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2015年5月1〜3日 涸沢岳(2泊3日・テント泊・雪山)

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1日目:上高地BS〜明神館〜徳沢〜横尾〜涸沢(泊)

2日目:涸沢〜涸沢岳〜涸沢(泊)

3日目:涸沢〜横尾〜徳沢〜明神館〜上高地BS

 

暖かくなってきたから、そろそろ3シーズンシュラフでもちょっと頑張れば北アルプスにテン泊行けそーかなー?と思ったので、GWを1日前倒しさせてもらって、涸沢をベースにお仲間さんと涸沢岳に登ってきました!初の雪上テント、初の2泊で寒さに耐えられるんだろーかとか多少の不安もあったけど、自分がお山を始めるきっかけになった憧れの涸沢カールでのテント泊だったので行く前からワクワクでした。

 

29日からGWのヒトもいるみたいだったけど、ほとんどのヒトは2日からGWと踏んで、混雑を避けて1日に出発しました。まだ、そんなに混まないと思ったから早朝出発して朝に沢渡に着いたけど、予想通り、駐車場はけっこう空いてました。バスは20~30分間隔ということで、時間短縮のためにタクシーで上高地バスターミナルまで移動しました。タクシーの運転手さんが明神岳の話しとか、色々な話をしてくれて無知な自分達にはすごくタメになりました。大正池は8時までがイチバンいいって言って、車を止めてくれましたよ~

 

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数年ぶりに来た上高地は、やっぱり素敵なところでした。さすがにまだヒトもまばらでした。前にハイキングに来た時も撮ったはずなのに、また同じ写真を撮ったりして(笑)、まだまだ先は長いのになかなか前に進めませんでした。

 

お決まりの構図。穂高連峰

 

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2週間後に行く予定の焼岳…

 

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明神館前でちょっとだけ休憩してから、トンがった明神岳を左手に眺めながら“あそこに神様が降りたんだね~”なんて話しながらテクテク歩いて徳沢へ。

 

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途中、フキノトウがたくさん咲いてました。よく育ってる(笑)

 

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徳沢でまたちょっとだけ休憩して横尾へ。上高地から横尾までは、平坦な探勝路?ハイキングコース?で歩きやすいので、クロックスで歩きました。お天気がめちゃくちゃヨカッタのは嬉しかったけど、めっちゃ暑かった〜。ハーパンでよかったなって感じでした 。さすがに横尾からは登山道っぽくなってきそうだったので、冬靴&スパッツを装備してから進みました。少し歩くと雪が出てきたけど、この暑さで雪がどんどん溶けてて、水たまり&ドロドロ&グチャグチャ&雪みたいな(汗)。進むに連れて、雪っぽいところが増えて来てたけど、あまりアップダウンもなく歩きやすい道だったので、今までの最重量の17kgザックは重かったけど、意外とサクサク歩けました。

 

屏風岩?パノラマコースだとあそこを通るのかな?

 

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本谷橋あたりからはほぼ雪道になりました。橋はまだかかってなかったみたいです。このアタリは倒木とかけっこう多かったな。

 

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その後は夏道は出ていないので、雪の積もった沢を登っていく感じでした。アイゼンを付けてるヒトもいたけど、自分は涸沢まではツボ足で往復しました。右奥に穂高がチラ見え?!

 

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穂高の山々が見えてきてもなかなか近づかず、グサグサの登りはずっと続きました。『鯉のぼりはどこだ~?』って感じでした(笑)。日差しは強かったけど、さすがに標高が上がってるから気温は下がって来てたみたいで、止まるとロンTだとちょっと涼しかったです。しばらく登り続けるとやっと鯉のぼりが見えてきました。明日、今見えてる目の前のお山に登れるんだ〜と思ったら嬉しくて、ずっと憧れてた涸沢がもう少しだって思ったら嬉しくて、あまり疲れることなく鯉のぼり目指してどんどん歩いて行けました。

 

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ふと振り返るとこんな感じ。どんどんヒトが登ってきます。

 

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ちょっと雲が出て来ちゃったけど、穂高が目の前に迫ってきて大迫力です!

