2017年3月12日 日向山(日帰り)
道の駅果樹公園あしがくぼP~芦ヶ久保大観音~琴平神社~日向山頂~山の花道周回~日向山分岐~道の駅果樹公園あしがくぼP
例年、この時期は雪山に行ってたから、お山に行ってもあんまり花粉症は関係なかったけど、今シーズンは雪山に行けない。でも、お山には行きたい。かなり体力も筋力も落ちちゃってるからリハビリしたいし、低山でもお山を歩きたい…。とゆーことで、リハビリ第3弾、セツブンソウを見つけにソロで日向山に行ってきました!日向山ってゆーと白砂の南アルプス前衛がメジャーだけど、今回は奥武蔵の日向山です。
東京の天気予報は曇りだったけど、芦ヶ久保の予報は9:00過ぎから晴れだったので、9:30位に着くように出発しました。駐車場は広いし、コースタイムが短いからゆっくり出発でも問題なし。道の駅果樹園あしがくぼに着くとお店の開店前なのにすでに駐車場はいっぱいでした。サクッと準備して出発~
民家の脇で見つけたこの実は何だろ?帽子かぶってるみたいでちょっとカワイイ。
少し歩いたところの分岐を風の道コースに進みました。このアタリの梅はまだ蕾が多いなぁ…
急な舗装路を登りきると観音様とご対面~。正座してる観音様って珍しいかも。それにしても穏やかなお顔で癒されます。奥に武甲山も見えました。
登山道っぽくなった道端にモフモフを発見!
小さい橋を渡って、本格的な登山道に突入です。
冬枯れの気持ちのいい道でした。低山だし、公道に近いから車やバイクの音が聞こえてきちゃうけど、それでもこんな道を歩いてるだけで楽しくなっちゃう♪ちなみに、標識に高原パーク横瀬(風の道コース)って書いてあったんだけど、高原パーク横瀬って何だろ?
左側が開けて、武甲山が見えました。
少し歩くと、さらに見晴らしがよくなって、武甲山がよく見えるよーになりました。段々になってるところにシマシマに雪が残ってる。行こう、行こうと思いつつ行けてない武甲山。もう少し長く歩けるよになったら行ってみようかな。
朝の気温は4℃でまだまだ寒かったから、もちろんお花は全然咲いてないんだけど、カワイイ綿毛。新芽がちょこちょこ出てきてました。
冬枯れてるから風が通りそうな明るい道だけど、夏はどーなってるんだろーか?でも、ココは広葉樹っぽいから秋の紅葉がよさそーかも。花粉症にとっては杉が少なくて嬉しい。杉林のシュッとした感じもキライじゃないけど、なんかアレって人工的な気がするんだよね…
何てことないよくあるキノコ。ミラーレスにしたばっかりだから、とにかく何でも撮ってみたい(笑)。こんな写真すらキレイに撮れるようになった気がする。
舗装路に出て振り返ってみると、梅と武甲山のコラボ。もっと梅が咲いてて、快晴だったらキレイだったのになー。このアタリには車であがってきてるヒトもたくさんいました。いちご狩りかな??
日向山方面に向かって鳥居をくぐって階段を登っていくと琴平神社がありました。
一礼だけして進んで行くと動物柵があって、それを通り抜けると苦手な階段が…
マスクしてるから息苦しいし、ヒーヒー言いながら登って、やっと少し平坦なところに出たと思ったら、またもや階段。でも、左に踏み跡があったので迂回ルートかな?って思って進んでみたら、キャンプ場?の脇を通る迂回ルートでした。みんな真面目に階段を登ってるのか、ちょっとワイルドな道だったけど、尾根道に出るとしっかりとした道になりました。久々にフカフカの落ち葉の上を歩くのも気持ちよかった~♡
このアタリも紅葉がよさそう。今年の紅葉の時期は来てみたいな。牛ノ寝とか丹波天平に似た雰囲気。
道の両脇が笹原になるとすぐに日向山の山頂に到着~。立派な展望台がありました。
快晴じゃないからスッキリとはいかなかったけど、周りの山々がよく見えました。伊豆ヶ岳、二子山、武川山、大持山、武甲山。ん?左上に薄っすら環水平アーク?暈?全然気づかなかった…
金色の恵比寿様がいらっしゃいました。
少しだけおやつ休憩して山の花道に向かうことにしました。最初は緩い下りなんだけど、途中からケッコウ急な階段になりました。脇に踏み跡もあるけど落ち葉で滑りやすいので要注意。
