2018年1月14日 秩父御嶽山(日帰り)

f:id:yamajoshi:20180217152429j:plain

 

三峰口駅秩父御嶽山登山口〜タツミチ〜秩父御嶽山頂〜西の肩〜普寛神社~落合〜つちうちキャンプ場〜三十槌の氷柱〜ウッドルーフオートキャンプ場〜道の駅大滝BS

 

寒波が来てて、北日本日本海側は大雪でめっちゃ大変そう。でも、関東には一向に雪が降る気配はなく、気温はかなり低いものの晴天予報。もしかしたら赤城山は霧氷が…って思ったけど、あまり自信が持てなかったので却下。この寒さなら…と払沢の滝のサイトをみたら氷結度45%でボチボチ凍ってました。払沢の滝+浅間嶺もいーかなと思ったけど、払沢の滝が凍ってるなら他のところもいい感じになってるかな?って思って、一昨年、行きたいなーと思ったものの行けてなかった三十槌の氷柱を見に行くことにして、ついでに近くの秩父御嶽山にもソロで行ってきました!

 

6:00過ぎにおうちを出て三峰口駅の駐車場に向かいました。相変わらず、途中の道路に凍結はなし。雨も雪も降ってないから、山の中の林道で水が染み出てるとかないと凍る要素がないもんね。三峰口駅に車を置いてから秩父御嶽山を周回して、三峰口駅に戻ってから車で三十槌の氷柱に行くか、縦走してバスで帰ってくるか迷いながら運転してて、道の駅あしがくぼでトイレに寄った時に山と高原地図を見て決めようって思ってたら秩父の地図に載ってなくて、急ぎYAMAPの無料地図をダウンロードしました(苦笑)。前日、ヤマプラでルートチェックして過去レコでルートダウンロードしてたからまさか秩父の地図にないとは気がつかず…(汗)。前日、寝る前に急に行き先決めたりするとこーゆーことになりがちです。気をつけないと。

 

三峰口駅の駐車場はめちゃくちゃ空いてて、月極で借りてるヒトが数台停めてたのと、おそらく同じく秩父御嶽山に登るであろうオトコのヒトの車くらいしかありませんでした。駅の窓口で500円を払ってから歩き出しました。大通りに面してないし、全然ヒトもいなくてすごーく静かでした。車で走ってきた道を少し戻って歩道橋のあるところを斜めに入って行きました。少し歩くとトイレがあって、そこを曲って少し歩いていくとたくさんのカカシが…。このアタリは贄川宿という宿場町だったみたいだけど、カカシとの関係はよくわかりません。

 

f:id:yamajoshi:20180217153148j:plain

 

地面をえぐるった感じの登山道に入っていくと、左右にお墓がたくさんありました。侮ってましたがなかなかの傾斜です。

 

f:id:yamajoshi:20180217153331j:plain

 

即道の墓???

 

f:id:yamajoshi:20180217153433j:plain

 

お墓エリアが終わって九十九折に登って行くと見晴しのいいところがありました。

 

f:id:yamajoshi:20180217153551j:plain

 

麓の村と名前がわからないお山…三峰山かなぁ?

 

f:id:yamajoshi:20180217153656j:plain

 

ここにもアセビが生えてるなーと思って花芽をチェックしてたら、すでに開いてるお花がありましためちゃくちゃ早いっ!!!それにしてもカワイイなぁ…♡

 

f:id:yamajoshi:20180217153751j:plain

 

傾斜の緩い道を歩いて行きました。こんな道だとサクサク歩けちゃいます。落ち葉もサクサクでいい感じ♪ 歩くヒトが少ないのかなぁ…

 

f:id:yamajoshi:20180217154012j:plain

 

しばらくすると“二番高岩”という標識がありました。ということは、さっきのは一番だったのかな…?なんて思いながら寄ってみました。一番とそんなに代わり映えはしなかったけど、なかなかいい眺めでした。

 

f:id:yamajoshi:20180217154618j:plain

 

その後は直登気味のちょっとだけ急な登りでした。

 

f:id:yamajoshi:20180217155150j:plain

 

こんな根っこがたくさんあるところもありました。この登りはそんなに長くは続きません。

 

f:id:yamajoshi:20180217155301j:plain

 

その後はひたすら杉林の中を歩きました。平坦でお楽しみがないのでいつもよりかなり速いペースで歩けちゃいました。YAMAPの地図だと、いくつも小さいピークを越える感じになってたけど、実際は小さいピークは全て巻けるようになってました。

 

f:id:yamajoshi:20180217155642j:plain

 

この杉林がとにかく長かったです。ほとんど変化がなくて、強いての変化と言えば途中から草が増えたことくらい…かなり退屈でした(苦笑)

