2019年9月7日 西穂独標~西穂高岳(日帰り?)
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9月初旬のこの時期は、夏のメインのお花たちは終わっちゃってるし、紅葉にはまだ早いから、こーゆー時こそ普段は積極的に登らない岩っぽいお山に登ろうってことで、毎年登りたいと思ってたけどなかなかタイミングが合わずに登れてなかった西穂高岳にソロで行って来ました!一応、レコとかで予習はしてたものの、高所恐怖症だし、岩もあんまり得意じゃないから自分がピークに立てるのかどうか半信半疑で向かったんだけど…
しらかば平駅からの登山者用臨時便ロープウェーは7:00。時間的に早くないから朝移動してもよかったんだけど、何となく先に移動しておいた方がいい気がしたので鍋平園地に24:00過ぎに着いて車中泊。車はポツポツしか停まってなかったです。5:00過ぎに起きて、朝ゴハン食べて準備して、周りのヒトの様子を見つつ6:00過ぎに駐車場を出発~。緩い登りの車道をゆっくり歩いて20分くらいでしらかば平駅に着くと、すでに20人くらいはドアの前に並んでました。6:40くらいにチケット版売開始して、時間通り7:00にロープウェーは出発しました。ギュウギュウには混んでなかったけど、すぐ後の7:15便はガラガラだったみたいなので7:15便を狙った方がいいかも。ここのロープウェーからの眺めはなかなかよくて、1ヶ月前に登った笠ヶ岳もよく見えました。
西穂高口に着いていざ出発です。めちゃくちゃお天気がよかったから展望台に寄りたかったけど、帰りにまだ晴れてて、時間にヨユーがあったら寄ることにしました。岩場大丈夫かな…自分に登れるのかな…ってちょっとドキドキしながらまずは木道を歩いて千国園地へ。避難小屋を過ぎてボチボチな登りになると思ってたのに、え、下ってる?!ちょっとコレは計算外でした。最後、時間ギリギリだったら駆け下りて来ようと思ってたのに、登りだと走れないじゃーん(汗)。しばらく軽くアップダウンしてから本格的な登りが始まりました。石がゴロゴロしたボチボチな登りが続きます。ここで頑張っちゃうと肝心な岩場でバテちゃう可能性があるので、みんなにどんどん抜かれちゃったけど焦らずゆっくりマイペースで登って行きました。
やっと樹林帯を抜けた~っと思ったら乗鞍岳と焼岳がチラ見えして西穂山荘に着きました。遠くには白山も!ここまでのCTは1時間半だけど、かなりゆっくり歩いてたにもかかわらず1時間で来れちゃいました。時間の貯金ができたのはかなり嬉しかったです♪ 山荘前で休憩してるヒトもけっこういたけど、自分はとりあえず進むことにしました。ここから西穂高岳の山頂までは2.4kmでCT3時間。休憩含めてCT×1.2くらいで歩ければロープウェーの最終には間に合うはず。ということで、ハイマツの間の大きな岩がゴロゴロしたちょっと急なところを登って行きます。
振り返るとこの眺め!!まずは遠くに白山…
手前には乗鞍岳と焼岳がよく見えました。この眺めだけですでに来てよかったーって思えました。主峰の西穂高岳ピークまで行けなくても、こんなにいい眺めが見れるなら諦めがつきます。
ゴロゴロが終わって緩い登りになるとこれから目指すお山が見えてきました。こーやって見ると丸山までもまだかなり距離がありそうだけど、西穂高岳まで行けるんだろーか…
イチバン左が西穂高岳、左から3番目がチャンピオンピーク、その隣のイチバン目立って存在感があるのがピラミッドピーク、台形っぽくなってるのが独標、丸山はイチバン右側の三角のピークだとこの時は思ったけど、もっと手前でした。
左の笠ヶ岳をチラチラ見ながら登って行きました。1ヶ月前に縦走した稜線です。体力ない自分にしてはガッツリ歩いて大変だったけど、たくさんお花や絶景を見て、いろんな出会いがあって、楽しかったなぁ~♪
右手に見えるお山は霞沢岳かな?まだ登ったことないから登ってみたいなぁ。
ハイマツの間をテクテク歩いて行きます。このアタリは平坦で歩きやすい道で、お天気もいいからめちゃくちゃ気持ちよかったっです。帰りはここがめちゃくちゃ暑くてキツかったんだけど…
ヤマハハコ…。時期が時期なのでほとんどお花は咲いてませんでした。
