2019年3月4〜5日 キナバル山(1泊2日・小屋泊)②

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1日目:Timpohon Gate~Carson Waterfall~Kandis Shelter~Ubah Shelter~Lowii Shelter~Menpening Shelter~Layang-Layang Shelter~Viilosa Shelter~Paka Shelter~Waras Hut~Panar Laban Base Camp/Laban Rata Resthouse(泊)

2日目:Panar Laban Base Camp/Laban Rata Resthouse~(Ranau Trail)~Sayat-Sayat Hut~Low's Peak~Sayat-Sayat Hut~(Ranau Trail)~Panar Laban Base Camp/Laban Rata Resthouse~Waras Hut~Paka Shelter~Viilosa Shelter~Layang-Layang Shelter~Menpening Shelter~Lowii Shelter~Ubah Shelter~Kandis Shelter~Carson Waterfall~Timpohon Gate

 

とりあえずLaban Rata Resthouseにチェックインすることにしました。入口の前はガイドの溜まり場になってるみたいで、数人がおしゃべりしてました。

 

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入口のドアにはステッカーがいっぱい!

 

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1FのレセプションでIDを見せて部屋の鍵をもらいました。夜ゴハンは16:30から、夜食は2:00から、朝ゴハンは7:30からで、夜ゴハンだけは飲み物なし。チェックアウトは10:30。部屋のベッドは空いてる好きなところ、タオルはベッドの上にある、乾季だから飲み水はペットボトル(7RM)を買ってね、とのこと。以前は水もお湯もお茶もコーヒーも飲み放題だったらしいけど、今は全て売店で買う必要があります。

 

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チェックインの後、売店の前でイタから明日の説明がありました。1:40に起きて、2:00から夜食を食べて、2:30にここに迎えに来て、2:40に出発。ヘッデンと防寒着と水だけ持って荷物はできるだけ軽く、そして何かあったらレセプションを通して自分を呼びなさいとのことでした。その後、イタと別れて宿泊用の部屋がある2Fへ上がりました。

 

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自分が予約してたはイチバン安いヒーターなしのドミトリーは、階段を上がったすぐ右側の部屋でした。2段ベッドが2台の4人部屋だったけど、イチバンにチェックインしたので左側の下のベッドにしました。後から、アジア系女性と欧米系男性のカップルが来て、最終的に4人部屋に3人でした。ベッドは質素だけどとても清潔で、枕と2枚重ねした毛布とバスタオルが置いてありました。部屋には使い捨てのスリッパもありました。ちなみに、Laban RataのGFはガイド用、マレーシア人はLemaing Hut、ViaFerrataをやるヒトはPendant Hutに泊まります。

 

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部屋の鍵とIDです。IDを首からぶら下げて歩いてるヒトが多かったけど、自分は邪魔なので必要な時だけザックのポケットから出すようにしてました。

 

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シャワールーム&トイレには、シャワーが2つとトイレが2つ。人数に対して少ないかな?って思ったけど、待つことはなかったからツアーで来たヒトが泊まる大部屋には付いてたのかも?着いた時に顔を洗ったらお湯が出たけど(風邪引くとイヤだったのでシャワーは我慢しました)、夜にはかなりぬるくなってました。

 

汗で濡れたTシャツからメリノウールのベースに着替えてフリースを着て、パンツの下にトレッキングタイツを履いて、明日のピークアタックに備えてアタックザックに荷物の準備をしました。夜ゴハンまではまだ時間があったから、外に出てみるとさっきよりは雲が少なくなって青空も覗いてきたので、雲で見え隠れする岩肌をしばらく眺めてました。

 

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16:00過ぎに食堂に行って、レモンティー(13RM)を買って、窓際の席に座って外を眺めながら夜ゴハンが始まるのを待ちました。

 

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16:30に夜ゴハンが始まると一気に長い列が…。少し行列がおさまってから並んでビュッフェで好きなものを控えめ(笑)に取りました。ビュッフェだとついつい取り過ぎちゃうんだよねー。生野菜やコールスローあり、パンもご飯もお粥もチャーハンもミーゴレンもあり、お肉はチキンもラムもビーフもあり、野菜の炒め物のおかずもあり、果物やデザートもありで大充実なビュッフェなんだけど、ドリンクがないのだけが残念なポイント。予め買っておいたどデカいカップのレモンティーと一緒にいただきました!個人的に気に入ったのは、薄味だけど間違いないマッシュポテトと八角が香るチキンの煮込み。美味しすぎておかわりしちゃいました。スイカもいっぱい食べました~♪

 

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ゴハンの後は夕陽を見るべく再び外へ出てみました。さっきは気づかなかったけど、ちっちゃいお花が咲いてました。 

 

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山頂方面はかなり晴れてきてたので、この感じなら明日の朝は晴れるかも…って思いました。

 

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Donkey Ear's Peakもよく見えるようになりました!折れた方の耳はどこにいったんだろ?

 

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でも、眼下は相変わらず雲海。日が沈む 方角も雲が多くてダメかなって半ば諦めてました。

 

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あの木の名前がわからないんだけど、めっちゃいい雰囲気なんだよね。望遠レンズも持って来ればよかったなぁ。

 

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お花が夕陽を浴びてキラキラ…☆たぶん、Sayat-Sayatっていうお花。

 

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雲がどんどん流れてきたけど、なんとか雲の隙間から真っ赤な夕陽を見ることができました。すぐに隠れちゃったし、あんまり空も焼けなかったから浸れなかったのが残念…。ちょっと冷えてきたので部屋に戻ることにしました。外の気温は11℃くらいだったかな?

 

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イタからは1:40起きって言われたけど、星が見たかったから1:00に起きるつもりで19:30には寝ました。耳栓してても、周りの部屋の音がガタガタギシギシ聞こえてたけど、いつの間にか寝てました。毛布だけだと寒い、シュラフ持って行った方がいいってブログをいくつか読んだけど、フリース着て寝たら暑くもなく寒くもなくでした。途中、同室の人がトイレに行ったりして2回くらい目が覚めたけど、一応ちゃんと寝れて1:00に起きました。張り切って外に出てみると満天の星空☆ヘリポートで星を撮ろうと思ったけど、ライトが煌々としてて明る過ぎで全くダメでした。そもそも、カメラの設定がうまくできなくて撮影場所を探す気力もなく(苦笑)、しばらく星空を眺めてから夜食を食べに食堂に行きました。

 

夜食ももちろんビュッフェ。もちろん夜ゴハンより品数は少ないけど、パン、ごはん、お粥、フレンチトースト、ミーゴレン、シリアル、目玉焼き、トマトビーンズetc…。そして、夜食にはサバティーとコーヒーもあったので コーヒーにシリアル用のミルクをたっぷり入れていただきました。

 

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食堂の隅でイタと待ち合わせして、ピークに向かって出発~っ!小屋の外にあった温度計は9°Cだったのでだいたい想像通り。風があったけど最初は樹林帯なので、ウインドストッパーのソフトシェルで歩くことにしました。まずは階段を登ってPendant Hutの脇を通って行きます。

 

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そして、階段は続きます。ここはRanau Trailっていって、地震後に作った新しいルートらしいです。旧ルートの方が時間的には短かったみたいだけど、こっちの方が歩きやすくできてるみたい。カラダは完全に高度順応できてたけど、イタから『とにかくゆっくり!』って何度も言われてたのでどんどん抜いてもらってゆっくり登って行きました。

 

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だんだん石がゴロゴロしてきました。標高が高いから息が切れるのか、抜いていったヒト達がところどころで休んでました。

 

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だいたい同じ時間に出発するから最初は数珠繋ぎ状態だけど、階段が終わって岩っぽくなる頃にはかなりバラけてきます。

 

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遂にロープが出てきました。綱引きの綱みたいに太いっ!(笑)

 

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めっちゃゆっくり歩いてる自分よりさらにめちゃくちゃゆっくりな歩みのイタをところどころで待ちながら休憩しました。空はに天の川まで見える満点の星空が、真下にはLanau、遠くにはKotakinabaluの夜景がキラキラ見えました☆そして、続々と登ってくる登山者のヘッデンの明かりもたくさん見えました。固定しなかったからブレブレだけど(汗)

 

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ここからピークまではずっとロープがあるんだけど、ロープを持った方がいいところはちょっとだけ直登気味のこの1ヶ所のみ。あとは持つ必要はない感じです。ここのロープは持つためにあるんじゃなくて、道しるべ用だからね。

 

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いつの間にか1km登ってきてました。でも、まだ3kmあるってことだよね?時間はたっぷりあるからのんびり行けばいっかって感じでした。

 

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7km地点から少しトラバースするように歩いていくと、すぐにチェックポイントのSayat-Sayat Hutに着きました(こんな写真しかなかった…汗)。ID見せてから初めて座って休憩したんだけど、じっとしてるとさすがにちょっと寒かったからすぐに歩き始めることにしました。全然疲れてなかったしね。あまりにイタがゆっくりでなんかヨロヨロしてるから『大丈夫?』って聞いたら、『昨日の夜、よくな眠れなかったから眠い…』って。かわいそだけど、ガイドだから一緒に行かないとだもんね。1人で登っても全然よかったんだけど…

 

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ここからは階段がなく、ピークまで岩場の登りになります。といっても、槍ヶ岳剱岳みたいな感じではなく、スラブ状のだだっ広い岩場なので難易度的には全く高くないです。道しるべ用のロープ通りに歩いてるヒトが多かったけど、ロープのあるところが必ずしも歩きやすいってわけではなかったので、自分はロープを見失わない範囲内で段差が少ないところを選んだり、急なところはジグザグに歩いて行きました。その方が疲れないし。ガイド達も自分とおなじよーに歩いてました。そして、7.5km地点を通過して富士山越えです!

 

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すでにピークに立ってるヒトがいるようで、ピーク付近にヘッデンの明かりが見えました。こんな真っ暗な中でピークに立つのちょっともったいないよね。下山を急いでるのかな?なんて思いながら、8km地点を通過。

 

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さすがに森林限界を超えてからずっと風にさらされてちょっと体が冷えてきたので、これからもっと寒いであろうピークに向けて大きな岩の陰で風を避けてソフトシェルの上からインナーダウンとレインを着て完全防寒。マレーシア人グループのオジサンに『まだ早い。今登っても山頂は寒いだけだから、ここで待った方がいい』って言われたけど、とにかく汗をかかないよーにさらにゆっくりと登って行きました。すると、だんだん空が明るくなってきて、振り向くと何とも言えない綺麗な光景が目の前に現れました…

 

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ブレブレだけど、Low's Peakも写真に撮れるようになりました。ちょーどピーク付近にヒトがいたので、そこにピントを合わせました。

 

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夜明けのグラデーションの空に浮かび上がるUgly Sister Peakがキレイ過ぎて、何度も何度も振り返るから全然前に進めなくなってた…

 

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8km地点を通過…。遂に4000mを超えました!

 

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何とも言えない空の色に加えて三日月も見えてきて、とっても幻想的な風景。この景色を背にして歩くなんてもったいなさすぎる…

 

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振り返り、振り返り登って行くと、Low's Peakが目の前に見えてきました。続々とヒトがピークに向かって登って行きます。

 

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自分もLow's Peakに取り付きますっ!

 

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少し登って行くといわゆる岩場っぽい登りになりました。ところどころ手を使った方がいいところがあるものの、難易度は高くないので特に問題ないと思います。すでに下ってくるヒトもいるので、あまりヒトが通らなそうなルートをみつけて登って行きました。

 

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ゆっくりと世界が紫色に染まっていって、St,John's Peakはちょっとモルゲンっぽくなりました。ゴリラ岩って言われてるみたいだけど、トトロみたいにも見えました(笑)

 

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Alexandra's Peakかな?たぶん手前の斜めになっているところがOyayubi iwu peak 。

 

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登ってる時は真っで見えなかったSouth Peakも見えるようになりました。

 

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狭いピークは中国人の団体でめっちゃ混んでたので後回にして、ちょっと下がったところで日の出を待つことにしました。そういえばイタがいないなぁって思ったらかなーり下の方にいて、登って来る様子はなし。下で待ってるってことみたいです(苦笑)。ボーっと景色を眺めているとどんどん空が明るくなってきて、お日さまが出てきました。ご来光です!!

 

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ご来光を見たからさっさと下山していくヒト達(笑)。まあ、下山も長いからね…。4095.2mから1867mまで約2230mも下るんだから。

 

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そして、山頂標識の写真待ちの列に並んで、無事にLow's Peak4095.2mをピークハント!!!もちろん今まででイチバン高いお山です。他のヒト達はだいたいガイドに写真を撮ってもらってたけど、イタはやっぱり登って来る様子がなかったので、他のヒトのガイドに記念写真を撮ってもらいました。アタックザックにつけてた腕時計の気温は5℃になってました。風は数mって感じだったから、体感的には2~3℃って感じだったかな。

 

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あまり居場所がなく、どんどんヒトが登ってくるから早く下山すればよかったんだけど、お日さまが昇って暖かくなってきたし、なんかもったいなくてなかなか下山できず…。ピーク付近をウロウロしてるうちに仲良くなったマレーシア人グループもタイ人の2人組も登って来ました。みんな登頂できてヨカッター♪

 

名残惜しかったけどけっこう長い時間ピーク付近にいたので、下山することにしました。すっかり明るくなってきてSt,John's Peakもさっきと雰囲気が違う…

 

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あああーっ!Alexandra's Peakの写真を撮ってて、ピークから影キナバルを撮ることを忘れたことに気づきました。中途半端な影キナバルになっちゃった(涙)

 

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こーやって石を積むのは日本だけじゃないんだね。

 

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イタがいる岩場の途中まで下りてきました。明るくなってあらためて見てみるとかなりゴツゴツした岩場でした。でも、このくらいの岩場は楽しい~♪ だって、この後はひたすらの地獄がまってるから(汗)

 

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イタと一緒に下って行きます。前を歩いてるのがイタです。イタが前を歩いたのは、この数百mだけ。どうしてここだけ前を歩いたのかな?自分を待ってるあいだ寒かったからかな?眠かったから早くLaban Rataに戻りたかったのかも。

 

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キナバル山といえば…のSouth Peak。だいたい、Low's Peakじゃなくて、South Peakの写真が使われるよね。

 

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8.5kmまで下ってきました。そういえば9kmと9.5kmは見かけてないけど、どこかにあったのかな?

