2018年5月1日 中沢山(日帰り)
高尾山口駅〜梅ノ木平〜西山峠〜中沢山頂〜中沢峠〜梅ノ木平〜高尾山口駅
前日に2泊3日の長野山旅から帰ってきて、今日はおうちで少しお仕事してからのんびりしよーっ思ってたんだけど、朝起きたらあまりにお天気がよかったのでちょっとだけでも歩きたいなーって気持ちがムクムクと湧き上がっちゃったので、高尾山エリアにも関わらずあまり混雑しなさそうな中沢山をソロで軽くお散歩してきました~♪
おうちで朝ごはんを食べてから、電車で高尾山口駅へ。さすがに9:00過ぎだからそんなにヒトは多くなかったです。電車を降りたヒトはみんな高尾山方面に歩いて行っちゃったので、甲州街道を歩き始めたのは1人だけ…。車がビュンビュン通る車道歩きは排気ガスがすごくてキライだし、すでにめちゃくちゃ暑かったけど我慢して歩いて行きました。
梅ノ木平のバス停を過ぎたところが関東ふれあいの道になってるからそこから入ってみたんだけど、河原みたいなところに行っちゃいました…(汗)
でも、間違って入っちゃったおかげで早速ニリンソウに会えました~。こんな車がビュンビュン通ってる国道脇にもニリンソウ咲いてるなんて…
結局、また甲州街道に出て、越後屋さんのあるうかい鳥山の看板のところを左に入って行くとレコで見たことのある鳥居が見えました。クマガイソウ!!と思って、目を凝らしてみたけど白いのが見当たらない…と思ったら、すでにお花は萎れて茶色くなってました(涙)。数日前にはキレイに咲いてたみたいだったから間に合うかと思ったのにな…残念。
クマガイソウがイチバンの目的だったから、この先歩こうかどーしようかちょっと迷ったけど、また排ガスの甲州街道をすぐに歩くのもイヤだったから、予定通り中沢山まで行くことにしました。そうそう、クマガイソウは萎れてたけど、シャガは綺麗に咲いてましたよ~(笑)
ラショウモンカズラ…
ムラサキハナナ…
セリバヒエンソウ…
ベニドウダンツツジ…
マルバウツギ…
小さい時にビンボウグサって呼んでたハルシオン…
クサイチゴ…
ツルカノコソウ…
ヘビイチゴ…。すでに実ができ始めてました。
このままずっと車道で建物とかもあるままなのかな、と思ってたけど、うかい鳥山との分岐からちょっとお山っぽくなってきました。
しばらく進んでこの倒木あたりから本格的にお山の中って感じになってきました。
新緑がめちゃくちゃキレイ~♪ でも、虫がブンブン飛び回っててウザかったけど。
このキラキラに萌えます~(笑)
ミドリのトンネルだらけだなぁ。なかなかいい雰囲気です。ずっと沢沿いだし。
クワガタソウ…
茎が緑色だからツボスミレ…かな?
沢を渡って行きます。
グリーンシャワーどころじゃないね(笑)。夏はボーボーになりそうだから歩きたくないな。
ニリンソウは終盤だったけど、パラパラといろんなところに咲いてました。
ちょっとだけ石ゴロな道もあります。ここまで会ったヒトはたった3人…
ホントにグリーントンネルだらけ(笑)。でも、キレイだから全然飽きませんでした。
ミミガタテンナンショウ?マムシグサ?と思ったけど、触覚みたいなのがあるからウラシマソウかな?
ずっとダラダラしたゆるーい登りだけど、西山峠の手前だけちょっと登りって感じでした。
葉っぱがキラキラ…☆
西山峠からは南高尾山稜と合流です。関東ふれあいの道ってこともあって、ここから一気にヒトが増えました。といっても、高尾山の中心部に比べたら全然少ないです。一応、平日だけど、きっと高尾山はヒトで溢れ返ってるに違いない…(汗)
アオキの実…
白っぽいジュウニヒトエ…
ほとんど白っぽかったけど、これだけはちょっとだけ濃い色でした。花期の終わりは白っぽくなるのかなー?
見晴台はなかなかいい眺めだったけど、今日は展望は求めてなかったのでスルーしました。たくさんのヒトが休憩してたけどね。
タツナミソウ…
ニョロニョロみたいー(笑)
そして、キンラン見つけました~♪ わーい♡
咲きたてかなぁ?めっちゃ綺麗に咲いてました!
整備された道をサクサク歩いてきました。中沢山は登山道からちょっと外れてるけど、せっかくだから1つくらいピークを踏んでおこうかなってことで中沢山への階段を登って行きました。
中沢山の山頂には誰もいませんでした。南高尾山稜歩いてるヒトはわざわざ寄らないよね…。聖観音菩薩さまにご挨拶して下山しまーす。
中沢峠まで行ってから下り始めました。なかなか整備された道だなーって思ってたんだけど…
しばらくすると草ボーボーだでした。でっかい蜂が飛んでてめっちゃコワかったー(汗)
と思ったのも束の間、すぐに舗装された林道になりました。ここからはずっと舗装路です。
カキドオシ…
ガクウツギ…
仲良く傘さして(笑)
オオジリバリ…かな?
ウマノアシガタ…?花びらがピカピカ。
花びらが多めのヤツ。
めっちゃ小さいスミレ。
アメリカスミレサイシン…。外来の園芸種だそうです。正式な名前はソロリア・プリケアナ。
白いアメリカスミレサイシン…。正式な名前はビオラ・ソロリア・スノー・プリンセス。長っ(汗)
よく見るお花なんだけど…何だろ?
ヤブデマリ…かな?
オオアマナ…かな?
カラスノエンドウ…かな?
オニタビラコ…かな?
うかい鳥山の中を通って、再び排ガスのヒドイ甲州街道を通って高尾山口駅へ。平日だから準特急じゃなくて特急だから各駅停車待ちしたりしてたら、おうちに帰るのに意外と時間がかかっちゃいました(汗)。それにしても、暑かったなぁ…
お目当てのクマガイソウは終わっちゃってたけど、キンランに会えてよかったです♪ 何気にタツナミソウも初めて見ました。ニョロニョロみたいでかわいかったー♡今年は全てのお花が早いから、なかなかタイミングが難しかったけど、来年はクマガイソウが咲いてて、ニリンソウが群生してる時期にちゃんと合わせて来たいなぁ。相模湖まで行って、喫茶相模でチョコパも食べたいし(笑)
GW後半はどこに行こうかなぁ。遠出したい気もするけど、お天気次第かなぁ。迷いどころ…
2018年4月30日 京ヶ倉(日帰り?)
京ヶ倉登山口P~おおこば見晴台~(馬の背の道)~京ヶ倉頂~(巻き道)~おおこば見晴台~京ヶ倉登山口P
3連休最終日のGW3日目は、後立山連峰を眺めに京ヶ倉にソロで行ってきました!ヒカゲツツジが有名なお山でタイミング的にちょーどいいかな?と思ってたけど、ここのヒカゲツツジも例に洩れず今年は早くて先週がピークみたいでした。なので、咲き残りがあるといーなーくらいであまり期待せずに北アルプスの大展望をお楽しみに登ることにしました。
北アルプスが赤く焼けるのが見れるかも…と思って、3:30には起きて、4:00には道の駅 池田を出発しました。お天気は薄雲が広がってる感じだったけど、何とか晴れてました。生坂小学校から先はかなり道が細くなってきて、動物柵を開けてさらに細い道を進んで行くと駐車場に着きました。駐車場に着いたのはイチバンだったけど、すでにアタリはかなり明るくなってて…時間を読み間違えたみたいです(涙)
焼けたお山が見れなくても、空気が澄んでる朝のうちに眺めのいいところまで行きたいなーと思って、早速登り始めました。最初は、歩きやすいハイキングコースみたいな道です。この時は、難所は馬の背だけだと思ってたんだけど…
登り始めてすぐに常念山脈が見え始めました。うわー、やっぱりすでにお日さまが当たり過ぎてる…完全に時間を読み間違えましたね(汗)。木々の間からは、後立山連峰も見えました。
しばらくゆるゆると歩きやすい道を登って行くと大きな石?岩?が多くなってきて、階段が出てきました。手作り感がハンパないです(笑)
そして、トラロープも。なんてことないところだけど、ちょっと急だからちょっと滑りそうだし、地元の方がお散歩で登ったりするからかなー?
ちょっと道幅の狭いところも出てきました。落ちても大したケガはしなさそーだけどね。
またしてもトラロープ。けっこう急です。真新しいトラロープに玉止め?が作ってありました。役場の方がメンテしてくれてるのかな?めっちゃ親切ですねー。先週、イベントがあったからかも?
橋とゆーか、ハシゴとゆーか。なんか、全然想像してなかったんだけどアスレチッキーなコースなのかも。
その後もまだまだ続きます。ロープに…
ハシゴ階段に。
この大岩を登って行くと、おおばこ見晴台に着きました!ヒカゲツツジの説明があったから咲いてないかなーと思って探したけど見当たらず…。やっぱり、もう終わっちゃったのかなーと半ば諦めて大岩の下を覗きこんだら少しだけど咲いてました!暗くて上手く撮れないので、他に咲いてなかったら下山の時に撮ることにしました。
おおこば見晴台からの眺め。いい眺めなんだけど、まだ標高が低いから手前の有明山とかがちょっと邪魔だなー(笑)
とりあえず、先に進みます。少し登ったところに眺めのよいところがありました。 後立山連峰が松の額縁に入ってるー♪
少し歩きやすい道になったなーと思ったけど、また道幅が狭くなって、ロープが出てくるようになりました。
すると“稜線もうすぐ。この先道幅狭い。足元注意!”とゆー看板がありました。あ、このお山って、注意するところは馬の背だけじゃないんだってことにようやく気づきました(笑)
ロープと手作り感全開のハシゴ。ギシギシいってました。
わっ!目の高さにヒカゲツツジが咲いてました。ほとんど落下しちゃってて、数輪だけ残ってた感じです。でも、会えて嬉しいよ~♪
少し登って行くと、ヒカゲツツジがたくさん残ってる場所がありました。さすがに花びらが傷み始めちゃってたけど、カワイイお花をたくさん咲かせてました♡
ヒカゲツツジの向こうにこれから向かう京ヶ倉が見えてきました。
ヒカゲツツジを探しつつも、滑らないよーに注意して登って行きます。
京ヶ倉がよく見えるよーになりました。まだ、けっこう距離がありそうだけどCTは大したことないので、稜線に乗ってからは山頂直下以外は大きな登りはなさそうです。
稜線に出ましたー。想像通り、歩きやすそうな道が続いてました。稜線歩き大好き♡
ここは低山なんだけど、木々の間からずーっと北アルプスの峰々をチラチラ見ながら歩けちゃうってゆー贅沢なお山。
お日さまが少し高くなってきて、新緑がキラキラ輝く中を歩いて行きました。
しばらく歩いて行くと分岐があって、馬の背を通らなくても巻き道で山頂に行けるようになってました。もちろん、自分は名物の馬の背から!もし、途中でコワくなったらここまで引き返してくればいーしね。
ミツバツツジ… 。もう、かなり葉っぱが出ちゃってるから終盤かな?
