2016年10月15日 国師ヶ岳~北奥千丈岳(日帰り)
大弛峠P~前国師~国師ヶ岳頂~北奥千丈岳頂~前国師~夢の庭園~大弛峠P
あんまり体調良くなかったから、短時間で楽に登れて、でも標高が高くて紅葉が見れそうで、おまけに登ったことがないお山…ってことで、国師ヶ岳に行ってきました!ホントは宇多田ヒカルのCMで一躍メジャーなお山になった栗沢山に行こうかなって思ってたんだけど、ホントに体調がイマイチで…。そんなんで登るなよって感じなんだけど、3連休にバスとかホテルとかせっかく予約してたのにお天気がビミョーで東北紅葉遠征ができなかったから、どーしても行きたかったんだ。
大弛峠の駐車場は、金峰山の登山口にもなってるので混むことはわかってたので、夜中に着くように家を出ました。初めてのテン泊の時に、富士見小屋から金峰山に縦走してきて、ここから下山したから山道がグネグネ長いのはわかってたけど、ホントに長かったわ…。駐車場に着くと、空いてるスペースはあと3台位って感じでした。車を停めて、寒かったけどトイレに行って、すぐに寝ました。外気温はー1℃。車の中もかなり寒くて、厳冬期用のシュラフ持ってくればよかったなってちょっと後悔しました。
赤く焼ける富士山が見たかったから、暗いうちに起きて準備して出発~。いくら整備されたハイキングコースとはいえ、あまりに真っ暗でちょっとだけ怖かったけど、直前に出発したオジサンがいたから大丈夫かなって歩き始めました。ヘッデンを頼りに大弛小屋の脇を通って、木の階段をひらすら登って行きました。そもそも階段は苦手だけど、それにしてもいつもより息が切れたのでちょくちょく立ち止まりながら登り続けました。
しばらくすると長い階段ゾーンが終わって、大き目の石がゴロゴロしてる道になりました。段々と薄明るくなってきてたから気持ちは焦るけど、なかなか足が前に出なくてキツかったな。前国師に着いたころには、かなり明るくなってきてて、空が赤くなり始めてるのも見えたから、このまま前国師にいようか迷ったけど、地図で見る限りは国師ヶ岳まであと少しっぽかったから歩き続けることにしました。でも、少し歩いて、方向があってるのか不安になって(地図だと前国師のところに北奥千丈岳への分岐があるように見えたから)、一度、前国師に戻ったりしてタイムロス。それでも、何とか日が昇り始める前に国師ヶ岳頂に着くことができました。山頂は、すでに富士山に向けてカメラをセッティング済みのカメラマンさんでいっぱいでした。
本来なら、日の出には間に合ってないはずなんだけど、下の方に雲の層ができてたから間に合ったって感じでした。でも、とゆーことは、富士山は赤く焼けないかも?と思いながら、めっちゃ寒かったので上下ダウンを着てスタンバイ。上下ダウン着ててもカメラ構えてる手は凍えて感覚なくなってたけどね。ちょっと高い岩の上に立って待ってたら、お日さまが雲から顔を出し始めました。
何十回見ても、何百回見ても、どこで見ても、やっぱり朝日はいいなぁ♡朝が来て、新しい1日が始まるって当然のことだけど、すごいことだよね。
富士山と山肌が少しだけピンクになったけど、やっぱり雲のせいなのかイマイチ…。そして、木々は紅葉してないとゆーか、強風ですでに葉っぱが落ちてしまったらしい。
でも、とりあえず、富士山のアップ。
もう1回引きで。あんまり変わらないけど…(汗)
南アルプスも薄っすらピンク色…
やっぱり赤くならない富士山。これが限界でした。この後、カメラマンさん達は『ダメだね…』って言いながら次々と下山して行きました。お日さまが当たるよになって少し暖かくなって、残るは数人になった山頂でしばらくボーっと景色を眺めてました。だって、富士山こそ赤くならなかったけど、キレイな景色には変わらなかったから。
金峰山の五丈岩もピョコンと見えました。
十分に景色を堪能して、北奥千丈岳に向かうことにしました。薄暗かったし、最後は気が焦ってたから“こんな道歩いてたんだ~”って感じでした。ちなみに、明るくなったら紅葉してるかな?って思ったけど、そもそも紅葉する木が少ないし、すでに紅葉は終わってたみたい…
いつの間にかお日さまが高くなり始めてて、木々の間から日差しが差し込んできました。
まずは前国師方面に向かって戻って…
分岐を北奥千丈岳に向かいました。ちょっと岩がゴロゴロしてたけど、歩きにくいところはなかったです。
あっとゆー間に北奥千丈岳に到着~。360℃開けてる広い山頂には誰もいませんでした。
南アルプスと金峰山を眺めながらここでもしばらく座り込みました。眺めが良かったってのもあったけど、体調が悪すぎて、正直歩けませんでした。
狛犬さんが岩の窪みに佇んでました。同じ狛犬さんをどこかで見た記憶があるんだけど、どこだっけ?
全く動きたくはなかったけど、このままずっと座ってるわけにもいかないので、ゆっくりゆっくり下山することにしました。こんな岩ゴロのシャクナゲだらけのところ登ってきてたんだ。シャクナゲの季節に来ても良さそう。
こんな感じの階段をひたすら下ります。体調悪いから下りやすくて助かったけど。
登りは真っ暗過ぎて寄る意味ないなって思って寄らなかったけど、帰りは夢の庭園を通りました。巨岩がゴロゴロしてたけど、どーゆーところが“夢”なのかは全くわかりませんでした。でも、夢の庭園の階段からの眺めはよかったです。
大弛小屋近くまで来ると真っ赤なナナカマドを見つけました。結局、紅葉の写真は1枚も撮れなかった…(泣)
なんとか大弛峠に戻ってこれました。途中で歩けなくなるかと思った…よかった。
寒さとカラダの痛みで何も食べてなかったから、駐車場でサンドイッチ食べてから帰路に着きました。時間も早かったから下道で帰ったんだけど、なかなかキツかったです。無理しないで高速に乗ればよかった…
赤富士は見れなかったし、紅葉も見れなかったし、体調は悪くなるしで散々だったけど、間違いなく景色はキレイだったから行ってよかったって思います。とゆーか、最初に行こうと思ってた栗沢山には間違っても行かなくてよかった…。この感じじゃ自力で下山できなかったかもしれないもん。やっぱり無理は禁物だね。
ってことで、この山行中にカラダを壊したので休養期間に入ります。いつ復帰できるか?そもそも復帰なんてできるのか?今は全くわからなくて、復帰できない可能性が高いけど、復帰できると信じてお休みします。
2016年10月1日 東栗駒山~栗駒山(日帰り)
いわかがみ平P~東栗駒山~栗駒山頂~天狗平~岩頭~天狗平~栗駒山頂~いわかがみ平P
天気予報がまたまたビミョーなせいでお仲間さんとなかなか行き先が決まらず…。青空の下で紅葉が見たいのにいったいどこが晴れるのやらって感じで(汗)。東北方面ならちょっとはマシかも?ってことで、もう1人お仲間さんを誘って去年も行った栗駒山に行ってきました!去年は、岩手の須川コースから登って、栗駒山頂を経由して中央コースでいわかがみ平に下りたけど、今年はいわかがみ平を基点として東栗駒コースから周遊することにしました。去年はほとんど雨だったから、今年こそ…のリベンジでした。
去年はソロでバス車中2泊の日帰りで行ったんだけど、今年はお仲間さんの車でGO!夜に都内を出発して、夜通し運転して、明るくなった頃にいわかがみ平の駐車場に到着。さすがに紅葉の見頃に差し掛かってるだけに、一番上の駐車場はすでに満車。でも、すぐ下の駐車場に停められました。雲がかなり出てて青空は見えてなかったけど、そのうち晴れてくることを信じてちゃちゃっと準備して東栗駒コースからユルユルと出発~♪お、いきなりオレンジ色の葉っぱを発見!!でも、他はあまり紅葉してる気配はなし。大丈夫かな?って思いながら登り始めました。
このコース、大き目の石がゴロゴロしてる上に土のところは湿ってヌルヌルしててめっちゃ滑る…。段差があるところもあったから、確かに歩きにくいかも。3段くらいの小さいハシゴがかかってるところも数ヶ所あったし。
しばらく歩くと周りの木々が低くなって、目の前にお山が見えてきました。
少し高い木の上の方は色づき始めてきて…、雲の間から青空も少しずつ見えてきて…
そのうち目の高さの木々も少しずつ色づき始めてきたけど、なんか色づき方がビミョー。完全に色づく前に葉っぱのフチが茶色くなってる(汗)
でも、だんだん色とりどりになってきて、いい感じになってきました♪
このコースには1ヶ所だけ渡渉がありました。渡渉自体はロープが張ってあって問題なかったけど、渡渉地点に登っていく途中に大きな岩がゴロゴロしてるところがあって、そこを越えるのにお仲間さんは苦労してました。でも、ちゃんとしたところに足を置いて、しっかり体重を乗せられれば何てことないです。
川を越えると奥にお山が見えてきました。アレが栗駒山?