ハイマツ帯を抜けるとケルンがある広場みたいなところに出ました。ここが丸山か?と思ったけど違いました(笑)
ケルンから少し進むと西穂丸山に着きました。よく見たら富士山や八ヶ岳が見えてたけど、もーちょっと登った方がよく見えそうです。
いよいよ西穂独標への登りに入りまーす。
しばらくはハイマツの間のガレを進んで行く感じです。ちょっと急だけど、このアタリはまだまだ道幅も広く普通の登山道で歩きやすかったです。
歩いて来た道を振り返ります。最初のゴロゴロを過ぎてから丸山までは、かなりゆるーく登って来たのがよくわかりました。
ちょっとした階段的なところも出てきます。
一度見えなくなってたピラミッドピークと独標が再び見えてきました。独標はまだヒトが少なそうでした。この右手アタリが12峰だったのかもしれないけど、全然気づかず通過してました…
だんだん独標が近くなってきました。こーやって見た感じでは大した岩場ではないかも?って思いました。
ということで、独標に取付きます!トラバースっぽく右側に登って行ってしばらくすると直登気味になりました。この登りで前にいたオバサンがコワイから下るって言い出したので、オバサンを抜かして先に登りました。でも、ゆっくりわかりやすいよーに前を歩いてあげたらちゃんとついて来てました。
途中、鎖もあったけど、使わずに三点支持で登った方が安定して登れそうって思ったので使いませんでした。もちろん不安なヒトは使った方がいいです。でも、しっかりしたホールドもステップもあったし、目印もたくさんあったので、どこを登ろうとか迷うこともなくかなり登りやすい岩場という印象でした。
ぐいぐいっと登って、まずは11峰の西穂独標に到着しました~♪ 独標にはぼちぼちヒトがいたけど、まだそんなに混んではいませんでした。確かにここでも十分眺めはいいんだよね。独標で引き返すヒトもけっこういました。
ここに来るまで、この眺めが素敵すぎて何度も何度も振り返っちゃいました。大正池が青いなぁ。
ジャンダルム、奥穂高岳、吊尾根、そして真ん中のピークが前穂高岳。前穂高岳の正面は重太郎新道でその下に岳沢小屋も見えました。こーやって見ると、重太郎新道ってやっぱりかなり急なところを登ってるんだなぁ…。今シーズン中にはリベンジしたい!左手には北アルプス最深部、右手奥には八ヶ岳と富士山、南アルプスも見えてました。
そしてこれから進む道。ピラミッドピーク、西穂高岳、間ノ岳、●●、ジャンダルム、奥穂高岳。かなりじっくり観察してみたけど、見えてる部分は問題なく歩けそうな感じがしました。隠れた部分に難しいところがあるのかもだけど。でも、やっぱり難所は最後の西穂高岳へのスラブ状の登りなのかな…
ココからの下りがコワいと思ったら進まない方がいいって何かに書いてあったけど、見た感じそんなに難易度の高い下りじゃなかったし、独標から西穂高岳までの稜線も自分の目でじっくり観察して“行けそーだな”って思ったので進むことにしました。ということで、ここからヘルメット装着です。ココの下りがめちゃくちゃ急に見えるのは写真の撮り方な気がします(笑)。難易度的には、武尊岳の剣ヶ峰の下りくらいのイメージ(個人の感想です)。ステップがしっかりあるので高所恐怖症の自分でも問題なかったです。また、下ったところが両側が切れ落ちた痩せ尾根になってるけど、特にコワイ感じはありませんでした。
西穂独標から下って痩せ尾根を通過して岩場を登って行きます。どんな登りが来るかとドキドキしてたけど、何てことない登りでした。
登り終わって少し進むと10峰に着いてたみたいだけど“10”を見落としました…。そして、10峰からもググっと下ります。この角度で撮ると急に見えるけど、ここも独標同様に難易度は高くなかったです。独標よりはちょっと下る距離が短かかったかな?下り終わると再び痩せ尾根です。
また登って行きます。左の小さいピークに“9”の文字がチラリと見えました。真ん中アタリには鎖があるのも見えます。奥の三角のピークは8峰のピラミッドピークです。
左の“9”の文字がハッキリと見えてきました。手前にあった古そうな鎖は謎な位置に付いてたのでもちろん使いませんでした。