ぽっかり空間ができてるところがありました。ヨコで入りきらなかったので分割です。常念山脈方面と…
後立山方面です。
そして、稜線にもヒカゲツツジが残ってました!お日さまが当たるところで会えて嬉しいな~♪
ずっとほぼ平坦だったけど、登りになりました。いよいよ馬の背かな?
馬の背らしきところが見えてきました。どこからどこまでが馬の背なのかよくわかんないんだけど…
核心部の手前が木が生えてなくて開けてて、めちゃめちゃいい眺めでした。やっぱり、ヨコで入りきらないから3枚に分割。まずは左側…
真ん中…
そして、右側。白馬までは見えなかったけど、これだけ見えればサイコーです♪ 反対側ももちろん開けてたけど、よくわからないお山だったので省略(笑)
ここが馬の背?核心部です。ロープもあるし、そんなに切れ落ちてないし、滑りやすくもないので高所恐怖症の自分でも全く問題なく歩けました~♪
馬の背を振り返って…。下りよりは登りで歩いたほうがいいかもしれないです。
核心部は過ぎたし、後は山頂まで登るだけ~って思ってたのに巻き道との分岐を過ぎると出てきたのはザレた急な登りでした。ここはロープなしではちょっと厳しい感じでした。
こことか段差が大きいし…ふぅ。
登りきったーと思ったら、今度は岩登り(汗)。こんなの聞いてませんけど…
ロープが2本垂れてたからどっちから行こうかなーと岩を観察して左の方が登りやすそーだったので、左のロープを使いました。
2段目は最初は左のロープを使って、途中から右のロープを使いました。馬の背よりこっちのほうがコワイわ…(汗)
岩登りが終わるとフツーの登りになって…
山頂に到着でーす!でも、山頂にはかなり木が生えてて、見晴はイマイチ…。でも、右側からはあまり見えなかった白馬方面が見えました。左側からは常念山脈方面がちょこっと見えたけどね。
誰もいない山頂でちょっとだけ休憩して下山することにしました。岩場は登ってる時に下りがコワそうだなーと思ったけど、何てことなくヨユーで下りられました。上から覗くとこんな感じなんだけど…
下りは滑りそーなので慎重に歩きます。こんなところでも落ちたらケガするしね。
この急斜面を下るのが岩場よりも大変でした。めっちゃ足がズルズル滑るんだもん(汗)。ここはロープ持たないと無理だなぁ。
馬の背よりも岩場よりもイヤだった急斜面をもう一度振り返って。馬の背よりもここに巻き道があったほうがいいと思うのは自分だけかな…
もう一度、大展望を見たい気もしたけど、歩いてない道を歩きたいので巻き道に進みました。
巻き道は日当たりがよくないからか、まだミツバツツジが咲いてました。
写真撮るにはちょっと暗いけど、キレイ~♪
巻き道なのにけっこうな急斜面を下ります。ロープもあったし(汗)
かと思えば、ロープ付きの登りもあって。巻き道なのにアップダウンはあるし、歩きにくいので途中から稜線に登っちゃいました。
ヒカゲツツジゾーンでレンズを望遠に換えて撮ることにしました。もーちょっと日が当たるかと思ってたけど、日陰のままでした。
でも、カワイイです♪
この儚げな感じがいいんだよね。やっぱり日影が似合うのかも。
ピークにはもっとわっさーって咲いてたんだろうけど、これだけ咲いてれば十分です。
サクサク下っておおこば展望台に戻って来ました。せっかくなのでここでもレンズチェンジしてお山をアップで撮ることにしました。まずは蝶ヶ岳…
常念岳…
針ノ木岳…
蓮華岳…
大天井岳…
爺ヶ岳…
五竜岳…
白馬三山…
見晴台からは登る時に暗くて撮れなかったお花を撮りながら下りました。まずは、終盤っぽかったヤマツツジ…
見晴台からは角度的に見えなかった燕岳が少し下ったところから見えました。
ズミ…かな?
遠くてよく見えなかったけど、何だろう?
カキドオシ…
何気に急で滑りやすいところが多いので、ロープがあるところはロープを持って慎重に駐車場まで下りてきました。日が差してきて、新緑がキラキラ綺麗だったなぁ。駐車場の前にはどこかに続いてる道がありました。神社かなにかあるのかな?
駐車場に戻ってくると車は4台に増えてました。途中ですれ違ったヒト達の車です。みなさんに『早いですねー』って言われたけど、みなさんが遅いんだと思います(笑)。オナカが空いたので、30分くらい走ったところにあったセブンイレブンでゴハンを食べて、いつも通り、常念山脈~中央アルプス~美ヶ原~八ヶ岳~南アルプス~富士山を眺めながら、のんびり下道で帰りました。午前中に出たから全く混むこともなく、夕方前におうちに着きました。
京ヶ倉は1000mに満たないお山だけど、ウワサ通りの大展望のお山でした。半ば諦めてたヒカゲツツジも見れて大満足です。渋滞避けて早く帰りたかったから、サクッと登るにはいーかなって軽く考えてたけど、想定外に手強いお山でちょっとビックリしたけどね(笑)。でも、変化に富んだアスレチッキーな登山道で楽しかったです♪
明日はお天気イマイチだと思ってたけど、なんか良さそうな雰囲気…。おうちで仕事するつもりだけど、午前中だけ軽くお散歩して来ようかなーーー
2018年4月29日 焼岳南峰(日帰り?・雪山)
駐車スペース~広場~下堀沢出合~焼岳南峰頂~下堀沢出合~広場~駐車スペース
GW2日目は、焼岳にソロで行ってきました!前回、焼岳に登ったのは乗鞍岳と同じタイミングなので、乗鞍岳と同じく3年ぶり。焼岳には紅葉の時期にも来てみたいと思ってるんだけどなかなかタイミングが合わなくて、またしても残雪期に来ることになっちゃいました。乗鞍岳よりさらに近くで穂高連峰が見たかったのと、ここも新中の湯ゆーとから日帰りでサクッと登れちゃうので、乗鞍岳同様にGWでもあまり混まないんじゃないかなー?って思って決めました。
道の駅 風穴の里での車中泊は全く寒くなく快適で、4:30に起きるつもりが目が覚めたら5:30近くてビックリ!アラームかけてたはずなのに何故か鳴らなかった…(涙)。R158の10号カーブ過ぎの駐車スペースは7:00近くなるといっぱいになっちゃうはずなので、とりあえず朝ごはんも食べずにコーヒーだけ飲んで慌てて車を走らせました。駐車スペースに着くと、まだ雪があって駐車スペース狭いこともあって満車。すでに路駐も始まってたので、路駐の最後尾になんとか停めました。駐車スペースからはこの眺め…昨日に引き続き、快晴だし、いきなりテンションが上がりました。
車道脇にも雪があったらから登山口に上がるところにも雪があったけど、登山道には最初は雪はなし。
でも、すぐに雪道になりました。この先もたっぷり雪がありますよーに!
登山口から100mくらい歩いたところにある分岐?登山道は、九十九折の登りに入るまで真っ直ぐなのに、前回は何故かここで左に曲ってしまい、“アレレ??”ってなりました(苦笑)。けっこうトレースがついてるしね。
九十九折の登りに入るとこのアタリは南側の斜面で日当たりがいいからか雪は全くありませんでした。笹がワサワサ生えてます。
岩ゴロゴロや木の根っこが生えまくるところも登って行きます。ちょっと急なところもあるけど、山頂直下に急登が待ってるのをわかってたので、息を整えながらゆっくり登って行きました。
ちょっと段差が大きいところもあります。よいしょ…
だんだん雪が増えてきて、倒木なんかもありました。今年はいろんなお山で倒木をやたらとたくさんみるよなぁ。
まだ朝だから、雪はけっこう締まってたけど、帰りはきっとグサグサなんだね…。踏み抜いた後がたくさんありました。
広いところではトレースが右に左に散らかってるので、ピンクテープを探しながら地図を見て歩いていきました。下山時もちゃんとこれをやればよかったのに…って今となっては思うけど、今さらなんだよね(汗)
平坦なところと登りを繰り返して標高を少しずつ上げていきます。
うーん、このアタリは下山の時には完全に踏み抜きそうな感じだなー
登りは続いたけど、樹林帯で基本的に日影で、風もそこそこ通ってたから涼しくて助かりました。前日の乗鞍岳はあんまり日影がなかったから、めちゃくちゃ暑かったし(汗)
夏道が出てたり出てなかったり…
ここは完全に笹の上を歩いてました。まあ、登りはロストすることはあんまりないから…。しても、すぐにリカバリーできるしね。
今日もたくさんのヒトに追い越されて、やっと焼岳がチラ見えするところまで来ました。わーい♪ ここから広場までは、ほぼ平坦で歩きやすいです。
そして、広場に到着しました。これから取り付くお山を眺めながらみなさん休憩したり、アイゼン装着したり、ヘルメット被ったり、日焼け止め塗ったり…って、自分が日焼け止めを塗り忘れたことに気づいちゃいました(汗)。これからお日さま照り照りの雪の上を歩くのに日焼け止め塗ってないって…女子的にヤバ過ぎです(涙)
何か顔に巻けるモノ…って探したけど、タオルは短すぎ巻けないし、フリースをグルグル巻きにしようとしたけど暑いし、他に何もなかったのでアイゼンだけ装着してそのまま登り始めちゃいました。だって、ここまで来て山頂に立たないとかありえないし。
登頂が許可されてる北峰はこのアタリから右に入って沢を登り詰めて行く感じ。南峰は冬期に限って登頂が許されてるってことだけど、今は冬期なのかしら?南峰に向かってるヒトがたくさんいました。ルートを見てると、落石がたくさんある沢筋を登っているヒトはかなり少なくて、南峰の下の方をトラバースするようにできてるトレースを辿ってるヒトが多かったので、そこを通って北峰に行こうかなってこの時は思ってました。とりあえずは、トレースがどこから続いてるのかよく見えなかったので、みんなに続いて南峰方面に向かって急登を歩き始めました。
いやー、かなりの急登。お天気が良すぎてすでに雪はグサグサだし。なかなか体力を消耗しました。途中で前のグループが藪の中をトラバースして北峰に向かおうとしてたけど、いいポイントが見つけられなくて苦戦してました。
振り返って休憩…。高所恐怖症の自分にはちょっとクラクラするくらいの急斜面です。滑ったら止まらなそう、コワー(汗)。でも、すでに雪はグサりかけてたので、歩き方が上手なヒトなら滑り止めなくてもいけるかも。トレースもあったし。軽アイゼンやチェンスパで登ってるヒトもチラホラいたけど、かなりの斜度なのでやっぱりアイゼンを推奨します。
遠くに見えるのは中央アルプスかな?とにかく今日も雲ひとつないいいお天気です♪ お天気がいいのは嬉しいけど、日焼けが心配な上にめちゃくちゃ暑い(汗)。風が強いかもって思って、薄手メリノロンT&メリノのタイツを履いてきたけど、TシャツだけでOKだったし、タイツはいらなかったなぁ。でも、下山の時のことを考えるとロンT着ててよかったんだよね…
ヒーヒー言いながら、汗をダラダラかきながら急斜面を登って行きながら、北峰方面へのトラバースポイントをなんとなく探してたんだけど、結局見つけられず…。みなさん南峰に向かうので南峰に向かっちゃうことにしました(笑)
北峰に向かって歩いてるヒトがいるんだけど、どこからトラバースしたんだろ???