紅葉はイマイチだけど、こんな道は歩いてるだけで気持ちいいっ!どんどん青空も広がってきたし。
お日さまも顔をのぞかせ始めました~
そんなに登ってないから大して高度は上がってないと思うけど、だんだん色づいた葉っぱは増えてきました。お日さまに照らされてキレイ…
おぉー!って思ったけど、すでにくしゃっと枯れてる葉っぱもあったり。やっぱり、今年はハズレ年なのかも。
紅葉した木々の向こうにしっかりと栗駒山が見えるようになりました。写真ばっかり撮っててなかなか進まないから、まだまだ遠いです…
歩いてきた道と栗駒山。空が真っ青でお山が真っ赤だったら理想的だったけど、なかなかそうはいかないな…。そもそも、お山全体が真っ赤になるワケじゃないのかも?!
東栗駒山のちょっと手前にわざとらしく大岩が詰まれた展望所?がありました。もちろん登りましたよ~(笑)。風がちょっと冷たかったけど、眺めはなかなかよかったです。
展望所から下りて、東栗駒山に向かいました。南向きの山肌が色づき始めてました。これからどんどんキレイになりそ。
こんな石がゴロゴロしたところを登って行くと…
こんな景色が見えるようになりました。展望所からも似たような景色は見えてたけど、やっぱり高ければ高いほど見渡せる範囲が広がっていいねー
東栗駒山頂に到着~。登山道の途中にケルン的なものと標識があるだけで、特にそこだけ高くなってたりしないから、山頂って感じは全然しなかったです。でも、見晴らしはサイコー♪
振り返って見るとこの景色。雲はまだまだ多くて、なかなか海の方までは見渡せませんでした。
東栗駒山からしばらく歩いて振り返って見ると、お日さまが色づいた葉っぱにあたってすごくキレイでした。
栗駒山を眺めながらユルユルと歩いて行きました。なかなか近くならないな…(汗)
しばらく歩いてまた振り返って見ると、紅葉の海が広がってました。この向きの方がお日さまのあたり方がよかったみたいです。
ちょっとした登りはあるものの、基本的にゆる~い道です。岩々のハードなお山も好きだけど、こーゆー癒しのお山も好き♡こーゆー道をずっと歩く、ロングトレイルとかやってみたいなぁ…
おっ!真っ赤なナナカマドを発見~
少しは近づいて来たかなー?
このアタリは紅葉する草じゃなかったんだけど、お日さまがあたってめちゃくちゃキラキラしてました☆
なんか、ポップコーンみたいな植物を発見!!(笑)
こっちはワレモコウっぽい感じ。
山頂直下は苦手な階段でした(汗)。途中で中央コースと合流して一気にヒトが増えました。普段着のヒトとかお年寄りとか高尾山みたいな感じでした。でも、この階段エリアがなかなか長かった…
ゼーゼー言いながらやっとのことで栗駒山頂に到着~。登ってる時は暑くてベースとTシャツだけだったけど、山頂は少し風もあったし、気温も低めでちょっと寒かったのでソフトシェルを着ました。
雲がかなり少なくなったので、山頂からは遠くのお山まで見えました。あのお山なんだったっけ??あそこも紅葉がキレイって言ってた気がしたけど…(汗)。左の奥の方は月山だったかな?
去年は雨で行けなかったけど、今日はお天気がもちそうだったので岩頭まで行ってみることにしました。
さすがに山頂付近はけっこう色づいてたけど、やっぱり枯れてる葉っぱが多い気がしました。今年はハズレ年かぁ…。板が敷いてある部分もあるんだけど、ヒトが多くてすれ違いが大変でした。須川の方が紅葉進んでるって情報だったから、須川から登ったヒトもけっこういたのカモ。
天狗平に下りていく階段。去年は、雨で霧も出てたから始めて見る景色でした。もっと紅葉が進むとここからの眺めはかなりいいかもです。帰りにココを登り返すのちょっとイヤだな…って思いながら下りました。
少し下って振り返ったところ。キレイはキレイなんだけどね。思い描いてた景色とはちょっと違う…(汗)
天狗岩さん、おひさしぶりでーす(笑)
うーん。可もなく不可もなく。目で見た時は、もーちょっとキレイだったけどね。
もっともっと素敵な景色が見えるんじゃないかって期待して岩頭に向かいました。
何かの実?先っぽがツンツンしてる(笑)
青いお空に赤く染まった葉っぱがよく映えます♪でも、やっぱりあんまりキレイに紅葉してない…葉っぱに点々が…(汗)
ナナカマド。雲の模様がキレイ。適度に雲がある分にはいいアクセントになるんだよねー
振り返って栗駒山。期待してた紅葉具合じゃなかったけど、いい眺め♡
キレイな色した昭和湖が見えました。去年あそこに行った時はどんよりしててイマイチだった。こんな晴れの日にあそこに行きたかったなぁ。
下調べ不足でどこが岩頭かイマイチよくわからなかったけど、なんとなくヒトがたくさんいるこのアタリかな?って感じで。もっと色付いた紅葉の海を想像してたんだけど、うーん、ちょっと早かったかなぁ…。でも、色んな色があってまさしく錦秋って感じだったけどね。栗駒山の山頂はすごーく混んでたし、あんまり紅葉を眺めながら休憩ってワケにはいかなかったけど、ここは混んでないし、崖っぽくなってて下がよく見えるから休憩するにはオススメです。
お花?実?なんだろう?
天狗平から下ってきたところを登り返して、激混みの山頂をスルーしていわかがみ平に戻りました。さっき登ってきた階段を途中まで下って、分岐を右方向へ。
少しくだったところから。手前の紅葉はキレイだけど、お山自体は…
山肌が写るよーに撮ってみた。
これから下って行く中央コース。下に行くに連れてキレイってことはやっぱりちょっと早かったのかもしれません。
まっかっかー。でも、やっぱり葉っぱが痛んでる気がする。
お山が見える最後のポイントから。やっぱり、やっぱり早かったのかもしれない(汗)
中央コースはスニーカーに普段着で登って来るヒトもたくさんいました。高尾山みたいなもんだねー。でも、高尾山と同じくらい手軽に登れるけど、高尾山の何倍も壮大な景色が見れます。
はーっっ、キレイだなぁ♡
オオカメノキのアカとムラサキの実。
いわかがみ平に戻ると駐車場は相変わらずいっぱいでした。再びお仲間さんに運転してもらって無事に帰ってきました。長距離運転お疲れさまでした!
2回目の栗駒山は何とか晴れてくれたものの、紅葉がイマイチでした。うーん、なかなかタイミングが難しいなぁ。また来年、挑戦してみよーかな?山頂から見えた焼石岳の紅葉もすごくいいらしいからセットで行けたらいーなーと思います。
2016年9月23~25日 立山/別山~真砂岳~富士ノ折立~大汝山~雄山(2泊3日・テント泊)
1日目:室堂BT~雷鳥沢テン場(泊)
2日目:雷鳥沢テン場~新室堂乗越~剱御前小屋~別山(南峰)~真砂岳~富士ノ折立~大汝山~雄山~一の越山荘~雷鳥沢テン場(泊)
連休に有休を1日プラスして、ガッツリお山に入ろうって思ってて、北アルプスに行こうか南アルプスに行こうかワクワク考えてたのに、天気予報は芳しくなく…。前日までは、予報で少しまともそうだった北岳に行こうと思ってたんだけど、当日の朝に天気予報見たら悪化しそうな感じになってて。3,000mのテン場で悪天候はヤバイなって思って、結局、お仲間さんと立山に行ってきました!