9峰からの下りによくレコで見るちょっとイヤらしい場所がありました。確かに大きな一枚岩で切れ落ちてる上に下って行かないといけないからちょっとコワイと感じるかも。でも、ステップ(人工的に作った窪み?)はきちんとあるので、しっかり確認して足を置けば問題なく通過できたんだけど、何気にイチバン緊張したのはここだったかも…
ガレガレのところを登って行きます。傾斜が緩くて比較的安全な登りだけど、こーゆーところで躓いたりするから気を抜かないで歩きました。
振り向くとこんな感じ。西穂山荘がかなり遠くなりました。独標からもけっこう歩いてきたなぁ。
少しすると急な登りになってグイグイ登って行くと…
“8峰”の文字が出てきたと思ったらその奥にピラミッドピークの標識が見えました。
ということでピラミッドピークに着きました。わーい♪ この先、どんな難所が出て来るかちょっとドキドキするけど、時間も余裕だしまだ行けそうです。
ピラミッドピークからももちろん富士山は見えたけど、かなり霞んで薄くなってきちゃってました。八ヶ岳、富士山、南アルプスなどなども見えました。
そして、これから進む道。左は7峰、真ん中が西穂高岳、西穂高岳のすぐ右がチャンピオンピーク、右はジャンダルムと奥穂高岳。すでに小さく“7”が見えました。
どーやら7峰の手前が渋滞ポイントっぽいです。ヒトがたくさんいました。
稜線を少し歩いていくと渋滞ポイントに着きました。どーなってるのかと思ったら、ちょっと段差が大きくて鎖があるところでした。なるほど、これで下るのに時間かかってたのか。
その後にかなり張ってる鎖もあって、その先に“7”の文字が見えました。道幅が狭いので、念のため鎖を軽く握りながら7峰をトラバースしていきます。
正面のピークが西穂高岳、右側の丸みをおびたピークがチャンピオンピークです。そして、真ん中の岩場のアタリには“6”が小さく見えました。“6”の文字のすぐ上が5峰です。ここから見る限り、この先も難所的なところはなさそうだなって思いました。
7峰からはまた下ります。こーやって撮るとどーしても急に見えるけど、ここもそんなに急じゃなかったです。
平坦気味なところを歩いてから登り始めると“6”がハッキリと見えるよーになりました。丸っとした4峰のチャンピオンピークも見えてます。
6峰に着きました。目の前の尖ったピークが5峰、右の丸いピークが4峰のチャンピオンピークです。
トラバースしながら尖った5峰に向かって登って行きます。このアタリも比較的安全に歩けるところでした。
途中にたぬき岩がありました!望遠レンズがないからこれで精一杯…(汗)。たぬきに見えるかな?
5峰は登らずに巻いて行きます。“5”は撮り忘れちゃいました(汗)
5峰を過ぎて、山肌を九十九折にグイグイ登って行きます。あそこがチャンピオンピークかなぁ?
4峰のチャンピオンピークに着きました!無事にここまで来れました。わーい♪ ずっと緊張してドキドキしてたけど、これという難所はなかったです。特にピラミッドピークからは比較的難易度は低めだった気がします。ここまで来たら時間的にも体力的にも問題なさそうって思ったので、主峰の西穂高岳に向かって進みむことにしました。
チャンピオンピークの表示からちょっと進んだところに“4峰”の文字を見っけ!
西穂高岳が近くなってきました。2峰は西穂高岳のすぐ下の岩峰です。3峰はここからは見えず…。この先は最後の西穂高岳への登り以外は岩場の上り下りとかは無さそうです。
4峰のチャンピオンピークから少し歩くとすぐに“3”の表示が見えてきました。
イワギキョウ…?
トウヤクリンドウ…
ガレガレのところを緩く登って行きます。危ないところは特になかったけど、道幅は狭いので油断せずに緊張感を持って歩きました。ちなみに前を歩いてるオニーサンの歩き方がすごくスマートでかっこよかったです。あんな風に颯爽と歩きたい!
“2”まで来ました。2峰は大きく巻いて行きます。相変わらずガレてるので注意して歩きます。
2峰を過ぎた先の小さなピークも巻いて行きます。このアタリも何気に道幅が狭いので注意です。
西穂高岳の取付きが見えてきました。登ってるヒト達がよく見えて、思ってたよりも難易度は高くなさそうって思いました。
そして、西穂高岳山頂の直下まで来ました。ちょっとドキドキしたけど、みんな登れてるんだから落ちついていけば登れないハズないんだよねって自分に言い聞かせて…
主峰への最後のスラブ状の岩に取付きまーす!
