台に到着。大菩薩嶺の稜線方向が見えてたみたいだけど、眺めはイマイチ。ブナの森の中を歩き続けました。
一度、車道に出てから少し歩いて行くと上日川峠のロッジ長兵衛に到着〜。気温は10℃くらいしかなかったけど、この頃にはお日さまが出てくれたから、半袖でも寒くないくらいでした。上日川峠からは、まずは大菩薩峠へ向かいました。ここも去年の冬に歩いたところ。福ちゃん荘に咲いてたお花がカワイかった〜♡
午後から曇ってくる予定だったから、富士見山荘で富士山を激写!すでに、雲がかかってる…(汗)。でも、焦らなくてもその後も富士山はずっと見えてたのでした。
このお花だけはたくさん咲いてました~。
ユルユルと登って行くと介山荘のある大菩薩峠に着きましたー。上日川峠にも登山道にもあんまりヒトがいなかったから、空いてるのかな~と思ったけど、さすがにヒトかいっぱい(笑)。相変わらず、たくさんの小さいお地蔵さんが佇んでました…
南アルプスが何とか見れました~♪このちょっと後には、完全に雲に隠されちゃいました。
このアタリには白いお花がたくさん咲いてました。シロバナノヘビイチゴ?
この黄色のお花もちょこちょこ咲いてました。
稜線に出たらけっこう風があって、ジッとしてたら肌寒かったけど、歩いてたら半袖で気持ちいいくらいでした。
富士山も見えてきましたー♡
ちょっと登って振り返って見ました。そのうち、石丸峠から小金沢山の方へもまた歩いてみたいな♪
かなり薄いけど、環水平アークが見れました。
賽ノ河原を通って2000m地点へ。
ちょっとした岩場とかもあるけど、岩場といえるような岩場じゃないかな。
改めて稜線を眺めてみる。うーん、相変わらずいい道だな~。初めてのお山は高尾山より絶対にこことか笠取山とか日向山がいいと思う。
雷岩は混んでそうなので手前でランチ。のんびりランチ休憩した後、雷岩へ向かったけど、やっぱりすごいヒトだったのでスルーして大菩薩嶺頂へ。
地味な山頂では、記念撮影だけして丸川峠に向かって下り始めました。こっちのルートは陽が当たりにくいからか苔っぽかったな〜。他のルートに比べるとそこまで整備もされてない感じ。
ミヤマカタバミ?コミヤマカタバミ?がたくさん咲いてました〜♡
こんな石段っぽいところもあったり…。濡れてたらちょっと滑りそう(汗)
しばらく、ガレっぽいところを下ってくると穏やかな道になりました。ミツバツツジもチラホラ…
丸川峠に着いた頃にはすっかり曇ってて、せっかくの草原風景だったのにちょっと残念。
カワイイお花もどんより…
丸川峠からは、こんな感じの緩い道が続くのかと思ったけど…
けっこうな急斜面が続きました。段差の大きい岩とか…
木の根っこと岩のミックスとか…
滑りやすい砂っぽいところとか…。全体的にちょっと急なので下りが苦手なヒトはイヤな感じかも。
でも、このアタリはヤマツツジがたくさん咲いててキレイでした。あんまりお花が咲いてなかったから嬉しかったー♡
最後は林道をテクテク歩いて裂石の駐車場に戻ってきました。
大菩薩嶺はやっぱり人気のあるお山なんだな〜って感じでした。年齢層も様々、服装も様々で高尾山みたいな感じ。初めて来た時は、このたおやかな稜線にすごーく感動したけど、この2年半の間にいろんな素敵なお山に登ったから、もう あんまり感動はなかったな〜。紅葉時期、厳冬期、そしてグリーンシーズンの今回と3回来たけど、厳冬期がイチバンいいかな♪グリーンシーズンもギンバイソウのタイミングに合わせてくればいいのかもしれないです。一応、新・花の百名山だし。
翌日の天気予報は曇りだったけど、一縷の望みに賭けて、そのまま甘利山の登山口のグリーンロッジに向かいました。グネグネの林道、長かったー(汗)。駐車場に車を停めてとりあえずウワサの撮影スポットの東屋に向かいました。レンゲツツジはもちろん、マイズルソウとかシロバナノヘビイチゴとか咲いてました。
東屋のちょっと先に行くと、レンゲツツジと甲府の街、そして富士山ーー♡なるほどー、夜景もよさそーだし、朝焼けもよさそー。1人でいたら、木がめっちゃガサガサ揺れて“もしかして、クマ?!”ってめっちゃビビったけど、サルでした(笑)。よかったぁ…