かなり登って来ましたー!振り返るとコワイのについつい振り返っちゃう(苦笑)
先行者さん達がこのアタリで藪の中を右に入って行ってたのでそれに倣うことに。…って、手前にちょこんと写りこんでるのは雷鳥さんじゃないですか?!
わわ、やっぱり雷鳥さんでしたーー♪ これはメスかな?
しばらく眺めてたら目の上が赤いオスも出てきました!つがいだったんだねー
青空をバックに。2日連続で雷鳥に会えるなんてラッキーだなぁ♡
ここから右斜め前に見えてる雪面までしばらくは藪の中を歩きます。って言っても、膝下くらいの低い藪なので歩くには問題ないんだけど、植物を踏みつけちゃうことが気になりました。だったら、登らずに北峰方面に戻れよって感じなんだけど、気が引けながらも歩いちゃいました(汗)
再び雪の上へ。ここもなかなかの斜度でコワかったー。あんまりしっかりしたトレースもなかったし。なんか高所恐怖症が復活してる気がする(汗)
少し登ると雪が不安定になってきた感じがしたので左側の尾根に乗りました。すでに下山してきたヒト達の足元を見たら、誰もアイゼン付けてなかったので、この先は雪はないと判断してここでアイゼンを外して、ドロドロになってたので邪魔にならないところにデポして行くことにしました。
この左側の尾根を登って行きます。
谷側を覗くと北峰に向かってるヒト達が見えました。あそこの登りもキツイんだよねぇ。
振り返る度にずっと見えてたけど、霞沢岳かな?あんまり雪がなさそう…
では、登って行きます。登頂禁止になってるはずなのにしっかりすぎるほどトレースがありました。トレースというより登山道くらいハッキリしてました。
振り返って見ると昨日登った乗鞍岳がドーンと見えました。カッコイイ!!
九十九折にできてるトレースをひたすら辿って行きました。
コケモモ?こんな時期に?去年のモノが冷凍保存されて残ってたのかな?
山頂近くなると大きめの岩がゴロゴロしてきたけど、歩きにくいところはなかったです。
そして、焼岳南峰頂に到着でーす♪ 北峰も穂高連峰が近くてめっちゃいい眺めだったけど、南峰は北峰よりも少し標高が高い上に回りに遮るお山がないので360℃大展望でした。想像よりは南峰に来るヒトは多かったけど、ヒトは多くなかったので、この景色を眺めながらかなりの時間のんびりしてました。
笠ヶ岳の左のお山は?
笠ヶ岳…。今年こそは行きたい!笠新道を登るかどーかが迷いどころ。
水晶岳、鷲羽岳…かな?裏銀座もまた行きたいねぇ。今度はお花の時期がいーかな。
槍ヶ岳…。混んでるのはイヤなんだけど、また行きたいなぁ。どこのお山からでも探しちゃう魅惑のお山(笑)
西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳…。未踏のお山ばかり。西穂高岳と奥穂高岳は今年こそ行きたい!
そして、前穂高岳!泣く泣く撤退したお山。ここも今年こそ…って行きたいお山ばっかり。北アルプス以外にも登りたいところがたくさんあるから、どれだけ登れるかなぁ。
山頂からの乗鞍岳…。ちょっと霞んできちゃってたけど、まだまだいい眺め。
剣ヶ峰…。昨日、あそこまで登ったんだなぁ。あそこからの眺めもサイコーだったよ!
白山は空に浮かんでるみたいに見えました。
白山のアップ~。さすがにまだ雪がたっぷりありそう。
中央アルプス…かな?
北峰に近いところに移動して、北峰の山頂を眺めてみるとかなりヒトが少なそうでした。この頃は南峰にいたヒトもほとんど下山しちゃってて、数人しかいなかったけど。
噴出口のアップ。相変わらず噴煙モクモクです。あのアタリすごい臭いがするんだよなぁ。
明日もお山に登ってからおうちに帰るつもりだったから、早く下山しても時間もて余すしね…ってことで、大好きな穂高連峰を眺めながらここでもさらにのーんびり。
ジャンダルムはさすがに単独じゃ無理だけど、奥穂高岳~前穂高岳くらいは行きたいなぁ。
右下を覗きこんでみると北峰に向かう谷が見えました。ここ登るのめちゃくちゃキツイんだよねー。南峰の方が登るのは楽だった気がします。
かなり満喫したので下山することにしました。急に見えるけど、細かく九十九折になってるので歩きやすいです。
コケモモとイワカガミの葉っぱ。イワカガミが咲く頃には登れないんだけどね。
今にも剥がれて崩落しそう。これだけ気温が高いと時間の問題かなぁ…
北峰に向かう谷の斜度はこんな感じ。まだ昼過ぎだから、北峰に向かってるヒトもいました。時間あるから北峰にも寄って行こうかなってチラっと思ったけど、この斜度を登る気になれなかったので素直に下山しまーす。
雪上から尾根に登ったところまで下って、デポしたアイゼンをピックしよーと思ったら…アイゼンがないっ!!!!!ウソでしょ、ウソでしょって付近を探し回ったけど見つからず、記憶を辿っても場所的に間違いない。誰かに盗られたか、忘れ物だと思って持って行ってくれたか…。どちらにしても、アイゼンはないからツボ足で下山するしかなくなったので、急斜面の雪上には出ずに藪を歩くことにしました。登りの時にここを下りてたオジサンを見かけたので、歩けそーだなって思って。
藪を歩き終わって、この長い急斜面をアイゼンなしで下りました。雪がかなりグサグサになってたからツボ足でも特に問題なかったけど、ピッケルを持っていつもよりも慎重に下りました。万が一、ここが凍ってたりしたら下山できなかったょ…(汗)
ここまで来たら一安心。あれだけグサグサだと、滑ってもしたまで落ちたりしないと思うけど、それでもちょっと緊張しました。
広場は日影がなくなって暑すぎたので、そのまま樹林帯に突入しました。前後にヒトがいたし、フツーにトレースを辿ってたんだけど、トレースが左右に分かれたところがあって。左が正解ってわかってたんだけど、歩きにくそうだったので右に行きました。いっぱいトレースがついてたから、後で合流するって思い込んでたんだけど…
なんか様子がオカシイ。こんな急なとこ下ったっけ?しかも、もろに笹の上にいる。
こんなところ通ったかなー。完全に登山道じゃなさそう…って思って、ピンクテープを探し始めたけど見当たらず。でも、下の方からたくさん声がしてたので大丈夫なんだって思い込んで下って行きました。
しばらくするとアーチ上になってる細い木が出てきました。その木は登りの時に遠くから写真を撮ろうかなーって見てた木だったので、ここロストしてるって気がつきました。登山道は向かってかなり左だから左に行こうかなとも思ったけど、下にはたくさんの声がするし、1人で動いてどーにもならんくなったらキケンだなって思って、とりあえず前のグループに追いつくことにしました。
笹と雪で落ちるよーに滑りながら下って行くと、前にいたパーティーが『こっちは違うよー』って叫んでくれました。もちろん既にGPS見てわかってたし、そー言われても、下ってきたところを登り返すのは笹と雪で滑るからめちゃくちゃ難儀しそう…。そのパーティーは藪漕ぎして登山道までトラバースするっていうので、ついて行くことにしました。背の高さくらいある笹薮の中に突入します。
かなり斜度のあるところをトラバースしてるから、雪はなくなってたものの笹で滑る滑る(汗)。パーティーのヒト達があまり滑らないで歩いてるのでなんでだろーと思ったら、みんな軽アイゼン付けてました。まぢか…と思いながらも、置いていかれたらマズイので笹を束にしてしっかり持ちながら必死に体制を整えて笹薮の中を歩いて行きました。さすがに登山道から100mくらい離れちゃってたから、漕いでも漕いでもなかなか登山道には出れなくてたぶん1時間以上は歩いたと思います。でも、無事に戻れてよかった…(涙)。しかも、話してるうちに自分のアイゼンをこのパーティーのヒトが持っててくれたとゆーことがわかってビックリ。
ということで、何とか無事に下山して、車中泊した道の駅 風穴の里でりんごソフトを食べながらのんびり休憩してから、今日の車中泊先の道の駅 池田に移動しました。今日はめちゃくちゃ体力消耗したから、道の駅の目の前にある龍門で山賊焼定食をガッツリ食べました!
