2016年8月14日 高尾山~陣馬山(日帰り)
高尾山口駅~6号路~高尾山頂~城山~小仏峠~景信山~明王峠~陣馬山頂~陣馬高原下BS
お山に行きたいな~とボンヤリ思ってたけど、相変わらず体調がイマイチでしかも高速道路の渋滞が読めないから遠出はしたくなくて、なんとなく八ヶ岳アタリをサクッとかな?って思ってたけど、どーやらお天気も良くなさそう…。白馬の縦走でかなり満足してたのもあって、無理して登らなくてもいっかなって思ったけどカラダが鈍りそーだったので、キライなのでなかなか行かない高尾山…とゆーか陣馬山に珍しくトレーニング的にソロで行ってきました!
混まないうちに&涼しいうちにと思って始発で高尾山口駅に行きました。今回の目的は珍しく“トレーニング”なので、ランニングウェアにランニングシューズで行ってみようかなって思って準備してたけど、ランニングウェア着てるにもかかわらずタラタラ歩いてばかりになったらちょっとカッコ悪いなと思って、結局、フツーの登山用のウェアに底が厚めのランニングシューズで行ってみました。
かなり空がどんよりしてたこともあって始発の京王線は空いてました。高尾山口駅で降りて、ロープウェー駅の前で出発準備しているヒト達を横目にそのまま6号路に進みました。稲荷山とかもいいかなって考えたけど、やっぱり6号路の途中の沢登りっぽい感じが好きなので。
6号路の入口から行ってきまーす!CTより早く歩けるかな?
歩き始めてすぐに琵琶滝。ここって入れないんだっけ?(汗)
記録程度に写真は撮ったけど、基本的には止まらずにいつもお山を登るペースより早めのペースでグイグイ歩いて行きました。何故なら、トレーニングだから(笑)。去年の年末にこのコースを登った時は、かなりゆっくり目に歩いてたにもかかわらず途中で息が切れてキツかった気がしたけど、今回は涼しかったこともあってか、かなりいい感じで歩いて行けました。タマアジサイトンネルがいい感じ♪
3日前に御岳山でもたくさん見かけたタマアジサイ…
ヤマジノホトトギスも咲いてました。他にも小さいお花がたくさん咲いてたけど、暗くて撮れなかったので省略…
沢の音を聞きながら登って行けるのは癒されますね。しかも、4人くらいしかヒトに会わなかったので静かに歩けました。
ここが大好きな沢登り地帯。記憶ではこの地帯がけっこう長かった気がしたけど、あっとゆー間に終わっちゃって期待外れ…。この後の階段を考えると、稲荷山から登った方がよかったかなって感じでした。
6号路の最後の登りは長めの階段。これがすっごく苦手(泣)
そして、とりあえず高尾山の山頂に到着。気温は高くないけど、湿度はそこそこ高いから汗だく。トイレの前の水道で顔を洗ってサッパリ~♪さすがにまだポツポツしかヒトはいませんでした。
曇ってて富士山も見えなかったので、そのまま歩き続けることにしました。少し下ったもみじ台に咲いてたお花…
下ったのに登ります。陣馬山までは登ったり下ったりを何度も繰り返します。でも、キツイ傾斜はないからトレランに向いてるのカモ?
下ります…。それにしても、このアタリの階段ってこんなキレイな階段だったけ?ちゃんとスノコみたいなのが敷いてありました。これなら、冬でもグチャグチャの田んぼ状態にならずに済むかもです。
一丁平の展望台に向かう道なんてこんなにキレイ(笑)。でも、展望台からはやっぱり何にも見えず。ってゆーか、さっきよりさらに曇ってきてる気が…
一丁平のトイレ前のテーブルはいつも混んでるけど、さすがにまだ誰もいませんでした。ここでも休憩せずにスルー。オオバギボウシかな?
ツリガネニンジン…?
