2018年12月30日 竜ヶ岳(日帰り)
竜ヶ岳登山者用P~竜ヶ岳登山口~東屋(石仏)~分岐~竜ヶ岳~分岐~湖岸道路出合~竜ヶ岳登山者用P
今年も登り納め&ダイヤモンド富士を見に竜ヶ岳にソロで行ってきました!竜ヶ岳は今回で3回目です。他に行きたいお山がみつからなかったのと、イイ感じに晴れそうだったのと、ダイヤモンド富士にリベンジしたかったので行くことにしました。かなり冷え込みそうだったから、それだけが心配だったんだけど、去年と違って全く風がなかったし、時間配分も装備もうまくいったので、そこまで寒さを感じずに済みました。
山頂だと真ん中からお日さまが出ないので、またしても石仏のところか、石仏のちょっと下か、石仏のちょっと上か、どこで見るか迷ったけど、石仏上の登山道で7:45、石仏で7:51にダイヤモンド富士になるはずなので、とりあえず6:00くらいに駐車場に着くよにおうちを出ました。車に乗った時の気温は-2℃だったので、まあまあ想定内って感じでした。
下道で行っても30分も変わらないはずなんだけど、途中で凍結とかしてたらイヤなので中央道で河口湖ICに向かいました。大月出口で渋滞中って表示が出てて、“こんな時間になんで大月で渋滞?!”って思ったけど、途中からいわゆる暴走族さんがポツポツ出現して、そのあと大量のお仲間さんがいらっしゃいました。きっと、たくさん大月から乗ったり降りたりしてたんだろーね。とりあえず自分は特に影響を受けることなく、無事に河口湖ICで降りられました。河口湖アタリはー9℃だったけど、本栖湖付近は-6℃。特に道路に凍結してるところはなく、6:00少し前に駐車場に着きました。駐車場にはけっこう車が停まってたけど、まだまだ余裕はあったし、去年よりは少なかったかも?準備してすぐに出発しました。まずは、キャンプ場の中を通って登山口に向かいます。
途中で出てくる“林道”という表示にちょっと戸惑うかもだけど、“林道”に進むと登山口に着きます。登山口からは九十九折の登りです。急登じゃないけど、汗をかきたくないのでとにかくゆっくり登って行きました。ほとんどのヒトはスタスタ歩いてたけど、汗っかきの自分には無理です。だんだん、空の色が変わってきました。キレイ~♪
登り始めて15分くらいでポーラテックアルファの上着を脱ぎました。去年はベースだけで登ったけど、カラダが冷えすぎるのでフリースは着たままで歩きました。こんな感じの九十九折を登ってます。やっと明るくなって登山道の写真が撮れるよになってきました。
九十九折が終わるとちょっと急な登りになります。
登ってると木々の向こうに南アルプスが見えてきました。ちょっと急げばモルゲンが見れるかなー?と思って、ちょっと急いでみました。
平坦なところを進んで…
階段を登って…
また、しばらく平坦なところを歩くとちょっと開けたところに出ました。今まで木々の間からチラチラ見えてた富士山が、やっと見えました。
そして、もちろん南アルプスも!もーちょっと早い方がキレイなのはわかってるんだけど、上での待ち時間が長くなっちゃうからね。薄くピンク色に染まってるのが見れただけで満足です。
八ヶ岳も見えます。なんか雲がかかってる?何となくどんどん雲が増えそうな気がしました。
上着を着ないまま撮影してたら、カラダが冷え冷えになっちゃったので再びポーラテックアルファの上着を着てから歩き出しました。少し歩くと竜ヶ岳が見えてきます。
東屋へは少し下ってから登り返します。そして、富士山を見ながら九十九折に登って行きます。地面は凍っててカチカチだけど、水分が少ないから滑ることはなかったです。相変わらずシモバシラも激しく発生してたので、お日さまが当たり出すとグチャグチャになること間違いなし。
東屋と山頂に続く登山道が見えてきました。去年は、ここより下で日の出待ちしてたヒト達がいたけど、今日は1人もいませんでした。
7:25に東屋に到着しました。もーちょっと上に行こうかと思ったけど、そこまでヒトが多くなかったので、ここで見ることにしました。まずは冷えないように持ってきた冬用のダウンをすぐに着ました。風はなかったし、ポーラテックアルファのジャケットの上に冬用ダウン着たし、靴底の厚いジョラスを履いてきた上に靴用カイロ入れてたから、寒いと思うことはなかったです。去年はアプローチで来たら、足の裏が冷えて痛くなっちゃって辛かったもん…
とりあえず、カメラの設定とかを調整して富士山を眺めながら待ちました。
だんだんお日さまが上がってきた気配がして、いつ出るかわからないのでとにかくシャッター押しまくり(笑)
あ…
キ、キタ…
キターーーーー!!!!!