いつか雪のある時に南峰に登りたいって思ってたけど、まさかこのタイミングで登れると思ってなかったから、流れで登ることになったけどラッキー♪ でした。想像通り、ヒトはそんなに多くなかったし、お天気もめちゃくちゃよかったので大展望を楽しむことができました!山頂でのまったりタイムはサイコーに幸せだったなぁ♡でも、今日は反省だらけの山行にもなりました。①日焼け止め忘れ、②アイゼンデポ、③ロスト、の3つ。①はともかく、②のアイゼンデポは下山時に後から来たパーティーがどーして自分のアイゼンを持ってたのか?と思ったけど、南峰に登る時に拾ったとゆーことでした。親切で持って行ってくれたのはわかるけど、できれば下山時にもあったら持って下山するって感じにして欲しかったです。でも、デポは盗まれる可能性も十分にあるので、ヒトからわかりにくい場所に置くとか気をつけないとなって自分でも反省してます。③のロストはホントにやっちゃったなーって感じでした。前を数人が歩いてくれてるとはいえ、完全な藪漕ぎはめちゃくちゃキツかったです。足元も滑るからしっかり笹を持たないと笹薮の中を滑落するかもしれなかったし、見えないところに倒木とかあって藪を漕ぎながら倒木を跨ぐとか。腕も足もパンパンになってたから、普段だったら絶対に歩けなくなってる感じだったのに、1人になったら絶対にヤバイって思ってアドレナリンが出たのかなー?何とか脱落することなく歩けました。そして、ロンT着てなかったら腕が傷だらけになってたと思うので、暑かったけど着ててよかったし、レンズのキャップもなくしたけど、なくしたのがレンズのキャップくらいでよかったです。日没までに時間がたっぷりあったので焦らずに済んだものよかったと思います。登ったことがあるお山でも、油断したらダメだなって反省です。
明日も雪山に登りたいなーと思いつつも、帰りの渋滞にハマるのはイヤだし、この2日間で十分満足できたので、後立山連峰を眺めにサクっと京ヶ倉に登る予定。晴れるといいなぁー
2018年4月28日 乗鞍岳(日帰り?・雪山)
三本滝P~かもしかリフト最上部~ツアーコース終点~蚕玉岳~剣ヶ峰頂~蚕玉岳~ツアーコース終点~かもしかリフト最上部~三本滝P
GWは、お天気のいいタイミングで残雪の仙丈ヶ岳に登りたいなーってけっこう前から思ってたのに、南アルプス林道が崩落で6月14日まで通行止めでバスが運休…。戸台から歩けばいーんだけど、往復する時間を考えると1泊じゃキツイ。でも、小屋泊で2泊するのはもったいないし…。じゃあ、他のお山にしよう!ってことで、GW1日目は北アルプスの乗鞍岳にソロで行ってきました!
乗鞍岳は2回目だけど、前回は、焼岳に登った後に畳平までバスで行ってサクッと登った感じでした。今日から春山バスが位ヶ原山荘まで走るみたいたけど、時間もあるし、バス代ももったいないし、トレーニングも兼ねて車で行ける三本滝レストハウスからガッツリ登ることにしました。三本滝レストハウスは標高1,800m、剣ヶ峰は標高3,026m…ということで、単純に1,226mは登る計算。最近、ハードな登山はしてなかったし、雪がグサグサになるはずだから夏道以上に体力も消耗するだろうし、登りきれるかわからなかったけどね…
定時で会社から帰って、準備してすぐにおうちを出発しました。時間が早かったからか、まだ中央道はそんなに交通量は多くなかったです。順調に走って24:00過ぎに三本滝レストハウスの駐車場に到着~。到着時の気温は2℃。まだ、車はポツポツしか停まってなかった状態。夏用のシュラフじゃさすがに寒くて明け方に目が覚めたので、ダウンを着て2度寝。その後、5:00に目が覚めた時にはかなり明るくなってて、車も増えてました。
周りのヒトがなかなか出発しないから様子見てたんだけど、いつの間にか6:00過ぎになっちゃってたし、先行さんが2~3人いたのでバタバタ準備して出発~。雪の上に立ってみたら凍ってなさそうだったので、まずはツボ足のままかもしかコースを登って行きました。にしても、スキー場の登りって苦手…だって、いきなりけっこう急なんだもん(汗)
1本目の舗装路を越えて次の斜面に取り付きました。舗装路はしっかり除雪されてたからすっかり安心して歩いてたら、凍結してるところがあってツルってなってヒヤッとしました(汗)
2本目の舗装路を越えて、再び斜面に取り付きました。さっきの斜面の上部で登りにくい急なところを選んじゃったので、今度は雪のないところを選んで登って行くことにしました。最初から雪がないところを選んで登ればよかった…
かもしかコースの上部はほとんど雪はなくなってました。そして、目の前には目指すお山が見えてきました。左が高天ヶ原、右が剣ヶ峰かな?なんか、けっこう遠いなーって思ってました。
かもしかコースのトップまで来て振り返るとこの景色。向こうに見えてるシルエットは木曽駒ヶ岳かな?
ツアーコースに入って行くところで一応アイゼンを装着しました。雪の感じからよほどの急斜面じゃなければ必要なさそーだったけど、奥に見えてる斜面がちょっと急そうだったから念のため。ちなみに、薄手メリノ+Tシャツにソフトシェルを着てたけど、暑くなってきたのでソフトシェルは脱ぎました。
ちょっと急だったけど、アイゼンなくても問題なかった…。でも、アイゼンあったほうが滑らなくて登りやすいです。歩き方が下手だから、滑っちゃうんだよね。
ちょっと急な斜面のイチバン上の部分。トレースが上と下の2つに分かれてて、上を選択したBCのヒトがめっちゃ苦戦してました。でも、上の方が歩きやすそうに見えたんだけど、かなり雪の状態が悪かったので下りの時は下のトレースを使いました。
ツアーコースをゆるーく登って行きました。この程度の斜度なら楽勝~♪ って思ってたけどコレがなかなか長かった…(汗)
ちょっと休憩して振り返ると日が当たってクッキリした木曽駒ヶ岳が見えました。今シーズンは行けなかったなぁ。来シーズンは雪がたっぷりあるうちに行きたいな。
再び高天ヶ原と剣ヶ峰が見えてきました。さっきより、かなり近くなってきたー♪
ダラダラとゆるーい登りを歩き続けるとようやくツアーコースの終点です(看板倒れてたけど)。目の前には短いけど急斜面。右側にはデブリがありました。ここでもBCのヒトが登るのに大苦戦してて、大変そうでした。あんまり経験がないヒトだったのかも?
急斜面を登ると目指すお山がかなり近くに。ちょっと疲れてきたけど、この距離ならなんとか登れそうな気がしてきました。
ツアーコース終点の看板にも書いてあったけど、ここから先は目印がほとんどない開けたところなので、お天気が悪い日には方向がわからなくなりそう…。今日は快晴なので、全く問題なし。
だだっ広い雪原にダケカンバが生えてました。雰囲気があってなかなかいい感じです。
ダケカンバの影…
お昼くらいまでは風が強い予報で、雪原に出たら風が通るようになって少し寒くなったので、ハイマツの影で休憩がてらソフトシェルを着ました。これから、山頂に向かってどんどん風が強くなりそーだったしね。
剣ヶ峰~♪ 見た感じはかなり近くなったけど、これからが登りの本番。まだ、位ヶ原にバスが着いてないみたいで、これだけ見渡せてもヒトはパラパラしかいなかったです。
右手には穂高連峰が見えてきてめっちゃテンションが上がりました。霞みなく、クッキリ見えてるから早く山頂から眺めたい~!って気持ちは逸ってたけど…
肩の小屋口もまだまだ先…(汗)
ちょっとずつ摩利支天岳と肩の小屋口が近くなってきた…
先行者さん達が登るルートを観察しながら休憩してたんだけど、剣ヶ峰方向に進むヒト、朝日岳方向に進むヒト、肩の小屋方面に進むヒト…とさまざま。
どのルートで登ろうかなーって考えながらふと足元を見てみたら、丸いコロコロとした雪の粒が。こんな大きな丸い粒の雪が降ったの??
とりあえず、疲れてきちゃってたので体力を温存すべく、斜度の緩そうな肩の小屋方面に向かいながら、徐々にトラバースする感じで朝日岳方面に向かうことにしました。
歩いてる途中で雷鳥の声が聞こえてきたので、ハイマツと岩がミックスになってるあたりにいるかなーと思って近付いてみたら…やっぱりいましたぁ!
目の上が赤くなっていたのでオスみたいです。少し離れたところにメスもいたみたいだけど、残念ながら撮れませんでした。
振り返るとゾロゾロと列を成してヒトが登って来てるのが見えました。位ヶ原にバスが着いたみたいです。あれだけのヒトが登ってきたらさすがに山頂が混みそうだから追いつかれたくなかったんだけど、すでにかなり疲れてました(苦笑)
雷鳥を追っかけて岩っぽいところをガシガシ歩いてたら、BCのオジサンがついてきちゃっててスキーを脱ぐ羽目になっちゃってました。うわー、ゴメンナサイ(汗)。自分はアイゼンだったから無問題だったんだけど、まさか誰かついてくるなんて思ってなかった。
気象観測所もよく見えるよになってきました。
摩利支天岳には登れなくても朝日岳くらいは登っておこうかなって思ってたのに、まだまだ登りが続く剣ヶ峰を見て朝日岳に寄るのは潔く諦めましたっ。あんまり朝日岳に向かうヒトもいなかったしね。
このアタリからかなーりスピードダウン…。バスのヒト達にも次々とあっさり抜かされちゃいました。
稜線に出る手前のここからがさらにキツかったです。足がなかなか前に出なくて大変でした。強くなると思ってた風はほとんど止んじゃって、登りで熱くなってきたから再びソフトシェルを脱ぎました。
斜度の緩いところ緩いところを選んで歩いてなんとか稜線に出ました。やったー!めちゃくちゃいい天気♪ めちゃくちゃいい眺め♪
北アルプスの峰々をアップで。やっぱり雪がついてるお山はカッコイイよねー。ずっと見てられる(笑)
蚕玉岳に向かって登ります。今までの登りに比べたらなんてことなかった。
遠くに白山も見えてきましたー。お花がいっぱいの白山にも行ってみたいけど、やっぱり遠いんだよね…
蚕玉岳に着きました。剣ヶ峰まであと少し…
ここを登れば…
乗鞍岳主峰剣ヶ峰頂に到着です!
キツかったけど、なんとか登れたよぉ。やったー!!!
鳥居から北アルプスを眺めます。うーん、いい眺めだ♡山頂はそんなに混んでなかったけど、鳥居は写真スポットとして人気でひっきりなしにヒトがいました。
風もほとんどないので360度の大展望を堪能しました。まずは御嶽山…
白山…
薄っすらと八ヶ岳…かな?