 

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名残惜しくて、Low's Peakを振り返っちゃいます。他のピークに比べて、かなり登りやすいカタチ。わざとあのカタチに積んだんじゃないよね?(笑)

 

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ロープ沿いにどんどん下って行きます。下りは早いね~

 

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どんどんLow's Peakが遠くなってきました。気が付くとキレイにUgly Sister Peakの影ができてました。

 

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それにしてもすごい眺め。写真では見てたけど、ホントにここが地球なの?って感じです。別の惑星に迷い込んじゃったみたいな錯覚に陥ります。こんな絶景が見れるんだから、けっこうお金はかかっちゃったけど、やっぱり来てよかったぁ♡

 

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Low's Peakはもうすぐ見えなくなりそう…。この時にまた来たいって思いました。

 

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South Peakはどこからが一番カッコよく見えるかなー?この時、すでにイタは後ろを歩いてます。だって、下りなのにゆっくり過ぎるんだもん。

 

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おっ!この角度がいいかも♪ なんかピークに立ってるな。

 

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振り返るとホントに最後のLow's Peak…。こーやって見るとすごく急な岩壁を歩いたように見えるけど、実際はそんなに傾斜はキツくないです。

 

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そして、South Peakはどんどん近づいてきました。イタが写真を撮ってくれるとゆーので撮ってもらいました。他で撮ってもらった写真は全然ダメダメだったけど、ここで撮ってもらった写真だけはまともでした(笑)

 

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ちっちゃいケルンがいっぱいあります。登ってくるヒトが石を積んだだけだろーけど。こんなちっちゃいと目印にならないもんね。

 

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スーッと真っ直ぐにのびるロープ。これを道しるべにして暗闇の中を登って行ったんだね。

 

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遠くにSayat-Sayat Hutが見えてきました。ちなみにこの岩は花崗岩なので滑りません。スニーカーのヒトもたくさんいたけど、そんなに急なところもないし、階段も多いから、雨さえ降らなければ問題ないかな。

 

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このアタリがDonkey Ear's Peakをイチバン近くで見れるポイント。折れちゃったからか、ロバの耳には見えないね…

 

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振り返るといつのまにかSouth Peak も見えなくなってました。あ~、もう終わっちゃったんだって思ったら、ちょっと寂しくなったり。

 

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あっとゆー間にSayat-Sayat Hutに戻ってきちゃいました。ここには小屋もあるからHutって名前になってるけど、今は泊まることなできないようです(トイレは使えます)。お日さまが出てきてかなり暑かったから、レインとインナーダウンは脱いでLaban Rataまで下ることにしました。

 

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Sayat-Sayat Hutの近くには小屋名の由来?のSayat-Sayatがたくさん咲いてました。このお花は背を低くしながら、かなり上の方まで咲いてました。

 

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ミヤマコゴメグサみたい。

 

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けっこう標高が低いところに咲いてたお花も咲いてました。

 

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Sayat-Sayat Hutからはゴロゴロ岩場をトラバースです。

 

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振り返るとこんな感じ。ちょっと離れたら再びSouth Peakが見えるようになりました。登った時は真っ暗で見えなかったけど、こんな感じになってたんだねー。すごーっ!真っ暗で見えてなくてよかったってブログとかに書いてるヒトを見かけたけど、自分はこんな景色見えたらワクワクしちゃってテンション上げで登って行けちゃうけどなぁ。

 

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あっとゆー間に7km地点。ここからググっと下って行きます。

 

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かなり下ってきて、周りに木が増えてきました。遠くに続々と下山して来るヒト達が見えます。

 

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白椿みたいなお花もこんな高いところにも咲いてます!

 

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たまーにボコボコ丸い穴があいてる岩があったんんだけど、なんだろう?

 

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夜食を食べてから何にも食べてないからめちゃくちゃオナカが空いてきたので、ガンガン下って行くことにしました。もう、朝ゴハンでパンケーキを食べることしか考えられない…

 

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さらに下ってきました。South Peakともそろそろお別れ…(涙)

 

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唯一、ロープを持った方がよさそうなところはこの先。前のヒトがあまりに遅すぎてヒトが詰まっちゃって写真撮れなかった…。イタにここはロープ持てって言われたから一応持ったけど、花崗岩だから滑らないし、念のため持った方がいい急なところはほんの数mだけ。

 

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トラバースしていくと階段が見えてきました。

 

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岩壁沿いにジグザグに下って行きます。

 

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階段を下っていくと展望台が見えてきました。登りの時にちょっと休憩したところです。

 

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右手を見るとViaFerrataをやってるヒト達がいました。ちょっと興味あったけど、下山時間が遅くなりそうだったのでやめておきました。

 

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下って来た岩壁です。ポコッと出っ張ってるところはTunku Abdul Rahman Peakかな?こーやって見るとめちゃくちゃ壁に見えるけど、歩いてるとそんな感じしないんだよね。左上部にSayat-Sayat Hut、そこから真ん中くらいまでトラバースしてからジグザグに下っています。

 

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岩がゴロゴロする急な斜面を下って行きます。景色に見とれて転ばないよーに気をつけて下りました。

 

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そして、階段をグイグイ下って行きます。下りなのにガンガン下ってるから暑くなってきちゃって、ソフトシェルもフリースも脱ぎたかったけど、面倒だったのでベンチレーション全開で下りました。

 

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短い時間でかなり下ってきました。急な下りだからめちゃくちゃ早いっ!展望台で景色を眺めながら日本人のオジサン達とおしゃべり休憩。オジサン達はHISでKotakinabaluからのツアーを手配してもらったんだって。金額聞いたらかなり高かったょ…

 

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左手はギザギザの岩群です。ツルっとしたところとギザギザしたところのミックスが、ここの絶景を生み出してるんだろーな。

 

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急な階段の先にPanar Laban Bace Campが見えてきました。Laban RataからLow's Peakまではみんなツラそうにしてたけど、自分的にはゆっくり登ってたし、特にツライこともなくもう着いちゃったって感じだったけど、最初のこの階段地獄だけは寝起きのカラダにちょいキツかったわ…

 

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ビビットピンクのお花!シャクナゲって教えてもらったお花よりもシャクナゲっぽいけど、同じお花かなぁ?

 

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樹林帯に突入して、さらにガンガン階段を下って行きます。

 

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こんな感じになってるところもあります。

 

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ゲートまで下りてきました。Laban Rataまであと少し。

 

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Pendant Hutのところかな?なんとポストがあります。飾りじゃなくてホントに使えるみたい。

 

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Laban Rataに戻ってきました。Low's Peakから2時間くらいで下りました。ちなみに登りは、ご来光に合わせて時間調整しながら登ったので予定通りの3時間半くらいでした。フツーにあるいたら3時間かからないと思います。

 

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おなかがペコペコだったので、すぐに朝ゴハン~♪ またしでもビュッフェです。夜食よりもちょっと品数が増えてました。パンケーキが美味しいってウワサだったので、パンケーキを食べたけど、粉っぽくてイマイチ…。フレンチトーストの方が美味しかったかな。たっぷりシロップとバターを付けてミルクをたっぷり入れたコーヒーと一緒にいただきました♡

 

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 イタと10:00から下山開始するって決めて部屋で着替えてパッキングをしなおしてると、ベッド脇に置いておいたペットボトルがないことに気づきました。下山用にと思ってLunch Packに入ってたのを取っておいたのに、同室のカップルに盗られちゃいました(涙)。さすがにお水なしでの下山はキツイので、売店で7RM払って500mlのペットボトルを買いました。この出費がなければ、空港での再両替が8,000円ぴったりにできたのに…。10:00に入口に行くとイタはいませんでした。みんなはどんどんガイドと出発していくのに、イタは来ない…。いつ来るかわからないバスをキャッチしてKotakinabaluに戻らないといけなかったから、できるだけ早く下山したかったので、ラバンラタの従業員の偉そうなヒトに『イタが来ない』って言ったら、その辺にいたヒトにイタを呼びに行かせてくれました。

 

10:20にやっとイタが来て、下山開始~。と、その前に最後にこの景色を見納め。こんなに晴れてくれてありがとう!!

 

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お天気がいいおかげで足取りも軽いのでサクサク下っちゃいます。でも、眼下には雲が…。ということは、途中から雲に突入するってことだね。

 

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樹林帯に突入します。涼しくて気持ちいい♪ 前を歩いてる欧米系の2人組とは最後まで前後しながらだいだい同じペースで下ってました。

 

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そろそろ雲海に突入しそうな予感…

 

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登りで見たかったこの光景!今日は見ることができました。昨日、この景色が見えてたら、最後の登りももっとウキウキ登って行けてたと思うんだけどな。昨日は何にも見えなくてキツかったょ…(汗)。でも、曇ってくれてたおかげで暑いってことはなく登れたから、暑いのが苦手な自分にはよかったのかも。

 

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あ、とうとう雲海に突入だ…。お昼に近くなるとやっぱり雲が増えちゃうんだねぇ。これはどこのお山も同じなのかな。

 

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Paka Shelterまで下ってきました。振り向くと上の方はまだ晴れてました。でも、これでホントの見納めかな…。ずっと眺めていたかったけど、とにかくバスが気になったので(苦笑)下山することにしました。

 

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ここからは眺めもないし、とにかく下るのみ。でも、下りは得意なので、たくさんのヒトを抜かしてサクサク下っていけました。それでも、転べないからスピードは落としてるんだけどね…。登ってる時はちょっと段差が大きいなって思ったところもあったけど、下ってるとあまり感じませんでした。今回ストックは持って行かなかったけど、自分的には必要なかったです。慣れないストック使うと余計に疲れるんだよね…。下手くそだからストックに頼ってバランス崩しちゃうしさ。使い慣れてるヒト、下りが苦手なヒトはあった方がいいかもしれないです。

 

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登りは曇ってて暗くてうまく撮れなかったお花もちょっとお日さまが出てくれた隙に綺麗に撮れました~♪

 

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Layang-Layang Shelterでちょっと休憩して、さらに下って行きます。高度を下げると植物がとシダ系に変化してきました。

 

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登山口に近くなると階段が増えてきます。途中で、レンジャーさんに背負われてるヒト、ガイドさんに背負われてるヒトが下って来ました。高山病なのか、足をくじいたのかわからないけど、背負ってきたヒト達はすごいスピードで汗だく。ホントにすごい!

 

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やっぱり上の方とは木の種類も全然違うね~

 

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もう最後なのでちょっとスピードアップ。イタはガイド、ポーター達とすれ違う度に挨拶したりおしゃべりしたりしてて、かなり後ろを歩いてました。ちなみに、食堂のスタッフにはイタの親戚がいるそうです。そのヒト達もサンダルなのにすごいスピードで自分たちを抜かして行きました。

 

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Carson Waterfallまで下ってきて、Timpohon Gateまではちょっとだけ登り返し。でも、ホンノちょっとです。先に出発した日本人のオジサンに追いついたけど、かなりお疲れのご様子…

 

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ゲートに到着しました!お疲れさまでした!!

 

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ゲート前にあるボード。そーいえば、ドローン飛ばしてるヒトいないなって思ったら、禁止みたいです。各休憩所にあるボードもちゃんと読んで、写真撮ってくればよかったな。

 

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TERIMA KASHI SUDI DATANG LAGI(ありがとう、また来てね)の向こうにはミニバスが待機してて、乗り込みとすぐに出発しました。

 

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残念ながらキナバル山は雲に覆われて全く見えず、余韻に浸ることもできなかったので、Rrception Officeで預けた荷物をピックアップしてBalsam Cafeでランチ~。以前はビュッフェだったみたいだけど、今は6つくらいのメニューから選ぶようになってました。ヌードルスープにしたんだけどあんまり美味しくなくて、ナシゴレンにしておけばよかったってちょっと後悔…

 

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HISで来てた日本人のオジサン達がコタキナバルまで一緒に車に乗って行けば?ってガイド通してドライバーに確認してくれたんだけど、Kota Kinabaluまで100RMだって。タクシーよりは安いけど(150RM)、さすがにそんなに高いならってことでオジサン達とお別れして予定通りバスキャッチに挑戦!昨日は、マレーシア人グループの車で楽々登った階段を下って行きます。

 

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来た時と逆方向なので、Kinabalu Park Parkingから道路を渡ったところでバス待ちしました。そういえば、昨日はここも車で通り過ぎちゃって見れてなかったな~なんあて思いながら、日差しが強くてちょっと暑かったけど道路のすぐ脇でバス待ち。16:00にはマレーシア人グループが車で通るはずだから、それまでにバスに乗れなかったらマレーシア人グループが乗せてくれるだろうって思ってたので、けっこう軽い気持ちで待ってたら、20分くらいで“KK”という文字が書かれたミニバスが来ました。満員で乗れないって言われたらどーしよーって思ったけど、止めて見たら乗客は1人だけ。めっちゃボロボロのエアコンなしバスだったけど、一緒に待ってた欧米系のオジーサンと一緒に乗り込んで、無事にKota Kinabaluに戻ることができました。帰りも行きと同じく20RM。行きは出発するまでに2時間近く待ったこと考えると、めちゃくちゃラッキーだったな。

 