 

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テン場は、涸沢ヒュッテと涸沢小屋への分岐を小屋方面へ誘導されてました。さすがにヒュッテ側の平らな場所はいっぱいでしたが、ちょっと離れた場所や斜めの場所はかなり空いていたので、小屋に近い平らな場所を選びました。 涸沢に着いたのがすでに夕方だったのに、初めての雪上テントで整地に時間かかってたら、前のテントのオジサンが手伝ってくれちゃいました〜!めっちゃ感謝です☆テント設営して、荷物整理したりしてたら薄暗くなってきて…。ランタン点けて夕飯食べました。

 

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夕方、少し雲が出てたけど、夜になると空は晴れてたのに、月があまりに明る過ぎて星があんまり見えなかったのが残念でした 。月が沈んだ3時半頃を狙って起きたものの、沈んだ直後だからか空が明るくて。そのまま待ってみたけど、今度は陽が登ってくるからか明るくなってきて…。ならば、モルゲンロート!と思ったけど、全然赤くなりませんでした。 

 

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朝食を軽く済ませて、いざ涸沢岳へ〜!と気合い入れて歩き始めたら、長野県警に話しかけられて。『強制じゃないけど、ヘルメット着用を推奨してます。』って。え?だって、奥穂じゃないよ?涸沢岳だよ?って言っても、ここから上は推奨してます。レンタルしてください。って言われちゃって、仕方ないので借りました。北アルプスくる時は、持ってないとダメなんだな〜って反省です。

 

ヘルメットかぶって、気を取り直して、めっちゃ快晴の中、青空にそびえるお山目指してあずき沢へクライムオン!登り始めは凍ってザクザクでアイゼンがきいたけど、足型が凍ってて歩きにくかったです。でも、すぐに気温がどんどん上がってきてグサグサに…。下から見てた通り、かなりの斜度だったから、良さげなトレース探しながら登りました。

 

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ずっと目指すお山が見えてるのになかなか近づかない…。陽射しと照り返しと無風でめっちゃ暑かったからちょくちょく立ち止まって上を見上げたり、振り返ったり。自分達だけじゃなく、同じことしてるヒトがたくさんいました(笑)。でも、少しずつだけどテン場が小さくなっていったので、登ってるんだなーって思えて頑張れました。

 

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白出のコルに着いて、奥穂高岳を登るヒト達を眺めながら休憩しました。噂通り雪は少なくて、ほとんど岩場だったから登ってみたかったけど、アイゼンで岩場を登ったり、核心部の雪壁を下りる自信がまだなかったから、初心者の自分達は予定通り涸沢岳に向かいました。自分が落ちるだけならいいけど、玉突き滑落とか起こしたらコワイしね…

 

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涸沢岳には完全に雪はなく、しっかり夏道でした。奥穂高岳を眺めながらユルユル登って行くとあっとゆー間に山頂に到着〜♪

 

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山頂からは、槍ヶ岳北アルプスの山々が見渡せて絶景でした♡

 

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奥穂高岳の向こうにロバの耳やジャンダルムも見えました。いつか、あそこを歩ける日が来るんだろーか…

 

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かなり狭い山頂だったけど、数人しかいなかったので、30分位は山頂からの景色を満喫して下山しました。白出のコルまではすぐでしたが、そこからが結構長かった〜。登りよりはもちろん全然早かったけど。かなりの急斜面を下ることになるので、女子は時間かかってるヒトもポツポツいました。あと、シリセードしてるヒトがけっこういたんですが、アイゼン付けたまま自分達の方にすごいスピードで下ってきたヒトがいたんです。おまけに『ヒャッホー!快適~!』みたいなこと言いながら…。ココはみんなが思い思いの場所を登り下りしててあちこちにヒトがいるし、しかもかなりの急斜面で相当なスピードが出て危ないと思ったので、勇気を出して注意しちゃいました。だって、アイゼン付けたまま、あのスピードで突っ込まれたら大惨事です(汗)。やるなら、ヒトのいない端っことかで、せめてアイゼンを外してやって欲しいです…