後立山連峰や穂高連峰が見える岩の上に座ってランチにしました。こんな絶景を見ながら時間を気にせずのんびりランチができるなんてめっちゃ幸せすぎ♡頑張って登ってよかったぁ。
そして、穂高連峰のアップ!
槍ヶ岳から奥穂高岳部分のアップ。ジャンダルムも見えました。大キレットには今年か来年に行きたいなぁ。ジャンダルムは憧れるけど、さすがに1人じゃ自信がないし…行ける日が来るんだろーか(汗)
風はほとんどないし、日差しもたっぷりだったんだけど、さすがに標高3000m超えしてるのでずーっと座ってるとカラダが冷えてきたので下山開始~。絶景も十分に堪能したしね。ちなみに、こちらが前回通った夏道です。
ヘロヘロで登った稜線直下の急登はあっとゆー間に下ってきちゃいました。30分もかからなかったと思います。振り返るとお山たちがお日さまに照らされてテカテカ光ってました。
位ヶ原を歩いて行きます。バスに乗るヒト達は位ヶ原山荘に向かって歩いて行くので、GPS見ながらツアーコースに向かったけど微妙にわかりにくくて、登りで歩いたところとはちょっとズレてた。これ、お天気が悪い日はホントにヤバイかもね。
ダケカンバー!カッコイイ写真を撮りたかったけど、構図が決まらず…うーん、難しい(汗)
どんどん下ってツアーコース終点。登りの時に裏返って倒れてた看板は誰かが雪塊に立てかけてくれてました。
ツアーコースを下ります。スキーヤーとボーダーが後からすごいスピードで滑ってくるので、邪魔にならないよにできるだけ端っこを歩きました。
登りに長いと思ったツアーコースは下りも長かった(泣)。風はないし、日差しは強いしで暑くて暑くてガマンできなかったので、日影でおやつタイムしたりしながら歩きました。
登りで選択を失敗した上下のトレースがあるところ。もちろん下を選択しました。上はかなり崩れてきてそうだったしね。
何故かこの程度の斜面で転びまくってるオバサンを横目に一気に駆け下りて、かもしかコース最上部へ。
かもしかコースの雪は朝よりもかなり少なくなってました。そして、グサグサとゆーかグチャグチャとゆーか。
こんな感じで大きな穴がいっぱい開いてたり、水の音がチョロチョロしたりしてたので、踏み抜きには要注意です。外すのも面倒だったので、最後までアイゼンは装着したままでした。
駐車場に戻って、ゲーターとか靴とか濡れたモノをお日さまの当るところで干して、日影の涼しいベンチで休憩~。見えるのはスキー場だけだけど、なんかゆっくりした空気が流れてて心地よかったから、日が暮れるまでここで本でも読んで過ごそうかなーとも思ったんだけど、ムショーにアイスが食べたくなって観光センターに移動しました。
夜中に走ってた時にはもちろん全く見えなかったんだけど、このアタリにはまだサクラがたくさん咲いてました。この後に通る、沢渡アタリにもかなり咲いてたけどね。まだ、サクラが見れるなんて嬉し~な♪
観光センターの向かいにあるお土産屋さんで大好きなPALMを買って、さっきまで登ってた乗鞍岳を眺めながら食べました。おいしかった~♡
観光センター前のベンチで乗鞍岳を眺めながらしばらくのんびりしてから、道の駅 風穴の里に移動しました。駐車場の端っこに車を停めて夜ごはんを食べてここで車中泊しました。かなり標高が下がったので夜中でも全く寒くなくて熟睡しちゃいました…
三本滝から歩ききれるかなーって思ってたけど、何とか登ることができました。登るだけ登っちゃえば、下りでは登り返しが一切ないのが救いだったかな(笑)。それにしても、GW初日からめちゃくちゃいいお天気だったなぁ。さすが3000m峰、めちゃくちゃ眺めがよかったよー。今日は位ヶ原までのバスの運行開始日だったけど、みんな泊まりでお山に行ってるからなのかそんなにヒトは多くなかった印象です。メジャーなお山も好きだけど、ヒトが多すぎるのは辟易しちゃう…。やっぱりヒトが少ないお山が好きだなー
明日はこちらも久々の焼岳に登りまーす。明日もお天気がいいみたいだからめちゃくちゃ楽しみです♪
2018年4月22日 霧訪山~大芝山(日帰り)
山ノ神自然園P~たまらずの池~霧訪山登山口~ブナの分かれ~(女坂)~霧訪山頂~(男坂)~ブナの分かれ~たきあらし峰~大芝山頂~大芝山の肩~洞ノ峰~山の神社~山ノ神自然園P
群馬ではすでに終わってしまっているオキナグサに会いにお仲間さん達と霧訪山に行ってきました!前に、高遠城址のサクラとセットで登ろうかなって思ったことがあったけど、結局、登れていなかったお山だったので、お仲間さんからお誘いをもらった時には『行く!』って即答でした(笑)
霧訪山にはオキナグサだけじゃなく、カタクリやニリンソウも咲いてるみたいだったから、あんまり早い時間に行ってもお花が開いてないよねってことで、7:30くらいの遅めに出発~。この時間だと中央道が混むかな?って思ったけど、全く詰まるところもなくスイスイと走れました。GW前だからみんな外出を控えてるのかなー?順調に山ノ神自然園まで着いたんだけど、さすがに駐車場はいっぱい。でも、ちょっと道を戻ったところの空き地に無事に駐車できました。
早速、登山開始~って思ったけど、駐車場付近にすでにニリンソウが群生してて、自然園の沢沿いにもお花が咲いてそうだったのでちょっと寄り道しちゃいました。
まずはミズバショウ。でも、花期はすでに終わっちゃってたみたいでお花は2つだけ…
シロバナエンレイソウ…
ヒゲネワチガイソウ…
花びらが7枚もあるニリンソウ…
ゆるふわな感じで群生してました♪ カワイイー♡
雄床山神社に安全登山を祈願して…
石に添え木をしてから林道を歩き始めました。
林道脇にたくさん咲いてたモミジイチゴ…
新緑がキラキラでーす☆
たまらずの池にもちょっとだけ寄り道しました。サクラが満開の時だったらめちゃくちゃキレイだったかなー
板橋を渡って進んで行くと登山口に着きました。いきなり九十九折のなかなか急な登りが始まりました。
ミツバツツジ発見~
だんだん明るい道になってきたなーと思ったら最初の鉄塔に着きました。
ここは開けてて、北アルプスを眺めることができちゃいました。せっかくだから景色を眺めながらのんびり休憩したかったけど、日当りが良すぎてめちゃくちゃ暑かったからちょっとだけ休憩してすぐに出発しました。
その後、途中ですれ違ったオジサンから『イワカガミが咲いてるよ~』って教えてもらって、まだカタクリが咲いてるお山なのにもうイワカガミも咲いてるの?って思いながら歩いてたら…
出てきたのはイワウチワでした(笑)。オジサン、“イワ”つながりで間違えちゃったんだねー。でも、何となくイワウチワのことかな?とは思ってました。それにしても大きなイワウチワ。
こんな元気に反り返ってる子もいましたー
と思えば、終わりを迎えてる子も…。でも、これはこれでベルみたいでカワイイ♡
イワウチワゾーンが終わると今度はカタクリがポツポツ出てきました。
ここをグイっと登って行くと、大芝山への分岐のブナの分かれに出ました。ブナの分かれから山頂までは20分って書いてあったけど、そんなに距離はなさそう…
少し進むと男坂と女坂の分岐がありました。イワカガミオジサンが女坂でカタクリがたくさん見れるって言ってたので、迷わず女坂を選択しました。男坂は見るからに急登だったしね…
女坂には確かにカタクリが咲いてました。群生って感じではなかったけど、ポツポツとけっこうな数が咲いてました。勢いあまって花びらを交差させてる子が続出(笑)
カタクリを眺めながらゆるゆると登って行くと霧訪山頂に着きました~。360度展望の山頂だから、ついつい景色に目がいっちゃうけど、自分は真っ先に祠の脇にいるオキナグサの元に向かいました。レコで見た通り、辛うじて咲いてるお花がありました。かなり首をもたげていたので、思いっきり下から覗きこんだけど、やっぱりカワイイー♡とはお世辞にも言えない見た目でした(笑)
横向きに咲いてるお花が1株だけ…
みんなこんな感じで下向きすぎてます。
そして、北アルプス~♪ そんなに標高が高くないから、手前のお山に邪魔されちゃってるけど、穂高連峰はしっかり見えました。
穂高連峰のアップ。右端にはちゃーんと槍ヶ岳の穂先が見えてます。そろそろまた行きたいなぁ。
奥に美ヶ原方面。手前はこの後に向かう大芝山かな?
八ヶ岳…雪少ないなぁ。
スミレも咲いてました~。マキノスミレかな?
祠に祀られてた子…(笑)
見晴しのいい山頂でランチにしたかったけど、めちゃくちゃ暑いし、虫は多いしで断念。ブナの分かれアタリでランチしようってことで男坂からサクサク下りました。男坂はそこそこ急だけど、滑らないようにすれば問題なし。登りは女坂、下りは男坂が正解かなー
ブナの分かれで比較的平坦なところを探してランチしました♪ 日影だし、風も通るから涼しくて快適でした。山頂でランチしなくて大正解だな。
オナカがいっぱいになってカラダが重くなっちゃったけど、カタクリとニリンソウのコラボが見たかったから予定通り大芝山を経由して周回下山することにしました。少し歩き進むと、ポツポツだけどカタクリが咲いてました。
ここの下りはちょっとだけ急だったけど、その後しばらくは軽ーいアップダウンの歩きやすい道になりました。
ちょこちょこスミレを見かけるようになりました。フイリシハイスミレ…かな?
終盤のウグイスカズラ…
新芽がピョコピョコ出ててきてます。
こんな感じの快適な道を歩いてたんだけど、標識のない分岐で直進が登りだったので巻き道っぽいところを進みました。
巻き道にはスミレがいっぱい咲いてました。タチツボスミレ…かな?
ちょっと面長のタチツボスミレ…?
マキノスミレ…かな?
フイリシハイスミレ…?
葉っぱから花が咲いてるみたい(笑)
巻き道と思って歩いてたけど想像してたところに出られなくて、どーやら道を間違ったぽかったです。巻き道じゃなくて作業道だったのかなー(汗)。でも、間違えるヒトが多いのか、ちゃんと復帰できる道があったので、ちょっと遠回りになったけど、登山道に戻れました。
センボンヤリ…かな?
