2015年11月14日 妙義山中間道(日帰り)
道の駅みょうぎP〜金鶏橋〜大人場〜石門入口〜第一石門〜第二石門〜第三石門〜第四石門〜タルワキ沢出合〜第一見晴〜妙義神社〜道の駅みょうぎP
鎖場の練習をしたいというお仲間さんのリクエストで妙義山に行ってきました!といっても、今回は白雲山や金洞山には登らず、石門と中間道の子供もスニーカーで歩いちゃうよーな一般ルート。“関東ふれあいの道だし、たかがハイキングでしょ”って舐めてかかったんだけど…
前日の天気予報から雨だったけど、起きたらやっぱり雨…(泣)。小雨だったからとりあえず出発しました。関越道を走ってるうちにだんだん本格的な雨になってきて、登山者用駐車場に着いた時はフツーの雨。このまま車で寝てよーかなって一瞬思っちゃったくらい(笑)。登山者用駐車場から道の駅まで遠いので、とりあえず道の駅に移動してみることに。最初は係りのヒトに停めちゃダメって言われたけど、結局は道の駅から車道を挟んだ上の方ならいーよってことになって、ラッキーでした。
まさか、2週続けてレイン着ることになるなんて…って思いながら、準備して歩き出しました。最初は車道をひたすら歩きました。雨でガスガスだったけど、紅葉も見れたりして大して苦なくおしゃべりしながら歩きました。
金鶏橋からは登山道っぽいところに入りました。あいにくのお天気だけど、ガスった中の紅葉もそれはそれで綺麗でした。大人場の東屋でプチ休憩してから、しっぽりと濡れた森の中をゆるーく登って行きました。
木の芽?カタチがカワイイ~
少しガスが薄くなって、お向かいのお山が紅葉してるのが見えました。晴れてればなぁ…
青空が背景だったら鮮やかなんだろーけど、なんか全体的に白っぽくなっちゃいます…
急登はないけど、ちょっとだけ階段はありました。
雨が一瞬止んだので上を見上げてみました。キラキラした葉っぱは見れなかったけど、これはこれで幻想的でいい感じでした。
なんかゴソゴソ音がする…と思ったら、カモシカがっ!じーっとこっちを見つめていたので、見つめ返してあげました(笑)
こんなところを歩いて行きました。
しばらくすると、誰も住んでなさそーな民家の前に立派な杉がありました。一本杉ってヤツみたいです。
再び車道に出て、少し歩くと石門入口に着きました。階段を登るとすぐに“かにのこてしらべ”が出てきました。しっかりステップがあって、濡れてても、子供でも安心して登れる鎖場でした。エスケープもあったけどね…
そして、第一石門が出現!前回来た時に、第四石門を見てスゴイって思ったけど、第一石門も大きくてなかなか迫力がありました。
第一石門をくぐります~
道は石畳のような階段になっていて、歩きやすくなってました。
しばらく進むと第二石門が見えて来ました。
第二石門への道は、“かにのよこばい”でした。ここもかなりしっかりとステップがあって、鎖を掴まなくても問題ない感じでした。
実際の“よこばい”部分…
その後は、第二石門の穴に向かって登ってく感じで“かにのたてばり”になってました。ここは、最初の取り付き…足の置き場にちょっと迷いました(汗)。濡れてなければ、小さいステップに足置けるけど、滑りそーだったので。結局は腕力で登っちゃいました。最初に足を置く場所さえ決まっちゃえばなんてことない感じでした。
“かにのたてばり”を登りきったところがめっちゃ狭くて。岩の間を通るより、上を通った方がいーかも。そもそも男のヒトは通れないと思う。これは上を見上げた写真だけど…
そして、せっかく登ったのに見事に登った分を降ろされる“つるべおとし”。
鎖は2本あって、左の鎖をチョイスしてみたけど、簡単で恐怖感がないのは、たぶん上から見て右かな。
