2018年9月22~23日 鳳凰三山/地蔵岳~観音岳~薬師岳(1泊2日・小屋泊)②
1日目:御座石温泉P~旭岳~燕頭山~鳳凰小屋(泊)
2日目:鳳凰小屋~地蔵岳~賽の河原~赤抜沢ノ頭~観音岳~薬師岳~御座石~青木鉱泉~御座石温泉P
3:30過ぎに小屋を出発しようと思ってたので、3:20分に起きるつもりだったのにめっちゃ朝早く(とゆーか夜中)から準備し始めたヒト達がけっこういて、自分も早い時間から寝たから目が覚めたのもあって3:00過ぎには起きて出発準備。予定より早く起きたはずなのに、トイレが渋滞してて、結局出発できたのは3:30過ぎでした…
真っ暗な樹林帯の中を歩いて行きました。でも、前にも後ろにもヒトがポツポツといたので一人ぼっち感はなかったです。最初は砂礫と岩なんだけど、ほとんどは根っこだらけのちょっと急な登りです。本ルートの以外にも踏み跡がしっかりついてて、暗かったからどれが本ルートがわかりにくかったけど、どれを辿っても問題なさそうでした。しばらく樹林帯を登って行くと、樹林帯を抜けて例の砂礫地の登りになりました。運よく砂がちょっと湿ってたからあまり滑らずには済んだんだけど、かなりの急登…(汗)。下りはめちゃくちゃ楽なんだけどね~。そして、ここも暗くて本ルートがわかりにくくて、わざわざ急なところを登っちゃった気がします。途中で何回か足を止めながら登りきってオベリスクの前に着きました。小屋からここまでは1時間くらいです。
空の薄明るくなってきた方向を見てみると、オベリスクの後ろからお日さまが出そうな感じだったので、オベリスクの裏側に回り込もうと思ったんだけど、ルートが見つけられず…。上の方に登ればよかったのかもしれないけど、狭くて落ち着かないので広いところで見たいなと思ってたら、別のパーティーのヒトがお地蔵さんのところに行けば見えそうって教えてくれたので、賽の河原まで移動して日の出を待つことにしました。オベリスクのシルエット、めちゃくちゃカッコイイ♡
ちょっと風があって寒かったから、フリース+ニュウモラップフーディーの上からダウンの上下を着て、完全防寒して日の出を待ちました。ヒトが多くなる前に山頂標識をパシャリ。
どんどん色が変わっていく空と一面の雲海がめちゃくちゃ綺麗だったなぁ。残念ながら日の出は雲に阻まれてスッキリとは見えなかったけど、空は快晴なので問題なし!
木や草が赤く染まって…
オベリスクもうっすらオレンジ色に染まりました。
子授け地蔵尊の裏側に回ってみることにしました。お地蔵さんもシルエットで。
お地蔵さんの裏からは、甲斐駒ヶ岳が見えました。コチラも峰々の間を雲海が埋め尽くしてました。
オベリスクと紅葉の写真を撮ろうと思ったら、オベリスクの上にヒトが立ってることに気づきました。いーなー。登ってみたいけど、あそこの残置ロープがどうしてもコワイんだよね…
観音岳方面もうっすら紅葉してました。そんな観音岳の山頂にもすでに何人がヒトがいました。ここから観音岳までは1時間半もかからないから、あそこで日の出を見るのもありなのカモ。でも、やっぱり、稜線は明るい時に景色を楽しみながら歩きたいなぁ。
あまりにも綺麗だったので雲海のアップ。波立ってるみたいなちょっと激し目の雲海でした。
風が避けられるところでサクッと朝ごはんを食べて縦走を開始しました。少し登ったところで振り返ると、オベリスクと紅葉が綺麗~♪
そして、まずは赤岩の頭へ。ここの登りは短いんだけど、けっこう急なんだよね…ふう。
赤岩の頭でも休憩してるヒトがチラホラいました。前回は、広川らに下山したからここにデカザックをデポして地蔵岳に行ったんだっけカナ?オベリスクの左側には八ヶ岳が見えました。
北岳方面もよく見えました。この後は薬師岳までずっと北岳たちと一緒です(笑)
ここから稜線歩き開始~♪ まずは紅葉し始めてる樹林帯に入って行きます。南アルプスは森林限界が2800mくらいだから、こんな高いところでも木が生えてるんだよね。
樹林帯を抜けると観音岳が見えました。けっこう下って、けっこう登るんだよね(汗)
ちょっと急な下りです。花崗岩は滑らないけど、砂礫で滑らないよに気をつけて下りました。
砂礫ばかりじゃなく、土っぽいところもあります。振り返ってみても、けっこう急だよね。
そして、白い花崗岩の大岩がゴロゴロするビーチみたいなところを観音岳を眺めながら下っていきます。
振り返るとこんな感じ…。日向山みたい(笑)
さらに花崗岩の間をぬうように下って、コルまで下ってきました。ここから登り返します。
最初はゆるーく登って行きます。
振り返るとオベリスクはかなり遠くなってました。手前は赤岩の頭です。岩と白い砂とちょっぴり色づいた紅葉の組み合わせがいい感じ♪
オブジェみたいな木は健在?でした(笑)
かなり近くなってきたけど、まだまだ登ります。とゆーか、ここからが登りの本番です。
鳳凰小屋へのショートカットの分岐を過ぎてさらに登って行きます。いくつかトレースついてたので、イチバン傾斜のゆるそうなところを選びました。
20度くらいのかなりの急斜面を九十九折に登って行きます。下りだとあっとゆー間なんだけどねぇ。
登り切ったところで休憩がてらの撮影タイム~。さっきまでオベリスクの左側に見えてた八ヶ岳が右側になりました。うーん、いい眺め♡
歩いて来た稜線を真ん中にして。左側は高嶺かな?赤岩の頭の後ろにはちょこんと甲斐駒ヶ岳が見えてきました。
ハイマツの間を登って行きます。モロに逆光だ…(汗)
そして、花崗岩の間を登って行きます。
お地蔵さん越しに観音岳の山頂が見えてきました。
そうそう、富士山もようやく見えるようになりました。雲海に浮かぶ富士山です。
山頂は、ちょーど団体さんが何組か着いたみたいでめっちゃ混み合ってたので、観音岳手前の小ピークで景色を眺めながら休憩することにしました。
今朝登った急斜面の砂礫地からオベリスク、赤岩の頭から下ってきた稜線、そして後ろには甲斐駒ヶ岳。うっすら色づいてる木々と雲海がアクセントになってめっちゃ美しいです♡
高嶺の後ろにはアサヨ峰かな?イチバン後には仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳が見えます。
甲斐駒ヶ岳の右側には北アルプスまで見えました。大キレットに槍ヶ岳、後立山連峰も。
雲海と八ヶ岳。雲が赤岳にまとわりついてるけど、そのうちなくなるかなー
めちゃくちゃ気持ちよかったので、1時間近くのんびり休憩してから最高峰の観音岳に向かいました。まだ日の当たる角度がよくなくて発色が悪いけど、紅葉がキレイ~♪ 奥には富士山、その手前には最後に向かう薬師岳が見えました。
紅葉のアップです。午後に来た方がキレイに見えるカモ。
白砂と紅葉と北岳…。ちょーど北岳の頂にピンスポットが当たってます。
木々の紅葉はまだまだだけど、ウラシマツツジは真っ赤になって見頃を向かえてました。
狭い山頂にヒトがいっぱい。さっきよりはかなり空いてきたけど。緑色のハイマツの中に黄色く色づいた木々がポツポツ…
ゆるゆる登って行くと、だんだん山頂が近づいてきました。
はいっ、観音岳に到着でーす!
山頂標識の後ろの岩場を登って、イチバン高いところに登りました。めちゃくちゃいい天気、めちゃくちゃいい眺め!紅葉も始まってていいタイミングで来れました。
久々にここに立ったけど、やっぱりいーね♪
こんなに手軽に登れて、こんな絶景が見れるなんて、ホントにいいお山だなぁ。おうちからも近いし。北岳に雪が積もり始めた頃にも来てみたいな。
そして、この後に向かう薬師岳。薬師岳まではほとんどアップダウンなく稜線を歩ける幸せロード♡
観音岳付近でランチにしようと思ってたけど、ヒトが多いし、あんまりスペースがないので薬師岳まで進むことにしました。最初はハイマツの間を歩いて行きます。
そして、砂礫地のトラバース道です。右手に見える白峰三山を眺めながらのんびり歩くことができます。
ハイマツと黄葉と白砂と岩が織りなす風景…
ちょっとだけハイマツの間も歩きます。
振り向くとこの眺め。やっぱり、薬師岳から地蔵岳に向かった方が順光になっていいんだよねー
やっぱり、振り向いた方がキレイに見えるから何度も何度も振り向いちゃう(笑)
薬師岳の山頂が近づいてきました。
歩いて来た道を振り返って…振り返ってばっかり(笑)
山頂広場の手前にキレイな紅葉を見つけました~♪
ということで、観音岳からはあっとゆー間に薬師岳に着きました。薬師岳の山頂は広場みたいになってるので、風が避けられるところを探してランチ休憩しました。お湯を沸かしてカップうどんにチャーシューをたっぷり入れて食べたんだけど、美味しかったなぁ♡やっぱり温かいゴハンはいーね。
ここにも紅葉が~♪
薬師岳からは白峰三山の眺めがとにかくサイコーなんだけど、数日前に歩いた悪沢岳も見えてました。
あまりにいいお天気で下山するのがもったいなくて、ここでもかなりのんびり休憩しちゃいました。あれれ?岩場に行くところにロープ張ってある。立ち入り禁止ってことでしょうか…?前に来た時は登れたけどなぁ。
ということで、中道から下山開始~。紅葉したけっこう急な斜面を下って行きます。
色づいてる、色づいてる!
岩と色とりどりの紅葉がいい感じ~♪ いいモノ見れました。
ナナカマド…。まだ、葉っぱが真っ赤になってないからピークはもうちょっと先かな。
樹林帯までハイマツの間を下るんだけどけっこうな傾斜。まだ、あのアタリに雲海があるってことは、下山途中でガスガスゾーンに入るってことかな。
樹林帯に突入します。石がゴロゴロしてるし、急な下りが続くので気をつけて下りました。
わわわっ!少し下ってきたら黄葉に包まれました。すごーいキレー♡
思わず足が止まって見とれちゃいました。うーん、紅葉シーズンが始まるなぁ。楽しみ♪
広葉樹から針葉樹に変わって、見どころもなくなったのでグイグイ下って行きます。
一瞬開けたところに出ました。ここが展望地だったのかも?振り返ったら薬師岳が見えるところだったかもしれないです。
そして、再び樹林帯へ。大きな石や倒木がゴロゴロしてるので避けながら歩かなくちゃいけなくて意外と歩きにくかったです。中道は、長いけど歩きやすいって記憶だったんだけどなぁ…。このアタリにはシャクナゲがたくさん生えていました。
御座石に着きました。ここで90° 左に曲がる感じになります。まだまだ先は長いよ…
大きな石はなくなって、根っこゾーンに入ってきました。このアタリは傾斜が緩かったけど…
けっこう急なところを下るところもありました。あ、ちょっとガスってきた…。雲海ゾーンに入ったみたいです。
ここもけっこう急だったなぁ。転倒注意です!
