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2016年4月16日 将棊頭山(日帰り・雪山)

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桂小場P〜野田場〜馬返し〜大樽避難小屋〜胸突八丁〜茶臼山分岐〜将棊頭山頂〜茶臼山分岐〜胸突八丁〜大樽避難小屋〜馬返し〜野田場〜桂小場P

 

お仲間さんとテン泊に行く予定だったけど、お仲間さんの都合が悪くなってソロに…。しかも、日曜は嵐になりそーな予報…。土曜は良さそーだったので、前から気になってた将棊頭山に行って来ました!登山口の桂小場は1280m、将棊頭山頂は2730m、標高差1450mだから、権現岳並に多少ハードになることは予想できてたけど、想像以上の修行山行になりました…

 

将棊頭山ならまだ雪がありそーだし、青空に映える雪を纏った木曽駒ヶ岳が見たいから行ってみよーかなーと思いつつも、ソロで行くにはちょっと遠い…。ならば、八ヶ岳で唯一未踏の横岳に海ノ口から杣添尾根で登って、余裕があれば赤岳にも行っちゃおーかなーなんて迷ってたけど、家を出た時には星がキラキラ☆してたから、将棊頭山に行こう!と決めて家を出ました。

 

予定より1時間も家を出るのが遅くなっちゃったから、ちょっと飛ばし気味に中央道で向かいました。夜が明けて来るにつれて、なんか雲が…。時間も遅くなっちゃったし、八ヶ岳に変更しよーかなって運転しながらしばらく迷ったけど、何だか八ヶ岳にも雲がかかってて。南アルプスを見たら快晴っぽかったから、中央アルプスもいいかな?と踏んでやっぱり将棊頭山に行くことに決めてアクセルを踏んだものの、バックミラーでチラチラ八ヶ岳を見てたらどんどん晴れてきて、“やっちゃったかなー”って感じでした。

 

桂小場の駐車場には5〜6台の車が停まってました。かなり斜めの土地だけど、広いので相当の台数が停められそうな感じでした。たぶん、自分が今日最後の登山者だろーなって思って、急いで準備して、急いで“西駒登山ルート”から出発〜。西駒は木曽駒ヶ岳、東駒は甲斐駒ヶ岳らしーです。放射冷却で冷え込んだのか2℃しかなかったから、薄いメリノのベースにベスト、ポーラテックアルファのジャケットを着ました。

 

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最初は落ち葉のフカフカ道。緩い傾斜で快適なハイキングになるはずなのに、なんかカラダがおかしい…。足もカラダもめっちゃ重いし、息も上がる…。まあ、まだ歩き始めだしねって最初は思ってたんだけど。

 

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しばらくすると崩落箇所があって迂回路に誘導されてたけど、フツーに歩けるので迂回する必要はなし。

 

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登山道には、西駒山荘が100m毎に標識を立ててくれてるので、自分がどこにいるかすぐにわかります(雪に埋もれてたら見えないけど)。素晴らしいな~

 

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沢の岩がキレイに苔生してるな~と思ってたら、最初の水場の“ぶどうの泉”がありました。特別美味しいかどーかはわからなかったけど、冷たかったー(笑)。樹林帯は風もなく、かなり暑くなってきたので、ここでジャケットは脱ぎました。

 

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周りが笹原の九十九折のちりめん坂をしばらくユルユル登って行くと…

 

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途中で登る向きが変わって、明るい道になりました。

 

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左手には、木々の隙間からこれから向かう将棋頭山が見えてきたけど、遠い…(汗)

 

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ふと足元をみたら、めっちゃ巨大なキノコを発見ー!足の大きさくらいありました。

 

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2番目の水場の野田場に到着。水場の水は豊富に出てました。“こんな緩い登りなのに、なんでこんなにキツイんだろ?”って感じだったから、とりあえずベンチに座って栄養補給。こんなに気持ちのいい道なのに、足もカラダもめっちゃ重い…

 

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気持ちのいい、静かな森なんだけど、カラダがキツくて楽しめない…(泣)

 

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単調な九十九折の道をひたすら登って行きました。長いだけで特に急なところとかないのにとにかくキツイ…。ここでこんなにキツかったら、胸突八丁なんて登れないかも?時間までにお昼までに山頂に着かないかも?ってちょっと弱気になりました。明るい道で目指すお山がチラチラ見えてたのが救いでした…

 

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途中、変な登りと下りがあるなーと思ったら崩落個所を迂回してました。かなり派手に崩落してます…

 

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サルオガセを纏ったカッコイイ木。ってゆーか、まだ、1800m過ぎたところ。なかなか進まない…

 

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1900mを過ぎたところから、ところどころ残雪が出て来ました。