朝から天気予報とにらめっこしてて、迷って迷って立山に行くって決めて、10:00くらいにお仲間さんと合流して出発~。平日だったから高速も空いてたし、扇沢の駐車場も空いててなかなか順調。さすがにバスやトロリーはツアーとかの観光客で混むかな?って思ったけど、やっぱり平日だし、時間が遅めだったから全くそんなことはなく、順調に室堂BTに着きました。途中の黒部平はちょっと紅葉してたけど、ガスっててお山がどんな状態かは全くわからず…。でも、これなら室堂はもうちょっと紅葉してるかな?って期待できました。
BTから外に出ると雨と霧…。高速を走ってるときも雨が降ったり止んだりだったから、仕方ないかなって感じだったけど。でも、明日には止む予報だったから、それを信じて雷鳥沢のテン場に向かって歩きました。ガスガスで周りの景色は全く見えなかったんだけど、足元を見ると紅葉した葉っぱが…♡
硫黄の臭いが漂う中、いつテン場に着くんだろ?って思いながら歩いてたら、テントがポツポツ見えてきました。前穂のテン場で浸水しちゃったので、テントを張る場所は凹んでなくて水はけのよさそうなところってかなり慎重に選びました。テーブルの近くがいいかな?って思ったけど、せっかく空いてたので明日の晴れを期待してお山の目の前に張ることにしました。ちなみにテン場はガラガラでした。あの天気予報じゃね…。テント張ってる間に雨がひどくなったので、さっさとテントに入って夜ゴハンにしました。やることはなかったけど、ケータイの電波がフツーに入ったから暇つぶしできました。
次の日、起きてみると、雲が少し出てたものの晴れてました。でも、いつまた崩れてくるかわからないから、さっさと朝ゴハン食べて、準備して、いざ出発!
急に立山に来ることにしちゃったけど立山だから何とかなるかな?ってほとんど下調べしてなかったから、取り付きがいきなりわかんなかったりしたけど、ヘッデン点けてユルユルと歩き始めました。
まだ薄暗かったから色はイマイチだけど、葉っぱ紅葉しててテンションUP~♪
少し登って振り返るとこの景色。いい眺め~
だんだん空の色が変わってきて、薄いブルーの空に浮かぶ雲がピンクに照らされて斑模様に。うわー、キレイ~♡お天気がビミョーだからこそ見え光景だよね。
足元には雨に濡れたチングルマ。情けない感じになっちゃってるけど、葉っぱは真っ赤。
ナナカマドの葉っぱも色付きはじめてました。
一面の紅葉ってわけにはいかなかったけど、十分にキレイな景色でした。あと、お日さまが少しでも照らしてくれればいーなーって祈りながら登って行きました。
奥大日岳分岐までくると大日岳が見えてきました。あっちもなかなか良さそう。今回は無理だけど、次に来るときには行ってみたいな。
青空バックじゃないのが残念だけど、キレイな紅葉~。少しでも晴れただけラッキー☆だから贅沢は言えないな。
剣御前小屋に向かって登って行きました。見晴らしのいい気持ちのいい道でした。
これから縦走するお山たちとテン場がよく見えました。この時は、イチバン右にある浄土山まで行くつもりでした。
お日さまが遂に姿を現しました。キラーン☆
お日さまが出ると世界が変わる。全ての色が変わって、キラキラ輝いて、生き生きとして見える。前日の雨で植物たちが艶っぽかったな。
水滴が滴るシラタマノキ。相変わらずコロコロしててカワイイな~
開けてる谷側を見ると絶景がーーー!!適度に陰影がついてめっちゃいい感じ。なんか絵みたいだったなぁ…。奥に見えるのは爺ヶ岳?鹿島槍ヶ岳?
これから歩く稜線たち。この絶景を眺めながらずーっと歩いて行けるって考えただけでワクワクしました。
振り返ってみると奥大日岳の方がめっちゃ晴れてました。やっぱり、あっちもかなり気持ち良さそうな稜線歩きができそーです。
周りにヒトはいなかったのになんかガサガサ音がする…と思ったら雷鳥さんでした。相変わらず逃げません。
剱御前小屋の前で休憩したんだけど、けっこう寒かった~。フリースを持って登って正解でした。持ってなかったら寒過ぎてこれ以上進めなかったかも。去年のこの時期に裏銀座方面に行った時は、日中は半袖でも暑くて暑くて汗ダラダラかいてたのにね…
剱御前小屋の前からは剱岳が見えました。これから剱岳に向かうヒト、戻ってくるヒトそれぞれいたけど、どちらにせよ羨ましい。お天気はよかったし、ちょっと寒いくらいで暑くなかったし、悪天予報のおかげで空いてたし。剱岳に登るにはなかなかいいコンディションだったと思うなー。来年は絶対に登るんだ!!
まだまだ先は長いので別山に向かいました。
少しずつ向かうお山が近づいてきて、稜線沿いに道がしっかり見えました。
別山に向かう尾根の途中でさらに剱岳がよく見えました。やっぱり剱岳はカッコイイなーーー♪もちろん別山からも剱岳は見えたけど、このアタリから見る剱岳がイチバンよかった気がします。
別山の頂が見えてきました。
別山の南峰でも剱岳を眺めながらちょっと休憩…。北峰に行ってるヒト達もいたけど、体力温存のためやめておきました。
せっかく登ったけど、少し下って真砂岳へ。真砂岳の方に雲がかかってきてました。とりあえず、剱岳だけでもちゃんと見れてよかった~
こんな感じの道でこのアタリは歩きやすかったです。でも、写真ばっかり撮ってるからなかなか進みませんでした。
谷側はこんな感じに。見るところが変わると見え方もずいぶん変わります。でも、相変わらずのいい眺め~
なんかプツプツしてる…と思ったら葉っぱでした。何の葉っぱだろ??
真砂岳は巻けるよーになってたけど、もちろん登りました!本日、2つ目のピーク。あんまりピーク感のない平らな感じのピークでした。でも、ここからは後立山連峰がよく見えました。いつもと違う方向から見てたから、全く山座同定できず(汗)
お天気がだんだん崩れてきたので、休憩せずに富士ノ折立に向かいました。
途中、なんか雪の上にヒトがたくさんいる…しかもイロイロ道具持ってる…何???って思ったら、調査のヒト達でした。内蔵助カールは氷河認定されてるらしいです。
さてこれから岩場って時にガスが押し寄せてきました。このガスが去ってくれることを祈りながら、どんどん登って行きました。
すると薄雲の向こうにお日さまが見えました。お天気がよくないのは覚悟の上だったけど、なんとかテン場に戻るまで持ってくれるといーなって感じでした。
谷側は少し雲が増えたものの、高度が上がったからさらに絶景に!!紅葉がピークだったら、もっとすごい眺めだったんだろーなー
こんなガレガレのところを登って行きました。ちょっと急だけど、歩きにくくはなかったです。
ヒトがたくさんいるところに着いて、富士ノ折立はどこ??と思ったら後ろにピークはありました。分岐まで登ってちょっと戻る感じで、直登はできなさそうでした。
岩々のところを登って富士ノ折立に着きました。本日、3つ目のピーク。
山頂は狭くて標識の写真撮るのも順番待ちで大変だったんだけど、眺めがよかったから端っこの方に移動して後立山連峰を撮影。たぶん、白馬岳~唐松岳~五竜岳かな?
雲がかかってるところをよーく見てみると、あれは、もしや…
槍ヶ岳でした~♪どこにいても槍ヶ岳が見えると嬉しいのは何故なんだろ?(笑)。富士山も同じなんだけど。
分岐まで戻って、大汝山に向かいました。だんだん雲が厚くなって、もう晴れ間は見えないかなって感じでした。そして、いつの間にかヒトも増えてきました。
大汝山で本日4つ目のピーク。ここもヒトが多かったな…。別山にいた時は数人だったのに。
長居はせずに本命の雄山に向かいました。右側のピョコンと出っ張ってるところが山頂です。
雄山に近づくにつれて渋滞気味になりました。鳥居のそばにザックをデポして500円払って雄山神社に御祓いに行きました。月山ではケチって入らなかったけどね(笑)
標高3000m以上のところで御祓いしてもらえるなんてご利益ありそーだし(とゆーか、ピーク踏みたかったし)。御祓いそっちのけで写真を撮ってたのはナイショです(笑)
雄山の売店?の前は所狭しとたくさんのヒトが休憩してました。けっこう標高は高いし、お日さまも全く出なくなっちゃったから、かなり寒かったんだけどね。とゆーことで、さっさと下ることにしました。一の越山荘まではけっこうな急坂な上にお年寄りも子供もフツーの格好のヒトもいたのでかなり渋滞してました。落石も多かったので注意した方がいーかも。
一の越山荘前で休憩しながら、このままテン場に戻るか浄土山に行くかで迷ったけど、お天気がイマイチだったので(ホントはけっこう疲れてたから)テン場に戻ってのんびりすることにしました。
おっ!チングルマだー♪ちょっとだけフワフワ。
しばらく植物がない岩っぽいところを歩いてきたけど、ここからは紅葉を楽しみながらのんびり歩けました。
雷鳥沢のテン場に戻る道はなだらかで歩きやすかったです。何気に距離はけっこうあったけどね…
ナナカマド…。これからどんどん赤くなりそうでした。
これなんだっけ?フワフワしたカワイイやつ。
アカにオレンジにキレイだったけど、青空だったらもっとよかったのに…
ホントに気持ちのいい道だったな~。今度はお天気がいい時にお山を眺めながら歩きたいです。
ちょっと急な階段を下りて川を渡るとテン場なんだけど、朝に渡った橋まで行くとグルっと周ることになるから途中で川を渡ろうと思ったけど、渡渉できるところがなく断念…。無駄に体力と時間を使っただけでした。
テン場に戻るとさすがにテントの数は増えてました。それでも、連休にしては空いてたんだと思います。そもそも広いテン場だから、いっぱいになることはあんまりないのかな?