コケコケゾーンに入ってきました。平坦なところと…
下りが交互にやってきます。歩きやすいところなので、ガンガン飛ばして下りました。
しばらく下ってくると笹原になりました。めちゃくちゃ歩きやすくてら楽チン~♪ って思ってたんだけど…
写真じゃわからないかもだけど、なかなかの下りです。しかも、めちゃくちゃ滑る!!意外とこの笹原が長くて、かなーり神経使って疲れました(汗)。転んでるヒト、けっこういたなぁ…
ガスの針葉樹林は幻想的だねぇ…
笹原をなんとか下り終わって、フツーの(?)登山道へ。このアタリもちょっとした急斜面があったり、落ち葉があったりで、滑ってるヒトがいました。ちゃんと歩けば問題ないところなんだけど、歩き方が不慣れな感じのヒトが多かったんだよね。それは滑るよ~って歩き方をしてました(笑)
特に飛ばしたつもりはないけど、かなりたくさんのヒトを抜かして御座石から2時間半で林道まで下りました。林道を歩いてる途中で確かショートカットがあるはず…と思って、印があるところを入って行ったら、橋が流されてて川を渡ることができずに戻ることに(泣)。大した距離じゃないけど、気持ち的にグッタリして青木鉱泉に着きました。手と顔を冷たいお水で洗ってリフレッシュして、御座石温泉に戻ることにしました。
御座石温泉への道はイチバン上の駐車場の右奥にありました。御座石温泉側の入口はわかってたんだけど、青木鉱泉側はちゃんと調べられてなかったから意外とすぐにみつかってよかった~
って再びお山に入ったら何とけっこう急な登り…まぢか(汗)。単純なトラバース道かと思ったけど、ちゃんと地図を確認したらちゃんとアップダウンがありました。
なかなかの急登…。ホント、この登りは予想外でまいっちゃったんだけど、ここさえ登ればあとは平坦なところと下りだけのはずなので歩き続けました。青木鉱泉まで戻ってバスで御座石温泉に戻るってこともチラっと頭をよぎったけど、もうここまで歩いてきちゃったのでとにかく登ります。
登りきってからは、ほぼ平坦な笹原の中を快適に歩いて行けました。レコとかに道が荒れてるって書いてあったけど、印はいっぱいついてるし、ちゃんと刈払いされてて、荒れてるイメージはなかったです。
印がたくさんついてるので、それを追ってれば大丈夫なはずなんだけど、一ヶ所ロストしました。倒木がたくさんあって、それを跨いでて、そのあとに出てきた木の枝も同じように跨いで踏み跡をそのまま歩いてたんだけど、さっきまでこれでもかってほど付いてた印がなくなってて。おかしいなって思いながら歩いてたんだけど、途中で踏み跡もなくなって、これは間違えたなって来た道を戻ったら、跨いだ枝は行っちゃダメの枝でした。よーく見たら左側に印が付いてたよ…。でも、これはみんな間違えるらしく、間違いトレースがかなりハッキリついてたので要注意です。
最後は登った分を下りました。ボチボチ急な下りです。どっちから入っても、最初の登りはちょっと急だってことです。そして、川を渡って無事に御座石温泉に戻って来ました。
帰りはいつも通り下道でのんびり帰りました。中央道はかなり渋滞してたみたいだけど、下道は渋滞知らずで楽々でした♪
4年ぶりに行った鳳凰三山はやっぱりとてもいいお山でした。3回目だけど、いつも稜線を歩く時に天気がいいという(今回は狙ったんだけど)とっても相性のいいお山です。今回はちょっと色づいた景色も見れちゃったしね~。今までは、あまりにお手軽に行けちゃうので何回も行くのもな…と思って敬遠してたけど、おうちからイチバン近いアルプスだし、是系が見れるし、おまけにコース全体的にCTが甘くて、自分でも日帰りができちゃいそうなことがわかったので、また季節を変えて行きたいなーと思います。
今週末は、7月からずっと延期し続けてる北アルプス縦走のラストチャンスなんだけど、なんかお天気がすでに微妙…(汗)
2018年9月22~23日 鳳凰三山/地蔵岳~観音岳~薬師岳(1泊2日・小屋泊)①
1日目:御座石温泉P~旭岳~燕頭山~鳳凰小屋(泊)
2日目:鳳凰小屋~地蔵岳~賽の河原~赤抜沢ノ頭~観音岳~薬師岳~御座石~青木鉱泉~御座石温泉P
日曜のお天気がよさそうだったから、金曜夜出で笠ヶ岳に行きたかったんだけど、金曜残業で帰宅が遅くなったので断念して他の候補を検討しました。条件は、土曜朝ゆっくり出発でも駐車場が確保できるところ、連休でも小屋がそこまで混まなそうなところ、土曜のうちに稜線近くまで上がれるところ、そんなにハードな山行にならないけど眺めのいいところ、あわよくばちょっと紅葉してるところ…。すぐに思いついたのは、鳳凰三山。過去に2回行ってるけど、それも4年前だし、久々に歩いてみることにしました。初めての時は、中道から登って、ドンドコで下山。2回目は電車&バスだったので、夜叉神から登って、広河原に下山。今回は、駐車場が無料で空いてそうでおそらくイチバン登りが楽そうな御座石から登って、下りも楽そうな中道から下山することにしました。
土曜の5:00過ぎにおうちを出て中央道で御座石温泉に向かいました。さすがに3連休の初日だけあって車の量は多め。でも、渋滞するほどではなかったので順調に韮崎ICへ。凸凹道をしばらく走って青木鉱泉との分岐を過ぎて御座石温泉の駐車場に着きました。雨が降ることも覚悟してたけど、ちょっと青空が見えてて嬉しかったです。先客さんは8台くらいだったかな?ここは県営で青木鉱泉と違って駐車場は無料。40台停められるとか80台停められるとか書いてあったけど、そんなに停められるかな?御座石温泉の玄関で登山者ノートに記入してたら、オバーチャンが出てきてくれて、鳳凰小屋の予約をしてないって言ったら、しておいてくれるって。ありがと~♪
登山口から鳳凰小屋までは、CTで5時間半。CTで歩くと14:00前には着いちゃう計算です。鳳凰小屋は樹林帯の中で眺めがいいわけでもないし、周りに何があるわけでもないから、あんまり早く着いても時間を持て余しそーだったので、ゆっくりゆっくり登って行くことにしました。最初は九十九折に登って行きます。
鳳凰三山はキノコの山。いろんなキノコがたくさん生えてました。モミジの葉っぱを抱えてる!
コレは食べられそう(笑)
キレイな白サンゴ…
うわぁ、ガスってきちゃいました。コレはコレで幻想的な雰囲気でいいんだけど、雨は降らないで欲しいなぁ…
と思ってたら、すぐにガスは晴れて薄日が差してきました。ちょっとだけ急なところも出てきます。
大きな木にもビッシリのキノコ…
日が差してきて、森がキラキラ☆しっとりした森もキライじゃないけど、やっぱりキラキラした森が好き。このルート、登山口から広葉樹だから紅葉の季節もよさそう。
崩落地スレスレのところを通るときに、展望がきくところがありました。お山たちは雲に包まれてりけど、青空もちょっとだけ見えてました。あのお山は甘利山あたりかな?
濃いピンク色のトゲトゲしてるホオノキの実。ドラゴンフルーツみたいだけど、食べられません。
こんな平坦なところも出てきて、なかなか本格的な登りになりません。ここまで大して登ってないから、残りの登りがボチボチ急ってことだよね…
オクモミジハグマ…かな?
ちょっと下ったと思ったら、砂利の広場みたいなところに出ました。西ノ平です。ここまで林道がつながってて車で来れるみたいだけど、一般の車はさすがに入れないのかな?そして、ここから本格的な登りになっていきます。グイグイ登って行きま~す!
シロヨメナ?キク科も難しいねぇ…
グイグイ登って行くのかと思ったけど、ゆるい登りが出てきました。
草がワシャワシャ生えてます。綺麗なグリーンに包まれてめちゃくちゃ癒されるわぁ♡こんな平和な道が続くのかな?って思ったけど…
やっぱり急な登りが出てきました。
でも、急な登りがずっと続くわけではなく、緩い登りと交互に続く感じです。
まだ、トリカブトが咲いてました~♪
トモエシオガマもたくさん咲いてました。
大き目の岩がゴロゴロしたところもあってちょっと手を使って登ったりしたけど、ドンドコに比べれば全然登りやすいと思います。
3連休初日の土曜日なのにほとんどヒトに会わず、めちゃくた静か。このルート人気ないんだね…
薄い紫色のトリカブトも咲いてました。トリカブトは何気にけっこう咲いてたな。
セリ科のお花…
リンドウ…
マユミかなー?と思ったけど、5つに裂けてるのでツリバナでした。
えぐれた登山道を歩いていくと七合目の標識があるところに着きました。小屋は何合目なんだろ…?
途中、雨がパラついてきたのでザックカバーだけしました。樹林帯だからそんなに濡れないとは思ったけど、鳳凰小屋は乾燥室がないってレコで見てたからね。1泊だから何とでもなると思いながらも、あんまり荷物は湿らせたくなかったし。
草ボーボーの岩ゴロゴロの道をまだまだ登って行きます。
なんか明るくなってきたと思ったら…
左側が開けました。青空も見えてるし、街も見えてるし、雨もすぐ止むかな。
登山道のすぐ左側は崩落地。盛大に崩れてます。花崗岩のお山だから、砂っぽいね。
崩落地からしばらく歩いて行くと…
旭岳に着きました。猿田彦大神って刻まれた石碑や石の祠、木札なんかがありました。
雨が少し強くなってきたので上だけレインを着て再び登り始めました。
モフモフで青々としたコケがキレイな道です。せっかくレイン着たのに雨は止んで日が差してきました。また、降ってくるかもなので、ザックカバーはつけたままにしました。
マイヅルソウの真っ赤な実がたくさんなってました。緑の草やコケの中で、宝石みたいに輝いてました。
真っ白なキノコも雫をつけてコケの中にひっそりと生えてました。
気持ちのいい森です。周りの木々はコメツガやシラビソなどの針葉樹がメインになってきました。
土の滑りそうな急な傾斜を登って行きます。
だんだん笹っぽくなってきたと思ったら…
辺り一面、笹原になりました。急に別世界に来た感じ(笑)
少し笹原を進むと燕頭山に着きました。ちょっと開けてて、腰かけられる木もあったのでランチ休憩にしました(ベンチもあったけど先客がいて…)。周りの木にはサルオガセが付いてて、笹原とサルオガセが独特の雰囲気を作り出してました。せっかくバーナー持ってきたから、時間もあったし、ここで何か作ればよかったな…
ここまでで、約1000m登ってきた感じなので、残りはあと約500m。地図にはなだらかな道って書いてあるけど、まだ2時間もかかることになってんだよね。ホントになだらかなのかなぁ?
