2015年9月26日 栗駒山(日帰り?)
須川温泉BS〜名残ヶ原〜地獄谷〜昭和湖〜天狗平〜栗駒山頂〜いわかがみ平BS
去年から行ってみたいと思ってた日本一の紅葉といわれる栗駒山にソロで行ってきました!紅葉のタイミング的には山頂付近はピークで良かったはずなんだけど、天気予報は曇…。行くかどーか迷ったけど、高速バスのキャンセル料払うのもイヤだったので、とりあえず決行しちゃいました。
東京駅から夜行バスで一関駅へ。途中、仙台と古河で降りたヒトがいて、そのアナウンスでちょっと目が覚めたけど、基本的には一関駅まで約7時間爆睡。いや〜、よく寝た(笑)。一関駅から須川温泉行のバスは9:00出発で2時間くらい時間があったので、夜行バスが着いた東口から路線バスのバス停がある西口に移動して、待合室で朝ゴハン食べたりして時間を潰しました。西口には、パン屋さん、お蕎麦屋さん、コンビニがあってなかなか充実してましたよ。
実は、一関に着いた時から、雨は降ったり止んだりしてました。本降りになったらそのまま仙台に移動して観光しよーかなって思ってたけど、小雨か霧雨っぽい感じだったので、須川温泉行のバスに乗り込みました。栗駒山を目指したのは、おばちゃんの6人グループ、けっこう年上の山ガール風の3人グループと自分のみ。晴れてたらバスも混むんだろーけど、あの天気予報で行こうと思うのはけっこうチャレンジャーだよね(汗)
バスには1時間半くらい乗ったけど、高度をあげるに連れて、どんどんガスっぽい感じになって、あたり一面真っ白に…。これじゃあ、何にも見えないなって諦めながら須川温泉に到着すると、さっきまでのガスはどこへやら、何気に駐車場はガスが晴れてました。今のうちに登ってしまおう!とトイレにも寄らずに歩き始めると薄日が差してきて、青空も覗いてきて、急に暑くなってきました。
モウモウと湯気をたてて流れる源泉が綺麗でしばらく眺めていたかったけど、今回のメインは紅葉なので先を急ぐことにしました。
ところどころ黄色や赤に色付いた葉っぱ達のアーチの道をしばらく歩いて行きました。このアタリですでに綺麗で感動~♪
しばらく行くとちょっとした高台になってて、一面に綺麗な紅葉を見渡すことができました。これが、曇り空ながらもイチバンすっきりと景色が見れた瞬間だったかも…
紅葉が始まりつつも、お花もちょっとだけ咲いてました。
前日の雨のせいで、登山道はドロドロになってたり、水溜りができてたり…歩きにくかったです。
このアタリのオオカメノキの葉っぱも赤くなりかけてました。暑くなってきたので、まさかの半袖で歩くことに…(笑)
だんだん青空が増えてきて、これなら山頂で晴れるかも!なんて期待してたんですが…
名残ヶ原に着いた頃には、青空は見えなくなって再びどんよりな曇り空…。それでも、紅葉達は綺麗でしたけど。
紅葉の奥に山頂らしきものが見えて来ました。でも、あれが山頂だったのかどうか今でもわかりません…(汗)
紅葉というより、黄葉ってゆー感じでしょうか。これはこれで綺麗だったけど、栗駒山は真赤になる感じをイメージしてました。
こんな感じとか…まだ、ちょっと時期が早かったのかな?