ん?これは完全に出ちゃってたかな?(汗)
山頂付近に雲がかかってるかなーと思ったけど、問題なかったです。そして、去年よりはうまく撮れた気がします(笑)。完全にお日さまが出てきたので、石仏さんにご挨拶して山頂に向かうことにしました。
少し背の高い笹原を歩いて行きます。
富士山を眺めながら九十九折に登って行きます。凍ってはグチャグチャになってを繰り返しているので、地面がボコボコで歩きにくい(汗)
いつも通りの霜だらけ。もーちょっと気温が上がったらグチャグチャになりそう…。だから、下山はこの道を使いたくないんだよね。
去年、ここで見つけた鱗みたいな霜もありました。キラキラしてて綺麗☆
真っ青な空に向かって、まだまだ登って行きます。山頂に向かう間にたくさんの下山してくるヒトとすれ違いました。みなさんめちゃくちゃ寒そうでした。今日は風がなかったからまだよかったと思うけど、やっぱり山頂で待つのは寒いよね…
春待ちのアセビ…。ずいぶんたくさん蕾をつけてるねぇ。
道の先に見えてるのは愛鷹山の方かな?
御坂山塊でーす。しばらく登ってないから、そろそろ行ってみようかな?
九十九折の道が終わって、直登して行きます。富士山とはしばしのお別れ…
奥秩父はこのアタリからがよく見えます。金峰山の雪、めっちゃ少なーっ!南アルプスも一応みえてるんだけど後程…。こんなにいいお天気なのに、八ヶ岳は雲にお隠れになっちゃいました。
分岐を過ぎてだんだん笹の丈が高くなってくると最後の登りです。
また鱗状の霜に会えました~♪
この繊細な感じがたまらなくいーよね。
しばらく登ると山頂に到着です。思ったよりヒトの数は少なかったけど、ちょっとわちゃわちゃしてたので、とりあえず山頂を通り過ぎて雨ヶ岳方面に少し下って行くと南アルプスが見えてきました。
雨ヶ岳と毛無山は正面に見えます。今年こそ登ろうかと思ったけど、何となく登る気になれず…。今日も、竜ヶ岳だけで帰ります(笑)
山頂までの道からも南アルプスは見えるんだけど、山頂を通り越して少し下った方がめっちゃよく見えます。去年、周回した時にこのアタリから見るのがイチバンいいって発見したんだよね~。ということで、南アルプスオールスターズです。お天気よすぎでヤバイ!
雪のない笊ヶ岳と真っ白な聖岳…
どっしりとした赤石岳…
荒川三山…
小河内岳…
蝙蝠岳と塩見岳…
3つまとめて白峰三山。来年は縦走できるかなー?
左側のちょっと白いのがアサヨ峰、そして鳳凰三山…
八ヶ岳はやっぱり雲の中…残念。
南アルプスを堪能したので山頂に戻ることにしました。途中でまたしても霜活~♪
すっごいフサフサに霜ってるよ~
ここの霜は繊細でキラキラしててホントにめっちゃ綺麗☆
たっぷり霜鑑賞したので山頂に向かいます。
山頂に戻るとかなりヒトが減ってました。相変わらず風はないし、日差しは暖かかったから、ここでのんびりしてもよかったんだけど、冷たいパンを食べる気にならなかったので、温かい食べ物を求めて(笑)下山してから食べることにしました。
富士山に誰かいないかなー?と思ったけど、人影は見えず。
さてさて下山しまーす。
下山は分岐から湖畔方面に下りることにしました。おそらくぐちゃぐちゃになってるあの道を下るのは絶対にイヤ…
いいお天気で快適ハイクだぁ~♪
笹原から樹林帯に入って下って行きます。
真っ青な本栖湖が見えてきましたー。葉っぱが付いてたらほとんど見えないだろーから、冬ならではの景色だね。
階段も下って行きます。
今度はトゲトゲした霜を発見!!
霜にも色んなカタチがあるんだねぇ。
3年前にここから下山した時は暗~い雰囲気だったんけど、今日はお天気がいいから全く雰囲気が違いました。本栖湖に向かってどんどん下って行きます。
ここにも台風の爪痕で倒木がいくつかありました。1ヶ所、ここだけ倒木で下りにくくなってたけど、気をつけて下れば問題ないです。
風もないし、木漏れ日が気持ちいい~♪ でも、オナカスイタ…
延々と九十九折に下って、湖畔側の登山口に着きました。
ここからは真っ青な空の色が映った本栖湖を眺めながら、車道を歩いて駐車場に戻りました。
駐車場では、日向の暖かいところでゴハンを食べたり、のんびり休憩してるヒトがけっこういたけど、自分めちゃくちゃオナカが空いてたのでイチバン近くのコンビニに行って、温かいスープを買ってパンと一緒に食べてから下道でおうちに帰りました。道は空いてたのでかなり順調に帰れました。
3回目の竜ヶ岳のダイヤモンド富士は、サイコーの条件で見れて、写真も前回よりはうまく撮れたけど、東屋のところだとやっぱりヒトが多くて構図が自由にならないから、次に行く時は東屋から少し登ったところから撮ろうかな。でも、2018年もサイコーの登り納めができて大満足です♡
今年の夏は異常に暑かったし、自分がお休みを取ろうとするとお天気が悪くなったり、台風が多かったりで、なかなか予定通りにお山に登ることができなかったけど、それでも思い出深い山旅をいくつもすることができました♪ 登りたいお山はまだまだたくさんあるから、来年も楽しくたくさんお山に登れるといーな。