お仲間さんはお昼寝しちゃったので、1人でボーっと自分が歩いたお山を眺めてました。最初は曇ってたんだけど、しばらく見てるうちにすこーしずつ日が差してきて…
そして、とってもキレイな景色を見せてくれました~。ホンノ一瞬でまたすぐに雲が流れて来てどんよりした世界に戻っちゃったけど、一瞬でも素敵な景色が見れたので来てよかったって思いました。
夜ゴハンは外で食べたかったけど、めっちゃくちゃ寒かったからまたしてもテントの中で食べました。どーせ曇っちゃって星も見えなかったんだけどね。
朝起きるとまたしてもガスガスの世界…。テント撤収して、室堂に向かいました。来る時に懸念してたテン場からの階段がやっぱりめちゃくちゃキツかったーーー(涙)。すごくいいテン場だけど、この階段をまた登るのかと思うとちょっと…
階段を登りきって雷鳥沢山荘の前まで来たら、硫黄の臭いがすごくって。来る時も臭ってはいたけど、息ができないくらいとゆーか、息したらヤバイんじゃないかってくらいすごい臭いで苦しかった(汗)
なんか木が真っ白になってて、“まさか霧氷?!”って思ったけど、さすがに違いました。この時期にしてはかなり寒かったのは確かだけど、霧氷がつくほどじゃなかったし。でも、何故こんなに真っ白なのかは謎です…
来た時にはガスガスでほとんど見えなかった血の池。お天気のせいかあまりフツーの水溜りにしか見えなかったな。
立山はガスガスだったけど、奥大日岳の方は前日と同じように青空が広がってました。
急いでなかったからみくりが池の周りをグルっと歩いて室堂BTに行くことにしました。
曇ってたから全ての色がイマイチだったんだけど、途中、たくさんの雷鳥さんに会いました~♪7羽だったか、8羽だったかとにかくたくさんいました。
そして、室堂BTに到着。寒くて曇ってるのにどんどん観光のヒトもハイキングのヒトも到着してました。まあ、この後、晴れそうな予感はしてたんだけど…
黒部湖に向かって下りていきます。来るときはガスガスで何も見えなかったけど、目の前のお山たちがよく見えました。針ノ木岳から続くあの山々も歩きたいなぁ…
雲がなくなってお日さまが出てきたのでロープウェーの陰がしっかり映ってました。
黒部平に着くころには完全に晴れてました。お山もきっと晴れてそうな感じでした。うーん、惜しかったなぁ。でも、帰りの渋滞を考えるとのんびりしてられなかったんだよね。
ここはもーちょっとしたらめっちゃキレイな色になるんだろーなー
トロッコに乗って黒部ダムへ。行きは急いでたし、お天気も悪かったからスル―したけど、急いでなかったのでのんびり眺めながら歩きました。そしたら、まさかのダムでのブロッケン現象(笑)
黒部ダム。水の勢いがすごかったー
扇沢に着いたら昨日までの寒さがウソみたいに暑かったです。渋滞もなく、スル―っと帰って来れました。
立山に行く時は剱岳とセットで行きたいって思って、行かずに残してたんだけど、立山のみでのんびり楽しめてよかったかもしれないです。剱岳に行く時の下見にもなったしね。紅葉にはちょっと早かったし、お天気もすごくよかったわけじゃないけど、ずっと雨とかにはならなかったし、一瞬の絶景も見れたので思い切って行ってよかったって思います。
剱岳をずーっと見てたら剱岳に登りたいっていう気持ちが増々強くなりました。今年はタイミングを逃しちゃったけど、来年こそは剱岳に登りたいと思います!
2016年9月17日 東天狗岳〜にゅう(日帰り)
麦草峠P〜丸山〜高見石〜中山展望台〜中山〜中山峠〜東天狗岳頂〜天狗の奥庭〜黒百合ヒュッテ〜中山峠〜にゅう頂〜白駒池〜麦草峠P
最近、ずっとお天気が良くなくて、せっかくの3連休も雨予報…久々にテント泊に行こーと思ってたのに(泣)。何とか土曜日は曇りで済みそうな感じだったから、お仲間さんと北八ヶ岳のにゅうに行ってきました!多少、雨が降っても苔とか楽しめていーかなーと思ってのチョイスでした。
早朝出発で麦草峠の無料駐車場へ向かいました。少し寝てから出発したはずなのに、運転し始めても何故かずっと眠くて…。ガマンできずに小淵沢ICで下りちゃったけど、諏訪南ICで下りるのと時間的には変わらなかったです。麦草峠までのグネグネ道は鹿がいっぱい飛び出してきて、かなり怖かったー(汗)。ぶつかったら車壊れるから要注意です。ちなみに、麦草峠の駐車場には想像以上にたくさん車が停まってました。空いてるスペースになんとか滑り込み…
麦草ヒュッテ前を通って樹林帯に入って行きました。いきなりちょっと急で眠たいカラダがキツかったけど、すぐにゆるーい傾斜の苔の森になりました。白駒池周辺は『日本の貴重な苔の森』に認定されて10ヶ所の苔の森に分かれてるみたいで、ところどころに看板が立ってました。
前から苔がキレイな時期にこのアタリを歩きたいなーと思ってたんだけど、なかなかタイミングがなくて…。時期的にはちょっと遅かったけど、ジブリの世界みたいな苔の森にめちゃ癒されました。おまけに連休だってゆーのに、ヒトが少なくてすごーく静かでした。
お花は咲いてなかったけど、かわいいキノコが…
このアタリはほとんど傾斜もなく、お散歩って感じでした。
木の根っこにも苔がびっしり…
当然、岩にも…。薄暗くてよく見えないけど、日が差したらキラキラ綺麗な緑色に見えるはず。
さすがにずっと平坦な道が続くわけもなく、遂に登りがやってきました。相変わらず眠くって、重いカラダを引きずりながらユルユル登って行きました(苦笑)
相変わらずキノコがいっぱい…
木の幹からニョキニョキ…
貝殻みたいなキノコ。キノコの名前は相変わらず全くわかりません(汗)
ずっと平坦なところを歩いてたから、この登りが何気に長く感じたけど、ちょっと日が差してきて嬉しくなりました。
登りきると丸山…ではなくて、せっかく登ったところを少し下って、さらに緩く登り返すと丸山に着きました。展望は全くないのでスル―。
丸山から少し下って行くと高見石小屋に出ました。高見石小屋もホントに連休なの?ってくらいに静まりかえってました。時期的なモノなのか、お天気のせいなのかはわからないけど。テラスにザックをデポして高見石に登りました。
大きなゴロゴロ岩をどんどん登って行くと…
大展望が〜!最後に行く予定の白駒池が見えました。
あっちは浅間山かな~?ちょっと青空が見えてました。曇り予報だったけど、高曇りだから意外と遠くまで見えました。
高見石小屋からは再び苔の森の中へ。ちょっと大きめの石がゴロゴロしてきました。
相変わらずキノコのオンパレード…
ツルっとしてて作りモノみたいだったな。
これもキノコなのかなぁ?プツプツしてた。
のモフモフのコケが生えた木。
ゴゼンタチバナの実。葉っぱも少し赤くなってきてました。
上を見上げると、ナナカマドの葉っぱも少しだけ赤くなってきてました。
ユルユル登って中山展望台へ。展望台ってゆーけど、岩がゴロゴロした広場みたいになってました。前に、天狗岳行った帰りにここを通ったはずなんだけど、全然記憶になかったな…(汗)。それにしても、ここからの眺めは絶景でした。すぐそこの蓼科山はもちろん、北アルプスも見えました。もちろん、振り向くとこれから向かう天狗岳も見えました。
ここでのんびりしてもいーかな、なんて思ったりもしたけど、午後からは雨降るかもだったので中山峠に向かいました。とりあえず、展望台からすぐの中山山頂を通過…。山頂は全く展望はなかったけど、ちょっと先はなかなかいい眺めでした。
中山から一旦下って中山峠に向かいました。チラチラ硫黄岳とか見えてきたなーと思ってたら、足元にイワカガミを発見!!こんな時期にまだ咲いてるなんて奇跡的☆
この時期定番のコロコロしたシラタマとか…
えっと、これはね…何の実だっけ?コケモモ??
