2015年11月21〜22日 檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳(1泊2日・小屋泊)
1日目:西丹沢自然教室BS〜檜洞丸頂〜蛭ヶ岳頂〜蛭ヶ岳山荘(泊)
去年、この3連休に行こうと思ってて行けなかった丹沢主稜&主脈縦走にお仲間さんと行ってきました!丹沢山塊は階段が多くて苦手なイメージだったから、どーかなーと思いながら行ってみたんだけど…
新松田駅から始発のバスに乗ろーと思ってたら、始発の前に増発が出てました。知ってたら、すぐに改札出てバス停に行ったのに〜。結局、通常の始発も座れなくて諦めて、次の便で座って西丹沢自然教室に向かいました。
1時間位で西丹沢自然教室に到着…長かった。半強制的に登山届を書かされてから歩き始めました。車道からいきなり沢っぽいところを登るのかー!と思ったけど、すぐになだらかな歩きやすい道になりました。まだ、紅葉も残ってました〜
しばらく歩くとゴーラ沢出合いに着いて、沢の渡渉がありました。写真撮り忘れちゃったけど、けっこう水嵩が多かったです。急な階段とちょっとした鎖場を越えて、登りになってきました。
先は長いので飛ばさずにゆっくり登って行きました。丹沢っぽい階段の道じゃなかったけど、段差の大きい木の根っことかが多くて、なかなか疲れました。ツツジ新道っていうだけに、春にはツツジが綺麗なんだろーな。
そこそこな登りを周りのヒト達と抜きつ抜かれつ登って行くと展望園地に着きました。展望園地からは綺麗な富士山が見えたので一休しました。
檜洞丸までは、地図では急登ってなってたけど、九十九折になってたので想像したほどではなかったです。でも、キツかったけど(苦笑)。11月と思えないほど暑くて、半袖でもよかったかなーとこの時は思いました。
最後の方は、丹沢名物の木の階段になりました。東側に比べて断然ヒトは少ないけど、やっぱり、丹沢なんだな…
途中、富士山がめっちゃ綺麗に見えました。いつも同じよーな写真しか撮れないのに、撮っちゃうんだよね。
階段の後は、定番の木道をしばらく歩いて
檜洞丸に到着〜♪お天気もいいし、のんびりしたかったけど、標高が高いからそれなりに寒くって。しかも、まだ行程の半分くらいしか歩けてなかったので、軽くランチしてすぐに歩き出しました。
下って、下って、階段も下って…金山谷乗越までかなり下らされました。今日のゴールの蛭ヶ岳は、丹沢の最高峰。下った分を再び登り返して、さらに登るのかと思うとグッタリしました。
金山谷乗越で下りきったと思ったけど、神ノ川乗越までは何気に登ったり下ったりを繰り返し。そこからは登りになって臼ヶ岳に到着〜。目指す蛭ヶ岳と翌日歩く予定のなだらかな稜線が見えてテンションが上がったものの、また下ってからの登り返しになってて、考えただけでグッタリでした。
とりあえず、あそこまでは頑張らないとーってことでガンガン下り、ボチボチ登ってミカゲ沢ノ頭。そこからまたまた下って、最後の登りに突入しました。
ラスボスの登りは、急登って書いてあって、確かに傾斜は急だったけど、ちょっと岩っぽいところがあって楽しかったです(笑)
この頃には、さっきまでの晴天はどこへやら、かなりガスって
きちゃってたけど、雲の切れ間から一瞬だけ見えた富士山がとても幻想的でした♡
最後はお決まりの木の階段になって蛭ヶ岳に到着〜。階段が多くて、アップダウンが激しい苦手な感じの道だったけど、なんとかCTで歩けました。
山頂はガスガスで全く景色が見えなかったので、すぐに山荘にチェックインしました。予約した時に聞いてはいたけど、ホントに布団1枚に2人…。女子だけの個室みたいになってたのはよかったけど。