フデリンドウも見つけました~♪
ゆるーく登ってたきあらし峰に着きました。木が生えていて見晴しはなし。
そして、カタクリロードに突入です。ここまでもポツポツは咲いてたけど、数がかなり増えました。
でも、ビックリするくらい数が多かったのがヤマエンゴサクでした。
濃い紫色、薄い紫色、青っぽいモノ、こんなに見たことないったくらい群生してました。
カタクリロード!…なんだけど、写真だとわからないレベルかも。角田山のカタクリロードとはレベルが違い過ぎるね(苦笑)
以前はニリンソウがめっちゃ群生しててすごい景色だったらしいけど、最近はかなり少なくなっちゃったらしいです。でも、カタクリとニリンソウ、仲良く咲いてました~♡
こっちも~♪
そして、カタクリとエンレイソウのコラボも見つけちゃいました。わーい♪
ピンク色が残ったニリンソウもカワイイ♡
去年までカタクリって見たことなかったのに(雪山に行く時期とかぶってたから…)、今年はありがたみがなくなるくらいめっちゃ見た気がします(笑)
クサボケの蕾かなぁ?
カタクリやニリンソウにつられて歩いてたら大芝山に着きました。樹林帯のなかだし、ピークっぽい感じは全くなかったです。
この後もカタクリロードは続きました。シロバナのカタクリには出会えなかったけど、色の薄いカタクリはちょこちょこ見かけました。
タムシバかな?コブシかな?
ヒトリシズカが群生してるところもありました。1人でいるのってほとんと見たことないよね(笑)
そして、大芝山の肩を経由して、鉄塔を2回通過してから最後のピーク(?)の洞ノ峰に向かいました。途中、珍しいカタクリを発見!!!登山道にはみ出てはいてたので、踏まれないよーに目印がたくさんつけてありました。
本日最後の登りでーす。写真撮りながらのんびり歩いてたからかなりいい時間になってきました(笑)
そして、洞ノ峰に到着です。
展望台ってかいてあるだけに、見晴しはなかなかよかったです。ちょっと休憩してから一気に下りにかかりました。
九十九折の急斜面を下って行きました。今までの整備された道よりちょっとワイルドな道で、これがなかなか長かった…(汗)
途中、ちょっと木を掻き分けて進むところもあり…
樹林帯に入ってからもなかなか急な下りは続きました。しかも、落ち葉で滑る滑る!
アカネスミレ…かな?スミレは難しいね(汗)
最後までなかなか急な下りが続きます…
山の神社に到着して無事下山~。山の神様、ありがとうございました。
林道を歩いて駐車ポイントに戻りました。林道にもちょこちょこお花が咲いてました。鮮やかな黄色のヤマブキ…
真っ白なスミレ…オトメスミレかな?
とゆーことで、駐車場を経由して駐車スペースに戻ってきました。駐車場にも駐車スペースにも自分達の車以外はもう車はありませんでした。なんだかんだでめちゃくちゃ長居(?)したから当たり前か(笑)。帰りは中央道のいつものところで渋滞してたから、途中で下道にチェンジしてスルスルーっと帰って来れました。
オキナグサがお目当てといっても、守屋山みたいな感じで株数が少ないのはわかっててあまり期待はしてなかったので、ちょっとでも咲いててよかったです。でも、やっぱり、オキナグサは近くで見るとちょっとグロい…(汗)。お仲間のツクモグサの方が断然にカワイイなーと改めて思いました。今年は会いに行こうかな。
でも、お天気はよかったし、眺めもよかったし、初めてのお山を歩くのはワクワクして楽しかったです。GWはどこに登ろーかなー。
2018年4月21日 烏帽子岳~シラケ山(日帰り)
天狗岩登山口P~二俣~おこもり岩~シラケ山入口~(岩稜ルート)~岩稜ルート分岐~マル頂~烏帽子のコル~烏帽子岳頂~烏帽子のコル~(巻き道ルート)~岩稜ルート分岐~(横道)~シラケ山頂~展望台~天狗岩~二俣~天狗岩登山口P
先週末に行こうと思ってたけどお天気がビミョーだったから迷った挙句に見送った烏帽子岳にソロで行ってきました!お目当てはもちろん大好きなアカヤシオ。笠丸山にも行ってみたかったけど、すでに見頃は過ぎちゃってるみたいだったので、烏帽子岳だけをのんびり歩いてきました。
去年は三ツ岩岳とセットで登ったから大仁田ダムの近くにあるシボツ沢登山口から上ったんだけど、今回は天狗岩からの岩稜を歩いてみたかったので天狗岩登山口から登ることにしました。天狗岩登山口の駐車場が狭そうだったので7:00前には駐車場に着くようにおうちを出ました。日の出がかなり早くなったし寒くないから、早い時間におうち出るのも億劫じゃなくなったなぁ(笑)。6:30過ぎに駐車場に着いたのにすでに先客さんが4台。やっぱり早く出てきてよかった。
車で来た林道を少し戻って天狗岩登山口から登山道に入って行きました。まだお日さまが低いから涼しくて快適~♪ ゆっくりと九十九折の植林帯を登って行きました。ちょこちょこスミレが咲いてたりしたけど、下山時には明るくなってるはずなので写真はお預けです。
九十九折が終わると沢沿いに出て、鉄の橋を左に右に何回か渡ります。なんで鉄の橋にしたんだろ…音がうるさいです(汗)
登山道にピンクの花びらが落ちてたので上を見上げてみたら岩壁の上部にすでにアカヤシオが!これなら稜線に出ればアカヤシオに会えるかもってウキウキしながら歩いてたら、あっとゆー間に廃小屋のある二俣に到着しました。このアタリはニリンソウもたくさんあったけどまだお花が開いてませんでした。この先にあるニリンソウ群生地にはお日さまが高くなってから通りたかったので、天狗岩には下山時に寄ることにして、まずはおこもり岩を目指すべく、左側に進んで行きました。
九十九折になってるもののボチボチ急な登りだったけど、ここでもちょこちょこお花に会えたので癒されながら登って行けました。まずは、咲き残りのハナネコノメ…
この時期、このアタリでは定番のハシリドコロ…
淡い紫色のヤマエンゴサク…
青っぽいヤマエンゴサク…紫色のとちょっと顔つきも違うねぇ。
目の前に大きくくりぬかれた岩が現れたから、もうおこもり岩に着いちゃったのかな?って思ったけど、地図を見たらおこもり岩はまだまだ先で全くの別物でした(苦笑)
傾斜が緩くなって歩きやすくなりました。鳥の囀りを聞きながらゆるゆると登って行きます。
キレイに咲いてるエイザンスミレを発見~!もうちょっと明るくなるまでお花の写真はガマンしよーと思ってたけど、思わずパチリ。
目の前にめっちゃ大きい岩が出てくると、そこが天狗岩とおこもり岩の分岐でした。下山時はここを通らない予定なので、まずはおこもり岩に向かいました。
岩を巻くようにミツバツツジの咲くちょっとしたアップダウンのある道を進んで行くとおこもり岩に着きました。この大きな岩がおこもり岩だったのね。入口?は満開のミツバツツジに飾られてました。中に祀られてた祠に無事の下山をお祈りして、分岐に戻ります。
ミツバツツジの鮮やかなピンクも綺麗~♪
お日さまでキラキラ☆
分岐まで戻って、エイザンスミレがポツポツ咲く道を登って行くとまた分岐になりました。右に行くと天狗岩よりちょっと烏帽子岳側の破線ルートに出るはずなので右に進んでみたものの、破線ルートの入口がよくわからなかったので、結局、左の実線ルート方向に進んでシラケ山入口から破線ルートに出ることにしました。シラケ山入口にはフイリモトスミレが群生してましたよ~♪
シラケ山入口から破線ルートに出るまでの登りがなかなかキツかったです。なんてことない道なんだけど…
そして、無事に破線ルートに出ました!位置的にはシラケ山よりちょっと烏帽子岳側に出た感じです。シラケ山は下山時に寄るつもりなので問題なし。そして、アカヤシオ!!!相変わらずカワイイ~♡
ここは眺めもめちゃくちゃ良かったです。爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳、五竜岳なんかの後立山連峰がしっかり見えました。
もちろん浅間山も…。かなり雪が少ないなぁ。
鹿岳や妙義山の後の雪山たちは…?
再び、アカヤシオ。このアタリのアカヤシオはまだ少しだけ蕾もあってちょーどいい感じでした。
ここで景色とアカヤシオをずっと見ててもいーかなって感じだったけど、岩稜歩きも楽しみにしてきたので進むことにしました。いきなりけっこう急な下り。ちょっと湿ったところもあったので、滑らないよに注意して下りました。
細いトラバースや、ヤセ尾根を歩いて行きました。
ふと岩の下を見るとヒカゲツツジが~♪ もう終盤って感じだったけど、可憐に咲いてました。
もちろんお目当てのアカヤシオもところどころに咲いてました。
淡いピンクと青空のコラボがステキ~♪
岩稜って言っても大したことないなーなんて思ってたけど、だんだんゴツゴツした感じに突入。岩を下りて振り返って撮った写真。こっちから登る分には大したことなさそーだけど、向こうからはちょっと下りにくかったです。
チラホラとアカヤシオ。ワサワサと密集してるのも好きだけど、こんな感じにパラパラとお花がついてる感じもなかなかいーですね。
この岩の間を通るのか…って思ったけど、実は道は左に続いてました。通り抜けるとおそらく向こう側に落ちます(笑)
小ピークに登るとこれから歩いていく稜線を一望できました。アカヤシオがアチコチに咲いててテンションが上がります。
歩いて来たシラケ山方面。こちらもアチコチにアカヤシオ。
この小ピークからの岩っぽい下りがかなり急でした。滑落しないよーにゆっくり足場を確認しながら下りました。要注意ポイントその1(笑)
激下りが終わるとまたアカヤシオ。癒される~♡
また小ピークに登ります。登りは大したことないんだけどね…
小ピークから再びシラケ山方面を眺めてみました。新緑とアカヤシオとゴツゴツした岩と。西上州のお山って感じ。
ピークにはもちろんアカヤシオ。
開ききってるアカヤシオが多かったけど、咲き始めのお花もありました。
登山道の右奥に烏帽子岳がチラリ。烏帽子岳の方が低いってことにこの時に気づきました(苦笑)
岩の間を下ります。
振り返ってさっきまでいた小ピーク。
ここの下りがまたまたけっこう急でした。難しくはないけど、ちょっと滑りそうだったので、要注意ポイントその2(笑)
そして、横道と合流して平和な道になりました。ここからマルを経由して烏帽子岳に向かいます。
巻き道との分岐を過ぎてマルに登って行きました。下山時に登ってもいーんだけど、こっちからの方が傾斜が緩くて登りやすいハズ。
アカヤシオがキレイ~♪
マルにはけっこうアカヤシオが咲いてました。山頂標識はなくなっちゃってたので省略…
下りにもアカヤシオがチラホラと咲いてました。でも、登山道からはちょっと遠くて写真は撮れませんでした。
目的地の烏帽子が近付いてきました。
マルと烏帽子岳のコル部分を過ぎて…
烏帽子岳ピークへの取り付きです。
少し登って開けたところからマルを眺めてみると、山肌がポツポツとピンク色になってるのが見えました。
ここの斜面が急でけっこう滑るんだよね。ロープさまさまです。
急斜面を登り終えて、この細いトラバース道でぐるっと回り込むと…
烏帽子岳の山頂に到着です。数人しかいなくて、とても静かな山頂でした。めちゃくちゃお天気がいいし、アチコチの林道が開通し始めたからみんな高いお山に行ったのかなぁ?おかげで前回は団体さんが座り込んでて撮れなかった祠も今回はちゃんと撮れました(笑)
山頂のちょっと奥に行ったところにあるアカヤシオの様子を見に行ったけど、イマイチでした。あんまり花付きが良くない感じです。
山頂のアカヤシオはこんな感じ。まだ、少しだけ蕾も残ってました。
山頂から見たマル方面。
山頂でのんびりしよーかなって思ってたけど、日差しを遮るところがないからとにかく暑くて(汗)。暑すぎて食欲もわかなかったので、軽くおやつを食べてから下山することにしました。ここは下りの方がさらに厄介だよね…。ちょっとだけ滑って石を落としちゃいました。誰も下にいなくてよかったぁ。
マルと巻き道の分岐にもアカヤシオがけっこう咲いてました。
透過光でキラキラ…☆
美しい…
前回来た時に間違えて通った巻き道へ進みました。
反対側のマルからの分岐と合流して平和な道戻ります。
ところどころにアカヤシオが咲いてるからついつい撮っちゃいます。あれ?こんなにお花の真ん中って赤くなるんだっけ?