車に戻って、夜ゴハン食べて夜景が見れる時間まで仮眠しました。前日、あんまり寝てなかったからめちゃくちゃ眠くて、珍しくアイマスクも耳栓もなしにすぐ寝ちゃいました。アラームが鳴って起きると…雨の音?!いつの間にか駐車場に停まってた車も半分くらいになってました。まだ小雨だったから、とりあえず東屋へ行くと、キラキラ☆した甲府の夜景を見ることができましたー。めっちゃキレイだった♡
朝には、奇跡的に晴れてますよーにって祈りながら寝たんだけど、4時に起きたら本降りの雨…。天気予報見たら、午後から雨は止みそうだったけど、晴れる見込みはなかったから、甘利山の山頂には行かずに帰ることにしました。来年は、晴れの日を狙って、夜景&富士山、朝焼けの富士山、満開のレンゲツツジを観に行きたいと思いまーす。
2016年5月29日 横岳(日帰り)
横岳登山口P〜東屋〜枯木帯〜三叉峰分岐〜横岳頂(奥ノ院)〜三叉峰〜枯木帯〜東屋〜横岳登山口P
3:30にアラームかけたのにどーにも眠くて二度寝…。なんとか4:00に起きて外を見るとめっちゃ快晴!このお天気は登らないともったいないし、ツクモグサのお花も開くはず…とゆーことで、ソロで八ヶ岳の横岳に行って来ました!体調はイマイチなままだったけど、ゆっくり登ればなんとかなるだろーって感じでした。
慌てて準備して、杣添尾根から登るために横岳登山口の駐車場に向かいました。寝始めた時はシュラフが暑いなって思ってたけど、朝の気温は5℃。やっぱりまだまだ冷えるんだな〜。5:00には駐車場に着いたのにすでに半分くらい埋まってました。
最初は別荘の間にある富士見岩遊歩道ってところを歩いて行きました。何度か別荘地内の車道を横断。
別荘エリアを抜けて石ゴロの道をしばらく歩きました。この道がなかなか歩きにくかった…
しばらくすると稜線が見えてきました。方向的には夏沢峠アタリかな?
東屋がある広場みたいなところに出ました。のんびりできそうな場所だったけど、ここでのんびりするシチュエーションがわからない…(汗)。別荘のヒト達が遊歩道をお散歩してきてここで休憩的な?
東屋のある広場の端っこから本格的な登山道に入りました。沢が流れてて、小さい橋がかかってました。まだ、この時は“癒される~”なんて思ってたけど…
歩きやすい道だなーって油断してたら、すぐに急登がやって来ました。
“やっと終わった~”と思っても、また急登がやってきて…
“もうヤメテ…”って思ってるのに、もう1回急登はやってきました。最初からこれはかなりキツイ…体調悪かったのに(泣)
こんな感じで倒木はスゴイし、岩もゴロゴロしてるし、段差がデカイところも多くて登山道はちょっと荒れ気味な印象。歩きにくいところは、登山道から避けて樹林帯の中を歩きました。たまに平坦なところもあったけど、基本的にはずーっと登りで息も絶え絶え。
GPS上の枯木帯アタリに来ると少しだけ明るくなりました~。樹林帯も木漏れ日キラキラ☆だったんだけど、そんなことよりもあまりにも登りがツラ過ぎて…ホントに登り苦手。
枯木帯になっても、やっぱり倒木がゴロゴロ…。もう、足上げたくないんですけど~(泣)
このアタリから残雪もチョコチョコ出てきました。例年だと、もっと多いんだろーけど。
そして、富士山も見えてきました。これは稜線からの眺めも期待できそうってワクワクしました。
富士山に少し元気をもらって、再び樹林帯を登って行くと明るい道になりました。
残雪の上をちょこっとトラバース。しっかりトレースあるので問題なかったです。
脇に残雪のある岩ゴロのちょっと急なところを近くにいたオジサンと励まし合いながら登って行くと…
やっと稜線が見えてきました。台座の頭方面??
その後は、ハイマツの間を登って行きました。樹林帯が長かったので、登山道に変化があって嬉しかったです(笑)
ハイマツ帯の切れ間から富士山と赤岳が見えました。めっちゃいい眺め♪
振り返ると金峰山方面もよく見えました。
ちょっと景色を眺めながら休憩して、再びハイマツ帯をグイグイ登って行きました。
ちょっと急な岩場を登ると三叉峰の分岐に着きました。
三叉峰は帰りに登ることにして、とりあえず奥ノ院に向かいました。
向かう奥ノ院の向こうには、北アルプスの峰々が見えました。
ミヤマキンバイ…かな?