トラバース気味にゆるーく登って行きます。
崩れやすいところに木の板が敷いてありました。左側は崩落してて、落ちたらどこまでも滑り落ちそうな感じでした。
ダイモンジソウ…
しばらく進むと牛首のザレ場に着きました。砂礫の道に鎖とロープが張ってある階段があります。足がズルズル滑るので注意が必要です。
ヒメコゴメグサ…
基本的になだらかだけど、やっぱりちょっとした登りもあります。そりゃそうだよね、じゃないと標高上がらないもん。
小さい秋、見ぃつけた~♪
セリバオウレン…
こんな岩っぽいところを越えて…
今にも壊れそうな丸太の橋を通ったりします。歩きにくいところに設置してくれてるっぽいけど、ちょっとだけアスレチッキー(笑)
北アルプス展望地があったけど、雲とゆーかガスが沸いてて全く見えずで残念。そのままどんどんゆるーく登って行きます。
またまた小さい秋をみつけちゃいました♪ 周りの木を見渡しても、紅葉してる木は数本って感じで、紅葉するにはまだ数週間かかりそうです。
ひょろひょろしたキノコ…
木の根っこゾーンもありました。
今度は槍展望台に着きました。ガスは晴れて青空は見えてたたから“もしかして…”って思ったけど、北アルプスにはガッツリ雲がかかってて、またしても残念。相変わらず尾根を巻くようにしてゆるゆる登って行きます。
危険そうな場所には、橋やハシゴがかけられていました。この橋の上で右側をチラっと見てみると…
オベリスクが見えました!ちょっぴりの紅葉と一緒に(笑)
橋の上でバランスを崩して落ちないように神経使って上の写真を撮ったのに、少し先にさらによく見えるところがありました。オベリスク付近はちょっとだけ色づいてそう。
最後は平坦で歩きやすい道になりました。
このアタリもちょっとだけ色づいてます。
ドンドコから上がってくる登山者の賑やかな声が近づいてきたなーと思ったら鳳凰小屋に着きました。予定通り、14:00前には着いちゃいました。テント場は半分くらいの埋まり具合だったかな。
本館で受付(と言っても翌日のルートとか質問に答えるだけで自分では何も書きません)してから別館に案内されました。今日はかなり混雑しているので1枚の布団に2人とのこと。そこまで混まないと思ったけど、ここはアクセスしやすいし、初心者でも登りやすいし、3連休だし、まぁ仕方ないか…。でも、御座石から登ってきたおかげで着いた時間が早かったので(隣の女のコ達はドンドコで7時間以上かかったって言ってたからね)蚕棚の1段目の右端にしてもらうことができました。片側が壁ってだけでずいぶんと落ち着くよね。気にするのが片側で済むんだから。
小屋の中は暗いし居場所がないので、荷物の整理をしてから外に出てみました。すでに小屋前のテーブル&ベンチではたくさんのヒトが盛り上がってました。めちゃくちゃ寝不足で眠かったからお布団で寝ようか迷ったんだけど、たまたま確保できたベンチが日当たりがよくて暖かかったので日向ぼっこすることにしました。その後もどんどんヒトは増えてきて、イスに座りきれずに水場のあるデッキにそのまま座って酒盛りを始めるヒトもいました。一度、席を立ったら、座れなくなりそだったので、ちょっと早いけど16:00過ぎには夜ゴハンにしました。そうそう、今回は小屋ゴハンがカレーだってわかってたので、節約も兼ねて久々に自炊してみました。涼しくなってきて飲む水の量もかなり減ったし、小屋に水場があるってわかってたので、炊事セットと食材を担いできても大した重さじゃなかったです。ここは山の陰になって早い時間から日が当たらなくなるからダウンパンツを履いてたんだけど、それでもじっとしてるとちょっと寒かったです。
夜ゴハンの後はすることもなくて、18:00前にはお布団に入りました。こんなに早くお布団に入ったのは初めてかも。最初はさすがに寝れなくてボーっとしてたけど、いつの間にが寝てたらしく…。隣の女のコが戻って来た時に一瞬目が覚めたんだけど、またすぐに寝ちゃいました。数回目が覚めたものの、1枚の布団で2人で寝てこんなにぐっすり寝れたのは初めてです。隣のコの寝相が比較的良かったからかなぁ。
2018年9月16~18日 千枚岳~荒川三山/東岳~中岳~前岳~小赤石岳~赤石岳(2泊3日・小屋泊)②
1日目:椹島BS~鉄塔下~岩頭見晴~小石下~清水平~蕨段~見晴台~木馬道跡~駒鳥池~千枚小屋(泊)
2日目:千枚小屋~千枚岳~丸山~悪沢岳(荒川東岳)~中岳避難小屋~荒川中岳~荒川前岳~荒川小屋~大聖寺平~小赤石の肩~小赤石岳~椹島下降点~赤石岳~赤石岳避難小屋(泊)
3日目:赤石岳避難小屋~赤石岳~椹島下降点~富士見平~赤石小屋~ボッカ返し~樺段~椹島BS
かなり荒川小屋でのんびりしちゃったので、赤石岳に向かって歩き出すことにしました。ずーっとここにいたかったけど、そーゆーわけにもいかないしね。今日、泊まる予定の赤石岳避難小屋には水場がないから(お湯はくれるけどね)荒川小屋の水場でしっかり水を確保しました。ちなみに、トイレの前あたりからは富士山がよーく見えます。
向かう先の木々は色づいてるし、空は青い~♪ あのガスガスの状態からこんな景色がみれるなんて思わなかったよ。
こんなに黄色くなってる。赤もいいけど、黄色もいーよね。
黄葉の中に突入でウキウキ~♪ って思ってたのは束の間、すぐにけっこうな急登になりました。
ランチ休憩後のカラダが鈍った状態にいきなりの急登でげんなり。少し登って足が止まりました。ふぅ…
珍しく赤紫っぽいリンドウ…。これから咲くのかなぁ?
急登はすぐに終わって森林限界を超えました。ここからはゆるーい登りのトラバースだったんだけど、このトラベースがめちゃくちゃ曲者で、地形がカール状になってるからか正面からの風がハンパなくすごかったです。陽射しがあったから寒くはなかったけど、完全なアゲインストでなかなか進まないレベル(苦笑)
ヨロヨロしたり、立ち止まったりしながら歩いて行くと、やっと、遠くに大聖寺平が見えてきました。こんなのサクサク歩けるはずの道なのに全然前に進まなくてかなり時間がかかっちゃいました。
やっとのことで大聖寺平に着いてホッと一息。まだまだ風は強いけど、トラバースのところほどじゃなかったから、やっぱりあの風はこの地形が影響してるんだろーね。
大聖寺平からは九十九折にグイグイ登って行きます。荒川小屋までガンガン下ったのに、それと同じくらい登り返さないとなんだよね。また曇ってきたのでそんなに暑くないのが救いだったけど。
少し振り返ってみるとこの景色。コレコレ!こーゆーのが見たかったんだよ。やっと見れた…(涙)
赤石岳はまだまだ先みたいなのでとにかく登って行きます。
ちょっと平坦なところに出たと思ったのに、まだまだ登りは続いてました。ハッキリ見えてる左側の道は×がついてました。右側から巻くように登って行きます。
九十九折になってるものの、なかなかの登りなのでちょくちょく足を止めながら登ります。さっきいた平坦なところは上から見るとこんな感じに丸く見えました。
なんとか小赤石岳の肩まで登ってきました。再び3000m超えです。小赤石岳まではあとちょっと。でも、肝心な赤石岳が見当たらないんだけど、どこいったんだろ?
せっかく道の両側が草紅葉なのに、ちょっとどんよりしてきちゃった。
小赤石岳の山頂付近もガスに包まれてきちゃったー(汗)
でも、谷の方を見下ろすとキレイ~☆
真っ赤っか!
少し登って振り向くとこんな感じ。めちゃくちゃ綺麗!赤と黄色と緑の組み合わせが素敵☆これに青も足したかったなぁ。
ガスが晴れる気配はないけど、もーすぐ小赤石岳の山頂…
ということで、本日6つ目のピークの小赤石岳に到着しました。さっきまでの青空がウソみたいにガスガスだったし、ここまで来たらさっさと赤石岳に着きたかったので写真だけ撮って進みました。
小赤石岳からは椹島下降点まで少し下って行きます。ココは山と高原地図には“稜線の空中散歩”って書いてあったけど残念ながらガスガスです(汗)
あっりのお山は晴れてそう。やっぱり、ある一定の高さ以上に雲ができてるのかも。
ホントにホントに晴れてる時に歩きたかった…
今回の主役といっても過言ではない(笑)、ウラシマツツジ…
小赤石岳からはこんな感じで下ってきました。
椹島下降点まで下ってきました。明日はここまで戻ってきて、椹島に下山します。赤石岳へは急な登り返し。
こんなところを登って行きます。結局、最後のピークもやっぱりガスったままだねって諦めてたんだけど…
うわっ、晴れてきた!!!
振り返ってみると、歩いて来た稜線もなんとか見えました。やっと、アルプスっぽくなってきたよ…
何とか青空のうちに赤石岳の山頂に立ちたいーって思って、最後のチカラを振り絞ってガシガシ登って行くと山頂標識が見えてきました。
そして、本日6つ目、今回の山旅のラストピークの赤石岳に到着しましたーーー!青空は待っててくれたので、今日、初めて青空を背景のピーク写真を撮ることが出来ました。ガスガスの強風はツラかったけど、頑張って登ってきてよかったよ…
赤石岳から少し下ったところに百閒洞に続く道の分岐があります。左奥は聖岳かなぁ?下りとはいえ、ここからあと2時間半くらいはかかるのかな?自分の体力でも千枚小屋から百閒洞まで行けないことはないなってわかったけど、サクサク歩かないとだね。お花の時期は時間がかかるから無理かなぁ…
分岐のすぐ先には赤石岳避難小屋があって、小屋前には祠と立ってる(立たせてる)石がたくさんありました。
小屋に行くのは後回しにして、富士山がなんとか見えそうだったから南峰にも急いで行ってみることにしたけど…
あっとゆー間に再びガッスガス(泣)
小赤石岳方面も今にもガスに包まれそう。明日の朝の日の出に期待して、小屋にチェックインしました。
赤石岳避難小屋の中はストーブがガンガン焚かれてて、消灯時間まで半袖で問題ないくらい暖かくて、1日中強風にさらされて冷え切ったカラダにはめちゃくちゃありがたかったです。中岳避難小屋に比べると、明るいし、広いような気がしたけど、中岳避難小屋は昼間だったから電気を消して省エネしてただけかもだし、2階はどーなってるかわからないけどね。さすがに翌日は平日とゆーこともあって、宿泊客は少なめ。寝るスペースも2人で6人分くらいのところをゆったり使わせてもらえました。ここの寝具も千枚小屋と同じモノで新しくて清潔(そう)でした。レトルトのカレー、中華丼、親子丼は小屋で用意してくれるけど、自分たちはカップラーを持ち込みました。お湯はいくらでも使っていいって言ってくれたから、バーナーとか必要ないしね。お酒もジュースもお土産も売ってて、避難小屋って感じはしなかったなー。小屋に泊まってるみなさんはいいヒト達ばかりで、同じルートを歩いててちょこちょこ会ってたヒトも多かったので、みんなでチエコさんのハーモニカを聞いたり、榎田さんとおしゃべりしたりして、あっとゆー間に消灯時間になりました。トイレに行くのに外に出たけど、やっぱりガスガスで星空は見れませんでした。
4:30に起きて日の出を見に行こうと思ったら、小屋で朝ごはんを頼んだヒト達はすでに朝ゴハン中でした。パンとコーヒーで目を覚ましてから、風対策でレインを着込んで外に出ました。風はまだ少し強かったから寒かったけど、予定通り晴れてて星も出てました。赤石岳の山頂に登ると空がだんだんと明るくなってきました。
朝焼けを背景に雲海に浮かぶ富士山。綺麗だったからアップで撮りたかったけど、望遠レンズ持ってなかったからこれが限界でした。
お日さまが出る方向には少し雲が出てたけど、それもまたいい感じでした。みんなで寒い中、ポケットに手を突っ込みながら刻々と色が変わる空をただただ眺めてました。
しばらくすると日が昇ってきました。めちゃくちゃ綺麗~♡前日は散々なお天気だったけど、最終日は晴れてよかった。
下山するのがもったいなかったけど、バスの時間も決まってるから小屋に戻ってパッキングして、榎田さんとチエコ見送ってくれる中、下山開始しました。お客さんが少なかったこともあっただろーけど、めちゃくちゃ居心地のいい小屋だったのでまた来たいなぁ。ちなみに、榎田さんとチエコさんはご夫婦ではないそうです(笑)。3回目の赤石岳にむかって出発~♪
赤石岳山頂からの中央アルプス方面。雲海の先に連なる峰々。左奥が乗鞍岳で右奥が木曽駒ヶ岳かな?何故か聖岳は撮り忘れちゃった(汗)
今日はスッキリした荒川三山を見ることができました。奥のお山は白峰三山かな?前日もこんなお天気だったら…って思うけど、仕方ないよね。今日、見れただけでもよかったって思わないと。
あれ?こんな急なところ登ってきたっけ?最後、夢中で登ってたから記憶ないな…(笑)
椹島下降点からはいきなりの急な下りです。振り返ってみるとこんな感じ。滑らないよーに注意して下りました。
朝日を浴びる赤石岳…どっしりとしてカッコイイ。
椹島下降点までは風が強くてけっこう寒かったんだけど、下り始めたら風が完全に遮られて、お日さまも高くなってきて寒くなくなったので、レインを脱いでからガレガレの急な斜面を下って行きました。
小赤石岳を含む稜線も今日はスッキリ!これなら素敵な空中散歩ができそうだなー
景色に見とれながらも急な下りが続くので慎重に下って行きます。
真横から見る赤石岳。お天気がいいと写真ばっかり撮っちゃってなかなか進みません。
いやー、ここかなりすごい激下りだよ。逆回りで椹島から登ってきたら、ここめちゃくちゃ大変なところかも。初日に荒川小屋まで行ったヒト達はここ登って、さらに赤石岳ピストンしてから荒川小屋に行ったんだね。すごいなぁ…
富士山は今にも隠れそうだけど、モコモコの雲海はいい感じ♪ 手前のお山はどこでしょう?