下りきると急に開けて山の花道の駐車場が見えました。甘い香りがしてきたな…と思ったらロウバイでした。もうそろそろ終わりって状態だったけど、相変わらず青空にキイロのお花がよく似合います。満開の時に武甲山とセットで撮りたいな。
一度、舗装路に出て、山の花道の地図を確認してから山の花道に入ったんだけど、よくわからず(汗)。とにかく一番奥まで行ってみることにしました。それにしても、こんなに階段下るんだね…
分岐を曲がらずにとにかく道なりに階段をずーっと下りてたら、登ってきたご夫婦がこの下の橋のところと分岐の階段の下の橋のところにセツブンソウが咲いてるって教えてくれました。橋の手前の斜面で目を凝らしてみると、枯葉の間からセツブンソウが顔を出してました。はじめまして~♪
ちょこちょこ咲いてたんだけど、なかなかいいアングルで撮れなかったのでもっと咲いてるとゆーもう1つの橋の方へ川沿いを歩いて移動しました。
お!まとまって咲いてる~♡
真上から。白いのは花びらじゃなくて萼らしいです。
お日さまにあたって神秘的な感じ。群生しててもキレイかもしれないけど、ポツポツ咲いてるのも可憐な感じでいいです。
寄りそって枯れ葉の下から出てきてる…
そんなにたくさん咲いてるってわけじゃなかったけど、可愛く咲いてるのが見れて大満足。ちなみに、この階段から下りてくるとセツブンソウがまとまって咲いてるところに出ます。この階段を登るのはイヤだったので、川沿いを歩いて戻ることにしました。
一度、舗装路に出て少しだけ登り返して日向山分岐に向かって歩きました。このアタリはよくある杉林…
下山するつもりが何故か登りだったので、素直に舗装路を下ればよかった…って思ったけど、すぐに分岐に着きました。分岐から丸山方面に少し行くと、鳥居と祠がありました。ホントにこのアタリは山岳信仰なんだなぁって改めて実感。
しばらく下ると明るい道になりました。お散歩するならこーゆー道が好き。
道標に必ずいた鳥さん。お世話になりました。
民家の畑?に咲いてたダンコウバイ。
道の駅果樹公園あしがくぼまで戻って、名物のみそポテトを食べました。おいしかったけど、1本で十分かな…2本セットで350円でした。帰りに気になってた日影沢に寄ってみることにしました。曇ってきちゃってたけど、夕方のほうが梅見物のヒト達もいなくなって空いてるかな?って思って行ってみることにしました。
日影沢の駐車場はまだ車がたくさん停まってたけど、なんとかスペースを見つけて停めることができました。レコで確認してた木道を歩いて川沿いに下りてみると遠目にも小さいツブツブが見えました。
おぉ~っっ、ずっと会いたかったハナメコノメです♡
シロとアカの組み合わせがめちゃくちゃカワイイ~♡
数mmしかない華奢なお花があまりに可愛すぎて、シャッター切りまくりでした。セツブンソウの何倍も撮った気がします(笑)
ちょーどいい開花具合じゃないかな?これですこし日が差し込んでたりしたらサイコーだったんだけど。
開ききってるお花もボチボチあって、赤い部分がすでに落ちちゃってるモノもちょこちょこ見ました。
こんな感じでびっしり群生してるところもあります。ちょっと暗かったけど…
場所に寄ってはまだまだ蕾の方が多いところもありました。
ユリワサビもちょこちょこ咲いてました。このお花もシンプルでカワイイよね~
群生してないのもいい感じ♪
この2つ並んだお花が開き具合もカワイイな~って思ったんだけど、薄暗かったからなかなかピンが合わなくて…。やっぱり、お日さまが出てる時に撮りたいから、来週は小下沢に見に行ってみようかな?
最後に、駐車場の前の斜面でみつけたアズマイチゲ…かな?全く開いていないのも数株ありました。
日影沢から帰る時には梅見物のヒトもかなり少なくなってました…。もう16:30とかだったしね。
セツブンソウだけを楽しみに向かった日向山だったけど、1時間くらいで手軽に登れちゃうし、奥武蔵の山々が見渡せて、なかなかよかったです。1時間も登るのがキツイよってヒトは山の花道の駐車場まで車で来れば、楽々で登れます。ちょっと、日向山への登りは急だけど、距離が短いから頑張れるんじゃないかな。山の花道は、ちょっと荒れてて、あんまり手入れされてない感があったけど、急なところにきちんと階段とかつけてくれてるだけで感謝です。それにしても花粉がヒドイ…この時期に低山に入るなんて自殺行為だよね(汗)