オヤマノエンドウはアチコチにたっくさん咲いてました。鮮やかな紫色がめっちゃキレイ♪
コメバツガザクラもアチコチにたくさん咲いてました~
おおー、ハシゴ!高所恐怖症なのにちょっとウキウキ。
もー1個ハシゴ!でも、短くてすぐ終わり。高度感のカケラもなし(笑)
お目当てのツクモグサをキョロキョロ探しながら歩いたけど結局見つけられないまま横岳頂に到着〜♪雲が少し出始めてたけど、いいお天気だったからランチしながら絶景を堪能しました。
富士山~南アルプス~中央アルプス~北アルプスまで、ぐるーっと全部見えました。もちろん、反対側には奥秩父方面も。
大キレットと槍ヶ岳。御嶽山が見えても、鹿島槍ヶ岳が見えても、やっぱりイチバン気になるのはココ(笑)。そろそろ大キレットに行ってみたいな…
硫黄岳方面に向かう鎖場?岩場?ここを厳冬期に歩くのは難しいのかなぁ…。コンディションによる?!
硫黄岳。相変わらずのっぺりとした独特なカタチをしております。
レコによると、奥ノ院から三叉峰の間にツクモグサがあるはずなので、ゆっくりゆっくりキョロキョロしながら歩きました。でも、見つけたのはキバナシャクナゲ。まだ、ほとんどが蕾でした。
“ツクモグサのために頑張って登ったのに、このまま見つけられなかったら下山できないー!”って思いながら、登山道から外れたところをめっちゃキョロキョロ見ながら歩いてたら…見つけました〜♪
もちろん咲いてるのも♪
産毛がフワフワでめっちゃカワイイ♡
ポツンと立ってる蕾すらカワイイ♡
待ってるヒトが何人かいたからあんまりゆっくり眺めたり、写真撮ったりできなかったけど、イチバンお気に入りのショット☆
お天気がよくないとお花が開かないらしーけど、こんなにお天気がいいのに開いてないヤツの方が多かったな。うーん、時間が早かったのかも?それと、ちょっと崖っぽいところに咲いてたから、夢中になって落ちないよに注意しないとね~(笑)
念願のツクモグサが見れたので、三叉峰に登るか迷ったけど、数分で登れそうだったのでとりあえず登ってみることに。
赤岳~阿弥陀岳も見納め。
三叉峰もなかなかよい眺めだったし、特に帰りを急いでるわけじゃなかったんだけど、早々に下山することにしました。だって、アタマがガンガン痛かったから…
下り始めはガレてて滑りやすいし、途中にはちょっと急な岩場があるので、落石させないよーに慎重に下りました。
イチバン急なところを見上げるとこんな感じ。
その後はペース上げてほとんど休まずにガンガン下りました。…が、こーゆーところは下りにくくてちょっと時間かかりました(汗)
枯木帯も登りの時とはちょっと違う雰囲気…。下山するだけなので気持ちに余裕もできて、景色を楽しみながら下りることができました。
樹林帯に入るとこんな標識と温度計を見つけました。登りの時はツラくて、必死過ぎて、全く気付かなかった…
その後、こんな標識とか…
こんな標識とかありました。フツー、登りの時はゆっくりだから気付くんだけどね(汗)
樹林帯にはほとんどお花は咲いてなかった(気がする)けど、登山口とか東屋のアタリにはお花が咲いてました。
ミヤマカタバミ…
シロバナノヘビイチゴ…
黄色のお花…何だろ?