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ということで、キナバル山はめちゃめちゃよかった!感動しました♡実は、成田からコタキナバルに向かう途中で具合が悪くなって、1晩寝れば体調良くなるかと思ったけど、翌日も全然食欲なくて熱があるような気持ち悪いような感じで、こんなんじゃキナバル山になんて登れないょ…って思ってたけど、もう1晩たっぷり寝たらすっかり体調は良くなってて、高山病になることもなく無事に登頂することが出来ました。Laban Rataまでの登りはかなり長かったけど、マレーシア人グループとタイ人2人組とおしゃべりしたり、写真撮ったりしながら歩けたから、最後はちょっとキツかったけど楽しく歩けたし、Sayat-Sayat Hutを越えてからの景色はここは地球じゃなくて別の惑星か?ってくらいに絶景だった。お金はけっこうかかっちゃったけど、それでも4泊6日で登山前後の観光も宿も食事代もお土産も航空券代も全部含めて13万円はかかりませんでした。航空券によってはもっと安く行けるけど、時間かかるしね(帰りの直行便は5時間位でやっぱり楽チンだったし…)。1年ぶりに海外に行って、いろんなヒトと知り合って、いろんな景色を見て、違う文化に触れたことで、とても刺激のある思い出深い山旅になりました。

 

参考までに自分の装備です。荷物は、日本の山小屋1泊と同じイメージ。体調が心配だったこともあり、軽量化するためにちょっとした細かいモノ(クシとか)も使わないモノは全てReception Officeで預けちゃいました。結局、1kgくらいは預けたかも?靴は、いつものアプローチシューズ(ボルダーX)、Laban Rataまでは、キャップ、Tシャツ、春秋用ロンパンで休憩時と標高上がってから薄いウィンドストッパーのソフトシェル、Laban Rataからは、メリノビーニー、メリノベース(厚手)、フリース(中厚)、薄いウィンドストッパーのソフトシェル、夏用トレッキングタイツ、春秋用ロンパン、Low's Peak近くになってからさらにインナーダウン、レイン(上だけ)。これで全く寒くなかったです(当日のお天気によるけど)。予備で、UNIQLOのダウンベストを持ってたけど、Low's Peakで寒さで震えてたタイ人の女の子に貸してあげました。あんな高所で気温の低いところを、汗びちょびちょで登っちゃうんだから、低体温症で亡くなるヒトがいるってゆーのもわかる気がします。観光で登るヒトがたくさんいるから…

 

ちなみに個人での手配は、少しだけ英語ができて(google翻訳あるし)、個人での海外旅行の経験があれば問題なくできます。すぐにメールの返信が来ないとかはあるけど(苦笑)。最新情報が知りたい方はご連絡いただければお答えします。

 

そろそろ日本は春なので、残雪とお花をめいっぱい楽しみたいな~♪

2019年3月4〜5日 キナバル山(1泊2日・小屋泊)①

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1日目:Timpohon Gate~Carson Waterfall~Kandis Shelter~Ubah Shelter~Lowii Shelter~Menpening Shelter~Layang-Layang Shelter~Viilosa Shelter~Paka Shelter~Waras Hut~Panar Laban Base Camp/Laban Rata Resthouse(泊)

2日目:Panar Laban Base Camp/Laban Rata Resthouse~(Ranau Trail)~Sayat-Sayat Hut~Low's Peak~Sayat-Sayat Hut~(Ranau Trail)~Panar Laban Base Camp/Laban Rata Resthouse~Waras Hut~Paka Shelter~Viilosa Shelter~Layang-Layang Shelter~Menpening Shelter~Lowii Shelter~Ubah Shelter~Kandis Shelter~Carson Waterfall~Timpohon Gate

 

前からいつかは登ってみたいと漠然と思ってたんだけど、急に短いお休みがとれることになったのでマレーシアのボルネオ島にあるキナバル山にソロで行ってきました!オーストラリアのエアーズロックに登ったりとか(山じゃない…汗)、スイスでトレッキングとかはしたことあったけど、ちゃんとした海外登山は初めて。日本のお山と違って手続きとかも必要だし、どうなることやらと思ったけど、とにかくめちゃくちゃ楽しくてサイコーの山旅になりました♡

 

キナバル山は基本的に1泊2日で登ります。1日あたり4~5人分の日帰り枠もあるらしいけど、予約はできなくて行ってみないとわからないらしいです。ちなみに、テン泊などの野営はできないため、小屋のベッドの数が1日の入山可能人数(150人くらい)になっていて、小屋の予約がないと入山できません。ということで、一般的には日本からのツアーや現地のツアーで行くと思うんだけど、自分はいつもの旅行と同じように個人で手配しました。個人の方が安く行けるというのもあるけど、自由度が高いし、旅してるって感じがしてドキドキワクワクで楽しいので(笑)。ちょっとだけ手間はかかるけど日本からのツアーよりはかなり安く、現地ツアーよりちょっとだけお安く行けます。今回、自分は1人で行ったけど、ガイドが1~5人に1人つくことになるので複数人で行くのが断然おトクです!

 

前泊してたキナバル山麓のD'Villa Rina Rina Lodgeで7:00に朝ゴハン。気温は14℃くらいだったかな?チェックインした時に、Reception Officeが開くのが7:00だから朝ゴハンを6:30に食べたいって言ってみたけど、ダメって言われちゃいました(苦笑)。できるだけ早く登り始めたかったから、朝ゴハンを食べてから急いで宿を出ようと思ってたら、前日の夜に宿のレストランで出会ったマレーシア人グループがKinabalu Park Headquartersまで車で送ってくれることになりました。歩いたら15分くらいはかかるからめちゃくちゃ助かっちゃった♪ Kinabalu Park Headquartersに着くと前日は曇ってて全く見ることができなかったキナバル山がどーんと見えました。わーい♡これからあそこまで登って行くんだって思っただけで、めっちゃワクワクしちゃいました。

 

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まず、Sutera Sanctuary Lodges Reception Officeで予約番号の入ってる領収書を見せて受付して、入山費用(200RM)と保険料(7RM)を払い不要な荷物は預けて(12RM)ランチボックスの引換券をもらいます。そして、隣のVisiter CentreのClimbers Registration Officeでガイド料を支払って(230RM)、入山許可証のIDをもらい、Balsam Caféでランチボックスを受け取った後、ミニバス乗り場で2日間行動を共にするガイドさんと会いました。自分のガイドは、イタという6人の子持ちの女性ガイド。2日間でたくさんのガイドに会ったけど、女性ガイドはイタだけでした。

 

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ヒトが集まるまで少し待ってからミニバスで約10分のTimpohon Gateへ。ここでミニバスを降りて、歩いてゲートに向かいます。

 

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Timpohon Gate前のボードのところでガイドのイタから今日の行程の簡単な説明を受けました。Laban Rata Rest Houseまでは約6km、途中には休憩所が7ヶ所(トイレあり)、ランチはLayang-Layangの予定だけど食べたくなったらどこでもOK、具合が悪くなったりとかなんでも言ってね、そしてとにかくゆっくり歩くこと。最後の“ゆっくり歩く”だけは繰り返し何度も言われました。Timpohon Gate標高はすでに1867mだけど、Laban RataがあるPanar Laban Bace Campは3272.7m。つまり、1日目は約1400m登る必要があります。近場での標高差1400mくらいだと天女山ゲートからの権現岳くらいなわけで、いつもは日帰りで往復してるからそんなにキツくはないはず。でも、標高が高いから3000mを越えて空気が薄くなってきた時にどーなるかって感じだったので、イタに言われなくてもカラダを高度順化させるためにとにかくゆっくり歩こうって決めてました。過去に標高5000mに行った時も高山病にならなかったけど、実は前日まで体調がよくなかったからちょっと不安もあったんだよね。

 

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ゲートでIDを提示して、サインをします。チェックポイントは、こことピークに向かう途中のSayat-Sayat Hutの2ヶ所です。なぜかちょっとドキドキしてきた…

 

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では、登山開始〜♪ って言っても、いきなり下りなんだよね(汗)。せっかくミニバスで登ってきたのに、Carson Waterfallまでは下りが続きます。ちなみに、ここのガイドは前を歩かず後ろを歩くので、自分の好きなペースで歩くことができるのが自分的にはすごくよかったです。

 

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いかにも熱帯雨林って感じ(笑)。登山道はこんな感じに整備されていてとても歩きやすいです。温度計見なかったから気温はわからなかったけど、乾季だからか熱帯雨林特有の蒸し蒸し感はほとんどなく、暑くなく寒くなく、Tシャツでちょーどいい感じ。

 

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下りきったところにあるCarson Waterfallは乾期だからかほとんど水が流れてなくてかなり残念な感じでした。でも、滝の周りには楽しみにしてたキナバル山固有種のImpatiens kinabaluensis/Kinabalu balsam(キナバル・バルサム)がチラホラ咲いてました。写真では見てたけど、カワイイ~♡

 

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ここから登りが始まります。基本的には山頂までずーっと登り。ちょっと平坦なところとか、Laban Rataから上には一瞬の下りもあるけど、とにかく階段と岩場を登り続けます。個人的には、8割は階段に感じました。単に自分が階段がキライだからかもしれないので実際にはそこまで多くないと思うけど(笑)。ということで、滝からしばらく緩く登って行くと登山口から500m地点に到着です。登山道には500m刻みに標識(地図があるところもあり)がありました。いつもみたいに山と高原地図がなかったから、自分の居場所がわかりやすくてよかったです。

 

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日本では見たことない毛がフサフサ生えてるカワイイお花…。さっきまで晴れてたのにかなり曇ってきちゃったので、小さいお花に全然ピントが合いません(汗)

 

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階段には手すりがついてるところもたくさんありました。今回、ストックはマレーシア航空で機内持ち込みできないかも?とゆーのと(分解すればできるかも)、できるだけ荷物減らして軽量化したかっのと、普段使ってないから使うとリズムが崩れるかも…と思って持ってこなかったので、体力温存のために普段は触ることない手すりすら使って登っちゃいました。

 

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キライな階段が延々と続いたけど、予めわかってて、覚悟してたことなので精神的なダメージは少なかったです。

 

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1つ目の休憩所のKandis Shelterに着きました。まだ30分くらいしか歩いてないけど、ちょっと汗をかいてきたのでとりあえずドリンク休憩。休憩のタイミングも自分で決めます。ガイドは休憩所のベンチには一緒に座らず、少し離れたところで他のガイドとまとまって休憩をとるスタイルです。ちゃんと水洗トイレもあったけど、ペーパーは無いみたいので持って行く必要があります(自分は1回も使わず…)。ちなみに、コタキナバルのトイレはお山に限らずショッピングモールでも基本的にペーパーはないから持って行った方がいいです。ゴミ箱もお水もあるけど、お水は飲まないほうがいいみたい。

 

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日本にも咲いてそうな小さいお花…

 

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わわわーっ!キナバル・バルサムの群生です♪ 

 

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野生のBerry。イタが食べれるって言ってたけど、いかにもおいしくなさそーだったので食べませんでした。

 

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登山口から1km地点に到着。少しずつだけど進んでます(笑)

 

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階段が続くけど、まだ階段がフツーだと思えてるから大丈夫。

 

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癒しの平坦ゾーン(笑)。でも、こんなところはあっとゆー間で…

 

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再び登りへ。このくらいの軽い登りが続くなら楽でいいんだけどね。

 

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綺麗な朱色のシャクナゲです。日本のシャクナゲみたいにボリュームのあるお花じゃないから、シャクナゲだと思わなかったよ。

 

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2つ目の休憩所のUbah Shelterは何故か2つに分かれてました。トイレがある建物はこのちょっと先にあります。ここでもちょっとだけドリンク休憩。

 

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入山者数が少ないので、登山道に誰もいないという瞬間もけっこうあります。同じ世界遺産の富士山はあんなに激混みなのにね…。休憩所にゴミ箱もあるから落ちてるゴミも少なかったです。

 

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両側が切れ落ちてる開けたところに出ました。地震で崩れたところみたいです。お天気が良ければここからキナバル山が見えるはずなんだけど、かなりどんよりな曇り空…。でも、この曇りのおかげで暑くなく歩けてたので、翌朝のRaban Lataからピークの往復だけでも晴れてくれるといーなって祈りながら歩いてました。

 

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1.5kmを通過~。じりじりと進んでいます。

 

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こーゆー道、好き♡前日にKinabalu Park内のトレッキングルートを歩こうかなと思ってたけど、宿に着いた時間も遅めだったし、体調もよくなくて断念したんだけど、これで十分だったかも。Botanical Gardenにはちょっと行きたかったなぁ…

 

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カワイイお花見っけ~!これも日本にも咲いてそうなお花…

 

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キナバル山はヘリでの輸送はせずに、必要物資を全てポーターが運んでます。なので、スゴイ数のポーターとすれ違います。運んでるモノは食材から登山道整備の資材までいろいろ。かなり早めのペースで歩いてるから、みんな汗だく…

 

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急な階段は迷わず手すり使っちゃうよ~(笑)

 

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2km地点。今日の行程の1/3です。ゆっくり歩いてるから、まだまだ全然ヨユーって感じでした。

 

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ちょっと石がゴロゴロしてきた…

 

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ドウダンツツジに似てるな~

 

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3つ目の休憩所のLowii Shelterでおやつ休憩。前日にGaya StreetのKENG WAN HINGで買ったBlack Bean Backed Buns(あんぱん)を食べました。Pinapple Backed Bunsもパイナップルジャムが入ってて美味しかったから、追加で買って持って来ればよかったなー、なんて考えながら例のマレーシア人グループと一緒にあんぱんでリスに餌付け(笑)。食べ物を放置しておくと、こいつらに盗られちゃうので注意が必要です。

 

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階段登りたくないから歩荷さんみたいに左側を歩きたかったけど、ちょっとツルっとして滑りそうだったので安全をとって階段を登りました。なんといっても安全第一!