破線の岩稜ルートと横道ルートの分岐近くで『キャーッ』って叫び声とザザザーって盛大に滑る音がしました。岩稜ルートから来たヒト達の話によると、ルートから外れて下めっちゃ急なところを下っていったヒトがいたって話しだったけど大丈夫だったかな…
分岐のところにはアカヤシオも咲いてたんだけど、岩壁を眺めてたら岩茸らしきモノがビッシリ付いてました。あそこは採れないね(苦笑)
横道ルートからシラケ山に向います。道自体はめちゃくちゃ歩きやすかったけど、ほぼ登り…。何故か下りだと思い込んでたのでちょっとガッカリ。これなら、岩稜ルートで戻ってもよかったかも?
そんな横道ルートにもお楽しみがありました。若葉とアカヤシオがキラキラ輝いたり…
新緑のシャワーが気持ちよかったり…
岩稜ルートでは見れないキラキラ達に出会うことができました。
でも、どーしても途中で飽きちゃったので、地図を見ながら横道が岩稜ルートと近付くポイント探して、岩稜ルートに上がりました。当然、道なんてなかったけど、草木が少なそうな歩きやすいところを選んで登りました。
ということでさっき下ったシラケ山の手前のピークに向かう道を今度は登って行きます。
登りきったところにいたご夫婦とちょっとおしゃべりしながら蕾をパチリ。もうすぐ咲きそう~
ご夫婦とバイバイしてシラケ山に到着しました。ヒトが居たので写真だけ撮って先に進みました。
少し進んだところからシラケ山を振り返ってみました。休憩できるところがけっこうありそうなので、オナカが空いてたらここでランチしてもよかったカモ。
岩稜を歩きながら下を見下ろすと、アチコチのお山にポツポツとピンク色が。あれって全部アカヤシオなのかな?
展望台に向かって下って行きまーす。ここもけっこう急な下り。
あまりに下るのでこのまま下っていいのか、稜線に戻ったほうがいいのか迷ったけど、このアタリを下って、分岐に出たところで稜線に取り付きました。でも、ちょっと稜線は歩きにくいところがあったから、ルートとして正解だったかはわかりません…
とりあえずは無事に展望台に着きました!ここの橋も鉄の橋だ…(汗)。シラケ山あたりからガンガンってゆーか、ゴンゴンってゆーか、変な音がしてたのはこの橋を渡る音だったんだね。
展望台からはさっきまでいた烏帽子岳が遠くに見えました。でも、この展望台のお目当ては眺望ではなく…
もちろんアカヤシオ!このガンガンうるさい鉄の橋の上のアカヤシオは咲きたてフレッシュでまさに見頃って感じでした。
ここで見納めかもって思ったので、これでもかってくらいに写真を撮りまくりです(笑)
ずーっと見てても全然飽きないよー
ずっと見ていたかったけど、橋が狭くて通行の邪魔になるので天狗岩に向かいました。天狗岩には木が生えてて眺めもイマイチだったので写真だけ撮ってスルーしました。
天狗岩から少し下ったところがちょっとだけ開けてて、そこにもアカヤシオがたくさん咲いてました。これで本当に見納めなので、しばらくボーっと眺めてから下山することにしました。
ここからの下りがまたまた急でした。滑りやすいけど、階段状になってるから注意して下れば問題ないレベルです。登って来るヒト達はかなり息切れしてて、大変そうでした。ここは登りたくないかなぁ。
急なところが終わって、緩い九十九折の下りになるとお花が出てきました。ここにしか見かけなかったマルバスミレ…
キケマン…
ミヤマハコベ…
こんなところを下って行きました。ニリンソウ群生地ってことだったけど、わわわーって群生してるわけではなくて、アチコチにニリンソウがポツポツある感じでした。二俣近くの沢沿いの道の方が多い気がしました。
マルバコンロンソウ…
ちゃんと二輪ついてたニリンソウ…
エイザンスミレ…
お花もキレイだったけど、新緑がめちゃくちゃキレイでした。いい季節だなぁ…
ずっとこんな感じなので、どんどん下れちゃいます。
二俣に戻ってきました。日が差し込んでて、朝とはまた違う雰囲気。
朝はまだ開いなかっニリンソウもしっかり開いてました。
ネコノメソウ系だけど、何だろう…?
カエデの若葉がお星さまみたいだー♪
沢沿いで涼しいかと思ったけど、気温が高すぎて、日差しが強すぎて、全く涼しくなかったです。あまりに暑くて暑くて、早く自動販売機があるところに行って炭酸が飲みたいなぁって思いながら歩いてました(笑)
ワチガイソウ…
コガネネコノメ…
ということで、駐車場に戻りました。早く帰ったヒトで駐車場はすでに空いてたけど、路駐がかなりありました。駐車場も暑かったので、すぐに車に乗り込んで上野村の川の駅に行きました。自販機で炭酸ジュースを買って、日影の風通しのいいテーブルでランチしました♪ 涼しくて快適だったなぁ。あまりに気持ちよかったので、のんびりしてからおうちに帰りました。
烏帽子岳には三ツ岩岳みたいなアカヤシオロードはなかったけど、それなりにアカヤシオが見れてよかったです。岩稜ルートも楽しかったし♪ でも、アカヤシオを見るだけなら、天狗岩の先の展望台までで十分かもって思いました。景色を眺めながら、しっかり歩くのなら烏帽子岳まで行ったほうがいいけどね。ただし、岩稜ルートは烏帽子岳側から歩くほうが登りになるので歩きやすいかもです。そんなに高度感を感じるところはないし、命のキケンを感じるようなところもなかったけど、岩稜歩きに慣れてないヒトは注意した方がいいと思います。
これで西上州のアカヤシオはおしまいです。タイミングが合えば諏訪山に登ってみたいけど…。秋には、ジジババに会いに御堂山に来たいなぁ。
2018年4月8日 三ツ岩岳(日帰り)
大仁田ダムP〜南西鞍部~第二鞍部~三ツ岩岳頂〜竜王大権現〜大仁田ダムP
前日まで奥武蔵の笠山にイワウチワやスミレに会いに行こうって思ってたのに、寝る直前に三ツ岩岳のアカヤシオが満開で来週末では遅いかもってレコを見ちゃったので、急遽、行き先を変更して1年ぶりの三ツ岩岳にソロで行ってきました!もしかして今年はベストタイミングかも?!ってワクワクしながら向かったけど…
路駐もできるけど、駐車場に入れられるよーに7:30着を目指しておうちを出ました。前日、お天気がよくなかったからか、この時間にしては関越道は車が多め。でも、渋滞はなかったので順調に走って下仁田ICで下りました。大仁田ダムまでの道は咲き残りのサクラとかハナモモとか色んなお花が咲いてて春だな〜って感じでした。大仁田ダムの駐車場に着くと、1/3くらいは埋まってたかな?登山口にもすでに2台停まってたし。みんな南牧村のHPをチェックしてるみたい。
竜王の里宮で天狗さまにご挨拶してから入山~。ここ登り始めが急なんだよね…(汗)。今にも壊れそうな丸太橋を渡って登って行きます。
去年は、登山口のところにヤマブキが咲いてたけど、今日初のお花はコガネネコノメソウでした。去年よりも20日も早く来たから、まだ咲いてないお花もあるよね…
ヨゴレネコノメソウ…
ハシリドコロ。去年はいっぱい咲いてた気がしたけど、今日は少ししか見かけませんでした。
少し登ると林道にでました。あれ?林道って通ったっけ?あ、通ったかも?なんてハッキリと思い出せないままだったけど、とりあえずそのまま歩き続けました。
ちょっと急なところを登って行くと稜線に出ました。…って、ん?!こんな早く稜線に出れるっけ?しかも、竜王大権現を通ってないけど?って地図を確認して、初めて自分が時計回りに歩いちゃってたことに気づきました(反時計回りに歩く予定でした)。竜王大権現のところがめっちゃ急だからアッチを下りに使いたくなかったんだけどなぁ…
鞍部で休憩してたご夫婦が『前に来た時にはこのアタリもピンクだったよね…』なんて話してるのが聞こえて、全くピンク色が見えない稜線に“アカヤシオが全然咲いてなかったらどーしよー”って、ちょっと不安になりました。
でも、少し登ると待望のアカヤシオがお目見え~♪ でも、ポツポツしか咲いてない…(汗)
西上州っぽい道になってきました。
このアタリはミツバツツジもまだ蕾が多かったです。
トラロープがついてる急な斜面を下ります。でも、短いのであっとゆー間。
ここが唯一の核心部かな?でも、ロープがついてるし、木の根っこがいっぱい出てるのでそれを掴んで登れば全く問題ないレベルです。下から見ても、アカヤシオが咲いてるのがよくわかりました。やった~♪
影絵みたいになってるアカヤシオ。
ゴツゴツした岩壁とフワフワしたピンクのアカヤシオのギャップがいいですね~
そして、ここにはヒカゲツツジも咲いてました。去年も咲いてたから咲いてるかなも?とは思ったけど、会えてよかった♪
ピンクのアカヤシオをバックにヒカゲツツジ。他のところにも咲いてるかなーと思ったけど、見つけられませんでした。とゆーか、アカヤシオに夢中になりすぎてヒカゲツツジのことは途中から忘れてました(笑)
まだまだ登って行きます。
葉っぱがいっぱい残ってるアカヤシオ。葉っぱが残ってるのは初めて見たかも?葉っぱがあるとずいぶん雰囲気が変わるなぁ。ってゆーか、花の色がめっちゃ濃い?!こんなに濃いピンクはあんまり見たことないかも。咲きたてだからかな?