これから下っていく道が筋になって見えてます。ホントにすごい下りだわ…
ここのカール状の地形のところも紅葉が始まってて、なかなか綺麗でした。今日は完全な青空だしね。
ナナカマド…
かなり下ってきました。まだまだ下るんだけど…
ヤマハハコ…
沢沿いの紅葉が色とりどりでキレイです。前日、お天気がよかったら、稜線でもこんな景色が見れたのかもしれないのになー
カラフルな紅葉をバックにお花の終わったシシウド…
沢と紅葉を下から眺めます。キレイでウットリ♡
何度か小さな沢を渡渉して、ロープがついてる岩々のトラバースを通過してから(慎重に歩いてたからか、写真なかった…)平和な樹林帯のトラバースに突入しました。樹林帯に入ると黄葉の中に飛び込んだ感じになって、黄葉がキラキラしてました。
赤石岳避難小屋の榎本さんが言ってた通り、木や岩を超えたり、ちょっとアップダウンがあるので、千枚小屋から通しで赤石小屋に行こうとするとココがちょっとキツイ感じになりそうです。標高2000mくらい下らないといけないから、さっさと完全な下りになって欲しかったんだけど簡単には下らせてくれません。
うわわっ、めちゃくちゃ綺麗~♪
こんなところも何ヶ所かあります。濡れてたら滑りそう…
アップダウンしてた道が登り基調になると…
そして、荒川三山。こんなお天気の日にあの稜線を歩きたかったょ…(泣)。ここは360°の眺望があるらしーけど、途中から少しずつガスが湧いてき始めちゃってたので、聖岳や富士山を拝むことはできず。聖岳&光岳は来年行くからね~っ!
どんどん雲が上がってきて、どんどんお山たちは見えなくなってきたので赤石小屋に向かうことにしました。
少し下り基調になってきた感じだったけど、相変わらず岩を越えたりしながら下って行きました。
赤石小屋は平日なのでお客さんは誰もいなくて静かでした。小屋前のベンチで富士見平では見れなかった聖岳を眺めながら朝ゴハン休憩をさせてもらいました。
けっこうゆっくり休憩したので、ここから一気に椹島に向かって下山開始!3時間半って書いてあったり、4時間って書いてあったりしたから、13:00前には下山できるかなーって感じでした。
カニコウモリ…
赤石小屋からは完全に下りになりました。たまに木の根っことか越えてかなくちゃでちょっと歩きにくいところもあったけど。
またまたキノコがたくさん出てきました。なんだかとっても凛として見えたカサの開ききったテングダケ…
ひたすら下ります。とにかく下る。
急なところを下りきって、ちょっと平坦なスペースで水分補給。ここがボッカ返しだったかな?なかなかタフな下りでした。小屋から一気に1500mくらい下るわけだからね…(汗)
なーんにもお楽しみがないって思ってたけど、ちょこっとお花もありました。サラシナショウマ…
濃い紫色のトリカブト…
コケの中に可愛い薄紫色のキノコも見っけ!
ずっと下りかと思ってたけど、こんな平坦なところもありました。歩きながら休憩、休憩(笑)
しばらくすると4/5の案内板がありました。ここでまだ1/5しか下ってないの?この先、どんだけ長いの?って気が遠くなったけど、下るしかないので、アタマを空っぽにして淡々とひたすら下り続けるとよーやく樺段とゆー中間地点に到着。でも、まだまだ半分だから下らないと…
ヤマハッカ…
白いお花…なんだろ?
赤いキノコ…
大きな九十九折を下ってハシゴを下ると林道に出ました。最初は丁寧に下りてたけど、疲れてくると足の置き方が雑になって、最後の九十九折はちょっと膝が痛かった…。最近、膝が痛くなるんだよね。筋力が低下してるのかな…(汗)
途中から一緒に下ってた、赤岳避難小屋で一緒だったヒト達とブラブラ歩いて椹島に戻ってきました。結局、赤石避難小屋からは休憩込みで6時間、赤石小屋からだと3時間ちょっとで下山できたので、12時には椹島に着くことができました。千枚小屋や赤石避難小屋、ルート上のところどころで一緒になったみんなと無事の下山を喜びあいました。椹島ロッジでお蕎麦を食べようと思ってたのに、メニューはカレーとうどんとホットドッグのみ(涙)。バスが来るまで2時間、バスに乗って1時間、静岡の町に出るまで2時間、計5時間はさすがにガマンできなかったので、キライなカレーを食べました。から揚げが付いてたし。とりあえず、オナカは満たされて、バスが来るまで外で風に吹かれてのんびりしました。
時間通りにバスは来て、畑薙臨時駐車場に戻りました。下山しても、ここからがおうちまでが長いんだよね…。時間的には4時間ちょっとで大したことないんだけど、あのグネグネの細い林道をまた2時間以上も走るのかと思うとグッタリしました。これさえなければちょくちょく来てもいいお山なんだけどなぁ…、なんて思いながらひたすら林道を走りました。来る時と違って、明るかったし、雨も降ってなかったし、ガスってもなかったけど、やっぱりなかなか神経を使う道だったので、新静岡ICのセブンイレブンに着いた時にはちょっとホッとしました(笑)。平日夕方の東名高速の上りは渋滞することもなかったので、順調に走っておうちに帰ってきました。
念願の南アルプス最深部の縦走…。肝心な稜線歩きでかつてないくらいのガスと強風に見舞われて全く景色は堪能できなかったけど、いい経験にはなったし、最終日はなんとか晴れてくれたし、いろんなヒトとの出会いがあって楽しかったし、結果的にはいい山旅になりました。でも、やっぱり稜線は晴れてる時に歩いて雄大な景色を眺めたいから、来年はお花の季節に晴れを狙って行きたいなぁ。北アルプスに比べてヒトが少なめなところも自分好みだったりします。
今回、ガスって強風が吹いて気温が下がってという状況で、濡れないように、汗をかかないように、でもカラダを冷やさないようにってレイヤリングのいい練習になったなぁ。それと、最近はテントが担げなくなっちゃったから山小屋に泊まってるけど、山小屋はなかなかいいってことがわかりました(笑)。混んでギュウギュウ詰めとかは辟易しちゃうけど、みんなで一緒にゴハンを食べて、おしゃべりして…、テントの時よりも周りとの交流が格段に増えました。特に連絡先の交換をしたりするわけじゃないけど、みんな山好きだから、いつかまたどこかのお山で会えるかもって思います。
来週末はお天気が悪くなければガッツリ北アルプスを歩くつもりだから、今週末はどこか軽めにサクッと登れるお山に行きたいな…
2018年9月16~18日 千枚岳~荒川三山/東岳~中岳~前岳~小赤石岳~赤石岳(2泊3日・小屋泊)①
1日目:椹島BS~鉄塔下~岩頭見晴~小石下~清水平~蕨段~見晴台~木馬道跡~駒鳥池~千枚小屋(泊)
2日目:千枚小屋~千枚岳~丸山~悪沢岳(荒川東岳)~中岳避難小屋~荒川中岳~荒川前岳~荒川小屋~大聖寺平~小赤石の肩~小赤石岳~椹島下降点~赤石岳~赤石岳避難小屋(泊)
3日目:赤石岳避難小屋~赤石岳~椹島下降点~富士見平~赤石小屋~ボッカ返し~樺段~椹島BS
ずっとずっと行きたいと思ってたけど、アクセスが悪いとゆーウワサでなかなか踏み出せなかったり、いざ行こうと決心したらお天気に恵まれなかったり…で行けてなかった南アルプス最深部。天気予報はかなりビミョーだったんだけど、せっかくお仲間さんと合わせてお休みをとったので、荒川三山+赤石岳にお仲間さんと行って来ました!あと1日あれば聖岳まで足を延ばすつもりだったけど、ウワサ通りのなかなかなタフなルートだったので(天気のせいかも…笑)、2泊3日のゆるゆるルートでよかったかな~って感じです。憧れの聖岳にはまたそのうち…
連休初日の夕方におうちを出発して、お仲間さんをピックアップしてから東名高速へ。東名高速はほとんど乗ったことがないから、東名と新東名の違いもよくわからずナビに誘導されるがままに走りました。空はかなりどんよりしてて、ポツポツ雨も落ちてきたり…。新清水PAで早めの夜ごはんを食べてから新静岡ICで下りて長い長い下道に突入。途中、町とゆーか、村とゆーか人気のあるところはあるものの、ほとんどが暗くて狭くてグネグネした道なのにガスったり、雨が降ったりで運転しにくいったらなかったです。新静岡IC下りてから畑薙の臨時駐車場に着くまでの2時間ちょっと、かなーり神経使いました。でも、この道のいいところは、ちょくちょく綺麗な観光トイレがあることです(笑)
畑薙臨時駐車場の埋まり具合は1/3~1/4程度とかなり少なめ。お天気悪かったし、連休初日から登ったヒトは少なかったかもね。真っ暗で仮設トイレの場所もよくわからなかったので、とにかく寝ることにしました。5:00に起きると雨は止んでたし、チラリと青空が見えて朝焼けてたけど、空には雲がいっぱいでそのうちポツポツ雨が…。とりあえず、バス停にザックを並べようと思ったんだけど、バス停がどこなのかわからずウロウロ。駐車場の出口の前にバスの降車ポイントがあったんだけど、井川観光協会のモノで、時刻表なんかも井川観光協会のしかなったから、ここじゃないかも?ってちょっと迷ったんだけど、どう見てもベンチがいっぱいあるし、いろんなヒトのレコで見た場所と似てるし、きっとここだよねってことで念のためザックカバーしてザックを置いて、車に戻って朝ごはんを食べました。朝ごはんを食べて戻ったら、みんなが自分達のザックの後に並んでて“やっぱり、ここでよかったんだね”って一安心。始発のバスは7:15だったけど、7:00前に臨時のバスが来ました。運転手さんからチケットを買ったり、泊まる場所を聞かれたりしたので、全員乗って発車するまでにけっこうな時間がかかって7:00過ぎに椹島に向けて出発~。ウワサ通りのかなり凸凹な林道で、山側の崩落もめちゃくちゃ多くて、ここは一般車が通るなんてとんでもないし、整備するのもかなりのお金がかかって大変だろーなって感じでした。バスの中で運転手さんが無線で各小屋への泊まるヒトの数を報告するんだけど、今日中に荒川小屋まで行くヒトがイチバン多くてビックリしました。確かにUL系のヒトが何人かいたけど、1日で赤石岳経由で荒川小屋まで行けるなんてちょっと羨ましかったです。それだけの健脚だったら、行けるところももっと広がるのになーなんて思ったりして…
椹島に着いて、のんびり出発してたら始発バスのヒト達もすぐに着いて、おまけにみーんな先に出発しちゃって最後の方になっちゃいました。でも、今日は千枚小屋までだったから全く急いでなかったし、ゆるゆると歩き始めました。歩き始める時に雨が降ってなくてよかった…。樹林帯の登りでレインは着たくないょ。神社の脇を歩いて行きます。
ブラシみたいなテンニンソウ…。このアタリとか林道にいっぱい咲いてた。
可愛いキノコ。なんか南アルプスってキノコのイメージなんだよね。キノコはこれでもかったくらいたくさんあったから、気になったモノだけ載せます。
うわー、登りキター!!…っと思ったら、林道に出るだけの道でした(笑)
しばらく車道を歩いて、橋を渡ってから、吊り橋を渡って行きました。前は、橋の手前に登山口があったみたいだけど、新しい吊り橋ができて登山口が変更になったらしいです。ちなみに、この吊り橋が細い上にけっこう揺れてコワイ(汗)。高所恐怖症には酷な吊り橋です。
吊り橋を渡るといきなり階段から始まる急登が待ってました。まだココロの準備が…
岩がゴロゴロしたところをどんどん登って行きました。こーゆーところはアスレチックぽくって好き♪
昨日の雨のおかげでツヤツヤと艶やかなキノコ…
コケが綺麗ないい感じの森になってきました。お日さまも出てきたし。
このアタリはシャクナゲがいっぱいの平坦なお散歩道。たまにガスが出てきたりしてたけど、すぐになくなりました。ガスのせいなのかちょっと蒸してたから、Tシャツで歩いてるのにすでに汗が…
鉄塔を越えて岩っぽいところを登っていくと岩頭見晴でした。少し雲がかかってるものの、なんとかお山を見ることができました。明日歩く予定の荒川三山かなぁ?