 

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ジャングル、ジャングル~♪ 日本のお山と植生が全然違うから歩いてて楽しかったな。

 

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イタがベルフラワーって言ってたお花。めっちゃカワイかったのにブレブレ写真しか撮れなかった…(泣)

 

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今回、イチバン綺麗に撮れたキナバル・バルサム。めっちゃカワイイ♡

 

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シダが木からモジャモジャ生えてる。

 

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2.5km地点。もうちょっとで半分…

 

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少しずつ岩っぽいところが増えてきました。

 

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もちろん、相変わらず階段もあるけどね。

 

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これまた日本にも咲いてそーなお花…

 

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3.0km地点に到着!!半分まで来ました。このアタリから下山するヒトとかなりすれ違うようになりました。途中ですれ違った日本人のオジサンに今日は6人くらい日本人が登ってると教えてもらいました。ちなみに、オジサンは登ってくるヒトをカウントしながら下山してて、自分は今日の登山者の67番目だそーです。長い下りになるからいい気晴らしかも?(笑)

 

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うわー、めっちゃガスってきた。雨さえ降らなければガスってても別にいいんだけど、雨が降ったらやだなって思ってました。

 

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前を歩いてるピンクバッグを背負ったヒトは例のマレーシア人グループのガイド。ポーターもいるけど、ガイドもお金を払えば多少の荷物なら持ってくれます。自分がマレーシア人グループと同じくらいのペースで歩いてたから、イタはこのガイドとよくおしゃべりしながら歩いてました。

 

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重い荷物を持ったポーターにどんどん抜かれます…(汗)

 

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4つ目の休憩所、Menpening Shelterでもおやつ休憩(笑)。そんなにガシガシ歩いてなくてもおなかは空くみたい。成田からのマレーシア航空の機内食で出てきたどら焼きを半分食べました。さっきのあんぱんもおいしかったけど、やっぱり日本の食べ物はおいし~♪ 休憩所からしばらくして3.5km地点を通過。

 

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DANGER ZONEだって。さっさと歩けって書いてあったけど…

 

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マレーシア人グループが写真を撮ったりしてて、スタッグしてました(笑)。でも、どのあたりが危なかったのかはよくわからなかったな。

 

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岩場になってきました。土の色も変わってきたみたい。ボチボチキツイ登りです。

 

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5つ目の休憩所のLayang-Layang Shelterに着きました!ランチにしまーす。ほとんどのヒトがここでランチするみたいで、かなり混みあってました。ここには小屋もあるけど(右手前に写ってるヤツ)、登山者用ではなくスタッフ用みたいです。下山時にイタが何かを記入してました。かなりガスってて、少し風もあって、標高も上がってきて涼しかったのでソフトシェルを着て休憩しました。

 

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本日のランチ〜♪ これ以外に、ゆで卵2つ、オートミールクッキー2袋、チョコレートバー、リンゴ、500mlの水が紙袋に入ってました。他のヒトのブログでこのランチを見てて、味が無さそうに見えたので、成田空港のマクドナルドでケチャップをもらってきてたんだけど、ホントに味がなかったから持ってきて大正解でした(笑)。他のヒトのランチボックスを覗いてみたけど、内容はツアーによって違うのかも?サンドイッチとかナシゴレンとか様々…。ちなみにマレーシア人グループは、宿で作ってもらってたので宿泊パックに含まれてないみたいです。こーゆーところでもマレーシア人と外国人の価格差が出るんだね。

 

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このお花なんだろ?うつむき気味でよく見えなかった…

 

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汗が冷えて寒くなってきたのでカラダが冷え切る前に出発~。すぐに4km地点に到着しました。ということで、あと2/3です。かなりフォギーで、ポツポツきてるから雨が降ってくるのかな?って思ったけど、イタが『雨じゃない。ただの雲。木に水滴が溜まって落ちてきてるだけ』ってゆーので、レインは着ないで歩き続けました。この後、樹林帯にいる間はずっとポツポツきてて、雲?霧?でザックはちょっと湿ったけど、結局、イタの言う通り雨は降りませんでした。

 

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黒いコケ…かな?

 

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ちょいピンボケだけど、クチバシみたいなカワイイお花♡

 

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これはランっぽいなぁ…

 

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蕾がピンク色でカワイイ~♪

 

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小さいお花の集まり…

 

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この木は何故か若葉が赤いんんだよね。

 

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長い石段の登りのおかげでだんだんカラダが暖まってきました。

 

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ちょっと遠いけどピンク色の濃いお花…

 

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うーん、遠い…。でも、これしか見かけなかったんだよね。

 

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そして、NpepenthesVilosa(ビロードウツボカズラ)!!!アチコチたくさん咲いてるのかなーって思ったけど、ここともう1ヶ所でしか見れませんでした。しかも、自分でみつけられずイタに教えてもらっちゃいました。

 

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葉っぱの上に乗ってるみたいなお花…

 

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下の方でも見かけた毛がたくさん生えてるお花…。なんか気になってまた撮っちゃった。

 

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少し傾斜は緩くなってきたけど、まだまだ登ります。

 

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南国っぽいお花!

 

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そして、4.5km地点を通過。

 

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気づけば植生が変わってきてました。シダっぽい感じじゃなくなってきたな…

 

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岩場っぽいところも増えてきたけど、ちゃんと登りやすくなってます。

 

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開けたーっ!と思ったけど、やっぱりまだ雲の中…。残念だけど仕方ないです。雨が降ってないだけいいかな。

 

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なかなか急な登りが続きます。かなり木が低くなってきて開けてきたから、晴れてたらめっちゃ眺めがよさそう。

 

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これも日本で咲いてそうなお花。

 

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白椿みたいなお花。このお花も蕾がピンク色でした。

 

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6つ目の休憩所のViilosa Shelter付近からは、キナバル山がよく見えるはずなんだけど、相変わらず残念なお天気だったので代わりにタンポポを撮影(笑)。標識が上がってきたし、雲の中にいて、さすがにちょっと涼しくなってきたのでソフトシェルを着ました。やっぱりソフトシェルは持ってきてよかった。レインだと蒸れるし、フリースじゃ暑いし湿っちゃうもんね。

 

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あー!これも日本で咲いてるお花だ!名前が思い出せないけど…

 

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開けたところからまたちょっと樹林帯に入って行きました。

 

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5km地点まで来ました!そして、遂に3000m超え。でも、この残り1kmが今回の登山で一番キツかったかも。標高が上がって酸素が薄くなってる上になかなか急な登りが続きました。

 

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さっき見た白椿みたいなお花の実みたいです。

 

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鮮やかな朱色のお花…

 

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イタがシャクナゲって言ってたけど、ホントかなぁ?

 

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ちょっと濃いピンクのシャクナゲ?ホントに??

 

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いやいや、さすがにちょっと足取りが重くなってきたよ。元々ゆっくり歩いてたけど、立ち止まる回数が増えてきました。でも、それは周りのヒト達も同じ。マレーシア人グループと途中から同じペースで歩いてたタイ人の2人組と励ましあいながら登って行きました。

 

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1km切ってからは、100m毎に逆カウントの標識がりました。何故か900mは見落としちゃったけど…(汗)。でも、この親切な標識が自分にとっては逆になかなか着かない感を感じさせてくれちゃいました。

 

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全然、息苦しいとか頭痛いとか心拍数が上がってるとかはないんだけど、足が重くなってきたのはやっぱり標高が上がってきたからなのかな?

 

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あと700mです。ポーターのオニイサン達がイケメンだった(笑)

 

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フチが赤い葉っぱ。お花みたいだねぇ。

 

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あと600m…。なかなかキツイ登りが続きます。このアタリでマレーシア人グループの1人が高山病にかかっちゃってて、めっちゃ苦しそうでした。

 

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傾斜が緩いところはサクサク歩けそうだけど、明日のためにも体力温存でペースは変えずにゆっくりと歩き続けました。

 

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これもお花…かな?

 

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7つ目の休憩所Paka Shelterでももちろん休憩。ここの休憩所にはトイレなかった気がします。でも、あとちょっとだからあまり休まずにすぐに歩き始めました。このアタリから岩がゴロゴロしてきたので、足元に気をつけながら登って行きました。

 

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これもラン系のお花かなぁ?

 

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あと、500m…。なんかめちゃくちゃ100mが長く感じるんですけどっ

 

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岩ゴロゴロの登りが続きます…

 

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えっ?もしかして、サルオガセじゃない?!

 

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あと、400m…

 

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見回すとこんな感じ。晴れてたら違う景色が見えてたんだろーけど。でも、植物が高山っぽくなってきました。

 

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あと、300m…。マレーシア人グループのガイド、荷物が増えてる(笑)。高山病になっちゃったり、足が攣っちゃったりしたヒトがいたから持ってあげてるんだね。

 

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ふぃ~、この登りキツイ…

 

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Waras Hutが見えてきました。スタッフ用の小屋だったかな?200mの標識は見かけなかったけど、ここが200mだったのかも。あと少しだってゆーのにちょっとだけ休憩…

 

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ミヤマキンバイにそっくりなお花。

 

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そして、残り100m!これを見て急に元気が出て登るぞ~っって気合が入ったのに…

 

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たぶん100mも歩かないうちに、標高3,272.7mのPanar Laban Base Campに着きました。やったー!広場みたいなところはヘリポートで、目の前に見える大き目の白っぽい建物が泊まるLaban Rata Resthouseです。相変わらずアタリは雲に包まれていてキナバル山は見えなかったけど、無事に歩いてこれてよかった~♪ 9:00ちょっと前に出発して15:00に到着したので、休憩込みで6時間くらいかけて登りました。 かなりゆっくり歩いて休憩もたくさんとったので、少しふくらはぎに張りを感じたものの疲れはほとんどなかったです。

 

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②に続きます…

2019年2月24日 武尊山(日帰り・雪山)

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リフトトップ~剣ヶ峰山~武尊山~剣ヶ峰山~リフトトップ

 

高気圧に覆われるとゆー予報だったので、シーズン中に1回は行っておきたいなって思ってた武尊山にソロで行って来ました!前回行ったのは3年前…。あの時は途中からお天気がイマイチだったけど、今回は予報が大当たりでめっちゃ快晴で大満足の山行になりました。

 

チケット販売が7:30からなので、その時間を目指しておうちを出ました。薄雲が出てたけど概ね晴れてたので、そのうちなくなるかなーと思いながら関越道を走って行きました。さすがに終日晴れて気温も高い予報だったのでけっこう車が多くて、高崎あたりで少しだけ渋滞したけど、10~15分くらいだったので問題なかったです。もうちょっと遅く出てたら、もっと渋滞したかもね…(汗)。沼田ICで降りて、川場スキー場に向かいました。川場田園プラザに車を置いて8:00のシャトルバスに乗って行くことも考えたけど、川場スキー場のtwitterを見たら“積雪・凍結なし”とのことだったので車で向かってみることにしました。スキー場の途中までは完全にドライだったけど、スキー場の500m前くらいからウェットになってきて、残り200mくらいは下り車線は雪が薄っすら雪が積もってました。

 

日当たりの良さそうなところに車を停めて、準備してからチケット売場に向かったらすでにけっこうな列ができてました。急いで登山届を書いて列に並んで、やっと自分の番が来たと思ったら『車のナンバーがわからないとダメなんですよー』って言われて、スマホに入ってるはずの画像探したけど見つけられずに駐車場に戻ることに…(泣)。チケット売場に戻ったらさらに列は長くなってたから、早めに並んでてよかった。

 

リフトを2回乗り継いでリフトトップに向かいます。リフトから稜線を見てるだけですでにウキウキ♡

 

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リフトに乗ってる時は涼しかったけど、リフトトップに着くとすでに日差しが暑かったのでポーラテックアルファのジャケットは脱いでベースとフリースのみに。ピッケルは剣ヶ峰の下りだけでいーかなーと思ってたけど、実は最初がけっこうな急登だし、雪のコンディションがわからなかったので念のためアイゼンとピッケルも装備して、真っ青な空に向かって出発です~♪ 

 

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ちょっと登ると少し平坦なところに出ます。ここからすでに真っ白な上越のお山たちが見えてました。

 

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尖った西峰の奥には浅間山も…

 

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遠くには八ヶ岳も見えました。左側に見えるのは南アルプスかな?

 

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ここからしばらく急登になります。雪は柔らかめだったけど、トレースがしっかりついてたので助かりました。それにしても全く霧氷はなさそうで残念(涙)

 

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なんか枝がキラキラしてるな~って思ったら、氷の塊が付いてました。

 

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お日さまで氷がキラリーン☆

 

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めっちゃ尖ってる!これは透明だから霧氷じゃなくて雨氷なのかな??

 

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急登が終わって緩く登って行きます。真っ青な空に吸い込まれそうだ~っ

 

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霧氷は辛うじてついてるけどモンスターはいません…(泣)。モンスターが大きくなってから来たいと思ってたけど、モンスターどころか雪がなくなっちゃいそーだもん。こんな暖かくなってきちゃうと。

 

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剣ヶ峰山が見えてくるとすでにピークに立ってるヒトも見えました。ワクワクだなぁ♪

 

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左手にはもちろん上越のお山たち。早く上から眺めたいっ

 

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シャクナゲはこんなにグッタリしちゃってるけど、春には綺麗なお花を咲かせるんだろーね。ガンバレー!

 

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キレイな曲線…

 

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透明な氷と白い雪がくっついてる。雨氷なの?霧氷なの?

 

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剣ヶ峰山を眺めながら歩いて行きます。

 

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祠でお参りしてから剣ヶ峰山に取り付きます。ちょっと急な登りだけどあっとゆー間にピークに着きます。

 

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ニョキっと上に伸びてる。どーやったらこーなるの?

 

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剣ヶ峰山はめちゃめちゃ眺めが良くてしばらくのんびりしたいなって思うけど、痩せ尾根状になってて邪魔になるからどんどん進みまーす。って思ったけど、下りで渋滞中だったので周りの山々を眺めながら待ちました。

 

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薄っすらだけど富士山も見えました!

 

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浅間山四阿山草津白根山火打山方面…

 

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苗場山谷川岳朝日岳巻機山方面…

 

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クマちゃんがいたよ。誰かの忘れ物?

