2018年4月30日 京ヶ倉(日帰り?)
京ヶ倉登山口P~おおこば見晴台~(馬の背の道)~京ヶ倉頂~(巻き道)~おおこば見晴台~京ヶ倉登山口P
3連休最終日のGW3日目は、後立山連峰を眺めに京ヶ倉にソロで行ってきました!ヒカゲツツジが有名なお山でタイミング的にちょーどいいかな?と思ってたけど、ここのヒカゲツツジも例に洩れず今年は早くて先週がピークみたいでした。なので、咲き残りがあるといーなーくらいであまり期待せずに北アルプスの大展望をお楽しみに登ることにしました。
北アルプスが赤く焼けるのが見れるかも…と思って、3:30には起きて、4:00には道の駅 池田を出発しました。お天気は薄雲が広がってる感じだったけど、何とか晴れてました。生坂小学校から先はかなり道が細くなってきて、動物柵を開けてさらに細い道を進んで行くと駐車場に着きました。駐車場に着いたのはイチバンだったけど、すでにアタリはかなり明るくなってて…時間を読み間違えたみたいです(涙)
焼けたお山が見れなくても、空気が澄んでる朝のうちに眺めのいいところまで行きたいなーと思って、早速登り始めました。最初は、歩きやすいハイキングコースみたいな道です。この時は、難所は馬の背だけだと思ってたんだけど…
登り始めてすぐに常念山脈が見え始めました。うわー、やっぱりすでにお日さまが当たり過ぎてる…完全に時間を読み間違えましたね(汗)。木々の間からは、後立山連峰も見えました。
しばらくゆるゆると歩きやすい道を登って行くと大きな石?岩?が多くなってきて、階段が出てきました。手作り感がハンパないです(笑)
そして、トラロープも。なんてことないところだけど、ちょっと急だからちょっと滑りそうだし、地元の方がお散歩で登ったりするからかなー?
ちょっと道幅の狭いところも出てきました。落ちても大したケガはしなさそーだけどね。
またしてもトラロープ。けっこう急です。真新しいトラロープに玉止め?が作ってありました。役場の方がメンテしてくれてるのかな?めっちゃ親切ですねー。先週、イベントがあったからかも?
橋とゆーか、ハシゴとゆーか。なんか、全然想像してなかったんだけどアスレチッキーなコースなのかも。
その後もまだまだ続きます。ロープに…
ハシゴ階段に。
この大岩を登って行くと、おおばこ見晴台に着きました!ヒカゲツツジの説明があったから咲いてないかなーと思って探したけど見当たらず…。やっぱり、もう終わっちゃったのかなーと半ば諦めて大岩の下を覗きこんだら少しだけど咲いてました!暗くて上手く撮れないので、他に咲いてなかったら下山の時に撮ることにしました。
おおこば見晴台からの眺め。いい眺めなんだけど、まだ標高が低いから手前の有明山とかがちょっと邪魔だなー(笑)
とりあえず、先に進みます。少し登ったところに眺めのよいところがありました。 後立山連峰が松の額縁に入ってるー♪
少し歩きやすい道になったなーと思ったけど、また道幅が狭くなって、ロープが出てくるようになりました。
すると“稜線もうすぐ。この先道幅狭い。足元注意!”とゆー看板がありました。あ、このお山って、注意するところは馬の背だけじゃないんだってことにようやく気づきました(笑)
ロープと手作り感全開のハシゴ。ギシギシいってました。
わっ!目の高さにヒカゲツツジが咲いてました。ほとんど落下しちゃってて、数輪だけ残ってた感じです。でも、会えて嬉しいよ~♪
少し登って行くと、ヒカゲツツジがたくさん残ってる場所がありました。さすがに花びらが傷み始めちゃってたけど、カワイイお花をたくさん咲かせてました♡
ヒカゲツツジの向こうにこれから向かう京ヶ倉が見えてきました。
ヒカゲツツジを探しつつも、滑らないよーに注意して登って行きます。
京ヶ倉がよく見えるよーになりました。まだ、けっこう距離がありそうだけどCTは大したことないので、稜線に乗ってからは山頂直下以外は大きな登りはなさそうです。
稜線に出ましたー。想像通り、歩きやすそうな道が続いてました。稜線歩き大好き♡
ここは低山なんだけど、木々の間からずーっと北アルプスの峰々をチラチラ見ながら歩けちゃうってゆー贅沢なお山。
お日さまが少し高くなってきて、新緑がキラキラ輝く中を歩いて行きました。
しばらく歩いて行くと分岐があって、馬の背を通らなくても巻き道で山頂に行けるようになってました。もちろん、自分は名物の馬の背から!もし、途中でコワくなったらここまで引き返してくればいーしね。
ミツバツツジ… 。もう、かなり葉っぱが出ちゃってるから終盤かな?
ぽっかり空間ができてるところがありました。ヨコで入りきらなかったので分割です。常念山脈方面と…
後立山方面です。
そして、稜線にもヒカゲツツジが残ってました!お日さまが当たるところで会えて嬉しいな~♪
ずっとほぼ平坦だったけど、登りになりました。いよいよ馬の背かな?