中山峠に着いた時点でお天気が怪しかったらにゅうに向かおうと思ってたけど、たまに日が差したりしてお天気がもちそうだったから東天狗岳に行くことにしました。去年と今年と雪の時期に天狗岳には登ってるけど、2回とも黒百合ヒュッテから天狗の奥庭を通って登って中山峠に下る反時計回りルートだったんだけど、中山峠から登る時計回りルートは初めて。しばらくユルユル歩いた後に岩がゴロゴロの登りが始まりました…
ひとしきり登って天狗岳を眺めながら小休止。まだまだ遠いなぁ…
直登になるからキツそーだなって思ってたんだけど、予想は的中。岩はデカくなってくるし、傾斜は急になってくるし、相変わらず眠気が全くとれなかったから、もう眠くて眠くて…キツかったなぁ。
終わりかけのヤマハハコ…
イタドリ…かな?
ハイマツの間を登って行きました。ここなんて雪が積もってる時の下りはめちゃくちゃ楽チンで早いのに夏道はキツイ…(泣)。急に見えないけど、けっこう急です。
なんとか奥庭からのルートとの合流地点まで登りました。イワツメクサ…
東天狗岳への最後のキツイ登り…。短いんだけどね。雪山の時もビミョーに詰まるポイント。
あとは山頂目指してユルユル歩いて行きました。
やっとのことで東天狗岳頂に着きました。さすがにこんなお天気でもヒトがいっぱいでした。
北アルプス方面は完全にクモがかかって見えなくなってたけど、赤岳や阿弥陀岳はなんとか眺めることができました。
風が強くてちょっと寒かったけど、西天狗岳を眺めながらしばし休憩〜。何気に疲れちゃった…(苦笑)
オナカが空いてきたので、風の避けられそうな黒百合ヒュッテ前でランチしよーと下山開始〜。まずは、天狗の奥庭に向かう下り。こっちは、夏道も九十九折なんだね…。ザレてるけど大きな岩は少ないし、こっちから登った方が楽かも。
下から見るとこんな感じ。岩がゴロゴロしてるけど、九十九折に登って行けるので歩きにくくはないです。
あっとゆー間に下って天狗の奥庭。雪の時でも岩が出てて歩きにくかったけど、雪がないとさらにゴロゴロで歩きにくかったゎ…
黒百合ヒュッテのテン場はめちゃくちゃ空いてて5張くらいしかなかったです。連休なのに…。こんなことならテントで来てもよかったかなぁって思ったけど、だんだん怪しい雲が湧いてきて、風が強くなってきたので、ランチを早々に切り上げてにゅうに向かいました。
このアタリも夏には苔がキレイそう…
中山峠まで戻って、その先の分岐をにゅう方面に向かいました。急な登りや下りがあるわけでもなく、ユルユルと歩いて行けるところがほとんどだったけど、にゅうに近づくと岩がゴロゴロしてきました。
にゅうは、柔らかそうな名前とはウラハラに大きな岩がゴロゴロした岩山でした。この頃には、アタリはガスにすっかり覆われちゃって周りの山々を見ることは出来なかったけど、岩のてっぺんに立ったのは気持ちよかった〜♡高所恐怖症だから、ちょっとだけゾワゾワしたけどね(笑)
にゅうからは、こんな感じの岩ゴロと木の根っこだらけのところをひたすら下りました。下りは楽勝〜♪って思ってたけど、岩も木の根も湿ってたから、なかなか気を使いました。
そのうち根っこだらけになって…歩きにくかったぁ(汗)
でも、めっちゃ岩も苔々してて絨毯みたいでいい感じ♪
ホントにキレイだったから、夏の苔がキレイな時にまた来てみたいな~♪
えっと、白駒湿原…特に何もなし(苦笑)
白駒池に近づくと木道になりました。
そして、観光客がいっぱいの白駒池へ。晴れてたり、紅葉してたりしたらキレイなのかもしれないけど、暗い池には特に感動もなく立ち止まることもなくスルー。相変わらず眠かったし…(苦笑)
白駒山荘の前を通過して、白駒の奥庭を通って麦草峠の駐車場へ。白駒山荘からが何気に長かった…
駐車場に着くとちょーどガスガスになってきて、ポツポツ雨も落ちてきてたのでいいタイミングで下山できた感じでした。帰りはヤツレンに寄ってロイヤルミルクティーソフト食べよーと思ってたけど、清里までけっこう時間がかかって間に合わず…。仕方なく、大人しく帰りました。いつも通り下道で。
今回は東天狗岳まで行ったから少し長めのルートになったけど、中山峠からにゅうを周回すれば特にキツイところもなく、高見石・中山展望台・にゅうと長めのいいポイントもあって、なかなかよいトレッキングになると思います。
次は雪の時期か、苔の最盛期に来てみたいなぁ〜
2016年9月10日 蓼科山(日帰り)
女神茶屋前P〜龍源橋〜天祥寺原〜蓼科山荘〜蓼科山頂ヒュッテ〜蓼科山頂〜女神茶屋前P
今週こそはテント泊に行きたい!と思ってたのにまたもやお天気が…(泣)。前穂高岳以来、なんとなく雨予報の時に突っ込む気になれなくて(あの時は、曇り予報だったから突っ込んだんだけど)。土曜日のお天気はボチボチよさそーだったので、お仲間さんと蓼科山に行って来ました!蓼科山はアイゼン買って2回目に歩いたお山、あの時は白樺高原から登ったので、今回は女神茶屋側から登りました。
朝出発して、中央道で女神茶屋前駐車場へ。こんな中途半端な時期に蓼科山に登るヒトなんてそんなにいないだろーって思ってたけど、駐車場は満車。空いてるスペースに何とか滑り込んだ感じでした。駐車場から舗装路を少し歩いて龍源橋の登山口に向かいました。途中、八ヶ岳の山々がキレイに見えるポイントがありました。
南アルプスのお山たちも見えてました。い~お天気♪
龍源橋の登山口からユルユルと登り始めました。
お花は全く期待してなかったけど、カタチのいいキノコを見つけました。タマゴタケかな??色合いも作りモノみたいにキレイ。
最初はちょっと登りだったのに、すぐに平坦な道になったので、苔の森の中をおしゃべりしながらユルユル歩いて行きました。
時期的に枯れかかってる苔もけっこうあったけど、まだまだ青々としてる元気な苔も♪
このアタリは7月頃だと苔がすごいんだろーなー。かなり残念な感じ。
これはテングタケ?毒があるらしいけど、カタチはカワイイです。
こんな感じの木漏れ日が気持ちいい道をずーっと歩いて行きました。
これも苔かな?ニョロニョロ。
ボーボーに生えた笹を掻き分けながら歩くところもありました。
かわいいキノコ。キノコばっかり(笑)
笹原の中をしばらく歩いて行くと…
開けたところに出ました。たぶん、天祥寺原ってところかな?そこからしばらくすると山頂に向かう分岐に着きました。
道が平坦だったからここまでかなり時間かかったけど、実は登りはここからが本番…。っていっても、そんなに距離はないんだけどね。
最初は岩がゴロゴロ…
そのうち、岩と根っこがミックスに…
しばらくすると沢筋に出て、ガレた斜面をどんどん登って行きました。そんなに大きな岩じゃなかったから歩きにくくはなかったです。でも、ずっと樹林帯で涼しかったのに急に日光直撃になって暑かったな~(汗)
沢筋を歩いたのは少しの間で、またすぐに樹林帯に入りました。石ゴロが歩きにくいのでたまに木の間を歩いてみたりしてひたすら登り続けました。
小さい秋みーつけた!(笑)
ゴゼンタチバナの実…まだまだ赤みが足りないな。
ほぼ直登なので、振り返ると登ってきたところがずーっと見えました。けっこう登ってきた感じがしたのに…
それでも、延々に続く登り…なかなか終わらない…(汗)
だんだんヒトの声が聞こえてきたな~と思ったら蓼科山荘前に出ました。登山道では数えるほどのヒトにしか会わなかったけど、山荘前にはたくさんのヒトが休憩してました。自分達も山頂に向かう前にしばし休憩…のつもりが、おしゃべりしながらかなりのんびりしちゃいました(笑)
山頂へは大きな岩ゴロを登って行きました。さすがにここからは渋滞気味…
ゴロゴロの岩場が続きました。何のためにあるかよくわからない鎖があったり。ちょっとしたアスレチックで楽しかったけど、慣れてないヒトが多かったり、登りと下りのすれ違いがあったりでなかなか時間はかかりました。急いでなかったから全く問題なかったけど。
すれ違い待ちで振り返ると、いつの間にか北横岳を見下ろせる高さまで来てました。
ヒュッテまでの最後の登り…
イタドリ…これからだんだんピンク色に染まっていくのかなぁ?