 

f:id:yamajoshi:20180217155847j:plain

 

ひたすら杉林を歩いて鞍掛山・猪狩山・古池方面の分岐のタツミチに着いた時には1時間近くCTより早くてビックリ。確かに今日は見所も写真撮るモノのないなって思って、たまにはトレーニングもいーかなっていつもよりはちょっと早めに歩いてて、久々にちょっと汗もかいちゃってたけど、それにしても1時間も?って感じでした。謎のCTです…。ずっと暑くてベースだけで歩いてたんだけど、さすがにタツミチからは稜線歩きになるから薄いフリースを着ました。暑いって言っても気温はかなり低かったはず。朝、歩き始めた時は氷点下だったしね。

 

f:id:yamajoshi:20180217160532j:plain

 

しばらく平坦気味の尾根を歩いて行った後のヒノキの植林帯がかなりいやらしい感じでした。斜めに登山道が切ってあって、かなり急な上にめっちゃ滑りやすくて道幅も狭い…。怖くはないけど、めちゃくちゃ歩きにくかったです。ここから下るのは滑りそうで絶対にイヤだなって思いました。

 

f:id:yamajoshi:20180217161252j:plain

 

登り切ってそろそろ山頂かな~?なんて思ったけど、岩っぽい尾根になりました。さっきの斜面よりもずっと歩きやすかったです。特に危ないところも難しいところもなし。

 

f:id:yamajoshi:20180217173402j:plain

 

ベンチのある強石口への分岐を過ぎると山頂が見えてきました。

 

f:id:yamajoshi:20180217173607j:plain

 

凛々しい狛犬さんです。

 

f:id:yamajoshi:20180217173655j:plain

 

結局、登山口から誰にも会うことなく山頂に到着!そんなに広くはないけど、ある程度のスペースはあるのでのんびりできそうでした。

 

f:id:yamajoshi:20180217173816j:plain

 

雪山が見えてる…日光連山かな??そして、赤城山には霧氷ってたみたいでした。うーん、またやっちゃったか(汗)

 

f:id:yamajoshi:20180217180103j:plain

 

浅間山がちょこんとアタマを出してました。

 

f:id:yamajoshi:20180217180202j:plain

 

ギザギザの両神山。ここまで来るとかなり近くなります。

 

f:id:yamajoshi:20180217180134j:plain

 

ここで少しのんびりしたかったけど、三十槌の氷柱に行くのが今日の目的。三十槌の氷柱から三峰口駅までのバスの本数が少なそうだから、すぐに下山することにしました。落合方面へは下り始めがかなり急…ザレと岩のミックス的な…(汗)。でも、一応、ロープはついてたので心配なヒトは掴まれます。

 

f:id:yamajoshi:20180217180319j:plain

 

そして、そのうち鎖になる(しかも新しい)のでしっかり掴まれば安心です。

 

f:id:yamajoshi:20180217180353j:plain

 

その後は樹林帯の九十九折の急な下り。ここもズルズル滑る感じだったので転ばないよーに気をつけつつも飛ばし気味に下りました。

 

f:id:yamajoshi:20180217193828j:plain

 

九十九折が終わるとトンネルに出ました。前はここから落合に向けての登山道があったんだけど、今は作業道ということで通行止め。わかっててこっちに来たんだけどやっぱり通れなかった…。仕方ないので林道をひたすら歩くことにしました。この林道がかなり長くて苦行でした。強石口へのルートで下山すればよかった…(泣)

 

たまに小走りしながら何とか長ーい退屈な林道歩きが終わって、麓にあった神社をチラ見。お稲荷さま、コワイょ…

 

f:id:yamajoshi:20180217180437j:plain

 

普寛神社の看板を読んだら、春にはカタクリが咲くって書いてありました。見に来たい気持ちもあるけど、このアタリは花粉がすごそうなのでムリかなぁ。

 

f:id:yamajoshi:20180217194920j:plain

 

車道に出て、三十槌の氷柱に向かいました。自分が調べてたバスの時間までは50分しかなくて、ここから三十槌の氷柱までは30分かかる…見る時間がたった20分しかないなら急がないと!って、かなり早足で歩きました。途中で“氷柱は左”って看板が出てきたからつられて左に橋を渡って行ったら、つちうちキャンプ場に行く道になっちゃって。どーやら、駐車場への誘導らしかったんだけど、途中で川を渡れるところもなく、ちょっと遠回りっぽかったけど三十槌の氷柱には着きそうだったので更にスピードアップして歩きましたそして、つちうちキャンプ場で環境協力金を払ったタイミングで残り25分…

 

f:id:yamajoshi:20180217180558j:plain

 

時間がなかったので、つちうちキャンプ場内の人工の氷のオブジェはチラ見だけ。

 

f:id:yamajoshi:20180217180631j:plain

 