馬の背らしきところが見えてきました。どこからどこまでが馬の背なのかよくわかんないんだけど…
核心部の手前が木が生えてなくて開けてて、めちゃめちゃいい眺めでした。やっぱり、ヨコで入りきらないから3枚に分割。まずは左側…
真ん中…
そして、右側。白馬までは見えなかったけど、これだけ見えればサイコーです♪ 反対側ももちろん開けてたけど、よくわからないお山だったので省略(笑)
ここが馬の背?核心部です。ロープもあるし、そんなに切れ落ちてないし、滑りやすくもないので高所恐怖症の自分でも全く問題なく歩けました~♪
馬の背を振り返って…。下りよりは登りで歩いたほうがいいかもしれないです。
核心部は過ぎたし、後は山頂まで登るだけ~って思ってたのに巻き道との分岐を過ぎると出てきたのはザレた急な登りでした。ここはロープなしではちょっと厳しい感じでした。
こことか段差が大きいし…ふぅ。
登りきったーと思ったら、今度は岩登り(汗)。こんなの聞いてませんけど…
ロープが2本垂れてたからどっちから行こうかなーと岩を観察して左の方が登りやすそーだったので、左のロープを使いました。
2段目は最初は左のロープを使って、途中から右のロープを使いました。馬の背よりこっちのほうがコワイわ…(汗)
岩登りが終わるとフツーの登りになって…
山頂に到着でーす!でも、山頂にはかなり木が生えてて、見晴はイマイチ…。でも、右側からはあまり見えなかった白馬方面が見えました。左側からは常念山脈方面がちょこっと見えたけどね。
誰もいない山頂でちょっとだけ休憩して下山することにしました。岩場は登ってる時に下りがコワそうだなーと思ったけど、何てことなくヨユーで下りられました。上から覗くとこんな感じなんだけど…
下りは滑りそーなので慎重に歩きます。こんなところでも落ちたらケガするしね。
この急斜面を下るのが岩場よりも大変でした。めっちゃ足がズルズル滑るんだもん(汗)。ここはロープ持たないと無理だなぁ。
馬の背よりも岩場よりもイヤだった急斜面をもう一度振り返って。馬の背よりもここに巻き道があったほうがいいと思うのは自分だけかな…
もう一度、大展望を見たい気もしたけど、歩いてない道を歩きたいので巻き道に進みました。
巻き道は日当たりがよくないからか、まだミツバツツジが咲いてました。
写真撮るにはちょっと暗いけど、キレイ~♪
巻き道なのにけっこうな急斜面を下ります。ロープもあったし(汗)
かと思えば、ロープ付きの登りもあって。巻き道なのにアップダウンはあるし、歩きにくいので途中から稜線に登っちゃいました。
ヒカゲツツジゾーンでレンズを望遠に換えて撮ることにしました。もーちょっと日が当たるかと思ってたけど、日陰のままでした。
でも、カワイイです♪
この儚げな感じがいいんだよね。やっぱり日影が似合うのかも。
ピークにはもっとわっさーって咲いてたんだろうけど、これだけ咲いてれば十分です。
サクサク下っておおこば展望台に戻って来ました。せっかくなのでここでもレンズチェンジしてお山をアップで撮ることにしました。まずは蝶ヶ岳…
常念岳…
針ノ木岳…
蓮華岳…
大天井岳…
爺ヶ岳…
五竜岳…
白馬三山…
見晴台からは登る時に暗くて撮れなかったお花を撮りながら下りました。まずは、終盤っぽかったヤマツツジ…
見晴台からは角度的に見えなかった燕岳が少し下ったところから見えました。
ズミ…かな?
遠くてよく見えなかったけど、何だろう?
カキドオシ…
何気に急で滑りやすいところが多いので、ロープがあるところはロープを持って慎重に駐車場まで下りてきました。日が差してきて、新緑がキラキラ綺麗だったなぁ。駐車場の前にはどこかに続いてる道がありました。神社かなにかあるのかな?
駐車場に戻ってくると車は4台に増えてました。途中ですれ違ったヒト達の車です。みなさんに『早いですねー』って言われたけど、みなさんが遅いんだと思います(笑)。オナカが空いたので、30分くらい走ったところにあったセブンイレブンでゴハンを食べて、いつも通り、常念山脈~中央アルプス~美ヶ原~八ヶ岳~南アルプス~富士山を眺めながら、のんびり下道で帰りました。午前中に出たから全く混むこともなく、夕方前におうちに着きました。
京ヶ倉は1000mに満たないお山だけど、ウワサ通りの大展望のお山でした。半ば諦めてたヒカゲツツジも見れて大満足です。渋滞避けて早く帰りたかったから、サクッと登るにはいーかなって軽く考えてたけど、想定外に手強いお山でちょっとビックリしたけどね(笑)。でも、変化に富んだアスレチッキーな登山道で楽しかったです♪
明日はお天気イマイチだと思ってたけど、なんか良さそうな雰囲気…。おうちで仕事するつもりだけど、午前中だけ軽くお散歩して来ようかなーーー