緑はキラキラしてるし、道は平坦だし、ウキウキ~♪ この登山道は中部電力の巡視路を兼ねてるんだって。だから、しっかり整備されてるんだね。ところどころに案内札もあってわかりやすいです。
終盤だからかなー。カサカサしてるギンリョウソウ…
平坦気味なところばっかりで全然標高上がらないなーと思ってたらハシゴが出てきた。
2/7 標高1500mの案内板を通過して相変わらず平坦なところを歩いて行きます。けっこう歩いた気がするのに、まだ400mしか登ってないのか(汗)。森はカサついた感じだったり…
青々とした感じだったりといろいろです。
ヒラヒラした紫色のキノコ…
コロコロした紫色のキノコ…
すごい密度(笑)。相変わらずキノコはいっぱいです。
小石平を過ぎてゆるゆると歩き続けます。ちょっと急なところw九十九折に登って行くと沢の音がしてきて、清水平に着きました。オナカが空いたのでここでランチ休憩~♪ お水は冷たくて顔を洗ったら気持ちよかった~。樹林帯の中で全く見晴しはないけど、ベンチがあったので座ってランチすることができました。歩いてる間はけっこく暑かったけど、じっと座ってるとだんだんカラダが冷えてきちゃったのであまり長く休まずに出発しました。ここからしばらくはちょっと急な登りです。
緩やかな登りになってしばらく歩いて蕨段の案内板のところでちょうど中間地点。千枚小屋まであと3時間とありました。その後も緩やかに登って行きます。
見晴台に着きました。登山道からちょっと右側に登っていきます。
このルート唯一の好展望地とゆー誰かがわざわざ作ったような見晴台からは、明日歩く稜線を見ることができました。荒川三山かなぁ?
赤石岳方面は雲が多かったけど、なんとか見えました。明日のお天気はどーなんだろ?
ポコポコ生えてるキノコがカワイイ♡
見晴台からは緩い登りと急登がミックスになってきます。幅が広めの真っすぐな道を歩いて行きます。
ゴゼンタチバナの実…
地面がぬかるんできて、しっとりした森になってきました。
一面にコケ!!
木々の間から見えた駒鳥池は綺麗なグリーンで気になったけど、ちょっと下らないといけなかったのでスルーしました。最後にグイグイっと登って行きます。
切り株にタテに連なったキノコ…
何コレ?!キノコ??モフモフに見えたけど、ストックでつついたらフルフルして弾力性がありました。
セリバシオガマ…
このアタリから低木が多くなってきました。トラバースしてる感じなので、左側からチラチラ景色が見えました。
色の薄いトリカブト…
苦手なセリ科のお花…
階段が出てくると千枚小屋はもーすぐです。
まだまだ紅葉には早いけど、ほんのちょっとだけ葉っぱが色づいてきてました。このアタリは紅葉したらキレイそーだなー
小屋前にはお花がたくさん咲くのかネットが張られていました。
そして、千枚小屋に到着!千枚小屋はそんなに混んでなくて、蚕棚の上段に通されたんだけど、隣のヒトのスペースと接近することなく、かなり広々と使うことができました。寝具もcolemanの寝袋&枕に毛布2枚と十分で、とても綺麗なモノでした。ストーブも焚かれてて暖かかったし、小屋自体も広くはないものの綺麗でした。トイレも外だったけど、綺麗だったしね。夜ゴハンはハンバーグで確か美味しかったと思うんだけど、同席したオジサン達とのおしゃべりに夢中になり過ぎてあまり味は覚えてません(笑)。雲がたくさん出てて、夕焼け&富士山は不発だったから消灯前にさっさと寝ました…
千枚岳で日の出を見るために3:30に起きて、4:00出発しました。雨は降ってなかったんだけど、ガッスガスだし、風は強いし…。樹林帯を歩いてる間はよかったんだけど、稜線に出たらヤバそーだったので、山頂手前の樹林帯を出たところでレイン上下を着こみました。ガスでウェアが濡れて、強風に吹かれたら低体温症になる可能性があるからね。
ガスで行く先がよくわからないところを登って行きます。山頂どこー?
あっ、見えてきたかも…
本日1つ目のピーク、千枚岳に着きました。予想通りのガスガスで日の出なんてとても見れなさそう…。この時間に出発するヒトは、日の出目当てとゆーよりも百閒洞まで行くヒトがほとんどなのでみなさん山頂標識の写真だけ撮って足早に進んで行きました。自分達は急いでなかったからしばらく粘ったけど、ガスがピンク色に染まっただけでやっぱりダメでした(泣)
ガスガスで強風の中、まずは丸山に向かいました。稜線を歩いて行きます。ハイマツの間の岩場っぽいところ。
ハシゴを下ります。稜線でハシゴがあったのはここだけだったかな。
真っ白で何も見えない世界だったのに、一瞬、ガスが薄くなって景色が見えました。
歩いて来た道を振り返ってみると、こちらもガスが薄くなってきてる。このままガスが晴れて欲しい!って思ってたけど…
向かう先はガスガス…(涙)。でも、ちょっと紅葉してる?
ちょっと急な岩場を下って…
登って…
このアップダウンがずっと続くのかと思ってたけど、小さいピークはほとんど巻けるように登山道が作られてたので、実は思ってたより楽でした。
うわわ、紅葉し始めてる~♪ 背景が青空だったらめっちゃキレイだったのに…
ミネウスユキソウ…。ガスで薄暗いしからブレブレ(汗)
イワインチン…
ここは左側のトラバースだったから、風をしのぐことができて、何とかお花の写真を撮ることができました。強風は右側から吹き付けてたからね。
ヒメコゴメグサ…
ガスと雲の間から遠くのお山と雲海がチラリと見えました。上と下は天気が悪くて、真ん中の2000mくらいは天気がいいって感じなのかなぁ?
紅葉した草の間を登って行きます。
山頂どこー?まだー?って思いながら強風の中を登って行きました。
2つ目のピーク、丸山に到着。何にも見えないし、強風だったから写真だけ撮ってとにかく先に進みました。
ガスは薄くなるどころかどんどん濃くなってる…、風もさらに強くなってるし…。楽しみにしてた稜線歩きはひたすら真っ白。
でも、こんな天候でもお楽しみはありました!真っ赤なウラシマツツジの絨毯です♪
岩っぽい稜線を歩いて行きます。こんなコンディションじゃスマホも出せないょ。
近くまで行かないとわかんなかったけど、こんなゴツゴツした世界が広がってました。
こことか晴れてたらめっちゃキレイそーだったのに(泣)。岩と緑と黄色と赤と。
この大岩ゴロゴロの間を登って行くと…
山頂らしきところが見えてきて、3つ目のピークの悪沢岳(荒川東岳)に到着!もーね、ホントに風がギャグみたいにヤバくて登頂した余韻とか全くなし(苦笑)。こんなところまでフツーのウェアで歩いてて、こんな風の強いところでレイン着込んでたグループがいたょ…。飛ばされたら命取りなんだから、風を避けられるところで着ておきましょう。
写真撮るのもやっとって感じだったから、すぐに出発しました。先がどーなってるのか相変わらず全く見えなかったけど、マーカーは細かくついてたから迷うようなところはなかったです。
ちょっと急なガレたところを下って行きます。
どんどん下る…
まだまだ下る…。やっとコルが見えてきました。
コルまで下りきったら、登り返して行きます。
登り切ってからは岩稜帯です。眺めのいいところらしーんだけど…
アオノツガザクラ見っけ!!
中岳避難小屋どこー?