河原に下りて急ぎ気味に歩いて三十槌の氷柱に向かいました。川は自然に渡れるようになってましたよー。少し河原を歩いて行くと遂に三十槌の氷柱が見えてきました!!まずは天然モノからです。

 

f:id:yamajoshi:20180217180720j:plain

 

ピークはもーちょっと先なのかもしれないけど、これでも見ごたえ十分。写真撮ったりしてたらバスの時間とかどーでもよくなってきちゃって、とりあえず目指してたバスは早々にあきらめて、のんびり鑑賞することにしました。

 

f:id:yamajoshi:20180217180756j:plain

 

少し先の人工の氷柱。人工に作ってるだけあってかなり立派な氷柱でした。人工な上にこっちの方がさらに日が当たらない場所なので、けっこう育ってました。

 

f:id:yamajoshi:20180217180842j:plain

 

ホワイトバランス調整せずに撮ったのでかなり青くなっちゃった…(汗)

 

f:id:yamajoshi:20180217180926j:plain

 

水面への映り込みもキレイです~♪

 

f:id:yamajoshi:20180217192453j:plain

 

大きくてなかなか写真に収めきれないので反対側からも。

 

f:id:yamajoshi:20180217192529j:plain

 

モコモコした部分のアップー

 

f:id:yamajoshi:20180217192645j:plain

 

人工は迫力あるけど、やっぱり天然モノの方が風情があるとゆーかなんとゆーか好きな感じなので、再び見に行きました。って言っても、すぐそこなんだけどね(笑)

 

f:id:yamajoshi:20180217192609j:plain

 

ツララのギザギザがすごいっ!

 

f:id:yamajoshi:20180217192719j:plain

 

ちょっとだけ日が差してキラキラしてました☆

 

f:id:yamajoshi:20180217192750j:plain

 

川の水はこんなに青くてキレイ。夏にキャンプ場に泊まって川遊びするのもよさ気です。

 

f:id:yamajoshi:20180217192821j:plain

 

何気に日影だからめちゃくちゃ寒くてカラダが冷え切っちゃったのでそろそろ切り上げることに。階段を登って、最後にウッドルーフオートキャンプ場の駐車場から人工モノの氷柱を眺めてみました。ライトアップもキレイなんだろーけど、そのままの方がやっぱりいい気がしちゃいます。だって、お水がキレイだから元々の氷の色がキレイだしね。

 

f:id:yamajoshi:20180217192852j:plain

 

大満足してバス停に向かいました。三十槌の氷柱にイチバン近いバス停は三十場なんだけど、バスが来るまでかなり時間があったので宮平まで歩いてバスに乗ることにしました。けど、この車道がすこぶる怖かったです。一応、歩行者用のラインはあるもののかなり狭く、何気に車の通行量が多いのでめちゃくちゃ歩きにくかったです。そんなこんなで宮平までなんとか歩いたんだけど、まだまだ時間があったので行けるところまで行こうと歩きだしたら、下山した落合を超えて道の駅大滝温泉まで来ちゃいました。それでもまだ時間があったので、トイレに行ったりしてバス停に戻ったら…なんと急行が発車したところでした。道の駅に着いたタイミングで時刻表を再確認しておけばよかったーって思ったけど、かなり混んでた急行に比べてそのあとに来たフツーのバスはめっちゃ空いてたので楽々座って三峰口駅に戻れたから、まあよかったかな。

 

相変わらず閑散とした三峰口駅に戻って、駅そばを食べようかと思ったら残念ながらお休み…。冬の間はお客さん少ないだろーから仕方ないけど。帰りに芦ヶ久保の氷柱にも寄ろうかと思ったけど、あそこはあまりにも人工的すぎるのと、三十槌の氷柱でおなかいっぱいになってたのでそのままおうちに帰りました。

 

三十槌の氷柱は素敵だったし、思ったよりもヒトも少なかったからのんびり鑑賞できたけど、やっぱり氷柱といえばの雲竜渓谷の氷柱を久々に見に行きたいなぁ。それにしても、秩父御嶽山はめっちゃ静かなお山でした。特に何があるってわけではないけど、ちゃんと整備されてて、緩い登り部分が多い感じなのでサクッと短時間で登るにはいいお山だと思います。ただ、大滝に下る林道はひたすら退屈すぎるのでオススメしません。どうしても大滝温泉に入りたいのであれば強石口方面の登山道を杉下峠まで下りてから大滝に向かうのがいいかもしれないですが、ベストは三峰口~強石口の周回ルートなのかなーと思います。

 

来週はお仲間さんと軽い雪山に行く予定。久々の雪山なので登るお山がどこでもめちゃくちゃ楽しみです♪やっぱり雪山が好き♡