 

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剣ヶ峰山からの下りがこのルートでここが唯一の難所?なんだけど、下り始めは雪が少なくて岩が完全に出ててほぼ岩場になってたから、夏山の岩場の登り下りしたことがあれば問題ないレベルでした。前のグループはロープ使ってたけど…。雪がガッツリ積もって、岩が出てない時にはクライムダウンした方がいいかもね。でも、ヒトがたくさん入るからだいだいステップができてそうです。

 

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どんどん下りたいところだけど前のグループがめちゃゆっくりなので、途中で止まってこれから歩く尾根を眺めながら待ちました。何気にアップダウンがあるんだよね~

 

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途中からはしっかり雪が積もってたので、しっかりアイゼンを利かせて下りられました。ピッケルはずっとブラブラ持ちながら歩いててかなり邪魔だったんだけど、ここでも使わなかったから必要なかったな…

 

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振り返って剣ヶ峰山。今下ってるヒトはクライムダウンしてるけど、コワイと思ったらコレが正解です。自分にとってこのルートのメインは間違いなく剣ヶ峰山だなぁ。武尊山の山頂まで行けば360°の展望があるけど、剣ヶ峰山の方がアトラクション感が強いよね(笑)

 

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うわー、大きなエビのしっぽがありました。

 

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どんどん下ってから剣ヶ峰山を振り返ります。キレイだねぇ♡

 

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これから向かう武尊山もキレイだけどね。

 

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トラバースしながら下って行きます。このアタリの雪はフカフカ

 

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前に来た時はもっと藪が出ちゃってて、アイゼン引っかけたりして歩きにくかったけど、今回はしっかり埋まっててくれました。トレースの位置がよかったのか?雪の量が多いのか?

 

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もう少し先の鞍部まで下ります。帰りは登り返しになるんだよね。登る体力を残しておかないと…

 

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鞍部から武尊山に登って行きます。なかなか急な登り…(汗)

 

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下山の時に写真を撮ろうと思ってるのに、ついつい振り返って撮っちゃいます。だって、綺麗なんだもーん(笑)。今日は1日中晴れ予報だけど、もしかしたら曇ってくるかもしれないし、お日さまの高さによって見え方も違っちゃうしね。

 

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どんどん登って行きます。めちゃくちゃ暑い~っ(汗)

 

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下の方はクラストしてたけど、このアタリはグサグサ…(汗)。日当たりがいいからね~。トレース外すと腿くらいまで踏み抜いちゃいました。

 

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少しだけ木の間も登って行きます。コメツガかな?

 

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急な登りが終わってちょっと一息です。エビのしっぽと武尊山

 

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振り返ると剣ヶ峰山が遠くなってきました。続々とヒトが登って来ます。

 

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ここからしばらくは緩やかに登って行きます。

 

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青空に映える氷のオブジェ…

 

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ここからが山頂稜線へのちょっと急な登り。前に登った時とずいぶんルートが違いました。最初にトレースつけたヒト次第かな?

 

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山頂直下まで来ました。モコモコした雪のオブジェの間を登って行きます。

 

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シュカブラ???鱗みたい…

 

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谷川岳にあった雪の造形物も小さいけどできてたよ~。これからドンドン育つかな?

 

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さすがに山頂付近はモリモリだねぇ。

 

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賑やかな声が聞こえてくると最後の登り…

 

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ということで、山頂に到着です!こんないいお天気だからめっちゃ混雑してるかと思ったけど、そこまでヒトは多くなかったです。

 

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ヤマトタケルを経由して中ノ岳まで行こうかと思ってたけど、今日は早めに帰りたいからやめました。もっと雪がいっぱいの時に行きたいしね。奥に見える2つのピークは日光白根山皇海山かな?

 

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お昼近くになっても霞みはなく、周りのお山たちが360°ハッキリ見えました。まずは仙ノ倉山苗場山谷川岳白毛門、朝日岳巻機山

 

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あれ?ちょっと被っちゃった(汗)。朝日岳巻機山、八海山、中ノ岳、魚沼駒ヶ岳

 

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八海山、中ノ岳、魚沼駒ヶ岳平ヶ岳至仏山会津駒ヶ岳、燧ヶ岳…。もっとたくさんのお山がちょこちょこ見えてたんだけど省略します。

 

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仙ノ倉山苗場山火打山谷川岳、茂倉岳。イチバン左に薄っすら見えてるのは小蓮華岳っぽい。

 

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笠ヶ岳朝日岳

 

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柄沢山、巻機山

 

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小沢岳、八海山。

 

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八海山、中ノ岳、魚沼駒ヶ岳、兎岳。

 

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荒沢岳平ヶ岳

 

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笠ヶ岳至仏山、景鶴山。

 

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会津駒ヶ岳、燧ヶ岳。

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日光白根山。女峰山と男体山もちょっとだけ見えてました。

 

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うーん、いい眺めだぁ♡奥多摩、富士山、奥秩父南アルプス八ヶ岳中央アルプス浅間山赤城山榛名山などなど丸見えです。

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山頂はヒトが多くなってきて落ち着かないし、ちょっと風もあったから山頂から少し下ってみました。

 

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ここの裏側で風を避けて、剣ヶ峰山やその他のたっくさん見えるお山たちを眺めながらランチ~♪ ポカポカ暖かくてサイコー!

 

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乗鞍岳かなぁ?

 

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左は御嶽山かな?右は湯ノ丸山だよね?なんと、槍ヶ岳まで見えちゃいました~♪

 

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剣ヶ峰山、カッコイイなぁ。

 

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剣ヶ峰山ピークのアップ!あんなカタチしてるんだ…

 

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のんびり休憩できたのでそろそろ下山します。

 

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この雪の塊が風でユラユラしてて、今にも飛んで行きそうだったのがめっちゃ気になりました(笑)

 

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上越のお山を眺めながら下って行きます。

 

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羽ですか?!(笑)

 

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谷川岳に比べたら控えめだけど、いい感じに育ってます。

 

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同じような写真を撮りながら戻ります(笑)。この時間でも登ってくるヒトがけっこういました。みんなかなり暑そうでベースだけで登ってるヒトがけっこういました。きっと、スキーバスで来るとこんな感じの時間になっちゃうんだよね…

 

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また羽見つけちゃった(笑)

 

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木についた雨氷?霧氷?がお日さまに照らされてキラキラしてるよ~

 

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こんなのが木にたっくさんついてました。どーしたらこんなことになるの?

 

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こんなイボイボな感じもありました。

 

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剣ヶ峰山を眺めながらグイグイ下って行きます。

 

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あっとゆー間に鞍部まで下りきって、剣ヶ峰山に向かって登り返します。前回はこの登り返しにちょっとグッタリしたけど、今日は全然疲れてないからヨユーです。

 

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登って…

 

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登って…

 

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登って…

 

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トラバースして…

 

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さらに登って行きます。

 

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剣ヶ峰山の山肌がテカってました。あのアタリは凍ってるのかな?剣ヶ峰山の右側を見ると遭難者を探してる県警の方々がいらっしゃいました。ヘリも飛んでたしね。早くみつかるとよいけど…

 

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剣ヶ峰山に取り付きます。最初の登りで直登してるヒトが3人いたけど、自分は朝と同じくトラバースルートを進むことにしました。

 

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トラバースルートも最後はけっこう急なんだけどね。上にいるグループは直登してきたヒト達です。

 

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ピークに登って行くヒト達。ピークで写真を撮りたいから、ちょっとヒトが少なくなるのを待ちました。

 

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ヒトが減ったのを見計らって登って行きます。

 

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この岩のところが核心部かな?

 

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ということで、剣ヶ峰山に戻ってきました!ぼっちでピークからの絶景を静かに眺めるのを楽しみにしてたのに、女子2人組がずーっとキャイキャイ写真を撮ってて動く気配なし。そのうちに他の登山者がどんどん登って来ちゃったので諦めて下ることにしました。

 

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こっち側の下りはなだらかなんだよね。赤城山を眺めながら下って行きます。

 

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モンスターには会えなかったけど、不思議な雨氷?霧氷?はたくさん見れたので大満足です♪ めっちゃキレイだった!

 

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さすがに午後になると残雪期の春山みたいにグサグサでした。気温高かったからね…。急な下りも全然アイゼンきかないから、滑るよにして下りました。シリセードしてるヒトもいたけど、このコンディションだとあんまり滑らなそうでした。

 

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リフトトップに戻って、リフトを乗り継いで、ICカードを返却して500円のデポジットを受け取って駐車場に戻りました。駐車場は、自分が停めた2階はすでに帰ったヒトがけっこういてチラホラ空いてたけど、立体駐車場から出てみると外の駐車場もかなり下まで満車になってました。このお天気だもんね~。ちなみに、帰りは予想通り完全に道路の雪は溶けてて全く問題なかったです。

 

下山の時にリフト乗り場のおじさんに『年に4〜5回あるかないかのいい天気だよ!よかったねー』って言われて、帰ってきてレコみたら、今日は300人も入ってて今期最高人数だったらしかったです。でも、そんなに混んでる感じはしなかったなー。谷川岳は400人も入ったらしく、登山道が渋滞してるってTwitterに書いてありました。谷川岳はそーなると思ってたんだよね…。モンスターには会えなかったけど、めちゃくちゃいいお天気で360°の大展望が眺められたからホントに行ってよかったです。迷ってた木曽駒ヶ岳は、途中からお天気悪くなってきたみたいだったから、選択は間違ってなかった〜♪

 

来週は、初の海外登山に行ってきます!無事に登れますよーに☆

2019年2月17日 黒斑山~蛇骨岳(日帰り・雪山)

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高峰高原ホテルP~車坂峠~(表コース)~槍ヶ鞘~トーミの頭~黒斑山~蛇骨岳~黒斑山~トーミの頭~(中コース)~車坂峠~高峰高原ホテルP

 

薄っすら粉糖がかかったガトーショコラは秋に見たけど、やっぱりミルクプリンになった真っ白な浅間山が見たいな~と思って、お仲間さん達と黒斑山&蛇骨岳に行って来ました!最近、あんまり雪が降ってなさそうだったし、前日も暖かかったから、あんまり期待はしてなかったんだけど…

 

お仲間さんにピックアップしてもらって車坂峠へ。関越道は渋滞することもなく、快晴の空の下をスルスル走って行きました。でも、佐久に近づくに連れて見えてきた浅間山はかなり茶色くて、ちょっとだけテンションダウン。車坂峠に9:00過ぎに着いた時は、ビジターセンターの駐車場はすでに満車だったので高峰高原ホテルの駐車場に停めました。それでも最後の1台でギリギリ。その後もたくさんの車が到着してたけど、みんなアサマ2000の駐車場に停めたのかな?

 

駐車場から見た八ヶ岳は先っぽが辛うじて白いって感じ。3月に入ったら赤岳とか権現岳とか登りたかったけど、今年は無理かなぁ。たっぷり雪がなかったらつまらないもん。

 

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気温は-7℃だったかな?風はけっこう強かったです。雪はかなりしまってて、凍ってはなかったからツボ足でも行けそうだったんだけど、途中、強風の寒い中でアイゼンをつけることになるのはイヤだったから最初からアイゼンをつけることに。 でも、今日のコンディションだったらチェンスパがベストだったかなって感じです。

 

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登りはもちろん眺めのいい表コースからです。歩き出しても木には全く雪も氷も付いてません。積雪量もかなり少ない気が。うーん…

 

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羽みたいな雪の結晶?霜の結晶見つけました。フワフワしててキレイだったな。

 

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車坂山を登ってから一旦下ります。何回来てもココの下りはもったいないって思っちゃうんだよね。

 

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黒斑山が見えてきました。上の方だけ少し白いけど、駐車場で見たときよりも白い部分が減ってる気がしました。

 

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こんな感じ。お山全体が真っ白でもいい時期なのにね…

 

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雪は少ないものの、ゴロゴロした岩は隠れてくれてたので歩くのはかなり楽チンでした。

 

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少し開けたところからは、八ヶ岳はもちろん北アルプスもズラーっと見えました。

 

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ゆるゆると登って行きます。

 

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樹林帯は風がなくて暑くなってきちゃったし、このアタリから急な登りになるのでボーラテックアルファのジャケットは脱いで登って行きました。

 

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何故かここだけしっかりトレースついてました。登りやすかったです。

 

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開けたところに着くと休憩してるヒトがたくさんいました。ここは眺めもいいし、休憩ポイントだよね。

 

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高峰山に篭ノ塔山、水ノ塔山。そして、後にはちょっと雲がかかってるけど北アルプスも見えてました!

 

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四阿山も見えてました。蛇骨岳からもっとよく見える予定。

 

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毛羽立ってる霜?

 

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グイグイ登って行きます。岩が出てないから自分で歩幅調整できて夏道よりもサクサク歩けちゃいます。

 

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急な登りがあってもずっとは続かず、平坦なところもあります。

 

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階段手前の癒しの道(笑)。黒斑山方面を見てみると朝よりもずーっと霧氷が少なくなってました。急げ~っっ!

 

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例の登りにくい木の階段も雪でしっかり隠されてました。雪が少ないといわれてるけど、それなりには積もってるんだね。それにしても、階段が坂道になるだけでこんなに登りやすとは。苦手な階段がなくてヨカッタょ…

 

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相変わらず雲がかかってるけど、穂高岳槍ヶ岳のアップ~♪

 

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浅間山が見えてきたけど、やっぱり雪は少なかった…(泣)

 

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避難小屋が出てくれば槍ヶ鞘はもうすぐです。

 

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サクサク登って槍ヶ鞘に到着です。雪は少ないけど、相変わらずいい眺め♪ 

 

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すでに前掛山の山頂にヒトがいました。秋に行ったからルートはわかってるけど、途中の雪の状態がわからないとカメ足の自分は時間が読めなくて行けない…。雪の状態によってはめっちゃ時間かかりそうだし。

 

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樹林帯から出たから風はちょっと強くなったけど、トーミの頭への登りはけっこう急なのでジャケットは着ないでそのまま歩くことにしました。

 

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煙突みたいな岩。よくあのカタチのまま保ってるよね。地震とかで崩れないのかな?