カラダがもっていかれそーで立ってるのもやっとな強風に耐えながら稜線を歩き続けてるとガスの中に中岳避難小屋が見えてきました。風が避けられるところでゆっくり座って休憩したかったから迷わず小屋の中に入らせてもらいました。小屋の中にはザックは持ち込み禁止、邪魔になるところに置くのは禁止、勝手に入らずに挨拶してから入る…とかちょっとだけルールがあります。管理人さん、いいヒトだったけど、ルールを守らないヒトには厳しいので注意が必要です。中には前を歩いてた4人グループがいたので端っこに座らせてもらって、おやつ休憩~。強風からは逃げられたけど、小屋の中は電気がついてなくて暗くて、ストーブがついてなくて寒かったから、カラダがどんどん冷えてきちゃったので長居せずに出発しました。
4つ目のピークの荒川中岳は避難小屋からすぐのところでした。ここも写真だけ撮って通過。
そして、こんなお天気だからちょっと迷ったけど、今度いつ来れるかわからなかったので、分岐を前岳方面へ。ザックをデポしよーかとも思ったけど、風で飛ばされたりしたらイヤだし(ないと思うけど…)、片道5分くらいだったのでザックを背負ったまま向かったら、すぐに山頂が見えてきました。
本日、5つ目のピークの前岳に到着!これで荒川三山を登頂したことになりました。でも、ガスガスと強風で楽しみにしてた景色なんて全く見れず、残念極まりない…(涙)
ウラシマツツジを眺めながら分岐に戻ります。
さてさて、荒川小屋に向かってガスの中を下ります。ホントは景色を眺めながら、写真いっぱい撮りながら、のーんびり稜線を歩くつもりだったけど、ほとんど止まらずに歩いてかなり時間に余裕があったので、荒川小屋ではおいしい小屋メシ食べながらのんびり休憩したい!ってそれだけを考えてました(笑)
アカとミドリのミックスでキレイ~♪
幸いにも荒川小屋へのトラバース的な下りは左側で強風が避けられたので安心してサクサク歩くことができました。
そしてここが有名なお花畑でした!今は草紅葉だったけどね。ちゃんと鹿柵もあったしね。お花の時期はさぞかしすごいんだろーなーって想像できました。やっぱり、お花の時期に来たいなぁ。
タカネマツムシソウ…って、すでに花びらはないけど(笑)
お花畑を過ぎてガレた急な斜面の下りになると小屋方面のガスが少しずつ晴れ的ました。すれ違ったオニーサンがもう少し下ると富士山が見えると教えてくれたのでホントに?って思ったんだけど…
少し下ったところからはオニーサンがいうように富士山がチラ見え!小屋方面のガスもどんどん晴れてきました。わーい♪ 山肌が黄色くなり始めててキレイだぁ。
さらに下ってるうちに赤石岳も見えてきたーって思ってたんだけど、これは小赤石岳だよね。
奥に見えてるお山たちは?富士山は手前の尾根に隠れちゃったけど、もーちょっと左側です。
小屋までトラバースをのんびり下って行きます。
真上には青空も!やっとやっとガスから解放されたよ~
黄葉し始めた木々トンネルがいい感じ♪
綺麗咲いてるタカネマツムシソウ…。ここまでは散り始めてるかボウズしかなかったよ。
このアタリはもーちょっと色づいたら良さそうだなぁ。そしてもーちょっと青空だったらサイコーかも。
赤く色づくナナカマド…。葉っぱも色が変わり始めてるから、すぐに真っ赤になりそう。
そして、荒川小屋に到着です。荒川小屋に着いた時にはかなり青空が広がってて、陽射しが降り注いですごく気持ちよかったです。荒川丼を食べながらガスで湿ったレインやザックカバーを干して、誰もいない静かな小屋前のベンチで暖かいお日さまの日差しをたっぷり浴びながらのんびり休憩させてもらいました。改めてお日さまのありがたみが身に染みたなぁ(笑)
2018年9月8日 陣馬山(日帰り)
藤野駅~陣馬登山口~(一ノ尾根)~陣馬山頂~奈良子峠~明王峠~与瀬神社~相模湖駅
またしても週末のお天気が微妙…。全国的に見ても晴れマークがついてるのは関東のみ。というか、東京近辺のみ。イチかバチかで曇りマークの山梨方面に行っても、晴れ間が出るどころか降られちゃいそうな気がしたので、大人しく近所の陣馬山にソロで行って来ました!最初は、高尾山南陵を歩こうと思ったんだけど、翌日にどこかのお山をガッツリ歩こうかと思ってたので軽めに陣馬山にしときました。とゆーか、アレが食べたかっただけだったから相模湖駅に下山できればよかったんだけどね…
プチ縦走になるので電車で藤野駅に向かいました。陣馬登山口までは藤野駅からバスが出てるんだけど、始発のバスが8:00とかなり遅め。歩いても20分くらいの距離なので歩くことにして、7:30に藤野駅を出発しました。しばらくは車道を歩いていくんだけど、途中のトンネルが狭くて怖かったょ…(汗)
のんびり20分歩いて陣馬山登山口に到着しました。近くにトイレがあるみたいだったけど、山頂まですぐだからと思って寄りませんでした。バス停のすぐ先に小さい郵便局があって、そこの駐車場に車を停めてるヒトもいました。郵便局がお休みだから停めても問題ないのかなー?でも、ピストンしないとだよね。そして、登山道に入って行きます。高尾山同様に整備されてて歩きやすい道です。
と思ったら、えぐれてる道になりました。ちょっと滑りそう…
石がゴロゴロしてるところもあるけど特に問題なし。九十九折に登って行きます。
どんぐりコロコロ~♪ 雨風でまだ青いうちに落ちちゃったみたい。たくさん落ちてました。
ゆるゆると登って行きまーす。
こんな低山にも早くも秋の気配が…
こんな平坦なところもちょくちょく出てきます。
山頂までの唯一の休憩ポイントの一ノ尾テラス。ベンチもあります。山頂まであと2kmしかないので休憩せずに進みます。
ツユクサ…
根っことか石とかあるけど、避けて歩ける程度。
平坦だと思って油断してたら…
根っこだらけの登りに(汗)
おー、完全な自然林になったー。やっぱり、自然林がいいね♪
と思ったら、植林とのミックスに。このアタリはずっとこんな感じなんだよね。
キバナアキギリ…。紫色の雄蕊が触覚みたい(笑)
シロヨメナ…かな?
このお花は?
陣馬山への最後の登りになる階段です。
シモバシラ…。氷華は何度も見てるけど、お花を見るのは実は初めて。こんなお花だったんだ~
ツリガネニンジン…かな?
この左側が唯一のお花畑なのに、トイレにダッシュしちゃったから全然写真は撮れず(涙)。戻って撮ってもよかったんだけど、またいつでも来れるので。
そして、山頂に到着~。白馬さん、おひさしぶりです♪ 早めの時間に登ってきたつもりだったし、そんなにヒトに会わなかったから空いてるかと思ってたのに、茶屋のベンチにはすでにヒトがいっぱい。高尾駅からの始発バスは6時台だもんね。
この時間、陣馬山を起点に高尾山まで縦走するヒトが多いからか、お馬さん前のベンチは空いてたのでそこでお昼寝…zzz。陽射しはジリジリと暑かったけど、丹沢方面から吹く風が涼しかったのと、時々、雲がお日さまを隠してくれたので快適でした。
山梨方面。ガッツリ雲がかかってました。場所によっては雨が降ってそうだし、やっぱり行かなくてよかったわ。
茶屋越しの奥多摩方面。こちらも雲だらけ。
丹沢方面。イチバンどんよりしてました。あの感じだと雨降ってたんじゃないかなぁ?
都内方面。予報通り晴れてる…。やっぱり、晴れるのは東京だけだったいうことで、高尾エリアに来たのは正解だったみたいです。
1時間くらいのんびりしてたんだけど、遠くでゴロゴロと雷が鳴り始めたのと、雨がポツポツしてきたので明王峠に向かって歩くことにしました。
センニンソウ?ボタンヅル?
タイアザミ…かな?
歩きやすい道をテクテク…。もっとヒトが多いかなと思ったけど、思ったより少なかったです。やっぱり、お天気がビミョーだったからかな?
階段も整備されてて歩きやすいです。
すごーく小さなお花の集合体なんだけど…
えっと、これは何だっけ?
もちろん、少し山道っぽいところもあります。
小ピークを巻くとこんなに草がわさわさと生い茂ってます。
奈良子峠はスルーして明王峠に着きました。そのまま一気に相模湖駅に下山します!
ココは前にも下ったことがあるんだけど、けっこう階段が多い下りなんだよね。最近、何故か下りが下手になってきたので、膝に負担をかけないよにゆっくり丁寧に下りて行きました。
シラネセンキュウ…かな?
ケルンみたいなヤツ(笑)
ちょっとこのアタリは急で滑りやすい感じです。
ナンテンハギ…
マルバハギ…
こんな草がワサワサ茂るところも歩いて行きます。途中で雨がパラパラしてきたので折りたたみ傘をさして歩いたけど、すぐに止んでくれました。
ヤブラン…
アキノタムラソウ…かな?
フジカンゾウとミズヒキ…
矢ノ音山頂ってゆー標識があったけど、かなりオナカが空いて来ちゃったのでスルーしました。急登って書いてあったしね。そして、丸太の椅子があったりして、ちょっとした休憩所っぽくなってる大平というところも通過して、平坦な道をひたすら歩いて行きます。こんなに神社まで遠かったっけな…?
これ何だっけ?
ヤマジノホトトギス…
ほぼ平坦な道が続いて、全く標高が下がらないんですけど。そろそろ下山したいっ!!
オオバショウマ…
フジカンソウ…
やっと下りになりました。ちょっと急な階段。
ちょっと幅の広い荒れ気味の階段になって…
最後にこんな感じの九十九折の下りになります。この下りがめっちゃ長く感じるんだよね…
ということで、与瀬神社に着きました。けっこう趣のある神社なのに手水舎の水も出てない…(汗)。すぐ下は中央道なので車の音がかなり聞こえてきます。
登山口まで下りると相模湖駅へは5分くらい。お花がたくさん咲く線路沿いを歩いて相模湖駅へ。そして、お目当ての喫茶相模に直行です!けっこうオナカが空いてたからナポリタンを食べようか迷ったけど、やっぱりいつものチョコレートパフェにしました。相変わらず生フルーツたっぷりでおいしかったぁ。これで、生クリームが自家製だったらサイコーなんだけど、フツーは500円でこんなに生フルーツを乗せられないはずなので贅沢は言えません。大満足♡電車が来る時間を見計らって駅に行って、中央線でおうちに帰りました。
特に目ぼしいお花はなかったし、まさかのアブに絡まれまくったし、展望がよかったってわけではなかったんだけど、おうちの近くに手軽に登れるお山があるってゆーのはいいもんです。やっぱり、自然の中にいると気分がリフレッシュするしね~。高尾山エリアの中では比較的ヒトが少ないルートなので、紅葉のタイミングとか雪が降った直後とかにまた行ってみてもいーいかも。
来週は、南アルプスの縦走予定なんだけど、台風が来ないといいなぁ。
2018年8月26日 裸山~櫛形山(日帰り)
池の茶屋P~北岳展望デッキ~休憩所~もみじ沢~裸山のコル~アヤメ平~アヤメ平休憩所~~裸山~バラボタン平~櫛形山~三角点~池の茶屋P
南アルプス前衛のお山で新花の百名山になってる櫛形山にソロで行って来ました!アヤメの時期か紅葉の時期か、もしくは幻想的な原生林が見れそうなお天気が悪い時に行ってみよーかなと思いながらもなかなか行くタイミングがなくて行けてなかったお山の1つでした。前日に雲取山で会ったオジサンが紫色のお花がたくさん咲いてたって言ってたので、のんびりお花と景色を楽しもうかなって思って出かけました。
実は、南アルプスや八ヶ岳はお天気がよくなりそうだったので甲斐駒ヶ岳か権現岳に行こうと思ってたんだけど、前日、雲取山に行って夜になっても何だか珍しく疲れが取れず…。雲取山は登りやすくてスピード出せるお山だからいつもよりもちょっと頑張っちゃったのがいけなかったのか、めちゃくちゃ暑かったから熱中症気味になってたのかはわからないけど、珍しく膝がちょっと痛かったし、足も張ってる感じだったし、カラダもなんか重くって。朝起きた時もあんまり状態は変わってなかったから、ちょっとロングを歩くのはキツそうだなってことでトレッキングコースがある櫛形山に行くことに決めました。
おうちを3:30過ぎに出て中央道で甲府南ICへ。おうちを出た時にはめっちゃ晴れてたのに、山梨に入るとだんだん曇り空に…。でも、低い雲だったから高いところに行けば雲海だろうし、時間が経てばなくなりそうだったので迷わず向かいました。途中から細めの林道をけっこうな距離走るんだけど、この林道がかなり手強かったです。台風の後だからってわけじゃない気がするんだけど、落石は多いし、木の枝とかもいっぱい落ちてるし、変なモノを変な角度で踏まないように超低速で池の茶屋まで走って行きました。途中、富士山がよく見えるところがありました。あまりに眺めがよさそーだったので車を停めて降りてみると、朝日に照らされて金色に輝く雲海と富士山が見れました。
池の茶屋駐車場に着くと先客さんは2台。気温は18℃でちょっと空気がヒンヤリしてました。トレッキングコースを歩くにはちょっと時間が早いかもしれないし、アヤメはとっくに終わっててシーズンオフなのかもしれないけど、それにしても少ない。お天気がいいから、みんなメジャーなお山に行ったのかなぁ?なんて思いながら、ゆっくりカラダを起こすために車椅子用のスロープ側から時計回りに歩き始めました。車椅子用のスロープって書いてはあるものの、けっこう凸凹してるし、細かい落石は多いし、草も生えまくってるところがあるし、実際に車椅子のヒトが通るにはかなり厳しいかな、という印象です。雲取山で会ったオジサンはこのスロープがダルイって言ってたけど、自分にはウォーミングアップにちょーどいい感じでした。
スロープの途中で早くも南アルプスを見ることができました♪ イチバン左に笊ヶ岳、右側に聖岳、赤石岳。残念ながら悪沢岳までは見えず…
スロープが終わって快適な道をしばらく歩いて行くと北岳展望デッキに着きました。
ちょっと木が邪魔だけど、北岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、千図星山、そして八ヶまでが見えました。うーん、こんなにお天気がいいのならちょっと無理してでもやっぱり甲斐駒ヶ岳に行けばよかったかな…って思ったけど、ここまで来ちゃってるんだからどーにもならない。少し座って休憩しよーかと思ったんだけど、ベンチに虫がたくさんいたからそのまま歩くことにしました。虫キライ…(汗)
道の脇は青々としたシダだらけでした。熊が出そうな雰囲気はなかったけど、あまりに人気がないので神社でお参りする時みたいに手を叩きながら歩きました。だって、こーゆー時に限って熊鈴忘れちゃったんだもん(涙)
しばらくするとトリカブトがたくさん咲いてました(スロープのところから咲いてたけど暗くて撮れなかった…)。雲取山で会ったオジサンが『紫色のお花がたくさん咲いてた』って言ってたのってトリカブトのことだったんだねー。コレを確認するのも目的の1つだってので、解決してスッキリしました(笑)
森の中に日が差し込むよーになってきていい感じ♪ 朝の静かでフレッシュな森を独り占め状態です。気持ちいい~っ♪
トリカブトもお日さまを浴びていい感じ♪
虫が写ると気持ち悪いので虫がいないお花を探したけど、虫がついてるお花がほとんど(汗)。なんとか虫がいないお花を探し出してバシャリ。
この道の途中にもみじ沢に向かう道が分岐してたんだけど、休憩所を経由しようと思ってたのでスルーしました。結論としては、ここから下っちゃえばよかったって感じです。
休憩所の手前にはこれでもかってくらいにたくさんのトリカブトが咲いてました。北岳展望台から休憩所までがトリカブトゾーンだね。この後は、ポツポツ咲いてるくらいの感じでした。
休憩所にはベンチがたくさん置いてあるだけ。しかも、見晴しもない感じでした。ここを休憩所にする意味がよくわかりません…。ちなみに休憩所に咲いてた紫色のお花…なんだろ?