 

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横山への分岐を過ぎると馬返しに着きました。このアタリから雪が少し増えてきました。

 

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夏道だったり、雪道だったり、凍ったところだったりのミックスな感じがしばらく続いて、白川分岐に到着。まだ、大樽避難小屋にも着いてないのに、山頂まで倍くらいの時間がかかるのに、かなーり疲れちゃってました。ここまで来たら、何としてでもピークに立ちたかったから、お助けアイテムとしてトレッキングポールを出動(笑)

 

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確か“茶臼山の展望地”とかって書いてあったけど、木が邪魔でそんなに眺めよくなかったな…

 

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どんどん雪は増えてきたけど、ところどころ凍ってるだけで基本的にはグサグサ雪。朝の気温が低かったから、まだ踏み抜くこともなかったです。

 

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ところどころ雪がないところもあったりして…

 

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しばらく登って行くと大樽避難小屋がやっと見えてきましたー!

 

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先週、登ったヒトが大樽避難小屋からアイゼンつけてたから、それにならって避難小屋からアイゼン装着。避難小屋のところに6合目って標識あったけど、その後、○号目の標識は見つけられませんでした。

 

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避難小屋からしばらくはなだらかで快適な道…

 

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すっかり油断していたら、胸突八丁の標識が出て来きました。ここまで2時間半以上歩いてるけど、全くカラダができてくる感じがしませんでした。やっぱり体調がよくないんだなーって思ったけど、ダメだと思ったら戻ればいーやって感じで重いカラダにムチ打って、登り始めました。ちなみに、ここは桂小場に向かう信大ルートの分岐にもなってます。

 

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そんなに急斜面って感じじゃなかったけど、めっちゃ息が上がりました。ちょっと歩いては立ち止まって、ちょっと歩いては立ち止まって…

 

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やっと、2200mを過ぎたアタリ。まだ、500m以上ある…。全然前に進まなーい(泣)

 

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気晴らしに空を見上げてみたり。カラダの不調とはウラハラにいいお天気。

 

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しばらくすると、ピークらしきモノがチラ見えてしてきました。

 

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実際かなり長いんだけど、自分がなかなか進めないから余計に長い(涙)。そして、アイゼンつけたのは失敗でした。グサグサなので全く必要なし。ただのオモリ…

 

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やっと後ろが開けてきたけど…ナニコレ?晴れてるけど霞んでる?!頑張って登って来たのに、テンションガタ落ち。真っ青な空と白い木曽駒ヶ岳を楽しみにしてたのにぃ(涙)

 

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たぶんこれが最後の登りーと思って頑張りました。このアタリは藪が出てたり、直登だったりしたので、きっと夏道からは少し外れてて冬道だったんだと思います。

 

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ピークも近くなってきました…

 

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しばらくするとやっとのことで稜線に出ました。はぁぁ…疲れた。木曽駒ヶ岳を眺めながら、茶臼山から下りて来たオジサンとお喋りしながらちょっと休憩。空が真っ青じゃないのが残念すぎるーー!

 

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かなりオナカ空いてたけど、ピークはすぐそこに見えたのでただのオモリと化したアイゼンを外して、とりあえず登ることに。かなり予定よりも時間が遅れちゃってたからね…

 

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雪の上をトラバース気味に歩いて行きました。

 

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少し登ったところで振り返ると、行者岩(この時は行者岩って認識がなかったけど)がよく見えました。次は茶臼山も登って見たいなぁ。

 

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この標識に騙されました。“行者岩?どこに?”って思って、キョロキョロしちゃいました。目の前のケルンぽいヤツじゃないよね…って、結局どれが行者岩かわからないままだったけど、ここには“行者岩の展望”って書いてあったみたいです(汗)

 

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分水嶺のところで西駒山荘を経由する夏道と稜線を歩く冬道ルートに分かれてました。

 

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夏道がどこなのかわかんなかったけど、冬道の稜線ルートはハッキリ見えてたのでそっちに進みました。ハイマツの左側の雪面にもトレースはあったけど、雪の状態がよくわかんなかったから。

 

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右手には薄っすらと御嶽山が見えました。それにしても薄い…

 

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お日さまに暈がかかってたくらいだから、お天気はよくないよね。

 

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基本的には気持ちのいい稜線歩きだったけど…

 

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ところどころ凍ってて、急なところは滑りそーだったからハイマツにちょっと足かけさせてもらいました。

 

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途中から、アチコチにルートっぽいものがあってなかなか不明瞭。何度も立ち止まってどのルート進むか考えながら歩いたから何気に時間かかっちゃいました。

 