 

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 かなり薄っすらだけど、富士山も見えました。

 

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ルートあるみたいだから、剣ヶ峰山にも登ってみたいな。

 

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トーミの頭に向かって登ります。ここも雪で岩が隠されてるから楽々~♪ でも、雪が少なくて地面が露出しかかってたところがあったよ…

 

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そして、トーミの頭に到着です。やっぱりココからの眺めはサイコー!黒斑山に行かなくてもにここまでで十分に満足できちゃうよね。

 

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湯の平高原のカラマツも黒々としてました。これはこれでキレイなんだけど、一面真っ白な景色を見たかったなぁ。

 

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第一外輪山の黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳。秋の紅葉した感じもよかったけど、雪の積もったこの感じもめっちゃいい!

 

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ヒトの多いトーミの頭を後にして黒斑山に向かいます。このアタリは樹林帯なのに何故か風がよく通って、トーミの頭より寒かったぁ。上を見上げると霧氷が風ですごい勢いで飛ばされてました。どーりでどんどん霧氷が少なくなるワケだ(汗)。そして、ここが今日イチバン寒かった…

 

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なかなか霧氷が出てこないから全部風で飛んじゃったのかな…って思ってたら、やっと出てきました!わーい♪

 

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霧氷ってる木が増えてきました。自分はウキウキして写真ばっかり撮って全然進まないのに、お仲間さん達はどんどん進んでく…

 

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小さいエビのしっぽもありました。

 

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真っ青な空に映える霧氷。キレイだなぁ…

 

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霧氷の森を歩いて行きます。お仲間さん達はいなくなっちゃった(笑)

 

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自然の芸術だねぇ…

 

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もっと、モコモコになぁれ!

 

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お仲間さんがオナカが空いた~ってことで、黒斑山に着く前にランチ休憩にしました。黒斑山の山頂は混んでそうだしね。狭い見晴しポイントだったんだけど、お仲間さん達は風を避けられたみたい。…というのも、自分は風の通り道にいて、実はランチ中もめっちゃ寒かった~(泣)

 

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こんな小さいお花みたいな霧氷も…

 

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黒斑山はやっぱりたくさんのヒトで賑わってました。半分以上のヒトが黒斑山までなんじゃないかな?

 

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自分たちは更なる絶景を求めて?蛇骨岳に向かいまーす。

 

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キラキラな霧氷の森…

 

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樹林帯から出て絶壁の上を歩いて行きます。谷側は踏み抜いたら落ちちゃうよ~

 

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ガトーショコラにホイップクリームを添えて…

 

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振り向くとこの景色!美しい~☆

 

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再び霧氷の樹林帯に入って行きます。同じような景色が続くけど全然飽きません。

 

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樹林帯から出たところで白くお化粧された木々のアップ!全体的にこんな感じだったらよかったのに…

 

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この道はホントに気持ちいーね。秋に歩いた時はドロドロで最悪だったけど…。このアタリで山側を少し整地してランチにしてもよかったかもね。

 

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あまりに美しすぎて、何度も何度も写真を撮っちゃう。

 

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鳥みたいなカタチのツララ…

 

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わわわっ、キレイ!!

 

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真っ青な空に霧氷が映えます。

 

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蛇骨岳が近づいて来ました。

 

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コレを見てコーフンしてるのは自分だけ。お仲間さん達は興味がないのか素通りです(笑)

 

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黒斑山からは基本的に下り基調なんだけど、ここでググっと下ります。

 

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蛇骨岳が見えてきました。たくさんのヒトがいます。

 

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黒斑山アタリよりも風が強くないのか、霧氷が風に飛ばされずにたくさん残ってました。

 

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エビのしっぽも…

 

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蛇骨岳手前の岩に登っちゃいます。やっぱり、高いところには登っておかないとでしょ。

 

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うわ、かなり雲が出てきちゃったな…

 

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山頂付近にガッツリ雲がかかっちゃった四阿山。また、モンスター見に行きたいなぁ。

 

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岩から下りて蛇骨岳に到着です。風はほとんどありませんでした。時間的なものなのか、場所的なものなのか…

 

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めっちゃ霧氷ってる!

 

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仙人岳までは行くつもりはなかったけど、眺めのいいところまで進んでみました。秋にランチしたところアタリかな?鋸岳に続く稜線と浅間山をしばらくみんなで堪能しました。

 

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来た道を戻りまーす。

 

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来た時と同じ道なので樹林帯を出たり入ったりを繰り返しながら緩く登って行きます。

 

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強風の時はこーゆーところも危ないのかも。今日はピッケルは持ってこなかったけど、コンディションによってはピッケルも必要かもね。

 

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今にも風で飛ばされそうにヒラヒラしてるエビのしっぽ…

 

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相変わらずキラキラな樹氷の森…。もーすぐ終わっちゃうのが残念過ぎる。

 

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1匹だけモンスター見つけた!!

 

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ゆるゆる黒斑山まで登り返して、黒斑山からは下ってトーミの頭に戻って来ました。第一外輪山も見納めです。

 

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中コースの分岐に向かった下って行きます。

 

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下ってきたところを振り返って。朝、雪が薄かったところはすっかり雪はなくなって地面が露出しちゃってました。

 

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中コースから下山します。こっちのコースも雪が積もってるからめっちゃ歩きやすい~♪ おかげで下るのが早い、早い(笑)

 

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中コースで唯一、見晴しのいいところ。休憩せずにこのまま下山します。

 

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最後まで晴れのまま車坂峠まで戻ってくることができました。あ~、楽しかった♪

 

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3回目の雪の黒斑山は、あまりに雪が少なくて最初はテンション下がっちゃったけど、快晴だったし、ちょっとだけ霧氷も見れたし、寒さもそれほどではなかったし、とりあえず気持ちよく歩けたから行ってよかったです。でも、やっぱり今度はもっとガッツリ雪が積もった時に行って、真っ白な霧氷の森を歩きたいなぁ。ちなみに、黒斑山までなら距離的にも短いし、軽アイゼンで問題ない感じだから雪山初心者さんには最適です。

 

ますます雪山に行きたくなってきちゃったから、来週はどこのお山に行こうかな?自分の車で行けるところは限られちゃうから、お天気次第だったりもするんだけど…

 

以下、装備備忘録。上は、メリノベース(厚手)、フリース(中厚)、ポーラテックアルファジャケットは着たり脱いだり、下は、メリノタイツ(厚手)、中綿パンツ、足元は、冬靴、メリノソックス、ゲーター、その他は、メリノビーニー、サングラス、アイゼン、ストック。ネックゲーターは持ってたけど使用せずでした。

2019年2月10日 大高取山(日帰り)

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越生駅越生梅林~自然休養村センター(梅の駅)~登山口~大高取山(神ノ倉山)~越生駅

 

いいお天気になるのはわかってたけど、雪と路面凍結が心配だから電車でアクセスできるお山に行くことに。風が強そうだったから丹沢に霧氷が付くかもしれなかったから久々に塔ノ岳にでも登ろーかなって思ったんだけど、やっぱりバカ尾根はあんまり好きじゃなくて登る気になれず(苦笑)。結局、ちょっと早いウメの花に会いに越生梅園&大高取山にソロで行って来ました!

 

お昼から雲が増える予報だったのにもかかわらず、のんびりおうちで朝ゴハンを食べてから出発~。電車にゴトゴト揺られて越生駅に着いたのは10:30過ぎ。しかも、電車とバスの接続が悪くて30分以上待つ感じだったので、バスを待たずに車道をテクテク歩いて越生梅林に向かいました。このアタリはあんまり雪は降らなかったみたいで、雪は日陰にちょこっとあるくらいでした。歩いてるうちにだんだん薄雲が出てきちゃたので、ちょっと急ぎ足で歩きました。

 

30分ちょっと歩いて越生梅林に到着です。さすがに駐車場も空いてました。入口のところの白いウメ。清楚な感じがいいね♪

 

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入口のところにはフクジュソウも少しだけ咲いててくれました。

 

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道中のウメもまだ咲いてない木が多かったからどーかなーと思ってたけど、やっぱり全然早かった…(汗)。圧倒的に蕾が多かったです。

 

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それでも、真っ青の空に咲く白いお花はカワイイ♡

 

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咲きたてフレッシュです。

 

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丸い花びらがカワイイです♪

 

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イチバンたくさん咲いてたのは濃いピンクのウメ。

 

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それでもかなり蕾は多かったけど…

 

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濃いピンクもカワイイ♡

 

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空にまっすぐ伸びる枝にたくさんのお花がついてます。

 

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透過させてもキレイ~♪

 

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何故か終わりかけのお花もけっこうあった薄いピンクのウメ。

 

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もちろんまだまだ蕾もたくさんありました。

 

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白いウメをバックにしたのはちょっと失敗だったかな(汗)

 

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青い空と濃いピンクのウメをバックに…

 

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タラリーン♪

 

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ピンク色の世界…

 

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ロウバイも咲いてました。いい香り~♪

 

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あいかわらずカワイイ♡

 

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ロウバイも透過させてもステキだよね。

 

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フクジュソウもたくさん咲いててました!

 

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こんな感じで仲良く並んで咲いてます。

 

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まだ咲き始めのお花もあったから、もうしばらくは楽しめそうです。

 

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そして、スイセンも少しだけ咲いてました。

 

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咲いてるところはこんな感じで全く咲いてないところもありました。見頃は来週末以降だね。

 

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気温が低い上に途中から風が強くなってきて、気づいたら手がかじかんできてたので、楽しみにしてた“ひもかわ”を食べに自然休養村センターに向かいました。暖かくておいしい“ひもかわ”を食べておなかいっぱいになって、ちょっとのんびりしたかったけど、本数の少ない八高線の時間に合わせるためにすぐに大高取山へ向かいました。

 

自然休養村センターの裏から整備された登山道をちょっと急ぎ目に登って行きます。ここな武蔵おごせハイキングコースなんだね。まずは階段っぽいところを登って行きます。

 

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キジョランのフワフワ見っけ!真ん中に水滴を溜めててキラキラ輝いてました。

 

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真冬なのに低山だから緑の葉っぱがいっぱいだね。ちょっと癒される~♪

 

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足元にはだんだんシダ系の植物が増えてきました。

 

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真っ赤な実。何だろ?

 

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そんなに急な感じはしなかったけどロープが張ってありました。入っちゃダメのロープかな?

 

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稲荷坂からの登山道との分岐を過ぎて進んで行きます。

 

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ちょっと登りまーす。少しは登らないと山頂つかないしね(笑)

 

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でも、基本的にはこんな感じのなだらかなところが多いです。スライドしたオジサン達に熊鈴つけろって言われちゃったんだけど、持ってきてないょ…

 

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途中から雪がちょっとだけ出てきたけど、チェンスパも必要ないくらいに薄っすら。一応、この時期だから熊鈴は持ってないけどチェンスパは持ってたけどね(笑)

 

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日差しが差して葉っぱがキラキラ☆こーゆーの見ちゃうとちょっとだけ春が待ち遠しくなる。

 

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サヤに入ってるキジョランのフワフワ。こんな風になってるんだね。初めて見た~♪

 

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大高取山の山頂に到着です。ベンチがたくさんあったけど誰もいませんでした。寒いしね…

 

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山頂は都心方面がわざとらしく開けてます。

 

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かなーり薄っすらだけど、筑波山が見えました。

 

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最後の登りで少し汗かいちゃってたので、冷える前に下山しまーす。山頂にもちょっとだけ雪がありました。

 

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ハイキングコースになってるだけあって歩きやすい道ばかりです。

 

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細かくたくさん分岐があったから地図を確認したら、幕岩がイチバン眺望がいいって書いてあったので寄りたい気持ちもあったけど、時間がないので素直に越生駅に向かって下山しました。

 

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下って行くと岩が見えてきました。正面に回って見てみると説明書きがありました。白石様といって信仰の対象になってるとのこと。よくみるとウミユリの化石を見つけられるらしいけど、ちょっと見た感じではみつけられませんでした。

 

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静かでいいハイキングコースだね。この時期はお楽しみはほぼないけど、春になればお花が咲くかな?

 

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しばらく下って行くと地面が白い石っぽい感じになってきました。白石様と同じ石灰岩かな?

 

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最後にはこんな道幅が狭いところもありました。しっかり道はあるんだけどね。どーしてこーなったの?

 

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1グループ+ソロ2人しか会わないまま登山口に下りて来ました。

 

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電車が来る15分前に越生駅に戻って来て、ローカルな八高線に乗っておうちに帰りました。

  

ウメは咲き始めてまだまだまお花は少なかったし、途中で薄雲も出てきちゃって快晴ではなかったけど、ヒトは少なかったし、入場料もかからずウメを見れたからよかったかな(笑)。あと5日で梅まつりが始まるみたいだけど、寒い日が続くみたいだから見頃になるのはまだまだ先かなぁ…。これからあちこちでいろんなお花が咲き始めるから楽しみ♪ まだ、雪山もあちこち行きたいんだけどね。

 

来週は、お天気がよかったら雪山に行きたい~っ!