休憩所からもみじ沢に下りまーす。まずは階段です。
階段が終わって、さらに下って行きます。
また、階段…かなり下ってる(汗)
緩い下りを経て、また階段…
ロープの付いたちょっと急な下りを経て、またまた階段…
どこまで下るの?ってくらいひたすら下ってもみじ沢に着きました。駐車場よりも標高低いんじゃないかなー?だって、ほとんど登ってないのにめちゃくちゃ下ったもん(笑)。ここにもベンチがたくさんあるけど、薄暗くて誰がここで休憩するんだろ?って思ったんだけど、もみじがたくさんあったから紅葉の時期にはヒトがたくさん来るのかも?まだ紅葉には全然早かったけど、青々とした苔はとてもキレイでした。
たくさん下ってきたので、その分登り返します。でも、急な下りと違って登りは緩やかな感じでした。
階段もあったけど、段差が小さく、階段脇を歩くこともできたので楽々~♪
登り終わったところが裸山ノコルでした。冬の白峰展望台 10分にちょっと惹かれたけど、冬のってことは夏は木で見えないかも?と思って、寄るのは止めてアヤメ平に向かいました。このアタリからサルオガセが増えてきて、木々の間からは南アルプスがチラチラ見えていい感じです♪
こんなネットだらけのところもありました。景観的には残念だけど、このネットだけじゃなくトレッキングコース全体的にとても整備された道で歩きやすかったです。
とても雰囲気のある森です♡
ゆるゆると登って行きます。ちなみに、まだ誰にも会ってません(笑)
ちょっと左側が開けたところで鳳凰三山がよく見えました(甲斐駒ヶ岳もちょこんと見えたけど)。この角度で鳳凰三山を見たのは初めてだったからかなり新鮮でした。鳳凰三山は紅葉の時期に行きたいけど、紅葉の時期は行きたいところが盛りだくさんだからなぁ…
少し平坦なところを歩いて行くと…
ネットが張られたところがありました。覗いてみるとお花がいっぱい。一応、入るところはあるけど、入っていいのかな…と思って地図を見たら、道はこのネットの中に続いてる…どうやらこのネットの中がアヤメ平みたい。ということで、鹿柵を開けて中に入ってみると木道に草花が覆いかぶさってました。“ホントにこのまま歩いていいのかな?”って思いながら進んでいったらすぐに木道に覆いかぶさった草花はなくなりました。タムラソウの葉っぱがめっちゃチクチクして痛かったので、ここはロンパン推奨です。
シシウド、タムラソウ、アキノキリンソウ、タカネマツムシソウ、ハンゴンソウ、ソバナ、トリカブト…などなど新花の百名山だけあってお花のピークは過ぎてるにもかかわらずたっくさんのお花が♪ 夏の初めにもアヤメだけじゃなく、いろんなお花が咲いてたのかなぁ?
ちょっと角度を変えて…
タムラソウがたっくさん。ホントは真ん中のお花にピント合わせたかったけど、合わせられなかったんだよね(汗)
両脇がお花畑の中をゆっくり歩いて行きました。こんな素敵な場所を独り占めです♪
ハンゴンソウ…
マツムシソウ…。もう、終盤だねー
ヤマハハコ…
ずっと開けてるわけじゃなくて、ちょっと木々の中を歩いたりします。
色の濃いトリカブト…
オンタデ…
線香花火みたいなシシウド…。お花は終わってるね。
アヤメ平でかなりの時間お花を楽しんでかなり満足したので休憩所に向かいました。そこで、本日初めてヒトに会いました(笑)。休憩所の中は覗かなかったけど、木陰にベンチがいくつかおいてあったのでそこで休憩しました。ほぼ樹林帯歩きだからあんまり感じなかったけど、かなり風があったので座ってると肌寒いくらいでした。
しばらく休憩してから裸山に向かいました。またまたシダが青々と茂るいい感じの道です。
咲き残ってたソバナ…
裸山へは緩く登って行きます。
途中で原生林コースで櫛形山に向かうか裸山を経由して櫛形山に向かうかの分岐があったけど、迷わず裸山方面に進みました。苔がいい感じ~♪
広葉樹が多いから綺麗な紅葉が見れそう。
裸山の周りはお花畑になってて、ぐるっとネットで囲まれてるからネット沿いに反時計回りに登って行きます。
そして、裸山に到着~♪ 先客さんがきたけど、すぐにいなくなっちゃったのでまたしても独り占め。ここにもベンチがあったけど、日陰がないから休憩するには暑いかな…。山頂標識の後ろには、ネット越しだけど富士山が見えました。
悪沢岳・赤石岳・聖岳・笊ヶ岳が見えるって地図には書いてあったけど、どーんと見えたのは白峰三山でした。いや~、いい眺め!去年は二山しか歩けなかったから、三山縦走したいなぁ。
ちょっと右側を覗き込むとちょこんと甲斐駒ヶ岳も見えました。こんなにお天気がいいなら、甲斐駒ヶ岳に行ってもよかったかな…ってちょっと後悔。
しらばく眺めを堪能して、逆側から下山しました。ここのお花畑にもアヤメ平に負けないくらいたくさんのお花が咲いてました。
このお花はなんだろ?遠くてよく見えませんでした。
ここのお花畑はタムラソウとマツムシソウが多かったかな。
とにかくものすごいお花の数です♡
分岐に戻ってきて櫛形山に向かいます。こっちは原生林ルートじゃないみたいだけど、十分に原生林な雰囲気を出してました。
伊那ヶ湖への分岐を過ぎて櫛形山へはあと30分~。次に来る時は伊那ヶ湖からガッツリ登りたいな。
苔生した木々もいい味出してます。
ずっと樹林帯歩きだったのに、急に開けた草原みたいなところに出て“わわー、ウノタワみたいだ~♪”って思ったらバラボタン平とゆーところでした。カラマツの紅葉見ながらここでのんびりするのもいーかもね。
再び伊那ヶ湖への分岐が出てきて、そこからまたしばらく歩いて行くと…
櫛形山の山頂標識があるところに着きました。古い標識は無造作に転がってました(苦笑)
山頂(標識があるところ)は樹林帯の中なんだけど東側?だけちょっとわざとらしく開けてて、そこからは富士山が見えました。倒木がベンチみたいになってたってなんだか風情がなくてね…。やっぱり、真っ白な雪を纏ってて欲しいなぁ。ちなみにここで会った人も3人くらい。途中で数組とすれ違ったけど、圧倒的にヒトが少ないです。一応、二百名山なんだけどね…
さてさて、駐車場に戻ることにします。このアタリも大木が多くてなかなか見ごたえがあります。歩いてると木々の間からチラチラ富士山が見えたりしました。
途中、富士山側がしっかり開けてるところがあったので、そこからガッツリ富士山を撮ろうと思ったけど、生きてるみたいみよく動く雲が大きくなったり、小さくなったり、上下左右に動き回ってなかなか撮れなくて、ここでも30分以上芝生に座って富士山を眺めちゃいました。富士山が大好きってわけでもないのに、ついつい見ちゃうのは何でだろーねー。日本人だから?(苦笑)
なかなかすっきり雲がなくならないから、諦めて再び歩き始めました。
しばらくすると三角点に到着です。登山道はちゃんとここに寄るように作ってありました。
草がフサフサの平坦で快適な道~♪ 思わず鼻歌が出ちゃいます(笑)
大木は数えきれないほどあったけど、この木が一番お気に入り。枝の広がり方がめっちゃカッコよかったー
またしても富士山展望地がありました。なかなか雲がなくならないなぁ。
ここからはガッツリ下りです。笠取山みたいな防火帯っぽい下りになりました。
この下りの途中にベンチがあって、白峰三山が目の前にキレイに見えるサイコーの見晴しでした。わわわ、スゲー♡ここで休憩するのが絶対に正解じゃん。さんざんアチコチで休憩してきちゃったょ…って感じだったけど、またしてもここで休憩しちゃいました。だって、時間はたっぷりあったし、こんなめちゃくちゃいい眺めなのにもったいないし。
白峰三山を縦走したくてウズウズしながらベンチを後に再び下り始めました。九十九折になってるけどけっこうな斜度の下りです。
下りの途中で見たかったお山達がよーく見えました(ベンチのところからでも木の間から見えてたんだけど…)。憧れの聖岳、赤石岳、悪沢岳です。去年登れなかったから、今年こそは登る予定!
ベンチのある富士山展望地を過ぎてからはダラダラと下って行きます。
最後に鹿柵を開けると池の茶屋の休憩所でした。休憩所の前にはかわいいバンビが草を食べてました。全く警戒心がなくって、カメラを持って近づいても逃げないの。逆にこっちに向かって来るんじゃないかってくらい人懐っこかった。
駐車場に戻った時も車は10台あるかないかだったかな。とっくにお昼は過ぎてたから帰りの林道ですれ違いがないといいなーと思ったけど、2台だけすれ違いました。途中、富士山&南アルプス展望台ってゆーところがあってめちゃくちゃ気になったけど、富士山も南アルプスもいっぱい見たので寄るのはやめておきました。それにしてもこの林道、ホントに走りにくいよ…。また来たいけどここは通りたくないし、今度はガッツリ歩きたいから今度はグリーンロッジから登ろうっと。中央道はいつも通り渋滞してたので下道で帰りました。時間的に同じくらいだったし。途中の丸亀製麺で釜玉うどんをおやつに食べてから帰りました。
前日に行った雲取山でオジサンと話したのをきっかけに急に行くことにした櫛形山は想像通りのいいお山でした。ほとんどが樹林帯歩きになるけど眺めがいいところはちょこちょこあるので、今日みたいな暑い日にはサイコーです。色んな広葉樹があったので、きっと紅葉の時期もかなりいいに違いないです。原生林は巨木とサルオガセでなんともいえない雰囲気だったし、アヤメ平のお花は百科錯乱まではいかないけどすごかったしね。こんな素敵なお山なのにヒトが少ないってゆーのがまたいい♪ やっぱり、ヒトの少ない静かなお山が好きだなぁ。もちろん、それなりに要素が揃ってて…が条件だけどね。かなり気に入ったのでまた季節を変えていくと思いまーす!