乳白色の沢を渡渉すると地獄谷に着きました。地獄谷を眺めながら木の階段の道を歩けるようになってました。そして、次第にお天気は下り坂になって、霧雨っぽくなってきました…
近くの景色はなんとか見れてるものの、遠景は全く望めず…
昭和湖についた頃にはガスガスになってて、しかも寒くて、休憩する気にもなれませんでした。晴れてる時に綺麗な昭和湖を見たかったな…(泣)
昭和湖からはちょっとした階段の急登になりました。
とにかく山頂で少しでも長く時間をとって、晴れ待ちしようとガシガシ登り続けたので、すぐに疲れて立ち止まっちゃいました(苦笑)。振り返るとさっきまで歩いていた道がずーっと見えました。
階段状の登山道は水浸しで川みたいになってて、水溜りのオンパレード…めっちゃ歩きにくかった。
いつしか霧雨から弱雨になってきたのでレインを着て歩き続けました。樹林帯を抜けて、ちょっと開けるたところに出ると、薄っすらだけど、紅葉したお山を目にすることができました。
こんなところにも何やらお花が…
天狗平に到着すると、あたり一面、見事に真っ白(泣)。お天気の回復が見込めそーだったら、岩頭まで行って、見渡す限りの紅葉を見たいと思ったけど、全く回復の見込みなし。仕方ないので諦めて、とりあえず山頂に向かって、山頂でお天気の回復を待つことにしました。
ホントはこのアタリも一面紅葉が綺麗に見えるはずだったのに、ほとんど見えず…
とりあえず、天狗岩(笑)
赤く染まった葉っぱが増えて来ました…
振り返ってみるとこんな感じ…前も後ろもガスガスでした。
あまり紅葉の写真が撮れないので、他に目を向けてみました。草に付く水滴が、ちょっとかわいかった~
ナナカマドの実が真っ赤っか。
山頂近くになるとけっこう笹が激しくなって、ところどころ笹をかき分けながら進みました。
山頂に着いても相変わらずの雨…そして寒かった。おにぎり食べながら、色んなヒトのカメラマンやってあげたりして時間潰してみたけど、全くお天気の回復の見込みはなし。これ以上いても、帰りのバスの時間までに回復しないと踏んで中央登山道からいわかがみ平に下山することにしました。
下山してる途中、雨風が少し強くなってきて、あのタイミングで下山の決断は正しかったなって思いました。振り返るとガスの中に薄っすら栗駒山の紅葉が見えました〜♡
下った道を振り返るとこんな感じだったり…
こんな景色や…
こんな景色も見ることができました~♪
中央登山道は石畳っぽい歩きやすい道でした。ところどころおそらく震災の影響で崩壊してるところもあったけど。
楽しみにしてた栗駒山の一面の紅葉は見れなかったけど、登山道脇の木々の紅葉を楽しみながら下山しました。色とりどりでこんなお天気でも十分に綺麗でした♡
オオカメノキの真赤な葉っぱと真赤な実。
紅葉しかかってるグラデーションの綺麗な葉っぱ。
紅葉するとこーなるみたいです(笑)
まるで造りモノみたい…
いわかがみ平からくりこま高原駅はまるかじりバスってゆーのを予約してて、どこから出るんだろう…と駐車場の方をウロウロしてみたら、駐車場にミヤコーバスが停まってました。去年は、ミヤコーバスの紅葉号の運行は10月からだったからわざわざまるかじりバスを予約したんだけど、今年はミヤコーバスの運行が1週間早かったみたいです。だったら、ミヤコーバスの方が安いし、時間的にも早いしってことで、まるかじりバスにキャンセルの電話を入れたら…『本日は運行してません』って。え…、予約してたのに…?運行中止の連絡もきてないのに…どーゆーこと?確かにお天気が悪かったから、登山者も観光客も少なくって、“バス運行してるのかな…”って不安に思ってはいたけど、ホントに運行してなかったとは!しかも、予約者に連絡もなしに!!ミヤコーバスがなかったら、どーなってたんだろ。タクシー呼んだら何万もかかるし、ヒッチハイクすることになってたかもしんない。っていっても、駐車場に数台しか車停まってなかったよ(汗)。最初の予約の時からかなりテキトーな感じだったけど、観光物産協会のくせにそれでいーの?!と、一瞬イラっとしたけど、無事にミヤコーバスでくりこま高原駅に約1時間半で到着できたし、予定より早い時間に到着できたので、まあ、いっかなって感じでした。二度と予約することはないと思うけどね。
そうそう、バスに乗った時に一瞬めっちゃ晴れて、写真で見るよーなお山全体が真っ赤に染まってる栗駒山をチラッと見ることができました。写真撮れなかったのは残念だけど、しっかり目に焼き付けました。
くりこま高原駅に着くとすぐに仙台駅行の高速バスが来て、1時間くらいで仙台駅に到着。仙台は前によく出張で来てたからちょっと懐かしかったな〜。で、紅葉が満喫できなかった鬱憤を晴らすべく、事前に調べておいた“旨味太助”とゆー牛タン屋さんに直行!(笑)。山頂でおにぎりを食べただけで、お腹がすごーく空いてたのでガツガツ食べました。美味しかったなぁ♡その後は、ブラブラしたり、お茶したり、バスの事務所でテレビ見たりして時間潰して、夜行で東京に戻りました。またしても爆睡で全く記憶なし(笑)。気づいたら見慣れた新宿でした…
生憎のお天気ではあったけど、そんなお天気にも関わらず綺麗な紅葉が見れる栗駒山はさすがだな~と思いました(笑)。ほとんどヒトもいない静かなお山だったけど、これが晴天だったらすごいヒトになるんだろーなー。須川温泉からのコースは山登りをしてる感じを味わえるけど、きちんと整備されていたし、中央登山道はスニーカーでも来れるようなお気楽お散歩コースで、高尾山と同じくらい気楽に登れるお山だと思いました。
また、来年リベンジすると思うけど、後から調べたところ、北側は黄葉、南側は紅葉になるらしーので、やっぱり縦走がいいみたいですね。今度こそ、快晴の中の真赤な栗駒山を歩きたいと思います!