2019年2月3日 谷川岳(日帰り・雪山)

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天神平駅~熊穴沢避難小屋~天狗の留まり場~ザンゲ岩~肩の小屋~トマの耳~オキの耳~トマの耳~肩の小屋~ザンゲ岩~天狗の留まり場~熊穴沢避難小屋~天神平駅

 

お昼過ぎからは雲が出てきて、夕方からはお天気が崩れそうだったけど、午前中は確実に晴れそう!ということで、たっぷりの雪を楽しみに谷川岳にソロで行って来ました!谷川岳に登るのは、夏に西黒尾根から1回、3年前のお正月に天神尾根から1回登っているので、今回で3回目でした。

 

前日がかなり暖かかったので、もしかしたら谷川岳ロープウェイの駐車場までノーマルタイヤでも車で行けちゃうかも…と思ったけど、お天気が崩れるのが早まって雪が降ってきちゃったりしたら面倒だから車と電車とバスでのアクセスに挑戦してみました。まず、おうちから高崎問屋町駅まで車で向かって駅前の24時間500円打ち止めの駐車場に車を停めました。高速を走ってる時から青空が広がってて、赤城山榛名山谷川岳もクッキリ見えたのでワクワク♪ それから、スキーヤー&ボーダー、そして登山者もたくさん乗っている電車で水上駅へ。高崎には全く積もってなかった雪は沼田駅を過ぎたアタリからだんだん増えてきました。そして、終点の水上駅からはバスに乗って谷川岳ロープウェイへ。バスは新幹線の上毛高原駅から来るので、すでに立ってるヒトもいてけっこう混んでました。土合駅まで電車で行くことも考えたんだけど、土合駅で400段以上の階段を登らなくちゃだし、車道が凍結してたら滑って歩きにくいし、なおかつ登りだし…ってことで、行きはバスを使って楽々アクセス~♪ ベースプラザに着くと、チケット売り場にはめっちゃ長い列…20分くらいは並びました(汗)。ロープウェイに乗るのはほとんど待ち時間なかったので、チケット売り場はなんとかして欲しいです。

 

ロープウェイで天神平に到着すると予想通りの快晴でした!そして、雪もたっぷり。ヤッター♪ ベースプラザには、-4℃、風速5mって書いてあったけど、そんなに寒くない感じでした。いきなり急登になることはわかってたので、ポーラテックアルファのジャケットは脱いで、アイゼンをつけて、ダブルストックです。

 

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たっぷりモフモフの雪だけど、予想通りすでにたくさんのヒトが入ってたのでトレースはしっかりできてました。ワカンが必要だとしたら、ここだけかな?って思ってたので、車に置いてきて正解でした。

 

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最初からかなりの急登。急登だし、暑いしですでに途中で休んでるヒトがポツポツ…

 

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ここを登り詰めると一旦急登は終わって平坦なところに着きます。

 

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急登が終わるとちょっとした展望台みたいなところがあります。みんな写真を撮ったり、休憩したりしてました。まだ登り始めたばっかりなのに、自分も写真撮りまくりです(笑)。だって、真っ青な空に真っ白な谷川岳って、ここですでに絶景だもん。

 

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尾根沿いに登っているヒトがたくさん見えます。もう、ザンゲ岩の手前にいる?!早いなぁ…。しかも、トマの耳手前の雪庇の下にヒトがいたんだよね。さすがに肩の小屋に泊まったんだろーけど、雪庇の下にいるのは危ないんじゃ…

 

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トマの耳とオキの耳アップ。電車の時間との闘いだけど、なんとかオキの耳までは行きたいなぁ。さすがにゆっくり歩いてもオキの耳までは行けると思うんだけど。

 

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笠ヶ岳烏帽子岳白毛門。真ん中は朝日岳だと思ってたけど、この角度だと朝日岳は見えないみたいです。

 

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 至仏山笠ヶ岳。燧ヶ岳は至仏山に隠れてます。

 

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 武尊山。雪の多くて剣ヶ峰が真っ白な2月中に行きたいな。

 

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 赤城山。逆光だからか真っ黒です。

 

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ここからはちょっとトラバース。○年前に来た時はお正月でまだ雪が少なかったからたぶん夏道を歩いてて、このトラバース道がすごく長かった気がするんだけど、今回は冬道だから短かったのかな?

 

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トラバースが終わると尾根道になりました。わーい♪

 

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このアタリは傾斜も緩くて快適ハイクです。

 

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尾根に沿ってたくさんのヒトが登ってます。何人くらいのヒトが登ってるんだろ?

 

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さっきからチラチラ見えてた爼嵓とオジカ沢ノ頭がよく見えるようになってきました。以前は爼嵓が谷川岳だったらしいです。今は登山道すらないみたいだけどね。

 

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唯一の核心部。急な下りのトラバースだけど、今回は幅もあったし、しっかり踏み固められてたので危険度0。状況によっては注意が必要なところです。

 

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あまりにいい眺めだから同じよな写真を何回も撮っちゃう。 こんなにいいお天気なのにホントに崩れるの?ってこの時は思ってたけど…

 

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基本的に尾根歩きだけど、ここは小ピークを巻いて行きます。

 

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 地味目のシュカブラが登場。もっと派手なのが見たーい(笑)

 

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この角度で見るとかなりなだらかなお山に見えるんだけど、しっかり登らされちゃうんだよね。

 

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前回、ガッツリ出てた熊穴沢避難小屋はすっかり埋まってました。誰かが避難小屋に入ったのか穴は開いてたけど、雪が降ったら埋まっちゃうよね…。ほとんど風もなくて、ベース+フリースでも暑いくらいだったけど、ここからは森林限界を超えて風が強くなる可能性があるので、ポーラテックアルファのジャケットを着てから進みました。

 

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ズラズラーっと行列が続いてます。

 

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急登だけど、しっかりトレースがついてるからかなり登りやすかったです。先行者さん達に感謝!!この前を歩いてたオネーサン、とても歩き方が上手でカッコよかったな。見習いたい…

 

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振り返ってちょっと休憩。続々とヒトが上がってくるのが見えます。下りの時はたぶん曇ってるから、今のうちに目に焼き付けておかなくちゃって思ってました。

 

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ここもなかなかの急な登りなので、みなさんところどころで足を止めながら登ってます。天狗の溜まり場が見えてきました。

 

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天狗の溜まり場まで来ました。ここでみんな休憩してたけど、自分はどんどん進みます。だって、帰りの電車の時間が気になるし…

 

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薄っすら見える最後列右側には奥秩父の峰々…。甲武信ヶ岳とか金峰山とかだね。

 

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ずーっと続くヒトの列を眺めてたら、すでに下ってくるヒト達とスライドしました。早いっ!

 

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なんか雪の塊みたいなのが並んでました。実物はけっこう不思議な感じだったんだけど、写真に撮るとイマイチだね(汗)

 

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青い空~っ!白い雪~っ!こんな日に登れてめちゃくちゃラッキーです♪ 

 

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浅間山がだんだんよく見えるようになってきたんだけど、周りに雲があるのが気になりました。こっちにこないといーなって思ってたんだけど。

 

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爼嵓の上にも雲が沸いてきたカモ…

 

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ちょっと歩く度に写真撮るから同じような写真を量産しちゃいました。だって、綺麗過ぎるでしょ。

 

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写真を撮るのに夢中になってるうちに頭上にも怪しい雲がいつの間にか沸いてきてました。これ、お天気崩れる時の雲だよね?やっぱり予報通りなのかな…

 

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見回してみると、さっきまで快晴だった空にやっぱり雲が少しずつ増えてきてました。

 

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そして、ザンゲ岩まで来ました!ここにも休憩してるヒトがチラホラ。直登だからけっこうな斜度だもんね。

 

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まだ山頂方面には雲がないから、曇る前にせめてトマの耳まで行くぞー!って張り切ってラストスパートかけたんだけど…

 

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肩の小屋まであとちょっとというところで急激に雲が増えてきちゃいました。雲が出てくるのは昼過ぎからってゆー予報はバッチリ当たり。いい方にハズレてくれることを願ってたけどダメでした。せっかく苗場山が見えるよになってきたのに、曇ってる…

 

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さっきまでの綺麗な青空は一体どこへ?肩の小屋に着く頃にはかなりどんよりな空になって、風も出てきてちょっと寒くなってきちゃいました。もう12時だし、とりあえずトマの耳だけ踏んで来ようかなって思って肩の小屋には寄らずにそのままトマの耳に向かいました。

 

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エビちゃんがたくさんついてる谷川岳のシンボル。青空バックに撮りたかったよぉ(泣)

 

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トマの耳に向かう途中はところどころ笹が出てたよ?!ここまでは数mの雪が常に積もってた感じなのにね。このアタリは風が強くて雪が飛んじゃうのかな?

 

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サクサク歩いてトマの耳に到着!さっきまでみたいな綺麗な青空だったら、久々に誰かに山頂写真撮ってもらおと思ったけど、曇ってたので標識だけ撮りました。ヒト多かったから待つのイヤだったしね…

 

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ここで戻るつもりだったのに、オキの耳を眺めてたらやっぱりオキの耳にも行きたくなっちゃいました。サクッと行ってサクッと戻ってくれば下山はそんなに時間かかんないはずだし、大丈夫って自分に言い聞かせてオキの耳に向かいました。それにしても残念な空…

 

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谷川岳といえばのエビのしっぽの間を下って行きます。道幅が狭くて急なのですれ違いでプチ渋滞するところです。

 

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あぁ、エビのしっぽは青空を背景に撮りたかったなぁ。

 

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雪庇の横を歩いて、オキの耳に向かって登って行きます。トマの耳で帰って行くヒトもチラホラ…

 

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そして、オキの耳に到着です。標識はちょっとだけ出てました。

 

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 ロングになりそうだけど、お花の時期に縦走してみたい主脈稜線。肩の小屋で1泊すればなんとかなるかも?

 

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オキの耳から見るトマの耳。ガッツリ雲がかかってるのはこのアタリだけみたい(汗)

 

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トマの耳のアップ。雲の切れ間から光が降り注いでてキレイ。

 

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晴れてたら写真を撮りながらのんびりしたかったけど、相変わらずの曇り空だったし、寒かったし、13:00には肩の小屋から下山するって決めてたのですぐに戻ることにしました。また、お天気のいい日にリベンジしますっ!

 

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エビのしっぽコレクション~(笑)

 

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このアンモナイトの化石みたいなカタチがけっこう好き♡

 

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このままどんどんお天気は下り坂で雨か雪が今にでも降って来るかも?と思ってたのに、肩の小屋に戻る途中で一瞬青空が広がりました。やっぱり、日差しがあると全然見える景色が違うね。

 

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トマの耳に向かって戻ります。雪面にモコモコとできた雪の造形物がスゴイ!雪山はどこのお山でも素敵な景色が見れるけど、これだけ風が作った芸術をお手軽に見れちゃうのは谷側岳ならではだよね。

 

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この曲線がカッコイイ!

 

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トマの耳に向かってる途中でまた少し青空が見えてきました。

 

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トマの山頂の上にだけポッカリと青空が広がってて、登って行くヒト達がそこにどんどん吸い込まれてくみたいでした。

 

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モコモコとこんなのがたっくさんできてました。

 

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このモコモコが斜面一面にできてました。写真にはうまく撮れなかったけど、すごい光景だったよ。

 

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しばらく景色に見とれちゃってたので、そろそろトマに登り返します。

 

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振り返ってオキの耳を見てみると、まだまだ山頂に向かってるヒトがいました。ベースプラザまで車で来れてたら急いで下山しないてもいーんだけど、仕方ない。

 

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なんだか雲が芸術的。もちろん、快晴がめちゃくちゃ嬉しいけど、ちょっとお天気が悪いとこんな奇跡的な景色が見れちゃったりするんだよね。

 

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トマの山頂には寄らずに下ってきて、シンボルのところにもチラっと寄りました。 

 

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お菓子のおうちみたいになってるとウワサの肩の小屋の写真も撮りたかったけど、すでに13:00を過ぎてたし、お天気もイマイチだったから寄らずに下山することにしました。だって、土合駅15:34発の電車を逃したら18:16になっちゃうんだもん…

 

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振り返って見納めです。名残惜しすぎる…

 

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ここからは一気に下山します。前回は1時間くらいで下ったんだけど、雪の状態によってはもーちょっと時間かかるかなぁ…

 

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武尊山の左側に日光白根山が見えました。

 

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皇海山と袈裟丸山。今シーズンは袈裟丸山にアカヤシオを見に行きたいな。皇海山はいつかは行きたいと思ってるんだけどね…

 

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偶然撮れたちょっとカッコイイ写真(笑)

 

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あっとゆー間に天狗の溜まり場が見えてきました。やっぱり下りは速いね~

 

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この高さからだと燧ヶ岳も見えたよー。至仏山も光の加減で朝より白く見えました。久々に雪の至仏山にも行ってみようかな。

 

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巻機山越後駒ヶ岳かな?山頂で確認するのすっかり忘れてた…

 

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避難小屋に向かってガンガン下って行きます。周りのみんなもなかなかいいペース。

 

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朝より陰影がついてさらにカッコよくなった 爼嵓…

 

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滑るように?落ちるように?ガンガン下ってたら避難小屋まで25分で下りてきました。前回は、もうちょっと雪が柔らかくて20分で下りたけど今回はけっこう写真も撮ってたし、ところどころ雪が硬いところもあったからあんまスピード出せませんでした 。でも、このペースだと14:30前にはヨユーでベースプラザに戻れちゃいそうだったので、避難小屋からはのんびり下山することにしました。

 

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 最後は軽くアップダウンしながら天神平駅まで戻りました。

 

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待たずにロープウェイに乗れて14:30過ぎにベースプラザに戻ってきました。お腹がペコペコだったから、ベースプラザでランチ休憩してから土合駅に向かいました。土合駅までは15分くらいかな?車道には雪はもちろん凍結も一切なかったです。でも、土合駅のロータリー内は完全に除雪されてなく雪がけっこう残ってて、坂道に車を停めてたヒトが動かせなくなって駅から出るためだけにチェーン付けてたり、ロータリーに入って来ようとした車が坂道を登れなかったりしてました。

 

土合駅には想像以上にたくさんのヒトがいました。朝の電車で一緒だったヒトもチラホラいました。予定通り15:34発の電車に乗って田舎の風景を眺めながら高崎問屋前駅まで戻って来て、駅から出るとちょーど雨が降って来ました。ホントに今日は予報通りのお天気だったんだなぁ…。帰りはもちろん下道で帰ったんだけど、全く渋滞もなく、というよりかなり道路は空いててスルスルと帰ることができました。

 

