2020年3月21日 焼森山~鶏足山(日帰り?)
焼森山臨時P〜焼森山P〜ミツマタ群生地〜(焼森山新ルート)〜こだま岩〜焼森山〜弛み峠〜鶏足山南峰〜鶏足山北峰〜鶏足山南峰〜ミツマタの小径〜ミツマタ群生地〜焼森山P〜焼森山臨時P
連休初日は三毳山でカタクリを見たので、連休2日目はミツマタに会いに焼森山&鶏足山にソロで行ってきました!全く去年と同じパターンでプチ遠征です。
道の駅ましこで5:00に起きた時の気温は1℃でフロントガラスはしっかり凍ってました。厳冬期用のシュラフ持ってきたからヌクヌクで眠れたけどね。前回は鶏足山の駐車場に車を停めたんだけど、今回はミツマタ群生地の光芒が見たかったので、焼森山側の駐車場に停めようと思ってました。いくらカメラマンが多いからってさすがに6:00に行けば大丈夫でしょって、途中のセブンでカフェオレ買ったりしてのんびり向かったらなんとすでに満車!枠外だったけど、仮設トイレ前に迷惑にならないスペースがあったからなんとかそこに停めさせてもらいました。みんな早過ぎでしょ…
陽が射してくるまでにはまだまだ時間があったから、車の中でカフェオレ飲んで、ゆっくり準備してから林道を歩き始めました。この時期は本来の駐車場までは入れず、約1.5km手前の臨時駐車場から歩くことになります。林道をテクテク歩いてたら、すでに戻ってくるヒトがポツポツ。地元のヒトは混む前に犬とか連れてお散歩しに来るみたいなので、タイミングが良ければ駐車場に入れるかもだけど、早く来るに越したことはないです。
ミツマタ群生地に着くとすでに三脚を立てたカメラマンさんがいっぱいいました。でも、まだそんなに混んでなかったので良さげなスペースを見つけてスタンバイです。って、ただ立ってるだけだけど…(苦笑)
普段ならとっくに光芒が出てもいい時間にもかかわらず、全く出る気配がありませんでした。近くにいたカメラマンさんが『低いところに薄い雲が出てるから太陽が出てても光が弱くて光芒にならない』って話してるのが聞こえてきました。それでもせっかく寒い中1時間以上も待ったのに諦められず粘ってみたけど、やっぱりダメでした。残念…(涙)
少しずつ陽が射しこんできて、ミツマタたちが輝き始めました。
ポワポワ浮いてるミツマタ…♡
まだピークには少し早かったから全体的に少し白っぽかったけど、奥までずーっとミツマタが続くこの眺めはやっぱり圧巻です。
さっきまでたくさんいたカメラマンさん達も諦めたみたいで、かなり少なくなってました。それに代わって、観光のヒトがかなり増えてきました。
ミツマタを下から見上げてみました。うーん、もうお日さまがあの位置に来ちゃったらダメだね。
光芒は見れなかったけど、お日さまが出てくれたおかげで幻想的な雰囲気になりました。やっぱり光と影が大事だよね。
気を取り直して群生地をぐるりっぷ開始~♪
ミツマタがミツマタなる所以です。ちゃんと3つの又に分かれてます。
わーい♪ ミツマタのトンネル!!ここを歩きたかったんだよね。
3つになれずに2つの子もいます。
1周したんだけどなかなかいい写真が撮れず、しつこくもう1周することに。でも、結果はあまり変わらりませんでした(苦笑)
それでも、コロコロしたミツマタが大量にフワフワと浮いてる感じはとっても幻想的な光景でした。
この子は1人ぼっち…。でも、綺麗な黄色でした。
ミツマタを堪能したので、お山に登ることにしました。まずは焼森山からです。去年はルートじゃないところをよじ登っちゃったので、今回はちゃんと下調べ済み。ちょっと遠回りになるけど気持ちいい尾根歩きができるという新ルートを歩いてみることにしました。
新ルートの入口は2つあるみたいで、1つは本来の駐車場(シャトルバスの発着場所)のところ、もう1つは林道を臨時駐車場の方に少し戻ったところでした。なんとなく臨時駐車場に近いところの方が道が良さそうな感じだったので、わざわざ少し戻ってから登山口に入って行きました。
最初はどんな道かなってワクワクして歩いてたんだけどしばらくしたらブルで切り開いた感じの道になりました。そして、次第にぐちゃぐちゃの道に…(汗)
でも、しばらくすると快適な道になりました。新ルートなだけに特に急なところはなく、ゆるーく山肌を巻くように登って行けるようになってました。
アオキの実…
なかなか歩きやすい道です。緩やかなだけにちょっと遠回りな気がするけど…
しばらく登ると尾根に出ました。焼森山へ続く道の逆お方向はいい里さかがわ館に続く道でした。なるほど、こんな感じのところを歩いて来れるのなら、さかがわ館に車を置いて歩いて来てもいいかもね。
ウワサ通り、尾根歩きは確かに気持ちよかったです。思ってたよりアップダウンはあったけどね。ということで下ります…
こんな岩っぽい感じの登りもありました。特に難しくはないけど、ちょっと急だから下りは気を付けたほうがいいかもです。
根っこだらけのちょっと急な登り。ここ登ったら山頂かな?って思ったけど…
三角点らしきモノがあっただけで、まだ道は続いてました。
ワイワイ話し声が聞こえてきたから今度こそ山頂かな?と思ったからこだま岩でした。焼森山の山頂は狭いから、ここで休憩するのもよいかもです。眺めもいいしね。実際、オジサンオバサングループでかなり賑わってました(笑)
こだま岩から少し進むと山頂が見えてきました。大きな木の数本立ってるところが山頂です。
焼森山の山頂に到着しました~♪
狭い山頂にはヒトがたくさんいたので、写真だけ撮ってすぐに鶏足山に向かうべく下り始めました。
鶏足山を眺めながら下って行きます。
ちょっと岩っぽいゾーンもあるので足元注意です。座禅岩を巻いてるのかな?