竜王大権現からの登山道との分岐に近付いてくると、奥の方に大量のピンク色が!!!めっちゃテンション上がってめっちゃ早足になって転びそうになりました(笑)
うわーっ、たくさん咲いてる~♡
ピンク!ピンク!ピンク!
青空にピンクがめちゃめちゃ映える~♪
それにしても、ピンクが濃すぎる!咲きたては濃いピンクでだんだん薄くなっていくらしーけど、こんなにも濃いのかとビックリ。去年来た時は、落花も多くて、ピークは過ぎた感じだったから薄めのピンクが多かったんだよね。
まだ咲いたばっかりだから、お花が開ききってないね~
まだ開ききってないお花のアップ~♪ この星型の状態もカワイイ♡
横から透かして…
わわわーーーーっ!キレイ過ぎるんですけど!!!薄いピンクもユルフワでカワイイけど、このパキッとしたピンクもカワイイ♡
これぞひとつばなって感じだね。
透過光でお花たちがキラキラ…
分岐から山頂までのアカヤシオロードを期待してたけど、あれれ…って感じでした。満開狙ってきたつもりだったけど、けっこう蕾が多くて、7~8分咲きくらいだったかな?今日は気温が低めだけど、明日から気温が上がれば数日で一気に満開になりそうって思ってました。※3日後に満開になったみたいです。
やっぱりカワイイなぁ♡でも、風がかなり強くてめっちゃヒラヒラしちゃうから撮るのが大変だったよ~っ(汗)
こんな感じでまだまだ蕾がたっくさん。
風に負けずに粘って気合で撮りました。
透け感がステキ~♡
咲きたての3つ子ちゃん。花びらの先がキューピーちゃんのアタマみたい(笑)
アカヤシオに夢中になってるうちに山頂に着きました。先客さんは2人いたけどすぐに下山しちゃったので、山頂独り占め~♪ でも、朝から曇りがちだったんだけど、どんどん曇ってる時間が長くなってきちゃったから山頂でかなり晴れ待ちしました。気温が低かったから手がかじかんじゃったょ…
で、晴れた瞬間になんとかパチリ。
お日さまを浴びてキラキラ輝いてる。
雲が少なくなった瞬間に遠景も。妙義山、鹿岳、四ツ又岳などなどを見ることができました。
ホントにカワイイねぇ。 全然見飽きないです(笑)
ちょっと下のピークにもアカヤシオがたくさん咲いてるのが見えました。あのアタリの標高がピークかもしれないです。あそこはどこかなー?
かなり山頂で粘ったけど雲が多くなる一方な感じだったし、カラダが冷えて寒くなってきちゃったし、他の登山者さんが来たので山頂を譲って、下山しながら晴れ間が出るのを期待することにしました。
山頂近くにすごい濃いピンクですごい密集度のアカヤシオがありました。登山道からはちょっと遠かったので、望遠レンズでなんとか撮りました。登山道のところが全部こんな感じに咲いたらすごいだろーなー
冷静に見返しながら分岐に戻ったけど、やっぱり登山道にあんまり咲いてない気がするなぁ。
曇ってるけど、咲いてるカワイイお花を探しては写真を撮りまくり。
咲きかけのお花が密集してる~!全部開ききったらめっちゃキレイだろーなー
こちらは薄いピンクの咲きかけのお花。去年は咲きかけのお花なんて見かけなかったもんなぁ。
一応、咲いてることは咲いてるけど、期待してたアカヤシオロードとは程遠い(泣)
咲いてるお花が少ないかわりに傷んでるお花はほとんどなかったです。
ここも咲いてたらイイ感じの場所なんだけど、蕾だらけ…
青空が出たらすかさずシャッターを押しました。
背景にもーちょっと咲いてて欲しかったけど、キレイです。
分岐の近くはちょっとアカヤシオロードっぽい?
分岐を過ぎてからはこんなところも登って行きます。
大仁田ダムが見えました。アカヤシオを添えて…
そして、楽しみにしてたのはココからの眺めです!ピンク色に染まるお山を眺めたかったけど、あんまりピンク色じゃなかったので、手前に咲いてたアカヤシオを入れてみました。ちなみに、ここでも晴れ待ちすること10分以上…(汗)
お山がよく見えるポイントに移動したけど、やっぱりピンクが少なくて寂しい感じでした。ここでも晴れ待ちしたのでこのアタリに30分くらいはいたかも(苦笑)
最後にカワイイ子を3連チャンで。花びらが6枚の子を見つけました~♪
キレイに咲いてる子を見っけ!
空に向かって凛と咲いてる姿がステキな子!満開ではなかったけど、去年は見れなかった咲きたてフレッシュなお花が見れたし、下山することにしました。晴れ待ちするのも疲れてきたし、オナカも空いてきちゃったしね…
こんなところにロープあったかなー?でも、ちょっと落ち葉でズルズルするからロープがあると安心かも。
なかなか急な下りなので滑らないよーに注意して歩いて、竜王大権現に着きました。相変わらずボロボロ…
この大きな岩を眺めながら登ろうと思ってたのに、背を向けて歩くことに。
そして、イチバン下りたくなかったところはココ。急なうえにめっちゃズルズル滑る!去年、登る時でさえもけっこう滑りました。ここにロープが欲しいな…
その後の急斜面にはちゃんとロープがついてます。ロープ持って後ろ向きに下りたらめっちゃ早かったです。
何気に本日初めてのスミレ…。去年はエイザンスミレを見かけたけど、会えなかったなぁ。
立て続けにもう1本ロープがあるのでスルスルーっと下ります。
若葉の間から烏帽子岳が見えました。去年はセットで登ったけど、三ツ岩岳より標高が高いからきっとまだ咲いてないよね。
登山口近くでキケマンに会えました。
無事の下山を天狗さまに報告してから車でサクッとランチして、この後どーしようか考えました。小沢岳に登るつもりだったけど、あんまりアカヤシオは期待できないから、妙義のサクラは?と思ったけど、調べてみたらソメイヨシノは散り始めてるみたいだったし、遠くはないけど家とは逆方向。じゃあ、美の山は?と思って調べたら、やっぱりソメイヨシノはほぼ終わってるみたいだったけど、他のサクラが見れそうだったので美の山に寄って帰ることにしました。
去年も物語山に登った帰りに同じ道を通って美の山に行ったから、ドライブしながらステキな風景が見れるのはわかってたんだけど、今年もすごかったです!サクラ、ツツジ、レンギョウ、その他イロイロなカラフルなお花がそこかしこに咲いてて、春を満喫できちゃいました。
順調に美の山に着いて、カメラだけ持ってお散歩開始~♪ まずはスミレから。
わー、サクラだ!ソメイヨシノかなぁ?ヤマブキとのコラボがいい感じです♪
えっと、このお花はなんだろー?
アセビもたくさん咲いてました。
何ザクラかは全くわからないけど、可愛いサクラ~♡
サクラの間からの武甲山…。結局、まだ登れてないんだよね。いつ登ろうかなぁ?
鮮やかな黄色のヤマブキ…
えっと、これは花の付き方からモモの花かなぁ? 濃いピンク~♪
終わっちゃってるサクラもあったけど、これからのサクラもありました。ヒトはそこそこいたけど、ソメイヨシノのピークは過ぎてるので混雑はしてなかったです。
真ん中が濃いピンクのサクラ…
モミジイチゴは終盤でした。
薄いピンクのヤエザクラ…
白っぽいサクラ…
八重のシダレザクラだぁ~♪ ちょーど満開でした。純光で撮りたかったけど、コスプレのヒト達がこの木の前でずっと撮影会してて、全然避けてくれませんでした(泣)
モミジ…かな?
なんとか光の当たってるところを探して…
かなり小ぶりなお花です。ピンクの小さい花びらがフリフリしててカワイイー♡
本日の美の山でイチバンお気に入りのお花でした。
かなーり薄いピンクのヤエザクラ…
濃いピンクのヤエザクラ…
濃いピンクのサクラ…
真っ白なヤエザクラ…
これもヤエザクラなのかな?
白いサクラ…。とにかくいろんな種類のサクラが咲いてました。
うわわー、キレイだぁ。
下から覗き込むとこんな感じ。迫力あるなぁ。
ちょっと離れたところから見ると、またちょっと違う雰囲気に。
美の山に寄ってよかった。たくさんの種類のサクラとステキな景色を堪能できちゃいました♪
おうちまでは渋滞もなくスルスルと帰りました。途中で眠くなっちゃったので10分だけ仮眠したけど(笑)
今年こそは三ツ岳のピークのアカヤシオを見たい!って思ってたから、開花情報を見て慌てて出かけて行っちゃったけど、満開にはちょっと早かったです。でも、週末しかお山に行けないし、次の週末のお天気がいいとは限らないし…ってことを考えると、今日が正解だったのかなーって思います。咲きたてフレッシュな濃いピンクのアカヤシオは、薄いフワフワピンクのアカヤシオとまた違うかわいさもあったしねー
来週末は、お天気がよかったら三ツ岳よりちょっと標高の高い笠丸山とか烏帽子岳とかそのあたりかな~。アカヤシオは大好きなお花なので、あと2回くらいはどこかに見に行きたいなって思います!