来週末こそ、延び延びになってる北アルプス縦走に行きたいと思ってたんだけど、そうやらお天気が悪そう…。今年はもう無理かなぁ。
2018年8月25日 雲取山~七ツ石山(日帰り)
丹波山村村営P~小袖乗越~堂所~七ツ石山巻き道(下道)~ブナ坂~奥多摩小屋~小雲取山~雲取山頂~小雲取山~奥多摩小屋~ブナ坂~七ツ石山頂~七ツ石小屋~堂処~小袖乗越~丹波山村村営P
今週末は西穂高岳に行きたいなーと思ってたけど、台風の影響で風は強そうだし、もしかしたらガスだけじゃなくて雨も降っちゃうかもって感じだったから、予報がよかった奥秩父か奥多摩のどこかってことで雲取山にソロで行って来ました!甲武信ヶ岳や金峰山も候補だったんだけど、雲取山がイチバンお天気が良さそうだったし、万が一、お天気が崩れても走って下山できる&小屋も途中にあるからなんとかなるかなってことで決めました。トレーニングにもいいしね。ちなみに雲取山は4年ぶり2回目です。そーいえば、前回も夏の終わり頃に来たんだった…
シーズンオフで駐車場は混まなそーだし、おうちから比較的近いので3:30過ぎに出発~。のんびり運転して駐車場に5:00前くらいに到着するとすでに6~7台は停まってたかな?けっこう駐車場は広いのでスカスカの状態でした。すでに明るくなってきてたけど、あんまりヒトがいなそうだったから念のために熊鈴つけて、ちょっとだけ舗装路を歩いて鴨沢ルートの登山道に入って行きました。前を歩くオジサンがなかなかいいペースだったので、ついていってみようと思って頑張って歩きました。キツイ登りはなく緩い登りがほとんどなんだけど、思ったよりも気温は高いし、湿度も高いしで汗だく…
根っこが出てるところとか、石っぽいところもあるけどこの程度。高尾山みたいにきちんと整備されてる道です。
何とかオジサンから離されることなく堂所にするとオジサンが休憩してて『速いね~』って言ってくれたけど、オジサンに離されまいとかなり頑張ってただけで、いつもはこの半分くらいのペースでなんです…(汗)。ちなみに、オジサンは年間100日も歩いてるとのこと。けっこうなお年とお見受けしたけど、元気だなぁ。オジサンは先に出発して、自分もちょっと遅れて出発。なんか微かにゴロゴロ音が聞こえたけど、まだかなり遠そうだったのでとりあえず進むことにしました。
だんだん石がゴロゴロしてきたり、ちょっと傾斜がキツくなったりしてきたので、堂所までと同じペースでなんて全く歩けませんでした(苦笑)。ということで、いつも通りのんびり行きます。
こーゆーところはサクサク進みます。こんなところがほとんどなんだけどね。
けっこうな数が咲いてたヤマジノホトトギス…。お花はめっちゃ少なかったから、今日のお花のメインはこれかな。
七ツ小屋の分岐でどこから行こうかちょっと迷ったけど、七ツ石山は帰りに寄るつもりだし、前回は上の巻き道から登ったはずなので、今回は下の巻き道に進んでみました。巻き道なだけになだらかで歩きやすい道だったんだけど…
しばらく進むと水の音が聞こえてきて、滝でもあるのかなーと思ったんだけど、滝は滝でも登山道に丸被りしてました(笑)。戻るのもイヤだし、暑かったから水浴びちゃえばいーやってそのまま滝の下を通りました。いい感じでアチコチ濡れてくれて、風が吹くと涼しくて気持ちよかったです。
振り返って見るとこんな感じ。いつもここはこんな感じなのかなー?それとも、台風で増水してこうなっただけかな?
その後に沢もあったけど、問題なく渡っていけました。それにしても、お花が全然咲いてないな…つまらん。
上の巻き道と合流してしばらくするとブナ坂の分岐に着きました。ここから登りが始まるのでちょっと休憩。駐車場に着いた時の雲の感じならすぐに晴れ間が出てくるかと思ったけど、なんか雲が厚くなってきたかも。相変わらず遠くでゴロゴロ鳴ってるし…(泣)
最初は快適な尾根歩き~♪ 左手の斜面に咲くマルバダケブキのお花畑を楽しみにしてたけど、ほぼ終わっちゃってました…残念。
水滴を纏った艶やかなホタルブクロ…
遠くにダンシングツリーが見えてきました。お変わりないようでよかったです(笑)。ここのシンボルだからね~
雲が生きてるみたいに動き回ってて、チラチラ青空が見えてきました♪ もっと晴れろーっっ
可憐なツリガネニンジン…
比較的キレイに咲いてたマルバダケブキ。自分にとって雲取山のお花といえばこのお花です。前に来た時も同じ時期だったからだろうけど。春はどんなお花が咲くのかなぁ?
ゆるゆる歩いて油断してるといきなり登りがきたりします。
青空は見えてるけど、ガスが立ち込めてきた…(汗)
うーん、気持ちがいい道です。あんまり晴れちゃっても暑くなるだけだから、山頂に着くまではこのくらいでいーかなーなんて思いながら歩いてました。
仲良くならんだノアザミ…
こちらはキレイに開いてます。
奥多摩小屋の前では休憩せずに通過しました。前日のお天気が悪かったからか、まだテントは1張もなかったです。午後からたくさんのヒトが上がってくるかな?そして、ここから急斜面を登って行きます。巻き道もあるけどちゃんと登りました。
記憶だとキレイに九十九折に道がついてたはずなんだけど、えぐれてるところもあってどこが道なのかよくわからなくなってました。
登り終わるとこの眺め。まだガスが上がってきてるけど、かなり青空が増えてきてました。
しばらくなだらかなところを歩いて行って…
富田街道の分岐を左に進みます。ここから小雲取山への登りの始まり始まり。
ここも丁寧に九十九折になってるけど、なかなかの急登です。お日さまがチラチラ出てきて暑かった~
そして、登り切ったところからの眺め。予報通り、だんだんいいお天気になってきました♪ ちなみに、小雲取山は分岐の標識の裏の笹原を上がったところみたい。また、行きそびれてしまった…
しばらく歩いて行くと避難小屋が見えてきました。ちょこっと見えてる丸いピークのところです。
ほんとに整備されてて歩きやすい道です。
山頂手前のネットの向こう側に咲いてたアキノキリンソウ…
最後のひと登りです。めちゃくちゃ暑かった~(汗)
山梨の山頂標識があるところで休憩してたオジサンに挨拶して、東京の山頂標識へ向かいます。山頂よりもここの方が眺めはいいので休憩してるヒトが何人かいました。
日本百名山ってゆー柱が立ってたけど、これなに…?そうそう、新しい山頂標識はなかなか立派なモノでした。
富士山はアタマが見えたり隠れたりを繰り返してました。基本的には晴れてて暑かったけど、時々お日さまが雲で隠れるとちょっと涼しい感じでした。時間はたっぷりあるし、混んでないし、気持ちいい気候だったからここでランチ~♪ 周りのヒト達とおしゃべりしながらのんびりしました。
だんだん登って来るヒトが増えてきたので下山開始~。山梨の山頂標識の前からはこんな感じの眺めです。
ちょっと色のついたハナイカリ…
カラマツが色づいてきてる…
小雲取山からの下り。急だし、ザレてるので滑らないよに気をつけて下りました。ここを草履みたいなサンダルで駆け下りていったヒトがいてビックリ。草履サンダルのヒトは合計3人見かけました。足の裏とか指とか痛くないのかなぁ…
どんどん下ります。このアタリも滑りやすいので慎重に下ります。前はガンガン飛ばして下りてたんだけどね。今は転べないから…
登りの時と比べるとかなり見晴しがよくなりました。
朝は気づかなかったニガナ…
雲取山にも着々と秋が来ていました。秋は大好きなんだけど、夏山シーズンが終わっちゃうのかと思うと寂しい…
開けたところに咲いてる可愛いマルバダケブキを見つけちゃいました。さすがにアップには耐えられないので引き気味で(笑)
どんどん下りまーす。ゆっくり下ってるけど、やっぱり下りは早いなぁ。
腫れてるのでダンシングツリーのアップ!!キレイにくねってますねー。雪を纏ったダンシングツリーも見てみたい。
七ツ石山が見えてきました。かなり暑くなってきて登りがイヤになってきちゃったので、ブナ坂分岐まで行って登るか登らないか決めることにします。
またまたキレイ目のマルバダケブキを発見~♪
七ツ石山が近くなってきました。ここを下ったらブナ坂分岐…うーん、どうしよう。
ブナ坂まで下ってきて、せっかくなので七ツ石山に向かうことにしました。最初は緩い登りだけど…
すぐに急登が見えてきます。しかも、日なたで暑そう…
前回はここをヒーヒーいいながら登った記憶があるんだけど、そんなにキツく感じなかったな。ちゃんと九十九折になってるしね。
小さいお花を発見~。何だろ?
振り返るとこんな感じ。けっこうな急登です。
意外とあっさりと七ツ石山の山頂が見えてきました。
七ツ石山の山頂には誰もいませんでした。ちょっとのんびりしよーかなーと思ったけど、ここは日陰がないからとにかく暑くてじっとしていられなかったです。
とりあえず、雲取山方面の写真を撮って下山開始~
最初はザレてて、この後はちょっと石ゴロになります。
前回も通ってるはずなのに、七ツ石小屋に向かう道の記憶は全くなくて、記憶喪失状態(笑)
石尾根縦走路と離れて七ツ石小屋に向かいます。
巻き道にもあったヤツを渡っていきます。
ちょっと急な下りをガンガン下って行くと…
沢に着きました。顔を洗ったらめっちゃ冷たくて気持ちよくて生き返りました♪ ここにはキツリフネソウが咲いてました。
そして、七ツ石小屋まで行ってベンチで休憩することに。かなり暑かったからね…。小屋の水場でまたまた顔洗わせてもらいました。小屋の前に咲いてたお花です。
タオルを冷たいお水でビショビショにしてから下山開始。小屋の下にはちょっとしたお花畑?みたいなところがありました。ヘビイチゴ?
ハキダメギクがいっぱい咲いてました。他にも咲いてたけど、うまく撮れず。
樹林帯をどんどん下ります。日陰なのに暑すぎる…(汗)
下りもヤマジノホトトギスがたくさん咲いてました。
かなり模様の濃い子もいました。
ミヤマハギ…
ボタンヅル…
高尾山とかでもよく見かけるお花。
このすごい色のお花は…?
タマゴダケ…。これからはキノコの季節だなぁ。
登ってくるヒトとたくさんスライドしたんだけど、めちゃくちゃ暑そうだったし、この時間からどこまで行くんですか?って聞きたい感じのヒトがたくさんいました。ここまで○時間かかった人は山頂まで○時間ってゆー張り紙は脅しとゆーか、ちょっと大袈裟な気もしたけど、泊まりだからって昼過ぎに登り始めるのはどーかなーと。七ツ石小屋だったらいいんだけどね。暑くて長いダラダラした下りに途中で飽き飽きしながら駐車場に戻ってきました。駐車場は8割くらいは埋まってたかな?トイレのところにある温度計を見たら33℃…。どーりで暑いわけだよね(汗)。早めの時間から登っておいてよかったわ。それでも、登り始めから暑かったけど。遅い時間から登ってきたヒト達はかなりバテてた様子でした…
2017年の雲取山YEARには来れなかったけど(混んでるから来る気もなかったけど、笑)、久々に登りたいな~となんとなく思ってたのでいいタイミングで登ることができました。距離はそこそこあるけど、あまり急登もないし、難しいところもないし、少し長めの時間歩けるなら高尾山の延長的な感じで登れるお山なのでトレーニングに最適です。だから、トレランのヒトも多いんだよね(今日は少なかったけど)。眺めのいいところもあるし、なかなかいいお山だと思います。ピストンはつまらないから、今度は別のルートからアプローチしたいなぁ。
そういえば、前にはなかった平将門プレートがあちこちに設置されてたけど、全部スルーしちゃったな。そのうち機会があれば読んでみようっと(笑)