イチョウランも見つけたけど、自分のコンデジでは光量足りなくて撮れなかった…残念(涙)
登りはあんなにツラくて長かったのに、下りは登りの半分の時間で下りてこれました。何はともあれ、目的のツクモグサを初めて見れてめっちゃ感動~♪このためだけに横岳に登ったんだけど、予想以上にお天気が良くて、稜線からの眺めも堪能できちゃったので、すごーく得した気分です。また来年、ツクモグサに会いたいなって思うものの、また杣添尾根から登るかどーかは検討します…(苦笑)
帰りはまたしてもヤツレンに寄って、ノドが渇いてたからロイヤルミルクティーフロートを飲みました。気温も高かったし、ノドが乾いてたからめっちゃおいしかったぁ♡渋滞もなかったから、おうちにもスルスルーっと着いちゃった。
八ヶ岳の主なお山はこれで全部登ったので、これからはイロイロ縦走してみたいな。厳冬期の展望荘にも泊まって見たいし、もっと体力がついたら全山縦走とかもやってみたい!何年後になるかはわからないけど…(笑)
2016年5月28日 御座山&美し森山(日帰り)
長者の森P〜白岩コース分岐〜見晴台〜前衛峰〜うだの沢のトーミ〜避難小屋〜御座山頂〜避難小屋〜うだの沢のトーミ〜前衛峰〜見晴台〜白岩コース分岐〜長者の森P
シャクナゲが見たいけど、あんまりヒトが多くない静かなところでゆっくり堪能したいな…とゆーことで、前から行きたいと思ってた西上州の地図の端っこにある御座山にソロで行ってきました!天気予報は曇り…360°パノラマのお山だから、快晴の日に行きたかったけど、今回はシャクナゲ目的と割り切って決行しました。
朝、起きたら予報が外れて晴れてたりして…なーんて思ってたけど、ガッツリ曇ってました。それでも、午後から多少良くなると信じて中央道で長者の森へ。うちからは関越道〜上信越道で行ってもかかる時間は同じくらいだけど、高速料金は中央道経由の方が断然安いです。
長者の森の駐車場に着くと先客はたった1台…。シャクナゲの季節はそこそこヒトが入るって思ってたけど、予想以上のヒトの少なさにちょっとビックリ。みんな他のルートから登ってくるのかな?って思いながら、トイレに寄ってから出発しよ〜としたら、夜間使用禁止で空いてなかった(泣)。夜間って、もう7時なのに…何時から使えるんだよー。完全に下調べ不足でした。
ロッジの間を抜けて林道をユルユル登って行きました。フツーのダートなので、上の駐車スペースまで車入れちゃってもよかったかなーって感じでした。ちなみに、ロッジがあったあたりにもトイレがあったけど、誰も管理してないぽくて使う気になれませんでした…
さすがにまだシャクナゲは出てこないけど、いろんなお花が咲いててテンションが上がりました~。薄暗くて光量が足りず写真には撮れなかったので、ほとんど諦めて帰りに撮ることにしました。
真っ白なヒメウツギ…
ヒロハコンロンソウ…
登山道っぽくなってくると両脇はシダがワサワサ。ちょっとジャングルみたい…
そして、予想外に階段登場。この山に階段があると思ってなかった…
ちっちゃくて、カワイイお花~
ルイヨウボタンのお花。葉っぱがボタンに似てるらしいけどよくわかんなかった(汗)。ちなみに、花びらに見えるのは萼で内側の小さいのが花弁らしいです。
階段の後は九十九折の坂道がしばらく続きました。そして、鬱蒼とした樹林帯を抜けて、一旦、尾根に出るとシャクナゲが出てきました。でも、すでにお花は落ちちゃってる…(汗)。もしや、すでに終わっちゃったのかなーって不安になりました。
せっかく登ったのにしばらく階段を下ってから登り返すと鉄塔に着きました。ちょっとした広場みたいになってて、お昼寝したら気持ちよさそーな場所だったけど休まずにスルー。このアタリは歩きやすい道でした。
しばらくすると白岩コース分岐に出ました。ここからしばらくは気持ちのいい尾根歩き。晴れてたら木漏れ日でもっと気持ちよさそーでした。下の方では終わりかけだったミツバツツジもまだ咲いてました~♪
岩っぽい登りが始まると念願のシャクナゲが~♡ちょっと萎れ気味かな?
もっと上に行けばキレイなのがまだまだ咲いてるかな~?って根っこだらけの急坂を登って行くと…
あったー!薄ーいピンクでカワイイ~♡
ちょっと濃いピンクも♡
かなり白っぽいものもありました。
シャクナゲを眺めながらこんな感じの歩きやすい尾根道を進んで行きました。
ちょっと薄いピンクもカワイイー♪
しばらくすると、かなりの急斜面になりました。距離が短いので、何てことなかったけど。
急斜面を登りきると登山道は左に向かってたけど、正面に踏み跡が…。進んでみるとちょっとした開けて見晴台みたいなところがありました。この先が見晴台なんだけど、ここからの眺めがなかなかよかったです。
だって、大キレットや槍ヶ岳が見えちゃったもん。曇ってる割には遠くまで見えました。
隠れ見晴台で十分に景色は堪能できたので、本当の見晴台では立ち止まらずにスルーしてシャクナゲの道を前衛峰へ向かいました。とゆーのも、隠れ見晴台の方が眺めがよかった気がして…
登山道脇がぜーんぶシャクナゲって感じではなかったけど、こんな感じでたくさんお花をつけてる木がところどころにありました。
こんなステキな道を独り占めで歩けるなんて、曇り空でもテンション上がりまくりです(笑)
登山道脇だけでなくて、お山の深いところにもたっくさん咲いてました。登山道から外れたところにもアチコチ踏み跡がついてたので、ホンキで写真を撮るヒトはかなり奥まで入って撮影してるっぽいです。
奥に入って行きたい気持ちもあったけど、登山道脇でも十分にキレイで満足できました~
しばらくなだらかな道を歩くとまた根っこがいっぱいの登りになりました。
登りきるとシャクナゲトンネルが~♪
こんな感じのトンネルも~♪青空だったらサイコーにキレイだっただろーなー。
薄日に透かしてみたりして。
濃いピンクのポンポンが宙に浮いてるみたい(笑)
このアタリにはまだ蕾もチラホラ…
気が付いたら前衛峰に着いてました~。さっきのちょっとした急登が前衛峰への登りだったのね。シャクナゲの向こうに見えてるのが、目指す御座山かな?