ブルーベリー…じゃないね(苦笑)
紅葉しかかった葉っぱと薄雲の向こうのお日さま。なんだかいい感じ。
最近、アチコチで見かけるシラタマ…
ヤマハハコ…
全然疲れてなかったけど時間はたくさんあったから、焦らずにヒュッテ前でまたしても休憩してから山頂に向かいました。
こんないいお天気だったら八ヶ岳に行ってもよかったかな~なんて思ってたんだけど…
そして、山頂に到着〜♪山頂標識は、だだっ広い山頂の真ん中あたりにあった記憶だったけど、けっこう手前にありました。一応、神社にも寄って神様にご挨拶。
ホントにだだっ広い…
方位盤の近くで北アルプスでも眺めながらランチしよーと思ってたけど、かなり雲が湧いてきちゃって槍ヶ岳は見えたりみえなかったり…。日が出たり隠れたりで、暑くなったり寒くなったりだったし、あんまり景色も見えなかったけど、結局、2時間くらいおしゃべりしながらのんびりしちゃいました(笑)
なんとかお槍さまのお姿をキャッチー!
青空と方位盤…ちょっと絵になる?!
のんびりし過ぎて周りにヒトがいなくなってきたので下山することにしました。刻一刻と変化する雲がキレイで振り返っちゃいました。
女神茶屋の登山口に向かって下っていきました。ウワサには聞いてたけど、最初はホントに大きな岩がゴロゴロ。しかもけっこうな急斜面。デカザックだとこーゆーところは大変だけど、ザックめちゃ軽かったから楽しかった♪
少し下って見上げたところ。鎖が付いてるところもあったけど、使う必要ないかな?お山に登ったことがないヒト用の補助って感じでした。子どもとかスニーカーのヒトとか普段着のお年寄りとかいっぱいいたからね。
しばらくすると樹林帯に入りました。上ほどではないけど、相変わらず岩ゴロは続きました。振り返るとけっこうな傾斜。
そして、縞枯地帯に突入~。青空に白い木がニョキニョキ。
テラテラのキノコ三兄弟(笑)
ガンガン下ってるつもりだったけど、全然終わりは見えず…。このアタリの木々もちょっとだけ黄色くなってました。
木に寄りそうキノコ…。予想通りキノコばっかり。秋だなぁ。
途中、少しだけ平坦になって開けたところに出たんだけど…
まだまだまだまだ下りました。
単調過ぎて“もー飽きてきたー”って頃に岩ゴロが終わって笹原に出ました。
笹原になってからも九十九折にかなり下りました。
いつの間にか平坦な笹原になって、しばらくすると駐車場のすぐとなりの舗装路に出ました。かなり下りが長かった気がしたけど、時間的にはあっとゆー間でした。
山頂から景色が見れなかったのは残念だったけど、なかなかいいお天気で終始気持ちよく歩けました〜。高尾山や御岳山に比べたらちょっとハードかもしれないけど、あまりお山に登ったことがないヒトでも楽しんで登れるお山だと思います。そうそう、今回、腰の動きを意識して、足の曲げ伸ばしを極力押さえて登ってみたら、疲れにくかったかも?また、他のお山でも試してみたいと思います。
今度は厳冬期のたっぷり雪が積もった時にまた登りたいなぁ…♡
2016年9月4日 飯縄山(日帰り?)
中社ゲレンデP〜西登山道入口〜萱ノ宮〜南登山道分岐〜飯縄神社〜飯縄山頂〜瑪瑙山頂〜中社ゲレンデP
前日に高妻山に登ってから中社ゲレンデ駐車場で車中泊して、そのままソロで飯縄山にも登って来ました!お天気がどーなるかわからなかったから、朝起きて雨が降ってたら登らずに帰ろうって思ってたんだけど…
前日の予報だと午後からは雨になってたから、早朝から歩き出そうと思って4時に起きたけど、まだ外は真っ暗。相変わらず他に車もなかったから、さすがに1人で歩くのはちょっとコワイなって二度寝(苦笑)。5時過ぎに車が2〜3台入ってきて目が覚めたら、すでに明るくなってたから急いで準備し始めました。空は雲が多いからキレイに朝焼けてたけど雨が降ってきちゃってしばし待機…雨が止んだタイミングで歩き出しました。
神告げ温泉の前を通過して、ちびっこ忍者村を通過して、西登山道入口から登山開始。最初は平坦な道で楽々だな〜なんて思ってたのも束の間…
すぐに登りになりました。木の根っこと湿った泥で滑る滑る。気温はそんなに高くないはずなんだけど、ガスガスで湿度が高くて、汗が噴き出してきました。しばらく登って行くと萱ノ宮が見えてきました。すでに休憩したかったけど、座れそうな場所がない上に小さい羽虫がいっぱい顔の周りにまとわりついてきてとにかくウザくて、とても立ち止まれる状況じゃなかったです。
木の根っこが蔓延る斜面を登って行きました。風がなくて蒸し暑い上に、何だか体調がイマイチでカラダが重くて、予想以上にキツかった…
ヘビイチゴかな…?このアタリにはほとんどお花はなし。
ガスってる時の樹林帯は幻想的で好きなんだけど、この蒸し暑さだけは勘弁して欲しい(泣)
羽虫がいっぱい寄って来るけど、手で払いながらちょくちょく立ち休みして登って行くと少し開けました。このアタリはぬちゃぬちゃゾーン。
ちょっと平坦なところを過ぎると岩場に突入~
大きな岩がゴロゴロするところを登って行きました。このアタリから少し羽虫が少なくなってきたかな。
とにかく無心に登り続けると急に開けて、大きな岩がいくつか転がってるところに出ました。虫もいなくなったので、ここぞとばかりにザックを置いて休憩することに。登山口で会ったオジサンもいたのでおしゃべりしながら一緒に休憩しました。休憩したところに咲いてた(?)、糸がグルグル巻きになってるオヤマボクチがカワイかった~♡
相変わらずガスガスで何も見えなかったけど、ここまで来ちゃったからとにかくサクッとピーク踏んで下山しよって決めて歩き続けました。樹林帯にはほとんどお花はなかったけど、このアタリからは平坦になって少しお花もあって、お散歩気分で歩けました。
ウスゲヤナギランがしっぽりと咲いてました…
このお花はなんだろ…?
ガスガスでもトリカブトはいつも通りの鮮やかさ…
オトギリソウ…
高いところにもお花が咲いてました~
オヤマリンドウ…かな?前日の高妻山にもたくさん咲いてました。
お花たちに夢中になってたら、少しずつ明るくなってきて青空が…♪
草の中に仏像的なものを発見…
再び薄っすらガスってきちゃったものの、お日さまはすぐそこにある感じだったので、もしかしたらまた青空が見えるかもって思いながら歩いてました。
タムラソウ…かな?
たわわなトリカブト(笑)
一番メジャーな南登山道の分岐を過ぎるとまた登りになってきました。南登山道からはヒトがワサワサ登って来るかと思ってたのに、このお天気のせいか1人しか見かけませんでした…
お花なのかな~?
ツルフジバカマ…
咲き始めてるオヤマボクチ…
まだハクサンフウロも咲いてました。
飯縄神社の鳥居の前まで登ると緩やかで歩きやすい道になりました。
お花が終わって実になってる…何だかさっぱりわからないけど(笑)
いつの間にかガスは薄くなってきていて、だんだん明るさが増してきました…
気持ちいいな~なんて思ってたら、急に広場みたいな開けた場所に出ました。山頂にはまだ早いなーと思ったけど、飯縄山の南峰だったみたいです。飯縄山山頂まであと10分の標識と晴れ間が出てきた空に背中を押されて北峰の山頂に向かいました。
さっきまでどんよりしてた空がどんどん青空になってく…
キタ―――!!!待望のスッキリ青空です。山頂はすぐそこ。自然と足が早くなりました(笑)
振り返ってみるとさっきまでいた南峰やその後ろの方までだんだん見えるようになってきてました。
だだっ広い山頂に着くとさっきのオジサンが1人だけ。地元で人気のお山って何かで見たからヒトがいっぱいいるの想像してたのに、すごーく静かな山頂でした。
風がかなり強かったけど、そのおかげで雲は飛ばされてくれたみたい。“うわっ♡富士山がみえてる~!”っておもったけど、富士山にしては近すぎる気が…
コレです!コレ!蓼科山かな?