久々に登った冬の谷川岳はやっぱりサイコーなお山でした!天神尾根から登る分には、お天気さえよければ難しいところはないし、短時間で登れるにもかかわらず絶景が楽しめます♪ しかも、アルプスとかと違う良さなんだよね~。うまく言葉にできないけど(笑)。山頂で曇っちゃったのだけはめっちゃ心残りなので、3月早めのタイミングでまた行きたいなって思います!冬の西黒尾根からも登ってみたいけど、さすがにソロじゃちょっと怖いな…

 

以下、装備備忘録。上はメリノベース(厚手)、フリース(中厚)、ポーラテックアルファジャケット、下はメリノタイツ(厚手)、中綿パンツ、足元はメリノソックス(厚手)、冬靴、冬用ゲーター、アイゼン、小物はメリノビーニー、サングラス、ストック。ピッケルと雨が降るかもと思ってレイン上下を持っていったけど使わず。今日のコンディションならピッケルは必要なかったけど、避難小屋から上はけっこうな斜度でコンディションによるから、やっぱりピッケルは携行した方がいいね。

2019年2月2日 北横岳(日帰り・雪山)

 

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ロープウェイ山頂駅〜坪庭〜北横岳ヒュッテ〜北横岳(北峰)〜北横岳(南峰)〜北横岳(北峰)〜北横岳ヒュッテ〜坪庭〜ロープウェイ山頂駅〜ロープウェイ山麓

 

木曜にあちこちで雪が降ったから土曜なら新雪が踏めちゃうかも?と思いつつも、平地にも雪が降ちゃったし、雪じゃなくても雨が降って道路が凍結してそうだから車で行けるところは限られるし…ってことで、車は諦めて電車とバスを使って北横岳にソロで行ってみました!冬の北横岳は3回目です。

 

最寄りの駅の始発は私鉄だから遅いので、まだ真っ暗な4:00過ぎからJRの駅まで30分歩くところからスタート。そして、電車とバスを乗り継いで北横岳ロープウェイ山麓駅に到着したのが8:50。車だったら中央道で2時間半もかからないのに、すでにおうちを出てから倍の5時間近く経ってたけど、電車の中から見えた南アルプス八ヶ岳がキレイだったから飽きずに移動できました。何気に乗り物好きだし(笑)

 

スニーカーから冬靴に履き替えたり準備してから9:10のロープウェイに乗って山頂駅へ。−11°C、風速5mって書いてあったけどそんなに寒くは感じませんでした。13:05のバスで帰るつもりだったのでアイゼンをつけてすぐに出発です。

 

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快晴のつもりで来たんだけど、なんだか空には大き目の雲が次々と流れてく。上空の風が強いから、この時はずっと曇ってるってわけじゃなくて、晴れてる時間の方が長かったんだけどね。

 

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もっと霧氷がびっしり付いてると思ってたんだけど、意外と少な目。外しちゃったか…ってちょっとガッカリ。

 

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でも、山頂付近はこのアタリよりずっと風が強いだろうからもっと霧氷がついてるかもしれないし…って気を取り直して、まずは坪庭に向かって歩いて行きました。

 

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ふと近くの木を見てみたら、こんな感じでヒラヒラの霧氷が付いてました。めっちゃ繊細な感じ。

 

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青空をバックにヒラヒラ…

 

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白いお花が咲いてるみたい~♪

 

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お馴染みの縞枯山です。今回は行けないけど、またグルリップしたいな。ヒトが少なくて静かで好きなんだよね。

 

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雪質は予想通りのモフモフ♪ スノシューのヒトがたくさんいたけど、これは確かにスノシューがいいかもって感じでした。アイゼンつけちゃったけど、ヒュッテまでは必要なかったです。でも、背負って歩くのも重いだけだし。

 

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2月ならもっと岩々が埋まっててもよさそうだけど、やっぱり雪が少ないのかな?

 

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モフモフの雪にたまに足をとられながら坪庭を通り抜けて、目の前の樹林帯の斜面を九十九折に登って行きます。

 

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登りと思いきや、木の間をくぐるように少し下るんだよね。初めて来た時はここから雪の世界に入って行く感じがして、すごくワクワクしたな。

 

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九十九折に登って行きまーす。

 

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霧氷の付き具合はこんな感じ。もっとビッシリとついてて欲しかったー。せっかく早起きして、5時間もかけて来たのに(涙)

 

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薄っすらと白くお化粧してる木々。キレイだけど、真っ白であって欲しかったょ…

 

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いつも写真を撮るちょっと開けたポイント。このアタリはレイヤリングを調整したり、飲み物を飲んだりと何気に休憩ポイントでもあります。

 

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九十九折に登り続けていくとだんだん視界が開けてきました。期待とは裏腹に、やっぱり霧氷は少な目…

 

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なかなかいい感じの木なんだけど、やっぱり霧氷不足は否めない(苦笑)

 

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 とってもとっても繊細な霧氷。薔薇とかのトゲみたいでしょ。

 

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どんどん雲が増えてきて、曇ってる時間がだんだんな悪なってきました。快晴予報はどこに?!テンション下がるなぁ…

 

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でも、雲はどんどん流れてたから、たまーにお日さまも顔をのぞかせてくれたので、山頂で晴れてくれることを信じて歩き続けました。三ツ岳分岐を通過してヒュッテに向かいます。三ツ岳方面にトレースあったけど、ソロだと冬はやっぱりコワイかなぁ…


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フサフサの霧氷が付いてる枝が羽みたい!

 

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青空が出てきてくれた~♪ やっぱりこーじゃないとね。

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歩いて来たところを振り返る…。降雪直後だからヒトが多いと思ったけど、思ったよりもヒトが少ないのはみんな他のお山に行ってるからかな?

 

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青空だったのも束の間、またモノクロームな世界に戻っちゃいました。これはこれで雰囲気はあるんだけど、そうなんだけど…

 

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曇ってる時間が長くてなかなか青空の写真が撮れないまま北横岳ヒュッテに到着。樹林帯はさすがに暑くてポーラテックアルファのジャケットは脱いでたので、ここで再び着てから出発しました。さすがに山頂は風もあるだろーし、寒いだろーし。

 

標高を上げたら、木に積もってる雪の量もさすがに増えてきました。ちょっとモコモコしてきて嬉しい♪

 

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ヒュッテからは九十九折のちょっと急な登りになって、最後の直登の急登ではスノシューのヒト達とチェンスパのヒト達が滑って登れずにかなり苦戦しててなかなか進まなかったけど、なんとか南峰に着きました。雲の流れ方からしてめちゃくちゃ風が強いだろーなって思ったけど、そこまででもなかったです。フードかぶらなくても大丈夫だったし、グローブもウィンドストッパーのフリースのやつ1枚で問題なしでした。

 

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南峰は何気にヒトが多かったからそのまま北峰へ向かうと、どんどん雲が流れていってだんだん青空の時間が長くなってきました。やったぁ♪ しかも、この北峰から南峰に向かう道が何気に眺めもよくてけっこう好き♡

 

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さすがにこのアタリの木は霧氷ってました~っ。でも、エビちゃんっぽいモノは見かけなかったな…

 

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全体的にヒョロヒョロだけど…ね…

 

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そして、北峰に到着です!こっちも風がビュービュー吹いてたけど、そんなに寒くなくて気持ちいいくらいの寒さ(笑)

 

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蓼科山にも今日はたくさんのヒトが登ってるんだろーなぁ。今日乗ったバスを途中で降りて歩くと登山口まで行けるらしーけど、1時間も冬靴でところどころ凍結した舗装路を歩くのはちょっとツラそうでなかなか踏み出せない…。ちなみに蓼科山の後ろには北アルプスがずらずら~っと見えました。

 

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ちょっと霞み気味だけど御嶽山

 

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四阿山方面…

 

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うんうん、晴れてくれてホントにヨカッタ~♪ 

 

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おかげでこーんな霧氷を満喫することができましたぁ♡期待よりはショボかったけど(笑)

 

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こんな綺麗なモノ見れちゃうから、また雪山に来たくなっちゃうんだよな~。あと何シーズン歩けるんだろ…

 

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さすがにずっと風に吹かれてて、ちょっとカラダが冷えてきたので南峰に戻りまーす。ほとんどのヒトが写真だけ撮ってサクサク戻ってたもんね。

 

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この北峰と南峰の間の道から北アルプスがよく見えちゃうんだよね~。ちょっと雲がかかってたけど、大キレット槍ヶ岳も見えたよ。

 

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霞んでるけど頸城山塊かな?

 

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中央アルプス

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南アルプス

 

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北岳甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳

 

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南八ヶ岳のお山たち。

 

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こんな景色を眺めてるうちにめちゃくちゃ名残惜しくなってきちゃって、歩いて下山するつもりだったけどもうちょっとのんびりしてロープウェイで下山しようかなとか迷ったけど、やっぱり下山することにしました。すでに11:00だったから13:05のバスに間に合うかな?って感じだったんだけど、とりあえずロープウェイ山頂駅まで行ってから考えることにしました。

 

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登りでみんながスタッグしてたところ。この傾斜じゃチェンスパだとちゃんと足置かないとズルズル滑っちゃうんだよね。朝はあんまり踏み固められてなかったし。

 

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 登りはほぼ曇ってたけど、下りは晴れてくれてよかった~

 

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十字架みっけ!

 

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樹林帯を下って行きます。けっこう急だからスピード出せて助かる~

 

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おっ、モンスターに成長中…?

 

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北横岳ヒュッテでランチ休憩してるヒトがたくさんいたけど、自分は時間がないのでそのまま歩き続けました。でも、すっかり晴れてくれちゃったからついつい足が止まっちゃうよ~

 

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お日さまが照り付けてたけど、なんとか繊細な霧氷も残っててくれました。

 

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三ツ岳方面…

 

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いいお天気になったので気分が上がります♪ でも、登りの時にこのお天気になってて欲しかった…

 

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フサフサの霧氷も見納め…

 

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九十九折の下りに突入です。けっこうたくさんのヒトとすれ違いがあったのでかなりスピードダウン(汗)。CT短いからみんなゆっくり出発なんだね~

 

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登山道は朝よりかなり踏まれて、だいぶ歩きやすくなってました。

 

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坪庭に戻って来ました!

 

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綺麗なシュカブラがあれば撮りたかったんだけど、残念ながら見つけられず…(泣)

 

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登りのヒトとのすれ違いであんまりスピード出せなかったけど、坪庭ぐるりっぷはしなかったから、なんとか11:45に山頂駅に戻って来れました。山麓駅までCT1時間半だから13:05のバスに間に合いそうってことで、ロープウェイには乗らずに歩いて下山開始!

 

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トレースがなかったら下りとはいえやっかいだな…って思ってたけど、かなりしっかりトレースがついててラッキーでした。おかげでサクサク歩けました。

 

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樹林帯に突入したり…

 

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スキー場の脇を歩いたりして下って行きました。

 

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でも、自分の記憶よりも平坦なところが多くてなかなかスピードが出なくて…。ちょっと暑くなってきて休憩したかったけど、時間が気になったのでそのままどんどん下りました。

 

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蓼科山がドーン!

 

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ほとんどヒトが通らない静かな道…。時折、ロープウェイの音がするけど(笑)。こーゆー、静かな道がやっぱり好き。

 

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左手には八ヶ岳の峰々。ここからは山頂とは違った角度から全体が見えていーんだよね。

 

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正面には、南アルプス

 

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そして、右手には北アルプスを見ながら下っていけます。しかも、山頂よりも近くに見えちゃったりするから、ここロープウェイで下っちゃうのはもったいないです。

 

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八ヶ岳ブルーをバックにした北横岳を見納め!来シーズンもまた来るよ~

 

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山麓駅が見えてきてから最後のちょっと急な下り。このくらいの傾斜の方がサクサク下れていいんだけど…

 

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このアタリは雪が薄くて岩がゴツゴツ出てたのでアイゼンを引っ掛けないよに注意して下りました。最後まで油断は禁物です。

 

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そして、無事に登山口に下りて来ました〜。なんと40分で下りて来れちゃいました(笑)。今度来る時も雪がしっかり積もってるうちはここから下山しようっと。バスの時間まで30分以上あったから、誰もいないバス停でランチ休憩〜(笑)。何も飲まず食わずで歩いてたからさすがにオナカスイタ…。日当たりが良くて、ポカポカしてて、めっちゃ気持ちよかったです。

 

13:05のバスに乗ったのは5人だけ。そりゃそうだよね。始発のバスが着いてからまだ4時間くらいしか経ってないもん。のんびりランチ食べたりしてたら、ロープウェイで下山したとしてもこのバスには乗れないもんね。茅野駅までめちゃくちゃ暖かい(とゆーか暑い)バスに1時間くらい揺られて、14:00に茅野駅に着いたけど、14時台はあずさのみ。各駅が来る15:22まで観光案内所に置いてあったお山の本を読んで時間を潰しました。おうちに着いたのは19:00。近いお山のはずなのに、しかも大して歩いてないのに、長い1日だったなぁ…。電車とバスでもなんとか行けることがわかったけど、早朝から30分も歩いたり、電車の待ち時間が長かったりがかなりダルい(汗)。やっぱり車で行きたいな。

 

残念ながら想像してたほどの霧氷には会えなかったし、最初は予報に反して曇ってたけど、モフモフの新雪が踏めたし、一応霧氷もみれたかからヨカッタです。明日もお天気よさそうだから、やっぱり高見石小屋泊まりにして天狗岳まで行けばよかったかな?でも、谷川岳のお天気がよさそうだから、谷川岳に行きたいって思っちゃったんだよね。今年はホントに八ヶ岳は雪が少ないから、たっぷり雪があるところに行きたいんだよねぇ。

 

以下、装備備忘録。上はメリノベース(厚手)、フリース(中厚)、ポーラテックアルファジャケット、下はメリノタイツ(厚手)、中綿入りパンツ、小物はメリノビーニー、サングラス、ウィンドストッパーグローブ、足元はメリノソックス(厚手)、冬靴、冬用ゲーター、アイゼン。ストック、ネックウォーマー、レイン上下は持っていったけど使わずでした。