前衛峰には低い位置にシャクナゲが咲いてたので近寄ってみると…輪っか!シャクナゲってドーム型に咲いてるんだと思ってたけど、リング状にお花をつけてました。
前衛峰からは下ってからの登り返しでした。こんな岩場を下ったけど、特に危ないところはありませんでした。
このアタリにももちろんシャクナゲ♡
さらにうだの沢のトーミまで下りました。小さい標識があって、下新井方向への矢印もあったけど、道らしきものは見当たらず…
オオカメノキのお花は咲いてる時よりも、こーやって落ちてるお花がカワイイ。
苔の触角?(笑)
そして、本丸の御座山への登りスタート。倒木があったり、岩があったり、あんまり足場は良くない感じ。
そして、なかなかの急登でした(汗)
休み休み登って行くと、避難小屋に着きました。トイレはないけど、キレイな避難小屋でした。このアタリのシャクナゲはまだ蕾状態。
避難小屋の脇を通って行くとすぐ岩場に出ました。
岩場を歩いて行くと御座山頂に到着〜♪岩場に鎖とかあるって思ってたけど、全くなかったです。急なところもなかったし、高度感のあるところもなかったし。他のルートかなぁ?
山頂付近には、イワカガミが咲いてました。
山頂には途中で抜かされたヒト1人しかいなくて、やっぱり空いてるなーと思ってたら、ランチしてる間にけっこうヒトが増えました。聞いてみたら、最短の栗生ルートから登ってきてるヒトが多かったみたい。山頂からの眺めはホントに良くて、快晴だったらどんなによかっただろうって感じでした。でも、見えただけよかったかな?中でも、八ヶ岳の眺めはサイコーでした☆
浅間山方面…
妙義山方面…
両神山方面…
のんびり景色を堪能して下山開始〜。ピストンだからサクサク下りました。でも、たまに薄日が差したりしたので、シャクナゲを再撮影(笑)
お花の色がキレイだし、カタチもカワイくて全然飽きません(笑)
シャクナゲトンネルをくぐって下山しまーす。
濃いピンクもめっちゃカワイイー♡
こんなステキな道を歩けて大満足♪
登りの時は光量が足りなかったから、下りながらお花たちを撮影しました。
これは何だろ?
これもわかりません…
知らないお花ばっかり…(汗)
シロバナオドリコソウ…かな?
ユキザサ…
ラショウモンラズラ…
ヤマクワガタの群生~♪こんなにたくさんのヤマクワガタを見たのは初めて。
キジムジロかな?キイロのお花は難しい…
ジシバリ…ちっちゃいタンポポみたい。登山口付近にたくさん咲いてました。
ムラサキゴケも登山口付近にめっちゃ群生してました。
シダのジャングルは、朝は鳥の囀りしかしなかったのに、虫の声がすごかったー。ハルゼミ?!駐車場に戻ってきても、車は5〜6台でそんなに増えてなかったです。お散歩に来てるヒトの車もあったみたいだし、栗生コースから登るヒトがやっぱり多いのかなー?
お天気はイマイチだったけど、お目当てのシャクナゲを静かなお山で堪能できて大満足♡そんなにうちから遠くないこともわかったし、今度は快晴の時に登りたいな〜
帰りにヤツレンでソフト&ヨーグルト食べたけど、めっちゃおいしかった♡ちょっと風が冷たくて寒かったけど…(汗)。その後は、東沢大橋展望台で八ヶ岳の向こうに日が沈んで行くのを眺めました。
そして、車中泊する美し森駐車場から少し登ったところでピンクに染まる南アルプスとレンゲツツジのコラボを眺めて…
少し寝てから暗くなったタイミングを見計らって星空を撮影するために夜に美し森山に登りました。
翌日は、お天気がよかったらツクモグサに会いに横岳に登る予定♪星がたくさん出てたからお天気は大丈夫そうなんだけど、何だか体調がイマイチ。登れるかなぁ…