興奮してたのか緊張してたのか、〇や↑がいっぱいあったにも関わらず、登り始めてから何故か途中でルートを見失っちゃって、キョロキョロしてたら下って来たヒト達が『こっちだよ』って教えてくれました。ありがとーございます!ということで、足場のよいところで景色を眺めながらちょっと休憩…
そして、最後の登りです。けっこう急な登りなので手も使って3点支持でしっかり登って行きました。高所恐怖症だからちょっとだけコワかった…
そして遂に西穂高岳主峰に登頂しちゃいました!わ~い、わ~い♪ やったよ~!まだまだお天気は続いてくれてて、いー天気過ぎてサイコーです。西穂高岳は絶対にピーカンの日に来るって決めてたけど、この上ないくらいのピーカンっぷり。こんな日に登れてよかったぁ♡
目の前にはドーンとジャンダルムと奥穂高岳。手前は間ノ岳。ここも歩いてみたいけど、ソロじゃ無理だよなぁ…。って、その前に高所恐怖症だから無理だね(汗)
笠ヶ岳から立山の峰々もよく見えました。1ヶ月前に縦走した薬師岳~黒部五郎岳~笠ヶ岳が丸見え状態です。
笠ヶ岳…。大きくていいお山だったなぁ。疲れてヘロヘロだったけど、またお天気のいい時に登りたいです。
黒部五郎岳…。雨降っちゃって、全く景色が堪能できなかったからお天気のいい時にリベンジしたいです。黒部五郎小舎もとてもいい小屋だったしね。
薬師岳…。次は室堂から縦走したいな。
登って来た道です。西穂山荘が小さく見えてました。
下りも何気に時間がかかりそーなので、あまり長居せずに下山開始しました。ここの下りは誰かが下るのを見たかったので、同じくらいのタイミングで到着したご夫婦が立ち上がったところで付いて行きました(笑)。上から眺めてたら、前を歩いてたオニーサン達がガラガラとめっちゃ落石してたわ…コワ(汗)。そして、ご夫婦は奥さんを先に行かせたら岩にへばりついたままルートを探せなくてセミさん状態に。山側向いて下るならもっと岩からカラダ離さないと足元が見えないよ…。おかげでこっちはゆっくりルート確認しながらズリズリ前向きで下れたからよかったけど、ものすごーく時間がかかりました。でも、安全第一だからね。ちなみに、下りは全くコワさはなかったです。いつも下りより登りがコワイんだよね…
この後、ここの下りで自分の後ろを歩いてた安曇野在住のオバサンと何となく一緒に歩くことになりました。足が攣りそうって言ってたからちょっと心配だったしね。7峰までは飛騨側にトラバースになってるところが多いから、これから歩く道がよく見えました。
しばらく下ってから振り返って西穂高岳山頂を眺めたら、めちゃくちゃヒトが多くなってました。こーやって見るとそんなに急な傾斜には見えないんだけど、実際登ってると急に感じるんだよね。
3峰まで下って来ました。丁寧にゆっくり下ってるけどやっぱり下りは早いです。
尖がってる4峰のチャンピオンピーク。4峰もピークは通らず巻きます。
ここまで戻って来ました。オバサンが辛そうなので、ちょこちょこ様子を見ながら休憩するよーにしました。
4峰からガレ場を下りながらの眺めです。これから歩く5峰、6峰、7峰、8峰…ゴジラの背中みたい~(笑)
まずは5峰を飛騨側から巻いて行きます。
登りの時には見落としちゃった“5”が見えてきました。
5峰を巻いてから6峰に向かって行きます。
6峰を通過すると7峰の鎖場が見えてきました。
7峰のトラバースの鎖下りも念のため持って歩きました。
トラバースの後の鎖場は行きも帰りも渋滞してました。段差が大きくてちょっと下りにくいからかな?最終のロープウェーには確実に間に合うので、休憩しながらのんびりと渋滞が解消するのを待ちました。
目の前にはピラミッドピークが見えてきました。ピラミッドピークに向かって登り返して行きます。
8峰のピラミッドピークに戻って来ました。あ、こっち側にもこんなの書いてあったんだ…登りの時には気づきませんでした。剱岳と違って同じ道を戻るだけだから、状況がわかってるだけに下りはかなり早く下れるハズなんだけど、下るにつれてどんどん暑くなってきて全くペースが上がらず、キツかったなぁ…
ここからの眺め、大好き♡ ちょっとガスが湧き始めてたけど、朝よりも陰影が濃くなって迫力が増してました。
西穂山荘が少しずつ近くなってきました。こちらもいい眺めなんだけど、暑いから早く涼しいところまで下山したい…
ということで、ちょっとだけ休憩してからピラミッドピークを下り始めました。
そして9峰に向かって行きます。
9峰は巻かずに岩場を登って行きます。
