2014年10月11~12日 霧ヶ峰&美ヶ原 (1泊2日・ペンション泊)
車山の肩P~車山山頂~車山の肩P
自然観察センターP~王ヶ頭~王ヶ鼻~自然観察センターP
この3連休は、去年、山を始めるきっかけになった涸沢にテントで行く予定でしたが、友達がケガをしてしまって長距離歩けないため、歩く距離は短く、紅葉が見れて、高いところに登った気になれるところ…ということで霧ヶ峰&美ヶ原に行ってきました!
ガツガツ登山ではなく、ほぼ観光なのでゆっくり集合したらすでに中央道が混んでました。どーなることかと思ったけど、大した渋滞ではなく、その後は順調に進んで諏訪ICを下り、ビーナスラインを走ります。先週もこのアタリを通ったけど、1週間でかなり紅葉が進んでました。
最初の目的地はAQUOSのCMで使われた御射鹿池です。ここは葉っぱが青々とした夏が良さそうだったけど、紅葉も良さそうだったので行ってみたんですが、さすがにまだちょっと早かったみたいです(汗)それでも、写真を撮りに来ているヒトがたくさんいました。自分はたまたま通り道になにか見所ないかな~って調べていて見つけただけだったので、こんな場所よく知ってるなって感心しちゃいました。
御射鹿池から少し行くと、横谷渓谷のおしどり隠しの滝に行ける駐車場に着きます。横谷渓谷にはいくつか滝があるけど、できるだけ歩く距離が短くて、紅葉が綺麗に見えそうなところということで、ここを選んでみましたが大正解!横谷渓谷でも一番上部にある滝なので、そこそこ紅葉が進んでいました。まだ、全体的に赤くはなかったけど、緑と黄と赤の3色が入り混じってとても綺麗でした☆
時間的に余裕がありそうだったので、横谷渓谷のメインの滝の王滝にも行ってみることにしました。渓谷沿いに遊歩道があるので歩いていけるんだけど、今回は車でグルッと移動して横谷観音の駐車場に車を停めて展望台まで歩きました。大した距離じゃないと思ってたけど、意外と急勾配でした(汗)王滝の周りは紅葉はまだまだという感じでしたが、途中で綺麗なもみじ達に出会いましたよ~。
おそば屋さんでおいしい天ぷらそばを食べてから車山に向かいました。途中、白樺湖付近でまさかの渋滞。しかも、全然動きません。渋滞の中にはハーレーがたくさんいて、なんだか不自然な渋滞だなって思ったので、Uターンして迂回して車山に向かいました。後で調べたところ、白樺湖でハーレーの大きなイベントがあったらしく、そこに向かうハーレー達で混んでたみたいでした。
ビーナスラインには、ちょこちょこ展望のよいところがあってその度に停まって写真を撮りました。ススキの海が風に揺れて、ちょっと傾いた日でキラキラ輝いて何とも言えない綺麗な光景でした。
ちょこちょこ停まったり、渋滞に巻き込まれて迂回したりで、予定よりかなり遅れて車山の肩に着きました。山頂までは40分。日没との競争なので写真を撮りつつもちょっと早足で登りました。道がガレているものの、傾斜はかなり緩く、もっと急勾配でいいから距離を短くして欲しい!って思いました(笑)
昼間は穏やかな天気だったのに、山頂に着くころには強風でした。めっちゃ寒いし、日は暮れそうだしで、急いで写真を撮って下山しました。下山しながら夕陽を見ているうちにだんだん暗くなってきちゃって…さらに寒くなってきちゃって…簡単な山だからとヘッデンも持たずに登ったことをちょっと後悔しました。駐車場に戻った時には、真っ暗。自分達の他には車は1台だけ(山頂で写真を撮ってもらったオニイサンの車)でした。
とりあえず、1日目の目的は全て達成して、予約しているペンションに向かいました。ペンションなんてあまり泊まらないから、貴重な経験だったかも(笑)アットホームなペンションでとても居心地が良かったです。
2日目は早起きして、朝食前にオーナーさんに教えていただいた遊歩道を1時間散歩しました。快晴で風もなく、ちょっと冷たい空気が気持ちよかったです。
朝食の後、のんびり準備してから出発~。予定盛りだくさんだったんだから、さっさと出発しておけばよかったんだけどね…。最初の目的地の八島ヶ原湿原に行く途中の富士見台から八ヶ岳と小さく富士山が見えました。朝は快晴だったのに、この頃には少し雲が出てきちゃってたので、残念ながら富士山はかなり薄かったです。
八島ヶ原湿原に着いた時にはかなり曇ってました。木道歩きは気持ちよかったけど大した見所はないので、ここは晴れてないとイマイチだったんだけどな…
お土産屋さんと見晴らしポイントに寄って、美ヶ原高原美術館の駐車場に向かいました。今まで、ドライブで何回か来ていたけど、いつも曇っていて景色が見れることはありませんでした。でも、今回は、薄雲が出ていたものの、北アルプスを始め、遠くの山々までグルッと見渡すことができました~☆
ランチ休憩をして、最後の目的地の王ヶ頭に向かいました。王ヶ頭へは美術館から牧場経由で行けるんだけど、歩く距離が長くなってしまうので自然保護センターまで車で移動しました。自然保護センターまでの道はかなり迂回してる山道なので、普通に歩けるなら美術館から歩いた方がいいと思います。
自然保護センターに行く途中で太陽に暈がかかっているのを見ました~☆台風が接近していて、大気が不安定になっていたからでしょうか?
自然保護センターから王ヶ頭までは距離はないものの、ちょっとキツ目の勾配の階段でした。でも、王ヶ頭からの展望は絶景~。ホンノちょっとしか歩いていないのに、こんな景色が見れるなんて!
陽が傾いてきているにも関わらず、調子に乗って『絶景が見れる』と書いてあった王ヶ鼻にも行くことにしました。途中、大好きな茶色のポンポンがたくさん生えてる地帯がありました。
王ヶ鼻は王ヶ頭と何かすごい違いがあるのかとゆーと大してなかったかも?(笑)薄い石が重なったような地層になっているのが特徴的ではありました。どちらもそれなりに絶景でしたよ。
ここでも暈が見えていて、ずっと眺めていたい景色でしたが、まだ下山中に日が暮れてしまいそうだったらので後ろ髪を引かれる思いで下山しました。王ヶ鼻からの下山道は砂利の林道で傾斜も緩く、こっちから登ってくればよかったなーと思いました。
下山した頃には、かなり暗くなっていました。後は帰るだけなので、みんなの終電に間に合わせるべく、松本までひたすら暗い山道を走りました。山道を運転するのは好きだけど、さすがにしばらくはいーやってくらい運転しちゃいました。
松本から中央道乗ったものの、渋滞の表示が…。終電に間に合わなかったら、と途中でイロイロ方法を考えましたが、何とか間に合わせることができました。連休中日は混まないと踏んでたんですが、中日だからこそ遅い時間まで混むんですね~。勉強になりました。
台風の影響を受けるかと思いきや、全く受けずにかなりいいお天気に恵まれました。のんびりドライブしながら紅葉した山々を思う存分眺めることができ、おまけに百名山にまで登れてしまった大満足です。また、こんな観光登山もしてみたいと思いマス。