自炊室で夜ゴハン食べて、お部屋でおしゃべりしてたら、さっきまでガスガスで見れなかった夜景が見えると言われて、外に出て見たら…キラキラした夜景を見ることができましたー♡これが見たくて蛭ヶ岳山荘に泊まったんだもん。二度と泊まりたくないから見れてよかったー(笑)。カメラでは上手く写せなかったけど、もっとオレンジな感じで綺麗でした。
することもないので、消灯前に寝たものの、隣のオバサンにずーっと蹴られるし、ヒトが多いからか暑いし、ほとんど寝れなかった…。やっぱり混んでる小屋はダメなのかも。
ゆっくり起きるつもりが、同室のヒト達が話す声で早朝に起きちゃいました。昨日よりガスが酷くて日の出どころじゃなかったです。とりあえず、朝ゴハン食べて、予定より早く出発しました。
ガスなのか霧雨なのかわからないよーなお天気…。楽しみにしてた稜線歩きが台無しでした。ほんとは、すごく眺めがいいはずなのに…
細かくアップダウンがあったけど、昨日よりは全然マシで緩やかな感じ。
それでもやっぱり丹沢だから、階段は多かったけど。
もちろん、平らで歩きやすいところもありました。丹沢と思えないくらいにヒトが少なかったです。まあ、こんなお天気だしね…
ひたすら黙々と歩いて丹沢山に到着。止まると冷えるし、そのまま塔ノ岳に向かいました。
木道も登場してドンドン丹沢っぽくなってきた(笑)
このアタリもお天気がよかったら、めちゃくちゃ歩いてて気持ちいーんだろーけど。
濡れた木道は滑りそうで何気にコワイ…
テンションは上がらないし、だんだん疲れてきて、こーゆー階段はキツかった…
ちょっとした岩場を越えたりもしました。距離は短いし、難しいところはなかったけど。
塔ノ岳に向かう最後の階段…
さすがに塔ノ岳にはけっこうなヒトがいました。ガスガスで全く景色見れないし、風が強くて寒いのにね。こんなお天気の日になんでみんな登って来たんだろう?しかも、かなり軽装のヒトもけっこういて(Tシャツにトレーナーとか)ビックリしたんだけど。
ホントはヤビツ峠に下りるつもりだったけど、お天気が悪過ぎてテンション下がってたので、大倉から下山することにしました。
ひたすら階段を下りてると、続々とヒトが登ってきます。やっぱり、人気のお山なんだなー。確かにベースは整備された階段だから、危ないところもないし、歩きやすいとは思うんだけど…ねぇ。
階段だけじゃなくて、こんな感じの岩ゴロのところもあったりします。こーゆー方が歩いてて楽しい。
やっと平らなところに出ました~。下るにつれて、ガスは全くなくなって、曇ってるものの、そんなに悪いお天気じゃなくなりました。だから、みんな登ってきたんだろーけど、塔ノ岳でも下界の天気とお山の天気は違うからね(汗)
若干、痩せ尾根っぽいところ?もあり。痩せ尾根とも言えないくらいすれ違いとかヨユーできる感じだけど(笑)。両側が切れ落ちてるわけでもないし。
下るにつれて、だんだん紅葉も見れるよーになりました。もーいーよってくらい階段下りてきたから、いい気晴らしになりました(笑)
長い下りが終わって、車道に出て、大倉バス停に到着〜。下りが得意とはいえ、さすがに下り疲れたのでバスは座れて嬉しかったー
とゆーことで、1年間温めてた丹沢縦走企画は終了。反省点は、時期を間違えたこと!11月下旬でも、紅葉は終わってるからそんなに混んでないと思ったけど、前週がお天気悪かったこともあってめちゃ混みだった。丹沢だったら12月でもよかったな…もっと空くだろーし。
とはいえ、これで丹沢の主要なお山は一通り歩いたから、もう丹沢に行くこともそうそうないかな。道志から畦ヶ丸とかには行くかもだけど。今回、歩いての感想は“やっぱり丹沢は苦手!”でした。だって、苦手な階段がやっぱりめっちゃ多いから(泣)