めっちゃ滑る一枚岩で、ステップがあるところとないところがあって、若干難儀しました(汗)。濡れてなかったら大したことなさそーだけど、何気に長かったしな〜。次に来ることがあったら右から降りよーっと。
最後の“かたておろし”は垂直気味だったけど、しっかりステップがあったので全く問題なし。
下から見るとこんな感じです。いかにも登りやすそう(笑)
ここで、鎖エリアはほとんど終了〜。石の階段ぽいところをしばらく登って行きました。
落ち葉がしっとり~
しばらくすると第四石門が見えてきました。あれれ?と思ったら、左手に第三石門へ向かう道がありました。ちょっとした鎖のトラバースを進むと第三石門の下で行き止まりになってました。
分岐に戻って、第四石門へ。途中、紅葉が綺麗でした。
第四石門には東屋もあるし、広場みたいになってるし、全容がよく見えるし、やっぱり第四石門がシンボル的な感じなのかな〜
東屋で少し休憩してから、関東ふれあいの道に突入〜。雨はかなり小雨になってくれてたので、傘をさしてゆるゆる歩いてたら真赤なハート型の葉っぱを見つけました!カワイイ♡
大砲岩とかに寄りたかったけど、全く眺めがないのがわかってたので潔く諦めました。高い所はやっぱりキライだし(笑)。岩のトンネルみたいなところでは、反対側から来たオニーサンが頭ゴツンってぶつけてました。
前回は、この長ーい鉄階段下ってる時にすでに疲れてたなぁ。今回、歩いてみたら大したアップダウンはなかったのに。お仲間さん達につられて、かなりハイペースで歩いてたんだな…
ずっとガスガスだったけど、ガスガスの中の紅葉も幻想的でなかなかよかったー♡
枯れ葉の中に緑色の葉っぱが映える…
前回は、堀切への取り付きがわかりにくくて探した感じだったけど、なんだかめっちゃわかりやすくなってましたー。いっぱい登るヒトがいるってコトかな…あんな危ないところなのに(汗)
こんな紅葉も悪くないです。
綺麗に色づいてます。やっぱり青空だったらなぁ…
こんな感じのゆるい道をひたすらテクテク歩きました。たまーに階段とか、ちょっとだけ岩っぽいところもあったけど。
カエデもいい感じに色づいてました。
ハラハラと降ってきそうな葉っぱ達…
途中の東屋で休憩しよーと思ったら、ヒトだらけで溢れかえってました。こんな雨のガスった日にわざわざ来るなんて物好きなヒトが多いんだな〜。ツアーのヒト達もいたし。あと1時間ちょっとだから休憩は諦めて歩くコトにしました。
本読みの僧?天然物ではないよね?
チューブっぽくなってる岩がありました。いつか崩れそう…
第二見晴も見晴らしがあるわけないのでスルーして、大黒の滝に到着。あまりにしょぼかったので、滝の前のケルンの写真。
第一見晴もスルーして妙義神社に到着〜。ここにもたくさんのヒトがいました。ツアーもすごく多かったみたいです。
神社はこのくらいガスってた方が荘厳な雰囲気が出てていいのかもね。このアタリも紅葉が綺麗そーだったけど、やっぱりお天気が…ね…
楽しみにしてた紅葉ハイキングは雨とガスの中を歩くコトになっちゃったけど、小雨だったおかげて何気に楽しむことができました〜。お山の楽しみ方は眺望だけじゃないよねって再認識。石門巡りは、石門入口から歩く場合、“つるべおとし”だけちょっと気をつければ誰でも歩けるかなって感じです。“つるべおとし”も濡れてなければなんてことないところなのかもしれないけど。その後の中間道は、歩きやすい道だったけど、木の根が濡れててめっちゃ滑りました…
次に来る時は、再び表妙義かもしくは裏妙義か…なかなか勇気が出ないからいつになるかわからないけど(笑)