 

下る途中でトラバースして涸沢小屋に寄って、頑張ったご褒美に?名物のソフトクリームを食べました。小屋に着いた時には気温がかなり上がっててものすごく暑かったし、カラダが糖分を欲してたらしくて、今まで食べたソフトクリームでイチバン美味しかったかも?!(笑)

 

テン場に戻ってくると、どんどんヒトが涸沢に押し寄せてきて、どんどんテントが増えていました。特にすることもなかったのでテントの中からボーッと景色を眺めたりしてました。うーん、贅沢過ぎる時間だったなぁ。こんなユル山行もたまにはいーかも。

 

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夕飯食べてから、テント写真を撮りに涸沢小屋のテラスへ行きました。でも、遠過ぎてイマイチでした…。結局、ヒュッテ近くから撮った方がよく撮れました。秋はもっともっとテントの数が多くて綺麗なんだろーな。

 

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朝は曇り予報だったけど、モルゲンロートに合わせて起きてみました。ちょっと雲が出てて、穂高の反対側の朝焼けは綺麗だったけど、またハッキリとしたモルゲンロートは見れませんでした。残念…

 

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朝食を食べて、白出のコルに向かうあずき沢のすごい数のヒトの行列を眺めながらテントを撤収~。久々にしては、なかなか手際良く撤収できました。そして、快晴に映える穂高の山々を最後に目に焼き付けてから下山しました。

 

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すでに雪がグサグサになってたので滑るよーにして下りました。ここ数日の好天で、来た時よりもさらに雪は腐ってる感じでした。量もすごく減ってたし。それにしても、涸沢に向かってくるヒトの数がものすごかったです。小屋もテン場もめちゃ混みそうだな…

 

横尾でちょっと休憩して、再びクロックスに履き替えてから徳沢へ。夏かと思うくらいすごく暑かったので、徳沢でもソフトクリームを食べました。徳沢のソフトは白くてサッパリ系。自分的には、涸沢小屋の黄色いソフトの方が濃くて好みだったな。行きは楽しかったハイキングコースだけど、だんだん曇ってきたし、ザックは腰に食い込んできて痛いし、単調でしんどかった〜。唯一、癒されたのが行きには全く咲いてなかったお花達♡かわいいお花がいっぱい咲いてました〜

 

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観光客で激混みの上高地に戻ってきて、急に現実に引き戻されました。ヤバイ、渋滞が始まる前に帰らないと…って(笑)。結果的には、大した渋滞にハマらず帰って来れたけど。

 

憧れの涸沢でのんびり2泊3日を満喫できて、サイコーでした☆雪山初心者の自分は、奥穂高岳北穂高岳には登れなかったけど、自分の実力を冷静に判断するのは大事だと思います。もっと経験を積んで来シーズンには挑戦したいです。とりあえずは、残雪の涸沢でテン泊出来て、涸沢岳に登れたことで大満足〜♡

 

心配してた残雪期のテン泊も気温が高かったからか、100均アルミシート+サーマレストプロライトプラス+モンベルダウンハガー♯2+シュラフカバーにダウン上下を着てたら大丈夫でした。腰が沈んで少しだけ冷やっとしたけど、腰にカイロ貼って、シートクッションを腰に引いて寝たらグッスリでした。水が凍ってなかったから、氷点下にならなかったんだろーな。明らかに、去年の10月の蝶ヶ岳の方が寒かった…

 

でも、今回のザックで約17kg。自分が担ぐには、けっこうギリギリな重量かなって感じました。冬用のシュラフとハードシェル、スコップも自分で持ったらあと2kgは増えちゃうから、もっと体力も筋力もつけないとダメだなって思いました。 今度、涸沢に来るのは、やっぱり紅葉の秋かな〜。その時には、残雪期の下見として、奥穂高岳に登りたいと思いまーす!