しばらく待ってみたけど、戸隠連峰方面は相変わらず雲に覆われてて見えなくてちょっと残念でした。
あんまりにもいい眺めだったからのんびりしたかったけど、帰路も長いので下山することにしました。体調もイマイチだったし(汗)。オジサンはピストンするって言ってたけど、自分は予定通り瑪瑙山を経由することにしました。まずは激下り…朝の雨とガスのおかげでなかなか滑る手強い道でした。
ミヤマコゴメグサ…
目の前に瑪瑙山らしきモノが見えてからもひたすら下って、下りきったところからはしばらく平坦なところを歩いて行きました。振り帰ると飯縄山はガスに覆われてるように見えました。山頂部分だけぽっかり晴れてたりするのかもだけど。
真っ赤な実…ズミかな?
何かの綿毛…
ハナニガナ…夏の初めからアチコチでみかけたけど、まだ咲いてました。
瑪瑙山への登り返し。登り返しかぁ…って思ったけど、かなりゆるーく登っていく感じだったので全く苦なく登って行けました。
そんなに標高高くないのに、少しだけ葉っぱが色づいてました。紅葉の季節が待ち遠しいな~
登りきったところが分岐になってて、右に少し進むと瑪瑙山の標識がありました。飯縄山ですら2人きりだったんだし、こんなところに誰もいないだろーと思ってたのにカップルが1組居たのが意外でした。
あとは駐車場まで下るだけ〜。とりあえずは草がボーボーに生えたゲレンデを下りました。目の前には戸隠連峰が見えてなかなかいい眺め。上の方はちょっと雲に隠れちゃってたけど、誰もいない芝生の上に座り込んでしばらくボーっと眺めちゃいました。
ゲレンデにはこんなお花畑チックなところもありました。ゲレンデの下りなんてつまんないって思ってたけど、何気にテンションが上がりました(笑)
これは何の綿毛だろ~?たくさんフワフワしてました。不思議なカタチ…
こっちはドーム型のフワフワ。この葉っぱの感じだとヨツバヒヨドリかしら?
小さいピンク色のお花がたくさん咲いてました。
ゲレンデの途中からは樹林帯に入って下って、さらに下って行きました。たまにぬかるんでるところはあったものの、そんなに急でもなく下りやすい道でした。トレランの大会に使われてるくらいだからね~
キノコ…
ココにも咲いてました!オオシラヒゲソウ…
えっと、このお花は…
最後は水路と並行した平坦な道のダラダラ歩き…。水が流れてて、日影だったからかそんなに暑さは感じませんでした。
水路脇にはオオシラヒゲソウがたくさん咲いてました~♡
クサフジ…かな?
樹林帯を抜けて、中社ゲレンデのススキをかき分けて駐車場に戻ってきました。お山の方は雲がかかってたけど、下界はすっかり晴れてめちゃくちゃ暑くなってました。帰りは長野市内を通過するのに少し時間かかったけど、上信越道〜関越道〜圏央道は渋滞することもなく順調に帰って来れました。
ずーっとガスの中を歩かなくちゃいけないのかって諦めてたけど、少しでも晴れ間があったのでよかったです(笑)。きっとお天気のいい時に登ったら、また違う印象のお山になるのかもしれないです。広い山頂でのんびりランチとかもいいな~。小学生が遠足に来たりするって聞いたから、高尾山みたいな感じかな~ってお散歩気分で登り始めたけど、ボチボチ急な登りだったり、大きな岩がゴロゴロしてたりして、そこそこ登りごたえはあると思います。基本的にはトレラン大会のコースなので歩きやすいところばかりだったけど。ちなみに、結局、お山の中で会ったのはたった5人…。とても、静かなお山を堪能できました。
次に登るとしたら、王道の南登山道からのピストンかなー。雪の時期に登って見るのもいーかも♪
2016年9月3日 高妻山(日帰り?)
高妻山登山者用P〜戸隠キャンプ場〜戸隠牧場〜一不動避難小屋〜二釈迦〜三文殊〜四普賢〜五地蔵〜五地蔵山頂〜六弥勒〜七薬師〜八観音〜九勢至〜十阿弥陀〜高妻山頂〜十阿弥陀〜九勢至〜八観音〜七薬師〜六弥勒〜弥勒尾根〜戸隠牧場〜戸隠キャンプ場〜高妻山登山者用P
今週こそは南アルプスへ…1泊2日だから白峰三山は無理でも、北岳〜間ノ岳に行きたいなって思ってたのに、またしてもお天気が微妙。北岳は、確実にいいお天気の時に行きたいから潔く諦めて、晴れマークのついてる新潟にできるだけ近い方がいいかな?ということで、高妻山にソロで行ってきました!なかなかハードだよってお仲間さんから聞いてたんだけど…
お仕事から帰ってすぐに支度して、関越道と上信越道で戸隠キャンプ場を目指しました。途中、ガスったり雨がパラついたりして“大丈夫かな…”って心配になりながらも天気予報を信じてアクセルを踏み続けました。お花の時期は終わってるし、紅葉の時期には全然早いのに、登山者用の駐車場にはけっこう車が停まってました。仮眠して目が覚めると早くも出発してるヒト達がたくさんいたので、自分もつられるように準備して出発~。雲は出てるものの晴れてる中、まずはキャンプ場から牧場へと歩いて行きました。
最初はお散歩みたいに歩いて行けちゃったから、“いつからキツくなって来るんだろ?”ってちょっとドキドキ。
こんなカワイイお花が咲いてました~♡去年、黒姫山でも見たような気がするんだけど、なんてゆーお花だったっけ?アケボノソウかな?
沢沿いの道をユルユルと登って行きました。9月に入ってそろそろ涼しくなってるかな?と思って期待して来たけど、登り始めるとまだまだ暑かったです。
夏ほどではないけど、他のお花もちょこちょこ咲いてました。アザミとか…
シラネニンジン?ハクサンボウフウ??
トモエシオガマ…
このフサフサした繊細な花は一体ナニ?!って調べてみたらオオシラヒゲソウってゆーお花でした。初めて見たけど、コレの小さいヤツ(シラヒゲソウ)は丹沢とかにも咲いてるみたいです。
見慣れたトリカブト。相変わらず鮮やかな紫色だな~
こんな感じの草ボーボーのところもあったりして、何回か小さな沢を渡渉しながら登って行きました。
これはなんだろー?
白いビラビラのキノコ…
しばらくするとちょっと急になって、石ゴロの沢を登って行く感じになりました。上の方は何やら渋滞している模様…
と思ったら、よくブログなんかで見る滑滝に出ました。みなさん、ここの鎖待ちをしてたみたいです。あんまり濡れてなかったから滑らなかったけど、濡れてたら確かにかなり滑りそう。滑ってるヒトは見かけなかったけど、一応、鎖を持って登りました。
滑滝の後も石ゴロの沢筋をグイグイ登って行きました。
ダイモンジソウ…
石ゴロを登りつめると、目の前にちょっとした帯岩が登場。垂直気味でツルっとした感じだったけど、鎖もついてるし、ちゃんとステップもありました。ここを登るとトラバースが始まるんだけど、すでにトラバース部分に入ってた前のオジサンがめちゃめちゃへっぴり腰だったから“どんだけコワイんだろ???”って感じでした。
実際にトラバース部分に立ってみるとかなり足場は広かったので、高所恐怖症の自分でも全くコワイと思うことなく、鎖を掴まずにスタスタと歩けちゃいました。
後半部分は少し足場が狭くなるので、念のため鎖を持った方がいいかも?