クズ…
ヘクソカズラ…家の前にも咲いてるお花(笑)
一度、グッと下ってから登り返してます。こんなスノコみたいな階段まで!(笑)。ホントにたくさんのヒトがここ歩くんだな~と実感。登山道脇にはロープが張ってあるところもあって、植生保護してありました。前は、登山道がいつもぐちゃぐちゃでみんな脇を通ってたもんね。
城山に到着するとトレランのヒトがだんだん増えてきて、どんどん追い抜かされました。でも、完全にCT以下で歩けてるから、ボチボチいいペースで歩いてるけど、ザックがガサガサして走りにくくてやっぱり走れないから、ランニングウェアを着てこなくてよかったな~って思いました(苦笑)
城山でも休憩せずにそのまま進みました。また下ってから登り返してお狸さまのいる小仏峠に到着。ここでも休まずにそのままスル―。
このアタリからちょっとだけ道が登山道ぽくなります。って、今までも一応は登山道なんだろうけど…
まだ緑色だけど栗が落ちてました。もう、高尾山エリアにも秋が来てるんだな…
こーゆーの好き。
また下ってから登り返して景信山に到着。起きてから野菜ジュースを飲んだだけで何も食べずに歩いてたからさすがにオナカが空いたので、ここでゼリー飲料でチャージ。でも、曇ってるだけじゃなくてガスガスになって気温が下がってきて、汗ビッショリのカラダが寒かったので早々に出発しました。茶屋にも山頂標識があって、茶屋から少し進んだところにも山頂標識があったんだけど、どっちが正解?(笑)
このアタリから少しだけ道がワイルドな感じになります。こんな真夏にここ通るの初めてだから知らなかったけど、こんなに草がワサワサになるのね~
ウバユリ…
マルバヌスビトハギ…
根っこと泥の組合せはなかなか滑ります…
明王峠まではいくつか小さいピークがあるんだけど、ちゃんと巻道があるので遠慮なく全て使いました(笑)
堂所山への登り…。もちろん巻きました。前に行ってるし、興味なし(笑)
木を大量に伐採しているエリアで小雨が降ってきたけど、すぐに止みました。午後から晴れの予報だから、何とか下山するまでもってくれないかなって思いながら歩き続けてました。
一瞬、薄日が差して、葉っぱがキレイな感じに…
紫色の…実?
明王峠に到着。英語の標識初めて見ました。そして、今までずっと“メイオウトウゲ”かと思ってました(笑)
かなり肉厚なキノコ。おいしくはなさそうだけど。
タテヤマギク…
ユルユルと登り返します。このアタリもすごくきれに整備された道です。
最後に少しだけ階段を登って…
陣馬山の山頂に着きました。お馬さんは青空バックの方がいいんだけど…。ま、いっか。
見事なまでのガス具合で景色も何も見えなかったし、予定してたバスの1本前のバスに乗れそうだったし、おまけにやっぱり寒かったので止まらずに下山することにしました。オナカ空いてたんだけどね…
陣馬山からの下り始めがめっちゃ滑りやすい土で大変でした。たぶん、登山靴でも滑りそーなんだけど、フツーのランニングシューズだからめっちゃ滑りまくり。何度も滑ったけど、何とかバランスとって転ばずに済みました(笑)
白いソバナ…
ちょっとお日さまが出てきたかな?いい雰囲気。
その後は何気に激下りでした。けっこう下るな…と思って振り返ってみたらこんな感じ。陣馬高原下BSに前に一度下ったことがあるはずなのに全く記憶なし。木の根っこで滑りそーだし、ザレたところも滑りそーだし。
そして、まだまだ下ります…。けっこう登ってくるヒトがいたけど、ここから登ってくるのは何気に大変かもしれません。
とはいえ、特に難しいところはなく、ランニングシューズでも問題なく歩けるような道なのでグイグイ下って行きました。いつもみたいに尖ってる石の上に乗るとちょっと足裏が痛かったけど(汗)。最後は、タマアジサが両脇に咲くところを通って登山口に到着。
登山口からは舗装路をしばらく歩いて、陣馬高原下BSにバスの時間の20分以上前に着きました。小ピーク&堂所山を巻いたけど、休憩含めて5時間半で歩けたのでまあいい感じかな?めっちゃ汗だくだったのに高尾駅に向かう京王バスのエアコンが効きすぎてて、めちゃくちゃ寒くて震えました…。暑い日だったら嬉しいんだけど。おまけに、京王バスにはUSB充電が付いててました。ログとか取ってるヒト多いから、下山後にすぐ充電できるのは嬉しいかも。スイスの電車並みのサービス。
家に帰ってきた昼頃には予報通り晴れてきてめちゃくちゃ暑かったから、早朝の涼しいうちに歩けてよかったです。景色を楽しみにしてる時は晴れて欲しいけど、トレーニング目的の時には涼しい方が助かります。
高尾山は混んでて行きたくないな~っていつも思ってたけど、お盆でも早朝はヒトが少なくてよかったです。2年前にGWに来た時も確かに早朝は空いてたし。それに、ここはそんなに起伏も激しくないコースなので、トレランには最適かもって思いました。トレランのヒトが多いのも納得です。でも、中にはマナーの悪いトレランナーもいたので、その辺はルール守ってねって感じだったけど…。このコースならトレーニング的に定期的にトレランしてもいいかも?とちょっとトレランシューズが欲しくなったりしたのでした(笑)