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考えるのが面倒になってきたので、雪のあるところにを登ることに。もうちょっとでピーク!と思ったんだけど…

 

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ニセピークでした(苦笑)。目指すピークはまだ先でした。

 

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やっとのことで将棊頭山頂に到着〜♪自分しかいない静かな山頂で木曽駒ヶ岳を眺めながら軽くランチしました。風はなかったけど、さすがにじっとしてると少し寒かったです。ちなみに、山頂標識の文字はマジックの手書きでした(笑)

 

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時間に余裕があったら木曽駒ヶ岳まで行こうと思ってたけど、CTを軽くオーバーしてたので全然無理。あの稜線を雪のあるうちに歩いてみたかったな~

 

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西駒山荘と将棊ノ頭方面。冬期小屋として使える石室を覗いてみたかったけど、時間ないので行くのはやめておきました。

 

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踏み抜きでどのくらいの時間がかかるかわからなかったから、あんまりノンビリせずに下山開始〜。稜線ルートの凍結箇所を下るのは危ないし時間かかるから、先行者の足跡を追って雪面を歩いて下りることにしました。クラックがたくさんあって危なそーだったけど、ちょっと前にヒトが通ったところなら大丈夫かなーと思って。途中で、稜線ルートに出るかもしれなかったから、念のため、凍結箇所用に初のチェンスパを装着して、雪上ルート用にストックからピッケルに持ち替えました。

 

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雪庇にはなってないけど、雪の部分がずいぶん狭くなってたし、かなり踏み抜いてグズグズだったから、通ってる間に崩れるんじゃないかとちょっと心配してみたり。

 

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歩いた後に振り返ってみたけど、やっぱりかなり狭い。夏に歩いたことないから雪の下がどーなってるかわかんないけど、そろそろココを歩くのは危ないかも…

 

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それでも、雪上ルートは稜線ルートと違って早くて快適ー♡って思ってたけど、虫はたくさんいるし、踏み抜くし、おまけにちょっと急なところもあって3mほどプチ滑落(汗)。ハイマツに突っ込んで止まったけど。

 

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こんな感じの溝+穴ができてたり、クラックもいっぱいありました。

 

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最初に稜線に出たところに戻って、少し木曽駒ヶ岳を眺めてから下山しよーと思ってたけど、気がついたら樹林帯の中にいて、胸突八丁に突入してました。あれれ?登り返すのもイヤだし、時間も時間なのでそのまま下山。

 

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登りよりもさらにグズグズ雪になってたけど、先行者の足跡を辿ればヒザ程度の踏み抜き数回で済んだのでラッキー♪って思った瞬間に股下までズボッと踏み抜きました。足を抜こうと思ってもつま先が引っかかって全く抜けず(汗)。仕方ないから、手に持ってたピッケルで周りの雪と氷の塊を掘りました。ピッケル持っててよかったぁ…

 

その後もプチ踏み抜きがあったり、グズグズの雪にバランス取られたりして何気に時間かかったけど、山頂から半分の時間もかからずに大樽避難小屋に戻って来れました。ここで全く役に立たなかったチェンスパとお役立ちアイテムのピッケルを片付けました。

 

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大樽避難小屋から駐車場までが長かった〜。下っても下ってもまだまだ下り。登りと同じ道だし、単調だし。かなり下ったところで疲れを癒してくれたフキノトウ

 

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そして、キイロのお花。

 

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そして、葉っぱ(笑)

 

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かなり眠くなってきたところで駐車場に戻ってきました。帰りは高遠城址公園のサクラを見て帰ろーと思ってたけど、近くまで行っても道も駐車場も空いてる…。なんでだろ?って思って車の窓から眺めてみたら、サクラ散ってました。来年はもう1週間は早く来ないとだなー。でも、その後の諏訪までの道にはたくさんの綺麗なサクラが咲いてて、めっちゃ癒されましたぁ♡

 

将棊頭山…展望がいいお山だったけど、稜線に出るまでのちりめん坂と胸突八丁が単調で長過ぎて…。すごく整備された道だから、体調がよければサクサク登って行けるのかもしれないけど、今日は体調悪くてめちゃくちゃツラかったー!原因はよくわかんないけど、前日にほとんど何も食べてなくて、歩き始める時もオニギリ1個しか食べなかったからかも。おまけに完全に寝不足だったし。

 

ちなみに、お助けアイテムとしてまたストック使ってみたけど、ストック使うことで逆にリズムが崩れるかも(汗)。やっぱり無くていいかなぁ…

 

今回歩いたルートは、木曽駒ヶ岳へのクラッシックルート。次は、テント担いで山頂付近で1泊して、木曽駒ヶ岳まで行きたいなぁ。