トラバースしてる途中に見つけたお花…終わりかけのイワインチンかな?そうそう、ここにもオオシラヒゲソウが咲いてました。
トラバースが終わると目の前に不動滝がありました。ここに来るまでもちょこちょこ小さい滝はあったけど、不動滝は小さいながらも形のキレイな滝でした。
“さて、登り再開~”と思ったら、予想外の鎖場登場。鎖場は滑滝と帯岩のところだけと思ってました。しかも、実はイチバン厄介だったのが、ここの鎖場。高さは全然ないんだけど、最初に足をかける場所がなかなかみつからず(汗)。あるにはあるけどけっこう高い位置だったので、しかたなく腕力使って登りました。ふぅ…
トラバース部分を振り返ってみました。後ろのオジサンも自分と同じく鎖を使わずスタス歩いて来てました。
その後の岩ゴロの登りがなかなかキツカッタ…。かなり暑かったし。
しばらく岩ゴロを登って行くとだんだん石が小さくなってきて、両脇が笹の平坦なところに出て、ヒトの声が聞こえてきたな~と思ったら一不動避難小屋に着きました。座って休憩しよーと思ったんだけど、少し風が出てきたらかなり汗かいてたからちょっと寒くて、チョコバーを手に持ったまますぐに歩き出しました。
避難小屋から少し歩いたところを左に少し入ったところに仏像的なものがありました。
ミヤマママコナはアチコチにたくさん咲いてました。
リンドウもたくさん。ほとんどが蕾だったけど。
樹林帯を登って行くと目の前が開けて二釈迦に着きました。けっこう登った気がするのに、まだ“二”だったんだよね…
行く先に見えたのは五地蔵山かな?
二釈迦から少し歩くと高妻山がよく見える場所がありました。この時はこんなに快晴で“ラッキー♪”って思ってたんだけどね。
ミヤマコゴメグサもチラホラ咲いてました。岩場にもしっかり咲いてて、可憐だけど力強い感じ。
見晴らしのいい平坦な道と登りの樹林帯を出たり入ったり。ちょっとした岩場なんかもありました。
ほどなく三文殊に到着。二釈迦からここまではけっこうあっとゆー間でした。せっかく登ったのにここから軽く下ります…
ヤマハハコ…
これは何だろ?お花じゃないかな?
早くも色づいてるナナカマドの葉っぱ。真っ赤な葉っぱも綺麗だけど、色づきかけてる感じもいいですね~♪
振り返ると戸隠山方面。ちょっとコワイけど、いつかは登ってみたいな…
タムラソウが元気に咲いてました~
登り返して四普賢に着きました。アップダウンの繰り返しがキツイって聞いてたけど、このアタリまではキツイところは特になし。
これは何だろ?お花じゃないね…
四普賢からユルユル登って行くと五地蔵に到着。ここは何だか標識が立派でした。ちょっと広場みたいになってたし。でも、日なたでめちゃくちゃ暑かったから休憩せずにそのまま進みました。
五地蔵の少し先に登山道からそれて五地蔵山への案内がありました。さっきのところも“五地蔵山頂”って書いてあった気がしたけど…
行ってみると五地蔵山の標識がありました。どっちが山頂なの??まぁ、どっちもピークっぽくなかったからどっちでもいーかって感じだったけど(笑)。ここもちょっとしたスペースがあって、見晴らしもよかったけどやっぱり暑くて休憩は断念。一不動はあんなに寒かったのに…。ちなみに、明日行く予定の飯縄山は裾野しか見えず、ずっとガスがかかってました。
コロンとした実をつけたシラタマノキ…。去年、黒姫山でもたくさん見たなぁ。
再びユルユルと登って行くと六弥勒に着きました。広いスペースはなかったけど、日影だったのでちょっとだけ休憩しました。もう“六”なんだけど、数字的には半分過ぎてたんだけど、地図を見た感じだとここからが長そうだったから…
これから向かう山頂が正面に見えるようになりました。でも、ここから一度、激下るのでしばらく山頂とはお別れでした。
火打山&妙高山もすっきり晴れてそうでした。また行きたいお山たちだけど、水を担がないといけないのがツライんだよね…
オトギリソウ…
こんな感じで激下りました…。けっこう登ってきてたのにモッタイナイ(泣)
ちょっとだけ登り返すと七薬師でした。まだまだここから下って行きました…
お花が開いたリンドウ…
下りきると再び登りになって、こんな感じの岩場も出てきました。
途中、北アルプスも見えました~♪でも、雲が多過ぎて写真だと…(汗)
ジワジワ登って八観音に到着。このアタリはところどころぬかるんでるところもあったりました。
左を見ると歩いて来たところとその先に続く戸隠山方面が見えました。どっからどこまでが何なのかは全くわからなかったけど。
真っ赤っかなオオカメノキを発見~♪後ろの葉っぱはまだ青々としてるけど、着実に秋が近付いてる感じでした。
また少し下って登り返すと九勢至に到着。ここからは山頂が目の前に見えました。近いよーな、遠いよーな複雑な感じ(汗)。そして、さっきまでスッキリ晴れてたのに、いつの間にかガスがかかってました…
この笹の間を歩いてくところが日影がなくなってめちゃくちゃ暑かった…。目の前に急登も見えててグッタリだったし。
休憩がてら振り返ると、黒姫山とさっきまでガスガスだった飯縄山がしっかりと姿を現してました。
笹原が終わると岩場に突入しました。石とか岩が多いらしく、落石注意の看板がありました。
けっこうな急斜面なのでこんな感じでロープが垂れてるところもありました。登りは必要ないけど、下りはあったら安心って感じです。それにしても、なかなかの登りだったな…
再びこんな感じの岩っぽいところを攀じ登り…
ロープの垂れた急斜面を登って行きました。下るのに難儀してるヒトも見かけました。下り苦手なヒトは大変だろーな。
急斜面が終っても、まだまだ登りは続きました。風もなくて暑かったし、けっこう疲れてきてたので“早く山頂に着かないかな…”って感じでした。
休み休み登って行くと、少しず傾斜が緩くなってきて平坦に近くなりました。
お花の色も濃いし、葉っぱの色も違うけど、これもミヤマママコナかな?
大岩がゴロゴロしたところに入ると遂に十阿弥陀に到着!とゆーことは山頂まであとちょっと。でも、あいにくアタリにはガスが出始めてて…
ヒトが立ってるところが山頂かな?山頂付近は何とか青空が見えてたから、期待して登って行ったんだけど…
ホンノちょっとの間にガスガスになっちゃいました。ランチしながら待ってみたけど、ガスが晴れる気配はなかったので残念だけど下山することにしました。ガスった中でのランチはちょっと寒かったけど、風を避けて狭いところで隣に座ったご夫婦と楽しくおしゃべりさせていただきました~
とゆーことで来た道をとにかく戻りました。激下りです。
今から戻る稜線が見えました。ここから見るとなだらかでいい感じの道に見えるんだけど…。まあ、この急斜面に比べたら、かなりなだらかなのは間違いないかも(笑)
石ゴロのところもどんどん下って行きました。急な分、下るのはあっとゆー間でした。
これは何?
ゴゼンタチバナの真っ赤な実がいっぱい♪
下って、登って、下って、登ってを繰り返して…六弥勒に戻ってきました。かなり疲れてたので、ちょっとした登りでも“もー登りたくないな”って感じでした(苦笑)。弥勒尾根を下り始めると目の前には黒姫山が…
そして、向きが変わると翌日登る予定の飯縄山。標高はないけど、どっしりとしてカッコイイお山です。
こんな感じの急なところをどんどん下りました。笹の切りっぱなしがけっこう滑りやすかったり…
鎖が垂れてるところも何ヶ所かありました。何度か転んだってレコを見たことがあったので新しくついたのかな?
もー下り飽きたよーってくらいにずーっと下っていくとブナ仙人に出会いました(笑)
樹林帯の中の平坦な道になるとすぐに牧場に出ました。はぁ~、よく歩いたわ(笑)
牧場からキャンプ場まで惰性でダラダラ歩いて、キャンプ場でファンタを買って一気飲み。そばソフトを食べよーと思ってたのに、ファンタを飲んだらカラダが冷えて食べれませんでした。その後、駐車場まで戻って、翌日登る予定の飯縄山の登山口がある中社ゲレンデの駐車場に移動しました。夕方にはこのアタリのお店はほとんど閉まっちゃうけど、駐車場の近くのお蕎麦屋さんがまだやってたので、そこで夜ゴハンにしました。そばだんごやデザートをサービスしてもらって大満足。駐車場には更衣室付きの綺麗なトイレがあって、静かで車中泊には最適だったけど、自分以外誰もいないとゆー予想外の展開でちょっと寂しかったです(苦笑)
紅葉の時期に来たいな~と思いながらもフライングして登っちゃった高妻山だったけど、おかげで比較的空いててよかったと思います。山頂でガスっちゃったのはかなり残念だったけど(涙)。二度と登りたくないくらいにキツイってレコやブログを見たことがあるけど、そこまでキツくはないかも…?でも、カメ足、登り苦手な自分にとってはハードな山行だったことは間違いないけどね。
次に登るなら、やっぱり紅葉の時期かなぁ。お花か紅葉があれば気が紛れるし、また違う気持ちで登れる気がしまーす!