グイグイ下って、弛み峠から登り返していきます。鶏足山が近づいてきました。
キブシ…
ウグイスカズラ…
ちょっとオシリが長い気がするけど、タチツボスミレかなぁ?
鶏足山の南峰に到着です。“赤澤山頂”という文字が消されて、“鶏足山山頂”と書いてあります。ここは少し広いのでたくさんのヒトが休憩してました。
南峰から階段を下って…
少し登り返して行くと…
展望地の北峰に到着しました。“鶏足山”になっていて“山頂”という文字は消されてます(笑)。霞んでなければ日光のお山とか見えるハズなんだけど、あまり展望はよくなかったです。 ここはあまり広くないので大人数の休憩には向かないけど、なんとか1人分のスペースを見つけて前日買って来たパンでオヤツ休憩にしました。
たくさんのヒトが休憩してる南峰に戻って、登って来た道を下って行きます。
弛み峠までは下らず、途中のミツマタの小径に進みました。ミツマタの小径といっても、ここにミツマタが咲いてるわけじゃないんだよね。
整備されて、とっても歩きやすい道です。
ミツマタ群生地の手前にある、ちょこっと群生地に着きました。ここは協力金なしで見ることができます。
ここの方が陽当りがいいのか、よく咲いてる気がしました。
カワイイな~♡
タテに3つ並んじゃってたりもします。
ミツマタのアーチをくぐって振り返ります。こっち向きの方が光の当たり方がいいかも。
うーん、キレイ♪ ちょっと名残惜しいけど、また来年。
観光客で賑わう群生地の脇を通って、臨時駐車場に戻りました。明日も午前中はお天気がよさそうだったので、まだ時間は早かったけど、のんびり秩父に移動することにしました。途中で、明日の朝ゴハンを調達しようと思って、また道の駅おもいがわのお気に入りのパン屋に寄ったら、昨日も買った大好きなシチューパンとクリームパンが焼きたてだったので、我慢できずにその場で食べちゃいました。車中泊する道の駅おがわまちに着いたのは夕方だったけど、まだ何とか明るかったのでカタクリとニリンソウの里までお散歩することにしました。
陽が落ちちゃってたので、かなり閉じ始めちゃってたけどなんとかカタクリに会えました。かなりの群生です。そして、なんとフキノトウとのコラボ!
ニリンソウも閉じかけてる…(汗)。ちなみに、アズマイチゲは完全に閉じちゃってました。
ヤマエンゴサク…
ダメ元で来てみたけど、なんとか開いてるお花に会えてヨカッタ♪
この後、ダメ元でカタクリとオオムラサキの林にも行ってみたけど、かなり薄暗くなっちゃって何も見えなかったので、諦めて駐車場に戻って夜ゴハンを食べに行きました。
楽しみにしてたミツマタ群生地の光芒は見れなかったけど、実は昨日の朝はかなり雨が降ってたらしいから、やっぱり今日にして正解だったかな。そして、ピークにはちょっと早かったけど、とりあえず可愛いミツマタがたくさん見れてヨカッタです♪ 来年、また光芒を狙うのなら、横着しないでカメラマンさん達みたいに三脚を持ってくるべきだなーと感じました。ブレブレな写真を量産しちゃったしね。ここに来るとお山はおまけみたいな感じになるけど、来年は違うルートから登ってみたいな。