例のイヤらしい一枚岩のところは、登りだとなんてことないフツーの登りでした。登りと下りでこんなにも感じ方が違うんだね。オバサンも例のところだって気づいてなくて『え?ここなの?』ってビックリしてました。
9峰からの10峰と11峰の独標です。独標にはたくさんのヒトがいるのが見えました。
9峰から見てたから次は10峰ってわかってたハズなのに、何故かここで“やった!もう独標だ~”って思っちゃった自分(苦笑)
なんか登りがやたら短いなって思ってたら…
登り切ってようやくここが独標じゃく10峰だったことに気が付きました。ヒトがたくさんいるあそこが独標です。そして、またしても“10”を撮り忘れちゃいました(汗)
今度こそ独標への登りです。最後の岩場の登りなので丁寧に登って行きました。下った時にも思ったけど、しっかりとルートがあるので登りやすいです。
ということで、無事に独標まで戻って来ました!暑いからヘルメットをここで脱いで、休憩することにしました。ちょっとガスが湧いてきちゃったけど、ガスガスになることはなかったです。
うーん、まだまだいい眺め。この景色も見納めです。次はやっぱり冬に来たいな。夏はあくまで冬の下見なので(笑)
独標を下ろうと思ったら前のグループがかなりゆっくりペースだったのでしばらく待ちました。ここからは特別危ないってところはないけど、気を抜かずに下りました。こーゆーところでケガしたりするんだよね。
独標を下り終わってしばらく歩いたところで、登りの時は気づかなかった“12”を見つけました。結局、“13”は見かけなかったなぁ…
階段を下って…
ガレを下って…
丸山が見えてきました。標高が下がってきてさらに暑くなってバテバテ…。疲れというよりも暑さがホントにキツかったです。たまに吹く風がめちゃくちゃ気持ちよかったなぁ。
丸山まで戻って来ました。めちゃくちゃ暑いのでここでは止まらず進みます。
ホントのホントに見納めです。また来るね~♪
西穂山荘まであとちょっと。あそこまで行けば、きっと日陰で休憩ができるはずって自分を励ましながら、最後のゴロゴロを下って行きました。
ミヤマシシウド…?
秋色に変わりつつあるイタドリの葉っぱ…
西穂山荘まで戻ってきました。あまりに暑かったから山荘前の日陰でオバサンとおしゃべりしながらのんびり休憩して、15:00くらいに下山開始です。山荘近くに咲いてたトリカブト…
シロヨメナ…?
シラネニンジン…?
樹林帯は日陰でちょっと涼しくて癒されました。最初はひたすら下りだから飛ばそうと思えば飛ばせたんだけど、時間に余裕があったのでのんびり下りました。
ゴゼンタチバナの真っ赤な実…
オオカメノキの真っ赤な実…。確実に秋が近づいて来てるね。
最後は何回か軽く登り返して、なんとか西穂高口に到着です。2回目くらいの登り返しでオバサンが『もうムリ、先に行って…』とか言い出したんだけど、疲れ切って足が痛いって言ってるオバサンを1人で残すのも心配だったので、励ましながらゆっくり一緒に歩いて戻って来ました。
疲れと暑さで展望台に寄る気は全くなし(笑)。だって、これでもかってゆーくらいに絶景を満喫してきたしね。水道の冷たいお水で顔をバシャバシャ洗って、最終の1本前の16:15のロープウェーに乗ってしらかば平駅へ。ソフトクリームが食べたい!って下山する前から思ってたら、コーヒーフロートがあったので迷わずそれを注文しました。氷が入った冷たくてちょっと苦いコーヒーと濃厚で甘いソフトクリームの組み合わせ、めちゃくちゃおいしかったぁ♡ 有料の登山者用駐車場に車を停めてたオバサンに鍋平園地駐車場まで送ってもらえてラッキーでした。
夜ゴハン食べた後も車の中は暑すぎていられなかったから、駐車場で犬の散歩をしてたオジサン達とおしゃべりしながら暗くなるまでブラブラしてました。翌日は、中尾温泉口から焼岳に登るつもりだったけど、帰る時に台風の影響が心配だったし(こっちは影響なさそだったけど)、お花にたくさん会えるお山に行きたくなったので予定変更して入笠山に行くことにしてとりあえず寝ました。
無事に念願の西穂高岳のピークに立てて、お天気もめちゃくちゃ良くて、この上なくサイコーな1日でした。すごく楽しかったかとゆーと、やっぱり岩場は得意じゃないからビミョーなんだけど(笑)、緊張感を持ってお山を歩くのは悪くないし、ここを歩かないと見れない景色があるし、たまには岩場を歩いておかないと歩き方忘れちゃうから、行ってよかったです。ピストンしてルートは何となく覚えたから、雪の西穂高岳にも登れるかなぁ?